JP2017156632A - 光学デバイス - Google Patents

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浩史 久保田
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Abstract

【課題】配光状態と透明状態との切り替えを行うことができる光学デバイスを提供する。
【解決手段】光透過性を有する対向配置された第1基板10及び第2基板11と、第1基板10と第2基板11との間に位置し、屈折率が調整可能な屈折率調整層30と、第1基板10の第2基板11側の主面10a上に、所定間隔空けて配置された第1電極20及び第2電極21とを備え、屈折率調整層30は、第1電極20及び第2電極21間に所定電圧が印加された場合に屈折率が変化する第1領域32と、第1電極20及び第2電極21間に所定電圧が印加された場合に屈折率が変化しない第2領域33とを含み、第1領域32と第2領域33との界面形状は、凹凸形状である。
【選択図】図5

Description

本発明は、光学デバイスに関する。
従来、屋外から入射する太陽光の進行方向を変更して屋内に導入する光学デバイスが提案されている。例えば、特許文献1には、窓に配置することで窓に入射する太陽光の進行方向を変更して屋内の天井などに導くことができる採光シートが開示されている。特許文献1に開示された採光シートは、透明シート材に形成した凹状溝に充填材を充填して反射面を形成し、当該反射面による反射により太陽光の光路を折り曲げて屋内に導入している。
特開2012−255951号公報
しかしながら、特許文献1に記載された採光シートは、入射する太陽光の進行方向を変更して屋内に導入できるものの、入射する太陽光の進行方向を変更させずにそのまま屋内には導入できない。
つまり、特許文献1に記載された採光シートは、進行方向を変化させて光を透過させることができる配光状態と、進行方向を変化させずに光を透過させることができる透明状態との切り替えを行うことができない。
そこで、本発明は、配光状態と透明状態との切り替えを行うことができる光学デバイスを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様に係る光学デバイスは、光透過性を有する対向配置された第1基板及び第2基板と、前記第1基板と前記第2基板との間に位置し、屈折率が調整可能な屈折率調整層と、前記第1基板の前記第2基板側の主面上に、所定間隔空けて配置された第1電極及び第2電極とを備え、前記屈折率調整層は、前記第1電極及び前記第2電極間に所定電圧が印加された場合に屈折率が変化する第1領域と、前記第1電極及び前記第2電極間に所定電圧が印加された場合に屈折率が変化しない第2領域とを含み、前記第1領域と前記第2領域との界面形状は、凹凸形状である。
本発明に係る光学デバイスによれば、配光状態と透明状態との切り替えを行うことができる。
実施の形態に係る光学デバイスの断面図である。 実施の形態に係る光学デバイスを建物の窓に適用する例を示す模式図である。 実施の形態に係る光学デバイスの電極の形状及び配置を示す平面図である。 実施の形態に係る光学デバイスが透明状態になっているときの様子を模式的に示す部分拡大断面図である。 実施の形態に係る光学デバイスが配光状態になっているときの様子を模式的に示す部分拡大断面図である。 実施の形態に係る光学デバイスが透明状態になっているときの入射光の光路の一例を示す図である。 実施の形態に係る光学デバイスが配光状態になっているときの入射光の光路の一例を示す図である。 実施の形態に係る光学デバイスに印加する電圧(電位)を変化させたときの凹凸形状の変化を示す図である。 変形例1に係る光学デバイスの断面図である。 変形例2に係る光学デバイスの断面図である。
以下では、本発明の実施の形態に係る光学デバイスについて、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する趣旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
また、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。したがって、例えば、各図において縮尺などは必ずしも一致しない。また、各図において、実質的に同一の構成については同一の符号を付しており、重複する説明は省略又は簡略化する。
(実施の形態)
[概要]
まず、実施の形態に係る光学デバイス1の概要について説明する。
図1は、本実施の形態に係る光学デバイス1の断面図である。図2は、本実施の形態に係る光学デバイス1を建物90の窓に適用する例を示す模式図である。
