JP2017156921A - コンピュータ、デバイス、処理方法、プログラム - Google Patents

コンピュータ、デバイス、処理方法、プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2017156921A
JP2017156921A JP2016038715A JP2016038715A JP2017156921A JP 2017156921 A JP2017156921 A JP 2017156921A JP 2016038715 A JP2016038715 A JP 2016038715A JP 2016038715 A JP2016038715 A JP 2016038715A JP 2017156921 A JP2017156921 A JP 2017156921A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
failure
unit
data transfer
main data
transfer path
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016038715A
Other languages
English (en)
Inventor
彰子 飯野
Akiko Iino
彰子 飯野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2016038715A priority Critical patent/JP2017156921A/ja
Publication of JP2017156921A publication Critical patent/JP2017156921A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】主データ転送路の状態を監視し、主データ転送路を含む障害情報をCPU側のメモリに速やかに供給できる技術を提供する。【解決手段】デバイス5は、デバイス回路の内部処理に基づく障害を検出する第1障害検出部6と、主データ転送路2の障害を検出する第2障害検出部7と、主データ転送路の障害があるか否かのリンクステイタス状況を監視し、リンク可否情報SBとして出力するリンク監視部8と、を備える。転送指示部9は、リンク監視部からのリンク可否情報に基づき、デバイス回路の内部処理に基づく障害S1及び主データ転送路2の障害S2に基づく障害ログLMを、記憶部4への転送処理する指示を出力する。【選択図】図1

Description

本発明はコンピュータ、デバイス、処理方法、プログラムに関する。
コンピュータでは、CPUなどの中央演算装置がコンピュータ内で発生したエラー情報を利用する。CPUは、エラー情報をコンピュータに接続されたデバイスから取得してエラー時の処理に利用する。
エラー情報の取り扱いに関する技術として特許文献1,2に開示されている。
特許文献1には、コンピュータのインターフェイスに接続された通信制御装置が、エラー情報と通信データの組み合わせをCPUの近傍に配置されたメモリに送信する技術が開示されている。
特許文献2にはPCIカード内部で障害を検出し、メモリ内のデバイスドライバが障害情報を収集する技術が開示されている。
特開2004−21505号公報 特開2002−358251号公報
ところで、特許文献1及び2に示される技術では、例えば、CPUとデバイスとの間にある主データ転送路(PCIeバス)に障害が発生している場合、デバイスでの障害情報をCPU側のメモリに送ることができないという問題があった。
これにより、上記技術では、障害の復旧に時間を要することになるため、上述した障害発生時の障害内容の情報をCPUが速やかに取得できることが望まれていた。
この発明は、上述の課題を解決することのできるコンピュータ、デバイス、処理方法、プログラムを提供する。
本発明の第1の態様によれば、コンピュータは、主データ転送路に、コンピュータ制御部と、コンピュータ制御部の制御処理に利用する情報を記憶する記憶部と、インターフェイスとなるデバイスと、を備え、前記デバイスは、デバイス回路の内部処理に基づく障害を検出する第1障害検出部と、前記主データ転送路の障害を検出する第2障害検出部と、前記主データ転送路を通じたデータ送信が可能であるか否かのリンクステイタス状況を監視し、その監視結果をリンク可否情報として出力するリンク監視部と、前記リンク監視部からのリンク可否情報に基づき、前記デバイス回路の内部処理に基づく障害及び前記主データ転送路の障害に基づく障害ログを、前記記憶部へ転送処理することの指示を出力する転送指示部と、を備える。
