JP2017169246A - 発電入力装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】操作部材の操作速度がばらついても、安定した発電を行うことができる発電入力装置を提供する。
【解決手段】発電入力装置100では、第1の方向(Z1‐Z2方向)に往復移動可能な移動部材10と、移動部材10を第1の方向の一方(Z1)側に常時付勢する付勢部材20と、移動部材10が第1の方向の他方(Z2)側から一方(Z1)側へ移動することに伴って発電が行われる発電部材30と、付勢部材20の付勢力Fに抗して移動部材10が第1の方向の他方(Z2)側から一方(Z1)側へ移動することを制限する制限部40aと、付勢部材20の付勢力によって移動部材10が第1の方向の一方(Z1)側へ移動可能となる許容部40bとを有する規制部材40と、規制部材40を移動させて制限部40aと許容部40bを切り替え操作する操作部材50を備える構成とした。
【選択図】図2
【解決手段】発電入力装置100では、第1の方向(Z1‐Z2方向)に往復移動可能な移動部材10と、移動部材10を第1の方向の一方(Z1)側に常時付勢する付勢部材20と、移動部材10が第1の方向の他方(Z2)側から一方(Z1)側へ移動することに伴って発電が行われる発電部材30と、付勢部材20の付勢力Fに抗して移動部材10が第1の方向の他方(Z2)側から一方(Z1)側へ移動することを制限する制限部40aと、付勢部材20の付勢力によって移動部材10が第1の方向の一方(Z1)側へ移動可能となる許容部40bとを有する規制部材40と、規制部材40を移動させて制限部40aと許容部40bを切り替え操作する操作部材50を備える構成とした。
【選択図】図2
Description
本発明は、発電入力装置に関し、特に、安定した発電を行うことができる発電入力装置に関する。
従来から、操作者の操作に伴って発電を行い、得られた電力を用いて機器等への入力となる信号を発生させる発電入力装置が提案されている。このような発電入力装置は電池を用いないことから電池切れ等の心配がなく、用途が広がりつつある。
特許文献1(従来例)に記載の発電入力装置900では、図9に示すように、発電コイル(906a、906b)が巻かれた磁路形成部材903の第1の対向端部904aと第2の対向端部904bとの間に磁石921が回動ホルダによって回動可能に配置されている。操作部材915の長穴916には回動ホルダの連結ピン914が連結されており、操作部材915を操作すると磁石921が回動してその磁化部材922、923が磁路形成部材903の第1の対向端部904aと第2の対向端部904bとの対向位置が切り替わり、発電コイル(906a、906b)に誘導起電力を発生させている。
しかしながら、上述した従来例では、操作部材915をゆっくり押し下げ操作した場合は長穴916内にガイドされた連結ピン914もゆっくり移動することになり、磁路形成部材903に対する磁石921の移動速度が遅くなる。このため操作の仕方によっては、単位時間当たりの磁束の変化量が小さくなり、所望の電力が得られなくなる虞があるという課題があった。
本発明は、上述した課題を解決するもので、操作部材の操作速度がばらついても、安定した発電を行うことができる発電入力装置を提供することを目的とする。
この課題を解決するために、本発明の発電入力装置は、第1の方向に往復移動可能な移動部材と、前記移動部材を前記第1の方向の一方側に常時付勢する付勢部材と、前記移動部材が前記第1の方向の他方側から一方側へ移動することに伴って発電が行われる発電部材と、前記付勢部材の付勢力に抗して前記移動部材が前記第1の方向の他方側から一方側へ移動することを制限する制限部と、前記付勢部材の付勢力によって前記移動部材が前記第1の方向の一方側へ移動可能となる許容部とを有する規制部材と、前記規制部材を移動させて制限部と許容部を切り替え操作する操作部材を備えたことを特徴とする。
これによれば、発電部材は付勢部材の付勢力により駆動されるので、操作部材の操作速度がばらついても、安定した発電を行うことができる発電入力装置を提供することができる。
また、本発明の発電入力装置は、前記許容部は前記第1の方向の一方側に沿って延びる直線状部を有し、前記制限部はこの直線状部の他方側に形成されていることを特徴とする。
これによれば、制限部が、許容部に設けられた直線状部の他方側に形成されているので、移動部材を第1の方向の他方側に位置規制させることができる。また、許容部は第1の方向の一方側に沿って延びる直線状部を有するので、付勢部材の付勢力による移動部材の移動を妨げることなく移動させることができる。
また、本発明の発電入力装置は、前記規制部材は前記第1の方向と交差する第2の方向に進退可能に設けられていることを特徴とする。
これによれば、規制部材を第2の方向にスライド移動させるだけで移動部材の制限部と許容部を簡単に切り替えることができる。
また、本発明の発電入力装置は、前記規制部材は、前記操作部材を前記第2の方向の一方側で支持する第1の操作支持部と、他方側で支持する第2の操作支持部とを備え、前記操作部材は、前記許容部に位置する前記移動部材を前記第1の方向の他方側に押し戻す戻し部を有するとともに、前記第1の操作支持部と前記第2の操作支持部との間を移動可能に保持され、前記第2の操作支持部で支持される位置では、前記戻し部が前記許容部を覆うことを特徴とする。