光学デバイス1は、光の配光を制御することができる光配光制御デバイスである。図1に示すように、光学デバイス1は、対向配置された第1基板10及び第2基板11と、第1電極20及び第2電極21と、屈折率調整層30とを備える。光学デバイス1は、さらに、第3電極40と、封止材50とを備える。
光学デバイス1は、図1に示すように、平板状のデバイスである。なお、各図において、光学デバイス1の厚み方向をz軸方向とし、z軸方向に直交し、かつ、互いに直交する2つの方向をx軸方向及びy軸方向とする。なお、本明細書において、「厚み方向」とは、光学デバイス1の厚み方向を意味し、第1基板10及び第2基板11の主面に垂直な方向である。
光学デバイス1は、例えば、屋外(室外)と屋内(室内)との間に設置される。本実施の形態では、図1に示すように、光学デバイス1は、第1電極20及び第2電極21が配置された第1基板10が屋外側、第2基板11が屋内側になるように配置される。
光学デバイス1は、図2に示すように、例えば、建物90の屋内と屋外とを隔てる壁91に窓として設けられる。あるいは、光学デバイス1は、壁91に設置された窓に対面するように配置されてもよい。なお、光学デバイス1は、建物用の窓に限らず、例えば自動車、電車などの車両又は飛行機などの移動体の窓などに利用してもよい。光学デバイス1を車両の窓に用いる場合、屋外とは車外のことであり、屋内とは車内のことである。
以下、光学デバイス1の各構成部材について詳細に説明する。
[第1基板及び第2基板]
第1基板10及び第2基板11は、対向配置されている。具体的には、第1基板10と第2基板11とは、第1電極20及び第2電極21、屈折率調整層30並びに第3電極40を間に挟んで支持する。
図1に示すように、第1基板10は、主面10aを有する。主面10aには、第1電極20及び第2電極21が設けられている。第2基板11は、主面11aを有する。主面11aには、第3電極40が設けられている。第1基板10と第2基板11とは、主面10a及び主面11aが対面するように配置されている。主面10aと主面11aとの間を充填するように屈折率調整層30が設けられている。第1基板10と第2基板11とは、各々の端部外周に沿って設けられた封止材50によって接着されている。
第1基板10及び第2基板11は、光透過性を有し、入射した光(可視光)を透過する。本実施の形態では、第1基板10及び第2基板11は、透明基板であり、例えばガラス基板又は透明樹脂基板である。ガラス基板の材料としては、ソーダガラス、無アルカリガラス又は高屈折率ガラスなどを用いることができる。樹脂基板の材料としては、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリカーボネート(PC)、アクリル(PMMA)又はエポキシなどを用いることができる。ガラス基板は、光透過率(透明性)が高く、かつ、水分の透過性が低いという利点がある。一方、樹脂基板は、破壊時の飛散が少ないという利点がある。第1基板10及び第2基板11は、同じ基板材料で構成されてもよく、異なる基板材料で構成されてもよい。
なお、第1基板10及び第2基板11は、リジッド基板に限らず、フレキシブル樹脂基板又はフレキシブルガラス基板などの可撓性を有するフレキシブル基板でもよい。また、第1基板10及び第2基板11の平面視形状は、例えば、正方形又は長方形などの矩形状であるが、例えば、円形又は四角形以外の多角形でもよく、任意の形状を利用することができる。
[第1電極及び第2電極]
第1電極20及び第2電極21は、電気的に対となっており、屈折率調整層30に電界を与えることができるように構成されている。第1電極20及び第2電極21の一方が陽極として機能し、他方が陰極として機能する。具体的には、第1電極20及び第2電極21は、屈折率調整層30に横電界(x軸方向への電界)を与える。
また、本実施の形態では、第1電極20及び第2電極21はそれぞれ、第3電極40との間で、屈折率調整層30に電界(斜め電界)を与えることができるように構成されている。例えば、第1電極20及び第3電極40の一方が陽極として機能し、他方が陰極として機能する。第2電極21及び第3電極40の一方が陽極として機能し、他方が陰極として機能する。
第1電極20及び第2電極21は、第1基板10の主面10a上に、所定間隔空けて配置されている。図3は、本実施の形態に係る光学デバイス1の電極の形状及び配置を示す平面図である。具体的には、図3は、光学デバイス1を第2基板11側から平面視したときの平面図であり、第2基板11、屈折率調整層30及び封止材50などを透過して示している。図3において、第1電極20、第2電極21及び第1基板10の外形(輪郭)を実線で示し、第3電極40の外形(輪郭)を破線で示している。
