JP2017161699A - 音制御パターンデータ生成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】音の態様を規定するパラメータの時変動パターンを表す音制御パターンデータを簡単に生成できる音制御パターンデータ生成装置を提供する。
【解決手段】電子楽器は、音響信号の振幅エンベロープを検出するエンベロープ検出部EDと、検出した振幅エンベロープに基づいて、楽音の発生態様を規定するパラメータの時変動パターンを表す楽音制御パターンデータSPを生成する楽音制御パターンデータ生成部PGと、を備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、音の態様を規定するパラメータの時変動パターンを表す音制御パターンデータを生成する音制御パターンデータ生成装置に関する。
下記特許文献1に記載されているように、楽音の態様を規定するパラメータの時変動パターンを表す楽音制御パターンデータに基づいて楽音の態様を変動させる楽音制御機能を備えた電子楽器は知られている。
特開2002−23751号公報
上記従来の電子楽器においては、ユーザが音制御パターンデータを作成するのに手間がかかる。つまり、ユーザは、音制御パターンデータを構成する複数の設定値を1つずつ手動入力する必要がある。
本発明は上記問題に対処するためになされたもので、その目的は、音制御パターンデータを簡単に生成できる音制御パターンデータ生成装置を提供することにある。なお、下記本発明の各構成要件の記載においては、本発明の理解を容易にするために、実施形態の対応箇所の符号を括弧内に記載しているが、本発明の各構成要件は、実施形態の符号によって示された対応箇所の構成に限定解釈されるべきものではない。
上記目的を達成するために、本発明の特徴は、音響信号の振幅エンベロープを検出するエンベロープ検出手段(ED)と、前記検出した振幅エンベロープに基づいて、音の発生態様を規定するパラメータの時変動パターンを表す音制御パターンデータ(SP)を生成する音制御パターンデータ生成手段(PG)と、を備えた、音制御パターンデータ生成装置(10)としたことにある。
この場合、前記音制御パターンデータは、前記振幅エンベロープにおける所定のタイミング毎の振幅値に基づいて設定された複数の時系列データから構成されているとよい。
また、この場合、前記音響信号は複数の拍点を含むフレーズを表しており、前記各拍点が前記所定のタイミングとして設定されるとよい。
また、この場合、前記所定のタイミングを変更可能であるとよい。
上記のように構成した音制御パターンデータ生成装置によれば、音の振幅エンベロープに基づいて、音制御パターンデータの一連の設定値を設定できる。つまり、従来の電子楽器のように、音制御パターンデータを構成する設定値を1つずつ手動入力する手間を省略できる。
本発明の一実施形態に係る電子楽器の概略を示すブロック図である。 図1の電子楽器の平面図である。 楽音制御パターンデータを示す表である。 楽音制御機能が起動されている状態の電子楽器の機能ブロック図である。 楽音制御パターンデータ生成機能が起動されている状態の電子楽器の機能ブロック図である。 振幅エンベロープのエンベロープ値(各設定値)をサンプリングする過程を示す概念図である。
本発明の一実施形態に係る音制御パターンデータ生成装置としての電子楽器10について説明する。以下、音信号として、楽音を表す楽音信号を採用した例を示す。また、音制御パターンデータとして、楽音の制御パターンを表す楽音制御パターンデータを採用した例を示す。ただし、音信号として、楽音以外の音を表す信号を採用してもよい。また、音制御パターンデータとして、楽音以外の音を制御するパターンデータを採用してもよい。電子楽器10は、楽音の態様を楽音制御パターンデータに基づいて変動させる楽音制御機能を備える。また、電子楽器10は、取得したオーディオデータに基づいて楽音制御パターンデータを生成する楽音制御パターンデータ生成機能を備える。図1に示すように、電子楽器10は、入力操作子11、コンピュータ部12、表示器13、記憶装置14、外部インターフェース回路15、音源回路16、エフェクト回路17、及びサウンドシステム18を備えており、これらがバス19を介して接続されている。
