JP2006287545A - スピーカ装置及びスピーカ装置付きキッチン設備 - Google Patents

スピーカ装置及びスピーカ装置付きキッチン設備 Download PDF

Info

Publication number
JP2006287545A
JP2006287545A JP2005103881A JP2005103881A JP2006287545A JP 2006287545 A JP2006287545 A JP 2006287545A JP 2005103881 A JP2005103881 A JP 2005103881A JP 2005103881 A JP2005103881 A JP 2005103881A JP 2006287545 A JP2006287545 A JP 2006287545A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
box
diaphragm
speaker device
speaker
exciter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005103881A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomohito Mitsunaga
知仁 光永
Keiichi Ikeda
圭一 池田
Hiroshi Matsuda
宏 松田
Tomoyuki Ida
智幸 井田
Kiyoshi Oguri
基義 小栗
Shinichiro Arita
真一郎 有田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AMONET KK
Inax Corp
Original Assignee
AMONET KK
Inax Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by AMONET KK, Inax Corp filed Critical AMONET KK
Priority to JP2005103881A priority Critical patent/JP2006287545A/ja
Publication of JP2006287545A publication Critical patent/JP2006287545A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)
  • Obtaining Desirable Characteristics In Audible-Bandwidth Transducers (AREA)

Abstract

【課題】箱状スピーカを用いて低音域から高音域までレンジの広い周波数特性を持つと共に、音質を向上できるスピーカ装置。
【解決手段】箱体4と、箱体4に取付けた振動板5,7と、振動板を分割振動させるエキサイター6,8とを有する箱状スピーカ2,3を備え、二組の箱状スピーカ2,3の箱体室内4a,4bどうしを連通路9で連通させて両箱体室内4a,4bの位相干渉を緩和させて音色の制御を可能にする。
【効果】分割振動を利用したスピーカであるため、各箱状スピーカの振動板が複数の共振を起こして箱体室内における位相をきちんと揃えておらず、二組の箱状スピーカの箱体室内どうしを連通路で連通させても、両箱体室内の位相が干渉して悪影響を与える現象もなく、両箱体室内の音を良好に混ざり合わせて音質を向上させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、振動板をエキサイターで分割振動させるスピーカ装置及びこのスピーカ装置からなる機能パネルを付設したキッチン設備に関するものである。
従来、振動板をエキサイターで分割振動させる平面スピーカは、一方向へ音を放つタイプ(特許文献1)と、前後二方向へ音を放つタイプ(特許文献2)がある。
特開2002−209297公報 特開2002−27588公報
しかし、前記特許文献1,2に記載されている平面スピーカは、一枚の振動板をエキサイターで分割振動させるものであるため、低音域から高音域までレンジの広い周波数特性を持つことができない。そこで、本発明は、振動板をエキサイターで分割振動させるものであって、低音域から高音域までレンジの広い周波数特性を持つと共に、音質を向上できるスピーカ装置及びスピーカ装置付きキッチン設備を提供することを目的とする。
請求項1記載の本発明が採用した手段は、一部が平板状の振動板からなる箱体と、該振動板の箱体室内側に取付けられ該振動板を分割振動させるエキサイターとからなる箱状スピーカを備えたスピーカ装置であって、二つの前記箱状スピーカを並列させ、該二つの箱状スピーカの箱体室内どうしを連通させる連通路を設けたことを特徴とするスピーカ装置である。なお、前記音路の開口面積を変更できるようにして、音色を任意に制御できるようにすることもある。
本発明にあっては、分割振動を利用した二つの箱状スピーカを備えているので、分担する周波数の異なる箱状スピーカを組み合わせて低音域から高音域までレンジの広い周波数特性を持たせることが可能となり、また、分割振動を利用したスピーカであるため、各箱状スピーカの振動板が複数の共振を起こして箱体室内における位相をきちんと揃えておらず、二組の箱状スピーカの箱体室内どうしを連通路で連通させても、両箱体室内の位相が干渉して悪影響を与える現象もなく、両箱体室内の音を良好に混ざり合わせて音質を向上させることができる。
なお、請求項1記載のスピーカ装置において、中高音域用の箱状スピーカと低音域用の箱状スピーカなど、周波数特性の異なる二つの箱状スピーカを用いた場合には、二つの箱状スピーカの箱体室内どうしを連通する連通路によって、両箱体室内で発生した音が混ざり合って、高音域から低音域までレンジの広い音を良好に出すことができる。なお、二つの箱状スピーカの周波数特性を異ならせる手段としては、大きさ、厚さ、材質等が互いに異なる振動板を用いたり、振動特性の互いに異なるエキサイターを用いたり、または、箱体室内の容積を互いに異ならせる等の様々なものがある。
