JP2017173050A - 赤外線検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】感度の低下を抑制しつつ検知エリアをより広げることが可能な赤外線検出装置を提供する。
【解決手段】赤外線検出装置100は、赤外線検出素子2と、マルチレンズ30と、を備え、第1ミラー部4と、第2ミラー部5と、を更に備える。第1ミラー部4は、赤外線検出素子2とマルチレンズ30との間において赤外線検出素子2の上方に配置され、マルチレンズ30を通過しかつ赤外線検出素子2に直接入射しない赤外線の一部を反射する。第2ミラー部5は、赤外線検出素子2とマルチレンズ30との間において赤外線検出素子2の下方に配置され、第1ミラー部4で反射された赤外線を赤外線検出素子2へ向けて反射する。
【選択図】図1

Description

本発明は、赤外線検出装置に関する。
従来、赤外線検出装置としては、例えば、人体から放射される赤外線を検知することにより、検知エリア内の人の存否を検出する赤外線式人体検知器が知られている(特許文献1)。
特許文献1に記載された赤外線式人体検知器は、人体から放射される赤外線を検出する赤外線センサと、赤外線センサの受光面の前方で列設された複数個のレンズと、1つの列に並ぶレンズの両端に位置するレンズを通る赤外線のうち赤外線センサの受光面に直接入射しない赤外線の一部を赤外線の受光面に向かって変向させるミラーと、を備える。
特開2000−234955号公報
上述の赤外線式人体検知器では、レンズを通過して赤外線センサへ直接向かう赤外線の一部のミラーにより遮られてしまい、感度が低下してしまう。
赤外線検出装置の分野においては、感度を低下させることなく検知エリアをより広げることが望まれる場合がある。
本発明の目的は、感度の低下を抑制しつつ検知エリアをより広げることが可能な赤外線検出装置を提供することにある。
本発明に係る一態様の赤外線検出装置は、赤外線検出素子と、マルチレンズと、を備える。前記マルチレンズは、各々が前記赤外線検出素子に赤外線を集光する複数のレンズを有する。赤外線検出装置は、第1ミラー部と、第2ミラー部と、を更に備える。前記第1ミラー部は、前記赤外線検出素子と前記マルチレンズとの間において前記赤外線検出素子の上方に配置される。前記第1ミラー部は、前記マルチレンズを通過しかつ前記赤外線検出素子に直接入射しない赤外線の一部を反射する。前記第2ミラー部は、前記赤外線検出素子と前記マルチレンズとの間において前記赤外線検出素子の下方に配置される。前記第2ミラー部は、前記第1ミラー部で反射された赤外線を前記赤外線検出素子へ向けて反射する。
本発明の赤外線検出装置においては、感度の低下を抑制しつつ検知エリアをより広げることが可能となる。
図1は、本発明の一実施形態に係る赤外線検出装置の縦断面図である。 図2は、同上の赤外線検出装置の要部正面図である。 図3Aは、同上の赤外線検出装置の要部を下側から見た斜視図である。図3Bは、同上の赤外線検出装置の要部を上側から見た斜視図である。 図4は、同上の赤外線検出装置の要部を図3Bとは異なる方向から見た斜視図である。 図5Aは、同上の赤外線検出装置における赤外線検出素子の正面図である。図5Bは、図5AのG−G線断面図である。 図6は、同上の赤外線検出装置における赤外線検出素子の受光面の模式的な説明図である。 図7Aは、同上の赤外線検出装置におけるマルチレンズの正面図である。図7Bは、同上の赤外線検出装置におけるマルチレンズの背面図である。 図8Aは、図7AのX−X線断面図である。図8Bは、図7AのY−Y線断面図である。 図9は、同上の赤外線検出装置の要部の横断面図である。 図10は、同上の赤外線検出装置の回路ブロック図である。 図11Aは、同上の赤外線検出装置の要部正面図である。図11Bは、下側から見た横断面図である。 図12は、同上の赤外線検出装置の斜視図である。
下記の実施形態において説明する各図は、模式的な図であり、図中の各構成要素の大きさや厚さそれぞれの比が、必ずしも実際の寸法比を反映しているとは限らない。
(実施形態)
以下では、本実施形態の赤外線検出装置100について、図1〜12に基づいて説明する。
