JP2017163228A - 監視カメラ - Google Patents

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知子 荒木
Tomoko Araki
知子 荒木
樋口 学
Manabu Higuchi
学 樋口
真理 安田
Mari Yasuda
真理 安田
外舘 弘理
Hiromichi Sotodate
弘理 外舘
英男 野口
Hideo Noguchi
英男 野口
高桑 誠
Makoto Takakuwa
誠 高桑
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Abstract

【課題】撮像エリアの撮像画像の中で何かしらの動きが検出された領域の画像の画質を、動きの検出されていない領域の画像の画質に比べて向上し、ネットワークにおける伝送路の負担も軽減する。【解決手段】カメラ装置(監視カメラ10)は、撮像エリアを撮像する撮像部11と、撮像された撮像エリアの撮像画像を構成する複数の領域毎に動きの有無を解析し、領域毎の動きの有無の解析結果を基に、撮像画像の領域毎の画質情報を決定する画像解析部13と、決定された撮像画像の領域毎の画質情報を基に、撮像画像を符号化する符号化部17と、符号化された撮像画像を外部装置に送信する通信部19と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、撮像により得られた画像の画質を調整するカメラ装置及び画質調整方法に関する。
昨今、例えば防犯等のセキュリティを目的として、多数の監視カメラが屋内、屋外に限らず、ネットワークを介して接続された状態で様々な場所に設定されている。それぞれの監視カメラは、撮像により得られた大容量でかつ高画質な映像データを、ネットワークを介して接続された監視装置やレコーダに送信する。監視装置やレコーダに送信された映像データは、例えば後日発生した何かしらのインシデント(例えばトラブル、事件などのアクシデント)の検証に利用される。このような映像データは検証のために高画質に記録されることが好ましいが、ネットワークにおける伝送路の帯域は有限であり、帯域によっては監視カメラから高画質な映像データの伝送ができない場合がある。
ここで、伝送路の帯域の負担を軽減するために、撮像により得られた画像の画質を調整する装置に関する先行技術として、例えば特許文献1に示す画像処理装置が知られている。特許文献1に示す画像処理装置は、画像データから所定の条件に適合する1以上の特定領域(顔領域)を検出し、検出された1以上の特定領域を高画質化領域に設定するか否かを決定する。また、画像処理装置は、画像データのうち高画質化領域を第1の量子化パラメータを用いて、高画質化領域以外の領域を第1の量子化パラメータより大きい第2の量子化パラメータを用いてそれぞれ符号化し、符号化された画像データを出力する。これにより、画像処理装置は、高画質化領域のみを選択的に低い圧縮率で符号化し、その他の領域を高い圧縮率で符号化するので、必要な領域の画質を維持したまま、伝送路の帯域の負担を軽減できる。
特開2011−87090号公報
しかしながら、特許文献1の構成では、例えば撮像により得られた画像データに何かしらの動きが検出されたとしても、その動きが検出された領域において顔が検出されなければ、その動きが検出された領域の高画質画像が得られない。監視カメラの設置場所や気温等の設置環境によっては、たとえ顔が検出されなくても何かしらの動きが検出された場合には、その検出された領域における高画質画像が必要なことも考えられるため、高画質画像を得るために顔検出が必要となる点で制約があり、使い勝手が良くなかった。
また一方で、監視カメラにより撮像された画像全体が高画質となってしまうと、上述したように監視カメラが接続されるネットワークにおける伝送路の帯域を圧迫することになるため、同様に伝送路の帯域にかかる負担の軽減も求められる。
本発明は、上述した従来の課題を解決するために、撮像エリアの撮像画像の中で何かしらの動きが検出された領域の画像の画質を、動きの検出されていない領域の画像の画質に比べて向上し、ネットワークにおける伝送路の負担も軽減するカメラ装置及び画質調整方法を提供することを目的とする。
本発明は、撮像エリアを撮像する撮像部と、前記撮像部により撮像された前記撮像エリアの撮像画像を構成する複数の領域毎に動きの有無を解析し、前記領域毎の動きの有無の解析結果を基に、前記撮像画像の前記領域毎の画質情報を決定する画像解析部と、前記画像解析部により決定された前記撮像画像の前記領域毎の画質情報を基に、前記撮像画像を符号化する符号化部と、前記符号化部により符号化された前記撮像画像を外部装置に送信する通信部と、を備える、カメラ装置を提供する。
また、本発明は、撮像エリアを撮像する撮像部を有するカメラ装置における画質調整方法であって、前記撮像部により撮像された前記撮像エリアの撮像画像を構成する複数の領域毎に動きの有無を解析し、前記領域毎の動きの有無の解析結果を基に、前記撮像画像の前記領域毎の画質情報を決定し、決定された前記撮像画像の前記領域毎の画質情報を基に、前記撮像画像を符号化し、符号化された前記撮像画像を外部装置に送信する、画質調整方法を提供する。
本発明によれば、撮像エリアの撮像画像の中で何かしらの動きが検出された領域の画像の画質を、動きの検出されていない領域の画像の画質に比べて向上でき、ネットワークにおける伝送路の負担も軽減することができる。
第1の実施形態の監視カメラにより生成された画質調整済画像の一例を示す説明図 第1の実施形態の監視カメラの詳細な内部構成の一例を示すブロック図 撮像画像と撮像画像の中で動きが検出された領域の画質が調整された画質調整済画像との対比の第1例を示す図 撮像画像と撮像画像の中で動きが検出された領域の画質が調整された画質調整済画像との対比の第2例を示す図 第1の実施形態の監視カメラの画像解析部の動作手順の一例を説明するフローチャート ブロックにおける動きの発生頻度の統計結果と注目度合いとの対応関係の一例を示すテーブル 第1の実施形態の監視カメラの符号化部の動作手順の一例を説明するフローチャート 第2の実施形態の監視カメラにより生成された画質調整済画像の一例を示す説明図 撮像画像と撮像画像の中で動きが検出された領域の画質が調整された画質調整済画像との対比の第3例を示す図 撮像画像と撮像画像の中で動きが検出された領域の画質が調整された画質調整済画像との対比の第4例を示す図 第2の実施形態の監視カメラの画像解析部の動作手順の一例を説明するフローチャート