図3に示すように、第1電極20及び第2電極21はそれぞれ、櫛形電極であり、各々の櫛歯部分が互いに噛み合うように配置されている。図1に示すように、第1電極20と第2電極21との間の間隔d1は、第1基板10と第2基板11との間の間隔d2より小さい。本実施の形態では、間隔d1は、第1電極20の一本の櫛歯部分と、当該櫛歯部分に隣り合う第2電極21の櫛歯部分との間の距離である。第1電極20と第2電極21とは、例えば等間隔で配置されている。
第1電極20及び第2電極21は、図3に示すように、櫛歯部分がy軸方向に沿って延伸している。本実施の形態では、光学デバイス1を垂直な壁91に設けられた窓に適用する場合、光学デバイス1は、この延伸方向(y軸方向)が水平方向になるように設置される。
第1電極20及び第2電極21は、光透過性を有し、入射した光を透過する。第1電極20及び第2電極21は、例えば、透明導電膜を所定形状(具体的には、櫛状)にパターニングすることで形成される。透明導電膜の材料としては、ITO(Indium Tin Oxide)又はIZO(Indium Zinc Oxide)などの透明金属酸化物、銀ナノワイヤ若しくは導電性粒子などの導電体を含有する樹脂からなる導電性含有樹脂、又は、銀薄膜などの金属薄膜などを用いることができる。なお、第1電極20及び第2電極21は、これらの単層構造でもよく、あるいは、これらの積層構造(例えば透明金属酸化物と金属薄膜との積層構造)でもよい。
[屈折率調整層]
屈折率調整層(屈折率変化層)30は、可視光領域での屈折率が調整可能となっている。屈折率調整層30は、電界が与えられることによって屈折率が変化する材料(屈折率可変材料)によって構成されている。本実施の形態において、屈折率調整層30は、主として、複屈折性を有する電界応答性の媒質を含んでいる。当該媒質は、具体的には、液晶分子31を含む液晶材料である。つまり、屈折率調整層30では、屈折率可変材料として液晶材料を用いている。
液晶材料としては、例えば、液晶分子31が棒状分子からなるネマティック液晶又はコレステリック液晶などを用いることができる。液晶材料は、電界の変化によって液晶分子31の配向状態が変化して屈折率が変化する。例えば、液晶材料の常光屈折率noは、1.5であり、異常光屈折率neは、1.67である。
本実施の形態では、液晶分子31は、ポジ型液晶分子である。液晶分子31は、図1に示すy軸方向に配向している。なお、y軸方向は、第1基板10の主面10aに平行で、かつ、第1電極20と第2電極21とが並ぶ方向(x軸方向)に直交する方向である。すなわち、液晶分子31は、櫛形の第1電極20及び第2電極21の櫛歯部分が延伸する方向に配向している。
なお、図示しないが、屈折率調整層30と第1基板10との間、及び、屈折率調整層30と第2基板11との間にはそれぞれ、配向膜が設けられている。これにより、液晶分子31は、y軸方向に沿って配向させることができる。
屈折率調整層30は、第1基板10と第2基板11との間に位置している。屈折率調整層30の第1基板10側には、第1電極20と第2電極21とが並んで配置されており、第2基板11側には第3電極40が配置されている。このため、第1電極20、第2電極21及び第3電極40の各々に異なる電位を印加した場合に、屈折率調整層30には、横電界及び斜め電界が印加される。具体的には、第1電極20と第2電極21との間には横電界が印加され、第1電極20と第3電極40との間、及び、第2電極21と第3電極40との間には、斜め電界が印加される。
図4は、本実施の形態に係る光学デバイス1が透明状態になっているときの様子を模式的に示す部分拡大断面図である。具体的には、図4は、屈折率調整層30には電界が印加されていない場合を示している。
図4に示すように、屈折率調整層30に電界が印加されていない場合、屈折率調整層30の屈折率は、層内で略均一である。例えば、電界が印加されていないときの屈折率調整層30の屈折率は、異常光屈折率neに等しく、1.67である。
図5は、本実施の形態に係る光学デバイス1が配光状態になっているときの様子を模式的に示す部分拡大断面図である。具体的には、図5は、屈折率調整層30に横電界及び斜め電界が印加されている場合を示している。なお、図5において、実線の双方向矢印が横電界及び斜め電界の各々の方向を模式的に示している。
本実施の形態では、屈折率調整層30は、電界が印加された場合、層内の一部の領域のみの屈折率が変化し、他の領域の屈折率は変化しない。すなわち、屈折率調整層30は、部分的に屈折率を変化させることができる。
