JP2017163296A - カメラ装置 - Google Patents
カメラ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017163296A JP2017163296A JP2016045078A JP2016045078A JP2017163296A JP 2017163296 A JP2017163296 A JP 2017163296A JP 2016045078 A JP2016045078 A JP 2016045078A JP 2016045078 A JP2016045078 A JP 2016045078A JP 2017163296 A JP2017163296 A JP 2017163296A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- imaging
- cover
- illumination
- light shielding
- shielding member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Blocking Light For Cameras (AREA)
- Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
- Studio Devices (AREA)
Abstract
【課題】耐衝撃性、小型化及び照明機能内蔵を並立した、カバーを平板で構成した監視カメラを提供すること。【解決手段】照明手段と、前記照明手段によって照射される領域を撮像する撮像手段と、前記照明手段と前記撮像手段が収納された平面状の光透過性のカバーを備えた筺体と、前記照明手段の照明光の前記カバー内における内部反射が前記撮像手段へ侵入するのを防ぐ遮光部材と、前記遮光部材は前記撮像手段の撮影口を囲い前記カバーに当接する筒状の弾性体であることを備えた撮像装置において、前記照明手段は前記撮像手段より撮影光軸方向において前方に配置されており、遮光手段は筒状形状の内側のカバーとの当接部付近に突起形状を持つことを特徴とする。【選択図】図4
Description
本発明は、監視カメラ等のカメラ装置に関し、特に耐衝撃性を備えたカメラ装置に関する。
近年、画像を遠隔的にモニタリングできる監視カメラにおいて、自然現象や第3者による外力が加えられても機能を失わない耐衝撃性が求められている。さらに、設置場所との親和性向上や被監視者に対する威圧感低減のための小型化や、照明機能の内蔵も従来から監視カメラに求められており、これら機能との並立が求められる。
これまで、耐衝撃性、小型化及び照明機能内蔵の並立を目的に種々の形態が開示されている。特許文献1では、ドーム型のカバー内に照明手段と撮像手段を設け、照明手段と撮像手段の間にドーム型カバーに密着させた弾性体の遮光手段を形成している。これにより、ドーム内で乱反射する照明光の撮像手段への進入を防ぎながら、照明機能を含む全要素をドーム内に収めて、小型化と耐衝撃性を実現している。
一方、特許文献1に開示された従来技術では、カバーがドーム型のために、取得できる画像の歪みや解像度の低下を招く。このため、特許文献2では、カバーを平板で構成する監視カメラに対し、耐衝撃性を付与した構成が提案されている。
耐衝撃性を備えた照明機能内蔵の監視カメラにおいて、照明手段が配置される位置は、カバーが外力を加えられて変形しても接触しない位置でなくてはならない。ドーム型のカバーを備える監視カメラでは、撮影光軸方向に対して水平方向に外力が加わる可能性がある。この為ドーム型カバーから一定の距離を確保しなくてはならないため、照明手段は撮像手段より撮影光軸方向において後方に配置される。この時、照明光線は撮像手段の鏡筒部等にケラレる問題があり、配置の自由度の低さや大型化の課題を持つ。
しかし、平板のカバーでは撮影光軸方向に対して平行方向の正面からのみ外力が加わるため、照明手段を撮像手段より撮影光軸方向において前方に配置できる。このため、ドーム型カバーに対して照明がケラレにくく、設計の自由度が高い利点がある。
しかしながら、特許文献2のようにカバーを平板で構成し、照明手段を撮像手段より撮影光軸方向において前方に配置すると、外力が加えられたときに、弾性部材で構成された遮光手段が、外力により変形したカバーに押されて変形し、照明手段に衝突する恐れがある。これにより、照明手段の機能障害につながる恐れがある。
一方、遮光部材の変形範囲外まで照明手段を逃がして配置した場合、監視カメラ本体の大型化を招いてしまう。
そこで、本発明の目的は、耐衝撃性、小型化及び照明機能内蔵を並立した、カバーを平板で構成した監視カメラを提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明に係る撮像装置は、
