JP2017162703A - 組電池とこの組電池を搭載した車両 - Google Patents
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Abstract
Description
さらに、本発明は、確実かつ安全に組電池を持ち上げでき、しかも限れた設置スペースに面積効率よく設置できる組電池とこの組電池を搭載した車両を提供することにある。
電池セル1は、図2に示すように、厚さに比べて幅が広い、言い換えると幅よりも薄い角形電池で、厚さ方向に積層されて電池積層体2としている。電池セル1はリチウムイオン二次電池である。ただし、電池セルは、ニッケル水素電池、ニッケルカドミウム電池等、充電できる全ての二次電池とすることもできる。電池セル1は、密閉構造の外装缶に正負の電極板を電解液と共に収容している。外装缶は、アルミニウムやアルミニウム合金等の金属板を角形にプレス成形され、開口部を封口板で気密に密閉している。封口板は、外装缶と同じアルミニウムやアルミニウム合金で、両端部に正負の電極端子11を固定している。さらに、封口板は、正負の電極端子11の間に、ガス排出弁15を設けている。
電池積層体2は、図2に示すように、積層している電池セル1の間に絶縁スペーサ12を挟着している。図の絶縁スペーサ12は、樹脂等の絶縁材で薄いプレート状またはシート状に製作されている。図に示す絶縁スペーサ12は、電池セル1の対向面とほぼ等しい大きさのプレート状としており、この絶縁スペーサ12を互いに隣接する電池セル1の間に積層して、隣接する電池セル1同士を絶縁している。なお、隣接する電池セル1間に配置されるスペーサとしては、電池セル1とスペーサの間に冷却気体の流路が形成される形状のスペーサを用いることもできる。また、電池セル1の表面を絶縁材で被覆することもできる。例えばPET樹脂等のシュリンクチューブで電池セルの電極部分を除く外装缶の表面を熱溶着させてもよい。この場合は、絶縁スペーサを省略してもよい。
電池積層体2は、両端面に端面スペーサ13を挟んでエンドプレート3を配置している。端面スペーサ13は、図2に示すように、電池積層体2とエンドプレート3との間に配置されてエンドプレート3を電池積層体2から絶縁する。端面スペーサ13は、樹脂等の絶縁材で、薄いプレート状またはシート状に製作されている。図に示す端面スペーサ13は、電池セル1の対向面全体をカバーできる大きさのプレート部13Xを備えており、このプレート部13Xを電池積層体2の両端に配置された電池セル1とエンドプレート3との間に積層している。
エンドプレート3は、図1と図2に示すように、電池積層体2の両端に配置されると共に、電池積層体2の両側面に沿って配置される連結部材4を介して締結される。エンドプレート3は、電池積層体2の電池セル1の積層方向における両端であって、端面スペーサ13の外側に配置されて電池積層体2を両端から挟着している。エンドプレート3は、金属製とし、あるいは樹脂製とすることができる。さらに、エンドプレートは、金属と樹脂を組み合わせて製造することもできる。金属製のエンドプレートは、異なる金属材料からなる2部材を組み合わせる構造とすることもできる。図2に示すエンドプレートは、全体を金属ブロックとしている。金属ブロックであるエンドプレート3は、全体をアルミニウムまたはアルミニウム合金で製造している。アルミニウムやアルミニウム合金からなるエンドプレート3は、ダイキャストとして、あるいは押し出し成形されて所定の形状に製造される。