これによれば、操作部材を第2の方向の他方側に操作することで、移動部材を確実に初期状態の位置に戻すことができる。
また、本発明の発電入力装置は、前記発電部材は、磁路形成部材と、前記磁路形成部材に巻きまわされたコイルと、前記磁路形成部材の一端部と他端部との間に形成された空間内に配置された磁石と、前記磁石を揺動可能に軸支する支持部材と、前記移動部材との連結部が形成されて前記移動部材の移動に伴って前記磁石を揺動させる揺動部材を有し、前記操作部材の操作によって前記磁石を揺動させて前記コイルに誘導起電力を発生させることを特徴とする。
これによれば、付勢部材の付勢力によって移動部材が瞬時に駆動されることで誘導起電力が発生するので、安定した発電を行うことができる発電入力装置を提供することができる。
また、本発明の発電入力装置は、前記規制部材に鍵部が一体または連結して形成されていることを特徴とする。
これによれば、規制部材の移動に応じて鍵部を移動させることができるので、鍵部の移動に連動した発電入力が行える発電入力装置を提供することができる。
本発明によれば、操作部材の操作速度がばらついても、安定した発電を行うことができる発電入力装置を提供することができる。
[第1実施形態]
以下に本発明の第1実施形態に係る発電入力装置100について説明する。
以下に本発明の第1実施形態に係る発電入力装置100について説明する。
まず始めに第1実施形態における発電入力装置100の外観形状について図1を用いて簡単に説明する。図1は発電入力装置100の外観形状を示す図で、図1(a)は初期状態を示す図で、規制部材40が収納されている状態を示す図であり、図1(b)は操作部材50を操作し規制部材40が突出した状態を示す図である。
発電入力装置100は図1(a)に示すように、直方体状の筺体70の上(Z1)側に操作部材50が露出する外観形状を有している。操作部材50を操作して図1に示すX1側にスライド操作が行われると、図1(b)に示すように筺体70から規制部材40が突出するように構成されている。
次に発電入力装置100の構成について図2から図4を用いて説明する。図2は発電入力装置100の構成部品を示す分解斜視図である。図3は発電入力装置100の構造を示す模式図で、図1(a)に示す発電入力装置100から筺体70を構成する第2の収容部72を省略した図である。図3(b)は図1(a)に示す発電入力装置100のA‐A断面図である。図4は発電入力装置100の動作を説明する図で、図3に示す発電入力装置100をY2側から見た側面図であり、筺体70を全て省略した模式図である。図4(a)は初期状態を示す図で、規制部材40が収納されている状態を示す図であり、図4(b)は、操作部材50を操作し規制部材40が突出した状態を示す図である。
発電入力装置100は、図2に示すように、移動部材10と、付勢部材20と、発電部材30と、規制部材40と、操作部材50と、基板60と、筺体70と、を備えている。
移動部材10は、基部11と、ガイド部12と、によって構成されている。基部11は合成樹脂からなり、直方体状の外形を有している。基部11は、図2に示すZ1‐Z2方向を第1の方向としてその一方側であるZ1側に天板部11aを有し、その中央部には一方側に突出する突起部11bが形成されており、他方側は開放されている。天板部11aは、図1に示すX1‐X2方向を第2の方向として、第2の方向に沿って互いに向かい合う両側(Y1側,Y2側)と、その一方側であるX1側の外周に側壁部11cが設けられており、他方(X2)側は開放されている。天板部11aと側壁部11cに囲まれた領域には空間が形成されている。第2の方向に沿って互いに向かい合う側壁部11cには、第1の方向(Z1‐Z2方向)に沿って付勢部材収納部11dが形成されるとともに、片側(図1に示すY2側)の面には連結孔11eが形成されている。
ガイド部12は、鉄等の金属材料からなり、第2の方向(X1‐X2方向)に沿って互いに向かい合う一対のガイド壁12aと、一対のガイド壁12aが第1の方向(Z1‐Z2方向)の他方(図に示すZ2)側で接続される側壁接続部12bとを有している。また、一対のガイド壁12aに両端が支持された円柱状の摺接部12cが設けられている。側壁接続部12bには図3(b)及び図4に示すように、第1の方向(Z1‐Z2方向)の他方(Z2)側に突出して、基部11に設けられた突起部11bと結合する円柱状の結合部12dが形成されている。
付勢部材20は、ステンレスや鋼等の弾性を有する金属線を円筒状に巻いて形成した圧縮コイルばねである。尚、本実施形態では付勢部材20を4つ用いた構成としている。
発電部材30は図2に示すように、磁路形成部材31と、コイル32と、磁石33と、第1のヨーク34と、第2のヨーク35と、揺動部材36と、支持部材37と、によって構成されている。
磁路形成部材31は鉄等の軟磁性材料からなり、図2に示すようにU字形の板状で、第1の腕部31aと、第2の腕部31bと、第1の腕部31aと第2の腕部31bとを接続する接続部31cとを備えている。第1の腕部31aは、磁路形成部材31の一端部31dを有し、第2の腕部31bは磁路形成部材31の他端部31eを有している。磁路形成部材31の一端部31dと他端部31eは、互いに向かい合って配置されており、その間には空間が形成されている。