電子楽器10は、図2に示すように、複数の入力操作子11を備える。すなわち、入力操作子11には、楽音の発生開始及び停止を指示する鍵盤装置KYが含まれる。また、入力操作子11には、楽音の態様を変化させることを指示する、ピッチベンドホイールPW、モジュレーションホイールMW、リボンコントローラRC、回転式の第1アサイナブルノブKN〜第8アサイナブルノブKN、スライド式の第1レバーSL〜第8レバーSL、ダンパーペダルDP、エクスプレッションペダルEPなどのうちの1つ又は複数のハードウェアが含まれる。また、入力操作子11には、各種設定項目を選択するカーソルキーCK及びタッチパネルTP、各種パラメータの値を入力する数字キーNKなどが含まれる。入力操作子11は、オン・オフ操作に対応したスイッチ、回転操作に対応したロータリーポテンショメータ又はロータリーエンコーダ、スライド操作に対応したリニアポテンショメータ又はリニアエンコーダ、各種センサなどから構成される。ユーザが入力操作子11を操作すると、その操作内容を表す情報が、バス19を介して、後述するコンピュータ部12に供給される。なお、ハードウェアで構成された操作子の一部又はすべての操作子に代えて、表示器13に前記操作子を模した画像を表示し、タッチパネルTPの操作に応じて、前記操作子の操作内容を表す情報がコンピュータ部12に供給されても良い。
コンピュータ部12は、バス19にそれぞれ接続されたCPU12a、ROM12b、RAM12c及びタイマー12dを有する。CPU12aは、各種プログラムをROM12bから読み出して、各種処理を実行する。例えば、CPU12aは、後述する音源回路16を制御して、デジタル楽音信号を発生させる。また、例えば、CPU12aは、エフェクト回路17を制御して、前記デジタル楽音信号が表す楽音に効果を付与させる。
また、CPU12aは、図形データ、文字データなどを用いて表示内容を表わす表示データを生成して、表示器13に供給する。
ROM12bには、前記各種プログラムに加えて、各種パラメータの初期値、表示器13に表示される画像を表す表示データを生成するための図形データ、文字データなどが記憶されている。例えば、ROM12bには、複数の楽音制御パターンデータSPn=1,2,・・・が記憶されている(図3参照)。楽音制御パターンデータSPは、本発明の音制御パターンデータに相当する。
楽音制御パターンデータSPは、図3に示すように、複数の楽音制御データSCm=1,2,・・・からなる。各楽音制御データSCは、パラメータの値の変更時刻を表すタイミングデータST、パラメータの種類を表すパラメータ識別データSI、及びパラメータの設定値SVからなる。図3におけるタイミングデータSTは、小節:拍:クロック数を表している。また、1拍分のクロック数を「480」とする。また、図3に示す楽音制御パターンデータSPの長さは4小節である。
RAM12cには、各種プログラムの実行時に、各種データが一時的に記憶される。タイマー12dは、クロック信号(パルス)を出力するクロックジェネレータを備える。このクロック信号は、例えば、パラメータの値の時変動パターンを設定されたテンポで再生する際の基準信号として利用される。
表示器13は、液晶ディスプレイ(LCD)などから構成される。表示器13は、CPU12aから供給された表示データに基づいて画像を表示する。例えば、現在選択されている楽音の名称、前記楽音の態様を規定する各種パラメータの値などが表示される。なお、表示器13がタッチパネルTPを備えていても良い。
また、記憶装置14は、HDD、DVDなどの大容量の不揮発性記録媒体と、各記録媒体に対応するドライブユニットから構成されている。また、記憶装置14は、大容量のフラッシュメモリから構成されていても良い。上記の楽音制御パターンデータSP、その他のパラメータの値などが記憶装置14に記憶されていても良い。
外部インターフェース回路15は、電子楽器10を他の電子楽器、パーソナルコンピュータなどの外部機器に有線接続可能とする接続端子、無線接続可能とする回路などを備えている。電子楽器10は、外部インターフェース回路15を介して、LAN(Local Area Network)、インターネットなどの通信ネットワークにも接続可能である。
