JP2013187769A - 符号化装置 - Google Patents

符号化装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2013187769A
JP2013187769A JP2012052043A JP2012052043A JP2013187769A JP 2013187769 A JP2013187769 A JP 2013187769A JP 2012052043 A JP2012052043 A JP 2012052043A JP 2012052043 A JP2012052043 A JP 2012052043A JP 2013187769 A JP2013187769 A JP 2013187769A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roi
encoded
extended
encoding
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012052043A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Endo
雅明 遠藤
Masaki Sato
正樹 佐藤
Takeshi Miyakoshi
健 宮越
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2012052043A priority Critical patent/JP2013187769A/ja
Publication of JP2013187769A publication Critical patent/JP2013187769A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Abstract

【課題】ROIの符号化量の増加を最小限に抑えながら、ゴーストを抑制することができる符号化装置を提供する。
【解決手段】ネットワーク4が輻輳状態になっている場合、非拡張ROI51を符号化するときは、非拡張ROI51とROI50を含む拡張ROI52を夫々符号化し、特に、拡張ROI52の中でROI50以外の領域を非拡張ROI51と同じ画質の符号化を行い、非拡張ROI51を符号化しないときは、ROI50を符号化すると共に、拡張ROI52の中でROI50及び1フレーム前のROI50以外の領域をスキップマクロブロック521として符号化を行い、さらに、拡張ROI52の中のROI50以外の領域であって、1フレーム前のROI50と今回のROI50との差の領域を非拡張ROI51相当の低画質の差分マクロブロック522として符号化を行う。
【選択図】図2

Description

本発明は、監視カメラシステムに用いて好適な符号化装置に関する。
監視カメラシステムには、ネットワークカメラ等の映像送信装置と、ビューワ等の映像受信装置とを備え、ネットワークを利用して映像送信装置から映像受信装置へ映像を配信するようにしたものがある。また、関心領域(ROI:Region Of Interest)を含む動画像を符号化する符号化装置が搭載されたものにあっては、ROIと非ROIとを別々に配信する機能、ネットワークが輻輳状態になったときに、非ROIのフレームレートを動的に低下させる機能及びROIの位置を動的に変化させる機能を有し、さらに、非ROI(背景画像)は動かないようにした(固定カメラを想定)ものもある。
ここで、ネットワークが輻輳状態になったときに、非ROIのフレームレートを動的に低下させた状態(フレームレートが「ROI>>非ROI」)で、かつROIが移動する場合の画像符号化処理と画像復号化処理について説明する。図5は、画像符号化処理及び画像復号化処理を模式的に示した図である。同図において、(a)〜(d)の各画像は、GOP(Group Of Pictures)に含まれるフレームであり、(a)はI(Intra Picture)フレーム、(b)〜(d)の各々はP(Predictive Picture)フレームである。
いま、ネットワークの輻輳状態において、(a)のIフレームでは、画像符号化処理でROI100と非ROI(背景)101を符号化する。そして、符号化した画像データを画像復号化処理で復号化する。結果として(e)に示す画像が表示される。
次に、(b)のPフレームでは、非ROI(背景)101は符号化しないため、画像復号化処理で復号化してもROI100しか出てこない。このため、符号化後のPフレームを復号化した後、1フレーム前のIフレームを復号化した(e)のフレームと合成する。結果として(f)に示すように表示される。このように、1フレーム前のフレームを使用することで、非ROIを含む画像が表示される。ところで、(b)のPフレームでROI100の移動があるため、(b)のPフレームでは、(a)のIフレームでのROI100の位置と異なる位置にあり、(a)のIフレームでのROI100と(b)のPフレームでのROI100とに差が生ずる。この差がゴースト110として現れる。このように、ネットワークが輻輳状態にあって、非ROI101を配信しない場合、1フレーム前の復号化したフレームを利用すると、ROI100が移動した分、1フレーム前のフレームでのROIの一部がゴースト110となって現れてしまう。
次に、(c)のPフレームでは、前述した(a)のIフレームと同様に、画像符号化処理でROI100と非ROI(背景)101を符号化する。そして、符号化した画像データを画像復号化処理で復号化する。なお、ROI100の移動があるので、(b)のPフレームでのROI100の位置と異なる位置にある。結果として(g)に示す画像が表示される。
