JP2017163364A - 通話処理システム、通話処理装置、通話処理方法および通話処理プログラム - Google Patents

通話処理システム、通話処理装置、通話処理方法および通話処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】転送元端末の簡易、簡便な操作により転送先端末へ受信中の通話を転送する。【解決手段】通話処理システムであって、端末の加速度センサの出力および位置センサの出力を記憶する記憶部と、記憶された前記加速度センサの出力に基づいて、通話の転送か否かを判定する転送判定部と、前記転送判定部が通話の転送と判定した端末を転送元端末と特定する転送元端末特定部と、前記転送元端末の加速度センサの出力および位置センサの出力と、他の端末の位置センサの出力とに基づいて、転送先端末を特定する転送先端末特定部と、特定した前記転送先端末に前記転送元端末で受信中の通話を転送する通話転送部と、を含む。【選択図】 図1

Description

本発明は、通話処理システム、通話処理装置、通話処理方法および通話処理プログラムに関する。
上記技術分野において、特許文献1には、転送元利用者と転送先利用者とが転送意思の確認をした後に、転送先電話機をオフフックして、転送元電話機のハンドセットを振ることで、通話を転送する技術が開示されている。
特開2009−284348号公報
しかしながら、上記文献に記載の技術では、転送元利用者と転送先利用者とが転送意思の確認をした後に、転送先電話機をオフフックして、転送元電話機のハンドセットを振るなどの複雑な操作をしなければ通話転送できなかった。
本発明の目的は、上述の課題を解決する技術を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係るシステムは、
端末の加速度センサの出力および位置センサの出力を記憶する記憶手段と、
記憶された前記加速度センサの出力に基づいて、通話の転送か否かを判定する転送判定手段と、
前記転送判定手段が通話の転送と判定した端末を転送元端末と特定する転送元端末特定手段と、
前記転送元端末の加速度センサの出力および位置センサの出力と、他の端末の位置センサの出力とに基づいて、転送先端末を特定する転送先端末特定手段と、
特定した前記転送先端末に前記転送元端末で受信中の通話を転送する通話転送手段と、
を含む通話処理システムである。
上記目的を達成するため、本発明に係る通話処理装置は、
端末の加速度センサの出力および位置センサの出力を記憶する記憶手段と、
記憶された前記加速度センサの出力に基づいて、通話の転送か否かを判定する転送判定手段と、
前記転送判定手段が通話の転送と判定した端末を転送元端末と特定する転送元端末特定手段と、
前記転送元端末の加速度センサの出力および位置センサの出力と、他の端末の位置センサの出力とに基づいて、転送先端末を特定する転送先端末特定手段と、
特定した前記転送先端末に前記転送元端末で受信中の通話を転送する通話転送手段と、
を備える。
上記目的を達成するため、本発明に係る通話処理方法は、
端末の加速度センサの出力および位置センサの出力を記憶する記憶ステップと、
記憶された前記加速度センサの出力に基づいて、通話の転送か否かを判定する転送判定ステップと、
前記転送判定ステップで通話の転送と判定した端末を転送元端末と特定する転送元端末特定ステップと、
前記転送元端末の加速度センサの出力および位置センサの出力と、他の端末の位置センサの出力とに基づいて、転送先端末を特定する転送先端末特定ステップと、
特定した前記転送先端末に前記転送元端末で受信中の通話を転送する通話転送ステップと、
を含む。
上記目的を達成するため、本発明に係る通話処理プログラムは、
端末の加速度センサの出力および位置センサの出力を記憶する記憶ステップと、
記憶された前記加速度センサの出力に基づいて、通話の転送か否かを判定する転送判定ステップと、
前記転送判定ステップで通話の転送と判定した端末を転送元端末と特定する転送元端末特定ステップと、
前記転送元端末の加速度センサの出力および位置センサの出力と、他の端末の位置センサの出力とに基づいて、転送先端末を特定する転送先端末特定ステップと、
特定した前記転送先端末に前記転送元端末で受信中の通話を転送する通話転送ステップと、
をコンピュータに実行させる。
本発明によれば、送信意思の確認後に、転送先電話機をオフフックして、転送元電話機のハンドセットを振るなどの複雑な操作をしなくても、転送元端末の簡易、簡便な操作により転送元端末で受信中の通話を転送先端末へ転送できる。
本発明の第1実施形態に係る通話処理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る通話処理システムの動作の概要を説明する図である。 本発明の第2実施形態に係る通話処理システムに含まれる通話処理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る通話処理システムに含まれる通話処理装置の他の構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る通話処理システムに含まれる通話処理装置が備える端末テーブルの構成の一例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る通話処理システムに含まれる通話処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る通話処理システムに含まれる通話処理装置の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第3実施形態に係る通話処理システムの動作の概要を説明する図である。 