以下、適宜図面を参照しながら、本発明に係るカメラ装置及び画質調整方法を具体的に開示した各実施形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。なお、添付図面及び以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することは意図されていない。以下の各実施形態では、本発明に係るカメラ装置の一例として、所定の撮像エリアAR0(例えばオフィス、工場、店舗、公園、図書館、宅内)を撮像する監視カメラを例示して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態の監視カメラ10により生成された画質調整済画像IMG1の一例を示す説明図である。第1の実施形態では、監視カメラ10は、撮像により得た画像(以下、「撮像画像」という)を構成する複数の領域毎に動きの有無を解析し、領域毎の動きの有無の解析結果を用いて、撮像画像の領域毎の画質情報(注目度合い情報)を決定する。監視カメラ10は、決定された領域毎の画質情報を用いて、撮像画像の少なくとも一部を、領域毎の画質情報に対応する画像(例えば高画質画像、中画質画像、低画質画像)に置き換えて撮像画像の画質調整を行うことで、画質調整済画像IMG1を生成する。
図1に示す画質調整済画像IMG1は、高画質の画質情報に従って高画質画像に編集された画像領域AR1の画像と、低画質の画質情報に従って低画質画像に編集された画像領域AR2,AR3の各画像とを有する。以下、監視カメラ10による撮像画像の画像解析(例えば動きの有無、顔の有無)の結果によって、撮像画像の少なくとも一部の領域の画像が高画質画像、中画質画像、低画質画像のうちいずれかに置き換えられた(つまり、編集された)画像を、第2撮像画像としての「画質調整済画像」という。
例えば画像領域AR1は、動きが検出された領域である。つまり、画像領域AR1では、人物MV1の動きが時系列的に検出されている。例えば撮像画像のフレーム間差分により、図1紙面の右上方向から左下方向に向かって人物MV1が移動していることが検出されている。その結果、画像領域AR1では、撮像画像に比べて高画質な画像(つまり、高画質画像)となっている。
また画像領域AR2,AR3は、動きが検出されていない領域である。その結果、画像領域AR2,AR3では、撮像画像に比べて低画質な画像(つまり、低画質画像)となっている。なお、画像領域AR2,AR3では、撮像画像と同程度の画質の画像(つまり、中画質画像)となっても構わないが、画質調整済画像IMG1のデータサイズの削減に伴うネットワークNWの伝送路の帯域の負担軽減の観点で考慮すると、低画質画像であることが好ましい。
図2は、第1の実施形態の監視カメラ10の詳細な内部構成の一例を示すブロック図である。監視カメラ10は、所定の広範な撮像エリアAR0からの可視光を入射して撮像する。図2に示す監視カメラ10は、撮像部11と、画像解析部13と、画像処理部15と、符号化部17と、ネットワーク通信部19と、画像メモリ21とを含む構成である。監視カメラ10は、ネットワークNWを介して、外部装置としての受信装置A,Bと接続されている。ネットワークNWは、有線ネットワーク(例えばLAN(Local Area Network))でも、無線ネットワーク(例えば無線LAN、wifi(登録商標))でもよい。
撮像部11は、例えば1枚以上のレンズとイメージセンサとを用いて構成され、撮像エリアAR0からの可視光を入射し、イメージセンサの撮像面(不図示)に可視光の光学像を撮像する。イメージセンサは、例えばCCD(Charge Coupled Device)又はCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)を用いて構成される。撮像部11の撮像により得られた撮像画像のフレームが画像解析部13及び画像処理部15にそれぞれ入力される。
画像解析部13は、例えばDSP(Digital Signal Processor)等のプロセッサPRCを用いて構成され、入力した撮像画像のフレームに対して各種の画像解析を行う。例えば画像解析部13は、撮像画像のフレームを構成する複数の領域毎に動きの有無を解析し、この解析結果を用いて、撮像画像のフレームの領域毎の画像の注目度合い(つまり、画像の画質)を決定する。画像解析部13は、撮像画像のフレームの領域毎の画像の注目度合い情報を画像処理部15及び符号化部17にそれぞれ出力する。注目度合いの決定に関する動作手順の詳細については、後述する図5を参照して述べる。なお、画像解析部13は、CPU(Central Processing Unit)又はMPU(Micro Processing Unit)等のプロセッサPRCを用いて構成されても構わない。
画像処理部15は、例えばDSP等のプロセッサPRCを用いて構成され、画像解析部13の出力(つまり、撮像画像のフレームの領域毎の画像の注目度合い情報)を用いて、入力した撮像画像のフレームを編集して画質調整を行う。例えば画像処理部15は、撮像画像の一部の領域が低画質となる旨の注目度合い情報を得た場合には、撮像画像の該当する領域(言い換えると、静止領域)の画像を低画質画像に置き換える。言い換えると、画像処理部15は、撮像画像を符号化した場合の符号化データサイズよりも小さい符号化データサイズとなる画質調整済画像を生成する。同一面積で比較すると、撮像画像の符号化データサイズより低画質画像の符号化データサイズの方が小さい。このため、撮像画像の一部でも低画質画像が置き換えられると、その置き換えにより生成された画質調整済画像の符号化データサイズは撮像画像の符号化データサイズよりも小さくなり、ネットワークNWの伝送路の帯域の負担軽減に資することができる。
画像処理部15は、画質調整済画像の符号化データサイズを撮像画像の符号化データサイズより小さくするために、例えば撮像画像にLPF(ローパスフィルタ:Low Pass Filter)処理を行うことで、撮像画像の高周波成分を削減する。言い換えると、画像処理部15は、注目度合いが低画質を示す領域の画像の高周波成分を、注目度合いが低画質ではない画質(例えば高画質、中画質)を示す領域の画像の高周波成分よりも下げて画質調整を行う。これにより、高周波成分(つまり、エッジ等の輪郭部分)が削減されてぼやけた画像となるので、画質調整済画像の符号化データサイズを撮像画像の符号化データサイズより小さくなるように削減可能となる。
