JP2017167013A - レンズチェッカー - Google Patents
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Abstract
【課題】検査対象レンズの汚れ、キズ等を見つけやすくできるとともに、明視野検査及び暗視野検査を簡単な構成によって行うことができるレンズチェッカーを提供すること。【解決手段】レンズチェッカー1は、中央発光源2Aから発光されて中央導光体3A及び中央シート4Aを透過する光X1によって明視野検査を行うための明視野モードと、外周発光源2Bから発光されて外周導光体3B及び外周シート4Bを透過する光X2によって暗視野検査を行うための暗視野モードとに切替え可能である。中央シート4Aは、第1模様部411及び第1模様部411よりも光X1を透過させにくい色相の第2模様部412によるチェック模様を有する第1シート41と、第1シート41に積層され、第1模様部411よりも光X1を透過させにくい色相の第2シート42とからなる。【選択図】図3
Description
本発明は、レンズの汚れ、キズ等を確認するためのレンズチェッカーに関する。
コンタクトレンズに汚れ、キズ等がないかの外観検査を行う際には、発光ダイオード等による光をコンタクトレンズに照射するレンズチェッカーが用いられる。レンズチェッカーにおいては、コンタクトレンズに正面から光を照射して、コンタクトレンズが背景よりも暗くなった様子を観察する明視野検査と、コンタクトレンズに斜めから光を照射して、コンタクトレンズが背景よりも明るくなった様子を観察する暗視野検査とを行うことができる。
例えば、特許文献1の外観検査用照明装置においては、照明光を拡散してコンタクトレンズに照射することにより、コンタクトレンズが一様な明るさで照射され、照度むらが抑制されるようにしている。また、明視野用の発光ダイオードの前には明視野用拡散板を配置し、暗視野用の発光ダイオードの前には暗視野用拡散板を配置している。また、明視野用拡散板の上には、格子状等の模様が描かれた模様シートを設けており、これによって明視野検査を行う際にコンタクトレンズの輪郭が見えやすくしている。また、暗視野検査を行う際には、明視野用拡散板を、黒色塗料が塗布されたシャッタ板によって遮り、コンタクトレンズの背景が暗くなるようにしている。
しかしながら、特許文献1の外観検査用照明装置において、暗視野検査を行う際には、明視野拡散板をシャッタ板によって遮り、明視野検査を行う際には、明視野拡散板からシャッタ板を退避させる。そのため、明視野検査と暗視野検査とを切り換える際には、常にシャッタ板を移動させる動作が必要になる。また、シャッタ板を移動可能にする構成が複雑である。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたもので、検査対象レンズの汚れ、キズ等を見つけやすくすることができるとともに、明視野検査及び暗視野検査を簡単な構成によって行うことができるレンズチェッカーを提供しようとして得られたものである。
本発明の一態様は、中央発光源と、
該中央発光源に対向して配置された中央導光体と、
該中央導光体に対向して配置された中央シートと、
上記中央発光源の周りの複数個所に配置された外周発光源と、
該外周発光源に対向して配置された外周導光体と、
該外周導光体に対向して配置された外周シートと、
上記中央発光源が点灯するとともに上記外周発光源が消灯し、上記中央発光源から発光されて上記中央導光体及び上記中央シートを透過する光によって明視野検査を行うための明視野モードと、上記外周発光源が点灯するとともに上記中央発光源が消灯し、上記外周発光源から発光されて上記外周導光体及び上記外周シートを透過する光によって暗視野検査を行うための暗視野モードとに切替え可能な切替スイッチと、を備え、
上記中央シートは、第1模様部及び該第1模様部よりも光を透過させにくい色相の第2模様部によるチェック模様を有する第1シートと、該第1シートに積層され、上記第1模様部よりも光を透過させにくい色相の第2シートとからなる、レンズチェッカーにある。
該中央発光源に対向して配置された中央導光体と、
該中央導光体に対向して配置された中央シートと、
上記中央発光源の周りの複数個所に配置された外周発光源と、
該外周発光源に対向して配置された外周導光体と、
該外周導光体に対向して配置された外周シートと、
上記中央発光源が点灯するとともに上記外周発光源が消灯し、上記中央発光源から発光されて上記中央導光体及び上記中央シートを透過する光によって明視野検査を行うための明視野モードと、上記外周発光源が点灯するとともに上記中央発光源が消灯し、上記外周発光源から発光されて上記外周導光体及び上記外周シートを透過する光によって暗視野検査を行うための暗視野モードとに切替え可能な切替スイッチと、を備え、