また本発明の第2の態様によれば、デバイスは、コンピュータ内に設けられた主データ転送路に接続されたコンピュータ制御部と、前記コンピュータ制御部が制御処理に利用する情報を記憶する記憶部と、を備えたコンピュータの前記主データ転送路との間で脱着可能に接続される接続部と、デバイス回路の内部処理に基づく障害を検出する第1障害検出部と、前記主データ転送路の障害を検出する第2障害検出部と、前記主データ転送路を通じたデータ送信が可能であるか否かのリンクステイタス状況を監視し、その監視結果をリンク可否情報として出力するリンク監視部と、前記リンク監視部からのリンク可否情報に基づき、前記デバイス回路の内部処理に基づく障害及び前記主データ転送路の障害に基づく障害ログを、前記記憶部へ転送処理することの指示を出力する転送指示部、を備える。
また本発明の第2の態様によれば、処理方法は、コンピュータ制御部がコンピュータ内に設けられた主データ転送路に接続され、記憶部が前記コンピュータ制御部の制御処理に利用される情報を記憶し、デバイスが前記主データ転送路に接続され、前記デバイスが、デバイス回路の内部処理に基づく障害を検出する工程と、前記主データ転送路の障害を検出する工程と、前記主データ転送路を通じたデータ送信が可能であるか否かのリンクステイタス状況を監視し、その監視結果をリンク可否情報として出力する工程と、このリンク可否情報に基づき、前記デバイス回路の内部処理に基づく障害及び前記主データ転送路の障害に基づく障害ログを、前記記憶部へ転送処理する工程と、を有する。
また本発明の第3の態様によれば、プログラムは、コンピュータ内に設けられた主データ転送路に接続されたコンピュータ制御部と、前記コンピュータ制御部が制御処理に利用する情報を記憶する記憶部と、を備えたコンピュータの前記主データ転送路との間で脱着可能に接続される接続部を備えたデバイスに実行させるプログラムとして、デバイス回路の内部処理に基づく障害を検出する段階と、前記主データ転送路の障害を検出する段階と、前記主データ転送路を通じたデータ送信が可能であるか否かのリンクステイタス状況を監視し、その監視結果をリンク可否情報として出力する段階と、このリンク可否情報に基づき、前記デバイス回路の内部処理に基づく障害及び前記主データ転送路の障害に基づく障害ログを、前記記憶部へ転送処理する段階と、を有する。
本発明では、コンピュータ制御部とデバイスとの間にある主データ転送路に障害が発生している状況を常時確認しながら、該主データ転送路又はデバイスでの障害情報の障害ログを、コンピュータ制御部側の記憶部に円滑に送ることができ、その後の障害処理/復旧作業を速やかに行うことができる。
本発明の一実施形態によるコンピュータを示す第一のブロック図である。 本発明の一実施形態によるコンピュータを示す第二のブロック図である。 本発明の一実施形態によるリンク監視部を説明するための図である。 本発明の一実施形態による障害検出部を説明するための図である。 本発明の一実施形態によるコンピュータの処理フローを示す図である。
本発明に係る方法及びプログラムが採用されたコンピュータ1について図1を参照して説明する。
このコンピュータ1は、主データ転送路2に接続されたコンピュータ制御部3と、コンピュータ制御部3の制御処理に利用する情報を記憶する記憶部4とを有し、該主データ転送路2に、接続部5Aを介してデバイス5が接続されてなるものである。
このデバイス5は、障害を検出する第1障害検出部6及び第2障害検出部7と、主データ転送路2部へ転送を監視するリンク監視部8と、障害情報SA(S1,S2)に係る障害ログLMを転送する転送指示部9と、を具備したインターフェイスである。
第1障害検出部6ではデバイス回路(図示略)の内部処理に基づく障害を検出して障害通知S1として出力する。
第2障害検出部7では主データ転送路2の障害を検出して障害通知S2として出力する。
リンク監視部8は、主データ転送路2を通じたデータ送信が可能であるか否か等の主データ転送路2の障害をリンクステイタス情報Wに基づき監視し、その監視結果をリンク可否情報SBとして出力する。
転送指示部9は、リンク監視部8からのリンク可否情報SBに基づき、デバイス回路の内部処理に基づく障害及び主データ転送路2の障害に係る障害情報SAの障害ログLM(L1,L2)を、記憶部4への転送処理することの指示を出力する。
以上のように構成されたコンピュータ1では、第1障害検出部6にてデバイス回路の内部処理に基づく障害情報S1を検出し、また、第2障害検出部7にて主データ転送路2の障害情報S2を検出する。
一方、リンク監視部8では、主データ転送路2の状態を監視し、その監視結果に基づき、主データ転送路2を通じたデータ送信が可能であるか否か等のリンク可否情報SBを出力する。