また、画像処理部15は、画質調整済画像の符号化データサイズを撮像画像の符号化データサイズより小さくするために、撮像画像の更新間隔を下げることにより、撮像画像の該当する領域(言い換えると、静止領域)の画像の更新を行わない。言い換えると、画像処理部15は、注目度合いが低画質を示す領域の画像の更新間隔を、注目度合いが低画質ではない画質(例えば高画質、中画質)を示す領域の画像の更新間隔よりも下げて画質調整を行う。これにより、静止領域の画像の頻繁な更新が無くなるので、画像処理部15における処理負荷の低減が可能となるとともに、画質調整済画像の符号化データサイズの増大を抑制可能となる。なお、画像処理部15は、CPU又はMPU等のプロセッサPRCを用いて構成されても構わない。
また、画像処理部15は、撮像画像の一部の領域が高画質となる旨の注目度合い情報を得た場合には、撮像画像の該当する領域(言い換えると、動き領域)の画像を高画質画像に置き換えてもよいし、高画質画像に置き換えないで撮像画像をそのまま符号化部17に出力してもよい。
符号化部17は、例えばDSP等のプロセッサPRCを用いて構成され、画像解析部13及び画像処理部15の各出力を用いて、画像解析部13の解析結果により指定されたQP(Quantization Parameter)値(後述参照)に従って、ネットワークNWへの送信に適する所定のフォーマットとなるように撮像画像又は画質調整済画像を符号化する。画像解析部13の出力は、例えば撮像画像のフレームの領域毎の画像の注目度合い情報である。画像処理部15の出力は、例えば撮像画像又は画像処理部15により生成された画質調整済画像である。
符号化部17は、撮像画像の一部の領域が低画質となる旨の注目度合い情報を得た場合には、注目度合いが低画質を示す領域の画像の符号化(圧縮)率を、注目度合いが低画質ではない画質(例えば高画質、中画質)を示す領域の画像の符号化(圧縮)率よりも上げて符号化を行う。また、符号化部17は、撮像画像の一部の領域が高画質となる旨の注目度合い情報を得た場合には、注目度合いが高画質を示す領域の画像の符号化率を、注目度合いが高画質ではない画質(例えば低画質、中画質)を示す領域の画像の符号化(圧縮)率よりも下げて符号化を行う。また、符号化部17は、撮像画像の一部の領域が中画質となる旨の注目度合い情報を得た場合には、注目度合いが中画質を示す領域の画像の符号化(圧縮)率を、注目度合いが低画質を示す領域の画像の符号化率よりも下げ、かつ注目度合いが高画質を示す領域の画像の符号化(圧縮)率よりも上げて符号化を行う。なお、符号化部17は、CPU又はMPU等のプロセッサPRCを用いて構成されても構わない。
通信部としてのネットワーク通信部19は、監視カメラ10の外部のネットワークNWに接続され、符号化部17により生成された撮像画像又は画質調整済画像のデータを、ネットワークNWを介して外部の受信装置A,Bに送信する。
画像メモリ21は、撮像部11、画像解析部13、画像処理部15、符号化部17の各出力データを記憶する。具体的には、画像メモリ21は、撮像部11における撮像により得た撮像画像を記憶する。画像メモリ21は、画像解析部13における解析結果(例えば撮像画像を構成する領域毎の画像の注目度合い情報)を記憶する。また、画像メモリ21は、画像処理部15により生成された画質調整済画像を記憶する。また、画像メモリ21は、符号化部17により符号化された撮像画像又は画質調整済画像を記憶する。
図3は、撮像画像IMG10と撮像画像IMG10の中で動きが検出された領域の画質が調整された画質調整済画像IMG11との対比の第1例を示す図である。図4は、撮像画像IMG20と撮像画像IMG20の中で動きが検出された領域の画質が調整された画質調整済画像IMG21との対比の第2例を示す図である。
図3の上段に示す撮像画像IMG10のフレームでは、画像中央に示されている中央分離帯の左右で行き来している複数の車両の移動の様子が示されている。撮像画像IMG10のフレームは、複数の車両が移動している画像領域(つまり、動きが検出される動き領域AR11,AR12)と、動きが検出されない画像領域(つまり、静止領域AR13)とに区分される。つまり、撮像画像IMG10のフレームは、動き領域AR11,AR12と静止領域AR13とからなる複数の画像領域を有する。
本実施形態では、監視カメラ10は、動き領域AR11,AR12の画像の画質を高画質とし、さらに静止領域AR13の画像の画質を低画質となるように、撮像画像IMG10のフレームを画像処理(例えば画質調整)することによって、画質調整済画像IMG11のフレームを生成する。これにより、監視カメラ10は、撮像エリア(例えば図3の道路)の撮像画像のフレームの中で複数の車両の動きが検出された動き領域AR11,AR12の画像の画質を、動きの検出されていない静止領域AR13の画像の画質に比べて向上でき、動き領域AR11,AR12の画像の内容を相対的に際立たせることができ、動き領域AR11,AR12の画像の視認性を良くすることができる。
また、図4の上段に示す撮像画像IMG20では、画像中央付近に示されている数人の人物が廊下を行き来している移動の様子が示されている。撮像画像IMG20のフレームは、複数の人物が移動している画像領域(つまり、動きが検出される動き領域AR21)と、動きが検出されない画像領域(つまり、静止領域AR22)とに区分される。つまり、撮像画像IMG20のフレームは、動き領域AR21と静止領域AR22とからなる複数の画像領域を有する。
本実施形態では、監視カメラ10は、動き領域AR21の画像の画質を高画質とし、さらに静止領域AR22の画像の画質を低画質となるように、撮像画像IMG20のフレームを画像処理(例えば画質調整)することによって、画質調整済画像IMG21を生成する。これにより、監視カメラ10は、撮像エリア(例えば図4の廊下)の撮像画像のフレームの中で複数の人物の動きが検出された動き領域AR21の画像の画質を、動きの検出されていない静止領域AR22の画像の画質に比べて向上でき、動き領域AR21の画像の内容を相対的に際立たせることができ、動き領域AR21の画像の視認性を良くすることができる。
次に、本実施形態の監視カメラ10の画像解析部13における動作手順の詳細について、図5を参照して説明する。図5は、第1の実施形態の監視カメラ10の画像解析部13の動作手順の一例を説明するフローチャートである。図5に示すフローチャートの開始の前提として、例えば撮像部11により撮像された撮像画像のデータは画像メモリ21に記憶されている。
図5において、画像解析部13は、撮像部11から出力された撮像画像を入力し、この入力した撮像画像(入力画像)を例えば20×20個のブロックに分割する(S1)。ここでは、画像解析部13が撮像画像を20×20個のブロックに分割すると説明しているが、ブロック数は20×20に限定されず、あくまで一例であり、以下の説明においても同様である。
