JP2017165389A - 一体型クラッシュパッド及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】一体型クラッシュパッド及びその製造方法を提供する。【解決手段】本発明は、乗客と向き合う前面から車両の前方へ湾入し、内部に前方エアバッグを収容する収容空間が形成されるように一体に成形されたクラッシュパッドベースと、クラッシュパッドベースと一体に成形され、クラッシュパッドベースの前面から湾入した一側の折曲部を回動軸として回動し、他側の折曲部との締結によって収容空間を区画する前方エアバッグドアと、回動軸を中心にクラッシュパッドベースと前方エアバッグドアとが相互連結されるようにクラッシュパッドベース及び前方エアバッグドアの内部にインサートされることにより、前方エアバッグの展開時に回動軸の切開を防止する補強シートとを含んでなることを特徴とする、一体型クラッシュパッドを提供する。【選択図】図2

Description

本発明は、前方エアバッグが形成された収容空間、クラッシュパッドベース及び前方エアバッグドアが一体に形成されるが、エアバッグドアの回動部に補強シートが配置されて前方エアバッグの展開の際に回動軸の切開を防止することが可能な一体型クラッシュパッドに関する。
図1に示すように、前方エアバッグドア一体型シュート1、スチール製の前方エアバッグハウジング2及びクラッシュパッドコア3がそれぞれ別個の構成として結合された従来のクラッシュパッドは、前方エアバッグ4の展開により後方に押される力によって、前方エアバッグハウジング2と前方エアバッグドア一体型シュート1との連結部分が損傷したり、前方エアバッグの展開時に前方エアバッグ4が破損したりする問題があった。
また、それぞれの連結部に形成されたギャップや結合剛性の不足により、樹脂の発泡時に発泡圧に応じて変形が生じたり連結部のギャップから樹脂が漏れたりして、成形不良だけでなく、前方エアバッグ4の展開性能低下の問題があった。
前述の背景技術として説明された事項は、本発明の背景に対する理解増進のためのものに過ぎず、当該技術分野における通常の知識を有する者に公知の従来の技術に該当することを認めるものと受け入れられてはならない。
韓国特許公開第10−2010−0064021号公報
本発明は、前方エアバッグが形成された収容空間、クラッシュパッドベース及び前方エアバッグドアが一体に形成されるが、前方エアバッグドアの回動部に補強シートが配置されて前方エアバッグの展開の際に回動軸の切開を防止することが可能な一体型クラッシュパッドを提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明に係る一体型クラッシュパッドは、乗客と向き合う前面から車両の前方へ湾入し、内部に前方エアバッグを収容する収容空間が形成されるよう一体に成形されたクラッシュパッドベース;クラッシュパッドベースと一体に成形され、クラッシュパッドベースの前面から湾入した一側の折曲部を回動軸として回動し、他側の折曲部との締結によって収容空間を区画する前方エアバッグドア;及び回動軸を中心にクラッシュパッドベースと前方エアバッグドアとが相互連結されるようにクラッシュパッドベース及び前方エアバッグドアの内部にインサートされることにより、前方エアバッグの展開の際に回動軸の切開を防止する補強シート;を含んでなる。
一側の折曲部及び前方エアバッグドアを高さ方向から垂直に切開した断面を基準に前面に沿って延長されたクラッシュパッドベースの第1線、湾入した方向に沿って延長されたクラッシュパッドベースの第2線、及び前方エアバッグドアに沿って延長された第3線は、回動軸で出会って三重点を形成し、補強シートは、第2線から三重点を通って第3線の方向に横切るようにクラッシュパッドベース及び前方エアバッグドアの内部に挿入できる。
クラッシュパッドベースと前方エアバッグドアは、前方エアバッグドアが閉鎖された状態で一平面を形成することができる。
クラッシュパッドベースは、回動軸に近づくほど前面からクラッシュパッドベースの厚さが益々薄くなり、前方エアバッグドアは、回動軸に近づくほど前方エアバッグドアの外側面から前方エアバッグドアの厚さが益々薄くなることができる。
補強シートは、樹脂に含浸された織物形態の強化繊維層;強化繊維層の上下面を包み込む樹脂層;及びクラッシュパッドベース、前方エアバッグドア及び補強シートのインサート射出過程で補強シートの移動を防止するように樹脂層の表面に突設された複数の突起;を含むことができる。
