JP2017157453A - 分圧コンデンサ及び多点切り遮断器 - Google Patents

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Abstract

【課題】分圧コンデンサ及び多点切り遮断器を小形化する。【解決手段】絶縁媒体が充填されたタンク(図示せず)内に収納される遮断部2と、遮断部2の遮断接点と並列に接続される分圧コンデンサ3と、を備える多点切り遮断器1である。分圧コンデンサ3は、遮断部2の直径よりも大きい直径を有する挿通部7が形成された筒状であり、この挿通部7に遮断部2が挿設される。分圧コンデンサ3は、固定電極側シールド4と中間シールド6との間及び可動電極側シールド5と中間シールド6との間に設けられる。【選択図】図1

Description

本発明は、分圧コンデンサに関する。特に、多点切り遮断器の遮断部の遮断接点と並列に接続される分圧コンデンサに関する。
多点切り遮断器に設けられる遮断部の遮断接点には、極間の電圧分担率を平均化するために、遮断接点と並列に分圧コンデンサが設けられる(例えば、特許文献1の図1参照)。
分圧コンデンサを構成するコンデンサ素子は、円柱状であり、円柱状のコンデンサ素子をそれぞれねじ込み式で直列に接続して分圧コンデンサが構成される。そして、直列に接続された分圧コンデンサは、筒状の絶縁体で支持及び固定され、遮断接点と並列に設けられる。(例えば、特許文献2)。
特開2007−188734号公報 特開2013−247144号公報
しかしながら、この筒状の絶縁体と分圧コンデンサのモールド部との界面に電気的三重点が形成されるおそれがある。電気的三重点が形成されると、電気的三重点において電界が集中して高電界を形成することとなる。つまり、電気的三重点の形成は、分圧コンデンサの耐電圧性能を低下させる要因となり、電界を緩和させるために機器全体が大形化するおそれがある。
また、分圧コンデンサは、遮断部の中心軸の周方向に沿って等間隔に配置されるが(例えば、特許文献2の図3参照)、各分圧コンデンサ間の空隙部の面積は分圧コンデンサが存在せず、この空間がコンデンサの静電容量の増加に寄与しないこととなる。分圧コンデンサの静電容量が不足すると、電圧分担のバランス悪化の要因となるので、静電容量を確保するためには、分圧コンデンサが大形化するおそれがある。
上記事情に鑑み、本発明は、分圧コンデンサ及び分圧コンデンサを備える多点切り遮断器の縮小化に貢献する技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の分圧コンデンサの一態様は、遮断部の遮断接点と並列に接続される分圧コンデンサであって、前記分圧コンデンサは、前記遮断部が挿設される挿通部が形成された筒状のコンデンサが直列に接続されてなることを特徴としている。
また、上記目的を達成する本発明の分圧コンデンサの他の態様は、上記分圧コンデンサにおいて、前記筒状のコンデンサの一方の電極は、当該電極に接続される他の筒状のコンデンサの電極に形成された嵌合溝に嵌合する凸部を有し、前記筒状のコンデンサの他方の電極は、当該電極に接続される他の筒状のコンデンサの電極に形成された凸部が嵌合される嵌合溝を有し、前記筒状のコンデンサの嵌合溝には、当該嵌合溝に嵌合された凸部を圧接する圧接部材が設けられたことを特徴としている。
また、上記目的を達成する本発明の分圧コンデンサの他の態様は、上記分圧コンデンサにおいて、前記筒状のコンデンサの電極と、この電極に接続される他の筒状のコンデンサの電極との接続面は平坦面であり、前記分圧コンデンサは、前記筒状のコンデンサが積重され、且つ当該積重された筒状のコンデンサが、前記筒状のコンデンサを当該筒状のコンデンサの積重方向に押圧する弾性部材に付勢された状態で、前記遮断部の遮断接点と並列に接続されることを特徴としている。
また、上記目的を達成する本発明の多点切り遮断器は、上記分圧コンデンサが、遮断部の遮断接点と並列に設けられたことを特徴としている。
以上の発明によれば、分圧コンデンサ及び分圧コンデンサを備える多点切り遮断器の小形化に貢献することができる。