コイル32は、銅等の導電性材料の線材がボビン32aに巻き回されて形成されており、図2に示すように、ボビン32aには線材が巻き回される軸に沿って磁路形成部材31の第1の腕部31aが挿通可能な挿通孔32bが設けられている。
磁石33は矩形板状の永久磁石であり、図2に示すように一方の平面が第1の着磁面33aで他方の平面が第2の着磁面33bである。第1の着磁面33aと第2の着磁面33bは互いに逆の極性に着磁されている。本実施形態では、第1の着磁面33aがN極で、第2の着磁面33bがS極に着磁されているものとする。
第1のヨーク34と第2のヨーク35は、鉄等の軟磁性材料からなる矩形状の板である。図2に示すように、第1のヨーク34はZ2側に向く第1の端面34aとZ1側に向く第2の端面34bを有し、第2のヨーク35は、Z1側に向く第1の端面35aとZ2側に向く第2の端面35bを有している。
揺動部材36は合成樹脂からなり、図2に示すように矩形の枠状の外形を有しており、第2の方向(X1‐X2方向)の両端に円柱形の揺動軸36aを有し、側面(Y2側)に球状の突起が形成された連結部36bと矩形状の貫通孔36cが形成されている。
支持部材37は合成樹脂からなり、図2に示すように矩形状の外周を有する枠状に形成されており、Z1側の外周にはX1−X2方向に沿って上側スリット37aが形成され、Z2側の外周にはX1−X2方向に沿って下側スリット37bが形成されている。また、X1側及びX2側の外周にはU字形状に切欠かれて前述した揺動部材36の揺動軸36aを軸支するための揺動体支持部37cが形成されている。
規制部材40はステンレス等の金属からなり、図2に示すように帯状の外形をしており、制限部40aと、許容部40bと、を有している。許容部40bは第1の方向(Z1‐Z2方向)の一方(Z1)側に沿って延びる直線状部40cを有しており、制限部40aはこの直線状部40cの他方側(Z2)に形成されている。また、規制部材40には、第1の操作支持部40dと、第2の操作支持部40eと、が備えられている。第1の操作支持部40dは図1に示すように、規制部材40の、第2の方向(X1‐X2方向)の他方(X2)側に、Z2側を切欠いて段差を設けることで形成されている。また、第2の操作支持部40eは、許容部40bの上(Z1)側にY1‐Y2方向に突出する円柱状の突起が設けられている。規制部材40の、第2の方向(X1‐X2方向)の一方(X1)側には図示しない溝及び切り欠き等が形成された鍵部40fが一体に形成されている。
操作部材50は合成樹脂からなり図2に示すように、操作者が操作を行う操作部50aと、一対の規制部材案内部50bと、一対の規制部材案内部50bを接続する案内接続部50cと第1の伝達部50dと、第2の伝達部50eと、戻し部50fと、を有している。操作部50aは操作部材50の上(Z1)側に位置しており、操作者が手指で操作しやすいように楕円板状に形成されている。一対の規制部材案内部50bは、操作部50aの下(Z2)側に、第2の方向(X1‐X2方向)に沿って互いに向かい合うように設けられており、操作部50a側の端部で案内接続部50cに接続されている。第1の伝達部50dは、案内接続部50cの、第2の方向(X1‐X2方向)の一端(X1)側に設けられており、第2の伝達部50eは、一対の規制部材案内部50bの他端(X2)側にU字形状に切欠かれて形成されている。一対の規制部材案内部50bには、その下(Z2)側から上(Z1)側に向かって傾斜する傾斜面によって戻し部50fが形成されている。
基板60は、ガラスエポキシ等の絶縁性の基材に銅等の導電性の金属箔で図示しない配線パターンが形成されており、図2に示すように矩形状の外形を有している。基板60には、IC等の図示しない部品が実装されており、発電部材30が発電した電力を安定化する回路や、発電した電力によって電気信号を発生する回路等が構成されている。
筺体70は合成樹脂からなり図2に示すように、直方体状の外形を有する第1の収容部71と第2の収容部72とによって構成されている。第1の収容部71には主格納部71aと、規制部材収納部71bが形成されている。第1の収容部71と第2の収容部72とを組み合わせた際に、移動部材10のガイド部12が第1の方向(Z1‐Z2方向)に移動可能となるように、主格納部71aと規制部材収納部71bとを隔てる壁に移動部材挿通溝71cが設けられている。また、第1の収容部71と第2の収容部72とを組み合わせた際に、規制部材40が第2の方向(X1‐X2方向)へ進退可能となるように、溝部71dが形成されている。第2の収容部72は第1の収容部71と略鏡像対称に形成されており、図示しない、主格納部と、規制部材収納部と、移動部材挿溝と、溝部と、が第1の収容部71と同様に形成されている。
次に発電入力装置100の構造について図2から図5を用いて説明する。図4(a)は発電入力装置100の初期状態を示す説明図であり、図5は図4(a)に示す発電入力装置100のB‐B断面を示す模式図である。
