JP2017170989A - 車両の側面衝突時の乗員保護構造 - Google Patents

車両の側面衝突時の乗員保護構造 Download PDF

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【課題】側面衝突時の乗員保護性能を高める。【解決手段】車両の側面衝突時の乗員保護構造は、フロアパネルの車幅方向端縁に沿って車体の側面となるサイドパネル4が立設される車体と、フロアパネルより上側において、サイドパネル4より車幅方向内側に窪んだ車輪ハウス6を画成する車輪ハウスパネル5と、車輪ハウス6の車幅方向内側においてフロアパネルの上に設けられるシート13と、サイドパネル4および車輪ハウスパネル5の内側を覆うサイドトリム11と、サイドトリム11を押し上げるトリム押上装置21と、を有する。トリム押上装置21は、車両1の側面衝突の際にサイドトリム11を押し上げる。【選択図】図2

Description

本発明は、自動車といった車両の側面衝突時の乗員保護構造に関する。
自動車は、特許文献1から3に開示されている。特許文献1から3では、三列目シートを開示する。
特開2001−239869号公報 特開2003−335155号公報 特開2004−114792号公報
ところで、これらの自動車では、三列目シートの車幅方向両側に車輪ハウスが位置する。車輪ハウス内にはホイール、タイヤといった車輪が配置される。このため、自動車の三列目シートでは、シートと車体の側面との間が空いている。
その結果、車体の側面にたとえば他の車体が衝突した場合、シートに着座した乗員の上体が車幅方向へ向かって大きく振れて倒れてしまう可能性がある。車幅方向外側へ大きく倒れた乗員の上体は、下がった状態で、他の車体が直接衝突する車体の側面に当たる可能性がある。
また、自動車では、車体の側面に沿って上からカーテンエアバッグが展開可能である。車幅方向外側へ大きく倒れた乗員の上体がカーテンエアバッグに当たれば、大きく倒れた乗員の上体が車体の側面に直撃することを避けることができる。しかしながら、上述したようにシートに着座した乗員の上体が車幅方向へ向かって大きく倒れる場合、上体は下がるため、カーテンエアバッグの下側から外へすり抜けて、車体の側面に当たる可能性がある。車体の側面に沿って上から展開するカーテンエアバッグでは、車幅方向へ向かって大きく倒れる乗員の上体を適切に保護できるとは言えない。
このように自動車といった車両の車体では、側面衝突時の乗員保護性能を高めることが求められている。
本発明に係る車両の側面衝突時の乗員保護構造は、フロアパネルの車幅方向端縁に沿って車体の側面となるサイドパネルが立設される車体と、前記フロアパネルより上側において、前記サイドパネルより車幅方向内側に窪んだ車輪ハウスを画成する車輪ハウスパネルと、前記車輪ハウスの車幅方向内側において前記フロアパネルの上に設けられるシートと、前記サイドパネルおよび前記車輪ハウスパネルの内側を覆うサイドトリムと、前記サイドトリムを押し上げるトリム押上装置と、を有し、前記トリム押上装置は、車両の側面衝突の際に前記サイドトリムを押し上げる。
好適には、前記トリム押上装置は、トリム押上エアバッグ装置を有し、前記トリム押上エアバッグ装置は、前記サイドパネル、前記車輪ハウスパネルおよび前記サイドトリムに囲われた空間において前記車輪ハウスパネルの上面部に設けられ、前記車輪ハウスパネルの上面部から上向きにエアバッグを展開して前記サイドトリムを押し上げる、とよい。
好適には、前記サイドトリムは、押上の際に伸縮する蛇腹部を有する、とよい。
好適には、前記サイドトリムについての前記車輪ハウスの側面部と重なる側面部に形成され、展開された前記エアバッグにより突き破られる脆弱部を有し、前記脆弱部による孔から前記サイドトリムの内側へ向かって突出した前記エアバッグは、前記シートの前記座部の上に到達するように車幅方向内側へ向かって延在する、とよい。