請求項2記載の本発明が採用した手段は、一部又は複数部が平板状の振動板からなる箱体と、該振動板の箱体室内側に取付けられ該振動板を分割振動させる第1および第2のエキサイターとを備えたスピーカ装置であって、前記箱体の内部を仕切壁で区画して第1の箱体室内及び第2の箱体室内を形成し、前記振動板の前記第1の箱体室内側に前記第1のエキサイターを取付け、前記振動板の前記第2の箱体室内側に前記第2のエキサイターを取付け、前記仕切壁に前記第1および第2の箱体室内どうしを連通させる連通路を設けたことを特徴とするスピーカ装置である。なお、前記連通路の開口面積を変更できるようにして、音色を任意に制御できるようにすることもある。
本発明にあっては、分割振動を利用した第1および第2の箱体室内を備えているので、分担する周波数の異なる第1および第2の箱体室内を組み合わせて低音域から高音域までレンジの広い周波数特性を持たせることが可能となり、また、分割振動を利用したスピーカであるため、第1および第2の箱体室内の振動板が複数の共振を起こして各箱体室内における位相をきちんと揃えておらず、第1および第2の箱体室内どうしを連通路で連通させる場合でも、両箱体室内の位相が干渉して悪影響を与える現象もなく、両箱体室内の音を良好に混ざり合わせて音質を向上させることができる。また、第1および第2の箱体室内は、一つの箱体に形成することで一体にできる。
エキサイターの個数を増やすことなく正反対な二方向(前後方向)へ音を放つことができるようにするために請求項3記載の本発明が採用した手段は、前記箱体の前記振動板と箱体室内を介して対向する面に、受動振動板を設けた請求項1又は2記載のスピーカ装置である。
本発明にあっては、エキサイターで分割振動する振動板の音圧を箱体室内を介して受けた受動振動板が振動して、振動板の音を放つ方向と正反対な方向へ音を放つ。
低音域の出力を増大させるために請求項4記載の本発明が採用した手段は、前記箱体に、箱体室内と外部とを連通する開口部を設けた請求項1,2又は3記載のスピーカ装置である。
本発明にあっては、分割振動を利用したスピーカであるため、位相の干渉を考慮することなく開口部を設けることができ、また、箱室内に存在する低音を、開口部から箱体室外へ放出する。
キッチン設備の使用者に対して立体感のある音を聞かせるために請求項5記載の本発明が採用した手段は、左右側面部又は背面部のうちの少なくとも一面が部屋空間に臨む開放面部を有するキッチン設備において、前記開放面部に、請求項2記載のスピーカ装置を備えた機能パネルが付設され、当該機能パネルは、キッチン設備のワークトップ上面より高く突出した上方部に、キッチン設備側へ向かって音を発生させる前記第1のエキサイターを備えると共に、該ワークトップ上面より低い下方部に、キッチン設備から離れる方向へ向かって音を発生させる前記第2のエキサイターを備えたことを特徴とするスピーカ装置付きキッチン設備である。
本発明にあっては、機能パネルの上方部に備えた一方組の箱状スピーカからキッチン設備の前に立つ使用者へ向かって音を放つと共に、機能パネルの下方部に備えた他方組の箱状スピーカから放され拡散して弱くなった音が時間的に遅れて当該使用者へ到達する。
低音域の出力を増大させるためにするために請求項6記載の本発明が採用した手段は、前記機能パネルは、前記第1又は第2の箱体室内と箱体室外部とを連通する開口部を設けた請求項5記載のスピーカ装置付きキッチン設備である。
本発明にあっては、分割振動を利用したスピーカであるため、位相の干渉を考慮することなく開口部を設けることができ、また、箱室内に存在する低音を、開口部から箱体室外へ放出する。
請求項1及び2記載の本発明に係るスピーカ装置は、両箱体室内の音を良好に混ざり合わせて音質を制御できるため、好みの音質を放つことができる。
請求項2記載の本発明に係るスピーカ装置は、箱体全体を一体することで取り扱い易くすることができる。
請求項3記載の本発明に係るスピーカ装置は、箱体室外へ音を放つ方向が受動振動板と振動板とでは正反対となるため、エキサイターの個数を増やすことなく正反対な二方向(前後方向)へ音を放つことができるので、指向性が広くなり、スピーカの用途を広げることができる。
請求項4記載の本発明に係るスピーカ装置は、外部へ低音を放出して低音域の出力を増大させて音質を向上させることができる。
請求項5記載の本発明に係るスピーカ装置付きキッチン設備は、キッチン設備の前に立つ使用者に対して、機能パネルの上方部から放された音が直接到達すると共に、機能パネルの下方部から放されて弱くなった音が遅れて到達することにより、使用者は立体感のある音を聞くことができる。
請求項6記載の本発明に係るスピーカ装置付きキッチン設備は、外部へ低音を放出して低音域の出力を増大させて音質を向上させることができる。
本発明に係るスピーカ装置及びスピーカ装置付きキッチン設備を図面に示す実施形態に基づいて説明する。
(第1の実施の形態)
図1及び図2は本発明に係るスピーカ装置(以下、「本発明スピーカ装置」という)の第1の実施の形態を示すものであり、図1は本発明スピーカ装置を示すものであって、(A)は正面図、(B)は断面した右側面図である。図2はエキサイター及びその取付け構造を示すものであって、(A)は部分断面した平面図、(B)は背面図である。
本例の本発明スピーカ装置1は、図1に示す如く、周波数特性の異なる第1及び第2の箱状スピーカ2,3を備えている。第1の箱状スピーカ2は、中音域から高音域を分担するもであって、箱体4に取付けた振動板5と、振動板5を分割振動させる第1のエキサイター(励振器)6とを有する。また、第2の箱状スピーカ3は、低音域を分担するもであって、箱体4に取付けた振動板7と、振動板6を分割振動させる第2のエキサイター8とを有する。振動板5(7)は、エキサイター6(8)により積極的に分割振動(分割共振)させて、生じた振動を発音の主体とする。二組の箱状スピーカ2,3は、箱体室内4a,4bどうしを連通路9で連通させてある。