音源回路16には波形メモリWMが接続されている。波形メモリWMには、ピアノ、オルガン、バイオリン、トランペットなどの楽音の音響波形をそれぞれ表す複数の楽音波形データが記憶されている。音源回路16は、CPU12aによって指定された楽音波形データを波形メモリWMから読み出す。そして、前記読み出した各楽音波形データを、CPU12aから供給されたパラメータの値に応じて修正してデジタル楽音信号を生成し、エフェクト回路17に供給する。なお、音源回路16の方式として、波形メモリ方式に限られず、FM(周波数変調)方式、物理モデル方式、アナログシミュレーション方式など、種々の方式を採用可能である。また、専用のハードウェアによって構成されたものに限られず、CPU、DSPなどによるソフトウェア処理によりデジタル楽音信号を生成しても良い。また、楽音に限られず、音声、効果音などのデジタル音信号が生成されてもよい。
エフェクト回路17は、CPU12aから供給されたパラメータの値に応じて、前記デジタル楽音信号が表す楽音にリバーブ、コーラスなどの効果を付与して、サウンドシステム18に供給する。
サウンドシステム18は、エフェクト回路17から供給されたデジタル楽音信号をアナログ楽音信号に変換するD/A変換器、及び前記アナログ楽音信号を出力する出力端子を備えている。また、サウンドシステム18は、外部機器からアナログ楽音信号を入力する入力端子、及び前記入力したアナログ楽音信号をデジタル楽音信号に変換するA/D変換器を備えている。なお、電子楽器10は、デジタル楽音信号を外部機器へ出力し、外部機器が備えるサウンドシステムにより、デジタル楽音信号がアナログ楽音信号に変換されてもよい。また、電子楽器10は、外部機器からデジタル楽音信号を入力する入力端子を備えていてもよい。
つぎに、電子楽器10の動作について説明する。まず、楽音制御機能について説明する。ユーザは、まず、カーソルキーCK、タッチパネルTPなどを用いて、演奏に用いる音色を選択するとともに、テンポを設定しておく。なお、演奏途中であっても、音色及びテンポを変更可能である。つぎに、ユーザが、カーソルキーCK、タッチパネルTPなどを操作して、楽音制御機能を起動すると、CPU12aは、図示しない楽音制御パターン再生プログラムを実行する。これにより、CPU12aは、図4に示すように、パターンデータ選択部PS及び楽音制御パターンデータ再生部PPを備えた楽音制御パターンデータ再生装置として機能する。
パターンデータ選択部PSは、ROM12b、記憶装置14などに記憶されている楽音制御パターンデータSPの名称のリストを表示器13に表示し、ユーザに1つの楽音制御パターンデータSPを選択させる。ユーザは、カーソルキーCK、タッチパネルTPなどを用いて、任意の楽音制御パターンデータSPを選択する。パターンデータ選択部PSは、前記選択された楽音制御パターンデータSPの識別データID(例えば、楽音制御パターンデータの名称)を楽音制御パターンデータ再生部PPに供給する。
ユーザが鍵盤装置KYの鍵を押すことにより供給された演奏情報(音高、押鍵強さなどを含む情報)又は外部機器から供給された演奏情報に基づいて、音源回路16及びエフェクト回路17は、デジタル楽音信号を生成する。
また、ユーザが鍵盤装置KYの鍵を押すことにより供給された演奏情報又は外部機器から供給された演奏情報に基づいて(トリガとして)、楽音制御パターンデータ再生部PPは、以下説明するように、楽音制御パターンデータSPを再生する。すなわち、楽音制御パターンデータ再生部PPは、ROM12b、記憶装置14などから、前記識別データIDによって特定される楽音制御パターンデータSPを取得する。
楽音制御パターンデータ再生部PPは、前記設定されたテンポ及びタイミングデータSTに基づいて、パラメータの値を変更するタイミングを計算する。そして、前記計算した各タイミングにおいて、そのタイミングに対応するパラメータ識別データSI及びパラメータの設定値SVを音源回路16に供給する。なお、各タイミングにおいて、パラメータ識別データSI及びパラメータの設定値SVを音源回路16に供給するだけでなく、各タイミング間を所定のカーブ又は直線で補間し、滑らかに変化するパラメータの設定値SVを音源回路16に供給してもよい。前記補間のカーブ又は直線の特性は、一義的に決まっていてもよいし、複数の選択肢の中からユーザが選択可能であってもよい。
図3に示す例においては、各パラメータ識別データSIが「パン」(楽音の定位)に設定されており、各タイミングにおける設定値SVが1つ前のタイミングにおける値とは異なっている。したがって、例えば、ユーザが鍵を押すことにより発生された楽音の定位が、各タイミングにおいて変更される。
