JP2017163380A - 点検口蓋スピーカー - Google Patents

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ズー馨 丘
Zhixin Hyu
ズー馨 丘
小泉 秀樹
Hideki Koizumi
秀樹 小泉
大野 達司
Tatsuji Ono
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Abstract

【課題】音質を向上させることができる点検口蓋スピーカーを提供する。【解決手段】本発明の点検口蓋スピーカーは、浴室の天井面に設けられた点検口に取り付けられる点検口蓋スピーカーであって、前記浴室の内側に配置される板状の下蓋(12)と、前記下蓋(12)の上面に当接され、前記下蓋(12)よりも厚い板状部材(13)と、前記板状部材(13)の上面に当接される加振器(14)と、前記板状部材(13)と前記加振器(14)とを覆うように前記下蓋(12)に接続される上蓋(11)と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、点検口に取り付けられる点検口蓋スピーカーに関する。
近年、浴室において、音楽又はラジオ等を聞くために、浴室の天井面に設けられた点検光口に取り付けられる点検口蓋をスピーカーとして機能させる音響装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1に開示されている音響装置では、点検口蓋の室外側の面に振動用アクチュエータが直接配設され、点検口蓋を覆うように遮音材が配設されている。
特開2006−133639号公報
しかしながら、特許文献1の音響装置では、音質を向上させるという点で未だ改善の余地がある。
本発明は、前記課題を解決するもので、音質を向上させることができる点検口蓋スピーカーを提供する。
本開示の一態様に係る点検口蓋スピーカーは、
浴室の天井面に設けられた点検口に取り付けられる点検口蓋スピーカーであって、
前記浴室の内側に配置される板状の下蓋と、
前記下蓋の上面に当接され、前記下蓋よりも厚い板状部材と、
前記板状部材の上面に当接される加振器と、
前記板状部材と前記加振器とを覆うように前記下蓋に接続される上蓋と、
を備える。
以上のように、本発明の点検口蓋スピーカーによれば、音質を向上させることができる。
図1は、本発明の実施の形態1に係る点検口蓋スピーカーの外観図である。 図2は、図1の点検口蓋スピーカーをB−B線で切断した概略断面図である。 図3は、図2の点検口蓋スピーカーのZ1部分の概略拡大図である。 図4は、本発明の実施の形態1に係る点検口蓋スピーカーの構造を示す概略図である。 図5は、本発明の実施の形態1に係る点検口蓋スピーカーである実施例1及び比較例1の音圧測定結果を示す図である。 図6は、本発明の実施の形態2に係る点検口蓋スピーカーにおいて、びびり対策を実施する箇所を示す図である。 図7は、本発明の実施の形態2に係る点検口蓋スピーカーの構成を示す概略図である。
(本発明に至った経緯)
本発明者らが、鋭意研究したところ、点検口蓋をスピーカーとして機能させる場合、振動用アクチュエータ(加振器)を点検口蓋に直接配設すると、200−800Hzの低音域の音圧が高くなり、こもり感が生じるという課題を見出した。また、本発明者らは、このような構成のスピーカーにおいて、2kHz−3.15kHzの高音域にびびりが発生するという課題を見出した。そこで、本発明者らは、これらの課題を解決し、点検口蓋スピーカーの音質を向上させるため、以下の発明に至った。
以下、実施形態について、添付の図面を参照しながら説明する。また、各図においては、説明を容易なものとするため、各要素を誇張して示している。
(実施の形態1)
[全体構成]
実施の形態1に係る点検口蓋スピーカーの全体構成について説明する。
図1は、実施の形態1に係る点検口蓋スピーカー10Aの外観を示す。図2は、図1の点検口蓋スピーカー10AをB−B線で切断した概略断面を示す。図3は、図2の点検口蓋スピーカー10AのZ1部分の概略拡大図である。