前記箱状スピーカ2,3は、一個の箱体4で構成して一体化してある。箱体4は、木質系素材又は合成樹脂素材等から成形され、前方の正面板部4cと、左右の側板部4d,4eと、天板部4fと、底板部4gと、後方の背面板部4iと、内部を箱体室内4a,4bに仕切る仕切壁4hとからなり、これらを接合して構成してある。正面板部4cは、振動板5,7のための開口部4c−1,4c−2が設けられ、開口部4c−1,4c−2を覆うようにして振動板5,7を取付けてある。箱体4は、振動板5,7よりも剛性の高い構造となっており、振動板5,7の各振動を減衰させるようにしてある。ただし、振動板5,7の各振動を完全に抑える必要は無く、箱体4へ多少は振動が伝達されることも有り得る。
前記箱体4は、仕切壁4hに連通路9を開設して隣接する箱体室内4a,4bどうしを連通している。箱体4は、仕切壁4hに連通路調節具25を移動自在に配設し、連通路調節具25の位置調節で連通路9の開口面積を変更できるようにして、音色を任意に制御できるようにすることもある。連通路調節具25は、箱体4の外側から移動調節できるようにすることもある。なお、通常のピストン式のスピーカでは、二つの箱体室内で出た音が互いに打ち消しあうことがないように、二つの箱体室内の位相を考慮して連通路の位置や大きさ等を設計する必要があり、設計上の制限があった。ところが、本発明スカピーカ装置1では、エキサイターによる振動板の分割振動(多くの複雑な共振を起こして細かく波打つように振動)を利用しているため、箱体室内4a,4bの位相を考慮することなく、箱体室内4a,4bどうしを連通させることができる。したがって、隣接する箱体室内4a,4bどうしを連通させる連通路9を設けるにあたり、位相を考慮した設計上の制限が無く、設計の自由度が広がる。
前記振動板5,7は、矩形,円形又は楕円等の任意の外面形状を有するものが用いられ、詳細図は省略したが、前後に相対向して配置される2枚のフィルム状の表層振動部材の間にハニカム構造の芯材を挟装してなる軽量で高剛性のものが用いられる。表層振動部材には、カーボンやケプラー等の高硬度で耐衝撃性に優れた素材を用いることが好ましく、且つ芯材には軽量なアルミニウムを用いることが好ましいが、また、振動板5,7は、このようなハニカム構造を有するものに何ら限定されるものではなく、合成樹脂板やベニア板などを使用することができ、なかでも発泡層の外面に表層振動部材を一体で成形したものは、同じく軽量で高剛性のものが得られ、且つ優れた音響特性が維持できる点で好ましい。
前記振動板5を駆動するエキサイター6は、図2に示す如く、入力された音信号の強さに応じて振動出力部6aが移動するものであり、ボイスコイル14を備えたものが用いられている。エキサイター6は、ボビン13に巻装したボイスコイル14と、ボイスコイル14との間で磁気ギャップを形成する磁気回路16とを備え、ボイスコイル14に音響再生信号が流れると、その強さに応じてボイスコイル14と共にボビン13がピストン運動し、ボビン13の先端側の振動出力部17(6a)に当接する振動板5を振動させて音を再生するものである。本例のエキサイター6は、ヨーク10と、ヨーク10の中央に取付けたプレート11付き磁石12と、磁石12の外周に嵌装したボビン13と、ボビン13の外周に巻いたボイスコイル14と、ヨーク10とボビン13を連結するダンパー15と、ボビン13の先端側に設けた振動出力部17(6a)と、キャンセルマグネット18と、ボイスコイル用端子19を備えている。前記エキサイター6は、振動出力部17(6a)と振動板5の室内側面5aとの間に、木質,セラミック質等の音質調整具20を配置することもある。前記振動板7を駆動するエキサイター8は、前記エキサイター6と同様に構成したものが用いられる。振動板5を駆動するエキサイター6は、中音域から高音域の再生に優れたものが選択され、振動板7を駆動するエキサイター8は、低音域の再生に優れたものが選択される。
前記エキサイター6(8)は、振動板5(7)に接着剤、粘着剤又はビス等で取着した支持具21に、押圧具22を介して取付けられる。押圧具22は、板バネやコイルバネ等からなり、振動板5(7)の室内側面5a(7a)に振動出力部17(6a又は7a)を適度の押圧力で押圧するようにしてある。本例の押圧具22は、バネ板材22aに、同心である複数の仮想円に沿って並列する複数の円弧状切欠き22bを開設して、隣接する切欠き22b,22bの間に設けた連結部22cでバネ力を発揮するようにしたものである。なお、前記エキサイター6(8)は、支持具21を用いることなく、振動板5(7)の室内側面5a(7a)に振動出力部17(6a又は7a)を接着等で接合することもある。エキサイター6(8)は、箱体4の外側に露出するターミナル23,23(図1(B)参照)にリード線(図示略)で結線してある。
前記低音域を分担する箱状スピーカ3は、図1に示す如く、振動板7から箱体室内4bへ放出される音を箱体室外へ放出する開口部24を備え、箱体室内4bに存在する音波を箱体室外へ放出して、低音域の出力を増大させるようにしてある。なお、箱状スピーカ3は、開口部24を省略して密閉式とすることもある。
本例の本発明スピーカ装置1は、周波数特性の異なる二組の箱状スピーカ2,3を組み合わせて低音域から高音域までレンジの広い周波数特性を持たせることが可能となり、また、二組の箱状スピーカ2,3の箱体室内4a,4bどうしを連通路9で連通させることで、音色の制御が可能となる。更に、本例の本発明スピーカ装置1は、二組の箱状スピーカ2(3)の振動板5(7)をエキサイター6(8)で分割振動させて音を面状に放つため、指向性が広くなってクリアーに聞こえるリスニング領域を広して、不快感なく自然と内容を聞きとることができる。また、本例の本発明スピーカ装置1は、二組の箱状スピーカ2(3)の箱体どうしを一体とすることで、全体を一体にして扱い易くできる。
(第2の実施の形態)
図3は本発明スピーカ装置の第2の実施の形態を示すものであり、(A)は正面図、(B)は断面した右側面図である。
本例の本発明スピーカ装置31が前記第1の実施の形態に係る本発明スピーカ装置1(図1参照)と相違する点は、箱状スピーカ2が、その箱体室内4aを介して振動板5と対向する位置に、箱体室内4aと箱体室外とに仕切る受動振動板32を設けると共に、箱状スピーカ3が、その箱体室内4bを介して振動板7と対向する位置に、箱体室内4bと箱体室外に仕切る受動振動板33を設けたことである。本例の本発明スピーカ装置31において、この相違点以外の構成については、本発明スピーカ装置1(図1参照)と実質的に同一であり、同一の構成部材等を同一の符号で示している。
