JP2017169404A - コイル挿入治具 - Google Patents

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徳久 三品
Norihisa Mishina
徳久 三品
中川 修
Osamu Nakagawa
修 中川
健吾 西田
Kengo Nishida
健吾 西田
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Aisin AW Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Aisin AW Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Abstract

【課題】ステータコアの各ティースのエッジとの接触を防ぎ、ブレードの摩耗を防止するコイル挿入治具を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明のコイル挿入治具は、複数のブレード3と、本体部とを備えている。複数のブレード3は、ステータコア7の内周部7aに挿入したとき、内周部7aに面接触するように、円弧状の外周部3aを有する。この外周部3aには、各ティース15のエッジ15aに対応する部分に、軸方向に沿って延びる複数の溝部17が形成されている。これにより、各ブレード3をステータコア7の内周部7aに挿入したとき、各ブレード3が径方向外側に押付けられても、各ブレード3の外周部3aとエッジ15aとが接触することがなく、接触による摩耗を防止することができる。
【選択図】図5

Description

本発明は、巻線コイルをステータコアに装着するためのコイル挿入治具に関するものである。
従来、ステータを製造する際、ステータコアに巻線コイルを装着するためにコイル挿入治具が用いられている。コイル挿入治具には、巻線コイルの挿入を補助する複数のブレードが設けられている。この複数のブレードは、ステータコアの内周部の挿入するとき、内周部に円周方向に所定の間隔を置いて配置される。このとき、ステータコアの内周部との間に隙間が生じると、巻線コイルの挿入性が悪化するため、ステータコアとの間に隙間を形成させないことが望まれている。
例えば、特許文献1には、部分円筒状の複数のブレードを設け、この複数のブレードの外周部をステータコアの内周部に面接触させ、各ブレードとステータコアとの間に隙間を形成しないようにした挿入装置が記載されている。
特開2010−239718号公報
上記特許文献1に記載された挿入装置では、各ブレードをステータコアに挿入するとき、各ブレードとステータコアとの面接触を維持するために、各ブレードをステータコア側に押付けるようにしている。その際、各ブレードは、ステータコアの各ティースのエッジにも接触しており、エッジに接触した状態で各ブレードを移動させると、各ブレードの接触部分が摩耗するするという問題がある。
また、各ブレードが摩耗することで、各ブレードの金属異物が発生し、この金属異物がステータコアに付着することで、絶縁破壊を引起す虞がある。
本発明は、上記の点に鑑みて成されたものであり、ステータコアの各ティースのエッジとの接触を防ぎ、ブレードの摩耗を防止するコイル挿入治具を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明に係るコイル挿入治具は、内周部に開口する複数のスロットが形成され、各スロット間にティースが形成されたステータコアに巻線コイルを装着するためのコイル挿入治具であって、
円周方向に沿って間隔を置いて配置され、前記ステータコアの内周部に挿入されたとき、前記ステータコアの前記内周部に接触する円弧状の外周部を有した複数のブレードと、
前記巻線コイルを保持して、複数の前記ブレード内を軸方向に沿って移動して、前記巻線コイルを前記ステータコアに装着する本体部と、備え、
前記ブレードの前記外周部には、前記ティースのエッジに対応する部分に軸方向に沿って延びる複数の溝部が形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、ステータコアの各ティースのエッジとの接触を防ぎ、ブレードの摩耗を防止するコイル挿入治具を提供することができる。
本発明の一実施形態に係るコイル挿入治具の概略斜視図である。 図1に示すコイル挿入治具をステータコアに挿入する前の状態を示す斜視図である。 図1のブレードをステータコアに挿入した状態を示す斜視図。 図1の本体部の移動状態を示す斜視図である。 図3に示すブレードのとステータコアとの断面図である。 ブレードの先端とステータコアとの接触状態を示す部分断面図である。 図1のコイル挿入治具を用いて製造されたステータの概略斜視図である。
以下、本発明の一実施形態に係るコイル挿入治具を図1〜図6に基づいて詳細に説明する。
本実施形態のコイル挿入治具1は、ステータ(図7参照)を製造する際に、巻線コイル9をステータコア7に装着するためのものである。