赤外線検出装置100は、赤外線検出素子2と、マルチレンズ30と、を備える。マルチレンズ30は、各々が赤外線検出素子2に赤外線を集光する複数のレンズ31を有する。赤外線検出装置100は、第1ミラー部4と、第2ミラー部5と、を更に備える。第1ミラー部4は、赤外線検出素子2とマルチレンズ30との間において赤外線検出素子2の上方に配置される。第1ミラー部4は、マルチレンズ30を通過しかつ赤外線検出素子2に直接入射しない赤外線の一部を反射する。第2ミラー部5は、赤外線検出素子2とマルチレンズ30との間において赤外線検出素子2の下方に配置される。第2ミラー部5は、第1ミラー部4で反射された赤外線を赤外線検出素子2へ向けて反射する。以上説明した構成の赤外線検出装置100では、感度の低下を抑制しつつ検知エリアをより広げることが可能となる。より詳細には、赤外線検出装置100では、赤外線検出装置100の下方からマルチレンズ30を通過しかつ赤外線検出素子2に直接入射しない赤外線の一部が第1ミラー部4で反射され更に第2ミラー部5で反射されて赤外線検出素子2へ入射する。これにより、赤外線検出装置100は、第1ミラー部4及び第2ミラー部5を備えていない場合に比べて、検知エリアを下方へ、より広げることが可能となる。言い換えれば、赤外線検出装置100は、視野角のうち垂直方向下側の視野角を大きくすることが可能となる。「視野角」とは、赤外線検出装置100の検知エリアの広がり角を意味する。また、赤外線検出装置100では、マルチレンズ30を通過して赤外線検出素子2に直接入射しようとする赤外線が第1ミラー部4及び第2ミラー部5により遮られないので、感度の低下を抑制することが可能となる。
赤外線検出装置100は、赤外線検出素子2が収納されたパッケージ6を備えるのが好ましい。パッケージ6は、赤外線検出素子2の前方に配置されて赤外線を透過する窓材63を備える。マルチレンズ30は、複数のレンズ31の各々を透過した赤外線が窓材63に直接入射するように構成されているのが好ましい。
パッケージ6は、赤外線検出素子2が収納されるパッケージ本体60と、パッケージ本体60における赤外線検出素子2の前方に形成された窓孔601を塞ぐ窓材63と、複数個(例えば、3個)の端子を備える。パッケージ6は、所謂キャンパッケージ(can package)である。キャンパッケージは、メタルパッケージ(metal package)とも呼ばれている。窓材63は、赤外線透過部材である。赤外線透過部材としては、例えば、シリコン基板、ゲルマニウム基板等を用いることができる。赤外線透過部材は、適宜の光学フィルタ膜、反射防止膜等を備えているのが好ましい。
赤外線検出装置100は、例えば、人体から放射される赤外線を検出して人体検知信号を出力する人体検知装置として用いることができる。
赤外線検出装置100は、例えば、図10に示すように、赤外線検出素子2の他に、信号処理回路7を備えているのが好ましい。信号処理回路7は、例えば、増幅回路71と、帯域フィルタ72と、比較回路73と、出力回路74と、を備えているのが好ましい。
信号処理回路7は、増幅回路71と、帯域フィルタ72と、比較回路73と、出力回路74と、が1つのIC素子に集積化されているのが好ましい。赤外線検出装置100では、赤外線検出素子2と信号処理回路7の構成部品(例えば、上述のIC素子)とが実装された基板が、パッケージ6内に収納されているのが好ましい。基板は、例えば、MID(Molded Interconnect Devices)基板、部品内蔵基板、プリント基板等により構成することができる。
増幅回路71は、赤外線検出素子2の出力信号を増幅する回路である。増幅回路71は、例えば、電流電圧変換回路と、電圧増幅回路と、で構成することができる。電流電圧変換回路は、赤外線検出素子2から出力される出力信号である電流信号を電圧信号に変換して出力する回路である。電圧増幅回路は、電流電圧変換回路から出力された電圧信号のうち所定の周波数帯域(例えば、0.1Hz〜10Hz)の電圧信号を増幅して出力する回路である。
帯域フィルタ72は、増幅回路71で増幅された電圧信号から、雑音となる不要な周波数成分を除去するフィルタである。
比較回路73は、増幅回路71で増幅された電圧信号と予め設定された閾値とを比較し電圧信号が閾値を超えたか否かを判断する回路である。比較回路73は、例えば、コンパレータ等を用いて構成することができる。
出力回路74は、比較回路73において電圧信号が閾値を超えたと判断されたときに人体検知信号を出力信号として出す回路である。「人体検知信号」は、一例として一定時間だけハイレベルとなるパルス信号としてある。したがって、出力回路74の出力は、人体検知信号が出力されていないときはローレベルであり、人体検知信号が出力されているときはハイレベルである。