箱体4は、後方の背面板部4iに、受動振動板32,33のための開口部4i−1,4i−2を設け、開口部4i−1,4i−2を覆うようにして受動振動板32,33を取付けてある。箱状スピーカ2は、エキサイター6で分割振動する振動板5の音圧を箱体室内4aを介して受けた受動振動板32が振動して、振動板5の音を放つ方向(前方)と正反対な方向(後方)へ音を放つ。また、箱状スピーカ3は、エキサイター8で分割振動する振動板7の音圧を箱体室内4bを介して受けた受動振動板33が振動して、振動板7の音を放つ方向(前方)と正反対な方向(後方)へ音を放つ。本例の本発明スピーカ装置31は、箱体室外へ音を放つ方向が、受動振動板32(33)と振動板5(7)とで正反対であるため、エキサイター6,8の個数を増やすことなく正反対な二方向(前後方向)へ音を放つようにして、リスニング領域を広くすることができる。
本例の本発明スピーカ装置31は、箱状スピーカ2,3の振動板5,7を前側に配置すると共に受動振動板32,33を後側に配置した態様であるが、この配置の態様に限定するものではなく、振動板5,7の何れか一方を後側に配置し、後側に配置した振動板5(又は7)と対となる受動振動板32(又は33)を前方に配置する態様も勿論可能である。
(第3の実施の形態)
図4は本発明スピーカ装置の第3の実施の形態を示すものであり、(A)は正面図、(B)は断面した右側面図である。
本例の本発明スピーカ装置41が前記第1の実施の形態に係る本発明スピーカ装置1(図1参照)と相違する点は、前後左右へ音を放つように、箱状スピーカ2及び箱状スピーカ4の各々が振動板とエキサイターとの組合せを複数組づつ備えたことである。本例の本発明スピーカ装置41において、この相違点以外の構成については、本発明スピーカ装置1(図1参照)と実質的に同一であり、同一の構成部材等を同一の符号で示している。
箱状スピーカ2は、箱体4の正面板部4c、側板部4d,4e及び背面板部4iの箱室内4aに面する箇所に、振動板5及びエキサイター6からなる振動ユニット2aの四組を取付けてある。箱状スピーカ2は、四組の振動ユニット2aの各エキサイター6に、同位相の音響再生信号が供給されるようになっている。また、箱状スピーカ3は、箱体4の正面板部4c、側板部4d,4e及び背面板部4iの箱室内4bに面する箇所に、振動板7及びエキサイター8からなる振動ユニット3aの四組を取付けてある。箱状スピーカ3は、四組の振動ユニット3aの各エキサイター8に、同位相の音響再生信号が供給されるようになっている。箱状スピーカ3は、正面板部4c、側板部4d,4e及び背面板部4iの各々に、箱体室内4bに通じる開口部24を備えている。なお、箱状スピーカ3は、開口部24を省略して密閉式とすることもある。
本例の本発明スピーカ装置41は、箱状スピーカ2が各振動ユニット2aの振動板5をエキサイター6で分割振動させると同時に、箱状スピーカ3が各振動ユニット3aの振動板7をエキサイター8で分割振動させて、音を前後左右の方向へ面状に放つため、クリアーに聞こえるリスニング領域が格段と広くなり、不快感なく自然と内容を聞きとることができるようになる。
(第4の実施の形態)
図5は本発明スピーカ装置の第4の実施の形態を示すものであり、(A)は正面図、(B)は断面した右側面図である。
本例の本発明スピーカ装置51が前記第2の実施の形態に係る本発明スピーカ装置31(図3参照)と相違する点は、箱状スピーカ2,3を構成する箱体を別個独立させた箱体52,53で形成し、両箱体52,53の箱体室内52a,53aをパイプからなる連通路9で連通したことである。この相違点以外の構成については、本発明スピーカ装置31と実質的に同一であり、同一の構成部材等を同一の符号で示している。
本例の本発明スピーカ装置51は、別個独立した箱体52,53を連結具54で連結して、箱体52,53が分離しないようにしてある。
(第5の実施の形態)
図6乃至図9は本発明の第5の実施の形態に係るスピーカ装置付きキッチン設備(以下「本発明キッチン設備」という)を示すものであり、図6はスピーカ装置付きキッチン設備を左前斜め上方からみた斜視図である。図7は本発明キッチン設備の主要部を拡大して示すものであって、(A)は正面図、(B)は右側面図である。図8は本発明キッチン設備に付設する機能パネル(本発明スピーカ装置)を拡大して示すものであって、(A)は左側面図、(B)は(A)のb−b線における断面図、(C)は(A)のc−c線における断面図である。図9は機能パネルを拡大して示すものであって、(A)は右側面図、(B)は(A)のb−b線における断面図である。
本例の本発明キッチン設備60は、図6に示す如く、調理等を行う作業領域(キッチンD側)と、食事等を行う非作業領域(リビングルームL側)との間に設置される対面式のフロアキャビネットであって、キャビネット部62の上面部に形成されたワークトップ61には、吐水栓64を有するシンク63やガスコンロ等の加熱調理器65が設けられている。
前記本発明キッチン設備60は、一方の側面部(図示する例では左側面部)に、音響の出力装置を備える機能パネル70を付設したところを特色とする。機能パネル70に音響の出力装置を具備させたので、ワークトップ61の作業領域を全く損なうことなく、音響の出力機能を付与することができる。このキッチン設備60の開放された一側面部に機能パネル70を取り付ける構成は、躯体壁面、ワークトップ61又はキャビネット部62に出力装置を組み込む場合に比べて、既設のキッチン設備への適用が簡単であるという利点を有している。
前記機能パネル70は、その高さ寸法Hが、図6及び図7に示す如く、ワークトップ61の上面位置より高く設定され、平面スピカーを配置可能な高さとなっている。但し、あまり高くしすぎると、作業者が作業領域(キッチン)から機能パネル70の後方側領域(リビングルーム等)を見渡すのに支障をきたし、対面式キッチン設備60の開放性が損なわれる。このような観点から、作業者(女性である場合が多い)の一般的な身長を勘案して、機能パネル70の高さ寸法Hは1500mm以下好ましくは1200mm以下に設定するのがよい。