次に、(d)のPフレームにおいて、前述した(b)のPフレームと同様に、非ROI101は符号化しないため、画像復号化処理で復号化してもROI100しか出てこない。このため、符号化後のPフレームを復号化した後、1フレーム前のPフレームを復号化した(g)のフレームと合成する。結果として(h)に示すように表示される。このように、1フレーム前のフレームを使用することで、非ROIを含む画像が表示される。しかし、この場合も(d)のPフレームでROI100の移動があるため、(d)のPフレームでは、(c)のPフレームでのROI100の位置と異なる位置にあり、(c)のPフレームでのROI100と(d)のPフレームでのROI100とに差が生ずる。この差がゴースト110として現れる。
1フレーム前のフレームのROI100がゴースト110となって現れる問題に対し、例えば特許文献1に記載されている「ビデオ時間アップコンバージョンを用いた処理方法及び装置」では、変化を緩やかにする非ROI境界のマクロブロックに対して、隣接ROIマクロブロックの平均動きベクトルを用いるとともに、ぼかしフィルタを用いてゴーストを抑制するようにしている。また、同問題に対し、例えば特許文献2に記載されている「撮像装置及び撮像方法」では、ROIの位置を動きベクトルで調整するようにしている。即ち、注目物体である人物に対して動きベクトル方向に大きめのROIを設けるようにしてゴーストを抑制するようにしている。
特表2009−501476号公報 特開2006−324834号公報
しかしながら、特許文献1に記載されている「ビデオ時間アップコンバージョンを用いた処理方法及び装置」では、ゴーストを完全には除去することができない。また、大きな動きには対応できない。
また、特許文献2に記載されている「撮像装置及び撮像方法」では、読み出し範囲の画質が一定であり、符号化量が多くなってしまう。即ち、人物に対して大きめのROIを設けるようにしてROIの画質を一定にしているので、人物を高画質に保つためには符号化量が多くなってしまう。
本発明は、係る事情に鑑みてなされたものであり、ROIの符号化量の増加を最小限に抑えながら、ゴーストを抑制することができる符号化装置を提供することを目的とする。
本発明の符号化装置は、ROIを含む動画像を符号化する符号化装置であって、前記動画像から注目物体を認識する認識部と、前記注目物体を含むROIを設定する切出部と、前記注目物体の動きを考慮して前記ROIを含む拡張ROIを設定する合成部と、前記拡張ROIと前記拡張ROI以外の領域である非拡張ROIとを符号化する符号化部とを有し、前記非拡張ROIを符号化するとき、前記拡張ROIを共に符号化し、前記拡張ROIの符号化は、前記ROIを符号化すると共に前記拡張ROIの中で前記ROI以外の領域は前記ROIと異なる画質の符号化を行い、前記非拡張ROIを符号化しないときは、前記拡張ROIを符号化するとき、前記ROIを符号化すると共に前記拡張ROIの中で前記ROI以外の領域であって、前回のROIの中で今回のROIに含まれない領域を前記ROIとは異なる画質の符号化を行う。
上記構成によれば、注目物体の動きを考慮した拡張ROIを設定し、非拡張ROIを符号化するとき、拡張ROIを符号化し、この拡張ROIの符号化においては、ROIを符号化すると共に、拡張ROIの中でROI以外の領域をROIと異なる画質の符号化を行い、また、非拡張ROIを符号化しないときは、拡張ROIの符号化において、ROIを符号化すると共に、拡張ROIの中でROI以外の領域であって、前回のROIの中で今回のROIに含まれない領域とは異なる画質の符号化を行う。
これにより、ROIに動きがあって、今回の動画像に非ROIを符号化しない場合、拡張ROIの中のROI以外の領域であって、前回のROIと今回のROIとの差の領域(差分の領域)を、ROIとは異なる画質の符号化を行うことで、復号化処理において、前回の画像と今回の画像とを合成した際に、前記差分の領域を上書きした形になるので、ROIの動きに伴うゴーストが抑制される。そして、注目物体の動きを考慮した大きさの拡張ROIを設定することから、非ROI以外のROIの符号化量の増加を最小限に抑えながら、ゴーストを抑制することが可能となる。
上記構成において、前記非拡張ROIを符号化するとき、前記ROIを符号化すると共に前記拡張ROIの中で前記ROI以外の領域を前記非拡張ROIと同じ画質の符号化を行い、前記非拡張ROIを符号化しないときは、前記ROIを符号化すると共に前記拡張ROIの中で前記ROI及び前回のROI以外の領域をスキップマクロブロックとして符号化を行う。
上記構成によれば、非拡張ROIを符号化するとき、拡張ROIの中でROI以外の領域を非拡張ROIと同じ画質の符号化を行い、非拡張ROIを符号化しないときは、拡張ROIの中でROI及び前回のROI以外の領域をスキップマクロブロックとして符号化を行うので符号化量の増加を抑えられ、復号化処理において、ROI及び前回のROIの領域だけを上書きすることになることから、非ROI以外のROIの符号化量の増加を最小限に抑えながら、ゴーストを抑制することが可能となる。
本発明の符号化装置は、ROIを含む動画像を符号化する符号化装置であって、前記動画像から注目物体を認識する認識部と、前記注目物体を含むROIを設定する切出部と、前記注目物体の動きを考慮して前記ROIを含む拡張ROIを設定する合成部と、前記ROIと前記ROI以外の領域である非ROIとを符号化する符号化部とを有し、前記非ROIを符号化するとき、前記ROIを符号化すると共に前記拡張ROIの中で前記ROI以外の領域はダミーマクロブロックとして符号化を行い、前記非ROIを符号化しないときは、前記ROIを符号化するとき、前記拡張ROIの中で前記ROI以外の領域であって、前回のROIの中で今回のROIに含まれない領域を前記ROIとは異なる画質の符号化を行う。