留め具19は、固定孔33に抜けないように固定される。このような留め具19として、止ネジやボルト、リベット等が使用できる。止ネジやボルトである留め具は、固定孔に挿入する際に、固定孔に螺合して固定される。したがって、止ネジやボルトである留め具が固定される固定孔は、内面に止ネジやボルトの雄ネジと噛み合う雌ネジを設けることができる。また、リベットである留め具は、固定部を貫通する状態でエンドプレートの固定孔に挿入されると共に、固定孔の内部において一端がかしめられてエンドプレートと固定部とを固定する。リベットである留め具は、エンドプレートの固定孔の内部で形成されるカシメ部によって、エンドプレートの固定孔と固定部の貫通孔の開口縁部とを挟着して、固定部をエンドプレートに固定する。リベットが挿入される固定孔は、外側面の開口面積を小さくしてリベットの頭部を通過できない内形とすると共に、反対側である対向面側の開口面積を大きくして、リベットを変形させて形成されるカシメ部を内部に配置できる構造とすることができる。
連結部材4は、図1と図2に示すように、電池積層体2の積層方向に延長されており、両端が電池積層体2の両端面に配置されたエンドプレート3に固定されて、このエンドプレート3を介して電池積層体2を積層方向に締結している。連結部材4は、電池積層体2の側面に沿う所定の幅と所定の厚さを有する金属板で、電池積層体2の両側面に対向して配置されている。この連結部材4には、鉄などの金属板、好ましくは、鋼板が使用できる。金属板からなる連結部材4は、プレス成形等により折曲加工されて所定の形状に形成される。
以上の組電池は、車両や基台等のベースプレートに固定し、あるいは下面に配置される冷却プレートに固定する際に、吊上装置を使って持ち上げられる。このため、組電池は、組電池を持ち上げる工具50を挿入または係止するための係止部5を備えている。図1に示す組電池は、連結部材4の両端部の上部に係止部5を備えている。図1に示す連結部材4は、本体部40の両端部の上端から上方に突出する突出部40Aを設けており、この突出部40Aに係止部5を設けている。図に示す連結部材4は、この突出部40Aに貫通孔40aを開口しており、この貫通孔40aを係止部5としている。図1に示す貫通孔40aは、円形状としている。ただ、貫通孔は、矩形状や多角形状、楕円形状、長円形状とすることもできる。
さらに、図3に示す連結部材4は、本体部40の両端部をエンドプレート3の上面と同じ高さとして、固定部41の上端部をエンドプレート3の上面よりも突出させている。図に示す連結部材4は、固定部41の上下の長さを、本体部40の上下の長さよりも長くしている。この固定部41は、エンドプレート3から突出する部分に貫通孔41aを開口して、この貫通孔41aを係止部5としている。図のエンドプレート3は、上面を係止部5よりも低く配置して、この上面を係止部5よりも低く配置された段差面30としている。この組電池も、段差面30の上方の空間を、係止部5に工具50を挿入するための挿入空間14としており、この挿入隙間14と対向する位置に貫通孔40aを開口して係止部5としている。ここで、固定片41の上端は、電池積層体2の上面に配置される周辺部材16よりも突出しない高さとすることが好ましい。ただ、固定片の上端は、電池積層体2の上面に配置される周辺部材16よりも高くしてもよい。
さらに、図4に示す連結部材4は、本体部40から突出する突出部40Aの上端から内側に折曲された折曲片43を挿入空間14の上に備えている。さらに、この折曲片43は、電池積層体2の端面から延長された面であって、電池積層体2の上面に配置される周辺部材16との間に、工具50を挿入可能な開口部46を備えている。この連結部材4は、本体部40の上端から内側に折曲された折曲片43を係止部として、開口部46から挿入空間14に挿入される工具50を係止するようにしている。折曲片43の幅は、ここに係止される工具によって吊り上げできる強度を実現できるように決定される。折曲片43の突出長さは、ここに係止される工具を外れることなく係止できる十分な長さとすることができる。さらに、折曲片の横に開口される開口部46の開口幅は、工具50の先端を挿通できる大きさとなるように決定される。
