JP2017160584A - 部分整経ビーム及び組立デバイス用のクリール - Google Patents

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Abstract

【課題】組立のためのかせ糸の準備がスムーズかつ効果的に運ぶようにする部分整経ビーム及び組立デバイス用のクリールを提供する。
【解決手段】コア2と、コアの両側に2つの側面フランジ3、4とを備える部分整経ビーム1であって、部分整経ビームがクランプバー6を備え、側面フランジ3と側面フランジ4との間にクランプバーを固定可能とするための固定装置が設けられた部分整経ビーム及び、部分整経ビームを受けるための少なくとも1つの整経ビーム用取付具と、クリール出口とを備える組立デバイス用のクリールであって、整経ビーム用取付具とクリール出口に少なくとも1つのクランプバー容器を有する輸送デバイスが配置される、クリール。
【選択図】図1

Description

本発明は、コアと、コアの両端にそれぞれ1つずつ設けられる2つの側面フランジと、クランプバーとを備える部分整経ビームに関するものである。
また本発明は、このタイプの部分整経ビームを取り付けるための少なくとも1つの整経ビーム用取付具と、クリール出口とを備える組立デバイス用のクリールに関するものである。
少なくとも2つ、しかし典型的にはそれ以上の数の部分整経ビームから引き出されるかせ糸(yarn skein)が組立デバイスにて、1つにまとめられて1つの整経ビームが形成される。この1つにまとめられる過程において、まだ処理されていないかせ糸に対して、例えばサイジングを施すことが可能である。
かせ糸を1つにまとめるために、複数の部分整経ビームを組立デバイスの入口の前に配置されるクリールに取り付ける必要がある。組立工程の準備のため、各部分整経ビームからかせ糸を引き出して組立デバイスの入口に引き込まなければならない。このことは、通常、オペレータによって、1つの部分整経ビームに配置されているこれらの糸から2つの束を形成し、各部分整経ビームからのすべての糸は2つの手で得ることが出来る。次いで、これらの糸の束はオペレータにより組立デバイスの入口まで引き寄せられる。この場合、これらの糸が牽引の側面方向の成分、即ち、かせ糸の長手方向に対して横断方向に作用する牽引力の成分による影響を受けてしまうことは実際問題として避けることはできない。
このことは、各部分整経ビームの糸のうちのある一定長さの糸を利用することができないということを意味する。
さらに、この準備作業は、労力と時間の点において比較的高価なものである。部分整経ビームにブレーキがかかっていない場合でさえ、部分整経ビームから糸を引き出し、且つ組立デバイスの入口の適切な位置まで糸を運んで来るにあたって、人手による相当な牽引力を必要とする。
本発明は、組立のためのかせ糸の準備がスムーズかつ効果的に運ぶようにするという目的に基づくものである。
本発明の目的は、冒頭で言及したタイプの部分整経ビームの助けを用いて達成される、即ちクランプバーと、このクランプバーを2つの側面フランジの間に固定可能とする固定装置とを有する部分整経ビームにより達成される。
クランプバーとは補助部材であって、該補助部材によって、部分整経ビームのかせ糸が部分整経ビームの総幅に亘って得られ、固定される。このクランプバーを用いることにより、かせ糸に横断方向の力が作用しないように束ねることなくかせ糸を引き出すことを可能とする補助が利用可能となる。かせ糸は例えばジャミング(jamming)によりクランプバーに固定されることが可能となるものの、他の可能性も考えられている。固定装置を用いることにより、クランプバーを2つの側面フランジの間に固定することが可能となっている。このことは、部分整経ビームの生成終了時においてクランプバーはかせ糸に既に接続され、いわば部分整経ビームのさらなる取り扱いの邪魔になることなく部分整経ビームに留めておくことを可能とする長所を有している。このことは、側面フランジに沿って部分整経ビームをころがすというよく見る光景の場合にも当てはまる。クランプバーは、側面フランジの外周縁よりも内側に位置し、換言すると、外周縁よりも外側には突出しないようになっている。次いで、部分整経ビームをクリール内に配置すると、固定装置を外すだけでかせ糸をその総幅を維持したまま引き出すことが可能となる。