このとき、転送指示部9では、第1障害検出部6及び第2障害検出部7にて障害情報SAを検出した状況下において、リンク監視部8からのリンク可否情報SBに基づき、主データ転送路2を通じたデータ送信が可能であると判定した場合に、当該障害情報SA(S1,S2)に基づく障害ログLM(L1,L2)を、コンピュータ制御部3側の記憶部4に転送させる指示を出力する。
すなわち、上記コンピュータ1では、コンピュータ制御部3とデバイス5との間にある主データ転送路2に障害が発生している状況を常時確認しながら、該主データ転送路2又はデバイス5での障害情報SA(S1,S2)の障害ログLM(L1,L2)を、コンピュータ制御部3側の記憶部4に円滑に送ることができ、その後の障害処理/復旧作業を速やかに行うことができる。
(実施形態)
次に、図1のコンピュータをさらに具体化したコンピュータの実施形態について図2〜図5を参照して説明する。
図2において、符号10で示すものはコンピュータ制御部3であるCPUを備えたマザーボード等の主制御モジュールである。
主制御モジュール10は、PCIデバイス20を搭載できる一般的なサーバ内に設けられており、主にCPU11、メモリ12、PCIeバス13を有するものであって、PCIeバス13は、接続部20Aを介して拡張領域となるPCIデバイス20を接続する。
なお、このPCIデバイス20は主制御モジュール10とともにコンピュータ1内部に設けられてよい。
PCIデバイス20は、PCIe制御部21、演算部22、リンク監視部23、DMA転送部24、障害検出部25を有する。
なお、これら構成要素の中で、DMA転送部24及び障害検出部25により転送指示部30が構成される。
演算部22はPCIデバイス20上で演算を行うものであって、該演算部22内でエラーが発生した際には障害通知S1を生成して障害検出部25に通知する。
PCIe制御部21は、PCIeバス13と接続し、DMA転送部24と主制御モジュール10の間でデータの送受信を行う。また、このPCIe制御部21では、PCIeバス13やPCIe制御部21内でエラーが発生した際に、障害通知S2を生成して障害検出部25に通知する。
そして、これら演算部22から出力されたPCIデバイス20の障害通知S1、及びPCIe制御部21から出力されたPCIeバス13の障害通知S2は、共に障害検出部25に取り込まれる。
なお、これら障害通知S1及びS2により、障害情報SAが形成される。また、演算部22は第1障害検出部を構成し、PCIe制御部21は第2障害検出部を構成している。
リンク監視部23は、常時、PCIe制御部21のリンクステイタス状況を監視し、そのリンクステイタス情報Wに基づくリンク可否情報SBを障害検出部25に出力する。
このリンク監視部23の構成について図3を参照して詳細に説明する。
図3に示されるように、リンク監視部23は、リンクステイタス監視判定部23Aにて、主データ転送路となるPCIeバス13を通じたデータ送信が可能であるか否かのリンクステイタス情報Wを取り込み、PCIeバス13がリンク状態かアンリンク状態かを判定する。
そして、このリンク監視部23にて、PCIeバス13とのリンクが確立していれば転送可能フラグ設定部23Bにてフラグをセットし、アンリンク状態であれば転送可能フラグ設定部23Bにてフラグをリセットし、かつこれらフラグの設定状況をリンク可否情報SBとして出力する。
図2に示されるように、障害検出部25は、演算部22及びPCIe制御部21から障害通知SA(S1,S2)を受け取るとともに、リンク監視部23からリンク可否情報SBを受け取る。そして、障害検出部25では、これら障害通知SA及びリンク可否情報SBに基づき、DMA転送部24にエラー通知Eを出力するとともに、演算部22から障害ログを採取するよう指示する。
さらに図4を参照して障害検出部25の構成について説明する。
図4に示されるように、この障害検出部25は、演算部エラーフラグ設定部25A、PCIe制御部エラーフラグ設定部25B、DMA発行制御部25Cを有する。
演算部エラーフラグ設定部25Aでは、演算部22からのPCIデバイス20の障害通知S1があった場合に、エラーフラグを設定する。
PCIe制御部エラーフラグ設定部25Bでは、PCIe制御部21からPCIeバス13の障害通知S2があった場合に、エラーフラグを設定する。
DMA発行制御部25Cは、リンク監視部23の転送可能フラグ設定部23Bにてフラグがセットされ、かつ演算部エラーフラグ設定部25A又はPCIe制御部エラーフラグ設定部25Bのいずれかのフラグがセットされている条件下で、DMA転送部24へエラー通知Eをする。