具体的には、屈折率調整層30に電界が印加された場合、図5に示すように、屈折率調整層30は、第1領域32と、第2領域33とが形成される。第1領域32は、電界が印加された場合に屈折率が変化する領域である。第2領域33は、電界が印加された場合に屈折率が変化しない領域である。なお、第1領域32及び第2領域33の形状及び大きさは、第1電極20、第2電極21及び第3電極40の各々に印加される電位に応じて変化する。
ここでは、図5に示すように、電源60によって、第1電極20に負の電位(例えば、−10V)、第2電極21に正の電位(例えば、+10V)が印加されている。また、第3電極40は、接地されている(すなわち、電位が0V)。
第1領域32では、電界の向きに応じて液晶分子31の配向状態が変化する。具体的には、液晶分子31は、長軸方向が電界の向きに沿うように配向される。これにより、図5の破線で示すように、第1領域32と第2領域33との界面形状が、凹凸形状になる。具体的には、第1領域32は、第1電極20及び第2電極21の延伸方向(y軸方向)に沿った凸条(畝)の領域になる。第1領域32の凸条は、x軸方向に沿って周期的に繰り返し設けられる。
第1領域32の屈折率n1と第2領域33の屈折率n2とは異なっている。具体的には、第1領域32の屈折率n1は常光屈折率noに等しく、例えば1.5であり、第2領域33の屈折率n2は異常光屈折率neに等しく、例えば1.67である。第1領域32と第2領域33との屈折率の差は、0.17である。
[第3電極]
第3電極40は、第1電極20及び第2電極21の各々との間で、屈折率調整層30に電界を与えることができるように構成されている。具体的には、第3電極40には、第1電極20に印加される電位と第2電極21に印加される電位との間の電位が印加される。第3電極40に印加される電位に応じて、第1領域32と第2領域33との界面形状、すなわち、凹凸形状(図5の破線の形状)を変更することができる。
第3電極40は、第2基板11の主面11a上で、かつ、平面視において、第1電極20と第2電極21との間に配置されている。図3に示すように、第3電極40は、櫛形電極である。第3電極40の櫛歯部分は、第1電極20の櫛歯部分と第2電極21の櫛歯部分との間に配置されている。例えば、第3電極40の櫛歯部分は、第1電極20の櫛歯部分と第2電極21の櫛歯部分との中間地点に位置しているが、これに限定されない。第3電極40は、第1電極20又は第2電極21に平面視において重複する位置に配置されていてもよい。
第3電極40は、光透過性を有し、入射した光を透過する。第3電極40は、例えば、透明導電膜を所定形状(具体的には、櫛状)にパターニングすることで形成される。第3電極40は、第1電極20及び第2電極21と同じ材料を用いて形成することができる。
[封止材]
封止材50は、屈折率調整層30を囲むように第1基板10と第2基板11とを接着することで、屈折率調整層30を封止する。封止材50は、第1基板10及び第2基板11の端部外周に沿って環状に設けられている。
封止材50としては、例えば、エポキシ系樹脂、アクリル系樹脂、又は、シリコーン樹脂などの光硬化性又は熱硬化性の接着性樹脂を用いることができる。あるいは、封止材50としては、ポリエチレン、ポリプロピレンなどの酸変性物からなる熱可塑性の接着性樹脂などを用いてもよい。
なお、封止材50には、第1基板10と第2基板11との間の距離d2を確保するための粒状のスペーサを含んでもよい。粒状のスペーサとしては、例えば、ガラスビーズ、樹脂ビーズ、シリカ粒子などを用いることができる。
[光学デバイスの光学作用]
次に、本実施の形態に係る光学デバイス1の光学作用について説明する。
光学デバイス1は、光を透過させることができる。例えば、光学デバイス1は、第1基板10から入射した光を透過して第2基板11から出射させることができる。また、光学デバイス1は、第2基板11から入射した光を透過して第1基板10から出射させることができる。
なお、本実施の形態に係る光学デバイス1は、一般的な液晶表示デバイスと異なり、偏光板を備えないため、電界を印加した場合と印加しない場合との両方において、入射光を透過させることができる。
本実施の形態に係る光学デバイス1は、図6A及び図6Bに示すように、屈折率調整層30の屈折率を部分的に変化させることで、透明状態(図6A)と配光状態(図6B)とを作り出すことができる。図6Aは、本実施の形態に係る光学デバイス1が透明状態になっているときの入射光Lの光路の一例を示す図である。図6Bは、本実施の形態に係る光学デバイス1が配光状態になっているときの入射光Lの光路の一例を示す図である。ここでは、屋外からの光(例えば、太陽光)が第1基板10側から光学デバイス1に入射する例を示している。
