JP6663579B2 - 光源装置 - Google Patents
光源装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6663579B2 JP6663579B2 JP2015187663A JP2015187663A JP6663579B2 JP 6663579 B2 JP6663579 B2 JP 6663579B2 JP 2015187663 A JP2015187663 A JP 2015187663A JP 2015187663 A JP2015187663 A JP 2015187663A JP 6663579 B2 JP6663579 B2 JP 6663579B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- fluorescent
- excitation light
- source device
- light source
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000005284 excitation Effects 0.000 claims description 56
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 24
- PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N aluminium oxide Inorganic materials [O-2].[O-2].[O-2].[Al+3].[Al+3] PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N Phosphorus Chemical compound [P] OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000011230 binding agent Substances 0.000 description 1
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 1
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- TWNQGVIAIRXVLR-UHFFFAOYSA-N oxo(oxoalumanyloxy)alumane Chemical compound O=[Al]O[Al]=O TWNQGVIAIRXVLR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229920001296 polysiloxane Polymers 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
- 238000001429 visible spectrum Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Projection Apparatus (AREA)
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
Description
そのような改良例の構成が図4に示されていて、光源装置1は、左右の対称位置に配置された励起光源としての発光素子21、22と、この発光素子21、22から発する励起光Aの一部を蛍光Bに変換して反射する蛍光素子3と、前記発光素子21、22からコリメータレンズ71、72を経た励起光Aを蛍光素子3に向けて反射するとともに、前記蛍光素子3からの蛍光Bを透過する第1のダイクロイックミラー41および第2のダイクロイックミラー42と、前記励起光を蛍光素子3に向けて集光する集光光学系5とからなる構成である。
このような配置構造とすることで、励起光源部である発光素子の数を増やすことができて出射される蛍光の強度を増すことができるとともに、この励起光源を1箇所に集中させて配置しなくて済むので、その排熱が容易になるという利点がある。
しかしながら、かかる構成を採用すると、ダイクロイックミラーの反射率が100%でないために、励起光の一部がダイクロイックミラーを通過し、通過した先にある他のダイクロイックミラーで出射側に反射される、という問題が生じることがわかった。
図4には、その形態も示されていて、第1の発光素子21からの励起光Aの一部A’が第1のダイクロイックミラー41を透過して、対向する第2のダイクロイックミラー42によって反射されていく態様が示されている。
なお、図4においては、煩雑さを避ける意味で、第1の発光素子21からの励起光の一部が第1のダイクロイックミラー41を透過する態様のみが示されているが、他方の第2の発光素子22からの励起光についても同様である。
このようにダイクロイックミラー41、42を透過してしまう励起光(迷光)A’は、スポットサイズが小さい状態で出射されるため、平行光化されず、蛍光素子から出射された蛍光スポットの中で、小さなスポットとして視認されてしまう。つまり、光源装置から出射された蛍光出射領域おいて、色むらが生じてしまうという不具合がある。
また、前記光学部材は、前記第1および第2のダイクロイックミラーと前記蛍光素子の間に設けられた共通の光学部材であることを特徴とする。
また、前記迷光遮蔽部材は、板状体であって、その延伸方向が前記光学部材の光軸上にあることを特徴とする。
また、前記迷光遮蔽部材は、前記励起光を少なくとも拡散することを特徴とする。
また、前記迷光遮蔽部材は、アルミナよりなることを特徴とする。
そして、前記ダイクロイックミラー41、42の下方には共通する1つのレンズからなる集光光学部材5が設けられ、さらにその下方には、ヒートシンク6上に載置された蛍光素子3が配置されている。
発光素子21、22は例えば青色光(例えば、波長が430〜470nmの光)を発する半導体レーザやLEDなどからなる。
ここで、光学部材5は、一方の第1の発光素子21からの励起光と、他方の第2の発光素子22からの励起光の両者をともに集光する共通した1つの光学部材として構成されることが好適である。こうすることで、部品点数の減少が図れる。
この蛍光素子3において、励起光である青色光の一部が、例えば、波長が525〜575nmにピークを持ち、450〜800nmにかけて広い可視域のスペクトルを持った黄緑光に変換される。
こうして蛍光素子3で変換された蛍光は、光学部材5によって平行光とされて第1および第2のダイクロイックミラー41、42に至り、ここを透過して上方に出射されるものである。
この迷光遮蔽部材10は、励起光を拡散する性質、励起光を吸収する性質のうち少なくとも一つを備えており、その具体的な材料としては、アルミナ等からなる板状体を用いることが好適である。
第1のダイクロイックミラー41および第2のダイクロイックミラー42を透過した励起光(迷光)が迷光遮蔽部材10に照射されると、この励起光は拡散乃至吸収され、蛍光出射側に出射されることがなく、蛍光出射領域においてスポットとして視認されることがなく、色むらとして認識されることがなくなる。
前記迷光遮蔽部材10が板状体であるとき、その延伸方向は、光学部材5の光軸方向と一致するように配置することが好ましく、こうすることで、蛍光素子3からの蛍光を遮る量が最小となり、蛍光を効率良く光源装置1から取り出すことができる。
図2にその例が示されていて、一対の発光素子21、22は上方に向けて配置され、これらからの励起光は、第1の反射ミラー81と第2の反射ミラー82によって、それぞれ、第1のダイクロイックミラー41と第2のダイクロイックミラー42に向けて反射されるものである。
上記のように、一対の発光素子21、22は、文字通りの対向配置に限られず、光学的に対向配置されていればよい。つまり、この発光素子21、22からの励起光が、最終的にはV字状配置された一対のダイクロイックミラー41、42に対して、対向方向から入射する位置関係にあればよく、このダイクロイックミラー41、42で共に蛍光素子3に向けて反射されるような配置関係にあればよい。
こうして、発光素子の数を増やすことにより出射する蛍光の強度を増した光源装置の構造を実現できるものである。
21 第1の発光素子(励起光源)
22 第2の発光素子(励起光源)
3 蛍光素子
41 第1のダイクロイックミラー
42 第2のダイクロイックミラー