ここで、障害検出部25では、リンク監視部23の転送可能フラグ設定部23Bにてフラグがセットされていない場合には、演算部エラーフラグ設定部25A及びPCIe制御部エラーフラグ設定部25Bのフラグ設定状態によらず、DMA転送部24へエラー通知Eを出力しない。
DMA転送部24は、障害検出部25からのエラー通知Eを受け取った場合、すなわち、リンク監視部23の転送可能フラグ設定部23Bでのフラグ設定状況からPCIeバス13とのリンク確立が確認された場合に、演算部22又はPCIe制御部21から障害情報SAに基づく障害ログLM(L1またはL2の少なくとも一方)を採取する。
さらに、DMA転送部24は、主制御モジュール10への障害割込みを生成し、演算部22又はPCIe制御部21からの障害ログLM(L1,L2)とともに、PCIe制御部21へ送出する。
このとき、PCIe制御部21は、PCIeバス13と接続し、DMA転送部24と主制御モジュール10の間でデータの送受信を行う。
図2〜図4に示す主制御モジュール10の作用について図5を参照して説明する。
PCIeバス13とPCIデバイス20との間のリンクダウンをともなう障害が発生した場合には(ステップS1)、PCIe制御部21が、PCIeバス13がリンクダウンしたことを検知する(ステップS2)。なおステップS1におけるPCIeバス13とPCIデバイス20との間のリンクダウンは、PCIデバイス20には実際には障害は発生していないが、PCIe制御部21からPCIデバイス20に障害が発生したように認識した事象が発生した場合を示してよい。当該事象は例えば、PCIデバイス20のPCIeバス13との間の接触不良などであってよい。
リンク監視部23は、PCIe制御部21のリンクステイタスを監視し、リンクダウンが発生したことを示す障害通知S2を障害検出部25に通知する。
詳細には、リンク監視部23は、図3に示されるようにPCIe制御部21からのリンクステイタス情報Wをリンクステイタス監視判定部23Aで読取り、データが転送可能かどうかを判断する。
このとき、リンク監視部23は、前述のようなリンクダウンをともなう障害が発生した場合に、転送可能フラグ設定部23Bでのフラグをクリアし、転送不可であることを障害検出部25に通知する。
図4の障害検出部25は、リンク監視部23を経由して、PCIe制御部21からの障害通知S2を受け取ると、その障害通知S2をPCIe制御部エラーフラグ設定部25Bにて保持する。
さらに障害検出部25では、障害通知S2を保持する一方で、リンク監視部23の転送可能フラグ設定部23Bでのフラグ設定状況(フラグが立っているか、クリアとなっているか)を監視する。
このとき、障害検出部25では、リンク監視部23の転送可能フラグ設定部23Bでのフラグが立っている条件下(すなわち、PCIeバス13のリンクが確立している状態)で、PCIe制御部エラーフラグ設定部25Bにて保持したPCIe制御部21からの障害通知S2を、DMA発行制御部25Cへと送り出す。
同様に、障害検出部25では、リンク監視部23の転送可能フラグ設定部23Bでのフラグが立っている条件下において、演算部エラーフラグ設定部25Aにて保持されている演算部22からの障害通知S1を、DMA発行制御部25Cへと送り出す。
このとき、DMA発行制御部25Cは、リンク監視部23の転送可能フラグ設定部23Bにてフラグがセットされ、かつ演算部エラーフラグ設定部25A又はPCIe制御部エラーフラグ設定部25Bのいずれかでフラグがセットされていれば、DMA転送部24へエラー通知Eをする。
その一方で、DMA発行制御部25Cは、演算部エラーフラグ設定部25A又はPCIe制御部エラーフラグ設定部25Bのいずれかのフラグがセットされていても、リンク監視部23の転送可能フラグ設定部23Bにてフラグがセットされていなければ、DMA転送部24へのエラー通知Eを行わない。
PCIeバス13のリンクダウンが発生した場合には、一方で、主制御モジュール10のCPU11上で動作しているドライバがリンクダウンを検知し(ステップS3)、リンクの再接続要求(ステップS4)を行うことで、ドライバがPCIバスの再リンク処理を行う。
リンクダウンが復活している場合にはリンク監視部23は、リンクの再接続要求を受信することができる。リンク監視部23は再接続要求を受信するとリンクダウンが確立してリンクが接続されているかを検出する。
リンク監視部23は、PCIe制御部21のリンクステイタスを監視し、再リンクしたことを障害検出部25に通知する(ステップS5)。
詳細には図3に示されるようにPCIe制御部21からのリンクステイタス情報Wをリンクステイタス監視判定部23Aで読取り、転送可能かどうかを判断し、転送可能フラグ設定部23Bにてフラグをセットし、転送可能であることを障害検出部25に通知する。