上記構成によれば、注目物体の動きを考慮した拡張ROIを設定し、非ROIを符号化するとき、ROIを符号化すると共に、拡張ROIの中でROI以外の領域はダミーマクロブロックとして符号化を行い、非ROIを符号化しないときは、ROIを符号化するとき、拡張ROIの中でROI以外の領域であって、前回のROIの中で今回のROIに含まれない領域をROIとは異なる画質の符号化を行う。拡張ROIの中でROI以外の領域は表示に使用されないダミーマクロブロックとして符号化を行うことで、符号化量を抑えることができる。また、前回のROIと今回のROIとの差の領域(差分の領域)を、ROIとは異なる画質の符号化を行うことで、復号化処理において、前回の画像と今回の画像とを合成した際に、前記差分の領域を上書きした形になり、ROIに動きに伴うゴーストが抑制される。したがって、非ROI以外のROIの符号化量の増加を最小限に抑えながら、ゴーストを抑制することが可能となる。
本発明によれば、ROIの符号化量の増加を最小限に抑えながら、ゴーストを抑制することができる。
本発明の実施の形態1に係る符号化装置を適用した監視カメラシステムの概略構成を示すブロック図 図1の符号化装置における画像符号化処理及び映像受信装置における画像復号化処理を模式的に示した図 図1の符号化装置における画像符号化処理を示すフローチャート 本発明の実施の形態2に係る符号化装置における画像符号化処理及び映像受信装置における画像復号化処理を模式的に示した図 本発明に関連する画像符号化処理及び画像復号化処理を模式的に示した図
以下、本発明を実施するための好適な実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る符号化装置を適用した監視カメラシステムの概略構成を示すブロック図である。同図において、本実施の形態に係る監視カメラシステム1は、撮像して得られた画像を符号化し、ネットワーク4を介して配信する映像送信装置2と、ネットワーク4を介して配信された符号化画像を受信して復号化し、表示する映像受信装置3とから構成される。なお、同図において、実線は画像データの流れを示し、破線は制御信号の流れを示し、点線は輻輳通知又は認識結果通知又は符号化結果通知を示している。
映像送信装置2は、撮像部20、符号化装置21及び通信部22を備える。符号化装置21は、記憶部210、認識部211、切出部212、合成部213、符号化部214及び制御部215を備える。撮像部20は、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の撮像素子(図示略)を有し、該撮像素子に結像した被写体の動画像を出力する。記憶部210は、撮像部20から出力されるフレーム毎の動画像を記憶する。認識部211は、記憶部210に記憶されたフレーム毎の動画像からROIの対象となる人物(注目物体)を認識する。また、認識部211は、認識結果を制御部215に通知する。切出部212は、認識部211の認識結果に基づいて、フレーム毎の動画像から人物を含むROIを設定する。合成部213は、人物の動きを考慮して、切出部212で設定されたROIを含む拡張ROIを設定する。
符号化部214は、H.264の動画像圧縮規格を用いて、拡張ROIと該拡張ROI以外の領域である非拡張ROIとを符号化する。符号化部214は、非拡張ROIを符号化するとき、拡張ROIを共に符号化する。この際、拡張ROIの符号化は、ROIを符号化すると共に拡張ROIの中でROI以外の領域はROIと異なる画質の符号化を行う。一方、非拡張ROIを符号化しないときは、拡張ROIを符号化するとき、ROIを符号化すると共に拡張ROIの中でROI以外の領域であって、前回のROIの中で今回のROIに含まれない領域(差分マクロブロック)をROIとは異なる画質の符号化を行う。非拡張ROIを符号化しないときとは、例えば、輻輳が生じて回線状態が悪化したときである。符号化部214は、符号化結果を制御部215に通知する。なお、H.264の動画像圧縮規格については、インプレス標準教科書シリーズの「改訂三版 H.264/AVC教科書」に詳しく書かれている。
通信部22は、符号化装置21で符号化された画像データを、ネットワーク4を介して映像受信装置3に配信する。また、通信部22は、ネットワークが輻輳状態になったときに、符号化装置21の制御部215に輻輳通知を行う。制御部215は、認識部211、切出部212、合成部213及び符号化部214のそれぞれに対して指示を出す。即ち、認識部211に対して認識の指示を出し、切出部212に対して認識部211が認識したROIを画像から切り出す指示を出す。また、合成部213に対して拡張ROIを作成する指示を出し、符号化部214に対して符号化する指示を出す。
映像受信装置3は、通信部31、復号化部32、記憶部33、合成部34、制御部35及び表示部36を備える。通信部31は、映像送信装置2から配信された画像データを、ネットワーク4を介して受信し、復号化部32に出力する。復号化部32は、通信部31で受信された画像データを復号化する。復号化部32で復号化された画像データは一旦記憶部33に記憶される。合成部34は、記憶部33に記憶されたROIと非ROIストリームの復号画像データを合成する。合成部34で合成された画像データは表示部36にて表示される。制御部35は、復号化部32に対して画像を復号化する指示を出し、合成部34に対して画像を合成する指示を出す。
次に、映像送信装置2の画像符号化処理及び映像受信装置3における画像復号化処理の詳細について説明する。
図2は、符号化装置21における画像符号化処理及び映像受信装置3における画像復号化処理を模式的に示した図である。同図において、(a)〜(d)の各画像は、GOP(Group Of Pictures)に含まれるフレームであり、(a)はI(Intra Picture)フレーム、(b)〜(d)の各々はP(Predictive Picture)フレームである。
いま、ネットワーク4の輻輳状態において、(a)のIフレームでは、画像符号化処理で非ROI(背景画像)51とROI50を含む拡張ROI52を符号化する。この場合、非ROI51は、拡張ROI52から見ると非拡張ROIとなるので、以後“非拡張ROI51”と呼ぶ。拡張ROI52は、ROI50よりも広めの領域としており、ROI50は拡張ROI52に含まれる。拡張ROI52内のROI50を除く領域(以後、“余白”と呼ぶ)53は、GOP間のROI50の移動量を考慮して設定する。