本発明の第3実施形態に係る通話処理システムに含まれる通話処理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第3実施形態に係る通話処理システムに含まれる通話処理装置が備える風圧テーブルの構成の一例を示す図である。 本発明の第3実施形態に係る通話処理システムに含まれる通話処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の第3実施形態に係る通話処理システムに含まれる通話処理装置の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第4実施形態に係る通話処理システムの動作の概要を説明する図である。 本発明の第4実施形態に係る通話処理システムに含まれる通話処理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第4実施形態に係る通話処理システムに含まれる通話処理装置が備える操作感知テーブルの構成の一例を示す図である。 本発明の第4実施形態に係る通話処理システムに含まれる通話処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の第4実施形態に係る通話処理システムに含まれる通話処理装置の処理手順を示すフローチャートである。
以下に、本発明を実施するための形態について、図面を参照して、例示的に詳しく説明記載する。ただし、以下の実施の形態に記載されている、構成、数値、処理の流れ、機能要素などは一例に過ぎず、その変形や変更は自由であって、本発明の技術範囲を以下の記載に限定する趣旨のものではない。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態としての通話処理システム100について、図1を用いて説明する。通話処理システム100は、例えば、IP(Internet Protocol)ベースの通話処理を行うシステムである。通話処理システム100は、転送元端末101と、転送先端末102と、通話処理装置103とを含む。
転送元端末101は、通話を転送する。転送先端末102は、転送元端末101から転送された通話を受信する。転送元端末101および転送先端末102は、加速度センサおよび位置センサを有する。
通話処理装置103は、記憶部131と、転送判定部132と、転送元端末特定部133と、転送先端末特定部134と、通話転送部135とを備える。記憶部131は、端末の加速度センサの出力および位置センサの出力を記憶する。転送判定部132は、記憶された加速度センサの出力に基づいて、通話の転送か否かを判定する。転送元端末特定部133は、転送判定部132が通話の転送と判定した端末を転送元端末101と特定する。転送先端末特定部134は、転送元端末101の加速度センサの出力および位置センサの出力と、他の端末の位置センサの出力とに基づいて、転送先端末102を特定する。通話転送部135は、特定した転送先端末102に転送元端末101で受信中の通話を転送する。
本実施形態によれば、転送元端末のユーザは、転送元電話機のハンドセット振るなどの複雑な操作をしなくても、転送元端末の簡易、簡便な操作により転送元端末で受信中の通話を転送先端末へ転送できる。
[第2実施形態]
次に本発明の第2実施形態に係る通話処理システムについて、図2乃至図6を用いて説明する。図2は、本実施形態に係る通話処理システム200の動作の概要を説明するための図である。
なお、以下の実施形態において、通話処理システムは、音声を各種の符号化方式で符号化および圧縮し、パケットに変換(パケット化)したものをIPネットワークでリアルタイムに伝送するシステムを例に説明する。通話処理システムとしては、例えば、VoIP(Voice over Internet Protocol)システムなどが代表的であるが、これには限定されない。また、以下の実施形態において、通話処理装置としては、例えば、SIP(Session Initiation Protocol)サーバが代表的であるが、これには限定されない。
さらに、以下の実施形態において、転送元端末および転送先端末としては、スマートフォンが代表的であるが、これには限定されず、通話可能な端末であればよく、例えば、タブレット端末やスマートパッド、固定電話機などであってもよい。
図2に示したように、例えば、Bさんが、Aさんに宛てて電話をかけ、AさんとBさんとが通話をしている。AさんとBさんとの通話中に、Bさんが「Cさんに電話を代わって欲しい」とAさんに告げると、Aさんは通話を一旦保留にし、Cさんに通話を転送する。この場合、AさんとCさんは、例えば、オフィスの同じ室内にいるものとする。通話を転送したいAさんは、Cさんに向けて(Cさんの端末(転送先端末202)に向けて)端末(転送元端末201)を振ると、通話処理装置203が端末201の動きを検知して、Aさんが保留していた通話がCさんの転送先端末202に転送される。すなわち、通話処理装置203は、Aさんが転送元端末201を振った際の、振った方向と、振る動作の大きさに基づいて、どの端末に向けて通話を転送したのかを特定し、特定した端末に通話を転送する。
なお、通話処理装置203は、転送元端末201の動きに基づいて、転送先端末202に自動的に通話を転送するが、誤動作を防止して、確実に通話を転送するため、Cさんが通話の転送を受けた場合に、転送先端末202を振ったり、シェイクしたりしてもよい。すなわち、通話処理装置203は、Cさんの転送先端末202の動きに基づいて、通話の転送を完了してもよいし、転送先端末202の動きの有無にかかわらず通話の転送を完了してもよい。
