JP2017159535A - 粘着テープ重合体 - Google Patents

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真希子 望月
Makiko Mochizuki
真希子 望月
真依子 原
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真依子 原
彩子 井上
Ayako Inoue
彩子 井上
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【課題】 基材に様々な色や絵柄が印刷されたマスキングテープを、その美観を楽しむために目標物に貼り付ける雑貨や文房具として用いるに際し、マスキングテープが略円柱状を呈する芯材に巻回されてロール状に保管されたテープ巻回体を、利用者が欲する絵柄の種類の数に応じて複数用意する事無く、それぞれを少量ずつ用意することを可能とする粘着テープ重合体を提供する。【解決手段】 粘着テープにセパレーターを貼付してシール状物を形成し、複数のシール状物を重合させてをれらの一側端を簡易糊で貼付して粘着テープ重合体を形成するとともに、複数の絵柄の美感を楽しむために、そのような絵柄を有する複数の粘着テープ重合体を、それぞれの粘着テープ重合体を好適な位置に並ぶようにそれらの簡易糊を用いて紙材により形成された基板に貼付することで、複数のテープ巻回体を用意する事無く、複数の絵柄のマスキングテープを少量ずつ用意することが出来る。【選択図】図7

Description

本発明は、複数の粘着テープを重合させて成る粘着テープ重合体に関する。
塗装等の際に塗装しない箇所に塗料がはみ出して付着するのを防ぐために当該箇所に貼り付けて用いられる養生資材の一種である粘着テープとして、その基材が紙材により形成されたマスキングテープが知られている。
この他、マスキングテープは、テープ基材を形成する紙材の質感を活かして、装飾やラッピングに用いられたり、紙材にメモ書きしてそれを視認させたい箇所に貼り付けるといった目的で用いられたりしており、また、マスキングテープが基材に粘着力の弱い粘着剤が付されたものであれば、その粘着力の弱さを活かして仮止めテープとしても使われている。
近年、マスキングテープは、このような従来の使われ方に加えて、基材に様々な色や絵柄が印刷されたものを用いてその美観を楽しむために目標物に貼り付ける雑貨/文房具としても知られている。
マスキングテープがこのような雑貨/文房具として用いられるのであれば、その絵柄は多ければ多いほど好ましいが、絵柄を多く用意するためには、それぞれのマスキングテープが略円柱状を呈する芯材に巻回されてロール状に保管されたテープ巻回体であるなら、その様なテープ巻回体を多量に用意することになる。
他方、多種類のマスキングテープを用意してそれらの異なる絵柄の美感を楽しむために目標物に貼り付けるのであれば、一の絵柄あたりに用いるマスキングテープの量/長さは少なく/短くてもよく、このような場合に用意される当該一の絵柄のマスキングは多量に巻回されたテープ巻回体であることが求められない。むしろそのようなテープ巻回体を用意することは多量の余剰分を用意することを意味する。
加えて、このように用いられる場合、必要なマスキングテープの量/長さは概ね予測可能なものであり、目標物が予め決まっていない従来の養生資材としての用途のように必要な量/長さが予測し難いものではないから、その様な観点からも、一の絵柄のマスキングは多量に巻回されたテープ巻回体であることが求められない。
本発明は、多種類のマスキングテープを用意してそれらの異なる絵柄の美感を楽しむために目標物に貼り付けるものとして用いるに際し、少量で多種類のマスキングテープを効率的に用意することを可能にするものである。
本発明は、マスキングテープを以下のような形態とする。すなわち、基材の少なくとも片面に粘着剤が付された粘着層を有する粘着テープを重合させ、前記粘着面が少なくとも片面に合成樹脂が付された合成樹脂層を有するシートの当該合成樹脂層に貼着されてシール状物が形成され、前記シール状物の一側端に簡易糊が付され、一の前記シール状物と他の前記シール状物とが、前記簡易糊により付された、粘着テープ重合体とする。
これに加えて、一の絵柄が印刷された粘着テープ重合体と他の絵柄が印刷された粘着テープ重合体とを、紙材で形成された基板に並べて簡易糊を介して付着させることで、一枚の基板に多種類の粘着テープ重合体を納めることが出来る。
この発明の粘着テープは、前記基材から成る基材層と前記粘着剤から成る粘着層とを有する。
この発明のシートは、紙材により形成された紙材層と前記合成樹脂層とから成る。
