JP2017166768A - 乾燥装置および乾燥方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】乾燥装置は、シートの一方の面に気流を吹き付ける吹き出しノズルと、シートの端部近傍に位置しシートの反対面へ回り込む気流の方向を、シートの反対面から遠ざける方向に制御する風向制御壁とを有する。
【選択図】 図1
Description
図1は、第1の実施形態を示す断面図である。乾燥装置は、シート1の一方の面に気流2を吹き付ける吹き出しノズル3と、シート1の端部近傍に位置しシート1の反対面へ回り込む気流2の方向を、シート1の反対面から遠ざける方向に制御する風向制御壁4とを有する。気流2が吹き抜ける端部が複数ある場合は、それぞれの端部に風向制御壁4を配置する。
本実施形態では、風向を制御する角度の具体例について説明する。図3は風向制御壁4の具体例を示す断面図である。図3(a)は、複数の板状の風向制御部4aを、支柱4bに対し、ある同じ角度に配置した例である。各風向制御部4aによって、気流2は、シート1の反対面に回りこむことを阻害され、反対面から遠ざかる方向に向きを制御させる。気流2の一部は風向制御壁4のシート1から見て外側を通過する。残りの一部は、風向制御部4aの間を通って、風向制御壁4のシート1側に流れる。この時流れる気流2の方向は、風向制御壁4が無い場合よりもシート1から遠ざかる方向になる。
本実施形態では、風向制御壁の形状に関する具体例について説明する。図4(a)は、複数の羽板状の風向制御部4cを支柱4dで支持し、ルーバー形状とした風向制御壁4を示す斜視図である。それぞれの風向制御部4cは、例えば紙面の下方向から気流が吹いてきた場合、紙面の奥方向に気流の向きを変化させる。このようなルーバー形状には、気流の向きを効率良く制御できるという特長がある。なお、それぞれの風向制御部4cは、支柱4dに対する角度を変えられるようにしても良く、機械的に角度を制御する角度制御機構を設けたり、これを遠隔制御するようにしたりしても良い。
第1から第3のような風向制御壁を有する乾燥装置を用いて、シート1の一方の面に形成した塗布膜を、歪無く均一に乾燥することができる。図5は、このような塗布膜の乾燥を示す断面図である。
第4の実施形態では、風向制御壁をシートの端部近傍から吹き出しノズルと反対側に延伸した形状としたが、違う向きに延伸しても同様の効果を得ることができる。図7はそれを実現する乾燥装置の一例を示す断面図である。図7の例では、風向制御壁41が、シート10の端部近傍からシート10の面と略平行となる方向に支柱41bを延伸し、そこに風向制御部41aを配列した構造を有している。
風向制御壁を吹き出しノズル側のシートの端部近傍からノズル方向に風向制御部を配列した風向制御壁を用いることも可能である。図8にその一例を示す。風向制御壁42を、吹き出しノズル30側のシート10の幅方向端部近傍から、シート10から離れる方向に支柱42bを延伸し、そこに風向制御部42aを配列した形状としている。この場合、シート10の幅方向端部に向かう気流20cは、風向制御部42aに衝突して、その向きをシート10端部から外側に離れる方向に変える。その結果、シート10の表面への回り込みが抑制され、塗布膜50を均一に乾燥することができる。また、シートの裏面端部に吹き付けられる気流の風量、風速が小さくなるため、シートの走行が安定する。
2、20 気流
3、30、104 吹き出しノズル
4、40、41、42 風向制御壁
4a、40a、41a、42a 風向制御部
50、101 塗布膜
Claims (10)
- シートの一方の面に気流を吹き付ける吹き出しノズルと、前記シートの端部近傍に位置し前記シートの反対面へ回り込む前記気流を前記反対面から遠ざける方向に制御する風向制御壁と、を有することを特徴とする乾燥装置。
- 前記風向制御壁が、前記気流の向きを変化させる所定角度を向いた板状の風向制御部を有することを特徴とする請求項1に記載の乾燥装置。
- 複数の前記風向制御部が前記シートの端部近傍から前記シートと離間する方向に配列していることを特徴とする請求項2に記載の乾燥装置。
- 前記シートと離間する方向が、前記シートの面と略垂直な方向であることを特徴とする請求項3に記載の乾燥装置。
- 前記シートと離間する方向が、前記シートの面と略平行な向であることを特徴とする請求項3に記載の乾燥装置。
- 前記風向制御部が羽板形状を有し、複数の前記風向制御部がルーバー状に配列していることを特徴とする請求項3乃至請求項5いずれか一項に記載の乾燥装置。
- 前記風向制御部の角度が可変であることを特徴とする請求項2乃至請求項6いずれか一項に記載の乾燥装置。
- シートの第1の面に塗布膜を形成し、前記第1の面と反対面に当たる第2の面に気流を吹き付け、前記シートの端部近傍に前記気流の方向を前記第1の面から遠ざける方向に制御する風向制御壁を配置することを特徴とする塗布膜の乾燥方法。
- 前記風向制御壁が、板状の風向制御部を有することを特徴とする請求項8に記載の塗布膜の乾燥方法。
- 複数の前記風向制御部が前記シートの端部近傍から前記シートと離間する方向に配列していることを特徴とする請求項9に記載の塗布膜の乾燥方法。
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JP2016053511A JP6766389B2 (ja) | 2016-03-17 | 2016-03-17 | 乾燥装置および乾燥方法 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN109099681A (zh) * | 2018-07-20 | 2018-12-28 | 安徽永生堂药业有限责任公司 | 一种基于风选下料技术的脱水蔬菜用烘干装置 |
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- 2016-03-17 JP JP2016053511A patent/JP6766389B2/ja active Active
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CN109099681A (zh) * | 2018-07-20 | 2018-12-28 | 安徽永生堂药业有限责任公司 | 一种基于风选下料技术的脱水蔬菜用烘干装置 |
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