画像解析部13は、ステップS1において分割して得たそれぞれのブロックにおいて動き検出(つまり、動きの有無の検出)を実行する(S2)。画像解析部13は、撮像画像を構成する計400(=20×20)個のブロックの中で1つのブロックで動きを検出した場合には(S3、YES)、計400個のブロックの画像情報を画像メモリ21から読み出す(S4)。なお、撮像画像を構成する計400(=20×20)個のブロックの中でいずれのブロックでも動きが検出されなかった場合には(S3、NO)、画像解析部13の処理はステップS7に進む。
画像解析部13は、ステップS4において読み出した400個のブロックの画像情報を用いて、ステップS1において入力した撮像画像を、図2の監視カメラ10内に不図示のRAM(Random Access Memory)に対し、例えば40×40個のブロックに再マッピングする(S5)。ここでは、説明を分かり易くするために、画像解析部13が撮像画像を40×40個のブロックに再マッピングすると説明しているが、ブロック数は40×40に限定されず、あくまで一例である。
画像解析部13は、ステップS3において動きが検出されたブロックに対応する再マッピング後の複数のブロックに対して、その複数のブロック及びその周辺のブロックにおいて動きが検出されたことを示すための補間処理(例えば穴埋め処理、拡張処理)を実行する(S6)。例えば再マッピング前の400個のブロックの中で、ある1個のブロックで動きが検出されたとする。上述した初期(ステップS1)の分割数及び再マッピング時(ステップS5)の分割数の例によると、初期の分割数に対応する1個のブロックは、再マッピング後に合計4(=2×2)個のブロックに対応する。このため、画像解析部13は、再マッピング後にその対応する合計4個及びその周囲(例えば隣接している)のブロックにおいても動きが検出された扱いとすることで、動きが検出されたブロックの数を見かけ上増加し、動きが検出されたブロックの大きさを拡充する。
例えば、画像解析部13は、再マッピング後の計1600個のブロックの中で、隣接しているブロックにおいて動きが検出されている場合には、上述した穴埋め処理により、その間に挟まれたブロックにおいても動きが検出されたとする扱いをしても構わない。
ステップS6の後、画像解析部13は、計1600個のブロック毎に、そのブロックにおける動きの統計結果を算出して更新し、さらにそのブロックにおける注目度合いを決定して更新する(S7)。つまり、画像解析部13は、計1600個のブロックの1個1個に対し、1個のブロックにおける動きの発生頻度の統計結果を算出するとともに、その算出結果を用いて、そのブロックにおける注目度合い(例えば高画質、中画質、低画質)を決定する。
画像解析部13は、例えば計1600個のブロックのうち1個のブロックに対し、その1個のブロックにおける動きの発生頻度の統計結果を、数式(1)に従って算出する。1個のブロックにおける動きの発生頻度の統計結果は、そのブロックにおける動きの検出結果の履歴を定量的に示す。つまり、動きの発生頻度の統計結果により、例えばそのブロックの中で動きが多く検出されたブロックか、又は動きがあまり検出されなかったブロックかが定量的に判別可能となる。
「動きの発生頻度の統計結果」=(1−α)×「前回の動きの発生頻度の統計結果」
+α×「今回の動きの有無の検出結果」・・・(数式1)
数式(1)において、αは例えば24時間中に発生する動きの検出結果の発生頻度を示す定数であり、具体的には1/432000(=5×60×60×24)である。なお、本実施形態の画像解析部13は動きの検出処理を200msecに1回行うとしているので、1秒間に5回、動きの検出処理を実行する。
また、数式(1)において、「今回の動きの有無の検出結果」は、「1」又は「0」である。「1」は動きが検出されたことを示し、「0」は動きが検出されなかったことを示す。「前回の動きの発生頻度の統計結果」は、数式(1)の算出対象となったブロック(つまり、1600個のうちの1個のブロック)において前回の算出時までにおける動きの検出結果の発生頻度の履歴を示す。
画像解析部13は、数式(1)の算出結果を用いて、次のようにしてブロックにおける注目度合い(例えば高画質、中画質、低画質)を決定する。図6は、ブロックにおける動きの発生頻度の統計結果と注目度合いとの対応関係の一例を示すテーブルである。
例えば画像解析部13は、注目度合いの決定対象となるブロックにおける「動きの発生頻度の統計結果」が1600個のブロックの中で最も動きの発生頻度の統計結果が高い値(つまり、最大値)の5%未満であると判断した場合には、そのブロックにおける注目度合いを「低画質」と決定し、さらに符号化部17における符号化率を定めるQP値を高い値に設定するように符号化部17に指示する。符号化部17は、画像解析部13の指示を受けて、そのブロックにおける注目度合い(つまり、画質)が「低画質」となるように符号化する。
また例えば画像解析部13は、注目度合いの決定対象となるブロックにおける「動きの発生頻度の統計結果」が1600個のブロックの中で最も動きの発生頻度の統計結果が高い値(つまり、最大値)の5%〜20%未満であると判断した場合には、そのブロックにおける注目度合いを「中画質」と決定し、さらに符号化部17における符号化率を定めるQP値を中程度の値に設定するように符号化部17に指示する。符号化部17は、画像解析部13の指示を受けて、そのブロックにおける注目度合い(つまり、画質)が「中画質」となるように符号化する。
また例えば画像解析部13は、注目度合いの決定対象となるブロックにおける「動きの発生頻度の統計結果」が1600個のブロックの中で最も動きの発生頻度の統計結果が高い値(つまり、最大値)の20%以上であって、かつそのブロックに拡張部分があると判断した場合には、そのブロックにおける注目度合いを「高画質」と決定し、さらに符号化部17における符号化率を定めるQP値を低い値に設定するように符号化部17に指示する。符号化部17は、画像解析部13の指示を受けて、そのブロックにおける注目度合い(つまり、画質)が「高画質」となるように符号化する。
なお、拡張部分には、注目度合いの決定対象となるブロック以外に、例えばステップS6において穴埋め処理又は拡張処理されたブロックを指してもよい。穴埋め処理されたブロックは、例えば注目度合いの決定対象となったブロックの周囲例えば3ブロック分のエリアまで穴埋め処理されたブロックである。拡張処理されたブロックは、例えば注目度合いの決定対象となったブロックの周囲例えば1ブロック分のエリアまで拡張処理されたブロックである。