強化繊維層及び樹脂層の樹脂はTPO(Thermo Plastic Olefin)樹脂であってもよい。
上記目的を達成するための本発明に係る一体型クラッシュパッドの製造方法は、スライドコアを備えた金型を用いて、前方エアバッグを収容する収容空間が形成されたクラッシュパッドベースと前方エアバッグドアとが一体に成形されたクラッシュパッドを製造する方法であって、金型の内部に強化繊維を配置するが、クラッシュパッドベースで前方エアバッグドアが回動軸を中心に回動するようにクラッシュパッドベースと前方エアバッグドアとが連結される部分に補強シートを配置する配置段階と、スライドコアを移動させ、補強シートが配置された部分を加圧するように金型を型合わせする加圧段階と、金型の内部に樹脂を注入する注入段階と、注入された樹脂を硬化させ、金型から脱型する分離段階とを含んでなる。
配置段階の前には、金型の内部に複数の真空ホールを設け、金型への配置の際に複数の真空ホールに挿入されるように一側表面に複数の第1突起が突設された補強シートを準備する準備段階;をさらに含むことができる。
準備段階では、スライドコアに複数の固定溝が設けられ、スライドコアの加圧時に固定溝に挿入されるように補強シートの他側表面には複数の第2突起が突設され得る。
配置段階では、クラッシュパッドベースの収容空間側に湾入した部分から回動軸を通って前方エアバッグドアが繋がるように補強シートを配置することができる。
上述したような本発明の一体型クラッシュパッドによれば、前方エアバッグが形成された収容空間、クラッシュパッドベース及び前方エアバッグドアが一体に形成され、前方エアバッグの展開時にも前方エアバッグの損傷のおそれが無くなって展開性能が向上する。
また、前方エアバッグドアの回動部に補強シートが配置されることにより、回動軸部分が前方エアバッグドアの回転による遠心力に耐えるように引張応力を持つことができるため、前方エアバッグの展開時に回動軸の切開を防止することが可能である。
従来のクラッシュパッドを示す図である。 本発明に係る一体型クラッシュパッドを示す図である。 本発明に係る回動軸を示す図である。 本発明に係る補強シートを示す図である。 本発明に係る金型とスライドコアを示す図である。 本発明に係る一体型クラッシュパッドの製造過程を示す図である。
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施形態について説明する。
本発明に係る一体型クラッシュパッドは、図2に示すように、乗客と向き合う前面から車両の前方へ湾入し、内部に前方エアバッグ4を収容する収容空間が形成されるように一体に成形されたクラッシュパッドベース100;クラッシュパッドベース100と一体に成形され、クラッシュパッドベース100の前面から湾入した一側の折曲部を回動軸110として回動し、他側の折曲部との締結によって収容空間を区画する前方エアバッグドア200;及び回動軸110を中心にクラッシュパッドベース100と前方エアバッグドア200とが相互連結されるようにクラッシュパッドベース100及び前方エアバッグドア200の内部にインサートされることにより、前方エアバッグ4の展開時に回動軸110の切開を防止する補強シート300;を含んでなる。
クラッシュパッドベース100には、前面から車両の前方に向かって湾入して形成された内部にパセンジャーエアバッグを収容する収容空間が形成される。収容空間には、前方エアバッグ4、及び衝突時に前方エアバッグ4を展開させるインフレータ(Inflator)5が装着される。
クラッシュパッドベース100は、好ましくは、ガラス繊維とポリプロピレン樹脂からなる複合材で形成できる。但し、これに限定されない。
一方、前方エアバッグドア200は、クラッシュパッドベース100と一体として成形され、クラッシュパッドベース100と同様の材質で構成される。前方エアバッグドア200の一側は、クラッシュパッドベース100の前面から湾入した一側の折曲部に連結される。したがって、前方エアバッグドア200は、一側の折曲部を回動軸110として回動することが可能であり、前方エアバッグドア200の他側はクラッシュパッドベース100の他側の折曲部に締結されて収容空間が閉鎖される。