ただし、転送先端末202が通話中の場合や、誤ってオフフックになっている場合など、転送先端末202が通話の転送を受けられない場合には、通話処理装置203は、転送元端末201に対して、エラーメッセージを送ってもよい。また、同様に、転送元端末201を振った方向に複数の転送先端末202があって、どの転送先端末202に通話を転送してよいか分からない場合には、通話処理装置203は、転送元端末201に対して、エラーメッセージを送ってもよい。
また、Aさんから通話の転送を受けたCさんは、受けた通話をAさんに再度転送することもできる。この場合、Cさんの転送先端末202が転送元端末となり、Cさんが転送先端末202をAさんに向けて(Aさんの転送元端末201に向けて)振ると、通話処理装置203が転送先端末202の動きを検知して、Cさんが保留していた通話がAさんの転送元端末201に転送される。
さらに、以上の説明では、AさんとCさんとの間で通話を転送する例で説明をしたが、例えば、Aさんと、CさんおよびDさんとの間で通話を転送することも可能である(3者間通話)。なお、Aさんが通話を転送する相手の数は、3者以上であってもよく、4者間通話以上の通話転送も可能である。
Aさんが、CさんおよびDさんに通話を転送する場合、例えば、初めに、Cさんの端末(転送先端末202)に通話を転送した後に、再び、Dさんに向けて端末(転送元端末201)を振るとDさんにも通話が転送される。これにより、Bさん、CさんおよびDさんの3者間で通話をすることも可能となる。なお、Cさんの転送先端末202に通話を転送する前に、Dさんも含めて3者間通話をすることが分かっている場合には、Aさんは、初めにCさんに通話を転送する前に、転送元端末201を3者間通話モードに設定してもよい。このように、予め多者間通話を行うことが分かっている場合には、端末を予め多者間通話モードに設定しておけば、スムーズに通話の転送を行うこともできる。
さらに、例えば、AさんがDさんに通話を転送したいが、AさんとDさんとが離れていて、AさんとDさんとの間の距離が遠い場合には、Cさんの転送先端末202を中継して、Dさんの端末に通話を転送してもよい。
図3Aは、本実施形態に係る通話処理システム200に含まれる転送元端末201、転送先端末202および通話処理装置203の構成を示すブロック図である。
転送元端末201は、加速度センサ311と位置センサ312とを備え、転送先端末202は、加速度センサ321と位置センサ322とを備える。なお、端末の数は、転送元端末201および転送先端末202の2つに限られず、3つ以上であってもよい。
位置センサ312,322は、GPS(Global Positioning System)センサなどの位置情報を取得するセンサであるが、これには限定されない。例えば、転送元端末201および転送先端末202が、Wi−Fi(Wireless Fidelity)などの近距離無線通信機能を有している場合には、アクセスポイントと転送元端末201(転送先端末202)との位置関係から各端末の位置を特定可能なセンサであってもよい。他の近距離無線通信機能としては、例えば、やNFC(Near Field Communication)やBluetooth(登録商標)などもあるが、これらには限定されない。また、位置センサ312,322は、室内に設置された監視カメラなどの映像に基づいて、転送元端末201(転送先端末202)の位置を特定可能なセンサであってもよい。
通話処理装置203は、記憶部331と、転送判定部332と、転送元端末特定部333と、転送先端末特定部334と、通話転送部335とを備える。
記憶部331は、転送元端末201から送信された加速度センサ311の出力(データ)および位置センサ312の出力(データ)を受信して、記憶する。また、記憶部331は、転送先端末202から送信された加速度センサ321の出力および位置センサ322の出力を受信して、記憶する。
転送判定部332は、記憶部331に記憶された転送元端末201の加速度センサ311の出力に基づいて、転送元端末201が通話の転送をしようとしているのか否かを判定する。すなわち、転送元端末201のユーザが転送元端末201を振ると、加速度センサ311の出力に基づいて、転送判定部332は、転送元端末201の動きを検知して、ユーザが通話転送の操作を行っていると判断する。なお、転送判定部332は、転送元端末201の加速度センサ311の出力に閾値を設けて、所定の値以上の加速度を検出した場合に、通話の転送であると判定するようにしてもよい。このように、閾値を設けることにより、通話転送の誤検知を防止できる。
転送元端末特定部333は、転送判定部332が通話の転送と判定した端末を転送元端末201と特定する。つまり、転送元端末特定部333は、所定の値以上の加速度で振られた端末を転送元端末201として特定する。ここで、転送元端末201は、転送元端末201で受信中の通話を他の端末に転送しようとしている端末である。
転送先端末特定部334は、転送元端末201の加速度センサ311の出力および位置センサ312の出力と、他の端末(転送先端末202)の位置センサ322の出力とに基づいて、転送先端末202を特定する。
転送先端末特定部334は、転送元端末201の加速度センサ311の出力および位置センサ312の出力から、ユーザがどれくらいの勢いで、どの方向に向かって転送元端末201を振ったかを特定する。そして、転送先端末特定部334は、転送先端末202の位置センサ322の出力から、転送先端末202の候補となる端末のうち、転送元端末201が振られた方向と、振りの大きさとに合致する位置にある端末を探し、その端末を転送先端末202と特定する。