筺体70を構成する第1の収容部71の主格納部71aには、図3(a),(b)に示すように、移動部材10と、磁路形成部材31と、コイル32と、基板60とが収納されている。コイル32のボビン32aに設けられた挿通孔32bには、第1の腕部31aが挿通されているので、コイル32は、磁路形成部材31の第1の腕部31aに巻き回された状態で固定されており、コイル32は基板60と電気的に接続されている。
磁路形成部材31の一端部31dと他端部31eの間に形成された空間には図3(b)に示すように、支持部材37が第1の腕部31aと第2の腕部31bに狭持されており、揺動体支持部37cに、揺動部材36に設けられた揺動軸36aを軸支している。このため揺動部材36は揺動軸36aの中心を支軸として揺動可能に支持されている。
揺動部材36に設けられた矩形状の貫通孔36cには、図3(b)及び図5に示すように磁石33が第1のヨーク34と第2のヨーク35に挟まれた状態で保持されている。このため、磁石33は揺動部材36とともに、支持部材37に揺動可能に軸支されていることになる。
移動部材10は、主格納部71aの内部に設けた図示せぬガイド壁によって、第1の方向であるZ1−Z2方向に往復移動可能に保持されている。そして、基部11の内部には連結孔11eに揺動部材36に設けられた連結部36bが挿通した状態で、支持部材37が収納されている。連結部36bは球状の突起で形成されていることから、連結孔11eの内壁との当接に伴って揺動軸36aを中心にスムーズに回転することができる。このため、移動部材10のスライド移動が揺動部材36の揺動移動に変換される。この揺動に伴って磁石33の両面に配置された、第1のヨーク34に設けられた第2の端面34bと第2のヨーク35に設けられた第1の端面35aが磁路形成部材31の第1の腕部31aを横切るように移動する。また、第1のヨーク34に設けられた第1の端面34aと第2のヨーク35に設けられた第2の端面35bが、第2の腕部31bを横切るように移動する。
移動部材10を構成する基部11に設けられた付勢部材収納部11dには、付勢部材20が収納されており、付勢部材20の一方が筺体70の内面で上(Z1)側に支持されており、他方が基部11を第1の方向(Z1‐Z2方向)の一方(Z1)側へ常時付勢している。そのため、移動部材10を付勢部材20の付勢力に抗してZ2方向に押し下げた状態から、付勢部材20の付勢力を解放すると、移動部材10がZ1方向に勢いよく移動する。これに伴い揺動部材36が揺動して磁石33の両面に配置された、第1のヨーク34に設けられた第2の端面34bと第2のヨーク35に設けられた第1の端面35aが磁路形成部材31の第1の腕部31aを横切るように瞬時に移動する。また、第1のヨーク34に設けられた第1の端面34aと第2のヨーク35に設けられた第2の端面35bが、第2の腕部31bを横切るように瞬時に移動する。
第1の収容部71の規制部材収納部71bには、規制部材40が収納されており、移動部材10を構成するガイド部12が図2に示す移動部材挿通溝71cに配置されている。ガイド部12に設けられた結合部12dは図4(a)に示すように、基部11に設けられた突起部11bと結合し、基部11とガイド部12が一体的に動作するように構成されている。規制部材40は第1の方向(Z1‐Z2方向)と交差する第2の方向(X1‐X2方向)に進退可能に設けられている。図3に示す状態では規制部材40はガイド部12の一対のガイド壁12aに挟まれており、図3(b)に示すように、ガイド部12の摺接部12cが規制部材40の制限部40aによって第1の方向(Z1‐Z2方向)の他方(Z2)側に移動した位置で規制されている。従って移動部材10も付勢部材20が押し縮められて他方(Z2)側に移動した状態となっている。このように規制部材40は、付勢部材20の付勢力Fに抗して移動部材10が第1の方向(Z1‐Z2方向)の他方(Z2)側から一方(Z1)側へ移動することを制限している。
操作部材50は、一対の規制部材案内部50bが規制部材40を挟むような状態で、規制部材40に設けられた第1の操作支持部40dと第2の操作支持部40eとの間を移動可能に保持されている。
次に、発電入力装置100の動作について、図3から図7を用いて説明する。図4(b)は発電入力装置100の操作部材50を操作し規制部材40が突出した状態を示す説明図であり、図6は、図4(b)のC‐C断面を示す模式図である。図7は発電入力装置100の動作において、移動部材10と操作部材50を拡大してその位置関係を説明する模式図である。
初期状態では、図3,図4(a)及び図5に示すように、規制部材40の制限部40aが移動部材10を構成するガイド部12の摺接部12cを上(Z1)側で規制しており、移動部材10は第1方向(Z1‐Z2方向)の他方(Z2)側に押圧された状態となっている。
移動部材10が他方(Z2)側に移動している状態では、図5に示すように基部11に設けられた連結孔11eに挿通されている連結部36bが連結孔11eの内壁に押し下げられて揺動部材36が反時計方向に傾いた位置で停止している。このため、磁石33の第1の着磁面33a(N極)側に配置された第1のヨーク34は、第1の端面34aが磁路形成部材31の第2の腕部31bに近接し、第2の着磁面33b(S極)側に配置された第2のヨーク35は、第1の端面35aが、第1の腕部31aに近接している。磁路形成部材31に生じる磁力線GをN極からS極へ向かう矢印で表すと、図4(a)に示すようにコイル32に対してX1側向きに生じていることとなる。