赤外線検出装置100は、信号処理回路7の構成部品がパッケージ6内に収納された例に限らず、信号処理回路7の構成部品の一部もしくは全部がパッケージ6の外で回路基板に実装された構成としてもよい。回路基板は、例えば、プリント基板により構成することができる。
赤外線検出装置100は、例えば、配線器具に適用することができる。配線器具は、例えば、電源端子と、負荷端子と、電源端子と負荷端子との間に接続されたスイッチング素子と、を備え、電源端子と負荷端子との間に、外部回路を接続して使用する埋込型配線器具である。外部回路は、例えば、電源(例えば、商用電源)と制御対象負荷との直列回路である。配線器具は、赤外線検出装置100からの人体検知信号の有無に基づいてスイッチング素子をオン、オフ制御することで、負荷のオン、オフを制御することができる。制御対象負荷としては、例えば、照明負荷、換気扇等が挙げられる。
配線器具は、例えば、制御対象負荷が照明負荷であるとすれば、照明負荷を設置している室内に赤外線検出装置100の検知エリアを設定しておくことによって、室内、廊下、玄関等に人が存在するか存在しないかに応じて照明負荷を点灯、消灯させることが可能になる。床面から配線器具までの高さは、例えば、1.2mである。赤外線検出装置100では、正面方向だけでなく、直近真下にいる人を検知することが可能である。
赤外線検出装置100の各構成要素については、以下に、より詳細に説明する。
赤外線検出素子2は、例えば、図5A、5B及び6に示すように、1枚の焦電体基板23に4個の検出部24が形成されたクワッドタイプの焦電素子である。
赤外線検出素子2は、1枚の焦電体基板23に、4個の検出部24が2×2のアレイ状(マトリクス状)に配列されている。言い換えれば、赤外線検出素子2は、4個の検出部24が2×2のマトリクス状に配列されている。
焦電体基板23の平面視形状は、正方形状である。焦電体基板23は、焦電性を有する基板である。焦電体基板23は、例えば単結晶のLiTaO基板により構成されている。
複数の検出部24それぞれの平面視形状は、正方形状である。赤外線検出素子2では、焦電体基板23の中央部において焦電体基板23の外周線230よりも内側の仮想正方形VR1(図6参照)の4つの角それぞれに検出部24の中心が位置している。
4個の検出部24の各々は、焦電体基板23の表面231に形成された表面電極25と、焦電体基板23の裏面232に形成された裏面電極26と、焦電体基板23において表面電極25と裏面電極26とで挟まれた部分233と、を含むコンデンサである。図5Aでは、4個の検出部24それぞれにおいてマルチレンズ30側に位置する表面電極25の極性を、“+”、“−”の符号で示してある。4個の検出部24それぞれの受光面24aは、表面電極25の表面である。
赤外線検出素子2は、平面視において4個の検出部24の各々の表面電極25を包含する矩形の受光面20(図6参照)を有する。ここで、「矩形」とは、直角四辺形を意味し、長方形及び正方形を含む概念である。図6では、矩形の受光面20として、正方形の受光面20を例示してある。赤外線検出素子2の受光面20は、4個の検出部24それぞれの受光面24aを包含する凸多角形VR2の外周線で囲まれた領域の表面を意味する。図6における凸多角形VR2は、矩形である。赤外線検出素子2の受光面20の中心200を通る法線は、赤外線検出素子2の光軸とみなすことができる。
赤外線検出素子2では、2×2のアレイ状に配列された4個の検出部24のうち矩形の受光面20の第1対角線201に沿った方向に並んでいる2個の検出部24同士が並列接続されている。また、赤外線検出素子2では、矩形の受光面20の第2対角線202に沿った方向に並んでいる2個の検出部24同士が並列接続されている。また、赤外線検出素子2では、行方向に並んでいる2個の検出部24同士が逆並列に接続され、列方向に並んでいる2個の検出部24同士が逆並列に接続されている。本明細書において、「行方向」とは、矩形の受光面20における4辺のうちの1辺に沿った第1方向(図6では、左右方向)を意味する。「列方向」とは、赤外線検出素子2の厚さ方向と第1方向とに直交する第2方向(図6では、上下方向)を意味する。