次に、本実施形態の監視カメラ10の符号化部17における動作手順の詳細について、図7を参照して説明する。図7は、第1の実施形態の監視カメラ10の符号化部17の動作手順の一例を説明するフローチャートである。図7に示すフローチャートの開始の前提として、例えば撮像部11により撮像された撮像画像のデータ、又は画像処理部15により生成された画質調整済画像のデータは画像メモリ21に記憶されている。
図7において、符号化部17は、再マッピング後の1600個のブロックに対してそれぞれのブロック毎の注目度合い情報が画像解析部13の出力に含まれているかどうかを判定する(S11)。符号化部17は、それぞれのブロックの中で注目度合い情報が画像解析部13の出力に含まれていないブロックがあったと判定した場合には(S12、NO)、そのブロックに対して符号化処理時のQP値を通常値(例えば撮像画像を符号化する時に使用するQP値)から変更しないで符号化処理を実行する(S12)。
一方、符号化部17は、それぞれのブロックの中で注目度合い情報が画像解析部13の出力に含まれているブロックがあったと判定した場合には(S12、YES)、そのブロック毎の注目度合い情報を用いて、撮像画像又は画質調整済画像を構成する各ブロックの注目度合いを示す注目度合いマップを生成して更新する(S13)。
符号化部17は、ステップS13において生成した注目度合いマップに従って、1フレーム分の撮像画像又は画質調整済画像の符号化処理を実行する(S14)。
以上により、第1の実施形態の監視カメラ10は、撮像エリアAR0の撮像画像を構成する複数の領域毎に動きの有無を解析し、領域毎の動きの有無の解析結果を用いて、撮像画像の領域毎の注目度合い(画質情報)を決定する。監視カメラ10は、この決定した撮像画像の領域毎の注目度合いを基に、撮像画像を符号化する。監視カメラ10は、撮像画像の一部の領域が低画質となる旨の注目度合い情報を得た場合には、注目度合いが低画質を示す領域の画像の符号化率を、注目度合いが低画質ではない画質(例えば高画質、中画質)を示す領域の画像の符号化(圧縮)率よりも上げて符号化を行う。また、監視カメラ10は、撮像画像の一部の領域が高画質となる旨の注目度合い情報を得た場合には、注目度合いが高画質を示す領域の画像の符号化(圧縮)率を、注目度合いが高画質ではない画質(例えば低画質、中画質)を示す領域の画像の符号化(圧縮)率よりも下げて符号化を行う。また、監視カメラ10は、撮像画像の一部の領域が中画質となる旨の注目度合い情報を得た場合には、注目度合いが中画質を示す領域の画像の符号化(圧縮)率を、注目度合いが低画質を示す領域の画像の符号化(圧縮)率よりも下げ、かつ注目度合いが高画質を示す領域の画像の符号化(圧縮)率よりも上げて符号化を行う。監視カメラ10は、このように符号化して得た画質調整済画像を外部装置である受信装置A,Bに送信する。
これにより、監視カメラ10は、撮像エリアAR0の撮像画像の中で何かしらの動きが検出された領域の画像の画質を、同撮像画像の中で動きの検出されていない領域の画像の画質に比べて向上でき、動きが検出された動き領域の画像を、動きが検出されなかった静止領域の画像に比べて際立たせることができ、画質調整済画像に対するユーザの視認性を良くできる。また、監視カメラ10は、撮像画像全体の中で動きが検出されない静止領域を検出した場合には、その静止領域の画質を符号化データサイズの小さい低画質画像にすることができるので、撮像画像の符号化データサイズに比べて小さい符号化データサイズの画質調整済画像を得ることができる。このため、監視カメラ10は、ネットワークNWを介して、撮像画像の符号化データサイズより小さい画質調整済画像の符号化データを受信装置A,Bに送信する時、ネットワークNWにおける伝送路の負担を軽減することができる。
また、監視カメラ10は、撮像画像を構成する領域毎の注目度合い情報を用いて、撮像画像の少なくとも一部を、領域毎の注目度合い情報に対応する画像に置き換えて撮像画像の画質調整を行い、さらに画質調整により得た画質調整済画像を符号化する。これにより、監視カメラ10は、撮像画像を構成する領域の注目度合いが例えば低画質であれば、画像処理部15における画像処理又は符号化部17における符号化処理によって、通常の(つまり、画質調整を行っていない)撮像画像よりも符号化データサイズの小さい画質調整済画像を得ることができ、その画質調整済画像の送信時におけるネットワークNWにおける伝送路の負担をより一層軽減することができる。
また、監視カメラ10は、撮像画像を構成する領域毎の動きの有無の解析結果を用いて、領域毎の動きの発生頻度を算出し、この算出値に応じて、領域毎の注目度合いを決定する。これにより、監視カメラ10は、撮像画像の1フレームを構成する領域において、その領域において動きが検出された場合に限らず、その領域がこれまでにどの程度動きが検出されてきたか又は検出されてこなかったかの統計結果も併せて考慮した上で、その領域における注目度合い(つまり、画質)を適切に決定することができる。
また、監視カメラ10は、注目度合いが低画質を示す領域の画像の高周波成分を、注目度合いが低画質ではない画質(例えば高画質、中画質)を示す領域の画像の高周波成分よりも少なくして画質調整を行って画質調整済画像を生成する。これにより、監視カメラ10は、例えばLPF処理を画像処理部15において行うことで、低画質として決定された領域における画像を簡易に生成できる。従って、監視カメラ10により生成された画質調整済画像は、高周波成分(つまり、エッジ等の輪郭部分)が削減されてぼやけた画像となるので、画質調整済画像の符号化データサイズを通常の撮像画像の符号化データサイズより小さくなるように削減可能となる。
また、監視カメラ10は、注目度合いが低画質を示す領域の画像の更新間隔を、注目度合いが低画質ではない画質(例えば高画質、中画質)を示す領域の画像の更新間隔よりも少なくして画質調整を行って画質調整済画像を生成する。これにより、監視カメラ10は、例えば画像の更新間隔を画像処理部15において30fpsから1fpsに低減することで、画像処理部15における処理負荷の増大を抑制でき、低画質として決定された領域における画像を簡易に生成できる。従って、監視カメラ10により生成された画質調整済画像は、静止領域の画像の頻繁な更新が無くなるので、画像処理部15における処理負荷の低減が可能となるとともに、画質調整済画像の符号化データサイズの増大を抑制可能となる。
また、監視カメラ10は、注目度合いが低画質を示す領域の画像の符号化率(つまり、QP値)を、注目度合いが低画質ではない画質(例えば高画質、中画質)を示す領域の画像の符号化率(つまり、QP値)よりも上げて符号化処理を行って画質調整済画像を生成する。これにより、監視カメラ10は、低画質として決定された領域における画像を簡易に生成できる。従って、監視カメラ10により生成された画質調整済画像は、静止領域に対しては高い圧縮率で圧縮符号化されるので、通常の撮像画像のデータサイズに比べて削減可能となる。