好適には、前記サイドトリムの前記脆弱部から突出した前記エアバッグは、前記シートの座部に着座した乗員の太腿部の上に乗る、とよい。
本発明においてトリム押上装置は、車両の側面衝突の際にサイドトリムを押し上げる。車輪ハウスパネルの内側を覆うサイドトリムが押し上げられることにより、車輪ハウスの上側にはサイドトリムによる壁が形成される。この車体の側面から車幅方向内側へ離間するサイドトリムによる壁が、シートのすぐ傍に形成されることにより、車両の側面衝突の際にシートに着座した乗員の上体が車幅方向外側である側面衝突側へ傾く場合でも、上体はサイドトリムによる壁に当たってそれ以上外側へ傾かないように支えられる。上体は、車体の側面に近づかないようになり、車幅方向外側へ大きく傾くこともない。
図1は、本発明の第1実施形態に係る自動車の車体の車幅方向部分断面図である。 図2は、図1の自動車に適用される側面衝突時の乗員保護構造の説明図である。 図3は、本発明の第2実施形態に係る自動車の側面衝突時の乗員保護構造の説明図である。
以下、本発明の実施形態を、図面に基づいて説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態に係る自動車1の車体2の車幅方向部分断面図である。
自動車1は、車両の一例である。
図1の自動車1の車体2は、乗員室の床面を構成するフロアパネル3を有する。フロアパネル3の車幅方向両側の端縁には、一対のサイドパネル4が縁に沿って立設される。
フロアパネル3とサイドパネル4との間には、車輪ハウスパネル5が設けられる。車輪ハウスパネル5は、サイドパネル4より車幅方向内側に窪んだ車輪ハウス6を、フロアパネル3より上側に画成する。車輪ハウス6内には、ホイールおよびゴムタイヤからなる車輪7が格納される。一対の車輪7は、車軸8により、ホイールの中心同士が連結される。車軸8は、フロアパネル3下のサイドフレーム9の下側に取り付けられたクロスメンバ10により回転可能に軸支される。
サイドパネル4および車輪ハウスパネル5の内側には、サイドパネル4および車輪ハウスパネル5の内側を覆うサイドトリム11が設けられる。
左右一対の車輪ハウス6の間には、サイドトリム11を挟んで、自動車1の三列目シート12が設けられる。三列目シート12は、左右分割された複数のシート13で構成される。各シート13は、座部14、背部15、脚部16、を有する。座部14は、左右の脚部16によりフロアパネル3の上に取り付けられ、車輪ハウス6の車幅方向内側に位置する。背部15は、座部14の後側で立設される。座部14の上面は、車輪ハウスパネル5の上面より上側に位置する。座部14の外側面は、車輪ハウスパネル5の内側面と対向する。
ところで、このような自動車1の車体2では、車体2の側面に沿って上からカーテンエアバッグを展開することができる。また、一列目シートまたは二列目シートでは、シート13の車幅方向両側に車輪ハウス6が位置することはない。このため、一列目シートまたは二列目シートは、サイドパネル4の近くに配置できる。この場合、車体2の側面に沿って上から展開されるカーテンエアバッグにより、車幅方向外側へ向かって比較的小さく振れた状態で乗員の上体を支えることができる。乗員の上体が、車体2の側面に対して直接的に当接することを防止し、かつ車幅方向外側へ大きく振れることを抑制することができる。
しかしながら、自動車1の三列目シート12では、その車幅方向両側に車輪ハウス6が位置する。車輪ハウス6内には車輪7が配置される。このため、三列目シート12では、シート13と車体2の側面との間に空間が形成される。