非拡張ROI51を符号化するときは、ROI50を符号化すると共に、拡張ROI52の中でROI50以外の領域を非拡張ROI51と同じ画質の符号化を行う。(a)のIフレームで、非拡張ROI51と拡張ROI52を符号化した後、符号化した画像データを映像受信装置3に向けて配信する。映像受信装置3では、映像送信装置2から配信された画像データを受信することで、非拡張ROI51と拡張ROI52を復号化する。結果として(e)に示す画像が表示部36に表示される。
次に、(b)のPフレームでは、非拡張ROI51は符号化せず、ROI50を含む拡張ROI52のみ符号化する。即ち、ROI50を符号化すると共に、拡張ROI52の中でROI50及び1フレーム前のROI50以外の領域をスキップマクロブロック521として符号化を行う。また、拡張ROI52の中のROI50以外の領域であって、1フレーム前のROI50と今回のROI50との差の領域を差分マクロブロック522として符号化を行う。スキップマクロブロック521は、H.264の規格で決まっているもので、フラグを送るだけの数ビットで済むものである。差分マクロブロック522は、非拡張ROI51相当の低画質で良い。
(b)のPフレームで、ROI50、スキップマクロブロック521及び差分マクロブロック522を符号化した後、符号化した画像データを映像受信装置3に向けて配信する。映像受信装置3では、映像送信装置2から配信された画像データを受信することで、ROI50、スキップマクロブロック521及び差分マクロブロック522を復号化する。そして、非拡張ROI51を得るために、1フレーム前のフレームの復号化した(e)の画像と合成する。このとき、ROI50が移動した分の差分マクロブロック522が(e)の画像に上書きされるので、ROI50が移動することによるゴーストが抑制される。差分マクロブロック522は、ゴースト除去用のマクロブロックとして用いられる。なお、差分マクロブロック522の上書きと同時に、スキップマクロブロック521の上書きも行われるが、拡張ROI52中のスキップマクロブロック521に対応する領域にはゴーストが発生していないので、変化はない。結果として(f)に示す画像が表示部36に表示される。
次に、(c)のPフレームでは、前述した(a)のIフレームと同様に、画像符号化処理で非拡張ROI51と拡張ROI52を符号化する。但し、(c)のPフレームでは、ROI50が(b)のPフレームのROI50から移動している。(c)のPフレームで、非拡張ROI51と拡張ROI52を符号化した後、符号化した画像データを映像受信装置3に向けて配信する。映像受信装置3では、映像送信装置2から配信された画像データを受信することで、非拡張ROI51と拡張ROI52を復号化する。結果として(g)に示す画像が表示部36に表示される。
次に、(d)のPフレームでは、前述した(b)のPフレームと同様に、ROI50を含む拡張ROI52のみ符号化する。即ち、ROI50を符号化すると共に、拡張ROI52の中でROI50及び1フレーム前のROI50以外の領域をスキップマクロブロック521として符号化を行う。さらに、拡張ROI52の中のROI50以外の領域であって、1フレーム前のROI50と今回のROI50との差の領域を差分マクロブロック522として符号化を行う。(d)のPフレームで、ROI50、スキップマクロブロック521及び差分マクロブロック522を符号化した後、符号化した画像データを映像受信装置3に向けて配信する。映像受信装置3では、映像送信装置2から配信された画像データを受信することで、ROI50、スキップマクロブロック521及び差分マクロブロック522を復号化する。そして、非拡張ROI51を得るために、1フレーム前のフレームの復号化した(g)の画像と合成する。このとき、ROI50が移動した分の差分マクロブロック522が(g)の画像に上書きされるので、ROI50が移動することによるゴーストが抑制される。なお、差分マクロブロック522の上書きと同時に、スキップマクロブロック521の上書きも行われるが、拡張ROI52中のスキップマクロブロック521に対応する領域にはゴーストが発生していないので、変化はない。結果として(h)に示す画像が表示部36に表示される。
このように、スキップマクロブロック521とゴースト除去用の差分マクロブロック522を含む拡張ROI52を設けることで、非拡張ROI51が無く、かつROI50が移動した場合で、1フレーム前の画像(復号化済みの画像)と合成する場合に、スキップマクロブロック521とゴースト除去用の差分マクロブロック522を上書きするので、1フレーム前の画像のROI50の一部がゴーストとなって現れるのを抑制することができる。
図3は、符号化装置21における画像符号化処理を示すフローチャートである。本処理は、主に制御部215によって行われる。
図3において、まずネットワーク状態が輻輳しているどうか判定する(ステップS1)。ネットワーク状態が輻輳していない場合(即ち、ステップS1の判定で「No」と判断した場合)、符号化を抑制しているかどうか判定する(ステップS2)。符号化を抑制している場合(即ち、ステップS2の判定で「Yes」と判断した場合)、符号化抑制を解除し(ステップS3)、通常の符号化量で符号化を行う(ステップS5)。即ち、制御部215は、符号化部214に対して通常の符号化量で符号化を行う指示を出力する。ステップS2の判定で、符号化を抑制していない場合(即ち、ステップS2の判定で「No」と判断した場合)、通常の符号化量で符号化を行う(ステップS5)。即ち、制御部215は、符号化部214に対して通常の符号化量で符号化を行う指示を出力する。
