JP2017169933A - アラーム装置およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】アラーム装置20Aは、利用者の生体の状態を示す生体情報に基づいて入眠を検出する入眠検出部34と、利用者に起床を促すアラーム部50と、入眠検出部34が入眠を検出してからタイマー時間が経過すると、アラーム部50を起動するアラーム制御部36とを備える。タイマー時間は、利用者の睡眠の深さが深睡眠に至る前にアラーム部50を起動できるように定められた時間である。
【選択図】図2
Description
また、人の睡眠は、所定の周期で睡眠の深さが変化することが知られている。睡眠の深さの変化は睡眠サイクルと呼ばれる。睡眠サイクルの1周期は約90分である。そして、睡眠の深さが浅くなったタイミングで起床すると、寝ざめが良いことが知られている。特許文献1には、睡眠サイクルの1周期の自然数倍のタイミングで利用者に起床を促す装置が開示されている。
しかしながら、特許文献1に記載された装置では、睡眠サイクルの1周期に満たない短い睡眠には対応することができなかった。
また、短い仮眠から目覚めるために目覚まし時計を用いる場合、深い睡眠に至る前にアラームを鳴らすことは技術的に困難である。例えば、すぐには入眠できないことを見込んでアラーム時刻を設定すると、すぐに入眠した場合には睡眠が深い状態で起こされ、睡眠惰性により眠気やだるさが残ることがある。逆にすぐ入眠することを考慮してアラーム時刻を設定すると、入眠まで時間がかかった場合に、ウトウトしたところで起こされ、眠気や疲労が十分に解消されないことがある。
この態様によれば、利用者が入眠した後、利用者の睡眠の深さが深睡眠に至る前にアラーム部が起動する可能性が高く、よって利用者は仮眠からすっきりと目覚めることが可能になる。
この態様によれば、タイマー時間を適宜調整可能になる。例えば、タイマー時間を利用者ごとに調整可能になる。
仮眠の入眠時刻が夜の睡眠時間帯に近くなると、仮眠によって夜の睡眠に支障をきたす(眠り難くなる)可能性が高くなる。この態様によれば、例えば、仮眠の入眠時刻が所定時刻以降になった場合のタイマー時間を、仮眠の入眠時刻が該所定時刻より前である場合のタイマー時間よりも短くできる。よって、仮眠の入眠時刻が所定時刻以降になった場合の仮眠時間を、仮眠の入眠時刻が該所定時刻より前である場合の仮眠時間よりも短くでき、仮眠によって夜の睡眠に支障をきたす可能性を低くできる。
睡眠サイクルは、利用者の年齢等の属性に応じて変化することが知られている。この態様によれば、利用者の属性に応じてタイマー時間を調整できるので、利用者に適したタイマー時間を設定可能になる。
この態様によれば、利用者の睡眠の深さに応じてタイマー時間が調整されるので、利用者が深い睡眠に至る前に利用者に対して起床を促すこと可能になり、よって利用者は仮眠からすっきりと目覚めることが可能になる。
この態様によれば、タイマー時間が経過する前に利用者の睡眠の深さが深睡眠よりも浅い所定の深さになったときに、利用者に対して起床を促す。このため、利用者の睡眠の深度が深睡眠になる前に利用者に対して起床を促すことができ、また、利用者が、入眠してからタイマー時間以上睡眠し続けることを抑制可能になる。例えば、睡眠の深さが浅い状態が続く場合に、必要以上に寝続けてしまうことを抑制可能になる。
周期的な睡眠の深さの変化である睡眠サイクルは、利用者によって相違する。このため、アラーム部を起動するタイミングにおいて推定部が推定した睡眠の深さには、利用者の睡眠サイクルが反映される可能性が高い。この態様によれば、アラーム部の起動タイミングを特定するために用いられるタイマー時間が、アラーム部の起動タイミングにおいて推定部が推定した睡眠の深さに基づいて評価され、過去のタイマー時間の評価結果に応じて、今後のタイマー時間が調整される。このため、タイマー時間を利用者の睡眠サイクルに合わせて調整可能になり、タイマー時間を利用者に合わせてカスタマイズ可能になる。
この態様によれば、利用者の睡眠の深さが深睡眠よりも浅い所定の深さになると、アラーム部が起動する。このため、利用者は仮眠からすっきりと目覚めることが可能になる。
生体周期よりも短い周期の音は、利用者の睡眠が深くなることを抑制する効果を有することが知られている。この態様によれば、入眠を検出してからアラーム部を起動するまでの期間において、生体周期よりも短い周期の音が再生される。このため、利用者の睡眠の深さが深睡眠となることを抑制でき、利用者は仮眠からすっきりと目覚めることが可能になる。