(第2の実施形態)
図8は、第2の実施形態の監視カメラ10により生成された画質調整済画像IMG1Aの一例を示す説明図である。なお、第2の実施形態の監視カメラ10の内部構成は上述した第1の実施形態の監視カメラ10の内部構成と同一であるため、同一内容の説明は簡略化又は省略し、異なる内容について説明する。
第2の実施形態では、監視カメラ10は、第1の実施形態の監視カメラ10の処理に加え、撮像画像を構成する複数の領域毎の顔の有無を解析し、顔が検出された領域の画質情報(注目度合い情報)を中画質又は高画質と決定する。監視カメラ10は、決定された領域毎の画質情報と顔が検出された領域の画質情報とを用いて、撮像画像の少なくとも一部を、領域毎の画質情報に対応する画像(例えば高画質画像、中画質画像、低画質画像)に置き換えて撮像画像の画質調整を行うことで、画質調整済画像IMG1Aを生成する。
図8に示す画質調整済画像IMG1Aは、高画質の画質情報に従って高画質画像に編集された人物MV1Aの顔画像と、中画質の画質情報に従って中画質画像に編集された画像領域AR1の画像と、低画質の画質情報に従って低画質画像に編集された画像領域AR2,AR3の各画像とを有する。
例えば画像領域AR1は、動きが検出された領域である。つまり、画像領域AR1では、人物MV1Aの動きが時系列的に検出されている。例えば撮像画像のフレーム間差分により、図8紙面の右上方向から左下方向に向かって人物MV1Aが顔又は身体の向きを変えながら移動していることが検出されている。その結果、画像領域AR1では、撮像画像と同程度な画質の画像(つまり、中画質画像)となっている。その画像領域AR1の中で、最も顔認証に適した人物MV1Aの画像がベストショット画像として高画質画像になっている。なお、第1の実施形態も含め、本実施形態において、中画質画像は通常の撮像画像よりも画質が良くても悪くても構わないが、画質調整済画像のデータサイズの削減の観点では、中画質画像は通常の撮像画像よりも画質が多少劣化していることが好ましい。
また画像領域AR2,AR3は、動きが検出されていない領域である。その結果、画像領域AR2,AR3では、撮像画像に比べて低画質な画像(つまり、低画質画像)となっている。
また本実施形態の監視カメラ10は、単に顔を検出した領域を含む画像を中画質又は高画質に決定するが、検出した顔画像が顔認証に適した画像であれば、その顔画像をベストショット画像(代表画像)として、そのベストショット画像の注目度合いを高画質に決定しても良い。ベストショット画像は、その画像の視認性や顔認証における認識精度向上の観点から、例えば人物が正面を向いている画像、ピンボケしていない画像、目が開いている画像が選択されることが好ましい。
従って、監視カメラ10は、図8において例えば人物MV1Aが正面を向いている画像、ピンボケしていない(言い換えると、高周波成分が欠落していない)画像、及び人物MV1Aの目が開いている画像のうちいずれか1つを検出した場合に、その画像をベストショット画像として選択し、高画質画像となるように生成する。
なお、監視カメラ10は、例えば撮像画像の複数のフレーム間差分により、同一人物の追跡を行い、かつ同一の撮像画像のフレームにおいて過去に検出された顔画像よりも直近に検出された顔画像が顔認証に適した画像(上述参照)であるとして検出した場合に、その画像をベストショット画像として選択し、ベストショット画像の画質を高画質化しても良い。これにより、監視カメラ10は、撮像画像の複数のフレーム間における同一人物の追跡により、その人物のベストショット画像を高画質化でき、高画質化したベストショット画像を顔認証等に利用することができて顔認証時の認証精度を向上できる。
図9は、撮像画像IMG20と撮像画像IMG20の中で動きが検出された領域の画質が調整された画質調整済画像IMG31との対比の第3例を示す図である。図10は、撮像画像IMG20と撮像画像IMG20の中で動きが検出された領域の画質が調整された画質調整済画像IMG41との対比の第4例を示す図である。
図9の上段に示す撮像画像IMG20では、画像中央付近に示されている数人の人物が廊下を行き来している移動の様子が示されている。撮像画像IMG20のフレームは、複数の人物が移動している画像領域(つまり、動きが検出される動き領域AR21)と、動きが検出されない画像領域(つまり、静止領域AR33と同じ面積を有する静止領域AR22)とに区分される(図4及び図9参照)
ところが、第2の実施形態では、監視カメラ10は、撮像画像を構成する複数の領域毎に顔の有無を解析する。このため、撮像画像IMG20のフレームは、本実施形態の監視カメラ10により、複数の人物が移動している画像領域(つまり、動きが検出される動き領域AR31)と、顔が検出される顔領域AR32と、静止領域AR33とからなる複数の画像領域を有すると判断される。なお、図9の下段に示す画質調整済画像IMG31では、顔領域は1個の顔領域AR32しか示されていないが、これは図9の説明を簡単にするためであり、本実施形態の監視カメラ10によれば、同じ撮像画像IMG20の中で廊下を行き来している他の人物の顔が同様に検出されるが、図9における顔領域の図示は省略している。
また、監視カメラ10は、撮像画像IMG20の中で検出した顔画像の範囲が所定の閾値を超えた場合に限って顔検出してもよく、その閾値を超えた範囲の顔画像だけを抽出して顔領域AR32として設定しても構わない。これにより、上述したベストショット画像と同様に、監視カメラ10は、撮像画像の中で最もユーザに対して視認性の良い顔領域の画像を高画質化することで、顔認証等の利用に資することが可能となる。
本実施形態では、監視カメラ10は、動き領域AR31の画像の画質を中画質とし、顔領域AR32の画像の画質を高画質とし、さらに静止領域AR33の画像の画質を低画質となるように、撮像画像IMG20のフレームを画像処理(例えば画質調整)することによって、画質調整済画像IMG31を生成する。これにより、監視カメラ10は、撮像エリア(例えば図9の廊下)の撮像画像のフレームの中で人物の顔が検出された画像の画質を、複数の人物の動きが検出された動き領域AR31や動きの検出されていない静止領域AR33の画像の画質に比べて向上でき、顔領域AR32の画像の内容を相対的に際立たせることができ、顔領域AR32の画像の視認性を良くすることができる。