図4の障害検出部25のDMA発行制御部25Cは、リンク監視部23からの転送可能フラグが、転送可能であることを示しているので、保留していたエラー通知EをDMA転送部24へ通知するとともにPCIe制御部21から障害ログLM(L1,L2)を採取するよう指示する。
DMA転送部24は、障害検出部25からの指示を受け取ると、PCIe制御部21から障害ログLM(L1,L2)を採取する。さらに、主制御モジュール10への障害割込みを生成し、PCIe制御部21からの障害ログLM(L1,L2)とともに、PCIe制御部21へ送出する。
次に、PCIe制御部21は、PCIeバス13を経由して主制御モジュール10のCPU11へ障害割込みを通知する(ステップS6)。
PCIe制御部21は、また障害情報SAの内容を示す障害ログLM(L1,L2)を、PCIeバス13を経由して、主制御モジュール10のメモリ12へDMA転送する(ステップS7)。
主制御モジュール10では、ステップS6の処理によりCPU11が障害割込みを検知する(ステップS8)。
そしてCPU11は、メモリ12に格納された障害ログLM(L1,L2)を読み出して障害処理を開始する(ステップS9)。障害処理とは障害ログの解析などであってよい。
以上のように構成されたコンピュータ1では、第1障害検出部となる演算部22にてデバイス回路(図示略)の内部処理に基づく障害情報SAを検出し、また、第2障害検出部となるPCIe制御部21にて主データ転送路となるPCIeバス13の障害情報SAを検出する。
一方、リンク監視部23では、PCIデバイス20からCPU11側のメモリ12(記憶部)に至るPCIeバス13のリンクステイタスを監視し、その監視結果に基づき、PCIeバス13を通じたデータ送信が可能であるか否かのリンク可否情報SBを出力する。
このとき、転送指示部30では、PCIe制御部21及び演算部22にて障害情報SAを検出した状況下において、リンク監視部23からのリンク可否情報SBに基づき、PCIeバス13を通じたデータ送信が可能であると判定した場合に、当該障害情報SAに基づく障害ログLM(L1,L2)を、CPU11側のメモリ12に転送させる指示を出力できる。
すなわち、上記コンピュータ1では、CPU11とPCIデバイス20との間の主データ転送路2に障害が発生している状況を常時確認しながら、該主データ転送路2又はPCIデバイス20での障害情報SAの障害ログLM(L1,L2)を、CPU11側のメモリ12に円滑に送ることができ、その後の障害/復旧作業を速やかに行なえる。
なお、上記実施形態は、PCIバスのようなパラレルインターフェイスについて説明したが、これに限定されず、シリアルインターフェイス等の他の方式であっても良い。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
1 コンピュータ
2 主データ転送路
3 コンピュータ制御部
4 記憶部
5 デバイス
5A 接続部
6 第1障害検出部
7 第2障害検出部
8 リンク監視部
9 転送指示部
10 主制御モジュール
11 CPU
13 PCIeバス
12 メモリ
20 PCIデバイス
20A 接続部
21 PCIe制御部
22 演算部
23 リンク監視部
23A リンクステイタス監視判定部
23B 転送可能フラグ設定部
24 DMA転送部
25 障害検出部
25A 演算部エラーフラグ設定部
25B PCIe制御部エラーフラグ設定部
25C DMA発行制御部
30 転送指示部
E エラー通知
SA 障害情報
SB リンク可否情報
LM 障害ログ
W リンクステイタス情報

Claims (7)

  1. 主データ転送路に、コンピュータ制御部と、コンピュータ制御部の制御処理に利用する情報を記憶する記憶部と、インターフェイスとなるデバイスと、を備えたコンピュータであって、
    前記デバイスは、
    デバイス回路の内部処理に基づく障害を検出する第1障害検出部と、
    前記主データ転送路の障害を検出する第2障害検出部と、
    前記主データ転送路を通じたデータ送信が可能であるか否かのリンクステイタス状況を監視し、その監視結果をリンク可否情報として出力するリンク監視部と、
    前記リンク監視部からのリンク可否情報に基づき、前記デバイス回路の内部処理に基づく障害及び前記主データ転送路の障害に基づく障害ログを、前記記憶部へ転送処理することの指示を出力する転送指示部と、
    を備えることを特徴とするコンピュータ。
  2. 前記転送指示部からの指示に基づき、前記障害ログを前記記憶部へ転送する処理を行う転送制御部と、を備え、