好ましくは、固定装置はクランプバーの一部として構成される。従って、2つの側面フランジとコアとを備える部分整経ビームは、比較的単純な従来構造を有していてもよい。もはやクランプバーが必要でなくなった時には、クランプバーを部分整経ビームから固定装置と一緒に取り除くことが可能である。従って、部分整経ビームからかせ糸が引き出されている際に、固定装置が妨げになるということは発生しない。
好ましくは、固定装置はクランプバーの長さを変更する装置を有している。クランプバーを部分整経ビームに固定するにあたっては、クランプバーが2つの側面フランジ間に引掛る(jam)までクランプバーを伸ばすだけでよい。
好ましくは、固定装置は、クランプバーと2つの側面フランジとの間のクランプ力を生成するクランプ力生成装置として構成される。従って、クランプバーは、クランプ力を用いて、すなわち摩擦により2つの側面フランジの間に保持される。このように、取り扱いが簡単となるような設計となっている。
好ましくは、ここではクランプ力生成装置はスプリング組立体を有する。スプリング組立体は、例えばクランプバーの長手方向、すなわち部分整経ビームのかせ糸の幅方向に付勢されるようになっていてもよい。クランプバーを部分整経ビームに固定する際は、クランプバーの長手方向に沿ってクランプバーに幾分圧縮力を加え、クランプバーを2つの側面フランジの間に配置した後で圧縮力を取り除く。このようにして、クランプバーが部分整経ビームに十分にしっかりと固定される。
好ましくは、クランプバーには、その両端に夫々1つのゴム弾性材製の末端部材が設けられる。このタイプの末端部材を用いることにより、比較的大変な努力を必要とすることなくクランプバーと2つの側面フランジとの間の摩擦を増大させることが可能となる。
また本発明の目的は、少なくとも1つのクランプバー容器を有する輸送デバイスが少なくとも1つの整経ビーム用取付具とクリール出口との間に配置される、冒頭に記載のタイプのクリールにより達成される。
従って、部分整経ビームから組立デバイスの入口までかせ糸の先端を運ぶことは、輸送デバイスによりスムーズかつ効果的に行えるようになる。この目的を達成するためには、クランプバーを輸送デバイスのクランプバー容器に挿入または配置して輸送デバイスを作動させるだけで、かせ糸が固定されたクランプバーを輸送デバイスが部分整経ビームから組立デバイスの入口まで運ぶ。
ここでは、クランプバー容器が互いに開口を向けた2つの相互に対向するポケット要素を有していることが好ましい。そのため、クランプバーが、その長手方向にある両端部で保持され、ひいてはその長手方向にあるかせ糸の2つの縁部に保持される。次いで、輸送デバイスがその牽引力をクランプバーに対して及ぼし、このクランプバーにより、かせ糸を所望の体勢(alignment)に保持することが可能となっている。好ましくは、この体勢とは、かせ糸の糸の側面(profile)に対して直角となる体勢のことである。このようにして、かせ糸の糸はすべて一様なストレスを受けるようになり、妨げになるような張力がかせ糸の糸に生じることはない。
好ましくは、ポケット要素は牽引部材、具体的にいえばチェーンに配置されており、各牽引部材は、少なくとも1つの整経ビーム用取付具からクリール出口へと向かう方向に移動可能な部分を有している。従って、牽引部材のこれらの部分は、ポケット要素を部分整経ビームからクリール出口、ひいては組立デバイスの入口まで運ぶようになっている。
ここでは、牽引部材は回転する牽引部材として構成されることが好ましい。従って、牽引部材にとって1つの方向に向けて作用するようになっている1つのドライブがあれば十分である。牽引部材としてチェーンが用いられる場合、当該チェーンは、共通の軸により相互に連結される2つのスプロケットによりガイドされるようになっていてもよい。軸はモータ、例えば電動機により駆動されるようになっていてもよい。