照明手段と、
前記照明手段によって照射される領域を撮像する撮像手段と、
前記照明手段と前記撮像手段が収納された平面状の光透過性のカバーを備えた筺体と、
前記照明手段の照明光の前記カバー内における内部反射が前記撮像手段へ侵入するのを防ぐ遮光部材と、
前記遮光部材は前記撮像手段の撮影口を囲い前記カバーに当接する筒状の弾性体である事
を備えた撮像装置において、
前記照明手段は前記撮像手段より撮影光軸方向において前方に配置されており、
遮光手段は筒状形状の内側のカバーとの当接部付近に突起形状を持つ
ことを特徴とする。
照明手段と、
前記照明手段によって照射される領域を撮像する撮像手段と、
前記照明手段と前記撮像手段が収納された平面状の光透過性のカバーを備えた筺体と、
前記照明手段の照明光の前記カバー内における内部反射が前記撮像手段へ侵入するのを防ぐ遮光部材と、
前記遮光部材は前記撮像手段の撮影口を囲い前記カバーに当接する筒状の弾性体である事
を備えた撮像装置において、
前記照明手段は前記撮像手段より撮影光軸方向において前方に配置されており、
遮光手段は筒状形状の内側のカバーとの当接部付近に突起形状を持つ
ことを特徴とする。
本発明に係る撮像装置によれば、遮光手段の内側に突起形状を持つことを特徴とするため、外力により変形したカバーに遮光部材が押圧された場合、変形したカバーは遮光部材の内側に設けられた突起形状に当接するため、遮光部材は内側に傾倒し、遮光部材が遮光部材の外周に配置される照明手段に接触することを回避できる。以上より、小型である事を維持しながら、耐衝撃性と照明機能内蔵を並立することができる。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態にかかわる監視カメラの本体1である。
監視カメラは本体1を外部からの飛来物や風雨、加力や直射日光から保護するための不図示の外装部と本体1から構成される。ケーブル2は本体1の内部に配置された不図示の制御基板へつながり、電源供給やデータ通信を行う。
図2は本体1の分解斜視図である。
撮像手段としてレンズユニット11及び不図示の制御基板は、筺体としてメインケース12の内部に配置されている。メインケース12の前方には、照明手段としてLEDユニット13が配置されている。LEDユニット13は、放熱板14に保持され、更にLEDユニット13を保持する放熱板14は、メインケース12に保持される。さらにメインケース12の前方には、フロントケース15が配置されており、平板のカバー17とゴムなどの弾性部材で構成されたカバー受け18を固定部材16と挟み込む事で固定している。メインケース12と固定部材16を締結することで、間に挟まれるフロントケース15やカバー17は固定される。
レンズユニット11の前方には、LEDユニット13から照射される照明光がレンズユニット11に入り込むのを防止する遮光手段として、遮光部材19が配置される。望ましくは、カバー17を通してレンズユニット11の基板が見えないように、図示しない化粧板を配置してもよいが、機能に直接関係しないので本説明では省略する。
[実施例1]
以下、図3乃至図4を参照して、本発明の第1の実施例について説明する。
以下、図3乃至図4を参照して、本発明の第1の実施例について説明する。
図3は実施例1の遮光部材19付近の断面図である。
筒状の遮光部材19の開口部はレンズユニット11に構成される鏡筒20の撮影口を囲むように配置され、もう一方の開口部はカバー17に密着している。カバー側の開口部付近では、遮光部材19の一部が突起形状22を形成している。
LEDユニット13に構成される光源21からの照射光はカバー17の肉厚内で乱反射を繰り返し、レンズユニットへ侵入する。遮光部材19によってレンズユニット11へ侵入する光線は十分乱反射を繰り返した後の光線に限定されるので、光線はレンズユニット11によって取得される画像に影響ない強度まで落ちている。
本実施例では、遮光部材19は鏡筒20へ配置しているが、もちろん遮光機能を達成するのであれば、設置場所は鏡筒20以外でもよい。
図4は実施例1の遮光部材19付近の断面図であり、外力によりカバーが変形している様子を示す。
外力によりカバー17が変形し、弾性部材で構成されているカバー受け部材18はカバー17に押され変形する。遮光部材19も変形したカバー17に押され変形する。この時、遮光部材19の内側に配置される突起形状22がカバーに押されるため、遮光部材19は内側に倒れる。遮光部材19の内側はレンズユニット11の撮影口になっており、何も配置されていないため、遮光部材の変形により内部部材には接触しない。このため、レンズユニット11を移動させることなく、カメラ機能を維持することが可能となる。この時望ましくは、遮光部材19が変形することで、遮光部材19が配置されているレンズユニット11やその他部材への力や衝撃の伝搬が軽減されるとよい。