例えば、転送先端末特定部334は、記憶部331に記憶された転送元端末201の加速度センサ311および位置センサ312の出力から、転送元端末201が振られた方向と、振られた勢い(加速度の大きさ)とを導出する。そして、転送先端末特定部334は、導出した方向と加速度の大きさとから、転送先端末202を特定する。例えば、転送先端末特定部334は、位置センサ312の出力から転送元端末201が振られた方向を導き出し、加速度センサ311の出力から、転送元端末201と転送先端末202とが、どの程度の距離離れているかを導き出す。そして、転送先端末特定部334は、導き出した方向と距離とから、転送先端末202を特定する。
通話転送部335は、転送先端末特定部334が特定した転送先端末202に対して、通話を転送する。そして、転送先端末202が、通話転送を受けたことを示す動きをしたことを検知したら、発信元と転送先端末202との間の通話を確立する。ただし、転送先端末202が、通話転送を受けたことを示す動きをしない場合であっても、通話転送部334は、発信元と転送先端末202との間の通話を確立してもよい。
ここで、通話転送を受けたことを示す動きは、例えば、転送先端末202が振られたり、シェイクされたりするなどの動きが代表的である。そして、通話転送部335は、記憶部331に記憶された転送先端末202の加速度の大きさにより、転送先端末202が振られたり、シェイクされたりしたか否かを判定して、転送先端末202が通話転送を受けたか否かを判定してもよい。なお、転送先端末202が通話の転送を受ける場合に、転送先端末202が振られたり、シェイクされたりするなどの動きはなくてもよい。
図3Bは、本実施形態に係る通話処理システム200に含まれる通話処理装置203の他の構成を示すブロック図である。図3Bに示した通話処理システム200は、図3Aに示した通話処理装置203が備えていた記憶部331、転送判定部332および転送元端末特定部333が、転送元端末201に備えられている点で異なる。つまり、転送元端末201は、さらに、記憶部313、転送判定部313および転送元端末特定部315を備える。そして、通話処理装置203は、転送先端末特定部334と、通話転送部335とを備える。図3Bに示した通話処理システム200では、転送元端末201が、記憶部313に記憶されたデータに基づいて、通話の転送か否かを判定する。なお、図3Aおよび図3Bに示した各機能構成部は、転送元端末201、転送先端末202および通話処理装置203のいずれが備えていてもよい。
図4は、本実施形態に係る通話処理システム200に含まれる通話処理装置203が備える端末テーブル401の構成の一例を示す図である。端末テーブル401は、端末ID(Identifier)411に関連付けて、内線番号(IPアドレス)412と、加速度データ413と、位置データ414と、通話状態415とを記憶する。
端末ID411は、通話処理システム200に含まれる端末を識別する識別子である。内線番号(IPアドレス)412は、通話処理システム200に含まれる各端末の内線番号とIPアドレスとに関連するデータである。加速度データ413は、通話処理システム200に含まれる各端末の備える加速度センサから収集した各端末の加速度に関するデータである。位置データ414は、同様に、通話処理システム200に含まれる各端末の備える位置センサから収集した各端末の位置情報に関するデータである。通話状態415は、通話処理システム200に含まれる各端末の通話状態に関するデータであり、例えば、ある端末が通話中(オフフック)や、非通話(オンフック)であることを示すフラグなどが該当するが、これには限定されない。
通話処理装置203は、端末テーブル401を参照して、転送元端末201や転送先端末202の内線番号などを取得し、転送処理を実施する。したがって、ユーザは、転送先端末202の内線番号を入力しなくても通話を転送することができる。さらに、ユーザは、転送先端末202の内線番号を知らなくても通話を転送することもできる。
図5は、本実施形態に係る通話処理装置203のハードウェア構成を示すブロック図である。
CPU(Central Processing Unit)510は演算制御用のプロセッサであり、プログラムを実行することで図3Aおよび図3Bの通話処理装置203の機能構成部を実現する。ROM(Read Only Memory)520は、初期データおよびプログラムなどの固定データおよびその他のプログラムを記憶する。また、通信制御部530は、ネットワークを介して他の装置などと通信する。なお、CPU510は1つに限定されず、複数のCPUであっても、あるいは画像処理用のGPU(Graphics Processing Unit)を含んでもよい。また、通信制御部530は、CPU510とは独立したCPUを有して、RAM(Random Access Memory)540の領域に送受信データを書き込みあるいは読み出しするのが望ましい。また、RAM540とストレージ550との間でデータを転送するDMAC(Direct Memory Access Controller)を設けるのが望ましい(図示なし)。
さらに、入出力インタフェース560は、CPU510とは独立したCPUを有して、RAM540の領域に入出力データを書き込みあるいは読み出しするのが望ましい。したがって、CPU510は、RAM540にデータが受信あるいは転送されたことを認識してデータを処理する。また、CPU510は、処理結果をRAM540に準備し、後の送信あるいは転送は通信制御部530やDMAC、あるいは入出力インタフェース560に任せる。