前記機能パネル70に備えられる音響の出力装置は、図7に示す如く、音響出力部であるスピーカ装置71と、音声信号の調整・増幅等を行う制御器80とで構成される。機能パネル70は、キッチン設備60のワークトップ上面より高く突出した上方部に、キッチン設備60側へ向かう方向(右方向)へ音を放つ一方組の箱状スピーカ72を設けると共に、キッチン設備60のワークトップ上面より低い下方部に、キッチン設備60から離れる方向(左方向)へ向かって音を放つ他方組の箱状スピーカ73を設けてある。
前記機能パネル70は、図8及び図9に示す如く、枠体74と、枠体74の左右外側面に接合した左右側板75,76とからなり、上方の箱体70Aと下方の箱体70Bとを一体に形成してある。枠体74は、上下部74a,74b、前後部74c,74d及び仕切部74eで枠組みしてある。枠体74は、上部74aと仕切部74eとの間に区画部74f,74gを設けて、上方の箱体70Aの内部を複数室に区画するか、図示は省略したが、区画部74f,74gを設けずに上部74aと仕切部74eとの間を一室に形成してある。枠体74は、木質系素材又は合成樹脂素材等から成形され、左右側板75,76の後述する振動板部75a,76aから伝達する振動を抑制する剛性の構造となっている。殊に、枠体74は、仕切部74eの高さ寸法を大きくして、上下の箱体70A,70Bの間で振動が伝達するのを押さえるようにしてある。機能パネル(箱体)70は、内部を仕切部74eで区画して、上方の第1の箱体室内70aと下方の第2の箱体室内70bを形成してある。
前記左側板75は、図8に示す如く、下方の箱体70Bの室内70bに面する箇所が振動板部75aとなり、また、前記右側板76は、上方の箱体70Aの室内70aに面する箇所が振動板部76aとなる。左右の側板75,76は、前述の如く相対向して配置される2枚のフィルム状の表層振動部材の間にハニカム構造の芯材を挟装してなる軽量で高剛性のもの、合成樹脂板又はベニア板などからなる。左右の側板75,76は、振動板部75a,76aの材質や板厚み等を異なるようにして、上下の箱体70A,70Bを形成する部分の音特性が異なるようにすることもある。左右の側板75,76は、水拭き清掃等を考慮して、耐水性の表面仕上にすることが好ましい。
なお、前記箱状スピーカ73は、キャビネット部62(図6参照)側へ向けて音を放つように、右側板76の箱体室内70bに面する箇所を受動振動板76bとし、第1のエキサイター6で分割振動する振動板部75aの音圧を箱体室内70bを介して受けた受動振動板76bが分割振動して、振動板部75aの音を放つ方向(左方向)と正反対な方向であるキャビネット側へ向かう方向(右方向)へ音を放つように構成することある。逆に、前記箱状スピーカ73は、右側板76の箱体室内70bに面する箇所を振動させないように、板厚みを増大させる等して、振動し難い剛性とすることもある。
本例の前記箱状スピーカ72,73は、分担する周波数帯域が異なるものである。すなわち、一方組(上方)の箱状スピーカ72は、中音域から高音域を分担するもであって、上方の箱体70Aの右側板76の振動板部76aをエキサイター6で分割振動させるようにしてある。また、他方組(下方)の箱状スピーカ73は、低音域を分担するもであって、下方の箱体70Bの左側板75の振動板75aを第2のエキサイター8で分割振動させるようにしてある。
本例のスピーカ装置71は、箱状スピーカ72,73の箱体室内70a,70bどうしを連通路79で連通させてある。スピーカ装置71は、エキサイターによる振動板の分割振動を利用しているため、箱体室内70a,70bの位相を考慮することなく、箱体室内70a,70bどうしを連通させることができる。したがって、隣接する箱体室内70a,70bどうしを連通させる連通路79を設けるにあたり、位相を考慮した設計上の制限が無く、設計の自由度が広がる。
本例の低音域を分担する箱状スピーカ73は、図8に示す如く、振動板部75aから箱体室内70bへ放出された音を箱体室外へ放出する開口部77を備え、箱体室内70bに存在する音波を、開口部77から箱体室外へ音を放して、低音域の出力を増大させるようにしてある。なお、箱状スピーカ73は、開口部77を省略して密閉式とすることもある。
前記上方の箱状スピーカ72は、キッチン作業領域に居る作業者へ向けて中音高音域の音を提供し、また、前記下方の箱状スピーカ73は、キッチン作業領域と反対側の方向へ低音域の音を放つ。箱状スピーカ73から放された低音域の音は、その一部が拡散してキッチン作業領域へ伝達し、作業者へ提供される。そのため、キッチン作業領域に居る作業者は、箱状スピーカ72から放される中音高音域と箱状スピーカ73から放される低音域とを併せて聞くことで、立体感の有る音響を楽しむことができる。
前記制御器80の配置の一例としては、図8に示すように、その主要部を機能パネル70の前記上方の箱体室内70a内に組み込み、操作面80aを機能パネル70の外側に臨ませることが考えられる。本例では、機能パネル70は、図6に示す如く、制御器80の操作面80aを臨ませた箇所に、CDプレーヤ等の音響再生機器86や、CD等の音響記録媒体87を収納できる収納部Sを形成した。この収納部S内に、出力装置の操作部となる電源スイッチ81や音量制御用のボリューム調整器82、音響再生機器86と配線接続するための入力部となる入力端子83、及び、音響再生機器86や音響記録媒体87の姿勢を保持するためのホルダー84,84が設けられる。本例では、制御器80の操作部や入力部を有する操作面80a、及び、音響再生機器86を配置する収納部Sを、機能パネル70のキッチン作業側と反対となる左面側に設けたから、キッチン作業中に生じる水・油・食材等の飛沫がこれらに付着するおそれがない。よって出力装置の制御器80や音響再生機器86が、汚れたり故障したりするのを防止することができ、また必要時に清掃するのも容易である。なお収納部Sを、上記操作面80aとは別の箇所に形成することも妨げない。