図1に示すように、点検口蓋スピーカー10Aは、浴室の天井面の点検口に取り付けられる点検口蓋として機能するスピーカーである。図2に示すように、点検口蓋スピーカー10Aは、上蓋11、下蓋12、板状部材13、加振器14、及び可撓材15を備える。具体的に、図3に示すように、点検口蓋スピーカー10Aは、板状の下蓋12、下蓋12に当接され、下蓋12よりも厚い板状部材13、板状部材13に当接される加振器14、及び板状部材13と加振器14とを覆うように下蓋12に接続される上蓋11を備える。
次に、各構成要素について説明する。
<上蓋>
上蓋11は、浴室の外側である天井面の裏側に配置される蓋である。図1に示すように、上蓋11は、円板状の部材で作られている。即ち、上蓋11は、上蓋11を上面側から見て、円形の部材で作られている。図2に示すように、上蓋11は、板状部材13及び加振器14を覆うように下蓋12に接続されている。具体的には、上蓋11の外周部が上蓋11の厚み方向(図2中のZ方向)において、下蓋12の配置される側に屈曲するように構成されており、上蓋11の外周部と下蓋12の外周部とが接続されている。このため、上蓋11と下蓋12との間に空間S1が形成される。この空間S1に、板状部材13及び加振器14が配置され、上蓋11と下蓋12とによって支持される。実施の形態1では、上蓋11は、可撓材15を介して板状部材13及び加振器14を支持している。
また、図3に示すように、上蓋11において加振器14と面する部分、即ち、上蓋11の下面中央部では、可撓材15を配置するための凹部16が形成されている。凹部16は、上蓋11の厚み方向、即ち図3中のZ方向に凹んだ有底の穴である。凹部16の径方向、即ち図3中のX方向の寸法は、加振器14の外径より大きい寸法で形成されている。
実施の形態1では、上蓋11は、例えば、ABS等の樹脂材料で作られており、外径およそ500mm、厚さおよそ3mmで設計されている。
<下蓋>
下蓋12は、天井面から浴室の内側に露出するように配置される板状の蓋である。図4は、上蓋11及び可撓材15を省略した点検口蓋スピーカー10Aの概略構成を示す。図4に示すように、下蓋12は、円板状の部材で作られている。即ち、下蓋12は、下蓋12を上面側から見て、円形の部材で作られている。下蓋12は、例えば、板金材で作られている。下蓋12は、点検口に取り付けられる蓋として機能すると共に、加振器14によって振動される振動板としても機能する。
実施の形態1では、下蓋12は、例えば、鋼板の材料で作られており、外径およそ500mm、厚さおよそ0.5mmで設計されている。また、下蓋12の単位体積当たりの重量は、およそ7.85×10−3g/mmである。
<板状部材>
図4に示すように、板状部材13は、下蓋12の上面に当接される板状の部材である。具体的には、板状部材13は、下蓋12の上面中央部に当接されている。実施の形態1では、板状部材13は、例えば、接着剤などによって下蓋12の上面に貼り付けられている。
板状部材13は、下蓋12よりも厚い部材で作られている。板状部材13の厚さは、下蓋12の厚さの10倍以上40倍以下が好ましい。より好ましくは、20倍以上30倍以下である。
また、板状部材13は、下蓋12よりも重量が重いことが好ましい。板状部材13の重量は、下蓋12の重量の1.5倍以上5倍以下が好ましい。より好ましくは、2倍以上3倍以下である。
また、板状部材13の曲げ破壊荷重(N)は、120以上450以下であることが好ましい。
板状部材13としては、例えば、石膏ボードが挙げられる。なお、本明細書において、「石膏ボード」とは、石膏を芯として、その両面を石膏ボード用原紙で被覆成型したものをいう。実施の形態1では、板状部材13は、縦300mm×横300mm×厚み10mmの石膏ボードを用いている。また、板状部材13の単位体積当たりの重量は、9×10−4g/mmである。
<加振器>
加振器14は、オーディオ機器等の音源装置(図示なし)からの出力信号を受けて、下蓋12を振動させるものである。加振器14は、下蓋12を振動させることによって、音源装置からの出力信号に応じた音を下蓋12から浴室内に向けて発する。