図6Aに示すように、光学デバイス1は、第1電極20及び第2電極21に電圧が印加されていない場合(電圧無印加の場合)に透明状態になる。このとき、電圧無印加の場合、第1電極20及び第2電極21の電位は、第3電極40と同じである。したがって、第1電極20及び第2電極21に電圧が印加されていないときには屈折率調整層30には電界が与えられないので、屈折率調整層30における液晶分子31の配向状態は変化しない。
このため、図6Aの矢印で示すように、光学デバイス1に入射する入射光Lはそのまま直進する。なお、実際には、第1基板10及び第2基板11と空気との間の屈折率差によって光は屈折するが、図6Aには示していない。
このように、光学デバイス1が透明状態(図6A)の場合、光学デバイス1に入射する屋外からの光(外光)は、光学デバイス1をそのまま直進して通過して屋内に導かれる。例えば、光学デバイス1の斜め上方から太陽光が入射する場合(図2参照)、太陽光は、そのままの方向で直進して屋内に進入する。これにより、窓際周辺の床面に太陽光を照射させることができる。
一方、図6Bに示すように、光学デバイス1は、第1電極20及び第2電極21に電圧が印加された場合(電圧印加の場合)に配光状態になる。つまり、屈折率調整層30には、第1電極20と第2電極21との電位差によって横電界が与えられる。また、第1電極20と第3電極40との電位差、及び、第2電極21及び第3電極40との電位差によって斜め電界が与えられる。これらの電界によって、屈折率調整層30の第1領域32における液晶分子31の配向状態が変化する。
具体的には、図5及び図6Bに示すように、屈折率が変化した第1領域32と屈折率が変化しない第2領域33との界面形状が凹凸形状になる。図6Bの矢印で示すように、屈折率調整層30に入射した光は、第1領域32と第2領域33との界面で全反射されて、屋内の上方に向けて出射される。これにより、図2に示すように、入射光Lは、部屋の奥の天井面92を照射することができる。
なお、より具体的には、入射光LのうちS偏光成分のみが屈折又は反射される。つまり、光学デバイス1が配光状態であっても、P偏光成分は、第1領域32と第2領域33との屈折率差に関わらず、そのまま直進する。
以上のように、本実施の形態では、第1電極20及び第2電極21間に電圧を印加した場合に、光学デバイス1を配光状態にすることができ、電圧を印加しない場合に、光学デバイス1を透明状態にすることができる。すなわち、光学デバイス1は、配光状態(配光モード)及び透明状態(透明モード)を選択的に実行することができる。
[凹凸の形状の調整]
続いて、配光状態における屈折率調整層30内の凹凸の形状の調整について図7を用いて説明する。図7は、本実施の形態に係る光学デバイス1に印加する電圧(電位)を変化させたときの凹凸形状の変化を示す図である。
図7の(a)は、電源60が第1電極20及び第2電極21間に±v1の交流電圧を印加したときの凹凸形状を破線で示している。図7の(b)は、電源60が第1電極20及び第2電極21間に±v2(v2>v1)の交流電圧を印加したときの凹凸形状を破線で示している。
図7に示すように、第1電極20と第2電極21との間に印加する電圧を変化させることで、第1領域32の斜面32aと厚み方向(z軸方向)との間の角度(傾斜角α)、及び、第1領域32の斜面32bと厚み方向との角度(傾斜角β)が変化する。具体的には、印加電圧を±v1から±v2に変化させたとき、斜面32aの傾斜角αはα1からα2に小さくなる。同様に、斜面32bの傾斜角βはβ1からβ2に小さくなる。すなわち、斜面32a及び32bは、厚み方向により近い斜面となる。これは、第1電極20と第2電極21との電界が強くなるためである。
x軸方向の正側を鉛直下方にして光学デバイス1を設置した場合、斜面32aが入射光Lの反射面になる。屈折率調整層30に与えられる斜め電界の強度を調整することで、斜面32aの傾斜を変更することができる。
なお、本実施の形態では、第3電極40が接地されており、第1電極20及び第2電極21に印加される電位の中間値が第3電極40には印加されている。このため、斜面32aの傾斜角α及び斜面32bの傾斜角βは、略一致している。
これに対し、第3電極40に印加する電位を、第1電極20に印加する電位及び第2電極21に印加する電位のいずれかに近い値にしてもよい。例えば、第3電極40に印加する電位が第2電極21に印加する電位に近い値である場合、第2電極21と第3電極40との電位差が小さくなるため、第2電極21と第3電極40との間に与えられる斜め電界が小さくなる。したがって、斜面32bの傾斜角βは大きくなる。一方で、第1電極20と第3電極40との電位差が大きくなるため、第1電極20と第3電極40との間に与えられる斜め電界が大きくなる。これにより、斜面32aの傾斜角αは小さくなる。