一方、ネットワーク状態が輻輳している場合(即ち、ステップS1の判定で「Yes」と判断した場合)は、非拡張ROI(非ROI)51の符号化を抑制する(ステップS4)。即ち、制御部215は、符号化部214に対して符号化量を減らして符号化を行う指示を出力する。例えば、GOPに含まれる4つのフレームI,P,P,Pのうちの2つのフレームしか符号化しないように間引く(フレームレートを下げる)指示を出力する。以上、ステップS1〜ステップS5の処理は、非拡張ROI(非ROI)51に対する処理である。
非拡張ROI(非ROI)51に対する処理が行われた後、制御部215は、認識部211からROI情報(ROI50の位置と大きさ)と移動量(ROI50の移動量)を取得する(ステップS6)。次いで、取得したROI情報と移動量から、ROI50があるかどうか判定し(ステップS7)、ROI50が無ければ、ステップS1に戻り、ROI50があれば、ステップS8の処理に進む。
ステップS8では、H.264に規定されているIDRフレーム(Iフレーム)かどうか判定し、IDRフレームでない場合(即ち、ステップS8の判定で「No」の場合)、余白53がゼロかどうか判定する(ステップS9)。即ち、拡張ROI52を設定しているかどうか判定する(ステップS9)。この判定において、余白53がゼロの場合(ステップS9の判定で「Yes」と判断した場合、拡張ROI52を設定していない場合)、符号化抑制中であるかどうか判定する(ステップS10)。この判定において、符号化を抑制中でない場合(即ち、ステップS10で「No」と判断した場合)、合成処理を行わず(ステップS11、拡張ROI52を作らない)、符号化を行う(ステップS13)。
ステップS10において、符号化を抑制中と判断した場合(ステップS10の判定で「Yes」と判断した場合)、制御部215は、符号化部214に対して、H.264で規定されているIDRフレームを挿入する指示を出す(ステップS12)。
また、ステップS9において、余白53がゼロでない場合(ステップS9の判定で「No」と判断した場合、拡張ROI52を設定している場合)、ROI50の移動量が設定余白53内であるかどうか判定する(ステップS14)。この判定において、ROI50の移動量が設定余白53内でない場合(即ち、ステップS14で「No」と判断した場合、余白外である場合)、ステップS12に進み、当該ステップでの処理を行う。これに対して、ROI50の移動量が設定余白53内の場合(即ち、ステップS14で「Yes」と判断した場合、余白53内である場合)、制御部215は合成部213に対して、余白・移動量を考慮した合成を行う指示を出す(ステップS15)。次いで、ステップS13で符号化を行う(即ち、制御部215は、符号化部214に対して、合成したフレームに対する符号化を行う指示を出す)。
一方、ステップS8において、H.264に規定されているIDRフレーム(Iフレーム)であると判断した場合(即ち、同ステップで「Yes」と判断した場合)、又は、ステップS12の処理を行った場合、符号化抑制中であるかどうか判定する(ステップS16)。この判定において、符号化を抑制中でない場合(即ち、ステップS16で「No」と判断した場合)、余白53をゼロに設定し(ステップS17)、その後、符号化を行う(ステップS13)。即ち、制御部215は、符号化部214に対して符号化を行う指示を出す。これに対し、符号化を抑制中である場合(即ち、ステップS16で「Yes」と判断した場合)、ROI50の移動量を考慮した余白53を設定し(ステップS18)、その後、符号化を行う(ステップS13)。ステップS13で符号化を行った後、ステップS1に戻る。以上、ステップS8〜ステップS18の処理は、ROI50に対する処理である。
このように本実施の形態に係る符号化装置21は、H.264の動画像圧縮規格を用いてROIを含む動画像を符号化する符号化装置であり、ネットワーク4が輻輳状態になっている場合、非拡張ROI51を符号化するときは、非拡張ROI51とROI50を含む拡張ROI52を夫々符号化し、特に、拡張ROI52の中でROI50以外の領域を非拡張ROI51と同じ画質の符号化を行い、非拡張ROI51を符号化しないときは、ROI50を符号化すると共に、拡張ROI52の中でROI50及び1フレーム前のROI50以外の領域をスキップマクロブロック521として符号化を行い、さらに、拡張ROI52の中のROI50以外の領域であって、1フレーム前のROI50と今回のROI50との差の領域を非拡張ROI51相当の低画質の差分マクロブロック522として符号化を行うので、非ROI以外のROIとしての符号化量の増加を最小限に抑えながら、ゴーストを抑制することが可能となる。
なお、本実施の形態においては、例として2フレームに1回の間引き処理を行っているが、本来この間引き間隔はネットワーク4の輻輳状態に応じて決定される。
なお、実施の形態1に係る符号化装置21における処理を記述したプログラムを、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、半導体メモリ等の記憶媒体に格納して配布したり、インターネット等の電気通信回線を利用して配布したりすることも可能である。
(実施の形態2)
図4は、本発明の実施の形態2に係る符号化装置における画像符号化処理及び映像受信装置における画像復号化処理を模式的に示した図である。なお、実施の形態2に係る符号化装置は実施の形態1に係る符号化装置21と同一の構成であるので、図1を援用する。また、実施の形態2に係る符号化装置には符号21Aを付す。