赤外線検出素子2は、第1対角線201に沿った方向に並んでいる2個の検出部24それぞれの表面電極25の極性が同じである。また、赤外線検出素子2は、行方向に並んでいる2個の検出部24それぞれの表面電極25の極性が互いに異なる。赤外線検出素子2は、列方向に並んでいる2個の検出部24それぞれの表面電極25の極性が互いに異なる。
赤外線検出素子2は、矩形の受光面20の第1対角線201に沿った方向を左右方向として配置されているのが好ましい。この場合、赤外線検出素子2は、図5A及び6に示した状態から受光面20の前方から見て時計回り方向に45°だけ回転させた状態(図2参照)でマルチレンズ30に臨んでいる。
マルチレンズ30は、図5Aに示すように、赤外線検出素子2の前方に配置される。「赤外線検出素子2の前方」とは、赤外線検出素子2の受光面20の中心200を通る法線に沿った方向における前方を意味する。
マルチレンズ30は、複数のレンズ31それぞれの赤外線検出素子2側での焦点が同じ位置となるように設計してあるのが好ましい。図9では、マルチレンズ30を通って赤外線検出素子2に入射する赤外線の進行経路を点線で模式的に示してある。
マルチレンズ30における複数のレンズ31の各々で制御する制御対象の赤外線は、例えば、5μm〜25μmの波長域の赤外線である。
マルチレンズ30の材料は、例えば、ポリエチレンである。より詳細には、マルチレンズ30の材料は、白色顔料又は黒色顔料が添加されたポリエチレンである。白色顔料としては、例えば、二酸化チタン、亜鉛華(酸化亜鉛)等の無機顔料を採用するのが好ましい。黒色顔料としては、例えば、カーボンブラック等の微粒子を採用するのが好ましい。マルチレンズ30は、例えば、成形法により形成することができる。成形法としては、例えば、射出成形法、圧縮成形法等を採用することができる。
マルチレンズ30における複数のレンズ31の各々は、集光レンズであり、凸レンズにより構成されている。ここで、複数のレンズ31の各々は、非球面レンズにより構成されている。複数のレンズ31の各々は、フレネルレンズにより構成されていてもよい。
マルチレンズ30において赤外線が入射する第1面301は、複数のレンズ31それぞれの入射面の一群により構成されている。マルチレンズ30において赤外線が出射する第2面302は、複数のレンズ31それぞれの出射面の一群により構成されている。マルチレンズ30は、複数のレンズ31が上下左右に並んでいる。マルチレンズ30は、一例として、上側において15個のレンズ31が一列に並び、下側において13個のレンズ31が一列に並んでいる。
赤外線検出装置100は、第1ミラー部4と第2ミラー部5とを有する光学部材10を備えている。光学部材10は、例えば、合成樹脂成形品の表面にめっき膜を設けた部材である。合成樹脂成形品の材料は、例えば、ABS樹脂である。めっき膜の材料は、赤外線に対する反射率の高い材料が好ましい。めっき膜の材料は、例えば、アルミニウムであるが、これに限らず、クロム等でもよい。
光学部材10は、筒体部11と、上突片12と、下突片13と、を備える。筒体部11は、パッケージ6を囲む筒状の形状である。上突片12は、筒体部11の軸方向の第1端の上部から軸方向に沿って突出している。下突片13は、筒体部11の第1端の下部から軸方向に沿って突出している。赤外線検出装置100では、パッケージ6が光学部材10に嵌めこまれているのが好ましい。これにより、赤外線検出装置100では、光学部材10と赤外線検出素子2との相対的な位置精度を向上させることが可能となる。第1ミラー部4は、上突片12の下面において左右方向の中央に形成されている。よって、これにより、第1ミラー部4は、赤外線検出素子2の上方に配置される。より詳細には、第1ミラー部4は、赤外線検出素子2とマルチレンズ30との間において、赤外線検出素子2の受光面20の斜め上方に配置される。第2ミラー部5は、下突片13の上面に形成されている。これにより、第2ミラー部5は、赤外線検出素子2の下方に配置される。より詳細には、第2ミラー部5は、赤外線検出素子2とマルチレンズ30との間において、赤外線検出素子2の受光面20の斜め下方に配置される。
光学部材10は、例えば、図2及び3に示すように、筒体部11の軸方向の第2端における外周面から上方へ突出する上突起17及び下方へ突出する下突起18を備えているのが好ましい。この場合、マルチレンズ30を有し光学部材10を覆うドーム状のカバー3(図12参照)の後端縁に、上突起17が嵌め込まれる上スリット317及び下突起18が嵌め込まれる下スリットが形成されているのが好ましい。これにより、赤外線検出装置100は、マルチレンズ30と赤外線検出素子2と光学部材10との相対的な位置精度を向上させることが可能となる。