RAM540は、CPU510が一時記憶のワークエリアとして使用するランダムアクセスメモリである。RAM540には、本実施形態の実現に必要なデータを記憶する領域が確保されている。端末ID541は、通話処理システム200に含まれる端末を一意に識別可能な識別子である。内線番号(IPアドレス)542は、通話処理システム200に含まれる各端末の内線番号やIPアドレスに関する情報である。加速度データ543は、転送元端末201の加速度センサ311および転送先端末202の加速度センサ321で取得した転送元端末201および転送先端末202の加速度に関するデータある。位置データ544は、転送元端末201の位置センサ312および転送先端末202の位置センサ322で取得した転送元端末201および転送先端末202の位置に関するデータである。通話状態545は、転送元端末201および転送先端末202の通話状態を表すデータである。これらのデータは、例えば、図4に示した端末テーブル401から展開されたデータである。
入出力データ546は、入出力インタフェース560を介して入出力されるデータである。送受信データ547は、通信制御部530を介して送受信されるデータである。また、RAM540は、各種アプリケーションモジュールを実行するためのアプリケーション実行領域548を有する。
ストレージ550には、データベースや各種のパラメータ、あるいは本実施形態の実現に必要な以下のデータまたはプログラムが記憶されている。ストレージ550は、端末テーブル401を格納する。端末テーブル401は、図4に示した、端末ID411と、内線番号(IPアドレス)412や加速度データ413、位置データ414などとの関係を管理するテーブルである。
ストレージ550は、さらに、記憶モジュール551と、転送判定モジュール552と、転送元端末特定モジュール553と、転送先端末特定モジュール554と、通話転送モジュール555とを格納する。
記憶モジュール551は、転送元端末201の加速度センサ311の出力および位置センサ312の出力を記憶するモジュールである。記憶モジュール551は、さらに、転送先端末202の加速度センサ321の出力および位置センサ322の出力を記憶するモジュールである。転送判定モジュール552は、記憶された加速度センサ311,321の出力に基づいて、通話の転送か否かを判定するモジュールである。転送元端末特定モジュール553は、通話の転送と判定した端末を転送元端末201と特定するモジュールである。転送先端末特定モジュール554は、転送元端末201の加速度センサ311の出力および位置センサ312の出力と、その他の端末の位置センサの出力とに基づいて、転送先端末202を特定するモジュールである。通話転送モジュール555は、特定した転送先端末202に転送元端末201で受信中の通話を転送するモジュールである。これらのモジュール551〜555は、CPU510によりRAM540のアプリケーション実行領域548に読み出され、実行される。制御プログラム556は、通話処理装置203の全体を制御するためのプログラムである。
入出力インタフェース560は、入出力機器との入出力データをインタフェースする。入出力インタフェース560には、表示部561、操作部562、が接続される。また、入出力インタフェース560には、さらに、記憶媒体564が接続されてもよい。さらに、音声出力部であるスピーカや、音声入力部であるマイク563、あるいは、GPS位置判定部が接続されてもよい。なお、図5に示したRAM540やストレージ550には、通話処理装置203が有する汎用の機能や他の実現可能な機能に関するプログラムやデータは図示されていない。
図6は、本実施形態に係る通話処理装置203の処理手順を示すフローチャートである。このフローチャートは、図5のCPU510がRAM540を使用して実行し、図3Aおよび図3Bの通話処理装置203の機能構成部を実現する。
ステップS601において、通話処理装置203は、発信元からの着呼を受信し、宛先の端末を特定し、発信元と宛先端末との通話を確立する。ステップS603において、通話処理装置203は、宛先端末(転送元端末201)の加速度センサ311の出力および位置センサ312の出力を記憶部331に記憶する。ステップS605において、通話処理装置203は、通話の転送か否かを判断する。すなわち、通話処理装置203は、記憶部331に記憶された宛先端末(転送元端末201)の加速度センサ311の出力に基づいて、宛先端末が、所定の動きをしたか否かを判断して、通話の転送か否かを判断する。そして、通話の転送でないと判断した場合(ステップS605のNO)、通話処理装置203は、ステップS603に戻る。通話の転送であると判断した場合(ステップS605のYES)、通話処理装置203は、ステップS607に進む。
ステップS607において、通話処理装置203は、転送元端末201を特定する。つまり、通話処理装置203は、ステップS605において、通話の転送と判断した端末を転送元端末201と特定する。ステップS609において、通話処理装置203は、転送先端末202を特定する。通話処理装置203は、転送元端末201の加速度センサ311の出力および位置センサ312の出力と、その他の端末の位置センサの出力とに基づいて、転送先端末202を特定する。
ステップS611において、通話処理装置203は、ステップS609で特定した転送先端末202に転送元端末201で受信中の通話を転送する。ステップS613において、通話処理装置203は、転送先端末202と発信元との通話を確立する。