つぎに、楽音制御パターンデータ生成機能について説明する。ユーザが、カーソルキーCK、タッチパネルTPなどを操作して、楽音制御パターンデータ生成機能を起動すると、CPU12aは、図示しない楽音制御パターンデータ生成プログラムを実行する。これにより、CPU12aは、図5に示すように、エンベロープ検出部ED,楽音制御パターンデータ生成部PGを備えた楽音制御パターンデータ生成装置として機能する。この楽音制御パターンデータ生成機能は、電子楽器10に発生させた楽音信号、例えば、鍵盤装置KYを操作して発生させた演奏音を表す音信号、図示しない自動演奏機能を用いて発生させたリズム音を表す音信号など、又は外部装置から入力した各種音信号の強度の変化に基づいて、自動的に楽音制御パターンデータを生成する機能である。これにより、音信号の強度の変化にマッチした楽音制御パターンデータを簡単に得ることができる。
エンベロープ検出部EDは、音源回路16、エフェクト回路17又はサウンドシステム18(A/D変換器)からデジタル楽音信号(オーディオデータ)を取得する。エンベロープ検出部EDは、前記取得したデジタル楽音信号が表す音響波形の振幅エンベロープ(音の振幅の時間的変化)を検出する。振幅エンベロープの検出方法として、既知の方法のいずれの方法を採用してもよい。例えば、振幅エンベロープは、デジタル楽音信号を構成する各サンプル値の絶対値に、低域通過フィルタを適用することにより検出される。エンベロープ検出部EDは、前記検出した振幅エンベロープを表すエンベロープ信号を楽音制御パターンデータ生成部PGへ供給する。
楽音制御パターンデータ生成部PGは、取得したエンベロープ信号を一定の時間間隔でサンプリングする(図6参照)。ユーザは、前記時間間隔を設定可能である。楽音制御パターンデータ生成部PGは、エンベロープ信号をサンプリングして得られた各サンプル値SV,SV,・・・を新たな楽音制御パターンデータSPを構成する各楽音制御データSCの設定値SVとして、記憶装置14などに記憶する。なお、ユーザは、カーソルキーCK、タッチパネルTPなどを用いて、前記新たな楽音制御パターンデータSPを構成する各楽音制御データSCのパラメータ識別データSIを設定する。また、タイミングデータSTは、エンベロープ信号をサンプリングする際の時間間隔に従って設定される。電子楽器10は、上記のようにして作成された新たな楽音制御パターンデータSPを構成する各種データを、数値リスト又はグラフとして表示器13に表示可能である。ユーザは、カーソルキーCK、タッチパネルTPなどを用いて、前記表示された数値リスト又はグラフを編集可能としてもよい。つまり、ユーザは、タイミングデータST及び設定値SVを変更可能としてもよい。
上記のように構成した電子楽器10の楽音制御パターンデータ生成機能を用いれば、楽音の振幅エンベロープに基づいて、楽音制御パターンデータSPの一連の設定値SVを簡単に設定できる。つまり、従来の電子楽器のように、設定値SVを1つずつ手動で設定する手間を省略できる。
さらに、本発明の実施にあたっては、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
例えば、上記実施形態では、楽音制御パターンデータ生成部PGは、取得したエンベロープ信号を一定の時間間隔でサンプリングする。しかし、エンベロープ検出部EDに入力されるデジタル楽音信号が1つ又は複数の拍点を含むフレーズを表す場合において、楽音制御パターンデータ生成部PGは、取得したエンベロープ信号に基づいて前記拍点を検出してもよい。そして、楽音制御パターンデータ生成部PGは、前記検出した各拍点のタイミング及びエンベロープ値を、新たな楽音制御パターンデータSPを構成する各楽音制御データSCのタイミングデータST及び設定値SVデータとして記憶してもよい。
また、楽音制御パターンデータ生成部PGが取得したエンベロープ信号に基づいてエンベロープ波形を表示器13に表示し、前記表示されたエンベロープ波形において、タイミングデータST及び/又は設定値SVデータとして採用するポイントをユーザが指定可能であってもよい。