この態様によれば、入眠検出部が入眠を検出してからアラーム部を起動するまでの期間に生体周期が変動しても、利用者の睡眠の深さが深睡眠になることを抑制する音を再生可能になる。よって、利用者は、仮眠からすっきりと目覚めることが可能になる。
この態様によれば、利用者が入眠した後、利用者の睡眠の深さが深睡眠に至る前にアラーム部が起動する可能性が高く、よって利用者は仮眠からすっきりと目覚めることが可能になる。
この態様によれば、利用者の睡眠の深さが深睡眠よりも浅い所定の深さになると、アラーム部が起動する。このため、利用者は仮眠からすっきりと目覚めることが可能になる。
図1は、本発明を適用した第1実施形態に係るアラーム装置20Aを含むシステム1の全体的な構成を示した図である。なお、アラーム装置20Aは、スマートフォンまたはパーソナルコンピュータでもよい。
システム1は、椅子Cとアラーム装置20Aとを含む。椅子Cの背もたれには、センサ10が内蔵されている。
図3に示した例では、利用者が安静から熟睡、起床に至るまでの睡眠サイクルを、睡眠の深さを示す睡眠深度で示している。図3に示した例では、睡眠深度を、「離床Stand」、「覚醒Wake」、「レム睡眠REM」、「第1ステージST1」、「第2ステージST2」、「第3ステージST3」、「第4ステージST4」の7段階で示している。この7段階の睡眠深度は、「離床Stand」、「覚醒Wake」、「レム睡眠REM」、「第1ステージST1」、「第2ステージST2」、「第3ステージST3」、「第4ステージST4」の順に深くなる。
図4は、アラーム装置20Aの動作を説明するためのフローチャートである。
生体情報取得部32は、センサ10から利用者の生体情報を取得すると(ステップS100)、その生体情報を入眠検出部34とアラーム制御部36とに出力する。
上述した第1実施形態のアラーム装置20Aは、タイマー時間Txを固定としたが、第2実施形態のアラーム装置20Bは、タイマー時間Txを調整する。
第3実施形態のアラーム装置20Cは、上述した第2実施形態のアラーム装置20Bと同様にタイマー時間Txを調整するが、利用者の年齢などの属性に応じてタイマー時間Txを調整する点で第2実施形態のアラーム装置20Bと相違する。
調整部366は、利用者の年齢を示す利用者情報に応じて、タイマー時間Txを調整する。利用者の年齢は、利用者の属性の一例である。本実施形態では、調整部366は、年齢データDageにて表される利用者の年齢を示す利用者情報とタイマーデータDttにて表されるタイマー時間Txとが互いに関連づけられているタイマー時間テーブルTBL1を用いて、タイマー時間Txを調整する。図8は、タイマー時間テーブルTBL1の一例を示した図である。なお、このアラーム装置20Cでは、利用者はアラーム装置20Cを使用する前に入力部22を用いて利用者情報を入力できるようになっており、アラーム制御部36は、入力部22を用いて入力された利用者情報をメモリ40に記憶する。
そこで、タイマー時間テーブルTBL1では、タイマーデータDttが示すタイマー時間Txは、タイマー時間Txに関連づけられた年齢(年齢データDageが示す年齢)が高くなるにつれて長くなるように設定されている。
調整部366は、利用者が入眠する前に、入力部22を介して利用者の年齢を示す利用者情報を受け付け、その利用者情報をメモリ40に記憶する。その後、調整部366は、入眠検出部34が入眠を検出すると、メモリ40から利用者情報を読み出し、その利用者情報が示す年齢に関連づけられているタイマーデータDttを、タイマー時間テーブルTBL1から読み出し、その読み出したタイマーデータDttをタイマー部362に供給する。
図9は、アラーム装置20Cの動作を説明するためのフローチャートである。図9に示した動作のうち、図4に示したものと同一の動作については同一符号を付してある。以下、図9に示したアラーム装置20Cの動作について、図4に示した動作と異なる点を中心に説明する。なお、以下の説明では、利用者情報はメモリ40に記憶されているとする。
第4実施形態のアラーム装置20Dは、上述した第2実施形態のアラーム装置20Bと同様にタイマー時間Txを調整するが、利用者の睡眠の深さを考慮してタイマー時間Txを調整する点で第2実施形態のアラーム装置20Bと相違する。