さらに、組電池は、図5と図6に示すように、エンドプレート3の上面を電池積層体2の上面よりも低くして段差面30とし、この段差面30を係止部5よりも低く配置することもできる。図5と図6に示すエンドプレート3は、左右方向の幅を電池セル1の幅と等しくすると共に、上下方向の高さを電池セル1の高さよりも低くして、電池積層体2の上面よりも低く形成された段差面30を形成している。この組電池は、この段差面30の上方であって、電池積層体2の端面に配置された端面スペーサ13と、一対の連結部材4とで囲まれた空間を、組電池を持ち上げる工具50を挿入するための挿入空間14としている。この組電池は、この挿入空間14に挿入される工具50を連結部材4に設けた係止部5に挿入または係止させることで、工具50を組電池の外側に大きく突出させることなく持ち上げできるようにしている。
さらに、図7に示す連結部材4は、固定部41の上端部であって、エンドプレート3の上方に形成された挿入空間14と対向する位置に貫通孔41aを開口しており、この貫通孔41aを係止部5としている。図に示す連結部材4は、固定部41の上下長さを、図5に示す固定部41よりも長くしており、固定部41の上下の長さを本体部40の上下の長さとほぼ等しくしている。この固定部41は、上端部をエンドプレート3の段差面30から上方に突出させており、この突出部に貫通孔41aを開口して係止部5としている。図7に示す貫通孔41aは、円形状としている。ただ、貫通孔は、矩形状や多角形状、楕円形状、長円形状とすることもできる。
さらに、図8に示す連結部材4は、本体部40が、両端の上端から内側に折曲された折曲片43を挿入空間14の上に備えると共に、この折曲片43と電池積層体2の端面との間に、工具50を挿入可能な開口部46を備えている。この連結部材4は、本体部40の上端から内側に折曲された折曲片43を係止部として、開口部46から挿入空間14に挿入される工具50を係止するようにしている。折曲片43の幅は、ここに係止される工具によって吊り上げできる強度を実現できるように決定される。折曲片43の突出長さは、ここに係止される工具を外れることなく係止できる十分な長さとすることができる。さらに、折曲片の横に開口される開口部46の開口幅は、工具50の先端を挿通できる大きさとなるように決定される。
さらに、図10に示す連結部材4は、本体部40の上端から内側に折曲された折曲片43を挿入空間14の上に設けると共に、この折曲片43に貫通孔43aを開口して係止部5としている。図10に示す貫通孔43aは矩形状としている。ただ、貫通孔は、円形状や多角形状、楕円形状、長円形状とすることもできる。図10に示す折曲片43は、開口される貫通孔43aによって、枠形状に形成されている。貫通孔43aの大きさは、枠形状の折曲片43に係止される工具50によって組電池を吊り上げできる強度となるように決定される。
さらに、図11に示す連結部材4は、本体部40の上端から内側に折曲された折曲片43を約180度折り曲げて本体部40の内面に重ねる状態とし、この折曲片43と本体部40の対向する位置に貫通孔43a、40aを開口して係止部5としている。図11に示す貫通孔43a、40aは矩形状としている。ただ、貫通孔は、円形状や多角形状、楕円形状、長円形状とすることもできる。この構造は、本体部40に折曲片43を重ね合わせることで係止部5を補強して、耐荷重強度を高めることができる。
以上の実施例では、エンドプレート3の上下方向の高さを電池セル1の高さよりも低くして、電池積層体2の上面よりも一段低く形成された段差面30の上方に挿入空間14を設けているが、エンドプレート3は、必ずしも上面の高さを電池セル1よりも低くする必要はない。図12に示す組電池は、エンドプレート3の中央部31の高さを電池セル1の高さとほぼ等しくしている。さらに、エンドプレート3は、中央部31の両側に、中央部31の上面よりも一段低い段差面30を設けており、段差面30の上方であって、電池積層体2の端面に配置された端面スペーサ13と、中央部31と、連結部材4とで囲まれた空間を、工具50の挿入空間14としている。この組電池は、エンドプレート3の中央部31の両側に形成された挿入空間14に工具50が挿入される共に、工具50の先端部が係止部5に係止されて、本体部40が吊り上げられる状態で持ち上げられる。