このように、第3電極40に印加する電位を調整することで、第1領域32と第2領域33との界面形状を変更することができ、配光を制御することができる。
[実施例]
ここで、実際に作製した光学デバイス1の実施例について説明する。
まず、屋外側の第1基板10として透明な樹脂基板を用いて、当該樹脂基板の表面(主面10a)にITO膜を膜厚100nmで形成した。ITO膜をエッチングすることで、互いに噛み合った櫛形の第1電極20及び第2電極21を同時に形成した。第1電極20と第2電極21との間隔d1は、10μmとした。
また、屋内側の第2基板11として透明な樹脂基板を用いて、第1電極20及び第2電極21と同様の工程を行うことで、第2基板11の主面11aに第3電極40を形成した。このとき、第3電極40は、第1基板10と第2基板11とを貼り合わせたときに、第1電極20と第2電極21との間に位置するように形成されている。
次に、第1電極20及び第2電極21を覆うように、主面10aの全面に配向膜を形成した。その後、第1電極20及び第2電極21の櫛歯部分の延伸方向(y軸方向)に沿ってラビング処理を行った。同様に、第3電極40を覆うように、主面11aの全面に配向膜を形成した。その後、第3電極40の櫛歯部分の延伸方向(y軸方向)に沿ってラビング処理を行った。
次に、第1基板10の主面10aの端部の外周に沿って封止材50として接着性樹脂材料を塗布した後、基板間距離(d2)が25μmとなるように、第1基板10と第2基板11とを貼り合わせた。このとき、主面10aと主面11aとが、すなわち、第1電極20及び第2電極21と第3電極40とが互いに対向している。
次に、液晶分子31としてポジ型液晶分子を含む液晶材料を真空注入法により第1基板10と第2基板11との間に注入した。なお、用いた液晶材料は、常光屈折率noが1.5で、異常光屈折率neが1.67の材料である。
注入に用いた注入口を樹脂により封止することで、上記の実施の形態に係る光学デバイス1を作製した。
光学デバイス1は、上述したように、透明状態(透明モード)と配光状態(配光モード)とを有する。透明状態(図6A参照)では、第1電極20、第2電極21及び第3電極40のいずれの間にも電圧が印加されていない状態である。作製した実施例に係る光学デバイス1は、透過率が80%以上であり、良好な透明性が得られた。
次に、第3電極40を接地し、第1電極20と第2電極21との間に±10Vの交流電圧を印加した。また、光学デバイス1を各電極の延伸方向が水平方向になるように配置し、模擬太陽光として、白色平行光を極角40°で第1基板10側から光学デバイス1に照射した。入射光のうちP偏光成分は、そのまま直進して光学デバイス1を通過した。S偏光成分は、仰角2°での配光が観察された。ここで、第1電極20と第2電極21との間に印加する電圧を±15Vの交流電圧に変更した。この場合、S偏光成分は、仰角4°で出射された。このとき、斜面32aの傾斜角αは、15°から13°に変化した。また、第1領域32と第2領域33との界面が明瞭になった。
以上のように、印加電圧を変更することで、S偏光成分の配光を変更することができることが確認された。
[効果など]
以上のように、本実施の形態に係る光学デバイス1は、光透過性を有する対向配置された第1基板10及び第2基板11と、第1基板10と第2基板11との間に位置し、屈折率が調整可能な屈折率調整層30と、第1基板10の第2基板11側の主面10a上に、所定間隔空けて配置された第1電極20及び第2電極21とを備え、屈折率調整層30は、第1電極20及び第2電極21間に所定電圧が印加された場合に屈折率が変化する第1領域32と、第1電極20及び第2電極21間に所定電圧が印加された場合に屈折率が変化しない第2領域33とを含み、第1領域32と第2領域33との界面形状は、凹凸形状である。
これにより、第1電極20及び第2電極21間に所定電圧を印加した場合、互いに屈折率が異なる第1領域32及び第2領域33が形成される。第1領域32と第2領域33との屈折率差によって、第1領域32と第2領域33との界面に入射した光を屈折又は反射させることができる。第1領域32と第2領域33との界面形状が凹凸形状であるので、光学デバイス1に入射する光を当該凹凸によって所定の方向に配光させることができる。
一方で、第1電極20及び第2電極21間に電圧を印加しない場合、屈折率調整層30には第1領域32及び第2領域33が形成されずに、屈折率調整層30の屈折率は、層内で略均一になる。したがって、第1電極20及び第2電極21間への電圧の印加を制御することで、配光状態(配光モード)と透明状態(透明モード)との切り替えを行うことができる。なお、配光状態において、第1電極20と第2電極21との間に印加する電圧に応じて、第1領域32及び第2領域33の形状及び大きさを変更することができるので、所望の方向に光を進行させることができる。