図4に示すように、加振器14は、板状部材13の上面に当接されている。具体的には、加振器14は、板状部材13の上面中央部に当接されている。実施の形態1では、加振器14は、例えば、接着剤などによって板状部材13の上面に貼り付けられている。
加振器14は、音源装置からの出力信号を機械的な振動として出力可能なものであればよい。加振器14としては、例えば、磁歪素子を用いたアクチュエータ等を用いることができる。
<可撓材>
可撓材15は、加振器14から生じる振動が上蓋11へ伝わることを抑制するための振動抑制部材である。図3に示すように、可撓材15は、加振器14と上蓋11との間に配置されており、加振器14と上蓋11との両方に当接している。具体的には、可撓材15は、上蓋11の凹部16内に配置されており、可撓材15の上面で上蓋11と当接し、可撓材15の下面で加振器14と当接している。
可撓材15は、加振器14から生じる振動が上蓋11へ伝わることを抑制できる部材であればよい。可撓材15は、例えば、ゴム、セラミック、ガラス、木材、金属等の部材で作ることができる。
[効果]
実施の形態1に係る点検口蓋スピーカー10Aによれば、以下の効果を奏することができる。
点検口蓋スピーカー10Aは、板状の下蓋12と、下蓋12の上面に当接され、下蓋12よりも厚い板状部材13と、板状部材13の上面に当接される加振器14と、板状部材13と加振器14とを覆うように下蓋12に接続される上蓋11と、を備える。即ち、点検口蓋スピーカー10Aは、振動板として機能する下蓋12の上面に、下蓋12よりも厚い板状部材13を当接させ、この板状部材13の上面に加振器14を当接させている。このため、加振器14が下蓋12に直接配設されず、加振器14が板状部材13を介して下蓋12に配設される構成となる。このような構成により、200−800Hzの低音域の音圧を低下させることができ、こもり感を改善することができる。また、2kHz−3.15kHzの高音域にびびりが発生することを抑制することができる。
このように、点検口蓋スピーカー10Aは、加振器14と下蓋12との間に下蓋12より厚い板状部材13を備えることによって、低音域のこもり感を改善すると共に、高音域のびびりを抑制することができる。このため、点検口蓋スピーカー10Aによれば、音質を向上させることができる。
また、板状部材13は、下蓋12よりも重量が重いことが好ましい。このような構成により、低音域のこもり感及び高音域のびびりの発生の原因となる下蓋12の振動を更に抑制することができる。このため、点検口蓋スピーカー10Aの音質を更に向上させることができる。
板状部材13は、石膏ボードであることが好ましい。石膏ボードは、金属板などに比べて、防火性、耐火性、及び断熱性の点で優れている。このため、板状部材13を石膏ボードとすることによって、点検口蓋スピーカー10Aの安全性を高めることができる。
点検口蓋スピーカー10Aにおいて、加振器14と上蓋11との間に、加振器14と上蓋11との両方に当接する可撓材15が配置されていることが好ましい。このような構成により、可撓材15が、加振器14から上蓋11へ伝わる振動を抑制することができる。このため、加振器14による上蓋11の振動を抑制することができ、点検口蓋スピーカー10Aの音質を更に向上させることができる。
なお、実施の形態1では、上蓋11及び下蓋12が、円板状の形状である例について説明したが、これに限定されない。上蓋11及び下蓋12の形状は、浴室の天井面に設けられている点検口の形状に応じて変更してもよい。上蓋11及び下蓋12の形状は、例えば、楕円形状、又は矩形状等であってもよい。
実施の形態1では、上蓋11は、浴室の外側、即ち、天井面の裏側に配置される例について説明したが、これに限定されない。上蓋11は、例えば、浴室の内側に配置されてもよい。
実施の形態1では、上蓋11の下面中央部に、可撓材15を配置する凹部16を形成している例について説明したが、これに限定されない。例えば、上蓋11には、可撓材15を配置する凹部16が設けられていなくてもよい。
実施の形態1では、下蓋12は、天井面から浴室の内側に露出するように配置される例について説明したが、これに限定されない。下蓋12は、例えば、下蓋12の下面と天井面とが面一となるように配置されていてもよい。
