JP2017156403A - 蛍光光源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】出射光である白色光の周辺に黄色の照射領域が形成されることを防止した蛍光光源装置を提供する。【解決手段】蛍光光源装置1は、青色の励起光を出射するレーザ光源2と、励起光を受けて黄色の蛍光を放射する蛍光板3と、レーザ光源2からの励起光を蛍光板3に入射させる集光レンズ5と、レーザ光源2と集光レンズ5の間に配置されて、レーザ光源2からの励起光を反射または透過し、蛍光板3からの蛍光を透過または反射するダイクロイックミラー4と、を備え、ダイクロイックミラー4は、レーザ光源2からの励起光を反射する励起光反射/透過部41と、蛍光板からの蛍光と励起光を透過する蛍光・励起光透過/反射部42とを有し、励起光と蛍光が通る光路中に、励起光を蛍光よりも拡散する青色光拡散部材7を設ける。【選択図】図1

Description

本発明は、プロジェクター等に利用される光源装置に関し、特に、レーザ光源からの励起光を蛍光に変換する蛍光板を用いた蛍光光源装置に係わるものである。
従来、プロジェクター装置に搭載される光源装置としては、ショートアーク型の高圧放電ランプを備えたものが用いられていたが、近年、レーザダイオードなどの固体レーザ光源よりなる励起光源と、この励起光源からの励起光を受けて蛍光を出射する蛍光板とを有する蛍光光源装置が提案されている。
例えば、特開2014−199401号公報(特許文献1)には、図9に示すように、レーザダイオードなどからなる励起光を出射するレーザ光源11と、該レーザ光源11から出射される励起光Aが照射されて、該励起光とは異なる波長の蛍光Bを出射させる蛍光板12と、前記励起光を反射して蛍光板12に折り返すダイクロイックミラー13と、前記蛍光板12に励起光を集光する集光レンズ14と、を備えた蛍光光源装置10が開示されている。蛍光板12はヒートシンク15によって放熱冷却されている。
しかして、このような蛍光光源装置においては、レーザ光源11から青色の励起光Aを出射し、蛍光板12でこの励起光を黄色の蛍光に変換するとともに、青色励起光の一部を取り出して、これらを混色することで白色光を得ることができる。つまり、蛍光板12では、励起光の一部を蛍光に変換するとともに、残りの励起光の一部をそのまま出射するものとし、ダイクロイックミラー13を、蛍光板12からの蛍光と、変換に利用されなかった励起光の一部を透過する形態とすることで、これらを混色して白色光を得るものである。
なお、このような使用形態の蛍光光源装置10では、蛍光板12の裏面に反射層を設けることで、蛍光板12から裏側に向かう蛍光および励起光を反射して前面から効率的に出射させることができる。
ところが、このような使用形態の蛍光光源装置10においては、ここから出射される白色光が、その周辺領域において黄色成分をそのまま保有して出射されてくることが判明した。
この現象について検討したところ、以下のような現象によるものであることを突き止めた。
図10に模式的に示すように、蛍光板12により変換されて出射される黄色の蛍光は拡散光であり全方位的に出射されるので、集光レンズ14およびダイクロイックミラー13を経て蛍光光源装置10から出射される出射領域Y(図10A)は、同じ蛍光板12から出射される青色励起光の出射領域B(図10B)よりも広くなり、配光分布が一致しない。
そのため、青色励起光と黄色蛍光とが重なる領域においてはこれらが混色して白色領域Wが得られるが、その周辺領域においては黄色成分領域Yが残ってしまう(図10C)。これにより、蛍光光源装置からは、白色領域の周辺で黄色成分を保有したままで出射されてしまい、色ムラが生じるという問題があった。
特開2014−199401号公報
この発明が解決しようとする課題は、青色の励起光を出射するレーザ光源と、前記励起光を受けて黄色の蛍光を放射する蛍光板と、前記レーザ光源からの励起光を前記蛍光板に入射させる集光レンズと、前記レーザ光源と前記集光レンズの間に配置されて、前記レーザ光源からの励起光を反射または透過し、前記蛍光板からの蛍光を透過または反射するダイクロイックミラーと、を備えてなる蛍光光源装置において、出射光である白色光の周辺に黄色の照射領域が形成されることを防止した蛍光光源装置を提供することである。
上記課題を解決するために、この発明に係る蛍光光源装置は、前記ダイクロイックミラーは、前記レーザ光源からの励起光を反射または透過する励起光反射/透過部と、前記蛍光板からの蛍光と励起光を透過または反射する蛍光・励起光透過/反射部とを有するものであり、前記励起光と前記蛍光が通る光路中に、前記励起光を前記蛍光よりも拡散する青色光拡散部材を設けたことを特徴とする。