本例の本発明キッチン設備60は、開放されている左右側面部の一方又は両方に、スピーカ装置71の箱状スピーカ72,73を備える機能パネル70を設けるので、ワークトップ61上面のスペースを犠牲にすることがない。すなわちワークトップ61上面を、調理等の作業用スペース及び食材・調理器具等の仮置き場所として有効に利用することが可能である。機能パネル70の設置箇所をキッチン設備における開放面部としたから、施工が簡単であり、機能パネル70を既設のキャビネット部62に後から付設するのが可能である。機能パネル70の上端部をワークトップ61上面より高く設定したので、作業中に生じる水・油・食材等の飛沫が、機能パネル70の反対側(キッチン設備に面しない側)領域に飛散するのを防止できる。しかも機能パネル70の上方領域を開放したので、キッチン設備の開放性を損なうことがなく、作業者から機能パネル70の反対側(キッチン設備に面しない側)に位置するリビングルーム等の見通しが良い。機能パネル70の反対側(キッチン設備に面しない側)に水と接すると故障や不調を生じやすい制御器80の操作部及び/又は入力部を配置したので、キッチンでの作業中に生じる水・油・食材等の飛沫が上記操作部及び/又は入力部に付着するおそれをなくせる。
(第6の実施の形態)
図10は本発明の第6の実施の形態に係る本発明キッチン設備を示すものであって、(A)は左前斜め上方からみた斜視図、(B)は背面図である。
本例の本発明キッチン設備90は、前記機能パネル70を、キャビネット部62の背面部に設けるたものである。本例では、キャビネット部62の背面部と機能パネル70との間に適当な摺動構造を設け、機能パネル70をキャビネット部62に沿って間口方向に移動可能としてある。これにより、キッチン作業者が音響を聞くのに最も適した位置へ、機能パネル70を配置することが可能となる。また不使用には、作業者がリビングルーム等を目視するのに障害とならない位置へ機能パネル70を移動させることができる。なお施工状況に応じ、キャビネット部62の背面部に、機能パネル70を固定して配置することも妨げない。
(第7の実施の形態)
図11は本発明の第7の実施の形態に係る本発明キッチン設備を示すものであって、(A)は一部破断して示す正面図、(B)は一部破断して示す右側断面図である。
本例の本発明キッチン設備100は、シンク63を備えワークトップ上面を形成するカウンター101の下方を開放して下方開放空間Eを形成したものであり、前記本発明キッチン設備100は、カウンター101の一方の側面部(図示する例では左側面部)に、機能パネル70を付設してある。機能パネル70に備えたスピーカ装置71の箱状スピーカ72,73は、カウンター101の上下外側へ音を放つように、カウンター側に面する側板(右側板)76の上方の振動板部76aをエキサイター6で分割振動させて中高音域を放ち、下方の振動板部76bをエキサイター8で分割振動させて低音域の音を放つようにしてある。機能パネル70は、下方の振動板部76bをエキサイター6で分割振動させ以外は、前記第6の実施の形態(図8,9参照)で説明した構造と実質的に同一であるため、ここでの詳細説明を省略する。
本発明キッチン設備100は、カウンター101の支持を、独立した脚部または枠組みした架台等で行い、機能パネル70を付設する箇所以外のカウンター101の下方を開放するようにしてある。本発明キッチン設備100は、カウンター101の前後に幕板102,103を設けることもある。機能パネル70は、パネル下端を床面Fに当接させて設置してあるが、これに限定されるものものではなく、図示は省略したが、パネル下端の位置をカウンター101と床面Fの間の中間高さ位置とし、カウンター101を支持する脚部または架台等に付設させることも勿論可能である。
本例の本発明キッチン設備90のキッチン作業領域に居る作業者は、箱状スピーカ72から放される中音高音域と箱状スピーカ73から放される低音域とを併せて聞くことで、立体感の有る音響を楽しむことができる。このとき、キッチン設備90の前に立つ使用者に対して、一方組の箱状スピーカ72から放された音が直接到達すると共に、他方組の箱状スピーカ73から放されて弱くなった音が遅れて到達することにより、使用者は立体感のある音を聞くことができる。
本発明の第1の実施の形態を示すものであり、(A)は本発明スピーカ装置の正面図、(B)は断面した右側面図である。 第1の実施の形態におけるエキサイター及びその取付け構造を示すものであって、(A)は部分断面した平面図、(B)は背面図である。 本発明の第2の実施の形態を示すものであり、(A)は本発明スピーカ装置の正面図、(B)は断面した右側面図である。 本発明の第3の実施の形態を示すものであり、(A)は本発明スピーカ装置の正面図、(B)は断面した右側面図である。 本発明の第4の実施の形態を示すものであり、(A)は本発明スピーカ装置の正面図、(B)は断面した右側面図である。 本発明の第5の実施の形態に係る本発明キッチン設備を左前斜め上方からみた斜視図である。 第5の実施の形態における本発明キッチン設備の主要部を拡大して示すものであって、(A)は正面図、(B)は右側面図である。 第5の実施の形態において、本発明キッチン設備に付設する機能パネル(本発明スピーカ装置)を拡大して示すものであって、(A)は一部破断して示す左側面図、(B)は(A)のb−b線における断面図、(C)は(A)のc−c線における断面図である。 第5の実施の形態において、機能パネルを拡大して示すものであって、(A)は一部破断して示す右側面図、(B)は(A)のb−b線における断面図である。 本発明の第6の実施の形態に係る本発明キッチン設備を示すものであって、(A)は左前斜め上方からみた斜視図、(B)は背面図である。 本発明の第7の実施の形態に係る本発明キッチン設備を示すものであって、(A)は一部破断して示す正面図、(B)は一部破断して示す右側断面図である。
符号の説明
2,3…箱状スピーカ、4…箱体、4a,4b(70a,70b)…箱体室内、5,7…振動板、6,8…エキサイター、9…連通路、60…本発明キッチン設備、61…ワークトップ、70…機能パネル、71…スピーカ装置、72…一方の箱状スピーカ、73…他方の箱状スピーカ、77…開口部、79…連通路、60(90,100)…本発明キッチン設備