実施の形態1では、下蓋12と板状部材13とを接着剤によって貼り付ける例について説明したが、これに限定されない。下蓋12と板状部材13とは、互いに離れないように当接していればよく、接着剤等によって貼り付けていなくてもよい。同様に、板状部材13と加振器14とを接着剤等によって貼り付ける例について説明したが、これに限定されない。
実施の形態1では、板状部材13として、板状部材13を上面から見て、一辺が300mmの正方形形状の石膏ボードを用いる例について説明したが、これに限定されない。板状部材13の形状は、例えば、板状部材13を上面側から見て、長方形、円形、又は楕円形等の形状であってもよい。
実施の形態1では、加振器14と上蓋11との間に、加振器14と上蓋11との両方に当接する可撓材15を配置する例について説明したが、これに限定されない。可撓材15は、付加的な構成であって、必須の構成ではない。なお、可撓材15を設けない場合、加振器14は、上蓋11の下面で支持される。
(実施例1)
実施例1について説明する。
実施例1では、実施の形態1の点検口蓋スピーカー10Aの効果を実証するため、点検口蓋スピーカー10Aを用いて音圧測定を行った。また、比較例1として、板状部材を備えない点検口スピーカーを用いて音圧測定を行った。
音圧測定は、高さ2.1m×幅2.1m×奥行き1.6mmの浴室の天井の中央に設けられた点検口に、実施例1の点検口蓋スピーカー10A及び比較例1の点検口蓋スピーカーを取り付けて行った。測定器としては、リオン製NA−28精密騒音計を用いた。測定器は、浴室の中央において、床から80cmの位置に設置した。基準音種としては、一定の音量(55db)に設定したホワイトノイズとした。
図5は、実施例1及び比較例1の音圧測定結果を示す。図5に示すように、200−800Hzの低音域において、実施例1の音圧が比較例1の音圧よりも低くなっていることがわかる。
また、比較例1では、2k−3.15kHzの高音域でびびりが発生したが、実施例1では、2k−3.15kHzの高音域でびびりが発生しなかった。
このように、実施例1では、加振器14と下蓋12との間に下蓋12より厚い板状部材13を備える構成にすることによって、比較例1と比べて、200−800Hzの低音域における音圧を低下させ、こもり音を改善することができる。また、実施例1では、2k−3.15kHzの高音域でのびびりを抑制することができる。
以上のことから、点検口蓋スピーカー10Aでは、加振器14と下蓋12との間に下蓋12より厚い板状部材13を備えることによって、低音域のこもり感及び高音域のびびりを改善することができる。
(実施の形態2)
[全体構成]
本発明の実施の形態2に係る点検口蓋スピーカーについて説明する。なお、実施の形態2では、主に実施の形態1と異なる点について説明する。実施の形態2においては、実施の形態1と同一又は同等の構成については同じ符号を付して説明する。また、実施の形態2では、実施の形態1と重複する記載は省略する。
本発明者らは、更に鋭意研究したところ、図6に示すように、下蓋12の上面において、板状部材13の周囲の領域A1にびびり対策を行うことによって、更に音質を向上させることができることを見出した。
図7は、実施の形態2に係る点検口蓋スピーカー10Bの概略構成を示す。図7に示すように、実施の形態2では、下蓋12の上面において板状部材13の周囲の領域(図6に示す領域A1)にびびり抑制部材17を配置している点が、実施の形態1と異なる。
図7に示すように、点検口蓋スピーカー10Bでは、下蓋12の上面において板状部材13の周囲の領域に、複数のびびり抑制部材17が配置されている。実施の形態2では、板状部材13を囲うように、4つのびびり抑制部材17が配置されている。なお、板状部材13の周囲の領域とは、図6に示す領域A1であり、下蓋12の上面において板状部材13が当接されていない領域である。
<びびり抑制部材>
びびり抑制部材17は、下蓋12の上面において板状部材13の周囲の領域(図6に示す領域A1)に配置されることによって、下蓋12のびびり振動を抑制する部材である。びびり抑制部材17は、下蓋12よりも厚く、且つ下蓋12よりも重量が重い部材である。