上記中央シートは、第1模様部及び該第1模様部よりも光を透過させにくい色相の第2模様部によるチェック模様を有する第1シートと、該第1シートに積層され、上記第1模様部よりも光を透過させにくい色相の第2シートとからなる、レンズチェッカーにある。
上記レンズチェッカーにおいては、明視野検査を行う際に中央発光源による光を透過させる中央シートの構造に工夫をしている。
具体的には、中央シートは、チェック模様を有する第1シートと第2シートとが積層された2層構造を有する。そして、第2シートは、第1シートの第2模様部と同様に、第1シートの第1模様部よりも光を透過させにくい色相を有している。これにより、暗視野検査を行う際には、特に、第2模様部よりも光を透過させやすい色相の第1模様部に、第2シートが重なっていることにより、コンタクトレンズ等の検査対象レンズの背景を容易に暗くすることができる。そのため、暗視野検査を容易に行うことができ、検査対象レンズのキズ等の有無を見つけやすくすることができる。
具体的には、中央シートは、チェック模様を有する第1シートと第2シートとが積層された2層構造を有する。そして、第2シートは、第1シートの第2模様部と同様に、第1シートの第1模様部よりも光を透過させにくい色相を有している。これにより、暗視野検査を行う際には、特に、第2模様部よりも光を透過させやすい色相の第1模様部に、第2シートが重なっていることにより、コンタクトレンズ等の検査対象レンズの背景を容易に暗くすることができる。そのため、暗視野検査を容易に行うことができ、検査対象レンズのキズ等の有無を見つけやすくすることができる。
一方、明視野検査を行う際には、中央発光源による光は、第1シートの第2模様部と第2シートとが重なる部位に比べて、第1シートの第1模様部と第2シートとが重なる部位を透過しやすい。そして、中央シートにおいては、第1模様部を透過する光と、第2模様部を透過する光とによるチェック模様のコントラスト(輝度の差)が形成される。これにより、中央シートを透過する中央発光源の光によって、明視野検査を容易に行うことができ、検査対象レンズの汚れ等の有無を見つけやすくすることができる。
また、明視野検査と暗視野検査との切替えを行う際には、切替スイッチによって、中央発光源と外周発光源との点灯及び消灯の切替えを行えばよく、シャッタ板等を移動させる必要はない。そのため、明視野検査及び暗視野検査を簡単な構成によって行うことができる。
それ故、上記レンズチェッカーによれば、検査対象レンズの汚れ、キズ等を見つけやすくすることができるとともに、明視野検査及び暗視野検査を簡単な構成によって行うことができる。
それ故、上記レンズチェッカーによれば、検査対象レンズの汚れ、キズ等を見つけやすくすることができるとともに、明視野検査及び暗視野検査を簡単な構成によって行うことができる。
上述したレンズチェッカーにかかる好ましい実施形態について、図面を参照して説明する。
本形態のレンズチェッカー1は、図1〜図3に示すように、中央発光源2Aと、中央発光源2Aに対向して配置された中央導光体3Aと、中央導光体3Aに対面して配置された中央シート4Aと、中央発光源2Aの周りの複数個所に配置された外周発光源2Bと、外周発光源2Bに対向して配置された外周導光体3Bと、外周導光体3Bに対面して配置された外周シート4Bと、切替スイッチ51とを備える。切替スイッチ51は、レンズチェッカー1を明視野モードと暗視野モードとに切替え可能である。
本形態のレンズチェッカー1は、図1〜図3に示すように、中央発光源2Aと、中央発光源2Aに対向して配置された中央導光体3Aと、中央導光体3Aに対面して配置された中央シート4Aと、中央発光源2Aの周りの複数個所に配置された外周発光源2Bと、外周発光源2Bに対向して配置された外周導光体3Bと、外周導光体3Bに対面して配置された外周シート4Bと、切替スイッチ51とを備える。切替スイッチ51は、レンズチェッカー1を明視野モードと暗視野モードとに切替え可能である。
明視野モードは、中央発光源2Aが点灯するとともに外周発光源2Bが消灯し、中央発光源2Aから発光されて中央導光体3A及び中央シート4Aを透過する光X1によって明視野検査を行うためのモードである。暗視野モードは、外周発光源2Bが点灯するとともに中央発光源2Aが消灯し、外周発光源2Bから発光されて外周導光体3B及び外周シート4Bを透過する光X2によって暗視野検査を行うためのモードである。
図2、図3に示すように、中央シート4Aは、第1模様部411及び第1模様部411よりも光X1を透過させにくい色相の第2模様部412によるチェック模様を有する第1シート41と、第1シート41に積層され、第1模様部411よりも光X1を透過させにくい色相の第2シート42とからなる。