本実施形態によれば、ユーザは、端末を振るという操作をするだけで、通話を転送することができる。また、ユーザは、転送先端末の内線番号の入力をする必要がないので、転送先端末の内線番号を知らなくても通話を転送することができる。さらに、ユーザは、1つのアクションで通話を転送できるので、簡易、迅速に通話を転送することができる。
[第3実施形態]
次に本発明の第3実施形態に係る通話処理システムについて、図7乃至図11を用いて説明する。図7は、本実施形態に係る通話処理システム700の動作の概要を説明するための図である。本実施形態に係る通話処理システムは、上記第2実施形態と比べると、通話処理装置が風圧導出部を有し、転送元端末が風圧センサを有する点で異なる。その他の構成および動作は、第2実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
上記第2実施形態では、Aさんは転送元端末201をCさんの転送先端末202に向けて振ると通話が転送されていたが、本実施形態においては、Aさんが、転送元端末701を振る代わりに、転送元端末701に息を吹きかけることで通話が転送される。
つまり、AさんがBさんからの電話をCさんに転送する場合、Aさんが、Cさんに転送元端末701を向けて、さらに、転送元端末701のタッチパネルなどの画面などに向けて息を吹きかけると、Bさんから受信した通話がCさんに転送される。これにより、BさんとCさんとの間で通話が確立する。
転送元端末701は、例えば、風圧センサを備えており、通話処理装置703は、転送元端末701の風圧センサの出力を取得して、取得した風圧センサの出力に基づいて、Aさんが吹きかけた息の風圧を導き出す。そして、通話処理装置703は、Aさんが、どの方向に、どれくらいの勢いで息を吹きかけたかに基づいて、転送先の端末を特定し、特定した端末に通話を転送する。
図8は、本実施形態に係る通話処理システム700に含まれる転送元端末701および通話処理装置703の構成を示すブロック図である。転送元端末701は、風圧センサ811をさらに有する。そして、通話処理装置703は、風圧導出部831をさらに有する。
通話処理装置703は、通話処理システム700に含まれる端末である転送元端末701の風圧センサ811から送信された風圧センサ811の出力(データ)を受信し、記憶部331に記憶する。
風圧導出部831は、記憶部331に記憶されている風圧センサ811の出力に基づいて、ユーザが転送元端末701に吹きかけた息の風圧を導出する。そして、風圧導出部831は、導出した風圧が所定の値を超えているか否かに基づいて、転送元端末701のユーザが通話転送の操作を行ったか否かを判断する。このように、風圧に閾値を設けることにより、転送操作の誤検知を防止できる。なお、風圧センサ811は、例えば、タッチパネルやタッチパネルに設けられた感圧センサ、音声通話用のマイクなどであるが、これらには限定されない。
図9は、本実施形態に係る通話処理システム700に含まれる通話処理装置703が備える風圧テーブルの構成の一例を示す図である。風圧テーブル901は、端末ID411に関連付けて風圧データ911を記憶する。風圧導出部831は、風圧テーブル901を参照して、転送元端末701に吹きかけられた息の圧力(風圧)を導出する。なお、風圧導出部831が風圧を導出する方法はこれには限定されない。
図10は、本実施形態に係る通話処理システム700に含まれる通話処理装置703のハードウェア構成を示すブロック図である。
RAM1040は、CPU510が一時記憶のワークエリアとして使用するランダムアクセスメモリである。RAM540には、本実施形態の実現に必要なデータを記憶する領域が確保されている。風圧データ1041は、転送元端末701の風圧センサ811で取得した転送元端末701に与えられた風圧に関するデータである。
ストレージ1050には、データベースや各種のパラメータ、あるいは本実施形態の実現に必要な以下のデータまたはプログラムが記憶されている。ストレージ1050は、風圧テーブル901を格納する。風圧テーブル901は、図9に示した、端末ID411と、風圧データ911との関係を管理するテーブルである。
ストレージ1050は、さらに、風圧導出モジュール1051を格納する。風圧導出モジュール1051は、転送元端末701の風圧センサ811で取得した風圧に関するデータに基づいて、転送元端末701のユーザが吹きかけた息の圧力(風圧)を導出するモジュールである。
図11は、本実施形態に係る通話処理システム700に含まれる通話処理装置703の処理手順を示すフローチャートである。このフローチャートは、図10のCPU510が、RAM1040を使用して実行し、図8の通話処理装置703の機能構成部を実現する。
ステップS1101において、通話処理装置703は、記憶部331から転送元端末701の風圧センサ811が取得した、風圧データを取得する。また、通話処理装置703は、記憶部331から転送元端末701の位置データなども取得する。
ステップS1103において、通話処理装置703は、取得した風圧データなどに基づいて、転送先端末702を特定する。例えば、通話処理装置703は、ユーザが転送元端末701に吹きかけた息の方向および息の強さに基づいて、転送先端末702を特定する。
本実施形態によれば、ユーザは端末に対して息を吹きかけるというシンプルな動作をするだけで通話を転送できる。また、ユーザは端末に対して息を吹きかけるだけで、転送先の内線番号などの入力も必要ないので、簡易、迅速に通話を転送できる。さらに、ユーザは端末に吹きかける息の強さや、端末を向ける方向を調節することにより、直感的に通話を転送することができる。
[第4実施形態]