実施の形態2に係る符号化装置21Aでは、拡張ROI52の余白53Aをフレーム間のROI50の移動量を考慮して設定している。余白53Aは、ダミーマクロブロックと呼んでいるもので、表示には使用されない。余白53Aが表示に使用されない分、符号化量を抑えることができる。ダミーマクロブロックはH.264の規格においては、例えば動き予測やイントラ予測の予測誤差を符号化時にゼロに置き換えることで実現される。実施の形態1に係る符号化装置21における余白53が表示に使用されることから、実施の形態2に係る符号化装置21Aは、実施の形態1に係る符号化装置21よりもROIの符号化量の増加を抑えることができる。また、実施の形態2に係る符号化装置21Aでは、ROI50と拡張ROI52は共にフレーム単位で移動することができる。なお、実施の形態1に係る符号化装置21では、ROI50はフレーム単位で移動することができるが、拡張ROI52はGOPの間で固定となる。
図4において、ネットワーク4が輻輳状態である場合、(a)のIフレームでは、画像符号化処理で非ROI(背景画像)51とROI50を含む拡張ROI52を符号化する。この場合も非ROI51は、拡張ROI52から見ると非拡張ROIとなるので、以後“非拡張ROI51”と呼ぶ。
非拡張ROI51を符号化するときは、ROI50を符号化すると共に、拡張ROI52の中でROI50以外の領域はダミーマクロブロックとして符号化を行う。(a)のIフレームで、非拡張ROI51と拡張ROI52を符号化した後、符号化した画像データを映像受信装置3に向けて配信する。映像受信装置3では、映像送信装置2から配信された画像データを受信することで、非拡張ROI51と拡張ROI52を復号化する。結果として(e)に示す画像が表示部36に表示される。
次に、(b)のPフレームでは、非拡張ROI51は符号化しない。非拡張ROI51を符号化しないときは、ROI50を符号化するとき、拡張ROI52の中でROI50以外の領域であって、1フレーム前のROI50の中で今回のROIに含まれない領域をROI50とは異なる画質の符号化を行う。即ち、ROI50を符号化すると共に、拡張ROI52の中でROI50及び1フレーム前のROI50以外の領域をスキップマクロブロック521として符号化を行う。また、拡張ROI52の中のROI50以外の領域であって、1フレーム前のROI50と今回のROI50との差の領域を差分マクロブロック522として符号化を行う。
(b)のPフレームで、ROI50、スキップマクロブロック521及び差分マクロブロック522を符号化した後、符号化した画像データを映像受信装置3に向けて配信する。映像受信装置3では、映像送信装置2から配信された画像データを受信することで、ROI50、スキップマクロブロック521及び差分マクロブロック522を復号化する。そして、非拡張ROI51を得るために、1フレーム前のフレームの復号化した(e)の画像と合成する。このとき、ROI50が移動した分の差分マクロブロック522が(e)の画像に上書きされるので、ROI50が移動することによるゴーストが抑制される。結果として、(f)に示す画像が表示部36に表示される。
次に、(c)のPフレームでは、前述した(a)のIフレームと同様に、画像符号化処理で非拡張ROI51と拡張ROI52を符号化する。但し、(c)のPフレームでは、ROI50と拡張ROI52が(b)のPフレームのROI50と拡張ROI52から移動している。(c)のPフレームで、非拡張ROI51と拡張ROI52を符号化した後、符号化した画像データを映像受信装置3に向けて配信する。映像受信装置3では、映像送信装置2から配信された画像データを受信することで、非拡張ROI51と拡張ROI52を復号化する。結果として(g)に示す画像が表示部36に表示される。
次に、(d)のPフレームでは、前述した(b)のPフレームと同様に、ROI50を含む拡張ROI52のみ符号化する。即ち、ROI50を符号化すると共に、拡張ROI52の中でROI50及び1フレーム前のROI50以外の領域をスキップマクロブロック521として符号化を行う。さらに、拡張ROI52の中のROI50以外の領域であって、1フレーム前のROI50と今回のROI50との差の領域を差分マクロブロック522として符号化を行う。(d)のPフレームで、ROI50、スキップマクロブロック521及び差分マクロブロック522を符号化した後、符号化した画像データを映像受信装置3に向けて配信する。映像受信装置3では、映像送信装置2から配信された画像データを受信することで、ROI50、スキップマクロブロック521及び差分マクロブロック522を復号化する。そして、非拡張ROI51を得るために、1フレーム前のフレームの復号化した(g)の画像と合成する。このとき、ROI50が移動した分の差分マクロブロック522が(g)の画像に上書きされるので、ROI50が移動することによるゴーストが抑制される。結果として(h)に示す画像が表示部36に表示される。
このように本実施の形態に係る符号化装置21Aにおいても、非ROI以外のROIとしての符号化量の増加を最小限に抑えながら、ゴーストを抑制することが可能となる。特に、表示に使用しないダミーマクロブロックを用いたので、実施の形態1に係る符号化装置21よりもさらにROIの符号化量の増加を抑えることができる。
なお、本実施の形態においては、表示には使用しないダミーマクロブロックを用いているために、映像受信装置3で拡張ROIと非拡張ROIストリームの復号画像データを合成する際に、拡張ROIストリームのデコードしたマクロブロックを表示に使用する/しない領域を特定できるように位置情報を別途送る必要がある。これは、例えばストリームをRTP(Real−time Transport Protocol)で送信する場合には、RTPの拡張RTPヘッダに映像送信装置と映像受信装置間で予め決められた形式で位置情報を格納することで対応することができる。
本発明は、ROIの符号化量の増加を最小限に抑えながら、ゴーストを抑制することができるといった効果を有し、監視カメラシステムなどへの適用が可能である。
1 監視カメラシステム
2 映像送信装置
3 映像受信装置
4 ネットワーク
20 撮像部
21,21A 符号化装置
22,31 通信部
32 復号化部
33,210 記憶部
34,213 合成部
35,215 制御部
36 表示部
211 認識部