その結果、車体2の側面にたとえは他の車体が衝突した場合、三列目シート12に着座した乗員の上体は、車幅方向へ大きく振れ得る。そして、乗員の上体は、車幅方向外側へ向かって大きく振れて倒れることにより、高い速度で、下がった状態で、他の車体が直接衝突するサイドパネル4に当たる可能性がある。下がった上体は、カーテンエアバッグの下側から外へすり抜け、車体2の側面に当たる可能性がある。
このように、車体2の側面に沿って上から展開するカーテンエアバッグでは、三列目シート12に着座し、車幅方向へ向かって大きく倒れる乗員の上体を適切に保護しているとは言えない。
図2は、図1の自動車1に適用される側面衝突時の乗員保護構造の説明図である。
図2(A)は、通常時の状態である。図2(B)は、側面衝突時の状態である。
図2の自動車1の乗員保護構造は、サイドトリム11を押し上げるトリム押上装置としてのトリム押上エアバッグ装置21、上蛇腹部24、下蛇腹部25、を有する。
トリム押上エアバッグ装置21は、インフレータを有するエアバッグ本体22、エアバッグ本体22から展開されるエアバッグ23、を有する。
エアバッグ本体22は、サイドパネル4、車輪ハウスパネル5およびサイドトリム11に囲われた空間において、車輪ハウスパネル5の上面部に設けられる。エアバッグ23は、エアバッグ本体22から、車体2の上方向へ向かって展開される。
上蛇腹部24および下蛇腹部25は、サイドトリム11に形成される。
上蛇腹部24は、サイドトリム11の上部である、サイドパネル4を覆う部分に形成される。上蛇腹部24は、図2(A)に示すように、通常状態では上下方向に延びて、平面状になっている。
下蛇腹部25は、サイドトリム11の下部である、車輪ハウスパネル5の側面部を覆う部分に形成される。下蛇腹部25は、図2(A)に示すように、通常状態では圧縮されている。
次に、側面衝突時の乗員保護動作について説明する。
まず、図2(A)に示すように、車体2の側面に対して、車幅方向から他の車体が追突する。サイドパネル4および車輪7についての他の車体が衝突した部分は、車幅方向内側へ押し込まれるように変形する。
この他の車体を検出すると、トリム押上エアバッグ装置21は、インフレータ内の圧縮ガスをエアバッグ23へ注入し、エアバッグ23の展開を開始する。エアバッグ23は、車輪ハウスパネル5の上面部から、車体2の上方向へ向かって展開する。
これにより、図2(B)に示すように、エアバッグ23は、サイドパネル4、車輪ハウスパネル5およびサイドトリム11に囲われた空間内で膨張し、これらの中で最も脆弱なサイドトリム11の固定を破断し、サイドトリム11に対して押し上げる力を作用させる。また、サイドトリム11は、サイドトリム11の上部の上蛇腹部24を縮短させ、サイドトリム11の下部の下蛇腹部25を伸長させながら、上蛇腹部24と下蛇腹部25との間の中間部分が上へ移動する。このようにして、サイドトリム11は、車両の側面衝突の際に押し上がる。
このように、サイドトリム11の中間部分が押し上がり、車輪ハウス6の上側にサイドトリム11による壁がシート13の外側のすぐ傍に形成されることにより、車両の側面衝突の際にシート13に着座した乗員の上体が車幅方向外側である側面衝突側へ傾く場合でも、上体はサイドトリム11による壁に当たってそれ以上外側へ傾かないように支えられる。上体は、車体2の側面に近づかないようになり、車幅方向外側へ大きく傾くこともない。
その結果、三列目シート12に着座した乗員の上体は、車幅方向外側へ向かって高い速度で、かつ下がった状態で、他の車体が直接衝突するサイドパネル4に当たることが起き難くなる。
以上のように、本実施形態において、トリム押上装置としてのトリム押上エアバッグ装置21は、車両の側面衝突の際にサイドトリム11を押し上げる。車輪ハウスパネル5の内側を覆うサイドトリム11が押し上げられることにより、車輪ハウス6の上側にはサイドトリム11による壁が形成される。この車体2の側面から車幅方向内側へ離間するサイドトリム11による壁が、シート13のすぐ傍に形成されることにより、車両の側面衝突の際にシート13に着座した乗員の上体が車幅方向外側である側面衝突側へ傾く場合でも、上体はサイドトリム11による壁に当たってそれ以上外側へ傾かないように支えられる。上体は、車体2の側面に近づかないようになり、車幅方向外側へ大きく傾くこともない。
