JP2017173852A - 導電性ローラ及びその製造方法並びに画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
Description
このような画像形成装置は、現像剤(トナー)を搬送するトナー搬送部を備えている。トナー搬送部は、トナーに接触して搬送するほかにも、トナーを受け取り、加熱溶融させることもある。このようなトナー搬送部は、その機能等に応じて、各種の導電性ローラ、例えば、現像ローラ、クリーニングローラ、帯電ローラ、転写ローラ等を備えている。
しかし、ウレタンコート層の表面はベタつき(粘着性ともいう)があり、トナーを強く付着させる。表面の粘着性は、トナーを付着させる点では望ましいものの、トナーを脱離して他の部材に供給する点では望ましくない。例えば、トナーを強く付着する分、トナーが脱離しにくく、必要量のトナーを供給できない。すなわち、トナー搬送性が低下する。また、トナーが脱離せず、必要以上のトナーが表面に堆積しやすくなる。
また、高品質な画像を長期間にわたって形成できる画像形成装置を提供することを、課題とする。
(1)導電性シリコーン弾性層の外周に設けられたウレタンコート層に、シリカ微粒子を形成して該ウレタンコート層の表面に付着させる表面処理を施すことを特徴とする導電性ローラの製造方法。
(2)前記表面処理が、シラン化合物を含有する燃料ガスの火炎を前記表面に当てるイトロ処理であることを特徴とする(1)に記載の導電性ローラの製造方法。
(3)前記表面処理が、プラズマコーティング処理であることを特徴とする(1)に記載の導電性ローラの製造方法。
(4)軸体の外周に導電性シリコーン弾性層を形成し、該導電性シリコーン弾性層の外周にウレタンコート層を設けることを特徴とする(1)〜(3)のいずれか1項に記載の導電性ローラの製造方法。
(5)(1)〜(4)のいずれか1項に記載の導電性ローラの製造方法により製造された導電性ローラであって、表面にシリカ微粒子が付着したシリカ付着層を有し、該シリカ付着層の表面積に対する該シリカ微粒子の表面積の割合が10%〜60%であることを特徴とする導電性ローラ。
(6)(1)〜(4)のいずれか1項に記載の導電性ローラの製造方法により製造された導電性ローラであって、表面にシリカ微粒子が付着したシリカ付着層を有し、該シリカ付着層の表面を元素分析したときの、全元素に対する該シリカ微粒子の割合が0.5〜18モル%であることを特徴とする導電性ローラ。
(7)(5)又は(6)に記載の導電性ローラを備えた画像形成装置。
本発明の導電性ローラの一例である現像ローラは、図1に示されるように、軸体2と導電性シリコーン弾性層3とシリカ付着層4とを備えている。
軸体2は、例えば、鉄、アルミニウム、ステンレス鋼、真鍮等で構成された所謂「芯金」であり、良好な導電特性を有している。軸体は熱可塑性樹脂又は熱硬化性樹脂等の絶縁性芯体にメッキを施して導電化した軸体であってもよいが、金属で形成された、高伝導性のものが好ましい。
導電性シリコーン弾性層3は、発泡ゴムからなる発泡層であってもよいが、厚み精度が優れる点で、中実な層であるのが好ましい。なお、本発明において「中実」とは、内部に中空部が存在しない場合に加えて、例えば0.1個/mm2以下の中空部が存在する場合をも包含する。
シリカ付着層4は、表面にシリカ微粒子が点在状に付着している。シリカ微粒子の粒径は、特に限定されないが、好ましくはレーザー顕微鏡では確認できない程度の微粒子であり、例えば、ナノ粒子が凝集したマイクロメータオーダーの微粒子である。このような微粒子であるとトナー搬送性及び脱離性が優れる。
面積比率は、好ましくは15〜45%である、さらに好ましくは20〜40%である。面積比率が上記範囲内にあると、トナー付着力を適度に低下させて、トナーの付着量とトナーの脱離性をバランスよく両立できる。