初期状態から操作部材50を第2の方向(X1‐X2方向)の一方(X1)側へスライド操作を行うと、操作部材50が一方(X1)側へ移動して第1の伝達部50dが規制部材40に設けられた第1の操作支持部40dと当接する。更に操作部材50を一方(X1)側へスライド操作を行うと、第1の操作支持部40dは、操作部材50を第2の方向の一方(X1)側で支持した状態で、制限部40aが摺接部12cを摺接しながら、操作部材50と規制部材40とが一体的に一方(X1)側へ移動する。操作部材50が第1の操作支持部40dで支持されている状態では図4(a)に示すように、許容部40bが、戻し部50fから突出している状態となる。
操作部材50がX1側の端まで移動すると、規制部材40に設けられた許容部40bが、移動部材10を構成するガイド部12の上側に位置することになる。このため移動部材10は、第1の方向(Z1‐Z2方向)の一方(Z1)側へ移動可能となり、図4(b)及び図6に示すように付勢部材20の付勢力Fによって一方(Z1)側へ瞬時に移動する。
移動部材10が一方(Z1)側に移動すると、図6に示すように基部11に設けられた連結孔11eに挿通されている連結部36bが連結孔11eの内壁に押し上げられて揺動部材36が時計方向に傾いた位置まで揺動する。このため、磁石33の第1の着磁面33a(N極)側に配置された第1のヨーク34は、第2の端面34bが磁路形成部材31の第1の腕部31aに近接し、第2の着磁面33b(S極)側に配置された第2のヨーク35は、第2の端面35bが、第2の腕部31bに近接することとなる。磁路形成部材31に生じる磁力線Gの向きは図4(b)に示すように、コイル32に対してX2側向きに切り替わることとなる。
このように、操作部材50を操作することで規制部材40を移動させて制限部40aと許容部40bを切り替えることができる。操作部材50の操作によって移動部材10が第1の方向(Z1‐Z2方向)の他方側から一方側へ移動することに伴って、磁路形成部材31の一端部31dと他端部31eとの空間に配置された磁石33を揺動させることができる。移動部材10の移動に伴って磁石33を揺動させることで、コイル32に加えられる磁力線Gの向きを切り替えることができ、コイル32に誘導起電力を発生させること、つまり発電を行うことができる。
次に操作部材50をX1側の端から第2の方向(X1‐X2)方向の他方(X2)側へスライド操作を行った場合の動作について図7を用いて説明する。操作部材50をX1側の端から第2の方向(X1‐X2)方向の他方(X2)側へスライド操作を行うと、図7(a)に示すように操作部材50は、規制部材40に設けられた第1の操作支持部40dから離れて第2の操作支持部40eの方へ移動する。操作部材50が他方(X2)側へ移動して第2の伝達部50eが規制部材40に設けられた第2の操作支持部40eと当接すると操作部材50は、第2の操作支持部40eによって第2の方向の他方(X2)側で支持された状態となる。操作部材50が、第2の操作支持部40eで支持される位置では図7(a)に示すように、戻し部50fが許容部40bを覆った状態となる。戻し部50fが許容部40bを覆っているので、操作部材50の他方(X2)側への移動に伴って、戻し部50fが許容部40bに位置する移動部材10を構成するガイド部12の摺接部12cを第1の方向(Z1‐Z2方向)の他方(Z2)側へ付勢部材20を押し縮めながら押し戻す。このため、ガイド部12が他方(Z2)側に移動し、ガイド部12の結合部12dが、基部11の突起部11bを押し、移動部材10が第1の方向(Z1‐Z2方向)の他方(Z2)側へ移動する。
更に操作部材50を他方(X2)側へスライド操作を行うと、第2の操作支持部40eは、操作部材50を第2の方向の他方(X2)側で支持した状態で、操作部材50と規制部材40とが一体的に他方(X2)側へ移動する。操作部材50の移動に従って、更にガイド部12の摺接部12cを第1の方向(Z1‐Z2方向)の一方(Z1)側から他方(Z2)側へ押し戻し、最終的には図7(b)に示すように、摺接部12cを制限部40aの位置まで押し戻すことができる。従って、移動部材10を初期状態の位置まで戻すことができる。
以下、本実施形態としたことによる効果について説明する。
本実施形態の発電入力装置100では、第1の方向(Z1‐Z2方向)に往復移動可能な移動部材10と、移動部材10を第1の方向の一方(Z1)側に常時付勢する付勢部材20と、移動部材10が第1の方向の他方(Z2)側から一方(Z1)側へ移動することに伴って発電が行われる発電部材30と、付勢部材20の付勢力Fに抗して移動部材10が第1の方向の他方(Z2)側から一方(Z1)側へ移動することを制限する制限部40aと、付勢部材20の付勢力によって移動部材10が第1の方向の一方(Z1)側へ移動可能となる許容部40bとを有する規制部材40と、規制部材40を移動させて制限部40aと許容部40bを切り替え操作する操作部材50を備える構成とした。
