JP2017157490A - 車両用灯具 - Google Patents

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Abstract

【課題】投影レンズの外観上の見栄えを向上するとともに配光性能を向上したランプユニットを備える車両用灯具を提供する。
【解決手段】光源41と、光源41から出射される光を投影する投影レンズ7を備えており、投影レンズ7は、光源41の光を透過させるレンズ部71と、レンズ部71を保持し、かつ光源41の光を遮光するホルダ部72を備え、これらレンズ部71とホルダ部72が一体成形される。透光性材料で構成されたレンズ部71と、不透光性材料で構成されたホルダ部72が二色成形される。
【選択図】 図2

Description

本発明は車両用灯具に関し、特に光源から出射した光を照射するための投影レンズを備える車両用灯具に関するものである。
自動車等の車両に装備される灯具の一つであるヘッドランプ(前照灯)として、光源から出射した光を自動車の前方の所要領域に照射する投影レンズを備えたプロジェクタ型のランプユニットを備えたものが提供されている。このランプユニットは、主たる構成部材として、光源と、光源から出射した光を反射するリフレクタと、リフレクタで反射された光を所要領域に向けて屈折する投影レンズを備えており、これらの構成部材がランプユニットとして一体的に組み付けられた構成とされている。
前記投影レンズは、光源の発光面を自動車の前方に投影することにより光の照射を行っており、従来では透光性樹脂の射出成形により形成され、レンズホルダと称するレンズ保持部材によってランプユニットに組み付けられている。このレンズホルダによる投影レンズの組み付けに際しては、レンズホルダが樹脂成形されている場合には、例えば、特許文献1にあるように、正面視が円形をした投影レンズの円周縁にフランジを設けておき、このフランジをレンズホルダの端縁に溶着して一体化する構成がとられている。
特開2013−89483号公報
このような投影レンズのフランジをレンズホルダに溶着した構成では、透光性のあるレンズのフランジを透かして溶着面がランプユニットの正面側から観察され、外観上の見栄えが低下する。溶着面は溶着時における樹脂の溶融、硬化の際のばらつきによって溶着むらが生じ易く、この溶着むらにより見栄えが低下するためである。そのため、フランジ及び溶着面が正面側から露見されないように覆い隠すための意匠カバーを配設することが必要になり、ランプユニットないしはヘッドランプの構成部品点数が多くなる。
また、この種のランプユニットでは、所望の配光を得るために投影レンズを非球面レンズとして構成した場合に、投影レンズの周縁の一部が同一面上に位置されなくなることがあり、当該周縁に形成されるフランジの溶着面が波形面となることがある。そのため、フランジを溶着するレンズホルダの端縁を当該波形面に対応した形状に加工しなければならず、製造が煩雑なものとなる。また、この加工の精度が低いと、フランジとレンズホルダの両溶着面が密接しない箇所が生じて好適な溶着が行われず、投影レンズにおける機械的強度の低下やレンズ光軸位置のずれが生じ、これらが要因となるランプユニットの配光性能が低下する。
本発明の目的は、このような投影レンズをレンズホルダに溶着することにより派生する問題を解消し、外観上の見栄えを向上するとともに配光性能を向上したランプユニットを備える車両用灯具を提供するものである。
本発明の車両用灯具は、光源と、この光源から出射される光を投影する投影レンズを備えており、投影レンズは、光源の光を透過させるレンズ部と、レンズ部を保持し、少なくとも一部において光源の光を遮光するホルダ部を備え、これらレンズ部とホルダ部が一体成形されている。
例えば、レンズ部は透光性材料で構成され、ホルダ部は不透光性材料で構成され、これらレンズ部とホルダ部が二色成形される。あるいは、レンズ部とホルダ部は透光性材料で一体成形されており、ホルダ部の少なくとも一部が不透光性材料で被覆される。