マルチレンズ30は、上方から見てC字状であり(図8A及び9参照)、赤外線検出素子2を覆っているのが好ましい。これにより、赤外線検出装置100では、検知エリアの水平視野角をより広くすることが可能となる。また、赤外線検出装置100では、風等に起因したパッケージ6の温度変化が生じにくくなり、赤外線検出素子2の出力信号のゆらぎを抑制することが可能となる。赤外線検出装置100は、マルチレンズ30を有し光学部材10を覆うドーム状のカバー3(図12参照)を備えるので、風等に起因したパッケージ6の温度変化がより生じにくくなり、赤外線検出素子2の出力信号のゆらぎをより抑制することが可能となる。
仮に赤外線検出装置100が光学部材10を備えていない場合、赤外線検出装置100の検知エリアは、複数(例えば、28個)のレンズ31と複数(例えば、4個)の検出部24とで規定されている複数(例えば、112個)の赤外線受光経路等により決まる。複数の赤外線受光経路の各々は、レンズ31を通して赤外線検出素子2の検出部24に入射する赤外線束を赤外線の進む方向と反対の方向に延長したときに形成される3次元領域である。言い換えれば、赤外線受光経路は、赤外線検出素子2の検出部24の受光面24a上に像をつくるために使われる赤外線束が通ることができる赤外線通過領域を意味する。更に言えば、赤外線受光経路は、人体からの赤外線を検出する有効領域である。複数の赤外線受光経路は、光学的に規定される経路であり、実際に目に見える経路ではない。赤外線受光経路は、検出部24から離れるほど、赤外線束が通ることのできる断面積が大きい。複数の赤外線受光経路のそれぞれには、検出部24に一対一で対応した極性があるとみなすことができる。検知エリアにおける複数の赤外線受光経路は、上述のように、赤外線検出素子2とマルチレンズ30とで略決めることが可能であるが、窓材63の大きさ及び形状、窓孔601の開口形状等にも依存することがある。
赤外線検出装置100は、赤外線検出素子2の受光面20の中心200の法線方向が一水平方向となるように配置して使用されることを想定している。
図1では、マルチレンズ30において上側で一列に並んでいる15個のレンズ31のレンズ31のうち中央に位置するレンズ31の光軸OA1を模式的に示してある。赤外線検出装置100では、光軸OA1に沿ってレンズ31を通過した赤外線が赤外線検出素子2に直接入射する。「直接入射する」とは、マルチレンズ30を通ってから反射用部材で反射されることなく赤外線検出素子2へ入射することを意味し、例えば、マルチレンズ30と赤外線検出素子2との間にある窓材63を通して入射することも含む概念である。また、図1では、マルチレンズ30において下側で一列に並んでいる13個のレンズ31のうち中央に位置するレンズ31の光軸OA2を模式的に示してある。
本実施形態の赤外線検出装置100では、赤外線検出装置100の下方からマルチレンズ30を通過しかつ赤外線検出素子2に直接入射しない赤外線の一部が、第1ミラー部4で反射され、更に第2ミラー部5で反射されて赤外線検出素子2へ入射する。より詳細には、赤外線検出装置100では、マルチレンズ30において上側で一列に並んでいる15個のレンズ31のうち少なくとも中央のレンズ31を通過して第1ミラー部4に入射した赤外線が、第1ミラー部4で反射され更に第2ミラー部5で反射されて赤外線検出素子2へ入射する。ここで、赤外線検出装置100では、第1ミラー部4が赤外線検出素子2の上方に配置され、かつ、第2ミラー部5が赤外線検出素子2の下方に配置されているので、第1ミラー部4及び第2ミラー部5は、上述の複数の赤外線受光経路に重ならない。よって、赤外線検出装置100は、第1ミラー部4及び第2ミラー部5を備えていない場合に比べて、感度の低下を抑制しつつ、検知エリアを下方へ、より広げることが可能となる。