以上により、サイズを維持したまま大型化することなく、耐衝撃性と照明機能内蔵を並立した、カバーを平板で構成した監視カメラが実現される。遮光部材に配置される突起形状22は、本実施例ではカバー17に密着していないが、カバー17が変形する範囲内に配置されていれば上述する結果を得ることができる為、カバー17に密着していてもよい事は言うまでもない。
[実施例2]
以下、図5乃至図6を参照して、本発明の第2の実施例について説明する。
以下、図5乃至図6を参照して、本発明の第2の実施例について説明する。
図5は実施例2の遮光部材19付近の断面図である。
第2の実施例は、遮光部材に切れ込み形状23が配置されている。LEDユニット13に構成される光源21からの照射光はカバー17の肉厚内で乱反射を繰り返し、レンズユニットへ侵入する。遮光部材19によってレンズユニット11へ侵入する光線は十分乱反射を繰り返した後の光線に限定されるので、取得できる画像に影響ない強度まで落ちている。遮光部材19以外の配置は実施例1と同様のため、ここでは省略する。
図6は実施例2の遮光部材19付近の断面図であり、外力によりカバーが変形している様子を示す。
外力によりカバー17が変形し、弾性部材で構成されているカバー受け部材18はカバー17の変形に押され変形する。遮光部材19は変形したカバー17に押され変形する。この時、切れ込み部23が筒状の遮光部材19の内径に配置されているため、遮光部材19は薄肉なっている内側に倒れるように変形する。遮光部材19の内側はレンズユニット11の撮影口になっており、何も配置されていないため、遮光部材の変形により内部部材には接触しない。このため、レンズユニット11を移動させることなく、カメラ機能を維持することが可能となる。この時望ましくは、遮光部材19が変形することで、遮光部材19が配置されているレンズユニット11やその他部材への力や衝撃の伝搬が軽減されるとよい。
以上により、サイズを維持したまま大型化することなく、耐衝撃性と照明機能内蔵を並立した、カバーを平板で構成した監視カメラが実現される。
本実施例では切れ込み形状として三角形の切れ込みが2つ配置されているが、もちろん上記機能を達成するのであれば、切れ込みの形状及び数は任意に配置できる。
以上、本発明の好ましい実施形態について2つを説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
1 本体、11 レンズユニット、12 メインケース、13 LEDユニット、14 放熱板、
15 フロントケース、16 固定部材、17 カバー、18 カバー受け部材、19 遮光部材、
20 鏡筒、21 光源、22 突起形状、23 切れ込み形状
15 フロントケース、16 固定部材、17 カバー、18 カバー受け部材、19 遮光部材、
20 鏡筒、21 光源、22 突起形状、23 切れ込み形状
Claims (3)
- 照明手段と、
前記照明手段によって照射される領域を撮像する撮像手段と、
前記照明手段と前記撮像手段が収納された平面状の光透過性のカバーを備えた筺体と、
前記照明手段の照明光の前記カバー内における内部反射が前記撮像手段へ侵入するのを防ぐ遮光部材と、
前記遮光部材は前記撮像手段の撮影口を囲い前記カバーに当接する筒状の弾性体であることを備えた撮像装置において、
前記照明手段は前記撮像手段より撮影光軸方向において前方に配置されており、
遮光手段は筒状形状の内側のカバーとの当接部付近に突起形状を持つことを特徴とする撮像装置。 - 前記突起部形状は前記カバーに触れていないことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 照明手段と、
前記照明手段によって照射される領域を撮像する撮像手段と、
前記照明手段と前記撮像手段が収納された平面状の光透過性のカバーを備えた筺体と、
前記照明手段の照明光の前記カバー内における内部反射が前記撮像手段へ侵入するのを防ぐ遮光部材と、
前記遮光部材は前記撮像手段の撮影口を囲い前記カバーに当接する筒状の弾性体であることを備えた撮像装置において、
前記照明手段は前記撮像手段より撮影光軸方向において前方に配置されており、