212 切出部
214 符号化部
50 ROI
51 非ROI(非拡張ROI)
52 拡張ROI
53,53A 余白
521 スキップマクロブロック
522 差分マクロブロック

Claims (3)

  1. ROIを含む動画像を符号化する符号化装置であって、
    前記動画像から注目物体を認識する認識部と、
    前記注目物体を含むROIを設定する切出部と、
    前記注目物体の動きを考慮して前記ROIを含む拡張ROIを設定する合成部と、
    前記拡張ROIと前記拡張ROI以外の領域である非拡張ROIとを符号化する符号化部とを有し、
    前記非拡張ROIを符号化するとき、前記拡張ROIを共に符号化し、前記拡張ROIの符号化は、前記ROIを符号化すると共に前記拡張ROIの中で前記ROI以外の領域は前記ROIと異なる画質の符号化を行い、
    前記非拡張ROIを符号化しないときは、前記拡張ROIを符号化するとき、前記ROIを符号化すると共に前記拡張ROIの中で前記ROI以外の領域であって、前回のROIの中で今回のROIに含まれない領域を前記ROIとは異なる画質の符号化を行うことを特徴とする符号化装置。
  2. 前記非拡張ROIを符号化するとき、前記ROIを符号化すると共に前記拡張ROIの中で前記ROI以外の領域を前記非拡張ROIと同じ画質の符号化を行い、
    前記非拡張ROIを符号化しないときは、前記ROIを符号化すると共に前記拡張ROIの中で前記ROI及び前回のROI以外の領域をスキップマクロブロックとして符号化を行うことを特徴とする請求項1に記載の符号化装置。
  3. ROIを含む動画像を符号化する符号化装置であって、
    前記動画像から注目物体を認識する認識部と、
    前記注目物体を含むROIを設定する切出部と、
    前記注目物体の動きを考慮して前記ROIを含む拡張ROIを設定する合成部と、
    前記ROIと前記ROI以外の領域である非ROIとを符号化する符号化部とを有し、 前記非ROIを符号化するとき、前記ROIを符号化すると共に前記拡張ROIの中で前記ROI以外の領域はダミーマクロブロックとして符号化を行い、
    前記非ROIを符号化しないときは、前記ROIを符号化するとき、前記拡張ROIの中で前記ROI以外の領域であって、前回のROIの中で今回のROIに含まれない領域を前記ROIとは異なる画質の符号化を行うことを特徴とする符号化装置。
JP2012052043A 2012-03-08 2012-03-08 符号化装置 Pending JP2013187769A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012052043A JP2013187769A (ja) 2012-03-08 2012-03-08 符号化装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012052043A JP2013187769A (ja) 2012-03-08 2012-03-08 符号化装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013187769A true JP2013187769A (ja) 2013-09-19

Family

ID=49388833

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012052043A Pending JP2013187769A (ja) 2012-03-08 2012-03-08 符号化装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013187769A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016111694A (ja) * 2014-12-03 2016-06-20 アクシス アーベー フレームのシーケンスをビデオ符号化するための方法及びエンコーダ
JP2017163228A (ja) * 2016-03-07 2017-09-14 パナソニックIpマネジメント株式会社 監視カメラ
CN108833915A (zh) * 2018-06-21 2018-11-16 杭州雄迈集成电路技术有限公司 一种自适应跳帧的智能编码方法
JP2019068248A (ja) * 2017-09-29 2019-04-25 キヤノン株式会社 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム
JP2020078031A (ja) * 2018-11-09 2020-05-21 キヤノン株式会社 画像処理装置、画像処理方法
WO2021130918A1 (ja) * 2019-12-25 2021-07-01 富士通株式会社 画像処理システム及び画像処理プログラム
US11645763B2 (en) 2018-10-31 2023-05-09 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus, image processing method, and non-transitory computer-readable storage medium

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016111694A (ja) * 2014-12-03 2016-06-20 アクシス アーベー フレームのシーケンスをビデオ符号化するための方法及びエンコーダ
US9936217B2 (en) 2014-12-03 2018-04-03 Axis Ab Method and encoder for video encoding of a sequence of frames