本発明によれば、投影レンズにおいてレンズ部とホルダ部を溶着しないので、溶着面を覆い隠すための意匠カバーが不要になり、車両用灯具の構成部品点数が低減できる。また、溶着のための加工及び溶着による組み付けが不要になるとともに、投影レンズの機械的強度の低下やレンズ光軸位置のずれ等が要因となる車両用灯具の配光性能の低下が防止できる。
本発明を自動車のヘッドランプに適用した実施形態1の光軸に沿った概略断面図。 実施形態1のランプユニットの一部を分解した概略斜視図。 実施形態1の投影レンズの、(a)は正面図、(b)は側面図。 (a)は図3(a)のIV−IV線断面図、(b)は図4(a)のB1部の拡大図。 実施形態2の投影レンズの、(a)は断面図、(b)は図5(a)のB2部の拡大図。 (a)は実施形態1の変形例の一部の断面図、(b)は実施形態2の変形例の一部の断面図。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明を自動車のヘッドランプに適用した実施形態1のランプ光軸に沿った概略断面図である。前方を開口したランプボディ11と、このランプボディ11の開口に取着された透光樹脂製の前面カバー12とでランプハウジング1が構成されており、このランプハウジング1内にランプユニット2が内装されている。
図2は前記ランプユニット2の一部を分解した概略斜視図である。このランプユニット2はフレーム3を有しておりこのフレーム3に詳細を後述する光源部4、リフレクタ5、可動シェード6、及び投影レンズ7が組み付けられている。
前記フレーム3は、中央領域に光透過窓31を有する枠板で構成されており、板面が鉛直方向に向けられて前記ランプボディ11に支持されている。ここでは前記フレーム3は3箇所にエイミング連結穴32,33,34が開口されており、これらのエイミング穴32,33,34において、図2に鎖線で示すエイミングボール軸A1やエイミングスクリューA2等のエイミング機構によって支持されている。前記フレーム3は、このエイミング機構により、鉛直方向及び水平方向に向けての傾動が可能とされ、前記ランプユニット2の光軸角度が調整可能とされている。また、前記フレーム3は後述するように配光に不要となる光を遮光する固定シェードとしても機能される。
前記光源部4はヒートシンク42を有しており、このヒートシンク42の上面に光源41が搭載されている。この光源41は半導体発光素子、ここではLED(発光ダイオード)で構成されており、LED41に給電を行うための発光回路基板43が前記ヒートシンク42の上面に搭載され、LED41はこの発光回路基板43上に発光面を上方に向けて実装されている。前記ヒートシンク42は前端部(以下、前後についてはランプユニット2の前面側を前方、後面側を後方と称する)の左右に支持片44が設けられており、この支持片44により前記フレーム3の後面側にねじ(図示せず)により固定支持されている。
前記リフレクタ5は内面が光反射面として形成された回転楕円形のフード形状に構成されており、前記LED41の上部領域を覆うようにして前記ヒートシンク42に支持されている。前記LED41が発光したときに、当該LED41から出射された光は、前記リフレクタ5の光反射面によってランプユニット2の前方に向けて反射され、集光される。
前記可動シェード6は、ソレノイドを有するアクチュエータ62と、このアクチュエータ62により駆動されるシェード板61とで構成されている。前記アクチュエータ62は前記フレーム3の下部領域に固定支持されており、図には表れないシェード駆動回路からの駆動電流によって駆動される。前記シェード板61は湾曲加工された板部材で構成されており、前記フレーム3の光透過窓31の下部領域において水平軸63によって前後方向に傾倒可能に軸支され、前記アクチュエータ62によって立設状態と傾倒状態に切り替えられるように移動制御される。