推定部35は、利用者の生体情報に基づいて、利用者の睡眠の深さを推定する。睡眠の深さには各種の指標があるが、この例の推定部35は睡眠深度を推定する。睡眠深度は、上述した「離床Stand」、「覚醒Wake」、「レム睡眠REM」、「第1ステージST1」、「第2ステージST2」、「第3ステージST3」、「第4ステージST4」の7段階で示される。なお、推定部35も、生体情報取得部32、入眠検出部34、およびアラーム制御部36と同様に、CPU30がメモリ40に格納されている制御プログラムを読み出して実行することによって実現される。また、推定部35は、ハードウェア(例えば、推定回路)にて構成されてもよい。
図11は、アラーム装置20Dの動作を説明するためのフローチャートである。図11に示した動作のうち、図4に示したものと同一の動作については同一符号を付してある。以下、図11に示したアラーム装置20Dの動作について、図4に示した動作と異なる点を中心に説明する。
第4実施形態の変形例1は、第4実施形態と同様に、利用者の睡眠の深さを考慮してタイマー時間Txを調整するが、第4実施形態とは異なる手法でタイマー時間Txを調整する。
上述したように調整部366は、異なるタイマー時間Txでアラーム部50を起動し、以下のように、各タイマー時間Txを睡眠の深さに基づいて評価する。
図13は、第4実施形態の変形例1の動作を説明するためのフローチャートである。図13に示した動作のうち、図4に示したものと同一の動作については同一符号を付してある。以下、図13に示した第4実施形態の変形例1の動作について、図4に示した動作と異なる点を中心に説明する。
例えば、起動指令の出力時点での推定部35の推定結果が第4ステージST4である場合、調整部366は、その起動指令の出力タイミングを決定するために用いられたタイマー時間Txに対して、最も低い評価値である評価値「0」を付与する。
また、起動指令の出力時点での推定部35の推定結果が第2ステージST2である場合、調整部366は、その起動指令の出力タイミングを決定するために用いられたタイマー時間Txに対して、最も高い評価値である評価値「3」を付与する。
第5実施形態のアラーム装置20Eは、上述した第4実施形態のアラーム装置20Dと同様に推定部35を有するが、タイマーデータDtを用いず、入眠検出部34が入眠を検出してから、推定部35の推定した睡眠の深さが深睡眠よりも浅い所定の深さになると、アラーム部50を起動する点で、第4実施形態のアラーム装置20Dと相違する。
睡眠深度は、上述した「離床Stand」、「覚醒Wake」、「レム睡眠REM」、「第1ステージST1」、「第2ステージST2」、「第3ステージST3」、「第4ステージST4」の7段階で示されるが、推定部35は、睡眠深度として、さらに、「第2ステージST2」と「第3ステージST3」との間の「第2.5ステージST2.5」も便宜的に推定する。
調整部366は、入眠検出部34が入眠を検出した後に、推定部35の推定した睡眠の深さが第2.5ステージST2.5になると、起動指令を生成し、その起動指令をアラーム部50に出力してアラーム部50を起動する。第2.5ステージST2.5は、深睡眠よりも浅い所定の深さの一例である。
図15は、アラーム装置20Eの動作を説明するためのフローチャートである。図15に示した動作のうち、図4に示したものと同一の動作については同一符号を付してある。以下、図15に示したアラーム装置20Eの動作について、図4に示した動作と異なる点を中心に説明する。
生体周期よりも短い周期と連動する音は、利用者の睡眠が深くなることを抑制する効果を有することが知られている。そこで、第6実施形態のアラーム装置20Fは、入眠を検出すると利用者の睡眠が深くなることを抑制する再生音を再生する。
音再生部60は、音楽等の音の波形データを記憶した波形メモリ、DA変換器、アンプ、およびスピーカを備える。波形メモリは、テンポの異なる複数の音の波形データを、そのテンポを示すテンポ表示情報と関連づけて記憶している。音再生部60は、波形メモリに記憶されている波形データに応じた音を再生する。
なお、生体周期検出部33も、生体情報取得部32、入眠検出部34、およびアラーム制御部36と同様に、CPU30がメモリ40に格納されている制御プログラムを読み出して実行することによって実現される。また、生体周期検出部33は、ハードウェア(例えば、生体周期検出回路)にて構成されてもよい。