赤外線検出装置100では、第1ミラー部4が、赤外線検出素子2とマルチレンズ30との並んでいる方向に沿って並んでいる複数(例えば、2つ)の第1ミラー面40を含んでいるのが好ましい。また、赤外線検出装置100では、第2ミラー部5が、赤外線検出素子2とマルチレンズ30との並んでいる方向に沿って並んでいる複数(例えば、2つ)の第2ミラー面50を含んでいるのが好ましい。そして、赤外線検出装置100では、複数の第1ミラー面40と複数の第2ミラー面50との組み合わせにおいて、上下方向に並んでいる第1ミラー面40と第2ミラー面50とのペアが複数(例えば、2つ)あるのが好ましい。以下では、赤外線検出素子2とマルチレンズ30との並んでいる方向に沿って並んでいる2つの第1ミラー面40のうちマルチレンズ30に近い第1ミラー面40を第1ミラー面41と称し、マルチレンズ30から遠い第1ミラー面40を第1ミラー面42と称することもある。また、赤外線検出素子2とマルチレンズ30との並んでいる方向に沿って並んでいる2つの第2ミラー面50のうちマルチレンズ30に近い第2ミラー面50を第2ミラー面51と称し、マルチレンズ30から遠い第2ミラー面50を第2ミラー面52と称することもある。赤外線検出装置100では、第1ミラー面41と第2ミラー面51とのペアと、第1ミラー面42と第2ミラー面52のペアと、がある。赤外線検出装置100では、第1ミラー面40と第2ミラー面50とのペアごとに、互いに異なる光軸(例えば、図1中に一点鎖線で模式的に示した光軸OA3及び二点鎖線で模式的に示した光軸OA4)が規定される。これにより、赤外線検出装置100では、赤外線検出素子2に対して、光軸OA3及びOA4それぞれに沿って赤外線が入射可能となっている。よって、赤外線検出装置100では、直近直下に座っている人を検知することが可能となる。
光軸OA3は、マルチレンズ30における上側の列の中央に位置するレンズ31と第1ミラー面41と第2ミラー面51とで規定される光軸である。光軸OA4は、マルチレンズ30における上側の列の中央に位置するレンズ31と第1ミラー面42と第2ミラー面52とで規定される光軸である。
光軸OA3及びOA4は、赤外線検出素子2の受光面20の中心200に立てた法線とのなす角度が、マルチレンズ30の第1面301側において互いに異なる。
上述の光軸OA1と法線とのなす角度は、例えば、6°である。また、光軸OA2と法線とのなす角度は、例えば、21°である。光軸OA3と法線とのなす角度は、例えば、60°である。光軸OA4と法線とのなす角度は、例えば、45°である。
赤外線検出装置100では、第1ミラー面40と第2ミラー面50とのペアごとに規定される光軸OA3及びOA4が、マルチレンズ30の第1面301側において略平行となるように複数の第1ミラー面40(第1ミラー面41、42)及び複数の第2ミラー面50(第2ミラー面51、52)が設計されていてもよい。これにより、赤外線検出装置100では、第1ミラー部4で反射され更に第2ミラー部5で反射されて赤外線検出素子2に入射する赤外線の量を増加させる(検出部24の赤外線受光量を多くする)ことが可能となり、感度の向上を図ることが可能となる。「略平行」とは、完全に平行が好ましいが、これに限らず、互いのなす角度が2〜3°程度であってもよい。
第1ミラー部4及び第2ミラー部5の大きさは、第1ミラー部4及び第2ミラー部5で反射されて赤外線検出素子2に入射する赤外線束を赤外線の進む方向と反対の方向に延長したときに形成される3次元領域が、マルチレンズ30において上側で一列に並んでいる複数(15個)のレンズ31のうち中央のレンズ31のみを通るように設定されているのが好ましい。これにより、赤外線検出装置100では、不要な迷光の発生を抑制することが可能となり、感度の低下を抑制することが可能となる。「迷光」とは、第1ミラー部4及び第2ミラー部5での反射によって生じる、結像に望ましくない赤外線を意味する。
第1ミラー面40は、凹曲面であるのが好ましい。また、第2ミラー面50は、凹曲面であるのが好ましい。凹曲面は、非球面であるのが好ましい。これにより、赤外線検出装置100では、マルチレンズ30と第1ミラー部4と第2ミラー部5とを含む反射光学系によって赤外線検出素子2に結像される像の収差を小さくすることが可能となり、感度の向上を図ることが可能となる。
赤外線検出装置100は、第3ミラー部8を更に備えるのが好ましい。第3ミラー部8は、赤外線検出素子2とマルチレンズ30との間において赤外線検出素子2の上方に配置される。第3ミラー部8は、赤外線検出素子2の側方からマルチレンズ30を通過しかつ赤外線検出素子2に直接入射しない赤外線の一部を、赤外線検出素子2へ向けて反射する。これにより、赤外線検出装置100では、マルチレンズ30を通過して赤外線検出素子2に直接入射する赤外線の経路を遮らずに、検知エリアの水平視野角をより広げることが可能となる。よって、赤外線検出装置100では、感度の低下を抑制しつつ検知エリアを広げることが可能となる。