また、例えば、第1電極20及び第2電極21はそれぞれ、櫛形電極であり、各々の櫛歯部分が互いに噛み合うように配置されている。
これにより、第1電極20の櫛歯部分と第2電極21の櫛歯部分とが交互に並んで位置しているので、第1電極20及び第2電極21間に電圧を印加した場合に、第1領域32と第2領域33との界面の凹凸は、周期的に繰り返し形成される。これにより、光学デバイス1の面全体で広く光を配光させることができる。
また、例えば、光学デバイス1は、さらに、第2基板11の第1基板10側の主面11a上で、かつ、平面視において第1電極20と第2電極21との間に配置された第3電極40を備える。
これにより、第3電極40と第1電極20との間、又は、第3電極40と第2電極21との間に斜め電界を印加することができるので、第1領域32及び第2領域33の界面形状を調整することができる。したがって、入射光の角度又は望まれる配光特性に応じて、適切な形状の凹凸を精度良く形成することができる。よって、所望の配光特性を得ることができる。
また、例えば、第3電極40には、第1電極20に印加する電位と第2電極21に印加する電位との間の電位が印加される。このとき、例えば、所定間隔は、第1基板10と第2基板11との間の間隔より小さい。
これにより、第3電極40と第1電極20との間、及び、第3電極40と第2電極21との間に斜め電界を印加することができる。したがって、入射光の角度又は望まれる配光特性に応じて、適切な形状の凹凸を形成することができる。よって、所望の配光特性を得ることができる。
例えば、図2に示すように、光学デバイス1に対する太陽光の入射角度は、季節に応じて異なっている。このとき、部屋の奥の天井面92(光学デバイス1が設置された壁91から離れた天井面)を一定以上の照度で照らすには、太陽光の変化(太陽の南中高度の変化)に追随して、凹凸形状を変更する必要がある。本実施の形態では、斜め電界の大きさを変更することで斜面32aの傾斜角を変更することができるので、例えば、太陽光の入射角に追随させて適切な配光を得ることができる。
また、例えば、屈折率調整層30は、複屈折性を有する電界応答性の媒質を含んでいる。また、例えば、媒質は、ポジ型液晶分子を含み、ポジ型液晶分子は、第1基板10の主面10aに平行で、かつ、第1電極20と第2電極21とが並ぶ方向に直交する方向(y軸方向)に配向している。
これにより、屈折率調整層30に印加された横電界によって媒質(具体的には、液晶分子31)の配向状態が変化する。電界強度に応じて液晶分子31の配向状態の変化を調整することができるので、第1領域32と第2領域33との界面形状を所望の形状にすることができる。したがって、所望の方向への配光を実現することができる。
(その他)
以上、本発明に係る光学デバイスについて、上記の実施の形態及びその変形例に基づいて説明したが、本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記の実施の形態では、屈折率調整層30がポジ型液晶分子を含む液晶材料から形成される例について示したが、ネガ型液晶分子を含む液晶材料から形成されてもよい。
図8は、変形例1に係る光学デバイス101の断面図である。本変形例に係る光学デバイス101は、実施の形態に係る光学デバイス1と比較して、屈折率調整層30の代わりに屈折率調整層130を備える点が相違する。ここでは、相違点を中心に説明し、実施の形態と同様の構成については、説明を省略又は簡略化する。
屈折率調整層130は、液晶分子31の代わりに液晶分子131を含む液晶材料を、複屈折性を有する電界応答性の媒質として含んでいる。本変形例では、液晶分子131は、ネガ型液晶分子である。液晶分子131は、図8に示すz軸方向に配向している。つまり、液晶分子131は、第1基板10の主面10aの法線方向(すなわち、光学デバイス101の厚み方向)に配向している。
電界が印加された場合の屈折率調整層130の動作は、実施の形態と同様である。具体的には、屈折率調整層130には、屈折率が変化する第1領域32と、屈折率が変化しない第2領域33とが形成される。第1領域32と第2領域33との界面形状が凹凸形状になるので、当該凹凸によって入射光を所望の方向に配光することができる。
以上のように、本変形例に係る光学デバイス101では、媒質は、ネガ型液晶分子を含み、ネガ型液晶分子は、第1基板10の主面10aの法線方向(z軸方向)に配向している。これにより、透明状態と配光状態との切り替えを行うことができる。
次に、変形例2に係る光学デバイス201の構成について、図9を用いて説明する。図9は、本変形例に係る光学デバイス201の断面図である。