Claims (6)

  1. 一部が平板状の振動板からなる箱体と、該振動板の箱体室内側に取付けられ該振動板を分割振動させるエキサイターとからなる箱状スピーカを備えたスピーカ装置であって、二つの前記箱状スピーカを並列させ、該二つの箱状スピーカの箱体室内どうしを連通させる連通路を設けたことを特徴とするスピーカ装置。
  2. 一部又は複数部が平板状の振動板からなる箱体と、該振動板の箱体室内側に取付けられ該振動板を分割振動させる第1および第2のエキサイターとを備えたスピーカ装置であって、前記箱体の内部を仕切壁で区画して第1の箱体室内及び第2の箱体室内を形成し、前記振動板の前記第1の箱体室内側に前記第1のエキサイターを取付け、前記振動板の前記第2の箱体室内側に前記第2のエキサイターを取付け、前記仕切壁に前記第1および第2の箱体室内どうしを連通させる連通路を設けたことを特徴とするスピーカ装置。
  3. 前記箱体の前記振動板と箱体室内を介して対向する面に、受動振動板を設けた請求項1又は2記載のスピーカ装置。
  4. 前記箱体に、箱体室内と外部とを連通する開口部を設けた請求項1,2又は3記載のスピーカ装置。
  5. 左右側面部又は背面部のうちの少なくとも一面が部屋空間に臨む開放面部を有するキッチン設備において、前記開放面部に、請求項2記載のスピーカ装置を備えた機能パネルが付設され、当該機能パネルは、キッチン設備のワークトップ上面より高く突出した上方部に、キッチン設備側へ向かって音を発生させる前記第1のエキサイターを備えると共に、該ワークトップ上面より低い下方部に、キッチン設備から離れる方向へ向かって音を発生させる前記第2のエキサイターを備えたことを特徴とするスピーカ装置付きキッチン設備。
  6. 前記機能パネルは、前記第1又は第2の箱体室内と箱体室外部とを連通する開口部を設けた請求項5記載のスピーカ装置付きキッチン設備。
JP2005103881A 2005-03-31 2005-03-31 スピーカ装置及びスピーカ装置付きキッチン設備 Pending JP2006287545A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005103881A JP2006287545A (ja) 2005-03-31 2005-03-31 スピーカ装置及びスピーカ装置付きキッチン設備