前記シェード板61は立設状態のときには前記光透過窓31の下部領域に侵入した領域に位置され、当該下部領域31を透過する光の一部を遮光する。傾倒状態のときには前記光透過窓31の下部領域から退避された領域に位置され、前記した光の一部の遮光を解除する。これにより、後述するように投影レンズ7により照射されるヘッドランプの配光パターンを、例えばハイビーム配光とロービーム配光に切り替え制御することが可能とされている。
前記投影レンズ7は前記フレーム3の前面側において当該フレーム3に保持されている。この投影レンズ7は、前記LED41から出射された光を透過させるレンズ部71と、このレンズ部71を前記フレーム3に保持するためのホルダ部72とを備えている。前記ホルダ部72はランプユニット2の光軸Lxに沿った方向の長さが所定の長さに設定されており、これにより前記レンズ部71は後面側の焦点が前記シェード板61の近傍位置となるように保持されている。
図3(a)は前記投影レンズ7を前方から見た正面図、(b)は右側面図である。また、図4(a)は図3(a)のIV−IV線に沿う断面図である。前記レンズ部71は正面から見て円形の両凸レンズとして形成されており、前面73fの凸面形状は鉛直方向の曲率半径が水平方向の曲率半径よりも小さい非球面に形成されている。また、レンズ部71を透過した光を前方に照射したときの所望の配光を確保するために、レンズ部71の下周縁に沿った下部領域73aは、上周縁に沿った上部領域73bよりも所定の寸法だけ後方に向けて延長されている。したがって、レンズ部71の周縁74はランプユニット光軸Lxに直交する同一立面上には存在しなくなり、当該立面に対しては波形の形状とされている。
前記ホルダ部72は、前記レンズ部71の前記周縁74に連続した円筒体75と、この円筒体75の円周に沿った左右2箇所において後方に延長された一対の保持脚76とで構成されている。この保持脚76の後端にはほぼ直角に曲げ形成された固定片77が一体に形成されており、この固定片77が前記フレーム3にねじ(図示せず)で固定されることにより、ホルダ部76がフレーム3に固定され、ホルダ部72と一体のレンズ部71がフレーム3に保持される。
図4(a)に示したように、前記レンズ部71と前記ホルダ部72は一体に構成されている。この実施形態では、前記レンズ部71は透明アクリル等の透光性樹脂で構成され、前記ホルダ部72は黒色PC(ポリカーボネート)等の不透光性樹脂で構成され、これらが二色成形法によって一体成形されている。すなわち、図示は省略するが、二色成形装置の第1成形型によって透光性樹脂でレンズ部71が成形され、第2成形型によってレンズ部71と一体に不透光性樹脂でホルダ部72が成形される。
図4(b)は図4(a)のB1部の拡大図である。レンズ部71の周縁74に対して、ホルダ部72の円筒体75の前端内周面が外径方向から接合された状態で一体化されている。これにより、円筒体75の前端部75aは自身の肉厚に相当する寸法だけレンズ部71の円周縁から外径方向に突出され、さらにこの前端部75aはレンズ部71の前面73fの曲面形状に連続した曲面形状に形成されている。
このように投影レンズ7は、レンズ部71とホルダ部72が二色成形により一体に形成されているので、レンズ部71の周縁74にフランジを形成してレンズ保持部72に対して溶着する作業は不要となる。また、レンズ部71とホルダ部72を溶着する際には両者の各溶着面が隙間なく密接するように加工する必要があり、特に実施形態のようにレンズ部71の周縁74が全周にわたって同一面上に位置しない形状の場合には当該加工が困難であるが、レンズ部71とホルダ部72とを一体成形することにより、このような加工は不要となり製造が容易になる。さらに、一体成形によって投影レンズ7の機械的強度が向上でき、またレンズ部71の光軸をホルダ部72に対して、換言すればランプユニット光軸Lxに対して正確に位置決めすることができ、ランプユニット2の光学性能が向上できる。