本発明の第1実施形態に係る多点切り遮断器の遮断部の部分断面図である。 (a)本発明の第1実施形態に係る分圧コンデンサの拡大断面図、(b)同図のA−A断面図である。 本発明の第2実施形態に係る多点切り遮断器の遮断部の部分断面図である。 (a)本発明の第2実施形態に係る分圧コンデンサの拡大断面図、(b)同図のB−B断面図である。 コンデンサの接続部の拡大断面図である。 本発明の第3実施形態に係る多点切り遮断器の遮断部の部分断面図である。 圧接ばねの概略を説明する説明図である。
本発明の実施形態に係る分圧コンデンサ及び多点切り遮断器について、図面を参照して詳細に説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態に係る多点切り遮断器1の遮断部2の断面図である。図1(及び、図2乃至図4,図6)では、遮断部2の中心線より右半分を図示している。また、遮断部2は、従来と同じであるので簡略して記載されている。
多点切り遮断器1は、SF6ガス、乾燥空気等の絶縁媒体が充填されたタンク(図示せず)内に収納される遮断部2と、遮断部2の遮断接点と並列に接続される分圧コンデンサ3と、を備える。
遮断部2は、例えば、真空インタラプタであり、真空容器内に図示省略の固定電極と可動電極とが離接可能に設けられる。タンク外に設けられた操作機構により可動電極を軸方向に移動させ、可動電極を固定電極から引き離すことで主回路の遮断が行われ、可動電極を固定電極に接触させることで主回路の投入が行われる。真空容器の固定電極が設けられる側の端部には固定電極側シールド4が設けられ、真空容器の可動電極が挿通される側の端部には可動電極側シールド5が設けられる。また、真空容器内であって、固定電極と可動電極の接点(すなわち、遮断接点)を覆うように中間シールド6が設けられる。中間シールド6は、遮断部2の外部径方向に延在した延在部6aを有している。中間シールド6に分圧コンデンサ3の一端に設けられた電極(後に詳述する導体11)が接続される。
分圧コンデンサ3は、遮断部2の固定電極及び可動電極の軸(すなわち、中心線)と同軸に設けられる筒状のコンデンサであり、固定電極側シールド4と中間シールド6との間及び可動電極側シールド5と中間シールド6との間に設けられる。つまり、分圧コンデンサ3は、遮断部2の直径よりも大きい直径を有する挿通部7が形成された筒状のコンデンサである。したがって、分圧コンデンサ3の挿通部7に遮断部2を設けた際、遮断部2と分圧コンデンサ3の内周部との間には空隙8が形成される。分圧コンデンサ3は、円筒状のコンデンサ9が直列に接続されて構成される。
図2(a),(b)に示すように、コンデンサ9は、中央に孔が形成された円板状の誘電体10(例えば、誘電率900程度の誘電体)及びこの誘電体10の両端部に設けられる円筒状の導体11により構成される。そして、誘電体10に形成された孔と導体11に形成された孔とが連通するよう誘電体10を導体11で接続することでコンデンサ9が直列に接続され、直列に接続されたコンデンサ9は絶縁物であるモールド12に埋設される。モールド12からは、一対の導体11が突出しており、一方の導体11は固定電極側シールド4(または、可動電極側シールド5)に接続され、他方の導体11は中間シールド6に接続される。
以上のような本発明の第1実施形態に係る分圧コンデンサ3及び多点切り遮断器1によれば、遮断部2の中間シールド6の両端に高い誘電率を有する誘電体10を直列に接続した分圧コンデンサ3を配置することで、遮断部2全体が電圧分担される。その結果、中間シールド6の電位が固定電極側シールド4または可動電極側シールド5のいずれかの電位に傾き、電位が不均一になることが抑制される。
また、分圧コンデンサ3を遮断部2の周囲を覆う円筒状とすることで、従来のように小さな円柱状のコンデンサを遮断部2の円周方向に配置する場合と比較して、コンデンサ9の静電容量を大きくすることができる。その結果、分圧コンデンサ3の電位分担率が高くなる。また、小さな径寸法により静電容量を確保することができるので、分圧コンデンサ3の径方向の縮小化を図ることができる。