びびり抑制部材17の厚さは、下蓋12の厚さの5倍以上30倍以下が好ましい。より好ましくは、10倍以上20倍以下である。
びびり抑制部材17の重量は、下蓋12の重量の1.5倍以上5倍以下が好ましい。より好ましくは、2倍以上3倍以下である。
また、びびり抑制部材17の曲げ強さ(MPa)は、30以上100以下であることが好ましい。
びびり抑制部材17としては、例えば、アルミニウム複合材が挙げられる。なお、本明細書において、「アルミニウム複合材」とは、プラスチック等の樹脂をアルミニウムで挟んで構成される複合材をいう。実施の形態1では、びびり抑制部材17は、厚み5mmの板状のアルミニウム複合材を用いている。また、びびり抑制部材17の単位体積当たりの重量は、およそ7×10−4g/mmである。
[効果]
実施の形態2に係る点検口蓋スピーカー10Bによれば、以下の効果を奏することができる。
点検口蓋スピーカー10Bは、下蓋12の上面において板状部材13の周囲の領域A1に配置されるびびり抑制部材17を備える。びびり抑制部材17は、下蓋12よりも厚く、且つ下蓋12よりも重量が重い。このような構成により、下蓋12のびびり振動を抑制することができる。このため、点検口蓋スピーカー10Bによれば、びびり音を改善し、音質を向上させることができる。
また、びびり抑制部材17としては、アルミニウム複合材であることが好ましい。このような構成により、特に、100−160Hzの低音域のびびりを改善することができる。
なお、実施の形態2では、複数のびびり抑制部材17を用いる例について説明したが、これに限定されない。びびり抑制部材17は、例えば、板状部材13の周囲を囲うリング状の1つの部材であってもよい。また、びびり抑制部材17は、板状部材13の周囲の領域の一部に配置されていてもよい。
実施の形態2では、びびり抑制部材17は、アルミニウム複合材である例について説明したが、これに限定されない。びびり抑制部材17は、例えば、板状部材13と同じ部材であってもよい。また、びびり抑制部材17は、板状部材13と一体で作られていてもよい。即ち、板状部材13を下蓋12の上面を覆うような寸法で作成することによって、板状部材13がびびり抑制部材17として機能してもよい。
本発明をある程度の詳細さをもって各実施形態において説明したが、これらの実施形態の開示内容は構成の細部において変化してしかるべきものである。また、各実施形態における要素の組合せや順序の変化は、本開示の範囲及び思想を逸脱することなく実現し得るものである。
本発明は、浴室の天井面の点検口に取り付けられる点検口蓋をスピーカーとして使用することができるため、浴室で使用されるスピーカーへの適用が有用である。
10A、10B 点検口蓋スピーカー
11 上蓋
12 下蓋
13 板状部材
14 加振器
15 可撓材
16 凹部
17 びびり抑制部材

Claims (6)

  1. 浴室の天井面に設けられた点検口に取り付けられる点検口蓋スピーカーであって、
    前記浴室の内側に配置される板状の下蓋と、
    前記下蓋の上面に当接され、前記下蓋よりも厚い板状部材と、
    前記板状部材の上面に当接される加振器と、
    前記板状部材と前記加振器とを覆うように前記下蓋に接続される上蓋と、
    を備える、点検口蓋スピーカー。
  2. 前記板状部材は、前記下蓋よりも重量が重い、請求項1に記載の点検口蓋スピーカー。
  3. 前記板状部材は、石膏ボードである、請求項1又は2に記載の点検口蓋スピーカー。
  4. 更に、
    前記下蓋の上面において前記板状部材の周囲の領域に配置されるびびり抑制部材を備え、
    前記びびり抑制部材は、前記下蓋よりも厚く、且つ前記下蓋よりも重量が重い、請求項1〜3のいずれか一項に記載の点検口蓋スピーカー。
  5. 前記びびり抑制部材は、アルミニウム複合材である、請求項4に記載の点検口蓋スピーカー。
  6. 更に、
    前記加振器と前記上蓋との間に、前記加振器と前記上蓋との両方に当接する可撓材を備える、請求項1〜5のいずれか一項に記載の点検口蓋スピーカー。
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