好ましくは、複数のポケット要素が少なくとも1つの整経ビーム用取付具とクリール出口との間の方向に連続して配置され、これら連続して配置される複数のポケット要素の間の牽引部材が横断方向のステイ部材により相互に連結されるようになっている。輸送デバイスが1つを超える数のクランプバーを同時に受け入れることができ、これら1つを超える数のクランプバーを整経ビーム用取付具からクリール出口へ引くことができるようにクリールが複数の整経ビーム用取付具を有している場合、複数のポケット要素があると非常に便利である。しかしながら、1つの整経ビーム用取付具しかない場合であっても複数のポケット要素があれば利点となる。というのは、ポケット要素が整経ビーム用取付具の近くにある可能性がより高くなるからである。横断方向のステイ部材により、クランプバーの両側に位置する輸送要素の側面方向の安定性が担保される。
好ましくは、輸送デバイスは整経ビーム用取付具の重力方向下方に配置される。このことは複数の利点を有している。1つの利点は、かせ糸が固定されているクランプバーをオペレータが輸送デバイスに配置する際、かせ糸が固定されているクランプバーを引き上げる必要がないことである。他の利点は、1つ以上のかせ糸を容易に観察することできる床の領域に1つ以上のかせ糸を輸送することによって、牽引プロセスやその後の巻かれているものを解くプロセスを容易に観察することが可能となることである。
好ましくは、クリール出口の領域に位置する輸送デバイスは鉛直方向に延びる部分を有している。クリール出口ではかせ糸のチェックがしばしば必要である。多くの場合、かせ糸の糸を処理することも望まれる。輸送デバイスが鉛直方向に延びている場合、かせ糸が固定されたクランプバーも鉛直方向に引かれ、輸送デバイスの鉛直方向に延びる部分にあるかせ糸の部分も鉛直方向に輸送される。
以下で、図面を参照しながら好ましい例示的な実施形態を用いて本発明を説明する。
部分整経ビームを示す図である。 クランプバーが固定されるかせ糸を示す図である。 クランプバーの端部を概略的に示す図である。 整経ビーム用取付具内の部分整経ビームを示す図である。 複数の部分整経ビームを有するクリールを概略的に示す図である。 輸送デバイスを部分的に示す図である。 クリール出口における複数のかせ糸を示す図である。
図1には、コア2と、コア2の両端にそれぞれ1つずつある2つの側面フランジ3、4とを備える部分整経ビーム1が示されている。コア2にはかせ糸5が巻きつけられている。かせ糸は、コア2の長手方向に沿って互いに隣り合って平行に配置される複数の糸から構成されている。
また、クランプバー6がコア2に対して平行に延びている。図2にさらに詳細に示されているクランプバー6は、一方の端部において、糸を部分整経ビーム1の幅方向に沿って互いに隣り合って堅固に保持し、全ての糸に対して同じように作用するようになっている。この目的のために、クランプバー6はクランプバー芯7とクランプ顎部8とを有している。かせ糸5の糸は、クランプバー芯7のまわりをU字状にガイドされて、クランプ顎部8を用いてクランプバー芯7に固定される。この固定は、かせ糸5の糸をクランプバー6に確実に堅固に保持するのに十分である。
図1から分かるように、クランプバー6は、部分整経ビームの側面フランジ3と側面フランジ4との間に固定される。この目的のために、図3にさらに詳細に示されている固定装置9が用いられている。固定装置9はクランプバー6を構成する部分、もっと詳細にいえばクランプバー芯7を構成する部分である。クランプバー6の長さ、少なくともクランプバー芯7の長さは、固定装置を用いて変更することができるようになっている。この目的のために、クランプバー芯はスプリング10を有しており、スプリング10はクランプバー芯7の中に変位可能に受容される摺動片11をクランプバー6の長手方向に対して平行に外方に向けて付勢する。一方の端部において、摺動片11はゴム弾性材製の末端部材12を支えるようになっている。また、クランプバー6の他方の端部には同様のタイプの末端部材が設けられている。
図2に示されているように、いったんかせ糸5がクランプバー6に固定されると、次いで、スプリング10の力に対抗して摺動片11がクランプバー芯7の中へと押し込まれ、クランプバーが2つの側面フランジ3、4の間に配置され、次いで、摺動片11がスプリング10の力によりクランプバー芯7から外側に再び押され、クランプバー6が2つの側面フランジ3、4の間にしっかりと確実に保持されるようになっている。ゴム弾性材製の末端部材12によりクランプバー6と2つの側面フランジ3、4との間には十分な摩擦が担保され、クランプバー6は部分整経ビーム1に確実に保持される。