さらに、分圧コンデンサ3の形状を遮断部2を囲う円筒状とし、一体構造とした分圧コンデンサ3を固定電極側シールド4(または、可動電極側シールド5)と中間シールド6との間に設けることで、分圧コンデンサ3が遮断部2の径方向に動くことなく分圧コンデンサ3を支持することができる。その結果、分圧コンデンサ3の周囲に分圧コンデンサ3を支持するための構造(例えば、筒状の絶縁体)が不要となり、分圧コンデンサ3を径方向に一層縮小化できるだけでなく、従来の分圧コンデンサのように、分圧コンデンサを支持する筒状の絶縁体と分圧コンデンサとの間で形成される電気的三重点が形成されることがない。したがって、電界を緩和させるための構造が不要となり、分圧コンデンサ3(及び多点切り遮断器1)のさらなる小型化を実現することができる。
[第2実施形態]
図3に示すように、本発明の第2実施形態に係る多点切り遮断器13は、遮断部2の遮断接点に並列に接続される分圧コンデンサ14を、分離可能なコンデンサ15を複数直列接続して構成したことが、第1実施形態に係る多点切り遮断器1と異なる。よって、第2実施形態の説明では、第1実施形態に係る多点切り遮断器1と同じ構成については同じ符号を付して詳細な説明を省略し、異なる構成について詳細に説明する。
多点切り遮断器13は、SF6ガス、乾燥空気等の絶縁媒体が充填されたタンク(図示せず)内に収納される遮断部2と、遮断部2の遮断接点と並列に接続される分圧コンデンサ14と、を備える。
分圧コンデンサ14は、遮断部2が挿通される挿通部16が形成された筒状のコンデンサ15が直列に接続されて構成される。挿通部16の内径は、遮断部2の直径よりも大きく形成されており、挿通部16に遮断部2を設けた際、遮断部2とコンデンサ15の内周面(すなわち、分圧コンデンサ14の内周面)との間には空隙17が形成される。分圧コンデンサ14は、固定電極側シールド4と中間シールド6との間及び可動電極側シールド5と中間シールド6との間に設けられる。
図4(a),(b)に示すように、コンデンサ15は、中央に孔が形成された円板状の誘電体18(例えば、誘電率900程度の誘電体)と、誘電体18を挟んだ状態で設けられる一対の電極19,20と、絶縁物であるモールド21と、により構成される。電極19と電極20は円筒状の導体である。電極19,20は誘電体18を挟んで設けられ、電極19,20が誘電体18を挟持した状態でモールド21に埋設される。電極19,20を誘電体18に設ける際、電極19,20に形成された孔と誘電体18に形成された孔が連通するように設けられる。すなわち、連通した孔をモールド21で被覆することで、挿通部16が形成される。そして、この挿通部16が連通するようにコンデンサ15が直列に接続され、分圧コンデンサ14が構成される。
図5に示すように、電極19の一端は誘電体18に設けられ、電極19の他端部はモールド21から露出して設けられる。露出した電極19の端部には、電極19の周に沿って形成される円状の凹部19aが形成されており、この凹部19aには、後に詳述する他のコンデンサ15の凸部20aが嵌装される。また、凹部19aの内壁面には、凹部19aに嵌装された凸部20aを圧接するコンタクトバンド22が設けられる。
電極20の一端は、誘電体18に設けられ、電極20の他端部はモールド21から露出して設けられる。露出した電極20の端面には、この端面から突出して凸部20aが設けられる。凸部20aは、他のコンデンサ15の電極19に形成された凹部19aに嵌装される突出部であり、凹部19aに対応した形状(例えば、円筒状)に形成される。
コンデンサ15を直列に接続して分圧コンデンサ14を構成する際には、コンデンサ15の電極19の凹部19aに、他のコンデンサ15の電極20の凸部20aが嵌合されて接続される。
以上のような本発明の第2実施形態に係る分圧コンデンサ14及び多点切り遮断器13によれば、第1実施形態に係る分圧コンデンサ3及び多点切り遮断器1と同様に、中間シールド6の電位が固定電極側シールド4または可動電極側シールド5のいずれかの電位に傾き、電位が不均一になることが抑制される。また、分圧コンデンサ14を遮断部2の周囲を覆う円筒状とすることで、小さな径寸法により静電容量が確保され、分圧コンデンサ14の径方向の縮小化を図ることができる。
