JP2017163380A - 点検口蓋スピーカー - Google Patents
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Abstract
Description
浴室の天井面に設けられた点検口に取り付けられる点検口蓋スピーカーであって、
前記浴室の内側に配置される板状の下蓋と、
前記下蓋の上面に当接され、前記下蓋よりも厚い板状部材と、
前記板状部材の上面に当接される加振器と、
前記板状部材と前記加振器とを覆うように前記下蓋に接続される上蓋と、
を備える。
本発明者らが、鋭意研究したところ、点検口蓋をスピーカーとして機能させる場合、振動用アクチュエータ(加振器)を点検口蓋に直接配設すると、200−800Hzの低音域の音圧が高くなり、こもり感が生じるという課題を見出した。また、本発明者らは、このような構成のスピーカーにおいて、2kHz−3.15kHzの高音域にびびりが発生するという課題を見出した。そこで、本発明者らは、これらの課題を解決し、点検口蓋スピーカーの音質を向上させるため、以下の発明に至った。
[全体構成]
実施の形態1に係る点検口蓋スピーカーの全体構成について説明する。
上蓋11は、浴室の外側である天井面の裏側に配置される蓋である。図1に示すように、上蓋11は、円板状の部材で作られている。即ち、上蓋11は、上蓋11を上面側から見て、円形の部材で作られている。図2に示すように、上蓋11は、板状部材13及び加振器14を覆うように下蓋12に接続されている。具体的には、上蓋11の外周部が上蓋11の厚み方向(図2中のZ方向)において、下蓋12の配置される側に屈曲するように構成されており、上蓋11の外周部と下蓋12の外周部とが接続されている。このため、上蓋11と下蓋12との間に空間S1が形成される。この空間S1に、板状部材13及び加振器14が配置され、上蓋11と下蓋12とによって支持される。実施の形態1では、上蓋11は、可撓材15を介して板状部材13及び加振器14を支持している。
下蓋12は、天井面から浴室の内側に露出するように配置される板状の蓋である。図4は、上蓋11及び可撓材15を省略した点検口蓋スピーカー10Aの概略構成を示す。図4に示すように、下蓋12は、円板状の部材で作られている。即ち、下蓋12は、下蓋12を上面側から見て、円形の部材で作られている。下蓋12は、例えば、板金材で作られている。下蓋12は、点検口に取り付けられる蓋として機能すると共に、加振器14によって振動される振動板としても機能する。
図4に示すように、板状部材13は、下蓋12の上面に当接される板状の部材である。具体的には、板状部材13は、下蓋12の上面中央部に当接されている。実施の形態1では、板状部材13は、例えば、接着剤などによって下蓋12の上面に貼り付けられている。
加振器14は、オーディオ機器等の音源装置(図示なし)からの出力信号を受けて、下蓋12を振動させるものである。加振器14は、下蓋12を振動させることによって、音源装置からの出力信号に応じた音を下蓋12から浴室内に向けて発する。
可撓材15は、加振器14から生じる振動が上蓋11へ伝わることを抑制するための振動抑制部材である。図3に示すように、可撓材15は、加振器14と上蓋11との間に配置されており、加振器14と上蓋11との両方に当接している。具体的には、可撓材15は、上蓋11の凹部16内に配置されており、可撓材15の上面で上蓋11と当接し、可撓材15の下面で加振器14と当接している。
実施の形態1に係る点検口蓋スピーカー10Aによれば、以下の効果を奏することができる。
実施例1について説明する。
実施例1では、実施の形態1の点検口蓋スピーカー10Aの効果を実証するため、点検口蓋スピーカー10Aを用いて音圧測定を行った。また、比較例1として、板状部材を備えない点検口スピーカーを用いて音圧測定を行った。
[全体構成]
本発明の実施の形態2に係る点検口蓋スピーカーについて説明する。なお、実施の形態2では、主に実施の形態1と異なる点について説明する。実施の形態2においては、実施の形態1と同一又は同等の構成については同じ符号を付して説明する。また、実施の形態2では、実施の形態1と重複する記載は省略する。
びびり抑制部材17は、下蓋12の上面において板状部材13の周囲の領域(図6に示す領域A1)に配置されることによって、下蓋12のびびり振動を抑制する部材である。びびり抑制部材17は、下蓋12よりも厚く、且つ下蓋12よりも重量が重い部材である。
実施の形態2に係る点検口蓋スピーカー10Bによれば、以下の効果を奏することができる。
11 上蓋
12 下蓋
13 板状部材
14 加振器
15 可撓材
16 凹部
17 びびり抑制部材
Claims (6)
- 浴室の天井面に設けられた点検口に取り付けられる点検口蓋スピーカーであって、
前記浴室の内側に配置される板状の下蓋と、
前記下蓋の上面に当接され、前記下蓋よりも厚い板状部材と、
前記板状部材の上面に当接される加振器と、
前記板状部材と前記加振器とを覆うように前記下蓋に接続される上蓋と、
を備える、点検口蓋スピーカー。 - 前記板状部材は、前記下蓋よりも重量が重い、請求項1に記載の点検口蓋スピーカー。
- 前記板状部材は、石膏ボードである、請求項1又は2に記載の点検口蓋スピーカー。
- 更に、
前記下蓋の上面において前記板状部材の周囲の領域に配置されるびびり抑制部材を備え、
前記びびり抑制部材は、前記下蓋よりも厚く、且つ前記下蓋よりも重量が重い、請求項1〜3のいずれか一項に記載の点検口蓋スピーカー。 - 前記びびり抑制部材は、アルミニウム複合材である、請求項4に記載の点検口蓋スピーカー。
- 更に、
前記加振器と前記上蓋との間に、前記加振器と前記上蓋との両方に当接する可撓材を備える、請求項1〜5のいずれか一項に記載の点検口蓋スピーカー。
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JP2016046734A JP2017163380A (ja) | 2016-03-10 | 2016-03-10 | 点検口蓋スピーカー |
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JP2016046734A JP2017163380A (ja) | 2016-03-10 | 2016-03-10 | 点検口蓋スピーカー |
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-
2016
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