音再生部60は、アラーム制御部36からテンポ情報を受け取ると、テンポ情報に応じて波形メモリから波形データを読み出し、読み出した波形データをDA変換器によってアナログ信号に変換し、これをアンプで増幅して音信号を生成し、この音信号でスピーカを駆動することによって、音楽等の音を再生する。
図17は、アラーム装置20Fの動作を説明するためのフローチャートである。図17に示した動作のうち、図4に示したものと同一の動作については同一符号を付してある。以下、図17に示したアラーム装置20Fの動作について、図4に示した動作と異なる点を中心に説明する。
目標テンポ時間間隔を有する波形データが、波形メモリにない場合、音再生部60は、テンポ情報が示す心拍の周期よりも短いテンポの時間間隔を有する波形データを、波形メモリから読み出す。
音再生部60は、テンポ情報が更新されると、更新後のテンポ情報が示すテンポよりも短いテンポに関連づけられている波形データのうち、テンポ情報が示すテンポに最も近いテンポの波形データを、波形メモリから読み出し、その波形データに応じた音を再生する。
このため、音再生部60が生成する音は、生体周期の変動に応じて変動する。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、例えば、次に述べるような各種の応用・変形が可能である。また、次に述べる変形の態様および上述した各実施形態は、任意に選択された一または複数を適宜組み合わせることもできる。
第4実施形態の変形例1では、調整部366が、アラーム部50を起動するタイミングにおいて推定部35が推定した睡眠の深さに基づいて、各タイマー時間Txを客観的に評価した。しかしながら、利用者が、各タイマー時間Txに対して、利用者自身の主観的な評価を行い、その評価結果が、図12に示された評価テーブルTBL2に登録されてもよい。
また、図12に示された評価テーブルTBL2に、タイマー時間Txに対して調整部366が客観的に行った評価結果と、タイマー時間Txに対して利用者が主観的に行った評価結果との両方が登録されてもよい。
アラーム部50は、振動によって利用者に起床を促してもよいし、音と振動によって利用者に起床を促してもよい。また、音再生部60は、音データとして、利用者自身が所有しているコンテンツ(楽曲)を用いてもよい。
図18に示したように、アラーム装置20A〜20Fの各々(図18では、アラーム装置20として示されている)は、スマートフォン等の携帯端末70を介してセンサ10と通信してもよい。また、アラーム装置20A〜20Fの各々は、アクセスポイントやサーバを介してセンサ10と通信してもよい。
上述した各実施形態では、生体情報を検出するセンサ10として、マット状の圧電素子を例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、センサ10は、物体の動きを検出するカメラを用いたモーションセンサであってもよい。この場合、モーションセンサは、生体情報として、利用者の体の動きを示す信号を出力する。そして、入眠検出部34は、生体情報に基づいて利用者の体の動きがある時間継続して停止した場合に、入眠を検出してもよい。
また、センサ10は、利用者の額に取り付けられて利用者の脳波(α波、β波、δ波、θ波など)を検出する電極(以下「第1センサ」と称する)でもよい。
また、センサ10は、利用者の手首に装着されて、例えば橈骨動脈の圧力変化、すなわち脈波を検出するセンサ(以下「第2センサ」と称する)でもよい。脈波は心拍に同期しているので、第2センサは、間接的に心拍を検出していることになる。
また、センサ10は、利用者の頭部と枕との間に配置されて加速度を検出するセンサ(以下「第3センサ」と称する)でもよい。第3センサは、利用者の体動、具体的には呼吸や心拍などを検出する。
また、センサ10として、複数のセンサ(例えば、第1センサと第2センサと第3センサ)が用いられてもよい。
なお、生体情報を検出するためのセンサの種類としては、圧力センサ、空気圧センサ、振動センサ、光学センサ、超音波ドップラー、RFドップラー、レーザードップラーなどがある。
入眠検出部34として、推定部35が用いられてもよい。この場合、推定部35は、利用者の睡眠の深度として「第1ステージST1」を推定した場合に、利用者の入眠を検出したと判定してもよいし、利用者の睡眠の深度として「レム睡眠REM」を推定した場合に、利用者の入眠を検出したと判定してもよい。
アラーム装置20A〜20Fの各々は、例えば、椅子に組み込まれてもよい。