また、円筒状のコンデンサ15を直列に接続した分圧コンデンサ14を、固定電極側シールド4(または、可動電極側シールド5)と中間シールド6との間に設けることで、分圧コンデンサ14の周囲に分圧コンデンサ14を支持する絶縁筒が不要となる。よって、第1実施形態の分圧コンデンサ3と同様に電気的三重点が形成されず、分圧コンデンサ14(及び多点切り遮断器13)のさらなる小型化を実現することができる。
また、遮断部2の大きさに応じてコンデンサ15の数を選定することができるので、分圧コンデンサ14の活用の幅が広がる。すなわち、遮断部2の定格電圧に応じて必要な数のコンデンサ15を組み合わせて分圧コンデンサ14を構成することができる。
また、コンデンサ15を電極19,20の嵌め合いにより直列に接続することで、コンデンサ15部のモールド21の熱収縮によるサイズ変化に対応した分圧コンデンサ14を構成することができる。つまり、コンデンサ15のモールド21部が熱によって伸縮した場合でも、電極19,20間の嵌合部で電極19,20間距離が調整される。この場合、電極19の凹部19aに設けられたコンタクトバンド22により、凹部19aに嵌装された電極20の凸部20aが圧接されるので、電極19,20の接続が確保される。
[第3実施形態]
図6に示すように、本発明の第3実施形態に係る多点切り遮断器23は、遮断部2の遮断接点に並列に接続される分圧コンデンサ24を、分離可能なコンデンサ25を複数直列接続して構成したことが、第1実施形態に係る多点切り遮断器1と異なる。よって、第3実施形態の説明では、第1実施形態に係る多点切り遮断器1と同じ構成については同じ符号を付して詳細な説明を省略し、異なる構成について詳細に説明する。
多点切り遮断器23は、SF6ガス、乾燥空気等の絶縁媒体が充填されたタンク(図示せず)内に収納される遮断部2と、遮断部2の遮断接点と並列に接続される分圧コンデンサ24と、を備える。
分圧コンデンサ24は、遮断部2が挿通される挿通部26が形成された筒状のコンデンサ25が直列に接続されて構成される。挿通部26の内径は、遮断部2の直径よりも大きく形成されており、挿通部26に遮断部2を設けた際、遮断部2とコンデンサ25の内周面(すなわち、分圧コンデンサ24の内周面)との間には空隙27が形成される。分圧コンデンサ24は、固定電極側シールド4と中間シールド6との間及び可動電極側シールド5と中間シールド6との間に設けられる。
固定電極側シールド4の分圧コンデンサ24の接続部には、溝4aが形成される。同様に、可動電極側シールド5の分圧コンデンサ24の接続部には、溝5aが形成される。この溝4a,5aに圧接ばね28が設けられる。例えば、図7に示すように、圧接ばね28は、固定電極側シールド4の分圧コンデンサ24の接続部に沿って形成された溝4a及び可動電極側シールド5の分圧コンデンサ24の接続部に沿って形成された溝5aにそれぞれ設けられ、積重されたコンデンサ25をコンデンサ25の積重方向に押圧する。
コンデンサ25は、図6に示すように、中央に孔が形成された円板状の誘電体29(例えば、誘電率900程度の誘電体)と、誘電体29を挟んだ状態で設けられる一対の電極30,31と、絶縁物であるモールド32と、により構成される。電極30と電極31は円筒状の導体である。また、電極30と電極31との接続面は、凹凸の無い平坦面に形成されている。電極30,31は誘電体29を挟んで設けられ、電極30,31が誘電体29を挟持した状態でモールド32に埋設される。電極30,31を誘電体29に設ける際、電極30,31に形成された孔と誘電体29に形成された孔が連通するように設けられる。すなわち、連通した孔をモールド32で被覆することで、挿通部26が形成される。そして、この挿通部26が連通するようにコンデンサ25が直列に接続され、分圧コンデンサ24が構成される。