また、例えば、楽音制御パターンデータSPにおいて、各タイミングにおけるパラメータ識別データSIが同一である必要はなく、幾つかのパラメータ識別データSIが混在していてもよい。また、パラメータ識別データSIがエフェクト回路17のパラメータ(例えば、ディストーションレベル、ディレイタイムなど)を表していても良い。この場合、楽音制御パターンデータ再生部PPは、パラメータ識別データSI及び設定値SVをエフェクト回路17へ供給する。
なお、上記実施形態においては、本発明を、演奏操作子を有する電子楽器10に適用した例を説明したが、本発明は、演奏操作子を有していない音源モジュールにも適用可能である。また、本発明は、汎用のパーソナルコンピュータ、タブレット型コンピュータなどにおいて演奏プログラムを実行することにより実現される電子音響装置にも適用可能である。また、楽音制御パターンデータSPを再生する機能を備えておらず、単に、楽音制御パターンデータSPを生成する機能のみを備えた装置に本発明を適用してもよい。
また、図3に示す例は、8分音符ごとに1個(合計32個)の楽音制御データSCが記憶された例を示しているが、これは単なる一例であって、もっと粗いタイミング、又は細かいタイミング、例えば4分音符や16分音符等ごとに楽音制御データSCが記憶されていてもよい。また、楽音制御パターンデータSPの長さも4小節に限らない。楽音制御パターンデータSPのデータフォーマットは上記の例に限らない。例えば、楽音制御パターンデータSP中にはパラメータの種類を表すパラメータ識別データSIを含めず、単に出力されるべき設定値のみを含めておいてもよい。この場合、別途、この楽音制御パターンデータSPによって制御される対象のパラメータを特定するためのパラメータ識別データSIを設定することにより、制御対象パラメータ及びパラメータ設定値を発生させればよい。このとき、1つの楽音制御パターンデータを複数のパラメータ識別データSIに対応付けておき、複数の楽音制御パラメータを共通の楽音制御パターンデータに従って時変動させてもよい。また、楽音制御パターンデータSP内の設定値SVをそのままパラメータとして利用せず、設定値SVを加工してからパラメータとして利用してもよい。例えば、設定値SVの変化により楽音制御パラメータの値がどのように変化するかの関係(設定値SVが大きくなるに従って楽音制御パラメータの値が大きくなる/小さくなるなど)を予め設定しておき、その設定に従って楽音制御パラメータの値を設定してもよい。また、設定値SVに所定の係数を乗算してもよい。この場合、前記所定の係数をユーザが変更可能であるとよい。これによれば、楽音制御パターンデータによる楽音制御の度合いをユーザが調整できる。
10・・・電子楽器、11・・・入力操作子、12・・・コンピュータ部、13・・・表示器、14・・・記憶装置、15・・・外部インターフェース回路、16・・・音源回路、17・・・エフェクト回路、18・・・サウンドシステム、19・・・バス、ED・・・エンベロープ検出部、EP・・・エクスプレッションペダル、ID・・・識別データ、PG・・・楽音制御パターンデータ生成部、PP・・・楽音制御パターンデータ再生部、PS・・・パターンデータ選択部、SC・・・楽音制御データ、SI・・・パラメータ識別データ、SP・・・楽音制御パターンデータ、ST・・・タイミングデータ、SV・・・設定値

Claims (4)

  1. 音響信号の振幅エンベロープを検出するエンベロープ検出手段と、
    前記検出した振幅エンベロープに基づいて、音の発生態様を規定するパラメータの時変動パターンを表す音制御パターンデータを生成する音制御パターンデータ生成手段と、
    を備えた、音制御パターンデータ生成装置。
  2. 請求項1に記載の音制御パターンデータ生成装置において、
    前記音制御パターンデータは、前記振幅エンベロープにおける所定のタイミング毎の振幅値に基づいて設定された複数の時系列データから構成されている、音制御パターンデータ生成装置。
  3. 請求項2に記載の音制御パターンデータ生成装置において、
    前記音響信号は複数の拍点を含むフレーズを表しており、
    前記各拍点が前記所定のタイミングとして設定される、音制御パターンデータ生成装置。
  4. 請求項2又は3に記載の音制御パターンデータ生成装置において、
    前記所定のタイミングを変更可能である、音制御パターンデータ生成装置。
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