また、図10の上段に示す撮像画像IMG20では、画像中央付近に示されている数人の人物が廊下を行き来している移動の様子が示されている。但し、図10に示す撮像画像IMG20では、図10紙面の最も左側にいる人物は移動していないとする。この場合、撮像画像IMG20のフレームは、複数の人物が移動している画像領域(つまり、動きが検出される動き領域AR41)と、動きが検出されない画像領域(つまり、静止領域AR43と)とに区分される。ところが、上述したように静止領域AR43の中には、移動していない最左側の人物の顔が映っており、この人物は移動していないが、顔が検出されている。つまり、撮像画像IMG20のフレームは、動き領域AR41と顔領域AR42を含む静止領域AR23とからなる複数の画像領域を有する。
本実施形態では、監視カメラ10は、動き領域AR41の画像の画質を中画質とし、静止領域AR43の画像の画質を低画質とし、さらに静止領域AR43中の顔領域AR42の画像の画質を高画質となるように、撮像画像IMG20のフレームを画像処理(例えば画質調整)することによって、画質調整済画像IMG41を生成する。これにより、監視カメラ10は、撮像エリア(例えば図10の廊下)の撮像画像のフレームの中で静止領域AR43内ではあるがその中で顔が検出された顔領域AR42の画像の画質を、他の複数の人物の動きが検出された動き領域AR41や動きの検出されていない静止領域AR43の画像の画質に比べて向上でき、顔領域AR42の画像の内容を相対的に際立たせることができ、静止領域AR43内の顔領域AR42の画像の視認性を良くすることができる。
次に、本実施形態の監視カメラ10の画像解析部13における動作手順の詳細について、図11を参照して説明する。図11は、第2の実施形態の監視カメラ10の画像解析部13の動作手順の一例を説明するフローチャートである。図11に示すフローチャートの開始の前提として、例えば撮像部11により撮像された撮像画像のデータは画像メモリ21に記憶されている。また、図11の説明では、図5の説明と同一の内容については同一のステップ番号を付与して説明を簡略化又は省略し、異なる内容について説明する。
図11において、画像解析部13は、ステップS1の後、ステップS1において分割して得たそれぞれのブロックにおいて動き検出(つまり、動きの有無の検出)を実行するとともに、所定数個のブロック(例えば4×4個)を単位として顔検出(つまり、顔の有無の検出)を実行する(S2A)。所定数個のブロックは4×4を一例として説明しており、1×1でも8×8でも構わない。
また、画像解析部13は、ステップS6の後、第1の実施形態と同様に(図5参照)、計1600個のブロック毎に、そのブロックにおける動きや顔の統計結果を算出して更新し、さらにそのブロックにおける注目度合いを決定して更新する(S7)。つまり、画像解析部13は、計1600個のブロックの1個1個に対し、1個のブロックにおける動きや顔の発生頻度の統計結果を算出するとともに、その算出結果を用いて、そのブロックにおける注目度合い(例えば高画質、中画質、低画質)を決定する。
具体的には、画像解析部13は、第1の実施形態と同様に個々のブロックにおける注目度合いを決定するとともに(図5参照)、さらに個々のブロックにおいて顔を検出した場合には、優先的にそのブロックの注目度合いを高画質となるように決定する。なお、画像解析部13は、顔を検出したブロックの注目度合いを優先的に高画質となるように決定してもよいが、顔を検出したブロックの注目度合いを中画質となるように決定してもよい。これにより、監視カメラ10は、画質調整済画像のデータサイズの増大を抑制できる。
以上により、第2の実施形態の監視カメラ10は、第1の実施形態の監視カメラ10に加え、撮像画像を構成する複数の領域毎の顔の有無を解析し、顔が検出された領域の画質情報(注目度合い情報)を中画質又は高画質と決定する。監視カメラ10は、決定された領域毎の画質情報と顔が検出された領域の画質情報とを用いて、撮像画像の少なくとも一部を、領域毎の画質情報に対応する画像(例えば高画質画像、中画質画像、低画質画像)に置き換えて撮像画像の画質調整を行うことで、画質調整済画像を生成する。
これにより、監視カメラ10は、撮像エリアAR0の撮像画像のフレームの中で人物の顔が検出された画像の画質を、他の人物の動きが検出された動き領域や動きの検出されていない静止領域の画像の画質に比べて向上でき、顔領域の画像の内容を相対的に際立たせることができ、顔領域の画像の視認性を良くすることができる。
また、監視カメラ10は、撮像エリアAR0の撮像画像を構成する複数の領域毎に顔の有無を解析し、検出された顔画像が顔認証に適した画像である場合に、検出された顔画像を含む領域の画像の画質情報を優先的に高画質と決定する。これにより、監視カメラ10は、撮像画像の複数のフレーム間により、その人物のベストショット画像(例えば顔が正面を向いている画像)を高画質化でき、高画質化したベストショット画像を顔認証等に利用することができて顔認証時の認証精度を向上できる。
以上、図面を参照しながら各種の実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、撮像エリアの撮像画像の中で何かしらの動きが検出された領域の画像の画質を、動きの検出されていない領域の画像の画質に比べて向上し、ネットワークにおける伝送路の負担も軽減するカメラ装置及び画質調整方法として有用である。
10 監視カメラ
11 撮像部
13 画像解析部
15 画像処理部
17 符号化部
19 ネットワーク通信部
21 画像メモリ
NW ネットワーク
PRC プロセッサ
IMG10、IMG20 撮像画像
IMG1、IMG1A、IMG11、IMG21、IMG31、IMG41 画質調整済画像
MV1、MV1A 人物
本発明は、撮像により得られた画像の画質を調整する監視カメラ及び画質調整方法に関する。
本発明は、上述した従来の課題を解決するために、撮像エリアの撮像画像の中で何かしらの動きが検出された領域の画像の画質を、動きの検出されていない領域の画像の画質に比べて向上し、ネットワークにおける伝送路の負担も軽減する監視カメラ及び画質調整方法を提供することを目的とする。
本発明は、ネットワークに接続され、該ネットワークに接続された監視装置あるいはレコーダに対して撮像により得られた画像を送信する監視カメラであって、撮像エリアを撮像する撮像部と、前記撮像部により撮像された前記撮像エリアの撮像画像を構成する複数の領域毎に動きの有無及び顔の有無を解析し、動き及び顔を検出しない領域を低画質、動きを検出した領域を中画質、顔を検出した領域を高画質として前記撮像画像の前記領域毎の画質情報を決定する画像解析部と、前記画像解析部により決定された前記撮像画像の前記領域毎の画質情報を基に、前記撮像画像を、前記領域毎の画質情報に対応する画像に置き換えて前記撮像画像の画質調整を行う画像処理部と、前記画像処理部により画質調整された撮像画像を符号化する符号化部と、前記符号化部により符号化された撮像画像を前記監視装置あるいはレコーダに送信する通信部と、を備える、監視カメラを提供する。