    前記転送制御部は、前記主データ転送路の障害を検出する前記第2障害検出部を含むことを特徴とする請求項1に記載のコンピュータ。
  3. 前記コンピュータ制御部は、前記記憶部に記録されている前記障害ログを読み取って、前記デバイス回路の内部処理に基づく障害及び主データ転送路の障害に基づく対応処理を行う、ことを特徴とする請求項1又は2のいずれか1項に記載のコンピュータ。
  4. 前記転送指示部は、前記第1又は第2障害検出部にて障害が検出された場合に、前記リンク監視部から前記主データ転送路のリンク可否情報を取り込み、該リンク可否情報に基づきリンクが確立されたと判断したことを条件として、前記障害ログを前記記憶部に転送処理させることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のコンピュータ。
  5. コンピュータ内に設けられた主データ転送路に接続されたコンピュータ制御部と、前記コンピュータ制御部が制御処理に利用する情報を記憶する記憶部と、を備えたコンピュータの前記主データ転送路との間で脱着可能に接続される接続部と、
    デバイス回路の内部処理に基づく障害を検出する第1障害検出部と、
    前記主データ転送路の障害を検出する第2障害検出部と、
    前記主データ転送路を通じたデータ送信が可能であるか否かのリンクステイタス状況を監視し、その監視結果をリンク可否情報として出力するリンク監視部と、
    前記リンク監視部からのリンク可否情報に基づき、前記デバイス回路の内部処理に基づく障害及び前記主データ転送路の障害に基づく障害ログを、前記記憶部へ転送処理することの指示を出力する転送指示部、を備えるデバイス。
  6. コンピュータ制御部がコンピュータ内に設けられた主データ転送路に接続され、
    記憶部が前記コンピュータ制御部の制御処理に利用される情報を記憶し、
    デバイスが前記主データ転送路に接続され、
    前記デバイスが、
    デバイス回路の内部処理に基づく障害を検出する工程と、
    前記主データ転送路の障害を検出する工程と、
    前記主データ転送路を通じたデータ送信が可能であるか否かのリンクステイタス状況を監視し、その監視結果をリンク可否情報として出力する工程と、
    このリンク可否情報に基づき、前記デバイス回路の内部処理に基づく障害及び前記主データ転送路の障害に基づく障害ログを、前記記憶部へ転送処理する工程と、を有することを特徴とする処理方法。
  7. コンピュータ内に設けられた主データ転送路に接続されたコンピュータ制御部と、前記コンピュータ制御部が制御処理に利用する情報を記憶する記憶部と、を備えたコンピュータの前記主データ転送路との間で脱着可能に接続される接続部を備えたデバイスに実行させるプログラムとして、
    デバイス回路の内部処理に基づく障害を検出する段階と、
    前記主データ転送路の障害を検出する段階と、
    前記主データ転送路を通じたデータ送信が可能であるか否かのリンクステイタス状況を監視し、その監視結果をリンク可否情報として出力する段階と、
    このリンク可否情報に基づき、前記デバイス回路の内部処理に基づく障害及び前記主データ転送路の障害に基づく障害ログを、前記記憶部へ転送処理する段階と、を有することを特徴とするプログラム。
JP2016038715A 2016-03-01 2016-03-01 コンピュータ、デバイス、処理方法、プログラム Pending JP2017156921A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016038715A JP2017156921A (ja) 2016-03-01 2016-03-01 コンピュータ、デバイス、処理方法、プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016038715A JP2017156921A (ja) 2016-03-01 2016-03-01 コンピュータ、デバイス、処理方法、プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017156921A true JP2017156921A (ja) 2017-09-07

Family

ID=59809715