第6実施形態において、音再生部60は、メモリと音源を含んで構成されてもよい。この場合、再生音制御部368は、生体周期検出部33で検出された心拍周期に基づいて、利用者の心拍周期よりも若干短い(例えば、0.95倍)周期を表す値を再生音のテンポとして特定する。そして、再生音制御部368は、特定したテンポを示すテンポ情報を、音再生部60の音源に出力する。音再生部60の音源は、パラメータとしてテンポ情報が与えられると、音再生部60のメモリに記憶されているMIDIデータを読み出し、そのMIDIデータとテンポ情報とを用いて、テンポ情報で指定されるテンポの音信号を再生する。音再生部60のスピーカは、再生された音信号で駆動され、音信号に応じた音楽等の音を出力する。
Claims (12)
- 利用者の生体の状態を示す生体情報に基づいて入眠を検出する入眠検出部と、
前記利用者に起床を促すアラーム部と、
前記入眠検出部が入眠を検出してからタイマー時間が経過すると、前記アラーム部を起動するアラーム制御部とを備え、
前記タイマー時間は、前記利用者の睡眠の深さが深睡眠に至る前に前記アラーム部を起動できるように定められた時間である、
ことを特徴とするアラーム装置。 - 前記アラーム制御部は、前記タイマー時間を調整する調整部を備えることを特徴とする請求項1に記載のアラーム装置。
- 前記調整部は、前記入眠検出部が入眠を検出した時刻に応じて、前記タイマー時間を調整することを特徴とする請求項2に記載のアラーム装置。
- 前記調整部は、前記利用者の属性を示す利用者情報に応じて、前記タイマー時間を調整することを特徴とする請求項2に記載のアラーム装置。
- 前記生体情報に基づいて前記利用者の睡眠の深さを推定する推定部を備え、
前記調整部は、前記推定部で推定した前記利用者の睡眠の深さに応じて、前記タイマー時間を調整することを特徴とする請求項2に記載のアラーム装置。 - 前記調整部は、
前記入眠検出部が入眠を検出してから前記タイマー時間が経過する前に、前記推定部で推定した前記利用者の睡眠の深さが深睡眠よりも浅い所定の深さになると、前記タイマー時間を調整して前記アラーム部を起動する、
ことを特徴とする請求項5に記載のアラーム装置。 - 前記調整部は、前記アラーム部を起動するタイミングにおいて前記推定部が推定した睡眠の深さに基づいて前記タイマー時間を評価し、過去の前記タイマー時間の評価結果に応じて今後の前記タイマー時間を調整することを特徴とする請求項5に記載のアラーム装置。
- 利用者の生体の状態を示す生体情報に基づいて入眠を検出する入眠検出部と、
前記生体情報に基づいて前記利用者の睡眠の深さを推定する推定部と、
前記利用者に起床を促すアラーム部と、
前記入眠検出部が入眠を検出してから、前記推定部で推定した睡眠の深さが深睡眠よりも浅い所定の深さになると、前記アラーム部を起動するアラーム制御部と、
を備えることを特徴とするアラーム装置。 - 音を再生する音再生部と、
前記生体情報に基づいて、前記利用者の生体周期を検出する生体周期検出部とを備え、
前記アラーム制御部は、前記入眠検出部が入眠を検出してから前記アラーム部を起動するまでの期間において、前記生体周期検出部で検出した前記生体周期よりも短い周期の音を再生するように前記音再生部を制御する再生音制御部を備える、
ことを特徴とする請求項1乃至8のうちいずれか1項に記載のアラーム装置。 - 前記再生音制御部は、前記生体周期検出部で検出した前記生体周期が変動した場合、前記生体周期の変動に応じて、再生する音の周期を変更することを特徴とする請求項9に記載のアラーム装置。
- コンピュータに、
利用者の生体の状態を示す生体情報に基づいて入眠を検出する入眠検出手順と、
前記入眠を検出してからタイマー時間が経過すると、前記利用者に起床を促すアラーム部を起動するアラーム制御手順と、を実行させ、
前記タイマー時間は、前記利用者の睡眠の深さが深睡眠に至る前に前記アラーム部を起動できるように定められた時間である、プログラム。 - コンピュータに、
利用者の生体の状態を示す生体情報に基づいて入眠を検出する入眠検出手順と、
前記生体情報に基づいて前記利用者の睡眠の深さを推定する推定手順と、
前記入眠を検出してから、前記睡眠の深さが深睡眠よりも浅い所定の深さになると、前記利用者に起床を促すアラーム部を起動するアラーム制御手順と、
を実行させるためのプログラム。
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