クランプバー6は2つの側面フランジ3、4の外周よりも内側に配置されて、必要な場合に2つの側面のフランジ3、4上に沿って部分整経ビーム1が回転することができる。このようにすることにより、部分整経ビーム1のさらなる取り扱いの際にクランプバー6が邪魔になるようなことはない。
図4に示されているように、部分整経ビーム1を整経ビーム用取付具13に配置すると、再び摺動片11がスプリング10の力に対抗してクランプバー芯7の中へと幾分押し込まれ、2つの側面フランジ3、4の間にてクランプバー6を解放することにより、かせ糸5がその全幅を維持したまま部分整経ビーム1から引き出することが可能となる。このようにして、かせ糸の側面ストレス、すなわち、かせ糸5の糸の長手方向に対して横断方向にかかる力が回避されることになる。次いで、オペレータは、かせ糸5をクランプバーの補助を用いて取り扱い、かせ糸5を輸送デバイスへと運ぶ。このことについては下記にさらに説明されている。
図5には、複数の部分整経ビームが配置されるクリール14が概略的に示されている。このクリールは、その長手方向に対して横断方向に、すなわちかせ糸が引き出される方向に対して横断方向に2列の整経ビーム用取付具を有している。また、クリール14は、一方の列の整経ビーム用取付具の位置に現在処理中の部分整経ビーム、すなわちかせ糸を引き出し中の部分整経ビームを配置し、他方の列で部分整経ビームの配置及び準備を行うことが可能となるようにクリール14の長手方向に対して横断方向に置換可能となっている。
図5から分かるように、部分整経ビーム1から下向きにかせ糸5が引き出され、部分整経ビーム1の重力方向下方にクリール出口に向けて引かれるようになっている。上述のかせ糸5は、かせ糸5を覆う狭い通路15の下に運ばれるようになっている。
図6を参照してさらに詳細に説明される輸送デバイス16が整経ビーム用取付具13の重力方向下方に、すなわち狭い通路15の下に配置されている。
輸送デバイス16は、その2つの長手方向に延びる縁部にそれぞれ1つずつ回転するように構成されうるチェーン17を有している。各チェーン17は駆動されうるスプロケット18によりガイドされるようになっている。2つのチェーン17は横断方向ステイ部材19により相互に連結されている。
隣接する2つの横断方向ステイ部材の間ごとに、本明細書ではポケット要素20として構成されるクランプバーを受けるための1つの容器が配置されている。各ポケット要素は容器開口部21を有している。対向するポケット要素の容器開口部21は互いに向かい合っている。従って、これらのポケット要素は互いに向かい合うように開口している。
一対のポケット要素20ごとに1つのクランプバー6が配置されるようになっていてもよい。この目的のために、再びクランプバー芯7の中に摺動片11を押し込み、1対のポケット要素のポケット要素20とポケット要素20との間の間隔よりもクランプバーまたはある場合はクランプバー芯の長さを短くする。次いで、再びスプリングを緩ませ(伸ばし)てクランプバー芯7を伸ばすことにより、クランプバー6が輸送デバイス16にしっかりと受容されるようにする。スプロケット18が駆動されると、かせ糸5が固定されているクランプバー6及び各部分整経ビーム1をクリール出口22へと引くことが可能となる。この場合の牽引力はスプロケット18に接続されるドライブ(図示せず)によって加えられるようになっている。人による牽引力は不要である。かせ糸5を状況に合わせてそらしたりすることができるように、狭い通路15の下に偏向部材が配置されるようになっていてもよい。
もちろん図示されているチェーン17に代えて、他の牽引部材、例えばベルト、テープなどが用いられてもよい。
図7にて、ここではスタンドによって概略的にのみ示されるクリール出口22における輸送デバイス16は、鉛直方向に延在する部分、すなわち重力方向に沿って延在する部分を有する。本明細書では、用語「鉛直」が厳密に数学的な意味で理解されるべきではない。しかしながら、本明細書に記載のかせ糸5は、オペレータがかせ糸5をすぐに観察できるように、そして必要ならばすぐに処理及び対処できるように、クランプバー6により下から上に向けて移動されるようになっている。
クリール出口22の下流側には、全ての部分整経ビーム1からのかせ糸5が1つにまとめられる組立デバイスが配置されている。この組立デバイスにより例えばサイジングのようなさらなる処理が行われるようになっていてもよい。