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005103881A JP2006287545A (ja) 2005-03-31 2005-03-31 スピーカ装置及びスピーカ装置付きキッチン設備

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006287545A true JP2006287545A (ja) 2006-10-19

Family

ID=37408985

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005103881A Pending JP2006287545A (ja) 2005-03-31 2005-03-31 スピーカ装置及びスピーカ装置付きキッチン設備

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006287545A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017163380A (ja) * 2016-03-10 2017-09-14 パナソニックIpマネジメント株式会社 点検口蓋スピーカー
JP2017531393A (ja) * 2014-11-24 2017-10-19 アップル インコーポレイテッド 機械的作動パネル音響システム
WO2019049438A1 (ja) * 2017-09-07 2019-03-14 ヤマハ株式会社 音響装置
CN110460939A (zh) * 2019-05-15 2019-11-15 美律电子(深圳)有限公司 扬声器
WO2020189032A1 (ja) * 2019-03-20 2020-09-24 ヤマハ株式会社 スピーカ、および楽器ケース
CN113196794A (zh) * 2018-12-21 2021-07-30 索尼集团公司 声响再现装置
JP2022091712A (ja) * 2020-12-09 2022-06-21 エルジー ディスプレイ カンパニー リミテッド 装置
JP2022091715A (ja) * 2020-12-09 2022-06-21 エルジー ディスプレイ カンパニー リミテッド 装置
CN115493349A (zh) * 2021-06-17 2022-12-20 海信(山东)冰箱有限公司 冰箱

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017531393A (ja) * 2014-11-24 2017-10-19 アップル インコーポレイテッド 機械的作動パネル音響システム
US10362403B2 (en) 2014-11-24 2019-07-23 Apple Inc. Mechanically actuated panel acoustic system
JP2017163380A (ja) * 2016-03-10 2017-09-14 パナソニックIpマネジメント株式会社 点検口蓋スピーカー
WO2019049438A1 (ja) * 2017-09-07 2019-03-14 ヤマハ株式会社 音響装置
JP2019047469A (ja) * 2017-09-07 2019-03-22 ヤマハ株式会社 音響装置
US11330362B2 (en) 2017-09-07 2022-05-10 Yamaha Corporation Acoustic device
CN113196794A (zh) * 2018-12-21 2021-07-30 索尼集团公司 声响再现装置
WO2020189032A1 (ja) * 2019-03-20 2020-09-24 ヤマハ株式会社 スピーカ、および楽器ケース
CN110460939A (zh) * 2019-05-15 2019-11-15 美律电子(深圳)有限公司 扬声器
JP2022091712A (ja) * 2020-12-09 2022-06-21 エルジー ディスプレイ カンパニー リミテッド 装置
JP2022091715A (ja) * 2020-12-09 2022-06-21 エルジー ディスプレイ カンパニー リミテッド 装置
CN115493349A (zh) * 2021-06-17 2022-12-20 海信(山东)冰箱有限公司 冰箱

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006287545A (ja) スピーカ装置及びスピーカ装置付きキッチン設備
CN1933675B (zh) 座位电声转换
KR102187488B1 (ko) 음향의 종합적인 감지를 위한 장치
CA2904651C (en) Slim profile loudspeaker
CA1195933A (en) Method and apparatus for reproducing sound having an expanded acoustic image
JP3900278B2 (ja) 投影スクリーン付きアレースピーカ装置
JP5060443B2 (ja) パネル状スピーカー
JP5192799B2 (ja) 表示装置設置用パネル
JP5545083B2 (ja) スピーカ装置
JP2009198902A (ja) 吸音構造、吸音構造群、音響室、吸音構造の調整方法及び騒音低減方法
TW201338564A (zh) 改良式揚聲器音箱
JP2010199818A (ja) 平板スピーカ
JP2022515648A (ja) 制御された指向性を伴うコンパクトスピーカーシステム
JP5588752B2 (ja) 透明音響壁体
JP2007124005A (ja) 木質パネル
CH665324A5 (it) Cassa acustica singola ad effetto spaziale per impianti di riproduzione musicale.
JP2006138149A (ja) 音響機能付き仕切り部材
JP2006060330A (ja) ステレオ再生装置
JP4372386B2 (ja) 汎用スピーカとその取り付け法
CN207369287U (zh) 一种骨传导发声装置和音乐房
JP2006128970A (ja) 浴槽音響装置
TW201631990A (zh) 音箱
JP2005151236A (ja) スピーカシステム
JP3967740B2 (ja) 作業台
JP3213453U (ja) スピーカー用筺体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070919

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20080606

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20080606

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091001

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20091009

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Effective date: 20100225

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02