これにより、操作部材50を操作することによって、移動部材10が移動可能となる位置まで、規制部材40に設けられた許容部40bを移動させることで、付勢部材20の付勢力Fによって移動部材10が第1の方向(Z1‐Z2方向)の一方(Z1)側へ瞬時に移動し、発電部材30が駆動されて発電が行われる。発電部材30は付勢部材20の付勢力Fにより駆動されるので、操作部材50の操作速度がばらついても、単位時間あたりの磁束の変化量が小さくなることがなく、安定した発電を行うことができる発電入力装置を提供することができる。
また、本実施形態の発電入力装置100では、許容部40bは第1の方向(Z1‐Z2方向)の一方(Z1)側に沿って延びる直線状部40cを有し、制限部40aはこの直線状部40cの他方(Z2)側に形成されている構造とした。
これにより、移動部材10を第1の方向(Z1‐Z2方向)の他方(Z2)側に位置規制させることができる。また、許容部40bは第1の方向(Z1‐Z2方向)の一方(Z1)側に沿って延びる直線状部40cを有するので、付勢部材20の付勢力Fによる移動部材10の移動を妨げることなく移動させることができる。
また、本実施形態の発電入力装置100では、規制部材40は第1の方向(Z1‐Z2方向)と交差する第2の方向(X1‐X2方向)に進退可能に設けられている構成とした。
これにより、規制部材40を第2の方向(X1‐X2方向)にスライド移動させるだけで規制部材40の制限部40aと許容部40bを簡単に切り替えることができる。
また、本実施形態の発電入力装置100では、規制部材40は、操作部材50を第2の方向(X1‐X2方向)の一方(X1)側で支持する第1の操作支持部40dと、他方(X2)側で支持する第2の操作支持部40eとを備え、操作部材50は、許容部40bに位置する移動部材10を第1の方向(Z1‐Z2方向)の他方(Z2)側に押し戻す戻し部50fを有するとともに、第1の操作支持部40dと第2の操作支持部40eとの間を移動可能に保持され、第2の操作支持部40eで支持される位置では、戻し部50fが許容部40bを覆うように構成した。
これにより、操作部材50が、第1の操作支持部40dで支持される位置では許容部40bが覆われておらず、第2の操作支持部40eで支持される位置では、戻し部50fが許容部40bの直線状部40cを覆うことができる。このため、操作部材50を第2の方向(X1‐X2方向)の他方(X2)側に操作することで、移動部材10を確実に元の位置に戻すことができる。
また、本実施形態の発電入力装置100では、発電部材30は、磁路形成部材31と、磁路形成部材31に巻きまわされたコイル32と、磁路形成部材31の一端部31dと他端部31eとの間に形成された空間内に配置された磁石33と、磁石33を揺動可能に軸支する支持部材37と、移動部材10との連結部36bが形成されて移動部材10の移動に伴って磁石33を揺動させる揺動部材36を有し、操作部材50の操作によって磁石33を揺動させてコイル32に誘導起電力を発生させるように構成した。
これにより、付勢部材20の付勢力Fによって移動部材10が駆動されることで磁石33を揺動してコイル32に誘導起電力が発生するので、安定した発電を行うことができる発電入力装置を提供することができる。
また、本実施形態の発電入力装置100では、規制部材40に鍵部40fが一体に形成されている構成とした。
これにより、規制部材40の移動に応じて鍵部40fを移動させることができるので、鍵部40fの移動に連動した発電入力が行える発電入力装置を提供することができる。
[第2実施形態]
以下に第2実施形態における発電入力装置200について説明する。図8は、本発明の第2実施形態の発電入力装置200を説明する図である。図8(a)は初期状態の発電入力装置200を示す斜視図であり、図8(b)は、発電入力装置200が操作された状態を示す図である。図8(c)は操作部材250が戻され始めた状態を示す図であり、図8(d)は戻し部250fによって移動部材210が戻される状態を示した図である。
以下に第2実施形態における発電入力装置200について説明する。図8は、本発明の第2実施形態の発電入力装置200を説明する図である。図8(a)は初期状態の発電入力装置200を示す斜視図であり、図8(b)は、発電入力装置200が操作された状態を示す図である。図8(c)は操作部材250が戻され始めた状態を示す図であり、図8(d)は戻し部250fによって移動部材210が戻される状態を示した図である。
発電入力装置200は図8(a)に示すように、移動部材210と、規制部材240と操作部材250と、筺体270とが組み合わされて外観が構成されている。また、発電入力装置200は、筺体270の内部には、第1実施形態と同様に移動部材210を第1の方向であるZ1‐Z2方向の一方(Z1)側に付勢する付勢部材と移動部材210の移動に伴って発電を行う発電部材や発電された電力で電気信号を発生する機能を有する回路が構成された基板等が組み込まれている。規制部材240と操作部材250は、図示しない支持手段によって第2の方向(X1‐X2方向)に進退自在に支持されている。
移動部材210は合成樹脂等で形成され、図8に示すように円柱形状で、互いに向かい合う外周面に突出する摺動部210aが形成されている。