また、本実施形態では、トリム押上装置としてのトリム押上エアバッグ装置21は、サイドパネル4、車輪ハウスパネル5およびサイドトリム11に囲われた空間において車輪ハウスパネル5の上面部に設けられ、車輪ハウスパネル5の上面部から上向きにエアバッグ23を展開してサイドトリム11を押し上げる。
また、本実施形態では、サイドトリム11が、押上の際に伸縮する蛇腹部24,25を有する。よって、トリム押上エアバッグ装置21といった装置により、車体2に固定されているサイドトリム11を、容易に押し上げることができる。
[第2実施形態]
図3は、本発明の第2実施形態に係る自動車1の側面衝突時の乗員保護構造の説明図である。
図3(A)は、通常時の状態である。図3(B)は、側面衝突時の状態である。
第2実施形態においては、第1実施形態と同様の構成および動作については説明を省略し、主に第1実施形態との相違点について説明する。
図3の自動車1の乗員保護構造は、トリム押上エアバッグ装置21、上蛇腹部24、下蛇腹部25、脆弱部26、を有する。
脆弱部26は、サイドトリム11についての上蛇腹部24と下蛇腹部25との間の中間部分に形成される。詳しくは、車輪ハウス6の側面部と重なる、サイドトリム11の側面部に形成される。脆弱部26は、サイドトリム11の他の部分よりたとえば薄く脆弱に形成される。
次に、側面衝突時の乗員保護動作について説明する。
まず、図3(A)に示すように、車体2の側面に対して、車幅方向から他の車体が追突する。サイドパネル4および車輪7についての他の車体が衝突した部分は、車幅方向内側へ押し込まれるように変形する。
この他の車体を検出すると、トリム押上エアバッグ装置21は、インフレータ内の圧縮ガスをエアバッグ23へ注入し、エアバッグ23の展開を開始する。エアバッグ23は、車輪ハウスパネル5の上面部から、車体2の上方向へ向かって展開する。
これにより、図3(B)に示すように、エアバッグ23は、サイドパネル4、車輪ハウスパネル5およびサイドトリム11に囲われた空間内で膨張し、これらの中で最も脆弱なサイドトリム11の固定を破断し、サイドトリム11に対して押し上げる力を作用させる。また、サイドトリム11は、サイドトリム11の上部の上蛇腹部24を縮短させ、サイドトリム11の下部の下蛇腹部25を伸長させながら、上蛇腹部24と下蛇腹部25との間の中間部分が上へ移動する。このようにして、サイドトリム11は、車両の側面衝突の際に押し上がる。
また、押し上げられたサイドトリム11では、脆弱部26が、車輪ハウスパネル5の上面部より上側に位置する。展開されたエアバッグ23は、脆弱部26を突き破り、脆弱部26による孔からサイドトリム11の内側へ向かって突出する。また、さらにエアバッグ23が膨張することにより、エアバッグ23は、シート13の座部14の上に到達するように車幅方向内側へ向かって延在する。
これにより、サイドトリム11の脆弱部26から突出したエアバッグ23は、シート13の座部14に着座した乗員の太腿部の上に乗る。
以上のように、本実施形態では、サイドトリム11についての車輪ハウスパネル5の内面部と重なる内面部に形成され、展開されたエアバッグ23により突き破られる脆弱部26を有し、脆弱部26による孔からサイドトリム11の内側へ向かって突出したエアバッグ23は、シート13の座部14の上に到達するように車幅方向内側へ向かって延在する。
よって、サイドトリム11の孔から突出したエアバッグ23が、シート13の座部14または着座した乗員の大腿部の上に乗ることにより、サイドトリム11を押し上げた状態に維持できる。すなわち、衝突中に長時間にわたってサイドトリム11を押し上げた状態に維持することにより、側面衝突側へ傾く上体をサイドトリム11による壁により支えることができる。