図2、図3に示すように、中央シート4Aは、第1模様部411及び第1模様部411よりも光X1を透過させにくい色相の第2模様部412によるチェック模様を有する第1シート41と、第1シート41に積層され、第1模様部411よりも光X1を透過させにくい色相の第2シート42とからなる。
以下、本形態のレンズチェッカー1について詳説する。
図1に示すように、レンズチェッカー1は、コンタクトレンズ8に汚れ、キズ等がないかを検査するために用いられる。なお、レンズチェッカー1は、眼鏡レンズ、玉レンズ等に汚れ、キズ等がないかを検査するために用いることもできる。
図1に示すように、レンズチェッカー1は、コンタクトレンズ8に汚れ、キズ等がないかを検査するために用いられる。なお、レンズチェッカー1は、眼鏡レンズ、玉レンズ等に汚れ、キズ等がないかを検査するために用いることもできる。
図3に示すように、中央発光源2Aは、表面実装型の発光ダイオードによって構成されている。中央発光源2Aは、ケース11内に配置された基板12に1つ取り付けられている。基板12は、ケース11内の下方位置において、上方に表面(板面)を向けて配置されており、中央発光源2Aは、上方に向けて光X1を出射するよう構成されている。中央導光体3Aは、中央発光源2Aが中心に位置する状態で中央発光源2Aに対向している。中央導光体3Aは、中央発光源2Aから出射される光X1がコンタクトレンズ8の全体に照射されるよう、光X1を外周側の全周へ拡大させるよう構成されている。中央導光体3Aにおける、中央発光源2Aに対向する裏面には、光X1を外周側の全周へ拡大させるための凹状面31が形成されている。
図2、図3に示すように、外周発光源2Bは、砲弾型の発光ダイオードによって構成されている。外周発光源2Bは、基板12に対向する保持板13、及び外周導光体3Bから延設された部分34によって保持されている。外周発光源2Bは、中央発光源2Aの水平方向の周りに複数(本形態では3つ)配置されており、中央発光源2Aが設けられた中心部に向けた水平方向に光X2を出射するよう構成されている。外周導光体3Bは、円環形状の円環部32を有している。中央導光体3Aは、外周導光体3Bの中心部に配置されている。本形態の中央導光体3Aと外周導光体3Bとは透明な樹脂によって一体成形されている。
外周導光体3Bの外周における、外周発光源2Bが配置される各部位には、外周側へ突出する突出部33が形成されている。各外周発光源2Bから出射される光X2は、各突出部33を経由して円環部32に導かれ、各突出部33及び円環部32から、コンタクトレンズ8の外周付近に出射される。なお、外周発光源2Bは、基板12における、中央導光体3Aの配置箇所の周りの複数個所に配置されていてもよい。この場合、外周発光源2Bの上側に配置する外周導光体3Bの上下方向の厚みはできるだけ薄くすることが好ましい。
中央発光源2A及び外周発光源2Bは、いずれも白色の発光ダイオードによって構成されている。
中央発光源2A及び外周発光源2Bは、いずれも白色の発光ダイオードによって構成されている。
図3に示すように、第1シート41及び第2シート42からなる中央シート4Aは、中央導光体3Aの表面に接着剤によって貼り付けられており、中央導光体3Aの表面に密着している。第1シート41と第2シート42とは、接着剤によって積層されており、互いに密着している。外周シート4Bは、外周導光体3Bの表面に接着剤によって貼り付けられており、外周導光体3Bの表面に密着している。
図2、図3に示すように、中央発光源2A、中央導光体3A、外周発光源2B及び外周導光体3Bは、ケース11内に収容されている。中央導光体3Aに密着する中央シート4A、及び外周導光体3Bに密着する外周シート4Bは、ケース11の上面に位置している。また、ケース11の上方には、コンタクトレンズ8を検査する状態を撮影するためのカメラ14が設けられている。なお、図2は、中央発光源2A、中央導光体3A、外周発光源2B、外周導光体3B等の配置状態を示す。
第1シート41の第1模様部411及び外周シート4Bは、黄色系の色相を有する。ここで、黄色系の色相には、黄色だけでなく、橙色、茶色等の暖色系の色相も含むものとする。第1シート41の第2模様部412及び第2シート42は、黒色系の色相を有する。ここで、黒色系の色相には、黒色だけでなく、黒色に近い灰色、黒色に近い茶色等の色相も含むものとする。
また、第1シート41、第2シート42及び外周シート4Bは、いずれも光を拡散させる性質を有する拡散シートとして形成されている。