規制部材240は合成樹脂等で形成され、図8に示すように互いに向かい合う二本の規制腕部240bと、規制腕連結部240cを有するU字形状の外形を有している。一対の規制腕部240bには、第1の方向(Z1‐Z2方向)の一方(Z1)側には制限部240aが設けられ、第2のであるX1‐X2方向の他方(X2)側には許容部240dを有している。許容部240dは第1の方向(Z1‐Z2方向)の一方(Z1)側に沿って延びる直線状部240eを有しており、制限部240aはこの直線状部240eの他方側(Z2)に形成されている。また、規制部材240には、第1の操作支持部240fと、第2の操作支持部240gと、が備えられている。第1の操作支持部240fは図8に示すように、一対の規制腕部240bの、第2の方向(X1‐X2方向)の他方(X2)側に、向かい合う面を切欠いて段差を設けることで形成されている。第2の操作支持部240gは、規制腕連結部240cの一方(X1)側に設けられている。
操作部材250は合成樹脂からなり図8に示すように、操作体によって操作が行われる操作部250aと、一対の規制部材案内部250bと、第1の伝達部250dと、第2の伝達部250eと、戻し部250fと、を有している。操作部250aは操作部材250の、第2の方向(X1‐X2方向)の一方(X1)側に位置している。一対の規制部材案内部250bは、操作部250aの両端から第2の方向(X1−X2)方向の他方(X2)側に延設されている。第1の伝達部250dは、一対の規制部材案内部250bの他端(X2)側に段差を設けて形成されており、第2の伝達部250eは、一対の規制部材案内部250bの一端(X1)側に段差を設けて形成されている。一対の規制部材案内部250bには、第2の方向(X1‐X2方向)の他方(X2)側に、下(Z2)側から上(Z1)側に向かって傾斜する傾斜面によって戻し部250fが形成されている。
次に、発電入力装置200の動作について説明する。
図8(a)に示す初期状態から、発電入力装置200が操作され、操作部材250が第2の方向(X1‐X2方向)の一方(X1)側へ移動すると、操作部材250に設けられた第1の伝達部250dが、規制部材240の第1の操作支持部240fと当接する。更に操作部材250が一方(X1)側へ移動すると、操作部材250ともに規制部材240も一緒に一方(X1)側へ移動する。
許容部240dが、移動部材210に設けられた摺動部210aの所まで移動すると、移動部材210は付勢部材の付勢力によって、図8(b)に示すように第1の方向(Z1‐Z2方向)の一方(Z1)側に瞬時に移動する。この移動部材210が付勢部材の付勢力によって移動することで発電部材が駆動されて発電が行われる。
操作部材250を第2の方向(X1‐X2方向)の一方(X1)側から他方(X2)側に移動させる場合には図8(c)に示す状態から、まず操作部材250が他方(X2)側に移動する。操作部材250が他方(X2)側へ移動すると、操作部材250に設けられた第2の伝達部250eが、規制部材240の第2の操作支持部240gと当接する。この状態では、図8(d)に示すように、操作部材250に設けられた戻し部250fが規制部材240から他方(X2)側に突出する状態となる。更に操作部材250が他方(X2)側へ移動すると、操作部材250ともに規制部材240も一緒に他方(X2)側へ移動する。
操作部材250の戻し部250fが、移動部材210に設けられた摺動部210aの所まで移動すると、戻し部250fによって摺動部210aが付勢部材を押し縮めながら第1の方向(Z1‐Z2方向)の一方(Z1)側に移動し、最終的には図8(a)に示す初期状態に戻ることができる。
本発明の第2実施形態に係る発電入力装置200においても、操作部材250の操作速度がばらついたとしても、付勢部材の付勢力によって発電部材が駆動されるので安定した発電を行うことができる発電入力装置を提供することができる。
以上のように、本発明の実施形態に係る発電入力装置について具体的に説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲で種々変更して実施することが可能である。例えば次のように変形して実施することができ、これらの実施形態も本発明の技術的範囲に属する。
(1)第1実施形態において、規制部材40に鍵部40fが一体に形成されている例を示して説明を行ったが、制限部40aに鍵部を連結して構成するように変更しても良い。
(2)第1実施形態において、規制部材40が帯状であり、第2の方向(X1‐X2方向)に直線状に移動する例を示して説明を行ったが、規制部材の規制部が円弧状に形成されており、円弧の一部を切欠いて許容部を形成するようにしても良い。このように変形することで、規制部材を回転させて許容部に移動させることで、付勢部材の付勢力によって発電部材を駆動して発電を行う発電入力装置を構成することができる。
(3)第1実施形態においては、付勢部材20を圧縮コイルばねで形成したが、板ばねやゴム等の弾性部材を利用して構成することもできる。
10 移動部材
11 基部
11a 天板部
11b 突起部
11c 側壁部
11d 付勢部材収納部
11e 連結孔
12 ガイド部