特に、サイドトリム11の脆弱部26から突出したエアバッグ23が、シート13の座部14の上へ向かって突出し、シート13の座部14または着座した乗員の大腿部の上に乗る。
よって、シート13に着座した乗員の下肢は、突出したエアバッグ23により上から抑えられ、シート13から大きく浮き上がり難くできる。
また、側面衝突側へ傾く上体の荷重がサイドトリム11に作用することにより、エアバッグ23の圧力が高く維持され、突出したエアバッグ23は、さらにシート13に着座した乗員の下肢をシート13から浮き上がらないように抑え込むことになる。
以上の実施形態は、本発明の好適な実施形態の例であるが、本発明は、これに限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変形または変更が可能である。
たとえば上記実施形態では、トリム押上エアバッグ装置21によりサイドトリム11を押し上げている。
この他にもたとえば、サイドトリム11を押し上げるトリム押上装置は、伸縮可能なシリンダなどのアクチュエータ装置でもよい。この場合でも、車両の側面衝突の際にアクチュエータ装置が伸長することにより、サイドトリム11を押し上げることができる。
1…自動車(車両)
2…車体
3…フロアパネル
4…サイドパネル
5…車輪ハウスパネル
6…車輪ハウス
7…車輪
8…車軸
9…サイドフレーム
10…クロスメンバ
11…サイドトリム
12…三列目シート
13…シート
14…座部
15…背部
16…脚部
21…トリム押上エアバッグ装置(トリム押上装置)
22…エアバッグ本体
23…エアバッグ
24…上蛇腹部(蛇腹部)
25…下蛇腹部(蛇腹部)
26…脆弱部

Claims (5)

  1. フロアパネルの車幅方向端縁に沿って車体の側面となるサイドパネルが立設される車体と、
    前記フロアパネルより上側において、前記サイドパネルより車幅方向内側に窪んだ車輪ハウスを画成する車輪ハウスパネルと、
    前記車輪ハウスの車幅方向内側において前記フロアパネルの上に設けられるシートと、
    前記サイドパネルおよび前記車輪ハウスパネルの内側を覆うサイドトリムと、
    前記サイドトリムを押し上げるトリム押上装置と、
    を有し、
    前記トリム押上装置は、車両の側面衝突の際に前記サイドトリムを押し上げる、
    車両の側面衝突時の乗員保護構造。
  2. 前記トリム押上装置は、トリム押上エアバッグ装置を有し、
    前記トリム押上エアバッグ装置は、
    前記サイドパネル、前記車輪ハウスパネルおよび前記サイドトリムに囲われた空間において前記車輪ハウスパネルの上面部に設けられ、
    前記車輪ハウスパネルの上面部から上向きにエアバッグを展開して前記サイドトリムを押し上げる、
    請求項1記載の車両の側面衝突時の乗員保護構造。
  3. 前記サイドトリムは、押上の際に伸縮する蛇腹部を有する、
    請求項2記載の車両の側面衝突時の乗員保護構造。
  4. 前記サイドトリムについての前記車輪ハウスの側面部と重なる側面部に形成され、展開された前記エアバッグにより突き破られる脆弱部を有し、
    前記脆弱部による孔から前記サイドトリムの内側へ向かって突出した前記エアバッグは、前記シートの座部の上に到達するように車幅方向内側へ向かって延在する、
    請求項3記載の車両の側面衝突時の乗員保護構造。
  5. 前記サイドトリムの前記脆弱部から突出した前記エアバッグは、前記シートの座部に着座した乗員の太腿部の上に乗る、
    請求項4記載の車両の側面衝突時の乗員保護構造。
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