図示されているクリールを用いることにより、バッチの変更が比較的大変な肉体的努力を強いられることなく比較的短時間で行うことが可能となる。クランプバー6をとともに準備される部分整経ビーム1を整経ビーム用取付具13に配置する必要がある。かせ糸5が固定されているクランプバーはクランプバーが輸送デバイス16に到達するまで下方に向けて引き下げればよい。これらのクランプバーは、輸送デバイス16に設けられているポケット要素20に取り付けられる。クランプバーがすべてそれぞれのポケット要素20に配置されるとすぐ、輸送デバイス16が作動され、人の力を必要とすることなく輸送デバイス16が、全てのかせ糸5をクリール出口22へ、次いで、そこから上方に向けて輸送し、そこでかせ糸5が取り扱い可能となる。
本明細書に記載の部分整経ビームは、現時点においてかせ糸が引き出されていない一列の整経ビーム用取付具13にすでに配置された状態になっていてもよい。そこで、これらの部分整経ビームが準備、例えばクランプバー6を輸送デバイス16に取り付けることがなされるようになっていてもよい。バッチの変更が必要な場合には、クリール全体が側面方向にずらされるだけである。

Claims (13)

  1. コア(2)と、該コア(2)の両側に1つずつ2つの側面フランジ(3、4)とを有する部分整経ビーム(1)において、
    前記部分整経ビーム(1)がクランプバー(6)を有し、該クランプバー(6)を前記2つの側面フランジ(3、4)の間に固定可能とする固定装置(9)が設けられることを特徴とする部分整経ビーム。
  2. 前記固定装置(9)が前記クランプバー(6)の一部として構成されることを特徴とする請求項1に記載の部分整経ビーム。
  3. 前記固定装置(9)が前記クランプバー(6)の長さを変更する装置(10、11)を有することを特徴とする請求項2に記載の部分整経ビーム。
  4. 前記長さを変更する装置(10、11)が前記クランプバー(6)と前記2つの側面フランジ(3、4)との間のクランプ力を生成するクランプ力生成装置として構成されることを特徴とする請求項1乃至3のうちのいずれか一項に記載の部分整経ビーム。
  5. 前記クランプ力生成装置がスプリング組立体(10)を有することを特徴とする請求項4に記載の部分整経ビーム。
  6. 前記クランプバー(6)の両端にはそれぞれ1つずつゴム弾性材料製の末端部材(12)が設けられることを特徴とする請求項1乃至5のうちのいずれか一項に記載の部分整経ビーム。
  7. 請求項1乃至6のうちのいずれか一項に記載の部分整経ビーム(1)を受けるための少なくとも1つの整経ビーム用取付具(13)と、クリール出口(22)とを備える組立デバイス用のクリール(14)において、
    前記整経ビーム用取付具(13)と前記クリール出口(22)との間に少なくとも1つのクランプバー容器を有する輸送デバイス(16)が配置されることを特徴とするクリール。
  8. 前記クランプバー容器が互いに向かい合うように開口する2つのポケット要素(20)を有することを特徴とする請求項7に記載のクリール。
  9. 前記ポケット要素(20)が、牽引部材(17)、とくにチェーンに配置され、各牽引部材が前記整経ビーム用取付具(13)から前記クリール出口(22)への方向に移動可能な部分を有することを特徴とする請求項8に記載のクリール。
  10. 前記牽引部材(17)が回転する牽引部材として構成されることを特徴とする請求項9に記載のクリール。
  11. 前記整経ビーム用取付具(13)と前記クリール出口(22)との間の方向に沿って複数のポケット要素(20)が連続して配置され、連続して配置されるポケット要素(20)の間にある前記牽引部材(17)が横断方向のステイ部材(19)により相互に連結されることを特徴とする請求項9または10に記載のクリール。
  12. 前記輸送デバイス(16)が前記整経ビーム用取付具(13)の重力方向下方に配置されることを特徴とする請求項7乃至11のうちのいずれか一項に記載のクリール。
  13. 前記輸送デバイス(16)が前記クリール出口(22)の領域において鉛直方向に延在する部分を有することを特徴とする請求項7乃至12のうちのいずれか一項に記載のクリール。
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