また、前記青色光拡散部材は、前記ダイクロイックミラーの後方に配置されていることを特徴とする。
また、前記青色光拡散部材は、前記ダイクロイックミラーと前記集光レンズの間に配置されていることを特徴とする。
また、前記青色光拡散部材はガラス材料と、該ガラス材料中に分散されたセラミック粒子よりなり、前記セラミック粒子の粒子径が50nm以上350nm以下であることを特徴とする。
また、前記青色光拡散部材はガラス材料と、該ガラス材料中に分散されたセラミック粒子よりなり、前記セラミック粒子の粒子径が160nm以上350nm以下であることを特徴とする。
また、前記青色光拡散部材はガラス材料と、該ガラス材料中に分散されたセラミック粒子よりなり、前記セラミック粒子は、アルミナよりなることを特徴とする。
この発明の蛍光光源装置によれば、蛍光板から出射されてくる青色の励起光と、黄色の蛍光のうち、励起光が青色光拡散部材によって拡散されるので、拡散されて出射してくる蛍光の照射領域と略一致させることができ、混色された白色光の周辺に黄色成分の蛍光の照射領域が形成されて色ムラが生じることが抑制される。
また、レーザ励起光が拡散されることにより、照射密度が減少するため、安全性が高くなるという効果も得られる。
本発明の蛍光光源装置の第1の実施例を示す概略図。 図1におけるダイクロイックミラーの説明図。 青色光拡散部材の説明図。 第2の実施例の概略図。 第3の実施例の概略図。 第4の実施例の概略図。 青色光拡散部材中に分散されたセラミック粒子の粒子径と、青色光拡散度/黄色光拡散度との関係を示す図。 青色光拡散部材中に分散されたセラミック粒子の粒子径と、青色光拡散部材の透過率との関係を示す図。 従来技術の概略図。 従来技術の不具合の説明図。
図1に示されるように、本発明の蛍光光源装置1は、励起光を出射するレーザ光源2と、このレーザ光源2から出射される青色の励起光が照射されて、黄色の蛍光を出射させる蛍光板3と、前記レーザ光源2と前記蛍光板3の光路上における間に配置された集光レンズ5とを備えている。なお、この例では蛍光板3は反射型のものが示されていて、その裏面側はヒートシンク6に当接している。また、集光レンズ5は1枚とは限らず、複数枚から構成されるものであってもよい。
蛍光板3は、レーザ光源2からの励起光の一部を黄色の蛍光に変換するとともに、蛍光変換に利用されなかった残りの励起光をそのまま出射する。この蛍光および励起光の出射を効率的にするためには、蛍光板3の裏面側(ヒートシンク6側)に反射層を形成することが有利である。あるいは、反射層はヒートシンク6の蛍光板3が当接する表面側に設けてもよい。
そして、前記レーザ光源2と前記集光レンズ5の間には、ダイクロイックミラー4が配置されている。
図2に示されるように、このダイクロイックミラー4は、レーザ光源2からの青色励起光を反射する励起光反射部41が形成されているとともに、蛍光板3からの黄色の蛍光および青色の励起光を透過する蛍光・励起光透過部42が形成されている。なお、励起光反射部41を蛍光透過性としてもよい。
このダイクロイックミラー4は、ガラス材料などの透光性基材43上に誘電体多層膜44を部分的に設けることで励起光反射部41を形成して、上記のように構成することができる。このとき、誘電体多層膜44による励起光反射部41は、レーザ光源2からのレーザ光(励起光)が照射される箇所に形成される。
そして、誘電体多層膜44による励起光反射部41が形成されない残余の部分が蛍光・励起光透過部42となる。
そして、光路上における前記ダイクロイックミラー4の後方には、青色光拡散部材7が配置されている。
図3に示すように、この青色光拡散部材7は、ガラス材料71中にセラミック粒子72が分散されたものを利用できる。
ガラス材料71としては、石英ガラス等各種のガラスが利用でき、青色励起光や黄色蛍光を吸収しないものが好適である。そして、分散されるセラミック粒子72はアルミナ粒子やシリカ粒子等よりなる。
その一実施形態としては、例えば、青色光拡散部材7は、ガラス(屈折率2.0)中にアルミナ粒子(平均粒径50〜350nm、屈折率1.54)を分散させたものである。この場合、ガラス材料に対するアルミナ粒子の体積比率は0.05〜0.3%)である。
このような青色光拡散部材の作製方法は、例えば、国際公開第2012/081442号公報に開示されている。