前方エアバッグドア200の開放により収容空間の外側方向に開き、前方エアバッグドア200の閉鎖により他側の折曲部に締結されてクラッシュパッドベース100と一緒に前面を形成する。
従来とは異なり、前面を形成する部品、収容空間を形成する部品、及び前方エアバッグドア200を構成する部品が、それぞれ別個ではなく、一体として形成される。
補強シート300は、回動軸110を中心にとして周辺でクラッシュパッドベース100及び前方エアバッグドア200の内部に挿入され、前方エアバッグ4の展開時に回動軸110の部分が前方エアバッグドア200の回転による遠心力に耐えるように引張応力を持つことができるようにする。
これにより、補強シート300は、好ましくは、炭素繊維で形成された炭素繊維マットを用いることができる。炭素繊維マットは、炭素繊維で製織された織物とTPO(Thermo Plastic Olefin)樹脂から構成される。
クラッシュパッドベース100及び前方エアバッグドア200を成形する際に、補強シート300をインサート成形して補強シート300をクラッシュパッドベース100及び前方エアバッグドア200の内部に挿入することができる。
クラッシュパッドベース100と前方エアバッグドア200を一体に成形し、その内部に、前方エアバッグドア200の回動軸110を補強する補強シート300を挿入する方式で本発明に係るクラッシュパッドを製造することにより、従来の場合に比べて、前方エアバッグ4の損傷のおそれが無くなって展開性能が向上する。
また、製造過程でクラッシュパッドベース100と前方エアバッグドア200との間から樹脂が漏れるおそれがないため、成形および外観不良の問題が解決される。
本発明に係るクラッシュパッドにおいて補強シート300がクラッシュパッドベース100及び前方エアバッグドア200の内部に挿入された形態をさらに具体化してみると、図3に示すように、一側の折曲部及び前方エアバッグドア200を高さ方向から垂直に切開した断面を基準に前面に沿って延長されたクラッシュパッドベース100の第1線120、湾入した方向に沿って延長されたクラッシュパッドベース100の第2線130、及び前方エアバッグドア200に沿って延長された第3線210は、回動軸110で出会って三重点を形成し、補強シート300は、第2線130から三重点を通って第3線210の方向に横切るようにクラッシュパッドベース100及び前方エアバッグドア200の内部に挿入できる。
前方エアバッグ4の展開時に、前方エアバッグドア200は収容空間の外側方向に開放される。よって、回動軸110の部分が前方エアバッグドア200の回転による遠心力に耐えるように引張応力を持つためには、補強シート300は、三重点を中心に第2線130と第3線210に相応するクラッシュパッドベース100及び前方エアバッグドア200の内部に挿入されることが効率的である。
一方、前方エアバッグ4の展開による前方エアバッグドア200の開放に備えて、クラッシュパッドベース100は、回動軸110に近づくほど前面からクラッシュパッドベース100の厚さが益々薄くなり、前方エアバッグドア200は、回動軸110に近づくほど前方エアバッグドア200の外側面から前方エアバッグドア200の厚さが益々薄くなることができる。
図3に示すように前方エアバッグドア200が開放されても、回動軸110でクラッシュパッドベース100と前方エアバッグドア200が互いに干渉しないように、回動軸110に近づくほどその厚さを益々薄く構成して、クラッシュパッドベース100及び前方エアバッグドア200の破損を防止することができる。
本発明に係る一体型クラッシュパッドにおける補強シート300は、樹脂に含浸された織物形態の強化繊維層、及び該強化繊維層の上下面を包み込む樹脂層を含むことができる。
前述したように、強化繊維層は、炭素繊維からなる織物形態であり得る。但し、これに限定されない。
補強シート300を横から見た断面を基準に、前記強化繊維層は上下面が樹脂層に包まれた形態であり、強化繊維層は樹脂に含浸された状態であり得る。強化繊維層を包み込む樹脂層の樹脂はTPOから構成できる。熱可塑性樹脂であるTPO樹脂は、延性が高く、耐環境性に優れるという特徴を持つ。これにより、前方エアバッグドア200の回動にも拘わらず、延性が高い特徴により、回動軸110の補強に効果的である。