シリカ付着層4の表面を電子顕微鏡により、例えば倍率2500倍で、観察し、表面の二次元画像を得る。この表面画像を二値化(条件:ソフトにより2値化、しきい値は自動調整にて設定。)して、シリカ付着層のピクセル数を範囲内の全ピクセル数で除した値を、シリカ付着層4の面積比率とする。
モル比率は、好ましくは0.8〜10モル%である、さらに好ましくは1.0〜8モル%である。モル比率が上記範囲内にあると、トナー付着力を適度に低下させて、トナーの付着量とトナーの脱離性をバランスよく両立できる。
すなわち二値化された画像より、しきい値を決め白の黒の画像に振り分ける。全画素数に対する白の画素の割合を求める。
なお、「表面」とは、シリカ付着層の深さ10nm〜2μmまでの表層をいう。
本発明の製造方法を、現像ローラ1を例にして、説明する。
導電性シリコーン弾性層3を形成するシリコーンゴム組成物は、オルガノポリシロキサン及び導電性付与剤を含有するシリコーンゴム組成物であれば、特に制限されない。
シリコーンゴム組成物は、各種の添加剤を含有していてもよい。このような添加剤としては、例えば、鎖延長剤及び架橋剤等の助剤、触媒、分散剤、発泡剤、老化防止剤、酸化防止剤、充填材、顔料、着色剤、加工助剤、軟化剤、可塑剤、乳化剤、耐熱性向上剤、難燃性向上剤、受酸剤、熱伝導性向上剤、離型剤、溶剤等が挙げられる。
この付加硬化型液状導電性シリコーンゴム組成物は、特開2008−058622号公報に記載の「付加硬化型液状導電性シリコーンゴム組成物」を用いることができ、これに記載された内容は本明細書に組み込まれる。
この付加硬化型ミラブル導電性シリコーンゴム組成物は、特開2008−058622号公報に記載の「付加硬化型ミラブル導電性シリコーンゴム組成物」を用いることができ、これに記載された内容は本明細書に組み込まれる。
この付加反応型発泡シリコーンゴム組成物は、特開2008−076751号公報に記載の「付加反応型発泡シリコーンゴム組成物」を用いることができ、これに記載された内容は本明細書に組み込まれる。
ウレタンコート層を形成する樹脂組成物は、ウレタン樹脂を形成する前駆体と、所望により導電性付与剤と、所望により各種添加剤とを含有する。
ポリエステルウレタン樹脂を形成する前駆体であるウレタン調製成分は、ポリエステルウレタン樹脂を形成できればよく、例えば、ポリエステルポリオールとイソシアネートとの混合物が挙げられる。
ポリエステルポリオールは、1種又は2種以上を使用できる。
ポリイソシアネートは、1種又は2種以上を使用できる。
このようにして塗工された樹脂組成物を硬化する方法は、樹脂組成物の硬化等に必要な熱又は水分を加えられる方法であればよく、例えば、樹脂組成物が塗工された導電性シリコーン弾性層3等を加熱器で加熱する方法、樹脂組成物が塗工された導電性シリコーン弾性層3等を高湿度下に静置する方法等が挙げられる。樹脂組成物を加熱硬化させる際の加熱温度は、例えば、100〜200℃、特に120〜160℃、加熱時間は10〜120分間、特に30〜60分間であるのが好ましい。
なお、塗工に代えて、樹脂組成物を導電性シリコーン弾性層3又はプライマー層の外周面に、押出成形、プレス成形、インジェクション成形等の公知の成形方法によって、積層すると共に、又は、積層した後に、積層された樹脂組成物を硬化させる方法等が採用されることができる。
この表面処理は、シリカ微粒子を形成して、ウレタンコート層の表面に付着させる処理であれば、特に限定されない。この処理は、ウレタンコート層のウレタン樹脂を改質し、シリカ微粒子の形成を可能とする処理が好ましい。例えば、シラン化合物を含有する燃料ガスの火炎(酸化火炎)をウレタンコート層の表面に当てるフレーム処理を行った後にイトロ処理を行うことや、プラズマ処理後のプラズマコーティング処理が挙げられる。
