JP2017160933A - 電磁弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】弁体のシール性と磁気効率の確保とを図ることができる電磁弁を提供する。
【解決手段】パージバルブは、弁部50を開状態と閉状態とを切り換えるために可動コア5を駆動する駆動力を発生する電磁ソレノイド部4と、磁気を通す材料で形成され弁部50を有する可動コア5と、を備える。パージバルブは、弁座が形成され樹脂材料で構成されるガイド部材6と、磁気を通す材料で形成されるプレート46と、を備える。ガイド部材6は、可動コア5の外周面に近接または接触する複数の支持部61を有して可動コア5を軸方向に摺動可能に支持する。プレート46は、複数の支持部61の外周および隣り合う支持部61の間における可動コア5の外周に沿う形状である開口部に挿通された状態の可動コア5およびガイド部材6を支持する。
【選択図】図2

Description

この明細書における開示は、作動流体の流量を制御可能とする電磁弁に関する。
従来の電磁弁としては、電磁力によって軸方向に移動する可動コアを固定コアでガイドする構成を有するものが知られている。この場合、可動コアによって駆動される弁体が着座する弁座と固定コアとが別体の構成要素であると、弁体の軸心と弁座の軸心とに傾きが生じて、弁体と弁座とが接触したときのシールが不完全になる。
特許文献1は、この問題を解決する技術を開示している。特許文献1の電磁弁は、弁座が形成された部材によって可動コアをガイドする構成を備えている。このため、弁体の軸心と弁座の軸心とに傾きが生じにくく、安定的なシール性を提供できる。
特開2011−226513号公報
しかしながら、特許文献1の電磁弁では、弁座を備える部材が可動コアの外周面を取り囲むように設けられて可動コアの摺動を支持している。このように、弁座を備える部材はコイルの磁気経路に存在するので、特許文献1の電磁弁は、磁気経路を形成する上で障害となる構成を有している。したがって、特許文献1の電磁弁には、磁気効率が不十分であるという課題がある。
このような課題に鑑み、この明細書における開示の目的は、弁体のシール性と磁気効率の確保とを図ることができる電磁弁を提供することである。
この明細書に開示された複数の態様は、それぞれの目的を達成するために、互いに異なる技術的手段を採用する。また、特許請求の範囲およびこの項に記載した括弧内の符号は、ひとつの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例であって、技術的範囲を限定するものではない。
開示された電磁弁のひとつは、作動流体が流通する通路を内部に有するハウジング(2,3)と、弁座(60a)から離間して作動流体の流通を許可する開状態と弁座に接触して作動流体の流通を阻止する閉状態とに切り換えるように通路を開閉する弁部(50)と、磁気を通す材料で形成され、弁部を一体に有する可動コア(5)と、開状態と閉状態とを切り換えるために可動コアを駆動する駆動力を発生する電磁ソレノイド部(4)と、弁座が形成され樹脂材料で構成されるガイド部材であって、可動コアの外周面に近接または接触する複数の支持部(61,161)を有して可動コアを軸方向に摺動可能に支持するガイド部材(6)と、磁気を通す材料で形成され、複数の支持部の外周および隣り合う支持部の間における可動コアの外周に沿う形状に開口された開口部(461,462)を有して、開口部に挿通された状態のガイド部材を支持するプレート(46)と、を備える。
この電磁弁によれば、弁座を有するガイド部材が、弁部を有する可動コアを摺動可能な状態に支持する。このため、弁および弁座が形成するシール面と、ガイド部材および可動コアの摺動のための支持部と、を一体化した一つの部材によって構成することができる。これにより、弁座の軸心に対して弁部の軸心が傾いた状態で弁部が動作するような事態を未然に防げる電磁弁を提供できる。したがって、電磁弁は弁洩れ要因を低減することができる構成によって、弁および弁座のシール面を適正に機能させることに寄与する。
さらに電磁弁は樹脂材料からなるガイド部材によって可動コアを支持するため、支持する部分が可動コアの外周の全周に設定されている場合には、可動コアとプレートとの間に磁気が通りにくくなる。このため、電磁弁は、支持する機能は発揮できるが、磁気効率の点で課題があり、弁部の動作に不具合が生じる可能性がある。そこで、この電磁弁は、複数の支持部において可動コアを摺動可能に支持するため、樹脂材料で形成される部分を可動コアの周囲に分散させて配置することができる。したがって、可動コアの周囲において磁気が通りにくい部分の体積を小さくできる電磁弁が得られる。この構成、作用により、可動コアの周囲に磁気が通りやすい逃し部を大きく形成できるとともに、ガイド部材による可動コアへの支持機能も発揮させることができる。以上のように、この電磁弁は、弁体のシール性と磁気効率の確保とを図ることができる。
第1実施形態に係る電磁弁の断面図である。 第1実施形態の電磁弁について、可動コア、ガイド部材等を拡大して示した部分断面図である。 第1実施形態の電磁弁における可動コア、ガイド部材、プレート、ステータコア、ヨーク等について示した部分斜視図である。 第1実施形態の電磁弁における可動コア、ガイド部材等について破断面を示した斜視図である。 第1実施形態の電磁弁における可動コア、ガイド部材の支持部等について破断面を示した斜視図である。 第1実施形態の電磁弁について、ヨーク、可動コア、ガイド部材等の断面を示す平面図である。 第1実施形態の電磁弁について、可動コアとガイド部材の支持部との関係を示した断面図である。 第2実施形態の電磁弁について、ヨーク、可動コア、ガイド部材等の断面を示す平面図である。 第2実施形態の電磁弁について、可動コアとガイド部材の支持部との関係を示した断面図である。
以下に、図面を参照しながら本開示を実施するための複数の形態を説明する。各形態において先行する形態で説明した事項に対応する部分には同一の参照符号を付して重複する説明を省略する場合がある。各形態において構成の一部のみを説明している場合は、構成の他の部分については先行して説明した他の形態を適用することができる。各実施形態で具体的に組み合わせが可能であることを明示している部分同士の組み合わせばかりではなく、特に組み合わせに支障が生じなければ、明示していなくても実施形態同士を部分的に組み合せることも可能である。
(第1実施形態)
第1実施形態の電磁弁について、図1〜図6を参照しながら説明する。電磁弁は、作動流体の流通を許容および遮断でき、または流量を制御できる弁装置である。電磁弁は、作動流体として液体、気体に広く適用可能であり、種々の技術分野に適用可能である。
第1実施形態では、電磁弁の一例として、燃料蒸発ガスパージシステムに用いられるパージバルブ1を説明する。燃料蒸発ガスパージシステムは、内燃機関の吸気圧力によって、パージ通路の蒸発燃料を内燃機関の吸気通路に供給することが可能なシステムである。燃料蒸発ガスパージシステムに搭載されるパージバルブ1は、パージ通路、すなわち、蒸発燃料供給用通路を開閉する開閉手段であり、キャニスタからの蒸発燃料を内燃機関へ供給することを許可及び阻止できる。
図1は、自動車の燃料蒸発ガスパージシステムに搭載され、蒸発燃料のパージ量を調節できるパージバルブ1全体の概要構成を示す。パージバルブ1は、弁体をなす可動コア5、電磁ソレノイド部4、ガイド部材6等を備えて構成される。パージバルブ1は、電磁ソレノイド部4に通電されたときに発生する電磁力とスプリング47の付勢力とのバランス状態に応じて、蒸発燃料供給用通路を開閉する。
ガイド部材6は、電磁力によってスプリング47の付勢力に抗して軸方向に移動する円筒状の可動コア5を摺動可能に支持する部材である。ガイド部材6は、磁気を通しにくい材料で形成される。ガイド部材6は、それぞれ可動コア5の外周面を支持する複数の支持部61と、ガイド部材6において下流側端部に位置する環状壁部60と、を備える。複数の支持部61は、ガイド部材6の軸心が可動コア5の軸心と同軸になるように可動コア5を支持している。ガイド部材6は、フッ素系樹脂が含有された樹脂材料で形成されている。ガイド部材6は、例えば、テフロン(デュポン社の登録商標)が含有されたナイロン(デュポン社の登録商標)で形成することができる。
各支持部61は、環状壁部60の外周縁における所定の部位から可動コア5の外周面に沿って下方に延びる内側壁面を有する棒状の脚部をなしている。各支持部61の内側壁面は可動コア5の外周面に面している。複数の支持部61は、可動コア5の外周面に部分的に接触して支持する構成でもよい。ガイド部材6は、複数の支持部61によってステータコア45に形成された外周面の一部に部分的に接触することで、ガイド部材6はステータコア45に対して同軸に設けられる。したがって、複数の支持部61のガイド機能により、ステータコア45と可動コア5とが同軸になるように両者間が位置調整されている。
図3および図6に図示するように、複数の支持部61は、可動コア5の外周を囲むように環状壁部60の外周縁において間隔をあけて設けられている。複数の支持部61は、環状壁部60の外周縁において所定のピッチで設けられている。この実施形態では、ガイド部材6は周方向に90度のピッチで設けられる4個の支持部61を有する。
支持部61は、図7に図示するように、可動コア5の外周面に対向する内側壁面に、径内側、換言すればガイド部材6の軸心側に凸となる曲面が形成されている。すなわち、支持部61は、軸心側に凸となる曲面で可動コア5の外周面と部分的に接触する。この構成により、図7に図示する断面形状において、各支持部61と可動コア5との摺動部が面を形成するように擦れ合うのではなく点または線を形成するように擦れ合う。この作用によれば、組立の初期段階でガイド部材6の軸心が可動コア5の軸心に対して傾いて組み付け始めたとしても、すべての支持部61が可動コア5と擦れるにしたがい当初の傾きが是正され、軸心一致に近づくように組み立てることができる。したがって、製造過程でのガイド部材6と可動コア5との芯ずれを抑制する効果が高く、ガイド部材6と可動コア5とを調心することができる。
パージバルブ1は、通常は蒸発燃料供給用通路を閉じた状態を維持し、制御装置によって電磁ソレノイド部4に通電が行われると、電磁力がスプリング47の付勢力に打ち勝って、蒸発燃料供給用通路を開いた状態にする。制御装置は、通電のオン時間とオフ時間とによって形成される1周期の時間に対するオン時間の比率、すなわちデューティ比を制御して電磁ソレノイド部4に通電を行う。パージバルブ1は、デューティコントロールバルブともいう。この通電制御により、蒸発燃料供給用通路を流通する蒸発燃料の流量(パージ量)を調節することができる。
パージバルブ1は、蒸発燃料である流体の通路を形成するハウジングを備える。ハウジングは、流体の供給を受ける入力ポート20を有し可動コア5、電磁ソレノイド部4およびガイド部材6等が収容される入力側ハウジング2と、出力ポート30を形成する出力側ハウジング3と、を備える。
出力側ハウジング3は、入力ポート20とは反対側に位置する入力側ハウジング2の上部開口を覆うフランジ部31を備える。出力側ハウジング3は、フランジ部31に対して両側の一方に突出する筒状部である出力ポート30と、他方に突出する筒状部32と、を有する。筒状部32は、可動コア5が開弁状態に作動したときに蒸発燃料が入力ポート20側から流入する通路を内部に有する。この通路は、通路断面積が下流に向かうほど拡大するように形成されている。
フランジ部31は、入力側ハウジング2において上部側開口から全周にわたって放射状に突出するフランジ部21に重ね合わされた状態で一体に接合される。この接合は、例えば、レーザ照射によって樹脂を溶融させ両者を接着することにより実施される。このようにフランジ部31とフランジ部21とが一体に接合されることにより、内部を流通する流体が外部に漏れ出ないように入力側ハウジング2と出力側ハウジング3とを結合している。
筒状部32は、ガイド部材6を形成する材料からフッ素系樹脂を除いた樹脂材料で形成されている。したがって、筒状部32を形成する材料は、フッ素系樹脂を含有しない樹脂である点がガイド部材6に対して相違している。例えば、筒状部32は、前述したようにテフロンを含有するナイロンで形成できるガイド部材6に対して、ナイロンで形成することができる。ガイド部材6は、摺動関係にある可動コア5との間の摩擦抵抗を小さくでき、可動コア5の円滑な摺動に寄与することができる。
筒状部32の先端面は、ガイド部材6と一体に接合されている。したがって、出力側ハウジング3とガイド部材6とは一つの部材を構成する。ガイド部材6は、可動コア5の弁部50が着座する弁座60aを備える。したがって、ガイド部材6は、可動コア5を摺動可能に支持する機能と、可動コア5とで閉弁状態を構成するバルブシートとしての機能とを併せ持つ。
出力側ハウジング3はガイド部材6と一体となった状態で入力側ハウジング2に接合される。したがって、ガイド部材6が可動コア5の外周面を支持するようにセットされて、ガイド部材6と一体となった筒状部32が入力側ハウジング2の内部に収められた状態で、フランジ部31とフランジ部21とが接合される。出力側ハウジング3とガイド部材6との接合は、例えば、レーザ照射によって樹脂を溶融させ両者を接着することにより実施することができる。
ハウジングは、可動コア5とは軸方向の反対側に設置されるステータコア45を内蔵している。ステータコア45は、シャフト部材43を固定するとともに、外嵌めされる電磁ソレノイド部4に組み付けられている。ステータコア45、シャフト部材43、および可動コアは、軸心が同軸をなすように設置されている。ステータコア45は磁気を通す材質で構成されている。シャフト部材43は磁気を通さない材質で構成されている。
弁座60aは、ガイド部材6の環状壁部60の内周側部に相当する部位であり、弁部50に対向する。環状壁部60は、筒状部32に一体になっている部位であり、中央部に、出力ポート30に通じる通路が形成されている。環状壁部60に形成された通路と筒状部32の通路とは、軸心が同軸をなすように設けられている。環状壁部60において弁座60aとなる内周側部は、周囲よりも弁部50側に突出する形状である。したがって、可動コア5が弁座60a側に近づくと、弁部50は最初に弁座60aに接触し、可動コア5はそれ以上は下流側に変位しない。
可動コア5が軸方向に移動して弁部50が弁座60aから離間した開状態では、入力ポート20の通路と出力ポート30の通路とが連通し、蒸発燃料が流通可能になる。可動コア5が軸方向に移動して弁部50が弁座60aに着座する閉状態では、弁部50の端面が環状壁部60の内周側部に接触するため、入力ポート20の通路と出力ポート30の通路とが遮断されることになる。このように弁部50が弁座60aに着座した状態では環状壁部60に形成された通路が閉じられて入力ポート20から出力ポート30への流体の流通が遮断される。
可動コア5は、環状壁部60に形成された通路を介して入力ポート20から出力ポート30への作動流体の流通を許可する開状態と、作動流体の流通を阻止する閉状態とにわたってその軸方向位置が制御されることで、環状壁部60の通路を開閉する。可動コア5は磁気を通す材質、例えば磁性材料で構成されている。
可動コア5は、上部側でもある下流側に位置する弁部50となる円盤状部と、ガイド部材6の複数の支持部61が外接する筒壁部51と、を有する筒状体である。可動コア5の円盤状部とシャフト部材43の中程の大径部との間には、付勢部材の一例であるスプリング47が介装されている。スプリング47は、可動コア5を弁座60a側に押す付勢力を常時作用させている。可動コア5には円盤状部とは反対側の端部に開口端が形成されている。可動コア5は、筒壁部51の外周面と複数の支持部61の内壁面とが接触しながらガイド部材6に対して軸方向に摺動可能である。
電磁ソレノイド部4は、ヨーク41、ボビン44、コイル42、ステータコア45、可動コア5、シャフト部材43、スプリング47、プレート46、コネクタ等を備えて構成される。
コネクタは、ヨーク41の側方に位置するように設けられる。コネクタは、コイル42を通電するために設けられており、内部のターミナル端子は、コイル42と電気的に接続されている。電磁ソレノイド部4は、コネクタによってターミナル端子を電流制御装置等に電気的に接続することにより、コイル42に通電する電流を制御できる。
ボビン44は、樹脂材により円筒状に形成され、ヨーク41の内側に設けられている。コイル42は、ボビン44の外周面に巻回されている。ヨーク41、プレート46は、磁気を通す材質、例えば磁性材料で構成されている。
ヨーク41は、ボビン44の軸方向端部を支持し、コイル42の外周側を覆うようにして設けられている。ボビン44は、ガイド部材6の支持部61、可動コア5、シャフト部材43、ステータコア45を内側に収容した状態で、これらと同軸状に設けられている。
ヨーク41は、図3等に示すように、平板状の細長い部材をU字状に折り曲げたような形状をなす。ヨーク41は、U字状をなす部材の中間部に圧入された状態のステータコア45を支持する。ヨーク41は両端部でプレート46に係合して一体になっている。ヨーク41はU字状をなす部材の両端部に、2個で一組の爪部410をそれぞれ備える。一組の爪部410は間隔をあけて並ぶように立設している。一組の爪部410は、爪部410と爪部410とが押し広げられた状態にかしめられて各係孔部460に固定される。プレート46とヨーク41はこのような固定構造によって係合し、一体になっている。
プレート46は、外形が矩形状である平板であり、中央部で可動コア5、ガイド部材6を支持し、両端部でヨーク41と結合している。プレート46は、両端部にそれぞれ設けられた係孔部460と、中間部に設けられた円形状をなす開口部と、を備える。中間部に設けられた開口部は、可動コア5の外周面に沿う形状に開口する内周縁をなす第1ガイド部461と、それぞれ支持部61の外形に沿う形状に開口する内周縁をなす複数の第2ガイド部462と、によって形成されている。複数の第2ガイド部462は、プレート46の中間部に設けられた開口部において複数の支持部61に対応する位置に間隔をあけて設けられている。第2ガイド部462は、プレート46に設けられた開口部の中心に対して、第1ガイド部461よりも支持部61の半径方向長さ分、離れた位置に設けられている。
複数の第2ガイド部462と第1ガイド部461とがなす開口部には、筒壁部51を外側から支持部61によって支持するガイド部材6と可動コア5とがなす一体物が挿通されている。第1ガイド部461は、内挿された状態の可動コア5の外周面を外側から支持するようにガイドする。第1ガイド部461と可動コア5の外周面との間に、可動コア5がガイド部材6に対して軸方向に摺動可能となる程度の摩擦抵抗が形成される状態で、第1ガイド部461は可動コア5の外周面を支持している。第2ガイド部462は、内挿された状態の支持部61の外周面を外側から支持するようにガイドする。第1ガイド部461と可動コア5の外周面との間には、磁気効率に影響を与えないようなわずかな隙間が形成されている。
したがって、プレート46は、可動コア5がガイド部材6に対して軸方向にスムーズに摺動できる状態にこの一体物を支持している。この構成により、ヨーク41と一体であるプレート46とガイド部材6とによりもたらされるガイド機能によって、ヨーク41に固定されたステータコア45に対して、可動コア5が同軸になるように組み立てることができる。
パージバルブ1では、電磁ソレノイド部4のコイル42への通電によって、ステータコア45、可動コア5、プレート46およびヨーク41を通る磁気回路が形成される。可動コア5からプレート46における第2ガイド部462に至る経路は、磁気を通しにくい樹脂材料で構成される支持部61が存在するため、磁性材料と磁性材料との距離が長くなり、磁気が流れにくい。一方、可動コア5からプレート46における第1ガイド部461に至る経路は、磁性材料で構成される、可動コア5の外周面とプレート46とが近接しているため、磁気が流れやすい経路であり、磁気効率を高めることができる。
パージバルブ1の製造工程において出力側ハウジング3を入力側ハウジング2に組み付ける前に、入力側ハウジング2の内部にはプレート46、ヨーク41、ステータコア45、シャフト部材43、スプリング47および可動コア5等が一体になって収容されている。このとき、可動コア5は第1ガイド部461の内側に収まる状態でプレート46に保持されている。次に出力側ハウジング3を入力側ハウジング2に組み付ける際には、第2ガイド部462の内側に支持部61を合わせるように位置合わせした状態から、ガイド部材6をステータコア45側に移動させる。出力側ハウジング3のフランジ部31が入力側ハウジング2のフランジ部21に当接するまで深く移動させると、複数の支持部61はステータコア45を支持するようになる。この状態は、図1や図3に図示する状態であり、出力側ハウジング3と入力側ハウジング2とが適正に組み付けたことになる。そして、フランジ部31とフランジ部21との接触部を例えば、レーザ照射によって樹脂を溶融させると、両者が一体に接合されて、出力側ハウジング3と入力側ハウジング2との組立てが完了する。
電磁ソレノイド部4の非通電時には、可動コア5がスプリング47のばね力によって弁座60a側に付勢されることにより、弁部50は弁座60aに接触して閉弁状態を保っている。この閉弁状態では、環状壁部60が形成する通路は閉じられ、入力ポート20の内部通路と出力ポート30の内部通路との連通が遮断されるため、蒸発燃料は、内燃機関側には流れない。
電磁ソレノイド部4のコイル42に通電すると、ヨーク41、可動コア5、プレート46、およびステータコア45により形成された磁気回路に磁束が発生する。この磁束に伴う磁力により、可動コア5はステータコア45側に向かって軸方向に吸引され、スプリング47の付勢力に抗してステータコア45側に移動する。このとき、弁部50は弁座60aから離れるので、環状壁部60が形成する通路は開く。この状態では、入力ポート20の内部通路と出力ポート30の内部通路との連通が許容され、蒸発燃料は内燃機関に向けて流れる。このようにコイル42に通電する電流をON/OFFする制御により、内燃機関に向けて供給する蒸発燃料の流量を制御することができる。
次に、第1実施形態のパージバルブ1がもたらす作用効果について説明する。パージバルブ1は、作動流体が流通する通路を内部に有するハウジングと、通路を開閉する弁部50と、開状態と前記閉状態とを切り換えるために可動コア5を駆動する駆動力を発生する電磁ソレノイド部4と、磁気を通す材料で形成される可動コア5とを備える。可動コア5は弁部50を一体に有する。パージバルブ1は、さらに、弁座60aが形成され樹脂材料で構成されるガイド部材6と、磁気を通す材料で形成され、開口部に挿通された状態の可動コア5およびガイド部材6を支持するプレート46と、を備える。ガイド部材6は、可動コア5の外周面に近接または接触する複数の支持部61を有して可動コアを軸方向に摺動可能に支持する。プレート46に設けられた開口部は、複数の支持部61の外周および隣り合う支持部61の間における可動コア5の外周に沿う形状に開口する。
このパージバルブ1によれば、弁座60aを有するガイド部材6によって、弁部50を有する可動コア5を摺動可能に支持するため、バルブシール面と摺動のためのガイド部とを一体化した部品構成によって構築することができる。これにより、弁座60aの軸心に対して弁部50の軸心が傾いた状態でパージバルブ1が動作してしまうことを抑制することができる。したがって、パージバルブ1は、弁洩れ要因を減じることができ、弁座60aと弁部50とが形成するシール部を適正に動作させることに寄与する。
さらにパージバルブ1は磁気を通しにくい樹脂材料からなるガイド部材6によって可動コア5を支持するため、支持する部分が可動コア5の外周の全周である場合には、可動コア5とプレートとの間に磁気が通りにくい。パージバルブ1は、複数の支持部61によって可動コア5を摺動可能に支持するため、可動コア5の周囲において磁気が通りにくい部分の体積を小さくすることができる。この構成、作用により、可動コア5の周囲に磁気経路の逃し部を大きく形成できるとともに、ガイド部材6による可動コア5への支持機能も確保することができる。以上のようにパージバルブ1は、磁気回路において可動コア5とプレート46との間に磁気効率が高い経路を広範囲に形成できるので、可動コア5に対するガイド機能と磁気効率との両立を図ることができる。
可動コア5は金属で形成される。ガイド部材6は、少なくとも支持部61において、フッ素系樹脂が含有された樹脂材料で形成される。この構成によれば、摺動する関係にある、可動コア5とガイド部材6との間の摩擦抵抗を低減できるので、金属で構成される可動コア5の表面に摩擦抵抗を低減するための表面処理を施すことを不要にできる。支持部61における摩擦抵抗を低減できるガイド部材6は、フッ素系樹脂が含有された樹脂材料を金型等で成形することによって製造できるので、可動コアの表面に前述の表面処理を施す場合に比べて製造コストの低減に貢献できる。
ガイド部材6は、可動コア5の外周面に近接または接触する4個以上の支持部を有して可動コア5を軸方向に摺動可能に支持する。これによれば、可動コア5の周囲において支持部61が存在する部位を除く磁気経路が高い部分を分散して設けることができる。さらに、周方向に間隔をあけて4個以上の支持部61を配置することにより、ガイド部材6で可動コア5を支持する製造工程における偏った組付けを是正でき、可動コア5の軸心とステータコア45の軸心とのずれを抑制できるパージバルブ1を提供できる。
ガイド部材6は、パージバルブ1のハウジングに含まれる出力側ハウジング3に一体に設けられる。このガイド部材6は、別部品である出力側ハウジング3に接合される構成でもよいし、出力側ハウジング3の一部であって一つの部品を構成するものでもよい。この構成によれば、バルブシール面と摺動のためのガイド部とをハウジングに一体化することにより、ハウジングを適正に組み立てることでガイド部材6を所望位置に設置しやすくなる。したがって、製造工程におけるハウジングの適正な組み立てによって、ガイド部材6による適正なガイド機能発揮を実現することができる。
ガイド部材6は支持部61の内側壁面に内側に凸となる曲面を有する。この構成によれば、ガイド部材6の円筒度を出す型修正がやりやすくなる。また、複数の支持部61がステータコア45と可動コア5との両方に曲面で接触するため、ガイド部材6をステータコア45および可動コア5のそれぞれと調心するように設置できる。したがって、支持部61の内側壁面に曲面を形成する構成は、ステータコア45に対する可動コア5の芯ずれを抑制することに寄与する。
プレート46は、支持部61および可動コア5が挿通されている開口部の両側においてヨーク41に結合される。複数の支持部61は、ヨーク41に固定されているステータコア45に圧入された状態で可動コア5の外周面に近接または接触する。この構成によれば、ステータコア45を基準として、プレート46によって支持部61の位置を設定でき、支持部61によって可動コア5の位置を設定できる。したがって、ステータコア45の軸心に対する可動コア5の軸心のずれを抑制可能なパージバルブ1を提供できる。
(第2実施形態)
第2実施形態について、図8および図9を参照して説明する。第2実施形態は、支持部161の断面形状が第1実施形態と相違する。第2実施形態で特に説明しない構成、作用、効果については、第1実施形態と同様であり、以下、第1実施形態と異なる点についてのみ説明する。
図8および図9に図示するように、ガイド部材の支持部161は、可動コア5の外周面に対向する内側壁面に可動コア5の外周面に沿う形状の曲面を有する。この曲面は、径外側に凹となる曲面である。支持部161は、第1実施形態の支持部61と同様の作用、効果を奏する。
第2実施形態の支持部161によれば、支持部161の内側壁面は径外側に凹となる曲面が形成されるので、支持部161の内側壁面と可動コア5の外周面との摺動部の面積を大きくできる。これにより、互いに擦れ合う摺動部の面積が大きくなるので、局部的な摩耗を抑制することができ、ガイド部材6の耐久性を向上でき、長くガイド性能を維持することができるパージバルブが得られる。
(他の実施形態)
この明細書の開示は、例示された実施形態に制限されない。開示は、例示された実施形態と、それらに基づく当業者による変形態様を包含する。例えば、開示は、実施形態において示された部品、要素の組み合わせに限定されず、種々変形して実施することが可能である。開示は、多様な組み合わせによって実施可能である。開示は、実施形態に追加可能な追加的な部分をもつことができる。開示は、実施形態の部品、要素が省略されたものを包含する。開示は、ひとつの実施形態と他の実施形態との間における部品、要素の置き換え、または組み合わせを包含する。開示される技術的範囲は、実施形態の記載に限定されない。開示される技術的範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味および範囲内での全ての変更を含むものと解されるべきである。
前述の実施形態における出力側ハウジング3とガイド部材6とは、別体の部品同士をレーザ照射によって樹脂を溶融させて接着して一体化する構成に限定されない。出力側ハウジング3とガイド部材6は、金型成形を用いて一つの部品として成形してもよい。この場合、出力側ハウジング3とガイド部材6とは、二色成形により、材質が異なる部分や含有物が異なる部分として形成することができる。
前述の実施形態において、ヨーク41は係合によってプレート46と一体になっているが、ヨーク41とプレート46の結合に係る構成はこの形態に限定されない。
前述の実施形態において、ガイド部材6が備える複数の支持部は、4個であるが、その個数は限定されない。ガイド部材6が備える支持部は、可動コア5を軸方向に摺動可能に保持できる構成であれば、その個数が2個、3個または5個以上であってもよい。したがって、ガイド部材6は、可動コア5の外周面に近接または接触する2個以上の支持部を有して可動コア5を軸方向に摺動可能に支持する。これによれば、可動コア5の周囲において2個以上の支持部61が存在する部位を除く磁気経路が高い部分を分散して設けることができる。
前述の実施形態において、可動コア5は弁部50を一体に有しているが、可動コアと弁部は別個の部品として構成されてもよい。この場合、弁部を含む部品は可動コアの軸方向移動に伴って変位するとともに、弁座60aを有するガイド部材6によって軸方向に変位可能に支持される。
2…入力側ハウジング(ハウジング)
3…出力側ハウジング(ハウジング)
4…電磁ソレノイド部、 5…可動コア
6…ガイド部材、 46…プレート
50…弁部、 60a…弁座
61,161…支持部
461…第1ガイド部(開口部)
462…第2ガイド部(開口部)

Claims (7)

  1. 作動流体が流通する通路を内部に有するハウジング(2,3)と、
    弁座(60a)から離間して前記作動流体の流通を許可する開状態と前記弁座に接触して前記作動流体の流通を阻止する閉状態とに切り換えるように前記通路を開閉する弁部(50)と、
    磁気を通す材料で形成され、前記弁部を一体に有する可動コア(5)と、
    前記開状態と前記閉状態とを切り換えるために前記可動コアを駆動する駆動力を発生する電磁ソレノイド部(4)と、
    前記弁座が形成され樹脂材料で構成されるガイド部材であって、前記可動コアの外周面に近接または接触する複数の支持部(61,161)を有して前記可動コアを軸方向に摺動可能に支持するガイド部材(6)と、
    磁気を通す材料で形成され、複数の前記支持部の外周および隣り合う前記支持部の間における前記可動コアの外周に沿う形状に開口された開口部(461,462)を有して、前記開口部に挿通された状態の前記ガイド部材を支持するプレート(46)と、
    を備える電磁弁。
  2. 前記可動コアは金属で形成され、
    前記ガイド部材は、少なくとも前記支持部において、フッ素系樹脂が含有された樹脂材料で形成される請求項1に記載の電磁弁。
  3. 前記ガイド部材は、前記可動コアの外周面に近接または接触する2個以上の前記支持部を有して前記可動コアを軸方向に摺動可能に支持する請求項1または請求項2に記載の電磁弁。
  4. 前記ガイド部材は、前記ハウジングに一体に設けられる請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の電磁弁。
  5. 前記支持部(61)は、前記可動コアの外周面に対向する内側壁面に内側に凸となる曲面を有する請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の電磁弁。
  6. 前記支持部(161)は、前記可動コアの外周面に対向する内側壁面に前記可動コアの外周面に沿う形状の曲面を有する請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の電磁弁。
  7. 前記プレートは、前記開口部の両側においてヨーク(41)に結合され、
    複数の前記支持部は、前記ヨークに固定されているステータコア(45)に圧入された状態で前記可動コアの外周面に近接または接触する請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の電磁弁。
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