前記遮光手段は筒状形状の内側に切れ込み形状を持つことを特徴とする撮像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016045078A JP2017163296A (ja) | 2016-03-09 | 2016-03-09 | カメラ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016045078A JP2017163296A (ja) | 2016-03-09 | 2016-03-09 | カメラ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017163296A true JP2017163296A (ja) | 2017-09-14 |
Family
ID=59853152
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016045078A Pending JP2017163296A (ja) | 2016-03-09 | 2016-03-09 | カメラ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017163296A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019150551A1 (ja) * | 2018-02-02 | 2019-08-08 | 富士通フロンテック株式会社 | 撮像装置 |
KR102610689B1 (ko) * | 2023-05-16 | 2023-12-06 | 네이버시스템(주) | 항공촬영용 카메라 보호 시스템 |
-
2016
- 2016-03-09 JP JP2016045078A patent/JP2017163296A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019150551A1 (ja) * | 2018-02-02 | 2019-08-08 | 富士通フロンテック株式会社 | 撮像装置 |
JPWO2019150551A1 (ja) * | 2018-02-02 | 2020-11-19 | 富士通フロンテック株式会社 | 撮像装置 |
US11314034B2 (en) | 2018-02-02 | 2022-04-26 | Fujitsu Frontech Limited | Imaging apparatus |
KR102610689B1 (ko) * | 2023-05-16 | 2023-12-06 | 네이버시스템(주) | 항공촬영용 카메라 보호 시스템 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN107404553B (zh) | 复合盖板、摄像头模组及移动终端 | |
KR20210126766A (ko) | 카메라 조립체 및 전자 장치 | |
US8913886B2 (en) | Photographic device | |
TWI537668B (zh) | 影像監控設備 | |
US20100157141A1 (en) | Portable electronic device with lens module | |
CN107291160B (zh) | 盖板组件及包含其的移动终端 | |
JP2017208804A (ja) | 撮像装置、及び画像監視システム | |
CN104871081B (zh) | 相机模块以及具有该相机模块的相机装置 | |
JP2017163296A (ja) | カメラ装置 | |
JP4701990B2 (ja) | カメラの照明システム、およびリモート照明装置を装着可能なステージ装置 | |
JP2018164190A (ja) | 撮像装置 | |
TWM461073U (zh) | 監視器 | |
JPWO2019013068A1 (ja) | 撮像装置 | |
JP6399991B2 (ja) | 監視カメラ | |
CN111511131B (zh) | 外框、终端外壳和终端 | |
JP2019029956A (ja) | 監視カメラ | |
JP6429163B2 (ja) | レンズカバー及び監視カメラ | |
US10634826B2 (en) | Image capturing device | |
US10236087B2 (en) | Remote control protector for anti-light interference | |
JP3103990U (ja) | 赤外線発光手段内臓カメラ | |
JP6793322B2 (ja) | インターホン子機、インターホンシステム | |
US11838609B2 (en) | Image pickup apparatus | |
JP2017163302A (ja) | 撮像装置 | |
JP2024039986A (ja) | 撮像装置 | |
JP7008226B2 (ja) | インターホン子機、インターホンシステム |