12a ガイド壁
12b 側壁接続部
12c 摺接部
12d 結合部
20 付勢部材
30 発電部材
31 磁路形成部材
31a 第1の腕部
31b 第2の腕部
31c 接続部
31d 一端部
31e 他端部
32 コイル
33 磁石
33a 第1の着磁面
33b 第2の着磁面
34 第1のヨーク
34a 第1の端面
34b 第2の端面
35 第2のヨーク
35a 第1の端面
35b 第2の端面
36 揺動部材
36a 揺動軸
36b 連結部
36c 貫通孔
37 支持部材
37c 揺動体支持部
40 規制部材
40a 制限部
40b 許容部
40c 直線状部
40d 第1の操作支持部
40e 第2の操作支持部
40f 鍵部
50 操作部材
50a 操作部
50b 規制部材案内部
50d 第1の伝達部
50e 第2の伝達部
50f 戻し部
60 基板
70 筺体
71 第1の収容部
72 第2の収容部
100 発電入力装置
200 発電入力装置
210 移動部材
210a 摺動部
240 規制部材
240a 制限部
240b 規制腕部
240c 規制腕連結部
240d 許容部
240e 直線状部
240f 第1の操作支持部
240g 第2の操作支持部
250 操作部材
250a 操作部
250b 規制部材案内部
250d 第1の伝達部
250e 第2の伝達部
250f 戻し部
270 筺体
G 磁力線
11 基部
11a 天板部
11b 突起部
11c 側壁部
11d 付勢部材収納部
11e 連結孔
12 ガイド部
12a ガイド壁
12b 側壁接続部
12c 摺接部
12d 結合部
20 付勢部材
30 発電部材
31 磁路形成部材
31a 第1の腕部
31b 第2の腕部
31c 接続部
31d 一端部
31e 他端部
32 コイル
33 磁石
33a 第1の着磁面
33b 第2の着磁面
34 第1のヨーク
34a 第1の端面
34b 第2の端面
35 第2のヨーク
35a 第1の端面
35b 第2の端面
36 揺動部材
36a 揺動軸
36b 連結部
36c 貫通孔
37 支持部材
37c 揺動体支持部
40 規制部材
40a 制限部
40b 許容部
40c 直線状部
40d 第1の操作支持部
40e 第2の操作支持部
40f 鍵部
50 操作部材
50a 操作部
50b 規制部材案内部
50d 第1の伝達部
50e 第2の伝達部
50f 戻し部
60 基板
70 筺体
71 第1の収容部
72 第2の収容部
100 発電入力装置
200 発電入力装置
210 移動部材
210a 摺動部
240 規制部材
240a 制限部
240b 規制腕部
240c 規制腕連結部
240d 許容部
240e 直線状部
240f 第1の操作支持部
240g 第2の操作支持部
250 操作部材
250a 操作部
250b 規制部材案内部
250d 第1の伝達部
250e 第2の伝達部
250f 戻し部
270 筺体
G 磁力線
Claims (6)
- 第1の方向に往復移動可能な移動部材と、
前記移動部材を前記第1の方向の一方側に常時付勢する付勢部材と、
前記移動部材が前記第1の方向の他方側から一方側へ移動することに伴って発電が行われる発電部材と、
前記付勢部材の付勢力に抗して前記移動部材が前記第1の方向の他方側から一方側へ移動することを制限する制限部と、前記付勢部材の付勢力によって前記移動部材が前記第1の方向の一方側へ移動可能となる許容部とを有する規制部材と、
前記規制部材を移動させて制限部と許容部を切り替え操作する操作部材を備えたことを特徴とする発電入力装置。 - 前記許容部は前記第1の方向の一方側に沿って延びる直線状部を有し、
前記制限部はこの直線状部の他方側に形成されていることを特徴とする請求項1記載の発電入力装置。 - 前記規制部材は前記第1の方向と交差する第2の方向に進退可能に設けられていることを特徴とする請求項1または2記載の発電入力装置。
- 前記規制部材は、前記操作部材を前記第2の方向の一方側で支持する第1の操作支持部と、他方側で支持する第2の操作支持部とを備え、
前記操作部材は、前記許容部に位置する前記移動部材を前記第1の方向の他方側に押し戻す戻し部を有するとともに、前記第1の操作支持部と前記第2の操作支持部との間を移動可能に保持され、
前記第2の操作支持部で支持される位置では、前記戻し部が前記許容部を覆うことを特徴とする請求項3記載の発電入力装置。 - 前記発電部材は、磁路形成部材と、前記磁路形成部材に巻きまわされたコイルと、前記磁路形成部材の一端部と他端部との間に形成された空間内に配置された磁石と、前記磁石を揺動可能に軸支する支持部材と、前記移動部材との連結部が形成されて前記移動部材の移動に伴って前記磁石を揺動させる揺動部材を有し、
前記操作部材の操作によって前記磁石を揺動させて前記コイルに誘導起電力を発生させることを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の発電入力装置。 - 前記規制部材に鍵部が一体または連結して形成されていることを特徴とする請求項1から5の何れかに記載の発電入力装置。
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