上記構成において、レーザ光源2から出射された青色のレーザ光(励起光)は、ダイクロイックミラー4の励起光反射部41に到達して、ここで反射されて集光レンズ5に向かう。励起光はこの集光レンズ5によって集光されて蛍光板3に向かう。
この蛍光板3に到達した励起光は、その一部が黄色の蛍光に変換される。この蛍光は散乱光であるので、全方位的に出射される。なお、蛍光板3の裏面側に向かう蛍光は、裏面の反射層で反射されて前面側に出射される。
そして、蛍光に変換されなかった残りの励起光も、裏面の反射層で反射されて蛍光板3の前面から出射される。
こうして蛍光板3の前面から出射した蛍光と(一部の)励起光は、ダイクロイックミラー4に向かい、ここの蛍光・励起光透過部42を透過する。
なお、このダイクロイックミラー4における励起光反射部41を蛍光透過性とすることもでき、その場合は、蛍光はこの励起光反射部41も透過して出射されるので、蛍光の利用効率が高くなる。
また、蛍光板3からダイクロイックミラー4の励起光反射部41に到達した励起光は、ここで反射されてしまい、蛍光光源装置から出射されない、“利用できない光”となる。
ダイクロイックミラー4を透過した蛍光と励起光は、青色光拡散部材7によって、青色の励起光が蛍光よりも強く拡散されて出射されるので、青色励起光と黄色蛍光の分布をそろえることができる。
また、この拡散により、蛍光光源装置からの出射光の青色レーザ光の照射密度が減少して安全性が向上する。
ここで、青色光拡散部材中に分散させるセラミック粒子の粒子径と青色拡散度/黄色拡散度の関係を調べた結果が、図7のグラフ1に示されている。
なお、ここでいう「青色拡散度」とは、蛍光光源装置の青色光拡散部材を通過した青色光(例えば、波長450nmの光)の、青色光拡散部材から50mmの位置における照射スポット径を、青色光拡散部材がない場合の照射スポット径で除した値を指す。また、ここでいう「黄色拡散度」とは、蛍光光源装置の青色光拡散部材を通過した黄色光(例えば、波長550nmの光)の、青色光拡散部材から50mmの位置における照射スポット径を、青色光拡散部材がない場合の照射スポット径で除した値を指す。
従って、「青色光が蛍光よりも(強く)拡散される」とは、上述の比率が1より大きいことを意味する。
グラフ1から分かるように、セラミック粒子径が、
50nm≦[粒子径]≦350nm
の関係にあるとき、青色光をもっともよく拡散させ、黄色光との配光が一致する。
また、セラミック粒子径と透過率の関係を調べた結果が、図8のグラフ2に示されている。このグラフ2から分かるように、セラミック粒子径が、
160nm≦[粒子径]
の関係にあるとき、透過率が良好であることが分かる。
その両者、つまり、配光一致性と透過率を満足させる粒子径は、160nm〜350nmである。
図4に他の実施例が示されていて、この実施例では、青色光拡散部材7が、ダイクロイックミラー4の光路上の後方、即ち、ダイクロイックミラー4と集光レンズ5の間に配置されている。この実施例の場合も、蛍光板3からの励起光と蛍光のうち、青色拡散部材7により青色の励起光が拡散されて、青色励起光と黄色蛍光の分布が揃った状態で蛍光光源装置1から出射されて出てくることは、図1の実施例と同様である。
また、上記実施例においては、青色レーザ光は、青色拡散部材7により拡散された状態で、蛍光板3に入射する。つまり、蛍光板3における励起光の照射密度が小さくなるため、蛍光板3の温度が上昇しにくくなる。その結果、蛍光板3における蛍光への変換効率が下がる現象(温度消光)が生じにくくなる。
以上説明した図1の第1実施例および図4の第2実施例では、ダイクロイックミラー4は、レーザ光源2からの励起光を反射する励起光反射部41と、前記蛍光板3からの蛍光と励起光を透過する蛍光・励起光透過部42とを有する実施形態である。
図5に示す第3実施例および図6に示す第4実施例では、反射と透過の関係が反対になった実施形態である。
即ち、ダイクロイックミラー4は、レーザ光源2からの励起光を透過する励起光透過部41と、前記蛍光板3からの蛍光と励起光を反射する蛍光・励起光反射部42とを有するものである。
図5の第3実施例においては、青色光拡散部材7は、ダイクロイックミラー4の光路上の後方、即ち、ダイクロイックミラー4によって反射された光が入射する光路上に設けられている。
ここで、レーザ光源2からの青色励起光は、ダイクロイックミラー4の励起光透過部41を透過して、集光レンズ5を経て集光されて、蛍光板3に照射される。