粘着テープを一定量/長さずつ切り分けてこれを重合したとき、最上層にある粘着テープをその直下層にある粘着テープから剥がそうとすると、必ず最上層にある粘着テープがその直下層にある粘着テープから離脱するとは限らず、最上層にある粘着テープとその直下層にある粘着テープとが離脱しないまま直下層にある粘着テープがさらにその下層にある粘着テープから離脱してしまう、換言すると、複数枚の粘着テープがまとめてそれらの下層にある粘着テープから離脱してしまうことがある。
粘着テープの粘着面とシートの合成樹脂層とが接するように粘着テープとシートとを重合させてシール状物を形成し、複数のシール状物を重合させるのであれば、最上層にある粘着テープとその直下層にある粘着テープとが最上層にある粘着テープのシートを介して接するため、これらが貼付された関係を形成しないから、複数枚の粘着テープがまとめてそれらの下層にある粘着テープから離脱してしまうことが無い。
しかし、このような形態とすることで、複数のシール状物を重合させても互いに貼付けされないことから、前述したとおり、複数のシール状物の一側端に簡易糊が付され、複数のシール状物が当該簡易糊によって互いに付着することが好ましい。
すなわち、前記簡易糊は、前記シール状物の一側端に連続的に付されている。
ただし、このような状態でなくても、前記簡易糊は、前記シール状物の一側端に間欠的に付されていてもよい。
簡易糊がシール状物の一側端に連続的に付されていれば、一のシール状物の簡易糊と他のシール状物の簡易糊とが接する面積が大きく、それらの粘着力が強くなり、これとは逆に、簡易糊がシール状物の一側端に連続的に付されていればそれぞれの簡易糊の粘着力が弱くなる。
つまり、シール状物の大きさやそのシール状物を形成する粘着テープ及びシートの枚数によって、或いは剥がしやすいことを実現しようとするか容易に剥がれてしまわないことを実現するかといった設計上の理由によって、簡易糊の形態が決定されればよい。
本発明は、前述のとおり、多種類のマスキングテープを用意してそれらの異なる絵柄の美感を楽しむために目標物に貼り付けるものとして用いるためになされたもので、一の絵柄のマスキングテープを多量に巻回されたテープ巻回体とすることなく予め一定量/長さのマスキングテープを複数枚重合した状態で用意し、さらにこれらが互いに離脱しないように簡易糊を付すことで、これらをまとめて保管することが出来るものである。
これに加えて、複数組の粘着テープ重合体を一枚の基板に並べて簡易糊を介して付着させることによって、それぞれのマスキングテープを一枚の基板に納めることが出来るため、容易に多種類のマスキングテープを少量ずつ用意することを実現するものである。
シール状物の各層を示す正面模式図。 粘着テープ重合体の各層を示す正面模式図。 基板に貼付された粘着テープ重合体示す正面模式図。 粘着テープ重合体と簡易糊との位置関係を示す平面模式図。 従来のマスキングテープを重合した状態を示す正面模式図。 従来のテープ巻回体を示す斜視図。 基板に貼付されたテープ重合体を示す平面図。
図1に示されるシール状物10は、紙材により形成される基材層110と粘着層111とから成る粘着テープ11と、合成樹脂により形成される合成樹脂層120と紙材により形成される紙材層121とか、粘着層111が合成樹脂層120に貼付されることで形成される。
基材層110は、従来のマスキングテープの基材と同様に和紙により形成されることが好ましいが、そのように限定される必要は無く、様々な色や絵柄が印刷されることが可能なものであれば、他の紙材でもよく、さらに紙材ではない材質により形成されてもよい。
粘着層111は、後述する合成樹脂層120との間で弱い粘着力が維持され、換言すると合成樹脂層120から粘着層111を離脱させる、すなわち粘着テープ11をセパレーターとして機能するシート12から剥がすことが可能で、且つ容易に剥がれてしまわない程度の粘着力を有する材質としてアクリル系エマルジョンタイプのものが選択されるが、この材質に限られる必要は無く、剥がしやすいことを実現しようとするか容易に剥がれてしまわないことを実現するかといった設計上の理由によって、他の材質が選択されてもよい。
合成樹脂層120は、前述した粘着層111との関係を有するようにするためにシリコーン処理がなされたものが選択されるが、前述した通り剥がしやすいことを実現しようとするか容易に剥がれてしまわないことを実現するかといった設計上の理由によって、他の材質が選択されてもよい。
シート12は、紙材により形成された紙材層121に図示しないポリエチレンが貼付され、さらにその上層にシリコーン処理がなされた合成樹脂層120が貼付されてなるが、シート12に厚みや固さを求めるなら紙材層に厚い/固い紙材が選択されてもよく、これとは逆にシート12に粘着層111に貼付されることのみを求めるのであれば、そもそもシート12紙材層121を有さず合成樹脂層120のみで形成されてもよい。