まず、図7を参照して、ステータ11について説明する。
ステータ11は、ハイブリッド若しくは電気自動車、家電製品又は産業用設備等の動力源(モータ)の構成要素の1つであり、ステータコア7と、このステータコア7に装着する巻線コイル9と、からなる。ステータコア7は、略リング状であり、内周部に開口する複数のスロット13と、この各スロット13間のティース15と、を備えている。巻線コイル9は、丸線であり、ステータコア7の各スロット13に対して、3相が分布巻で巻かれている。
次に、本実施形態のコイル挿入治具1について説明する。
コイル挿入治具1は、図1に示すように、複数のブレード3と、本体部5と、複数のブレード3の基端部に結合された基板6と、を備えている。
複数のブレード3は、円周方向に所定の間隔を置いて基板6上に環状に配置され、ステータコア7の内周部7aに挿入した際、この内周部7aに面接触するように、円弧状の外周部3aを形成している。この外周部3aには、各ティース15のエッジ15a(図5参照)に対応する部分に、軸方向に延びる複数の溝部17が形成されている。図示の例では、各ブレード3の外周部3aには、4つの溝部17が形成されている。これらのうち、中央の2つの溝部17は、それぞれスロットの両側の2つのエッジに1つの溝部17が対応するように設けられている。また、各ブレード3の両端の溝部17は、それぞれ1つのエッジ15aに対応するように設けられている。複数のブレード3の内面3bには、径方向内側に突出する突出部19が形成されている。また、複数のブレード3の一端側(先端側)の外周部3aには、テーパ面21が形成されている(図6参照)。
本体部5は、複数のブレード3の内面3b側に軸方向に沿って移動可能に配置されている。本体部5の外周面には、底部から頂部に向かうに連れて径方向内側に傾斜するように、径方向外側に突出する複数の突出部23が形成されている。この突出部23は、各ブレード3間に配置され、本体部5が軸方向に沿って移動したとき、ステータコア7のスロット13内を通過するように形成されている。
次に、本実施形態のコイル挿入治具1の使用方法について説明する。
まず、コイル挿入治具1の複数のブレード3をステータコア7の下方からステータコア7の内周部7aに向かって挿入する(図2及び図3参照)。このとき、各ブレード3の溝部17をステータコア7の各ティース15のエッジ15aに対応させ、各ブレード3を所定の位置に達するまでステータコア7に挿入する
次に、巻線コイル9(図3及び図4には図示せず)を設置した本体部5を各ブレード3の先端側に向かって移動させる(図4参照)。これにより、巻線コイル9は、本体部5の各突出部23の傾斜に沿って径方向外側に案内されて、各スロット13内に挿入される。
このように、コイル挿入治具1の各ブレード3の外周部3aに複数の溝部17を設け、各ブレード3をステータコア7の内周部7aに挿入する際、複数の溝部17をステータコア7の各ティース15のエッジ15aに対応させることで、各ブレード3が径方向外側に押付けられても、各ブレード3の外周部3aとエッジ15aとが接触することがなく、接触による摩耗を防止することができる。これにより、各ブレード3の摩耗による金属異物の発生を防ぎ、ステータ11の絶縁破壊を防ぐことができる。
また、各ブレード3の外周部3aをステータコア7の内周面に沿った円弧状に形成することにより、各ブレード3を挿入したとき、各ブレード3の外周部3aとステータコア7の内周部7aとが面接触となるので、各ブレード3とステータコア7との間に隙間が形成されず、巻線コイル9の挿入性の低下を防ぐことができ、更に、接触部の面圧を分散させて、ブレード3を摩耗しにくくすることができる。
更に、各ブレード3の外周部3aの先端部にテーパ面21を設けることにより、各ブレード3をステータコア7の内周部7aに挿入するとき、挿入しやすくすると共に、各ブレード3をステータコア7の内周部7aへの押付け力を低減することができる。
1…コイル挿入治具、3…ブレード、3a…外周部、5a…本体部、7…ステータコア、7a…内周部、13…スロット、15…ティース、17…溝部

Claims (1)

  1. 内周部に開口する複数のスロットが形成され、各スロット間にティースが形成されたステータコアに巻線コイルを装着するためのコイル挿入治具であって、
    円周方向に沿って間隔を置いて配置され、前記ステータコアの内周部に挿入されたとき、前記ステータコアの前記内周部に接触する円弧状の外周部を有した複数のブレードと、
    前記巻線コイルを保持して、複数の前記ブレード内を軸方向に沿って移動して、前記巻線コイルを前記ステータコアに装着する本体部と、備え、
    前記ブレードの前記外周部には、前記ティースのエッジに対応する部分に軸方向に沿って延びる複数の溝部が形成されていることを特徴とするコイル挿入治具。
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