また、図4に示すように、樹脂層の表面には複数の突起310が設けられ、クラッシュパッドベース100、前方エアバッグドア200及び補強シート300のインサート射出過程で補強シート300の移動を防止することができる。
より具体的には、図5に示すように、スライドコア20を備えた金型10を介して、前方エアバッグ4を収容する収容空間が形成されたクラッシュパッドベース100と前方エアバッグドア200とが一体に成形されたクラッシュパッドを製造する方法は、金型10の内部に強化繊維を配置するが、クラッシュパッドベース100で前方エアバッグドア200が回動軸110を中心に回動するようにクラッシュパッドベース100と前方エアバッグドア200とが連結される部分に補強シート300を配置する配置段階と、スライドコア20を移動させ、補強シート300が配置された部分を加圧するように、金型10を型合わせする加圧段階と、金型10の内部に樹脂を注入する注入段階と、注入された樹脂を硬化させ、金型10から脱型する分離段階とを含んでなる。
配置段階では、収容空間が形成されたクラッシュパッドベース100と前方エアバッグドア200とを一体に成形するように強化繊維を金型10の内部に配置させるが、前方エアバッグドア200がクラッシュパッドベースに連結され、連結された回動軸110を中心に回動できるように連結される部分に補強シート300を配置する。補強シート300の配置により、前方エアバッグ4の展開時にも回動軸110の部分が切開されないため、前方エアバッグドア200がクラッシュパッドベース100に連結された状態を維持することができる。
次に、加圧段階では、強化繊維及び補強シート300をクラッシュパッドベース形状に成形するために金型10を閉じてプレスするが、図6に示すようにスライドコア20をスライドさせ、スライドコア20が補強シート300の配置された部分を加圧するように型合わせする。
好ましくは、補強シート300を配置段階で配置された初期位置に固定させるために、配置段階の前には、金型10の内部に複数の真空ホール11を設け、金型10への配置の際に複数の真空ホール11に挿入されるように一側表面に複数の第1突起311が設けられた補強シート300を準備する準備段階を行うことができ、さらに好ましくは、準備段階では、スライドコア20に複数の固定溝21が設けられ、スライドコア20の加圧時に固定溝21に挿入されるように、補強シート300の他側表面には複数の第2突起312が設けられ得る。
補強シート300は、回動軸110を中心に配置され、前方エアバッグドア200の回転による遠心力に耐えるように引張応力を持つことができるようにするので、成形過程中に、初期に配置された位置から離脱してはならない。したがって、金型10の内部に設けられた複数の真空ホール11側に、補強シート300の表面一側に設けられた複数の第1突起311が挿入されるようにして、インサート成形中にも補強シート300が樹脂の流れに押されても動かず、初期に配置された位置を維持することができる。
また、スライドコアにも複数の固定溝21が設けられ、固定溝21側に、補強シート300の表面他側に設けられた複数の第2突起312が挿入されるようにして、インサート成形中にも補強シート300が樹脂の流れに押されても動かないようにすることができる。
その後、注入段階を経て強化繊維の間に樹脂を移動させて樹脂に含浸させる。注入した樹脂を完全に硬化させ、金型10から成形された一体型クラッシュパッドを分離する分離段階を経ることにより、一体型クラッシュパッドの製造が完了する。
一方、配置段階では、クラッシュパッドベース100の収容空間側に湾入した部分から回動軸110を通って前方エアバッグドア200が繋がるように補強シート300を配置することができる。
補強シート300が、上述のように収容空間側に湾入した部分と前方エアバッグドア200を同時に補強する形態で配置されると、前方エアバッグ4の展開時に前方エアバッグドア200は収容空間の外側方向に開放されるので、回動軸110の部分が前方エアバッグドア200の回転による遠心力に耐えるように引張応力を持つ。
本発明は特定の実施形態に関連して図示及び説明したが、以下の特許請求の範囲によって提供される本発明の技術的思想を逸脱しない範疇内において、本発明に多様な改良および変更を加え得るのは、当業界における通常の知識を有する者にとって自明である。
4 前方エアバッグ
5 インフレータ
10 金型
11 真空ホール
20 スライドコア
21 固定溝