シラン化合物は、ケイ素原子を含み、二酸化ケイ素を形成できるものであれば特に限定されず、好ましくは有機ケイ素化合物が挙げられる。有機ケイ素化合物としては、例えば、ヘキサメチルジシロキサン、ヘキサメチルジシラン、ヘキサメチルジシラザン、アルコキシシラン(メチルトリメトキシシラン、ジメチルジメトキシシラン、フェニルトリメトキシシラン、メチルトリエトキシシラン、ジメチルジエトキシシラン、フェニルトリエトキシシラン、n−プロピルトリメトキシシラン、n−プロピルトリエトキシシラン、ヘキシルトリメトキシシラン、ヘキシルトリエトキシシラン、オクチルトリエトキシシラン、デシルトリメトキシシラン、1,6−ビス(トリメトキシシリル)ヘキサン、トリフルオロプロピルトリメトキシシラン)等が挙げられる。
なかでも、ヘキサメチルジシラン、ヘキサメチルジシロキサンやヘキサメチルジシラザンが好ましい。
イトロ処理条件は、ウレタンコート層の表面積、形成するシリカ微粒子量等に応じて一義的には定められないが、例えば、バーナーの有効幅を処理対象物の有効幅にあわせてバーナーを作成し、バーナーから処理対象物までの距離を10〜100mm、好ましくは40mmとし、処理対象物の回転速度を10〜1500rpm、好ましくは300rpm、処理対象物の搬送速度0.1〜4m/min、好ましくは1m/minに、それぞれ、設定できる。
また、シラン化合物の流量(使用量)は0〜3L/min、好ましくは1.8L/min、LPGの流量(使用量)は0〜5L/min、好ましくは3.5L/min、エアの流量(使用量)は20〜200L/min、好ましくは100L/minに、それぞれ、設定できる。
なお、本発明の製造方法において、イトロ処理装置は、処理対象物を回転させ、バーナーが移動可能なものを用いることもできる。なお、接着力をより強固にするため、処理対象物の表面を最初に酸化火炎処理を行った後、イトロ処理を行ってもよい。
プラズマコーティング処理に用いる原料は、イトロ処理と同様の材料を用いる。
また、シラン化合物の流量(使用量)は0〜1mL/min、好ましくは0.15mL/min、空気の流量(使用量)は0〜20L/min、好ましくは5L/min、に、それぞれ、設定できる。
このようにして、現像ローラ1が製造される。
また、粒径が小さなシリカ微粒子は、シリカ付着層内に存在するのではなく、表面に付着しており、層内に含有する場合と比較して、現像ローラ1自体の硬度の上昇を抑えることができる。したがって、現像ローラ1と被当接体との接触面積が大きくなり、転写効率、帯電効率又は現像効率等が改善される。また、感光体等の被当接体に機械的ダメージを与えるおそれが低減される。
しかも、シリカ微粒子はシリカ付着層4に強固に付着しているため、アルコールでシリカ付着層4を拭いてもシリカ微粒子が脱落することもなく、最終組立工程までのハンドリング性にも優れる。
また、ウレタンコート層の表面を均一に表面処理することができる。
さらに、上記表面処理は、簡便な方法であり、工程管理もしやすく、また歩留まりも低く抑えられる。したがって、導電性ローラを廉価に製造することができる。
画像形成装置10は、各色の現像ユニットB、C、M及びYに装備された複数の像担持体11B、11C、11M及び11Yを転写搬送ベルト6上に直列に配置したタンデム型カラー画像形成装置であり、現像ユニットB、C、M及びYが転写搬送ベルト6上に直列に配置されている。現像ユニットBは、像担持体11B例えば感光体(感光ドラムとも称される。)と、帯電手段12B例えば帯電ローラと、露光手段13Bと、現像装置20Bと、転写搬送ベルト6を介して像担持体11Bに当接する転写手段14B例えば転写ローラと、クリーニング手段15Bとを備えている。
図1に示される現像ローラ1を以下のようにして製造した。