JP2017163228A (ja) * 2016-03-07 2017-09-14 パナソニックIpマネジメント株式会社 監視カメラ
JP2019068248A (ja) * 2017-09-29 2019-04-25 キヤノン株式会社 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム
CN108833915A (zh) * 2018-06-21 2018-11-16 杭州雄迈集成电路技术有限公司 一种自适应跳帧的智能编码方法
US11645763B2 (en) 2018-10-31 2023-05-09 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus, image processing method, and non-transitory computer-readable storage medium
JP2020078031A (ja) * 2018-11-09 2020-05-21 キヤノン株式会社 画像処理装置、画像処理方法
JP7213662B2 (ja) 2018-11-09 2023-01-27 キヤノン株式会社 画像処理装置、画像処理方法
WO2021130918A1 (ja) * 2019-12-25 2021-07-01 富士通株式会社 画像処理システム及び画像処理プログラム
JPWO2021130918A1 (ja) * 2019-12-25 2021-07-01
JP7444176B2 (ja) 2019-12-25 2024-03-06 富士通株式会社 画像処理システム及び画像処理プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN114071165B (zh) 视频编码器、视频解码器及对应方法
US11297354B2 (en) Encoding apparatus, decoding apparatus and transmission control method
JP6365540B2 (ja) 画像処理装置および方法
JP2013187769A (ja) 符号化装置
US20150262404A1 (en) Screen Content And Mixed Content Coding
US11997281B2 (en) Image decoding method for coding chroma quantization parameter data, and device for same
JP7375196B2 (ja) フィルタリングに基づく画像コーディング装置及び方法
US11477454B2 (en) Image decoding method based on chroma quantization parameter data, and apparatus therefor
US12088806B2 (en) Image decoding method and device for coding chroma quantization parameter offset-related information
US20220060691A1 (en) Video encoding method, video decoding method, and related apparatuses
JP7535584B2 (ja) ループフィルタリングを制御するための映像コーディング装置及び方法
JP7392144B2 (ja) ループフィルタリングを制御するための画像コーディング装置および方法
US20230018055A1 (en) Video or image coding employing adaptive loop filter
US20240056566A1 (en) Inter prediction method and apparatus in image/video coding system
JP2023126571A (ja) クロマ量子化パラメータを使用する画像デコード方法及びその装置
JP2024010186A (ja) ループフィルタリングを制御する画像コーディング装置及び方法
JP2024036651A (ja) サブピクチャに基づく映像コーディング装置及び方法
US20230051024A1 (en) Methods and device for signaling image information
US20230096855A1 (en) In-loop filtering-based image coding device and method
US20230123974A1 (en) Method and device for signaling image information
US12003727B2 (en) Image decoding method using chroma quantization parameter table, and device therefor
US20160330486A1 (en) Method and apparatus for processing video signal for reducing visibility of blocking artifacts
KR20160002712A (ko) 비디오 신호 처리 방법 및 장치
JP2006109060A (ja) 画像符号化情報を利用した手ぶれ補正方法及び装置
US10129560B2 (en) Method and apparatus for processing video signal

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20131225

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20150116