第3ミラー部8は、上突片12の下面から下方に突出する五角形状の垂下片14に形成されている。赤外線検出装置100は、垂下片14における下側で互いに隣り合う2つの面に形成されている。要するに、光学部材10は、2つの第3ミラー部8を備えている。赤外線検出装置100では、光学部材10が第3ミラー部8を備えていることにより、第3ミラー部8と赤外線検出素子2との相対的な位置精度を向上させることが可能となる。ここで、第3ミラー部8は、赤外線検出素子2の上方に配置される。より詳細には、第3ミラー部8は、赤外線検出素子2とマルチレンズ30との間において、赤外線検出素子2の受光面20の斜め上方に配置される。第3ミラー部8は、赤外線検出素子2の受光面20に向かうように傾斜している。これにより、赤外線検出装置100では、図11に示すように、マルチレンズ30を通過して第3ミラー部8に入射した赤外線が赤外線検出素子2の受光面20に入射しやすくなり、迷光の発生を抑制することが可能となる。第3ミラー部8は、平面であるが、これに限らず、曲面でもよい。図11では、上側の15個のレンズ31のうち端に位置するレンズ31と第3ミラー部8とで規定される光軸を一点鎖線で模式的に示してある。
赤外線検出装置100は、第4ミラー部9(図2、3A及び4参照)を更に備えるのが好ましい。第4ミラー部9は、赤外線検出素子2とマルチレンズ30との間において赤外線検出素子2の上方に配置される。第4ミラー部9は、マルチレンズ30を通過した赤外線を赤外線検出素子2へ向けて反射する。これにより、赤外線検出装置100は、感度の低下を抑制しつつ赤外線検出素子2に赤外線を入射させるための光軸を増やすことが可能となる。赤外線検出装置100では、第4ミラー部9を備えることによって、赤外線検出装置100の下方からマルチレンズ30を通過しかつ赤外線検出素子2に直接入射しない赤外線の一部が第4ミラー部9で反射され赤外線検出素子2へ入射する。
第4ミラー部9は、上突片12の下面で左右方向において第1ミラー部4の両側に形成されている。これにより、第4ミラー部9は、赤外線検出素子2とマルチレンズ30との間において、第1ミラー部4と干渉しないように、赤外線検出素子2の斜め上方に配置される。光学部材10は、2つの第4ミラー部9を備えている。赤外線検出装置100では、光学部材10が第4ミラー部9を備えていることにより、第4ミラー部9と赤外線検出素子2との相対的な位置精度を向上させることが可能となる。
第4ミラー部9は、1つの第4ミラー面により構成される場合に限らず、例えば、赤外線検出素子2とマルチレンズ30との並んでいる方向に沿って並んでいる2つの第4ミラー面を含んでいてもよい。この場合、赤外線検出装置100では、2つの第4ミラー面それぞれとマルチレンズ30との組み合わせにより、外部からの赤外線を赤外線検出素子2へ入射させるための光軸が規定される。これにより、赤外線検出装置100は、感度の低下を抑制しつつ赤外線検出素子2に赤外線を入射させるための光軸をより増やすことが可能となる。赤外線検出装置100では、1つの第4ミラー面とマルチレンズ30において上側で一列に並んでいる複数の複数(15個)のレンズ31のうち所定数(例えば、4個)のレンズ31とで所定数(例えば、4個)の光軸が規定される。2つの第4ミラー面は、それぞれ凹曲面であるのが好ましい。第4ミラー部9は、赤外線検出素子2とマルチレンズ30との並んでいる方向に沿って2つの第4ミラー面の他に1以上の第4ミラー面を備えていてもよい。
赤外線検出装置100では、第1ミラー部4とレンズ31とにより規定される光軸(例えば、OA3、OA4)と水平面とのなす角度を、第4ミラー部9とレンズ31とにより規定される光軸と水平面とのなす角度よりも大きくできる。
赤外線検出装置100では、2つの第4ミラー面のうち一方の第4ミラー面とマルチレンズ30における上側のレンズ31とで規定される光軸と、他方の第4ミラー面とマルチレンズ30における下側のレンズ31とで規定される光軸とが略平行となるように2つの第4ミラー面が設計されていてもよい。これにより、赤外線検出装置100では、第4ミラー部9で反射されて赤外線検出素子2に入射する赤外線の量を増加させる(検出部24の赤外線受光量を多くする)ことが可能となり、感度の向上を図ることが可能となる。「略平行」とは、完全に平行が好ましいが、これに限らず、互いのなす角度が2〜3°程度であってもよい。