無電解ニッケルメッキ処理が施された軸体2(SUM22製、直径10mm、長さ275mm)をエタノールで洗浄し、その表面にシリコーン系プライマー(商品名「プライマーNo.16」、信越化学工業社製)を塗布した。プライマー処理した軸体2を、ギヤオーブンを用いて、150℃の温度にて10分焼成処理した後、常温にて30分以上冷却し、軸体2の表面にプライマー層を形成した。
すなわち、両末端がジメチルビニルシロキシ基で封鎖されたジメチルポリシロキサン(D)(重合度300)100質量部、BET比表面積が110m2/gである疎水化処理されたヒュームドシリカ(日本アエロジル社製、R−972)1質量部、平均粒径6μm、嵩密度が0.25g/cm3である珪藻土(F)(オプライトW−3005S、北秋珪藻土社製)40質量部、アセチレンブラック(G)(デンカブラックHS−100、電気化学工業社製)5質量部、及び金属ケイ素30質量部をプラネタリーミキサーに入れ、30分撹拌した後、3本ロールに1回通した。これを再度プラネタリーミキサーに戻し、架橋剤として、両末端及び側鎖にSi−H基を有するメチルハイドロジェンポリシロキサン(E)(重合度17、Si−H量0.0060mol/g)2.1質量部、反応制御剤としてエチニルシクロヘキサノール0.1質量部、及び、白金触媒(H)(Pt濃度1%)0.1部を添加し、15分撹拌して混練して、付加硬化型液状導電性シリコーンゴム組成物を調製した。
下記ポリエステルポリオール28質量部(後述するヘキサメチレンジイソシアネートとポリエステルポリオールとのモル比率(NCO/OH=1.1/1)
カーボンブラック(商品名「トーカブラック#5500」、東海カーボン社製)5質量部
シリカ(平均粒径1.5μm、商品名「ACEMATT OK−607」、デグサ社製)4質量部(ポリウレタン調整成分100質量部に対して9.5質量部)
ジブチル錫ジラウレート(商品名「ジ−n-ブチルすずジラウレート」、昭和化学社製)0.03質量部
ヘキサメチレンジイソシアネート(商品名「デュラネートTPA−100」、旭化成社製)14質量部
具体的には、イトロ処理装置において、回転数320rpmのジグに導電ローラをセットし、長手方向にバーナーを4mm/sで移動させ、バーナーから処理対象物までの距離を40mmに、それぞれ、設定した。また、シラン化合物の流量を1.8L/min、LPGの流量の流量を3.5L/min、エアの流量を100L/minに、それぞれ、設定した。イトロ処理装置を作動させて点火し、バーナーから火炎を噴出させて、表面を1回処理し、次にシラン化合物をウレタンコート層の表面に吹き付けた(表面処理温度84℃)。
このようにして、シリカ付着層4を形成した。
上記イトロ処理の条件を表1に示す値に変更したこと以外は実施例1と同様にして図1に示す現像ローラ1を、それぞれ、製造した。
図1に示される現像ローラ1を以下のようにして製造した。
実施例1と同様にして、導電性シリコーン弾性層3の外周にウレタンコート層を形成した。
次いで、プラズマコーティング処理装置(商品名:ULC−CVDコーティング、ACXYS社製)を用いて、ウレタンコート層を表面処理した。
具体的なプラズマ条件は、出力800ワット、空気流量86L/min、ノズルと製品の距離20mm、照射スピード300mm/minで行い、この後、同じ条件でプラズマコーティングを行った。シラン化合物はヘキサメチレンジシランを使用し、流量0.15mL/min、空気流量5L/minの条件でプラズマコーティング装置を作動させ、対象処理物を1回処理した次に、シラン化合物をウレタンコート層の表面に吹き付けた(表面処理温度50℃)。このようにして、シリカ付着層4を形成した。
実施例1と同様にして、軸体2、導電性シリコーン弾性層3及びウレタンコート層を備えた現像ローラを製造した。