次に本発明の第4実施形態に係る通話処理システムについて、図12乃至図16を用いて説明する。図12は、本実施形態に係る通話処理システム1200の動作の概要を説明するための図である。本実施形態に係る通話処理システム1200は、上記第2実施形態および第3実施形態と比べると、転送元端末が操作感知センサを有し、通話処理装置が操作特定部を有する点で異なる。その他の構成および動作は、第2実施形態および第3実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
上記第2実施形態では、Aさんが転送元端末201をCさんの転送先端末202に向けて振ると通話が転送され、上記第3実施形態では、Aさんが転送元端末701をCさんの転送先端末702に向けて息を吹きかけることで通話が転送された。
本実施形態においては、Aさんが転送元端末1201を振ったり、息を吹きかけたりする代わりに、Aさんが、転送元端末1201をCさんの転送先端末1202に向けて、転送元端末1201の画面をスワイプすると通話が転送される。
転送元端末1201は、例えば、操作感知センサを備えており、通話処理装置1203は、転送元端末1201の操作感知センサの出力を取得して、取得した出力に基づいて、Aさんが行った操作を認識する。そして、通話処理装置1203は、Aさんがどの方向に、どれくらいの勢いでスワイプしたかに基づいて、転送先の端末を特定し、特定した端末に通話を転送する。
図13は、本実施形態に係る通話処理システム1200に含まれる転送元端末1201および通話処理装置1203の構成を示すブロック図である。転送元端末1201は、操作感知センサ1311をさらに有する。そして、通話処理装置1203は、操作特定部1331をさらに有する。
通話処理装置1203は、通話処理システム1200に含まれる端末である転送元端末1201の操作感知センサ1311から送信された出力を受信し、記憶部331に記憶する。
操作特定部1331は、記憶部331に記憶されている操作感知センサ1311の出力(データ)に基づいて、ユーザが転送元端末1201に行った操作を特定する。そして、操作特定部1331は、特定した操作に基づいて、ユーザが通話転送の操作を行ったか否かを判断する。操作特定部1331は、例えば、ユーザが行ったスワイプの勢い(加速度の大きさ)や転送元端末1201の向いている方向などに基づいて、通話転送の操作か否かを判断する。なお、操作感知センサ1311は、例えば、転送元端末1201の画面であるタッチパネルなどであるが、これには限定されない。
図14は、本実施形態に係る通話処理システム1200に含まれる通話処理装置1203が備える操作感知テーブル1401の構成の一例を示す図である。操作感知テーブル1401は、端末ID411に関連付けて操作感知データ1411を記憶する。操作感知データ1411は、操作感知センサ1311で取得したデータ(出力)である。操作特定部1331は、操作感知テーブル1401を参照して、転送元端末1201に対して行われたユーザの操作を特定する。なお、操作特定部1331が操作を特定する方法はこれには限定されない。
図15は、本実施形態に係る通話処理システム1200に含まれる通話処理装置1203のハードウェア構成を示すブロック図である。
RAM1540は、CPU510が一時記憶のワークエリアとして使用するランダムアクセスメモリである。RAM1540には、本実施形態の実現に必要なデータを記憶する領域が確保されている。操作感知データ1541は、転送元端末1201の操作感知センサ1311で取得した転送元端末1201に入力された操作に関するデータである。
ストレージ1550には、データベースや各種のパラメータ、あるいは本実施形態の実現に必要な以下のデータまたはプログラムが記憶されている。ストレージ1550は、操作感知テーブル1401を格納する。操作感知テーブル1401は、図14に示した、端末ID411と、操作感知データ1411との関係を管理するテーブルである。
ストレージ1550は、さらに、操作特定モジュール1551を格納する。操作特定モジュール1551は、転送元端末1201の操作感知センサ1311で取得した操作に関するデータに基づいて、転送元端末1201のユーザが、行った操作を導出するモジュールである。
図16は、本実施形態に係る通話処理システム1200に含まれる通話処理装置1203の処理手順を示すフローチャートである。このフローチャートは、図15のCPU510が、RAM1540を使用して実行し、図13の通話処理装置1203の機能構成部を実現する。
ステップS1601において、通話処理装置1203は、記憶部331から転送元端末1201の操作感知センサ1311が取得した出力を取得する。また、通話処理装置1203は、記憶部331から転送元端末1201の位置データなども取得する。ステップS1603において、通話処理装置1203は、操作感知センサ1311で取得した出力などに基づいて、転送先端末1202を特定する。例えば、通話処理装置1203は、ユーザが転送元端末1201に対して行った操作(スワイプ)の勢い(加速度の大きさ)および転送元端末1201の向いている方向に基づいて、転送先端末1202を特定する。
本実施形態によれば、ユーザは端末の画面をスワイプするというシンプルな操作をするだけで通話を転送できる。また、ユーザは端末の画面をスワイプするだけで、転送先の内線番号などを入力する必要もないので、簡易、迅速に通話を転送できる。さらに、ユーザは、スワイプする勢いや、端末を向ける方向を調節することにより、直感的に通話を転送することができる。