以上のような本発明の第3実施形態に係る分圧コンデンサ24(及び多点切り遮断器23)によれば、隣接するコンデンサ25の電極30と電極31との接続面を平坦な面とし、この平坦な面同士を圧接して分圧コンデンサ24(及び多点切り遮断器23)を構成することができる。その結果、第2実施形態に係る分圧コンデンサ14(及び多点切り遮断器13)と同様の効果を有するとともに、さらに簡素で組立性が向上する。
また、圧接ばね28により隣接するコンデンサ25の電極30と電極31とが付勢された状態で、コンデンサ25が固定電極側シールド4と中間シールド6との間(及び、可動電極側シールド5と中間シールド6との間)に設けられるので、コンデンサ25の積層方向と垂直方向のずれが抑制されるだけでなく、コンデンサ25のモールド32部が熱によって伸縮した場合でも、隣接するコンデンサ25間の電極30と電極31との接続が確保される。
なお、本発明の実施形態の説明では、本発明の好ましい態様を示して説明したが、本発明は実施形態に限定されるものではなく、発明の特徴を損なわない範囲において適宜設計変更が可能である。
例えば、本発明の分圧コンデンサは、特許文献1の図1に示されるような遮断部を2つ備える2点切りの遮断器をはじめとする多点切り遮断器の他、パッファ形ガス遮断器等の接点の外周に配される分圧コンデンサに適用することができる。
また、第2実施形態における凹部19aは、電極19の周に沿って形成される円状の溝だけでなく、周に沿って複数の孔を形成する態様とすることもできる。この場合、電極20に形成される凸部20aは、柱状に形成されることとなる。
また、分圧コンデンサ3,14,24は、固定電極側シールド4(または、可動電極側シールド5)と中間シールド6との間に設ける態様だけでなく、固定電極側シールド4と可動電極側シールド5との間に設ける態様であってもよい。
また、各実施形態に係る構成要素を組み合わせて分圧コンデンサ及び多点切り遮断器を構成することで、各実施形態に係る構成要素が奏する効果を部分的に得ることができる。
1,13,23…多点切り遮断器
2…遮断部
3,14,24…分圧コンデンサ
4…固定電極側シールド
4a,5a…溝
5…可動電極側シールド
6…中間シールド
6a…延在部
7,16,26…挿通部
8,17,27…空隙
9,15,25…コンデンサ
10,18,29…誘電体
11…導体
12,21,32…モールド
19,20…電極
19a…凹部(嵌合溝)
20a…凸部
22…コンタクトバンド(圧接部材)
28…圧接ばね(弾性部材)
30,31…電極

Claims (4)

  1. 遮断部の遮断接点と並列に接続される分圧コンデンサであって、
    前記分圧コンデンサは、前記遮断部が挿設される挿通部が形成された筒状のコンデンサが直列に接続されてなる
    ことを特徴とする分圧コンデンサ。
  2. 前記筒状のコンデンサの一方の電極は、当該電極に接続される他の筒状のコンデンサの電極に形成された嵌合溝に嵌合する凸部を有し、
    前記筒状のコンデンサの他方の電極は、当該電極に接続される他の筒状のコンデンサの電極に形成された凸部が嵌合される嵌合溝を有し、
    前記筒状のコンデンサの嵌合溝には、当該嵌合溝に嵌合された凸部を圧接する圧接部材が設けられた
    ことを特徴とする請求項1に記載の分圧コンデンサ。
  3. 前記筒状のコンデンサの電極と、この電極に接続される他の筒状のコンデンサの電極との接続面は平坦面であり、
    前記分圧コンデンサは、前記筒状のコンデンサが積重され、且つ当該積重された筒状のコンデンサが、前記筒状のコンデンサを当該筒状のコンデンサの積重方向に押圧する弾性部材に付勢された状態で、前記遮断部の遮断接点と並列に接続される
    ことを特徴とする請求項1に記載の分圧コンデンサ。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の分圧コンデンサが、遮断部の遮断接点と並列に設けられた
    ことを特徴とする多点切り遮断器。
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