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016038715A Pending JP2017156921A (ja) 2016-03-01 2016-03-01 コンピュータ、デバイス、処理方法、プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017156921A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3753630A1 (en) 2019-06-19 2020-12-23 The Hong Kong Research Institute of Textiles and Apparel Limited Method and system for recovering fibers from fibrous products
EP3753999A1 (en) 2019-06-19 2020-12-23 The Hong Kong Research Institute of Textiles and Apparel Limited Semi-continous hydrothermal reaction system
CN115826393A (zh) * 2023-02-15 2023-03-21 西安羚控电子科技有限公司 一种飞控系统的双余度管理方法及装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3753630A1 (en) 2019-06-19 2020-12-23 The Hong Kong Research Institute of Textiles and Apparel Limited Method and system for recovering fibers from fibrous products
EP3753999A1 (en) 2019-06-19 2020-12-23 The Hong Kong Research Institute of Textiles and Apparel Limited Semi-continous hydrothermal reaction system
CN115826393A (zh) * 2023-02-15 2023-03-21 西安羚控电子科技有限公司 一种飞控系统的双余度管理方法及装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6333410B2 (ja) 障害処理方法、関連装置、およびコンピュータ
JP6379905B2 (ja) 制御装置および制御方法
JP5015052B2 (ja) 監視システム及び監視サーバ装置
JP2004192642A5 (ja)
JPWO2012046293A1 (ja) 障害監視装置、障害監視方法及びプログラム
JP2017156921A (ja) コンピュータ、デバイス、処理方法、プログラム
CN104704478A (zh) 输入/输出错误遏制事件后的恢复
JP4291384B2 (ja) 数値制御装置に接続されたioユニットの断線と電源断の検出方法
JP5152340B2 (ja) 制御回路、情報処理装置及び情報処理装置の制御方法
JP5625605B2 (ja) Os動作状態確認システム、確認対象装置、os動作状態確認装置、os動作状態確認方法およびプログラム
JP2010067115A (ja) データ記憶システム、データ記憶方法
JP6357879B2 (ja) システムおよび障害処理方法
CN109219105B (zh) 路由切换方法以及路由切换系统
JP4131263B2 (ja) マルチノードシステム、ノード装置、ノード間クロスバスイッチ及び障害処理方法
JP6256087B2 (ja) ダンプシステムおよびダンプ処理方法
JP5509651B2 (ja) ログ採取装置、ログ採取方法、プログラム
JP2021140337A (ja) PCIeデバイス、障害復旧方法、プログラム
JP2017183905A (ja) 通信装置、通信障害復旧方法および通信障害復旧プログラム
JP2015153146A (ja) 情報処理システム、情報処理システムの制御方法および情報処理システムの制御プログラム
JP6112205B2 (ja) 情報処理システム、装置、方法及びプログラム
JP5561790B2 (ja) ハードウェア障害被疑特定装置、ハードウェア障害被疑特定方法、及びプログラム
JP2011049835A (ja) ネットワーク故障検出装置、ネットワーク故障検出プログラム
JP2019160148A (ja) データ採取装置、メモリコントローラ、演算装置、情報処理装置、データ採取システム、データ採取方法
JP6896035B2 (ja) 監視システム、監視SaaS提供装置、管理装置、及びプログラム
JP5082147B2 (ja) マルチノードシステム、ノード間スイッチ及びデータ中継方法