この蛍光板3で変換された黄色の蛍光と(一部の)励起光は、集光レンズ5を経てダイクロイックミラー4に至り、このダイクロイックミラー4の蛍光・励起光反射部42によって反射される。この反射された蛍光と励起光は、青色拡散部材7を透過することで、青色の励起光が黄色の蛍光よりも強く拡散されて出射されるので、青色励起光と黄色蛍光の分布が揃った状態で被照射部に照射される。
図6の第4実施例においては、青色光拡散部材7は、ダイクロイックミラー4と集光レンズ5との間に配置されている。
この実施例の場合も、蛍光板3からの励起光と蛍光のうち、青色拡散部材7によって青色の励起光がより拡散された状態でダイクロイックミラー4に至り、このダイクロイックミラー4の蛍光・励起光反射部42によって反射されて蛍光光源装置1から出射されてくるものであって、蛍光光源装置1からの出射光が青色励起光と黄色蛍光の分布が揃った状態となることは、図5の実施例と同様である。
以上のように、ダイクロイックミラー4は、励起光を反射または透過する励起光反射/透過部を有し、蛍光と励起光を透過または反射する蛍光・励起光透過/反射部を有するものである。
なお、本明細書中において、「励起光反射/透過部」とは、励起光を反射するもしくは透過する部分という意味で使用される。そして、「蛍光・励起光透過/反射部」も同様に、蛍光と励起光を透過するもしくは反射する部分という意味で使用される。
そして、それぞれの構成が対応していて、一方が「励起光反射部」を有する場合は、他方は「蛍光・励起光透過部」を有するものであり、一方が「励起光透過部」を有する場合は、他方は「蛍光・励起光反射部」を有するものであることを意味している。
以上説明したように本発明では、青色の励起光を出射するレーザ光源と、前記励起光を受けて黄色の蛍光を放射する蛍光板と、前記レーザ光源からの励起光を前記蛍光板に入射させる集光レンズと、前記レーザ光源と前記集光レンズの間に配置されて、前記レーザ光源からの励起光を反射または透過するとともに、前記蛍光板からの蛍光と励起光を透過または反射するダイクロイックミラーと、前記励起光と前記蛍光が通る光路中に、前記励起光を前記蛍光よりも拡散する青色光拡散部材を設けたことにより、蛍光板からの蛍光と励起光のうち、励起光を拡散して蛍光との配光を一致させたので、蛍光光源装置からの白色光の周辺に黄色の蛍光が残存することがなく、特に、プロジェクター用途とした場合、見た目にすっきりとした白色光を出射することができるという効果を奏するものである。
1 蛍光光源装置
2 レーザ光源(励起光源)
3 蛍光板
4 ダイクロイックミラー
41 励起光反射/透過部
42 蛍光・励起光透過/反射部
5 集光レンズ
6 ヒートシンク
7 青色拡散部材
71 ガラス材料
72 セラミック粒子


Claims (6)

  1. 青色の励起光を出射するレーザ光源と、前記励起光を受けて黄色の蛍光を放射する蛍光板と、前記レーザ光源からの励起光を前記蛍光板に入射させる集光レンズと、前記レーザ光源と前記集光レンズの間に配置されて、前記レーザ光源からの励起光を反射または透過し、前記蛍光板からの蛍光を透過または反射するダイクロイックミラーと、を備えてなる蛍光光源装置であって、
    前記ダイクロイックミラーは、前記レーザ光源からの励起光を反射または透過する励起光反射/透過部と、前記蛍光板からの蛍光と励起光を透過または反射する蛍光・励起光透過/反射部とを有するものであり、
    前記励起光と前記蛍光が通る光路中に、前記励起光を前記蛍光よりも拡散する青色光拡散部材を設けたことを特徴とする蛍光光源装置。
  2. 前記青色光拡散部材は、前記ダイクロイックミラーの後方に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の蛍光光源装置。
  3. 前記青色光拡散部材は、前記ダイクロイックミラーと前記集光レンズの間に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の蛍光光源装置。
  4. 前記青色光拡散部材はガラス材料と、該ガラス材料中に分散されたセラミック粒子よりなり、
    前記セラミック粒子の粒子径が50nm以上350nm以下であることを特徴とする請求項1に記載の蛍光光源装置。
  5. 前記セラミック粒子の粒子径が160nm以上350nm以下であることを特徴とする請求項4に記載の蛍光光源装置。
  6. 前記青色光拡散部材はガラス材料と、該ガラス材料中に分散されたセラミック粒子よりなり、
    前記セラミック粒子は、アルミナよりなることを特徴とする請求項1に記載の蛍光光源装置。


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