実施形態に記載した材料、数値等は、好ましい例を示しているだけであり、それに限定する主旨ではない。また、本願発明は、その技術的思想の範囲を逸脱しない範囲で、構成に適宜変更を加えることが可能である。
例えば、複数のレンズ31の各々は、フレネルレンズにより構成されていてもよい。
例えば、赤外線検出素子2は、電流検出モードで使用され出力信号として電流信号を出力する焦電素子に限らず、電圧検出モードで使用され出力信号として電圧信号を出力する焦電素子でもよい。この場合、図10に示した信号処理回路7の増幅回路71において、電流電圧変換回路は、不要である。
また、信号処理回路7は、上述の比較回路73と出力回路74との代わりに、アナログの電圧信号の電圧レベルが所定時間内に規定値を越える回数が所定の複数回以上であるか否かを判断し、複数回以上であると判断した場合に人体検知信号を出力する判断回路を備えてもよい。
また、赤外線検出素子2は、クワッドタイプの焦電素子に限らず、例えば、デュアルタイプの焦電素子でもよい。また、赤外線検出素子2は、焦電素子にかぎらず、例えば、サーモパイル、フォトダイオード等でもよい。
赤外線検出装置100は、配線器具に適用する例に限らず、種々の機器に適用することができる。機器としては、例えば、テレビ、デジタルサイネージ(電子看板)、照明器具、空気清浄器、エアコンディショナ、コピー機、ファクシミリ(facsimile:FAX)、防犯機器等が挙げられる。機器は、屋内に配置される機器に限らず、屋外に配置される機器でもよい。
100 赤外線検出装置
2 赤外線検出素子
30 マルチレンズ
31 レンズ
4 第1ミラー部
40 第1ミラー面
41 第1ミラー面
42 第1ミラー面
5 第2ミラー部
50 第2ミラー面
51 第2ミラー面
52 第2ミラー面
8 第3ミラー部
9 第4ミラー部

Claims (5)

  1. 赤外線検出素子と、
    各々が前記赤外線検出素子に赤外線を集光する複数のレンズを有するマルチレンズと、を備え、
    前記赤外線検出素子と前記マルチレンズとの間において前記赤外線検出素子の上方に配置され、前記マルチレンズを通過しかつ前記赤外線検出素子に直接入射しない赤外線の一部を反射する第1ミラー部と、
    前記赤外線検出素子と前記マルチレンズとの間において前記赤外線検出素子の下方に配置され、前記第1ミラー部で反射された赤外線を前記赤外線検出素子へ向けて反射する第2ミラー部と、を更に備える、
    ことを特徴とする赤外線検出装置。
  2. 前記第1ミラー部が、前記赤外線検出素子と前記マルチレンズとの並んでいる方向に沿って並んでいる複数の第1ミラー面を含み、
    前記第2ミラー部が、前記赤外線検出素子と前記マルチレンズとの並んでいる方向に沿って並んでいる複数の第2ミラー面を含み、
    前記複数の第1ミラー面と前記複数の第2ミラー面との組み合わせにおいて、上下方向に並んでいる第1ミラー面と第2ミラー面とのペアが複数ある、
    ことを特徴とする請求項1記載の赤外線検出装置。
  3. 前記赤外線検出素子と前記マルチレンズとの間において前記赤外線検出素子の上方に配置され、前記赤外線検出素子の側方から前記マルチレンズを通過しかつ前記赤外線検出素子に直接入射しない赤外線の一部を前記赤外線検出素子へ向けて反射する第3ミラー部を更に備える、
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の赤外線検出装置。
  4. 前記赤外線検出素子と前記マルチレンズとの間において前記赤外線検出素子の上方に配置され、前記マルチレンズを通過して入射した赤外線を前記赤外線検出素子へ向けて反射する第4ミラー部を更に備える、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の赤外線検出装置。
  5. 前記マルチレンズは、上方から見てC字状であり、前記赤外線検出素子を覆っている、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の赤外線検出装置。
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