ウレタンコート層形成用の樹脂組成物に固形分に対して1%(重量基準)のシリカ(RY50、日本アエロジル社製)を含有させたこと以外は、実施例1と同様にして、導電性シリコーン弾性層3の外周にウレタンコート層を形成した。
製造した現像ローラにおいて、シリカはウレタンコート層内に納まり、表面に現れずシリカ付着層はできなかった。
製造した各現像ローラ1のシリカ付着層について、上記方法により、面積比率(%)及びモル比率(モル%)を測定した。その結果を表1に示す。
なお、実施例1の現像ローラ1のシリカ付着層を電子顕微鏡で観察して得られた電子顕微鏡写真を図3に示す。図3において、点のように見える部分がシリカ微粒子であり、スケールバーとの比較により、シリカ微粒子は1〜2μm程度であることが分かる。
製造した各現像ローラ1それぞれを、市販のプリンター(商品名「C610dn」、沖データ社製)の現像カートリッジに、現像ローラとしてセットし、23℃55%の条件で、ベタ画像を形成し、印字評価を確認した。2000枚印刷後のフィルミング状況と、画像品質(ベタ印字の初期印字形成部分と終期印字形成部分との濃度段差率)を評価した。
フィルミング評価については、転写したトナーの重さで下記基準により評価した。結果を表1に示す。
○:0〜0.003mg
△:0.004〜0.006mg
×:0.007mg以上
○:96〜100%
△:92〜95%
×:91%以下
なお、濃度測定にはX−Rite社製のX−Rite500分光濃度計を使用した。
2 軸体
3 導電性シリコーン弾性層
4 シリカ付着層
6 転写搬送ベルト
10 画像形成装置
11B、11C、11M、11Y 像担持体
12B、12C、12M、12Y 帯電手段
13B、13C、13M、13Y 露光手段
14B、14C、14M、14Y 転写手段
15B、15C、15M、15Y クリーニング手段
16 記録体
20 現像装置
21B、21C、21M、21Y、34 筐体
22B、22C、22M、22Y 現像剤
23B、23C、23M、23Y 現像剤担持体
24B、24C、24M、24Y 現像剤規制部材
30 定着手段
31 定着ローラ
32 加圧ローラ
33 無端ベルト支持ローラ
35 開口部
36 無端ベルト
41 カセット
42 支持ローラ
B、C、M、Y 現像ユニット
Claims (7)
- 導電性シリコーン弾性層の外周に設けられたウレタンコート層に、シリカ微粒子を形成して該ウレタンコート層の表面に付着させる表面処理を施すことを特徴とする導電性ローラの製造方法。
- 前記表面処理が、シラン化合物を含有する燃料ガスの火炎を前記表面に当てるイトロ処理であることを特徴とする請求項1に記載の導電性ローラの製造方法。
- 前記表面処理が、プラズマコーティング処理であることを特徴とする請求項1に記載の導電性ローラの製造方法。
- 軸体の外周に導電性シリコーン弾性層を形成し、該導電性シリコーン弾性層の外周にウレタンコート層を設けることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の導電性ローラの製造方法。
- 請求項1〜4のいずれか1項に記載の導電性ローラの製造方法により製造された導電性ローラであって、表面にシリカ微粒子が付着したシリカ付着層を有し、該シリカ付着層の表面積に対する該シリカ微粒子の表面積の割合が10〜60%であることを特徴とする導電性ローラ。
- 請求項1〜4のいずれか1項に記載の導電性ローラの製造方法により製造された導電性ローラであって、表面にシリカ微粒子が付着したシリカ付着層を有し、該シリカ付着層の表面を元素分析したときの、全元素に対する該シリカ微粒子の割合が0.5〜18モル%であることを特徴とする導電性ローラ。
- 請求項5又は6に記載の導電性ローラを備えた画像形成装置。
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