図2に示される粘着テープ重合体1は、シール状物10が複数重合されて成るが、その際、上層のシール状物10の最下層の紙材層121とこれと隣り合う下層のシール状物10の最上層の基材層110とが接することになるが、これら両者の間に粘着力が生じる関係は無く、重合された複数のシール状物10に外力が働けば、その重合状態は様に解消されてしまう。
複数のシール状物10の重合状態を維持するべく、シール状物10の一側端に簡易糊2が塗布されてもよい。
このような簡易糊2は、前述した通り複数のシール状物10を互いに貼付させてそれらの重合状態を維持するとともに、そのように形成された粘着テープ重合体1と基板3とを図3に示すように貼付させるのにも用いられる。
図4は、最上層の粘着テープ重合体を、図1および図3において視認される上方から下方に向けて見たときの粘着テープ重合体1と簡易糊2との位置関係を示す図である。この図に示される簡易糊2がエチレン―酢酸ビニル共重合樹脂系エマルジョン形接着剤により形成されることにより、シール状物10の一側端において隣り合う他のシール状物10の一側端との間で貼付状態が維持されながら両者を離脱させるのに困難なほど強固な接着力を有することが出来、さらに、簡易糊2は、シール状物10の一側端に連続的に付されていてもよく、シール状物10の一側端に間欠的に付されていてもよいが、このような材質や配置に限られるものではなく、シール状物の大きさやそのシール状物を形成する粘着テープ及びシートの枚数によって、或いは剥がしやすいことを実現しようとするか容易に剥がれてしまわないことを実現するかといった設計上の理由によって、その材質や配置が決定されればよい。
このような構成とすることで、上層のシール状物10の最下層の紙材層121とこれと隣り合う下層のシール状物10の最上層の基材層110とがそれぞれの面積の大半において貼付されることなく接しながら、それぞれの一側端においてのみ簡易糊2により貼付けされるから、上層のシール状物10をこれと隣り合う下層のシール状物10から取り外すことときには上層のシール状物10を簡易糊2から離脱させるのみでよく、従って、図5(a)に示すように最上層にある粘着テープをその直下層にある粘着テープから剥がそうとして、それらの離脱がうまくいかないことにより、図5(b)に示すように複数枚の粘着テープがまとめてそれらの下層にある粘着テープから離脱してしまうようなことがない。
また、このような粘着テープ重合体1は、図4において視認される上下方向の長さが長さが15ミリメートルであり左右方向の長さが50ミリメートルであるシール状物10が重合されて成るから、異なる絵柄を有する複数のマスキングテープを使用するにあたり、図6に示すような略円柱状を呈する芯材41に巻回されてロール状に保管された従来のテープ巻回体4を複数用意する事無く、図7に示すように異なる絵柄を有する複数の粘着テープ重合体1を好適な配置で並べて、それらを簡易糊2を介して基盤3に貼付すればよい。なお、シール状物10の上下方向及び左右方向の長さを前述のように設定したが、このよう長さに限定されるものではなく、想定される使用形態や貼付対象物に応じて一の絵柄あたりに用いるマスキングテープの量/長さとして好適なものが選択されればよい。
1 粘着テープ重合体
10 シール状物
11 粘着テープ
110 基材層
111 粘着層
12 シート(セパレーター)
120 合成樹脂層
121 紙材層
2 簡易糊
3 基板
4 テープ巻回体
41 芯材

Claims (5)

  1. 基材の少なくとも片面に粘着剤が付された粘着層を有する粘着テープを重合させ、
    前記粘着面が少なくとも片面に合成樹脂が付された合成樹脂層を有するシートの当該合成樹脂層に貼着されてシール状物が形成され、
    前記シール状物の一側端に簡易糊が付され、
    一の前記シール状物と他の前記シール状物とが、前記簡易糊により付された、
    粘着テープ重合体。
  2. 前記粘着テープは、前記基材から成る基材層と前記粘着剤から成る粘着層とを有する、
    請求項1に記載の粘着テープ重合体。
  3. 前記シートは、紙材により形成された紙材層と前記合成樹脂層とから成る、
    請求項1に記載の粘着テープ重合体。
  4. 前記簡易糊は、前記シール状物の一側端に連続的に付された、
    請求項1に記載の粘着テープ重合体。
  5. 前記簡易糊は、前記シール状物の一側端に間欠的に付された、
    請求項1に記載の粘着テープ重合体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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