また、第1シート41、第2シート42及び外周シート4Bは、いずれも光を拡散させる性質を有する拡散シートとして形成されている。
第2シートの厚みは、光を透過させることが可能な厚みに設定する。第1シート41の厚み及び第2シート42の厚みは、それぞれ0.05〜1mmの範囲内で設定することができる。
第1シート41と第2シート42とは、どちらを表面側(中央導光体3Aと反対側)に配置してもよい。
第1シート41と第2シート42とは、どちらを表面側(中央導光体3Aと反対側)に配置してもよい。
第1シート41と第2シート42とが重なった中央シート4Aにおいて、第1シート41の第1模様部411及び第2模様部412によるチェック模様は、中央シート4Aに光X1が照射されない状態においてはほとんど視認されず、中央シート4Aに光X1が照射された状態において視認される。すなわち、第2シート42の黒色系の色相が、第1シート41の第1模様部411の黄色系の色相に重なっていることにより、中央シート4Aに光X1が照射されない状態においては、第1模様部411の黄色系の色相が第2シート42の黒色系の色相によって隠される。そして、中央シート4Aに光X1が照射されない状態においては、中央シート4Aの表面は、第2シート42の黒色系の色相によって、黒色系の色相として視認される。
また、第2シート42が黒色系の色相を有していても、第2シート42が光X1を透過させる厚みに形成されていることにより、中央シート4Aに光X1が照射される状態においては、第1シート41の第1模様部411及び第2模様部412によるチェック模様を視認することができる。そして、中央シート4Aに光X1が照射される状態においては、中央シート4Aのチェック模様における第1模様部411を透過する光X1と、第2模様部412を透過する光X1とのコントラスト(輝度の差)が形成される。
なお、第1シート41の第1模様部411及び外周シート4Bは、透明もしくは半透明、又は白色系の色相とすることもできる。この場合、中央発光源2Aには、暖色系の発光源を用いることができる。暖色系の発光源には、黄色、橙色等の発光源を含むものとする。
図1、図2に示すように、ケース11の外側部位には、明視野モードと暗視野モードとの切替えを行うための切替スイッチ51の他に、レンズチェッカー1のオン・オフを行うための電源スイッチ52と、中央発光源2A及び外周発光源2Bの光量の調整を行うための光量ボリューム53とが設けられている。光量ボリューム53は、レンズチェッカー1が明視野モードにあるときには、中央発光源2Aの光量の調整が可能であり、レンズチェッカー1が暗視野モードにあるときには、外周発光源2Bの光量の調整が可能である。
図1、図3に示すように、ケース11の上面には、コンタクトレンズ8を載置するための載置アーム6が設けられている。載置アーム6の先端部には、コンタクトレンズ8が載置される載置部61が設けられている。載置部61は、円環形状に形成されており、コンタクトレンズ8の外縁部を受け止めるよう構成されている。載置アーム6は、載置部61を、中央シート4Aの中心の上方位置と、中央シート4Aの中心の上方位置から退避させた位置とに移動させるよう水平方向に回動可能である。また、載置部61に載置されたコンタクトレンズ8にカメラ14の焦点を合わせるために、カメラ14の外周に設けられたノブ141を回転させることにより、カメラ14内の対物レンズを上下方向に移動させることが可能である。
次に、レンズチェッカー1を用いた暗視野検査及び明視野検査、並びに作用効果について説明する。
暗視野検査を行うに当たっては、作業者は、切替スイッチ51を操作して、レンズチェッカー1を暗視野モードにする。このとき、複数の外周発光源2Bが点灯するとともに中央発光源2Aが消灯する。そして、複数の外周発光源2Bから出射された光X2は、外周導光体3B及び外周シート4Bを透過して、載置アーム6の載置部61に載置されたコンタクトレンズ8に斜め下方から照射される。このとき、中央シート4Aには光X1が照射されておらず、第2シート42の黒色系の色相が、第1シート41の第1模様部411の黄色系の色相に重なっていることにより、コンタクトレンズ8の背景を、黒色系の背景にして、容易に暗くすることができる。これにより、暗視野検査を容易に行うことができ、コンタクトレンズ8のキズ等の有無を見つけやすくすることができる。