以上の構成のランプユニット2によれば、LED41が発光されて出射された光は直接又はリフレクタ5で反射された後、一部はフレーム3により遮光される。フレーム3の光透過窓31を透過された光は、投影レンズ7の後面に入射される。このとき、可動シェード6のシェード板61によって透過される光の一部が遮光される。光透過窓31を透過された光の一部は投影レンズ7に対して後方から入射されるが、この際にレンズ部71の後面から外れた方向に向けられた光は不透光性樹脂からなるホルダ部72によって遮光され、洩光としてレンズ部71に入射されることが防止される。レンズ部71の後面73rに入射された光は屈折され、所定の配光としてヘッドランプの前方領域に投影される。
レンズ部71の前面73は前記したように所定の曲率半径で構成された非球面レンズである。また、レンズ部71の前面73の下部領域73aは上部領域73bに比べて後方に向けて延長され、レンズ部71の周縁74が波形に形成された構成である。
ランプユニット2はランプハウジング1の前面カバー12を透かして外部から観察されるが、ランプユニット2の投影レンズ7の周縁にはフランジによる溶着部が存在していないので、溶着部が露見されることはない。そのため、溶着部を覆い隠す意匠カバーは配設されていないが、ランプユニット2ないしヘッドランプの外観上の見栄えが確保できる。また、投影レンズ7の周縁に外径方向に突出する所要寸法のフランジが不要となることにより、ランプハウジング1内にランプユニット2を配設したときにランプユニット2が占める領域を低減でき、ランプ設計の自由度を高めることが可能になる。
投影レンズ7の周縁領域、すなわちレンズ部71の周縁領域にはホルダ部72の円筒体75の前端部75aが露呈されるが、この前端部75aはレンズ部71の前面の曲面に連続された形状であるので、レンズ部71とホルダ部72の境界に段差が生じることはなく、見栄え低下が防止される。レンズ部71の周縁領域にはホルダ部72を構成している不透光樹脂からなる色環が観察されることになるが、この色環がランプユニット2におけるアクセントとなり、意匠的な効果を得ることができる。
図5(a)は実施形態2の投影レンズ7Aの断面図であり、実施形態1の図3(a)に対応する図である。実施形態1と等価な部分には同一符号を付してある。この実施形態2は、投影レンズ7Aのレンズ部71とホルダ部72は透光性樹脂により一体成形されている。そして、一体成形された後にホルダ部72の表面、すなわち円筒体75と保持脚76の各外面に不透光性塗料を塗布して塗装膜78を形成し、この塗装膜78でホルダ部72を被覆して遮光機能を持たせている。
実施形態2においては、二色成形法が不要であるので、成形工程は容易になる。また、不透光性塗料の塗布方法は任意の方法が採用でき、製造の自由度は高くなる。ホルダ部72はヘッドランプでの配光に影響を与える漏光を遮光すればよいので、配光に影響を与えない領域については塗布する必要はなく、塗料膜による被覆領域は適宜に設定できる。
この実施形態2では、レンズ部とホルダ部とを同一樹脂で一体成形することにより、図5(b)に図5(a)のB2部を拡大図示するように、前記レンズ部71の後面73rの周縁に沿った領域、すなわち円筒体75の前端内周面が接合されている境界領域の断面形状を所定の曲率半径の凹曲面(R面)79として形成することが可能である。例えば、曲率半径が0.3〜2.0mmのR面79に形成する。
このようにレンズ部71とホルダ部72の境界領域をR面79に構成することにより、図4(b)に示した実施形態1のような、レンズ部71とホルダ部72との境界領域に周縁に沿って角部が生じることが回避され、当該角部により生じる稜線が投影レンズ7Aの前方からレンズ部71を透かして露見されることが防止される。なお、前記R面79の曲率半径が0.3mmより小さいと、露見防止効果は少ない。一方、2.0mmより大きいとレンズ部71において照射光を有効に透過させるための面積が低減され、光の利用効率が低くなる。このR面79は、連続した凹曲面であれば自由曲面で形成されてもよい。