さらに、図13と図14は、異なる構造の係止部5を有する組電池を示している。図13と図14に示す組電池は、電池積層体2の両端に配置される一対のエンドプレート3の上下方向の高さを電池セル1の高さと等しくしている。電池積層体2の両側に配置される一対の連結部材4は、本体部40の両端の上端部であって、対向する位置に貫通孔40aを開口している。さらに、エンドプレート3は、本体部40の貫通孔40aと対向する位置を連通させる挿通孔32を開口している。図に示すエンドプレート3は、上端部を左右方向に貫通する貫通孔を開口して挿通孔32としている。エンドプレート3の挿通孔32と連結部材4の貫通孔40aは、同じ形状であって、直線状に開口されている。この組電池は、連結部材4の貫通孔40aとエンドプレート3の挿通孔32とで係止部5を構成している。
さらに、図15に示す組電池は、電池積層体2の両端に配置される一対のエンドプレート3が、電池積層体2の端子面10から一段下がった段差面30を中央部に設けている。このエンドプレート3は、両端部の高さを電池セル1とほぼ等しい高さとして、段差面30の両外側には上方に突出する凸部34を設けている。この組電池は、段差面30の上方であって、電池積層体2の端面に配置された端面スペーサ13と、両側の凸部34とで囲まれた空間を、工具50の挿入空間14としている。この組電池は、エンドプレート3の段差面30の両外側に形成された一対の凸部34を、組電池を持ち上げるための係止部5に利用している。図15に示すエンドプレート3は、両側の凸部34を左右に貫通する貫通孔を開口して挿通孔32としており、この凸部34の外側に配置される本体部40には、この挿通孔32と対向する位置に貫通孔40aを開口している。この組電池は、エンドプレート3の凸部34に開口された挿通孔32と連結部材4に開口された貫通孔40aとを一直線状に開口しており、この挿通孔32と貫通孔40aとで係止部5を構成している。
図16は、エンジンとモータの両方で走行するハイブリッド自動車に組電池を搭載する例を示す。この図に示す組電池を搭載した車両HVは、車両HVを走行させるエンジン96及び走行用のモータ93と、モータ93に電力を供給する電源装置100と、電源装置100の電池を充電する発電機94と、エンジン96、モータ93、電源装置100、及び発電機94を搭載してなる車両本体91と、エンジン96又はモータ93で駆動されて車両本体91を走行させる車輪97とを備えている。電源装置100は、DC/ACインバータ95を介してモータ93と発電機94に接続している。車両HVは、電源装置100の電池を充放電しながらモータ93とエンジン96の両方で走行する。モータ93は、エンジン効率の悪い領域、例えば加速時や低速走行時に駆動されて車両HVを走行させる。モータ93は、電源装置100から電力が供給されて駆動する。発電機94は、エンジン96で駆動され、あるいは車両にブレーキをかけるときの回生制動で駆動されて、電源装置100の電池を充電する。
また、図17は、モータのみで走行する電気自動車に組電池を搭載する例を示す。この図に示す組電池を搭載した車両EVは、車両EVを走行させる走行用のモータ93と、このモータ93に電力を供給する電源装置100と、この電源装置100の電池を充電する発電機94と、モータ93、電源装置100、及び発電機94を搭載してなる車両本体91と、モータ93で駆動されて車両本体91を走行させる車輪97とを備えている。電源装置100は、DC/ACインバータ95を介してモータ93と発電機94に接続している。モータ93は、電源装置100から電力が供給されて駆動する。発電機94は、車両EVを回生制動する時のエネルギーで駆動されて、電源装置100の電池を充電する。
2…電池積層体
3…エンドプレート
4…連結部材
4X…上部連結部材
4Y…下部連結部材
5…係止部
10…端子面
11…電極端子
12…絶縁スペーサ
13…端面スペーサ
13X…プレート部
13A…端子面カバー部
14…挿入空間