5 集光光学部材
6 ヒートシンク
81 第1の反射ミラー
82 第2の反射ミラー
A 励起光
B 蛍光
Claims (3)
- 励起光を出射する発光素子と、前記励起光によって励起されて蛍光を放射する蛍光素子と、前記励起光を前記蛍光素子に向けて集光し、前記蛍光素子からの蛍光を平行光にする光学部材とからなる光源装置であって、
前記発光素子は、光学的に対向配置された一対の発光素子からなり、
前記発光素子と前記蛍光素子の間には、前記発光素子からの励起光を前記蛍光素子に向けて反射し、前記蛍光素子からの蛍光を透過する第1および第2のダイクロイックミラーがV字形状をなして配設され、
前記光学部材は、前記第1および第2のダイクロイックミラーと前記蛍光素子の間に設けられた共通の光学部材であり、該光学部材によって前記一対の発光素子からの励起光は、前記蛍光素子の同一箇所に集光され、
前記第1および第2のダイクロイックミラーの間には、迷光遮蔽部材が設けられており、
該迷光遮蔽部材は、板状体であって、その延伸方向が前記光学部材の光軸上にあることを特徴とする光源装置。
- 前記迷光遮蔽部材は、前記励起光を少なくとも拡散することを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
- 前記迷光遮蔽部材は、アルミナよりなることを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015187663A JP6663579B2 (ja) | 2015-09-25 | 2015-09-25 | 光源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015187663A JP6663579B2 (ja) | 2015-09-25 | 2015-09-25 | 光源装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017062943A JP2017062943A (ja) | 2017-03-30 |
JP6663579B2 true JP6663579B2 (ja) | 2020-03-13 |
Family
ID=58429016
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015187663A Active JP6663579B2 (ja) | 2015-09-25 | 2015-09-25 | 光源装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6663579B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108873582B (zh) * | 2018-07-04 | 2019-08-02 | 成都九天光学技术有限公司 | 一种结构紧凑的投影机光源 |
KR101988653B1 (ko) * | 2018-08-09 | 2019-06-14 | 태창엔이티 주식회사 | 삼파장 레이저 탐조장치 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009271395A (ja) * | 2008-05-09 | 2009-11-19 | Panasonic Corp | 広色域プロジェクター |
CN101988630B (zh) * | 2009-07-31 | 2013-01-09 | 深圳市光峰光电技术有限公司 | 舞台灯光照明系统及其提供高亮度白光的方法 |
JP5915119B2 (ja) * | 2011-11-28 | 2016-05-11 | セイコーエプソン株式会社 | 光源装置及びプロジェクター |
JP2014071083A (ja) * | 2012-10-01 | 2014-04-21 | Ushio Inc | 蛍光光度計 |
WO2014174559A1 (ja) * | 2013-04-22 | 2014-10-30 | 日立マクセル株式会社 | 光源装置及び映像表示装置 |
-
2015
- 2015-09-25 JP JP2015187663A patent/JP6663579B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017062943A (ja) | 2017-03-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101825537B1 (ko) | 발광 장치 및 프로젝션 시스템 | |
US8974089B2 (en) | Light emitting device, illumination device, and vehicle headlamp | |
JP5673247B2 (ja) | 光源装置及びプロジェクター | |
US9904160B2 (en) | Light-emitting device and related light source system | |
US9429830B2 (en) | Fluorescent light emitting element and projector | |
WO2009131126A1 (ja) | 車両用灯具 | |
US9651853B2 (en) | Light source device and projector | |
JP6697765B2 (ja) | 光源装置および投光装置 | |
JP6658074B2 (ja) | 波長変換素子、光源装置及びプロジェクター | |
US9411153B2 (en) | Phosphor wheel and illumination device comprising this phosphor wheel and a pump light source | |
JP6587148B2 (ja) | 蛍光光源装置 | |
WO2017061227A1 (ja) | 蛍光光源装置 | |
JP2012014972A (ja) | 光源装置及びプロジェクター | |
JP6394076B2 (ja) | 光源装置、およびプロジェクター | |
JP6663579B2 (ja) | 光源装置 | |
JP2018147703A (ja) | 光源装置 | |
US20150198305A1 (en) | Light Source System | |
JP2017126442A (ja) | 蛍光光源装置 | |
JP2013187406A (ja) | 発光装置及び車両用灯具 | |
JP2012156182A (ja) | 蛍光物質を用いた光源装置 | |
JP6398791B2 (ja) | 蛍光光源装置および照明装置 | |
JPWO2017203977A1 (ja) | 発光装置および照明装置 | |
JP2019028120A (ja) | 照明装置及びプロジェクター | |
JP2017228390A (ja) | 照明装置 | |
JP2017069110A (ja) | 照明装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180315 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190117 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190122 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190305 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190801 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190807 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200117 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200130 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6663579 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |