JP2017160688A - 天井化粧パネル - Google Patents
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Abstract
Description
即ち、合成樹脂発泡体は、その材質や作り方などにもよるが、ウェルドラインなどのような外観不良を有しているものが多く、このウェルドラインが天井化粧パネルの表面に凹凸として現れてしまう。特に、天井に設置されている照明の光が天井化粧パネルの小口方向から照射されるため、ウェルドラインの凹凸が陰影を作って一層目立つので、合成樹脂発泡体は、天井化粧パネルなどの内装パネルとして使うのには向いていなかった。
合成樹脂発泡体層と、
該合成樹脂発泡体層の少なくとも室内側の面に接着剤層を介して取付けられているアルミ箔層と、を有する天井化粧パネルにおいて、
前記アルミ箔層の表面に接着剤層を介して受像層が取付けられており、
該受像層に対して、前記合成樹脂発泡体層のウェルドラインに沿った方向性を有する図柄の模様が設けられていることを特徴とする。
図1〜図10A、図10Bは、この実施の形態を説明するためのものである。
合成樹脂発泡体層2と、
この合成樹脂発泡体層2の少なくとも室内側の面に接着剤層3を介して取付けられているアルミ箔層4と、を有するものとする。
密度が20〜40kg/m3、
厚さが5〜30mm、
重さが0.13〜1.4kg/m2、
熱伝導率が、0.015〜0.028W/mK、
熱抵抗値(厚さ×熱伝導率)が、0.50〜2.0m2・K/W、より好ましくは1.0m2・K/W以上、
吸水量が5.0g/100cm2以下、より好ましくは2.0g/100cm2以下
とするのが好ましい。
(a)フェノール樹脂発泡体の熱伝導率が0.018W/mKのとき
天井化粧パネル1:最小厚さ18mm(0.52kg/m2)となり、
更に、面材上にアルミ箔(0.08〜0.6kg/m2)と、
水酸化アルミ紙(0.05〜0.2kg/m2)とを積層した場合には、
0.65〜1.32kg/m2となる。
(b)フェノール樹脂発泡体の熱伝導率が0.020W/mKのとき
天井化粧パネル1:最小厚さ20mm(0.57kg/m2)となり、
更に、面材上にアルミ箔(0.08〜0.6kg/m2)、
水酸化アルミ紙(0.05〜0.2kg/m2)とを積層した場合には、
0.7〜1.37kg/m2となる。
なお、天井化粧パネル1に不燃性を付与するためには、アルミ箔層4に替えて、ケイ酸マグネシウム板またはガラス繊維混入ケイ酸マグネシウム板を用いても良く、アルミ箔層と水酸化アルミニウム紙層の積層体などとしても良い。また、その厚さとしては、0.8〜1.5mmのものを用いることが好ましい。
そして、図1や図5〜図7などに示すように、この受像層22に対して、上記合成樹脂発泡体層2のウェルドライン14に沿った方向性を有する図柄の模様23が設けられる。
例えば、熱硬化性樹脂であるウレタンフォームやフェノールフォームを製造する方法として、スラットと呼ばれる可動式の金型を複数連結した型内に樹脂を吐出して発泡体を成形するスラット型ダブルコンベアを用いて製造する方法(例えば、特開昭57−91244号公報や、特開平11−216830号公報)が知られているが、スラット型ダブルコンベアを用いて製造すると、スラット痕と呼ばれるスラットの連結部分に由来する凹凸が生じる(特開平11−216830号公報の図4)。このスラット痕は、ウェルドライン14の方向25と直交する方向に形成され、天井化粧パネル1においてはこのスラット痕もウェルドライン14と同様に外観不良となるため、このスラット痕の隠蔽に、上記の実施形態で説明した発明を用いても良い。
具体的には、スラット痕はウェルドライン14の方向25と直交する方向に形成されるため、図9のパターン41を90°傾けた配置とする。
より具体的には、矩形のパターン41を、スラット痕の方向が分かるような向きに揃えた状態(即ち、点26や線27がスラット痕の方向と平行になるよう配置された状態)で、且つ、パターン41の辺の向きをスラット痕の方向と平行にして、スラット痕の方向およびスラット痕の方向と直交する方向に沿って繰り返し配するようにする。
言い換えると、スラット痕の方向と平行な2辺と、スラット痕の方向と直交する2辺の4辺からなる矩形のパターン41が、スラット痕の方向と平行な方向に複数配置された天井化粧パネル1において、複数のパターン41のスラット痕の方向と平行な辺(線分)が連続して形成される直線が、パターン41のスラット痕の方向と直交する方向の辺(線分)と交点を持たない様に配置されている、ことを意味している。
2 合成樹脂発泡体層
3 接着剤層
4 アルミ箔層
14 ウェルドライン
21 接着剤層
22 受像層
23 模様
25 方向
31 指標
41 パターン
Claims (3)
- 合成樹脂発泡体層と、
該合成樹脂発泡体層の少なくとも室内側の面に接着剤層を介して取付けられているアルミ箔層と、を有する天井化粧パネルにおいて、
前記アルミ箔層の表面に接着剤層を介して受像層が取付けられており、
該受像層に対して、前記合成樹脂発泡体層のウェルドラインに沿った方向性を有する図柄の模様が設けられていることを特徴とする天井化粧パネル。 - 請求項1に記載の天井化粧パネルにおいて、
前記模様は、ウェルドラインの方向に沿った点状または線状の少なくとも一方の指標を有していることを特徴とする天井化粧パネル。 - 請求項1に記載の天井化粧パネルにおいて、
前記模様は、ウェルドラインに沿った方向性を有する図柄を備えたパターンを、ウェルドラインの方向に沿って繰り返し配したものであることを特徴とする天井化粧パネル。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2021095714A (ja) * | 2019-12-16 | 2021-06-24 | 大建工業株式会社 | 天井材、天井構造及びその施工方法 |
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- 2016-03-10 JP JP2016046533A patent/JP6698385B2/ja active Active
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