暗視野検査を行うに当たっては、作業者は、切替スイッチ51を操作して、レンズチェッカー1を暗視野モードにする。このとき、複数の外周発光源2Bが点灯するとともに中央発光源2Aが消灯する。そして、複数の外周発光源2Bから出射された光X2は、外周導光体3B及び外周シート4Bを透過して、載置アーム6の載置部61に載置されたコンタクトレンズ8に斜め下方から照射される。このとき、中央シート4Aには光X1が照射されておらず、第2シート42の黒色系の色相が、第1シート41の第1模様部411の黄色系の色相に重なっていることにより、コンタクトレンズ8の背景を、黒色系の背景にして、容易に暗くすることができる。これにより、暗視野検査を容易に行うことができ、コンタクトレンズ8のキズ等の有無を見つけやすくすることができる。
明視野検査を行うに当たっては、作業者は、切替スイッチ51を操作して、レンズチェッカー1を明視野モードにする。このとき、中央発光源2Aが点灯するとともに複数の外周発光源2Bが消灯する。そして、中央発光源2Aから出射された光X1は、中央導光体3A、並びに中央シート4Aの第1シート41及び第2シート42を透過して、載置アーム6の載置部61に載置されたコンタクトレンズ8に下方から照射される。このとき、中央シート4Aに照射される光X1は、第1シート41の第2模様部412と第2シート42とが重なる部位に比べて、第1シート41の第1模様部411と第2シート42とが重なる部位を透過しやすい。そして、中央シート4Aにおいては、第1模様部411を透過する光X1と、第2模様部412を透過する光X1とによるチェック模様のコントラスト(輝度の差)が形成される。これにより、中央シート4Aを透過する中央発光源2Aの光X1によって、明視野検査を容易に行うことができ、検査対象レンズの汚れ等の有無を見つけやすくすることができる。
また、明視野検査と暗視野検査との切替えを行う際には、切替スイッチ51によって、中央発光源2Aと複数の外周発光源2Bとの点灯及び消灯の切替えを行えばよく、シャッタ板等を移動させる必要はない。そのため、明視野検査及び暗視野検査を簡単な構成によって行うことができる。
それ故、本形態のレンズチェッカー1によれば、検査対象レンズの汚れ、キズ等を見つけやすくすることができるとともに、明視野検査及び暗視野検査を簡単な構成によって行うことができる。
なお、本発明は、上記実施形態のみに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲においてさらに異なる実施形態を構成することが可能である。
なお、本発明は、上記実施形態のみに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲においてさらに異なる実施形態を構成することが可能である。
1 レンズチェッカー
2A 中央発光源
2B 外周発光源
3A 中央導光体
3B 外周導光体
4A 中央シート
4B 外周シート
41 第1シート
411 第1模様部
412 第2模様部
42 第2シート
51 切替スイッチ
8 コンタクトレンズ
2A 中央発光源
2B 外周発光源
3A 中央導光体
3B 外周導光体
4A 中央シート
4B 外周シート
41 第1シート
411 第1模様部
412 第2模様部
42 第2シート
51 切替スイッチ
8 コンタクトレンズ
Claims (5)
- 中央発光源と、
該中央発光源に対向して配置された中央導光体と、
該中央導光体に対向して配置された中央シートと、
上記中央発光源の周りの複数個所に配置された外周発光源と、
該外周発光源に対向して配置された外周導光体と、
該外周導光体に対向して配置された外周シートと、
上記中央発光源が点灯するとともに上記外周発光源が消灯し、上記中央発光源から発光されて上記中央導光体及び上記中央シートを透過する光によって明視野検査を行うための明視野モードと、上記外周発光源が点灯するとともに上記中央発光源が消灯し、上記外周発光源から発光されて上記外周導光体及び上記外周シートを透過する光によって暗視野検査を行うための暗視野モードとに切替え可能な切替スイッチと、を備え、
上記中央シートは、第1模様部及び該第1模様部よりも光を透過させにくい色相の第2模様部によるチェック模様を有する第1シートと、該第1シートに積層され、上記第1模様部よりも光を透過させにくい色相の第2シートとからなる、レンズチェッカー。 - 上記第2模様部及び上記第2シートは、黒色系の色相を有する、請求項1に記載のレンズチェッカー。
- 上記第1模様部は、黄色系の色相を有する、請求項1又は2に記載のレンズチェッカー。
- 上記中央発光源は、暖色系の発光源である、請求項1〜3のいずれか一項に記載のレンズチェッカー。
- 上記第1シート及び上記第2シートは、互いに密着されているとともに上記中央導光体に密着されており、
上記外周シートは、上記外周導光体に密着されている、請求項1〜4のいずれか一項に記載のレンズチェッカー。
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