15…ガス排出弁
16…周辺部材
19…留め具
30…段差面
31…中央部
32…挿通孔
33…固定孔
40…本体部
40A…突出部
40a…貫通孔
41…固定部
41a…貫通孔
42…貫通孔
43…折曲片
43a…貫通孔
43b…ロック部
44…上側折曲部
45…下側折曲部
46…開口部
50…工具
91…車両本体
93…モータ
94…発電機
95…DC/ACインバータ
96…エンジン
97…車輪
100…電源装置
HV…車両
EV…車両
Claims (13)
- 複数の電池セルが積層された電池積層体と、
前記電池積層体の両端に配置された一対のエンドプレートと、
前記一対のエンドプレートに両端が連結されて、前記電池積層体を締結する一対の連結部材とを備える組電池であって、
前記連結部材は、前記電池積層体の側面に沿って配置される本体部と、前記本体部の両端で折曲されて、前記エンドプレートの外側面に固定される固定部とを備えており、
前記連結部材の両端部の上部に、前記組電池を持ち上げる工具を挿入または係止可能な係止部を設けてなる組電池。 - 請求項1に記載される組電池であって、
前記連結部材は、所定の厚さを有する金属板を折曲加工してなる組電池。 - 請求項1または2に記載される組電池であって、
前記エンドプレートが、前記係止部よりも低く配置された段差面を有しており、この段差面の上方を工具を挿入するための挿入空間としてなる組電池。 - 請求項3に記載される組電池であって、
前記係止部が、前記本体部の両端の上端部であって、前記挿入空間と対向する位置に開口された貫通孔である組電池。 - 請求項3に記載される組電池であって、
前記係止部が、前記固定部の上端部であって、前記挿入空間と対向する位置に開口された貫通孔である組電池。 - 請求項3に記載される組電池であって、
前記本体部が、両端の上端から内側に折曲された折曲片を前記挿入空間の上に備えると共に、前記折曲片と前記電池積層体の端面との間に、工具を挿入可能な開口部を備えており、
前記折曲片を前記係止部として、前記開口部から前記挿入空間に挿入される工具を係止するようにしてなる組電池。 - 請求項6に記載される組電池であって、
前記折曲片が、先端部を下方に折曲してロック部を形成してなる組電池。 - 請求項3または4に記載される組電池であって、
前記本体部が、両端の上端から内側に折曲された折曲片を前記挿入空間に対向して備えており、前記係止部が前記折曲片に開口された貫通孔である組電池。 - 請求項1または2に記載される組電池であって、
前記一対の連結部材が、前記本体部の両端の上端部であって、対向する位置に貫通孔を開口すると共に、
前記エンドプレートが、前記貫通孔と対向する位置を連通させる挿通孔を開口しており、
前記貫通孔と前記挿通孔とを前記係止部として、前記連結部材と前記エンドプレートに工具を挿入するようにしてなる組電池。 - 請求項9に記載される組電池であって、
前記エンドプレートが、上端部の中央部に、前記電池積層体の上面よりも低く形成された段差面を形成すると共に、前記段差面の両側には、前記挿通孔が開口された凸部を設けており、前記段差面の上方を、工具を挿入するための挿入空間としてなる組電池。 - 請求項1から10のいずれか一に記載される組電池であって、
前記連結部材が、前記本体部の下端に沿って、前記電池積層体の底面を保持する下側折曲部を備える組電池。 - 請求項1から10のいずれか一に記載される組電池であって、
前記連結部材が、上下に分割された上部連結部材と下部連結部材とを備えており、
前記上部連結部材が、両端部の上部に、前記係止部を備えると共に、前記本体部の上端に沿って、前記電池積層体の上面を保持する上側折曲部を備えており、
前記下部連結部材が、前記本体部の下端に沿って、前記電池積層体の底面を保持する下側折曲部を備える組電池。 - 請求項1ないし12のいずれかに記載の組電池を搭載した車両。
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