100 クラッシュパッドベース
110 回動軸
120 第1線
130 第2線
200 前方エアバッグドア
210 第3線
300 補強シート
310 突起
311 第1突起
312 第2突起

Claims (10)

  1. 乗客と向き合う前面から車両の前方へ湾入し、内部に前方エアバッグを収容する収容空間が形成されるように一体に成形されたクラッシュパッドベースと、
    クラッシュパッドベースと一体に成形され、クラッシュパッドベースの前面から湾入した一側の折曲部を回動軸として回動し、他側の折曲部との締結によって収容空間を区画する前方エアバッグドアと、
    回動軸を中心にクラッシュパッドベースと前方エアバッグドアとが相互連結されるようにクラッシュパッドベース及び前方エアバッグドアの内部にインサートされることにより、前方エアバッグの展開時に回動軸の切開を防止する補強シートとを含んでなることを特徴とする、一体型クラッシュパッド。
  2. 一側の折曲部及び前方エアバッグドアを高さ方向から垂直に切開した断面を基準に前面に沿って延長されたクラッシュパッドベースの第1線、湾入した方向に沿って延長されたクラッシュパッドベースの第2線、及び前方エアバッグドアに沿って延長された第3線は、回動軸で出会って三重点を形成し、
    補強シートは、第2線から三重点を通って第3線の方向に横切るようにクラッシュパッドベース及び前方エアバッグドアの内部に挿入されたことを特徴とする、請求項1に記載の一体型クラッシュパッド。
  3. クラッシュパッドベースと前方エアバッグドアは、前方エアバッグドアが閉鎖された状態で一平面を形成することを特徴とする、請求項1に記載の一体型クラッシュパッド。
  4. クラッシュパッドベースは、回動軸に近づくほど前面からクラッシュパッドベースの厚さが益々薄くなり、
    前方エアバッグドアは、回動軸に近づくほど前方エアバッグドアの外側面から前方エアバッグドアの厚さが益々薄くなることを特徴とする、請求項1に記載の一体型クラッシュパッド。
  5. 補強シートは、
    樹脂に含浸された織物形態の強化繊維層;
    強化繊維層の上下面を包み込む樹脂層;及び
    クラッシュパッドベース、前方エアバッグドア及び補強シートのインサート射出過程で補強シートの移動を防止するように樹脂層の表面に突設された複数の突起;を含むことを特徴とする、請求項1に記載の一体型クラッシュパッド。
  6. 強化繊維層及び樹脂層の樹脂はTPO(Thermo Plastic Olefin)樹脂であることを特徴とする、請求項5に記載の一体型クラッシュパッド。
  7. スライドコアを備えた金型を用いて、前方エアバッグを収容する収容空間が形成されたクラッシュパッドベースと前方エアバッグドアとが一体に成形されたクラッシュパッドを製造する方法であって、
    金型の内部に強化繊維を配置するが、クラッシュパッドベースで前方エアバッグドアが回動軸を中心に回動するようにクラッシュパッドベースと前方エアバッグドアとが連結される部分に補強シートを配置する配置段階と、
    スライドコアを移動させ、補強シートが配置された部分を加圧するように金型を型合わせする加圧段階と、
    金型の内部に樹脂を注入する注入段階と、
    注入された樹脂を硬化させ、金型から脱型する分離段階とを含んでなることを特徴とする、一体型クラッシュパッドの製造方法。
  8. 配置段階の前には、
    金型の内部に複数の真空ホールを設け、
    金型への配置時に複数の真空ホールに挿入されるように一側表面に複数の第1突起が突設された補強シートを準備する準備段階;をさらに含むことを特徴とする、請求項7に記載の一体型クラッシュパッドの製造方法。
  9. 準備段階では、
    スライドコアに複数の固定溝が設けられ、
    スライドコアの加圧時に固定溝に挿入されるように、補強シートの他側表面には複数の第2突起が突設されたことを特徴とする、請求項8に記載の一体型クラッシュパッドの製造方法。
  10. 配置段階では、
    クラッシュパッドベースの収容空間側に湾入した部分から回動軸を通って前方エアバッグドアが繋がるように補強シートを配置することを特徴とする、請求項7に記載の一体型クラッシュパッドの製造方法。
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