また、本発明は、ネットワークに接続され、該ネットワークに接続された監視装置あるいはレコーダに撮像により得られた画像を送信する監視カメラにおける画質調整方法であって、撮像エリアを撮像する撮像部により撮像された前記撮像エリアの撮像画像を構成する複数の領域毎に動きの有無及び顔の有無を解析し、動き及び顔を検出しない領域を低画質、動きを検出した領域を中画質、顔を検出した領域を高画質として前記撮像画像の前記領域毎の画質情報を決定し、前記決定された前記撮像画像の前記領域毎の画質情報を基に、前記撮像画像を、前記領域毎の画質情報に対応する画像に置き換えて前記撮像画像の画質調整を行い、前記画質調整された前記撮像画像を符号化し、前記符号化された撮像画像を前記監視装置あるいはレコーダに送信する、画質調整方法を提供する。
本発明は、撮像エリアの撮像画像の中で何かしらの動きが検出された領域の画像の画質を、動きの検出されていない領域の画像の画質に比べて向上し、ネットワークにおける伝送路の負担も軽減する監視カメラ及び画質調整方法として有用である。
本発明は、撮像により得られた画像の画質を調整する監視カメラに関する。
本発明は、上述した従来の課題を解決するために、撮像エリアの撮像画像の中で何かしらの動きが検出された領域の画像の画質を、動きの検出されていない領域の画像の画質に比べて向上し、ネットワークにおける伝送路の負担も軽減する監視カメラを提供することを目的とする。
本発明は、ネットワークに接続され、該ネットワークに接続された監視装置あるいはレコーダに対して撮像により得られた画像を送信する監視カメラであって、撮像エリアを撮像する撮像部と、前記撮像部により撮像された前記撮像エリアの撮像画像を構成する複数の領域毎に動きの有無及び顔の有無を解析し、動き及び顔を検出しない領域を低画質、動き又は顔を検出した領域を中画質又は高画質として前記撮像画像の前記領域毎の画質情報を決定する画像解析部と、前記画像解析部により決定された前記撮像画像の前記領域毎の画質情報を基に、前記撮像画像を、前記領域毎の画質情報に対応する画像に置き換えて前記撮像画像の画質調整を行う画像処理部と、前記画像処理部により画質調整された撮像画像を符号化する符号化部と、前記符号化部により符号化された撮像画像を、前記ネットワークを介して前記監視装置あるいはレコーダに送信する通信部と、を備え、前記画像解析部は、前記検出した顔の撮像画像の領域の画質情報が中画質と決定され、かつ前記検出した顔の撮像画像が、正面を向いている画像、ピンボケしていない画像、あるいは目が開いている画像のいずれかの撮像画像である場合、前記検出した顔の撮像画像が顔認証に適した画像であると判断し、前記検出した顔の撮像画像領域を高画質として前記検出した顔の撮像画像の画質情報を決定する、監視カメラを提供する。
本発明は、撮像エリアの撮像画像の中で何かしらの動きが検出された領域の画像の画質を、動きの検出されていない領域の画像の画質に比べて向上し、ネットワークにおける伝送路の負担も軽減する監視カメラとして有用である。

Claims (9)

  1. 撮像エリアを撮像する撮像部と、
    前記撮像部により撮像された前記撮像エリアの撮像画像を構成する複数の領域毎に動きの有無を解析し、前記領域毎の動きの有無の解析結果を基に、前記撮像画像の前記領域毎の画質情報を決定する画像解析部と、
    前記画像解析部により決定された前記撮像画像の前記領域毎の画質情報を基に、前記撮像画像を符号化する符号化部と、
    前記符号化部により符号化された前記撮像画像を外部装置に送信する通信部と、を備える、
    カメラ装置。
  2. 請求項1に記載のカメラ装置であって、
    前記画像解析部により決定された前記撮像画像の前記領域毎の画質情報を基に、前記撮像画像の少なくとも一部を、前記領域毎の画質情報に対応する画像に置き換えて前記撮像画像の画質調整を行う画像処理部、を更に備え、
    前記符号化部は、前記画像処理部により画質調整された第2撮像画像を符号化する、
    カメラ装置。
  3. 請求項1に記載のカメラ装置であって、
    前記画像解析部は、前記領域毎の動きの有無の解析結果を基に、前記領域毎の動きの発生頻度を算出し、算出された前記領域毎の動きの発生頻度に応じて、前記領域毎の画質情報を決定する、
    カメラ装置。
  4. 請求項2に記載のカメラ装置であって、
    前記画像処理部は、前記画質情報が低画質を示す領域の画像の高周波成分を、前記画質情報が低画質ではない画質を示す領域の画像の高周波成分よりも少なくして前記画質調整を行う、
    カメラ装置。
  5. 請求項2に記載のカメラ装置であって、
    前記画像処理部は、前記画質情報が低画質を示す領域の画像の更新間隔を、前記画質情報が低画質ではない画質を示す領域の画像の更新間隔よりも下げて前記画質調整を行う、
    カメラ装置。
  6. 請求項1に記載のカメラ装置であって、
    前記符号化部は、前記画質情報が低画質を示す領域の画像の符号化率を、前記画質情報が低画質ではない画質を示す領域の画像の符号化率よりも上げて符号化を行う、
    カメラ装置。
  7. 請求項1に記載のカメラ装置であって、
    前記画像解析部は、前記撮像エリアの撮像画像を構成する複数の領域毎に顔の有無を解析し、前記顔が検出された領域の画像の画質情報を高画質と決定する、
    カメラ装置。
  8. 請求項1に記載のカメラ装置であって、
    前記画像解析部は、前記撮像エリアの撮像画像を構成する複数の領域毎に顔の有無を解析し、検出された顔画像が顔認証に適した画像である場合に、検出された前記顔画像を含む領域の画像の画質情報を高画質と決定する、
    カメラ装置。
  9. 撮像エリアを撮像する撮像部を有するカメラ装置における画質調整方法であって、
    前記撮像部により撮像された前記撮像エリアの撮像画像を構成する複数の領域毎に動きの有無を解析し、
    前記領域毎の動きの有無の解析結果を基に、前記撮像画像の前記領域毎の画質情報を決定し、
    決定された前記撮像画像の前記領域毎の画質情報を基に、前記撮像画像を符号化し、
    符号化された前記撮像画像を外部装置に送信する、
    画質調整方法。
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