なお、上記第2実施形態乃至第4実施形態においては、ユーザが通話転送するための動作(転送元端末の動き)として、端末を振ったり、息を吹きかけたり、スワイプしたりする例で説明をしたが、ユーザが通話転送するための動作はこれらには限定されない。例えば、ユーザが、通話転送するための動作には、ボーリングの球を投げる動作や、野球のボールを投げる動作、バスケットボールの球をゴールにシュートする動作、ゴルフのクラブをスイングする動作、釣竿を投げる動作などがある。
[他の実施形態]
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。また、それぞれの実施形態に含まれる別々の特徴を如何様に組み合わせたシステムまたは装置も、本発明の範疇に含まれる。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用されてもよいし、単体の装置に適用されてもよい。さらに、本発明は、実施形態の機能を実現する通話処理プログラムが、システムあるいは装置に直接あるいは遠隔から供給される場合にも適用可能である。したがって、本発明の機能をコンピュータで実現するために、コンピュータにインストールされるプログラム、あるいはそのプログラムを格納した媒体、そのプログラムをダウンロードさせるWWW(World Wide Web)サーバも、本発明の範疇に含まれる。特に、少なくとも、上述した実施形態に含まれる処理ステップをコンピュータに実行させるプログラムを格納した非一時的コンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)は本発明の範疇に含まれる。

Claims (8)

  1. 端末の加速度センサの出力および位置センサの出力を記憶する記憶手段と、
    記憶された前記加速度センサの出力に基づいて、通話の転送か否かを判定する転送判定手段と、
    前記転送判定手段が通話の転送と判定した端末を転送元端末と特定する転送元端末特定手段と、
    前記転送元端末の加速度センサの出力および位置センサの出力と、他の端末の位置センサの出力とに基づいて、転送先端末を特定する転送先端末特定手段と、
    特定した前記転送先端末に前記転送元端末で受信中の通話を転送する通話転送手段と、
    を含む通話処理システム。
  2. 前記転送判定手段は、前記加速度センサの出力に基づいて、前記転送元端末が所定の動きをしたか否かを判定し、前記転送元端末が前記所定の動きをした場合に通話の転送と判定する請求項1に記載の通話処理システム。
  3. 前記転送先端末特定手段は、前記所定の動きの方向および前記所定の動きの加速度の大きさに基づいて、前記転送先端末を特定する請求項1または2に記載の通話処理システム。
  4. 前記端末は、風圧センサをさらに有し、
    前記記憶手段は、前記風圧センサの出力をさらに記憶し、
    前記転送判定手段は、記憶された前記風圧センサの出力に基づいて、通話の転送か否かを判定し、
    前記転送先端末特定手段は、前記転送元端末の前記風圧センサの出力および位置センサの出力と、他の端末の位置センサの出力とに基づいて、転送先端末を特定する、
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載の通話処理システム。
  5. 前記端末は、操作感知センサをさらに有し、
    前記記憶手段は、前記操作感知センサの出力をさらに記憶し、
    前記転送判定手段は、記憶された前記操作感知センサの出力に基づいて、通話の転送か否かを判定し、
    前記転送先端末特定手段は、前記転送元端末の前記操作感知センサの出力および位置センサの出力と、他の端末の位置センサの出力とに基づいて、転送先端末を特定する、
    請求項1乃至4のいずれか1項に記載の通話処理システム。
  6. 端末の加速度センサの出力および位置センサの出力を記憶する記憶手段と、
    記憶された前記加速度センサの出力に基づいて、通話の転送か否かを判定する転送判定手段と、
    前記転送判定手段が通話の転送と判定した端末を転送元端末と特定する転送元端末特定手段と、
    前記転送元端末の加速度センサの出力および位置センサの出力と、他の端末の位置センサの出力とに基づいて、転送先端末を特定する転送先端末特定手段と、
    特定した前記転送先端末に前記転送元端末で受信中の通話を転送する通話転送手段と、
    を備える通話処理装置。
  7. 端末の加速度センサの出力および位置センサの出力を記憶する記憶ステップと、
    記憶された前記加速度センサの出力に基づいて、通話の転送か否かを判定する転送判定ステップと、
    前記転送判定ステップで通話の転送と判定した端末を転送元端末と特定する転送元端末特定ステップと、
    前記転送元端末の加速度センサの出力および位置センサの出力と、他の端末の位置センサの出力とに基づいて、転送先端末を特定する転送先端末特定ステップと、
    特定した前記転送先端末に前記転送元端末で受信中の通話を転送する通話転送ステップと、
    を含む通話処理方法。
  8. 端末の加速度センサの出力および位置センサの出力を記憶する記憶ステップと、
    記憶された前記加速度センサの出力に基づいて、通話の転送か否かを判定する転送判定ステップと、
    前記転送判定ステップで通話の転送と判定した端末を転送元端末と特定する転送元端末特定ステップと、
    前記転送元端末の加速度センサの出力および位置センサの出力と、他の端末の位置センサの出力とに基づいて、転送先端末を特定する転送先端末特定ステップと、
    特定した前記転送先端末に前記転送元端末で受信中の通話を転送する通話転送ステップと、
    をコンピュータに実行させる通話処理プログラム。
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