また、このようにレンズ部71とホルダ部72との境界領域がR面79として構成されることにより、LED41で出射された光がレンズ部71の後面に入射される際に、このR面79、つまりレンズ部71の周縁領域において入射光が異常な方向に屈折されることが抑制される。すなわち、実施形態1のようにレンズ部71とホルダ部72との境界領域に角部が存在していると、この境界領域での光の屈折を制御することが難しくなるが、実施形態2では光の屈折の制御が可能になり、投影される光の配光特性を高めることができる。
実施形態1,2の各投影レンズ7,7Aは、図6(a),(b)に示す投影レンズ7B,7Cとして構成されてもよい。これら投影レンズ7B,7Cは、いずれもホルダ部72の円筒体75の前端部がレンズ部71の後面の周縁部に対して接合されている。図6(a)の投影レンズ7Bでは、ホルダ部72がレンズ部71の後面の周縁部に接合された状態に二色成形される。図6(b)の投影レンズ7Cでは、同様にして一体成形される。これにより、ホルダ部72がレンズ部71の外径寸法よりも外径側に突出されることがなく、投影レンズ7B,7Cの全体の外径寸法はレンズ部71の外径寸法以内に抑えられ、投影レンズの小径化が実現できる。
また、これら投影レンズ7B,7Cでは、レンズ部71を透かしてホルダ部72の円筒体75の前端面が露見されるため、これを回避する構成を備えることが好ましい。例えば、投影レンズ7Bでは、レンズ部71の前面73fの周縁領域をシボ加工等の粗面73cに形成する。これとは別に、あるいはこれに加えて、レンズ部71の後面73rの周縁領域をシボ加工等の粗面73dに形成する。投影レンズ7Cでは、レンズ部71の前面73の周縁部の領域にも不透光性塗料を塗布した塗布膜78aを形成する。
本発明において、ホルダ部の円筒体は全周にわたって光軸方向の長さが均一に形成されるものではなく、LEDから出射された直接光と、LEDから出射されてリフレクタで反射された光がレンズ部の外周領域に洩光することを防止できる形状であればよい。すなわち、投影レンズ7,7Bの場合にはホルダ部72を必要とされる形状に二色成形すればよく、投影レンズ7A,7Cの場合には必要とされる領域に塗布膜を形成すればよい。
本発明にかかる投影レンズは、前記実施形態1,2では正面から見た形状が円形の場合を例示したが、楕円形であってもよく、あるいは対向する縁部が直線状に切り欠かれた円形であってもよい。
本発明の車両用灯具は、実施形態のヘッドランプに限られるものではなく、光源の光を投影する投影レンズを備える灯具であれば適用可能である。
1 ランプハウジング
2 ランプユニット
3 フレーム
4 光源部
5 リフレクタ
6 可動シェード
7,7A,7B,7C 投影レンズ
11 ランプボディ
12 前面カバー
31 光透過窓
41 光源(LED)
42 ヒートシンク
61 シェード板
62 アクチュエータ
71 レンズ部
72 ホルダ部
73 前面
74 周縁
75 円筒体
76 保持脚
77 固定片
78 塗装膜
79 曲面(R面)


Claims (6)

  1. 光源と、この光源から出射される光を投影する投影レンズを備える車両用灯具であって、前記投影レンズは、前記光源の光を透過させるレンズ部と、前記レンズ部を保持し、少なくとも一部において前記光源の光を遮光するホルダ部を備え、これらレンズ部とホルダ部が一体成形されていることを特徴とする車両用灯具。
  2. 前記レンズ部は透光性材料で構成され、前記ホルダ部は不透光性材料で構成され、これらレンズ部とホルダ部が二色成形されている請求項1に記載の車両用灯具。
  3. 前記レンズ部と前記ホルダ部は透光性材料で一体成形されており、ホルダ部の少なくとも一部が不透光性材料で被覆されている請求項1に記載の車両用灯具。
  4. 前記レンズ部と前記ホルダ部の境界領域は光軸方向の断面が凹曲面に形成されている請求項3に記載の車両用灯具。
  5. 前記レンズ部は周縁に沿ってフランジが存在しない請求項1ないし4のいずれかに記載の車両用灯具。
  6. 前記レンズ部は非球面レンズで構成され、レンズ部の周縁は全周にわたって同一平面上に存在していない請求項5に記載の車両用灯具。



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