また、例えば、上記の実施の形態において、光学デバイス1は、第3電極40を備えなくてもよい。図9は、変形例2に係る光学デバイス201の断面図である。本変形例に係る光学デバイス201は、実施の形態に係る光学デバイス1と比較して、第3電極40を備えない点が相違する。
本変形例に係る光学デバイス201においても、実施の形態と同様に、第1電極20及び第2電極21によって屈折率調整層30の横電界を印加することができる。したがって、屈折率調整層30には、屈折率が変化する第1領域32と、屈折率が変化しない第2領域33とが形成される。第1領域32と第2領域33との界面形状が凹凸形状になるので、当該凹凸によって入射光を所望の方向に配光することができる。また、横電界の大きさを変更することで、凹凸の形状を変更することができるので、入射光を所望の方向に配光することができる。
また、例えば、上記の実施の形態において、屈折率調整層30における液晶材料として、強誘電性液晶などのメモリ性を有する液晶を用いてもよい。これにより、屈折率調整層30がメモリ性を有することになるので、屈折率調整層30に電界が与えられたときの状態が維持される。このため、配向状態と透明状態との切替時にのみ電圧を印加すればよいので、電力効率を向上させることができる。
また、例えば、上記の実施の形態では、第3電極40の電位が固定(接地されている)である例について示したが、これに限らない。第1電極20と第3電極40との間、及び、第2電極21と第3電極40との間のそれぞれに、電源が接続されていてもよい。これにより、各電極間に印加される電圧を独立して調整することができるので、凹凸形状をより精度良く調整することができる。
また、例えば、上記の実施の形態では、第1電極20、第2電極21及び第3電極40がそれぞれ、櫛形電極である例について示したが、これに限らない。第1電極20、第2電極21及び第3電極40の各々は、例えば、1本のライン状電極でもよい。
その他、各実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態や、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
1、101、201 光学デバイス
10 第1基板
11 第2基板
10a、11a 主面
20 第1電極
21 第2電極
30、130 屈折率調整層
31、131 液晶分子
32 第1領域
33 第2領域
40 第3電極

Claims (8)

  1. 光透過性を有する対向配置された第1基板及び第2基板と、
    前記第1基板と前記第2基板との間に位置し、屈折率が調整可能な屈折率調整層と、
    前記第1基板の前記第2基板側の主面上に、所定間隔空けて配置された第1電極及び第2電極とを備え、
    前記屈折率調整層は、
    前記第1電極及び前記第2電極間に所定電圧が印加された場合に屈折率が変化する第1領域と、
    前記第1電極及び前記第2電極間に所定電圧が印加された場合に屈折率が変化しない第2領域とを含み、
    前記第1領域と前記第2領域との界面形状は、凹凸形状である
    光学デバイス。
  2. 前記第1電極及び前記第2電極はそれぞれ、櫛形電極であり、各々の櫛歯部分が互いに噛み合うように配置されている
    請求項1に記載の光学デバイス。
  3. さらに、
    前記第2基板の前記第1基板側の主面上で、かつ、平面視において前記第1電極と前記第2電極との間に配置された第3電極を備える
    請求項1又は2に記載の光学デバイス。
  4. 前記第3電極には、前記第1電極に印加する電位と前記第2電極に印加する電位との間の電位が印加される
    請求項3に記載の光学デバイス。
  5. 前記所定間隔は、前記第1基板と前記第2基板との間の間隔より小さい
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の光学デバイス。
  6. 前記屈折率調整層は、複屈折性を有する電界応答性の媒質を含んでいる
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の光学デバイス。
  7. 前記媒質は、ポジ型液晶分子を含み、
    前記ポジ型液晶分子は、前記第1基板の前記主面に平行で、かつ、前記第1電極と前記第2電極とが並ぶ方向に直交する方向に配向している
    請求項6に記載の光学デバイス。
  8. 前記媒質は、ネガ型液晶分子を含み、
    前記ネガ型液晶分子は、前記第1基板の前記主面の法線方向に配向している
    請求項6に記載の光学デバイス。
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