JP2017156179A - 設備状態検出方法および装置の設置方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】検査車両の走行速度を低速化したり、レーザスキャナの秒間あたりの照射点の数を多くすることなく、設備の状態を正確に検出できるようにする。【解決手段】計測部から取得した屋外構造物の表面上の点における3次元座標を表す3次元点群データを用いて管理対象の設備の状態を検出する方法であって、3次元点群データより前記設備を3次元オブジェクト化するようにしたものである。【選択図】図2

Description

この発明は、例えば電柱や信号柱等のポール、電線や電話線等のケーブル、クロージャ等の、主として屋外に設置された管理対象となる設備の状態を検出するための設備状態検出方法および装置の設置方法に関する。
従来、屋外に設置された管理対象となる設備については、当該設備の設置位置の座標値、当該設備の属性情報、当該設備に関連する他の設備に関する情報等を含む設備管理データを、設備管理データベースに格納して管理している。しかし、設備管理データは手作業により更新されるため、設備の位置情報が不正確だったり、設備の更新時に情報の入力忘れ等のヒューマンエラーにより設置当時のまま更新がなされないことが多い。このため、実際の設備の状態を正確に反映しているとは言えなかった。
一方、検査車両に3次元レーザスキャナ(3Dレーザ測量機)、カメラ、GPS、IMU(慣性計測装置)、およびオドメータ(走行距離計)を搭載し、路上を走行しながら周囲の建物、道路、橋梁などを含む屋外構造物の3次元測量を網羅的に行い、当該屋外構造物の表面上の多数の点の3次元座標を収集することにより、屋外構造物の3次元形状を取得するモービルマッピングシステム(Mobile Mapping System:MMS)が知られている(例えば非特許文献1を参照)。このシステムは、屋外構造物の表面に当てるレーザ光により、その照射された地点の絶対的な3次元座標を点群データ(以下、点群データ)として取得するものであり、照射点が多いほど、精密な3次元形状を再現することができる。
ところが、MMSにより取得した点群データを用いて、前述した設備の状態を検出しようとする場合には、当該点群データから設備の表面上の点に対応する点群データを取り出し、これらの点群データを3次元オブジェクトに変換する方法を確立することが不可欠である。そこで、点群データが形成する屋外構造物の大きさや形状と、パターンテーブルに予め登録されている規格化された3次元オブジェクトの大きさや形状とを照合(パターンマッチング)する方法が提案されている。
また、既存の設備管理データベースが存在する場合には、その設備管理データとMMSによる点群データとを連係させることで、点群データを容易に3次元オブジェクトに変換し、この3次元オブジェクトより設備の状態を検出する方法が知られている(例えば特許文献1を参照)。
特開2015−078849号公報
"三菱モービルマッピングシステム 高精度GPS移動計測装置"、[online]、平成25年7月、三菱電機株式会社、[平成25年9月24日検索]、インターネット<URL:http://www.mitsubishielectric.co.jp/mms/>
ところが、先に述べた大きさや形状のパターンマッチングを用いる方法では、MMSによる点群データの数が膨大であることから、この膨大な数の点群データを分析することが容易でない。
また、既存の設備管理データベースの設備管理データと、MMSによる点群データとを連係させる方法では、設備管理データベースが既に存在する場合やその位置情報がある程度正確であることが必須となる。
さらに、MMSにより取得した点群データから3次元オブジェクトを抽出する場合、同一標高上に点群が3点以上ないとポール上の物体は検出することができないため、MMSの走行速度を著しく低速とするか、レーザスキャナの秒間あたりの照射点の数を多くする必要があるため、高価な装置が必要であった。
この発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、検査車両の走行速度を低速化したり、レーザスキャナの秒間あたりの照射点の数を多くすることなく、設備の状態を正確に検出できるようにした設備状態検出方法および装置の設置方法を提供することにある。
上記目的を達成するためにこの発明の第1の態様は、計測部から取得した屋外構造物の表面上の点における3次元座標を表す3次元点群データを用いて管理対象の設備の状態を検出する方法であって、3次元点群データより前記設備を3次元オブジェクト化するようにしたものである。
第2の態様は、計測部から取得した屋外構造物の表面上の点における3次元座標を表す3次元点群データを用いて管理対象の設備の状態を検出する方法であって、3次元点群データより前記設備を3次元オブジェクト化してGIS(Geographic Information System)上に配置することで3次元地図を作成するようにしたものである。
第3の態様は、前記作成した3次元地図から当該ポールの傾斜角及びたわみを検出する工程を、さらに備えるようにしたものである。
第4の態様は、前記作成した3次元地図から当該ポールと隣接するポールとの距離を検出する工程を、さらに備えるようにしたものである。
第5の態様は、前記作成した3次元地図から当該ケーブルの最低地上高を検出する工程を、さらに備えるようにしたものである。
第6の態様は、前記作成した3次元地図から3次元オブジェクトの座標情報を抽出し、既存の設備データベース上の設備の位置情報を、それら設備名称等から突合することにより更新するようにしたものである。
第7の態様は、計測部から点群を取得する際に、レーザスキャナの発振するスキャンラインの角度を鉛直方向に対して斜め方向となる様に当該装置を配置し、当該装置にて取得した点群から新たな点群を創り出すようにしたものである。
この発明によれば、検査車両の走行速度を低速化したり、レーザスキャナの秒間あたりの照射点の数を多くすることなく、設備の状態を正確に検出できるようにした設備状態検出方法および装置の設置方法を提供することができる。
この発明の一実施形態に係る設備状態検出方法を実施するための装置の概略構成図。 この発明の一実施形態に係る設備状態検出方法を実施するための装置の詳細な構成を示すブロック図。 3次元オブジェクトにおける抽出処理の手順と処理内容を示すフローチャート。 図3に示した処理手順のうちポール検出処理の手順と処理内容を示すフローチャート。 図3に示した処理手順のうちケーブル検出処理の手順と処理内容を示すフローチャート。 図3に示した処理手順のうちクロージャ検出処理の手順と処理内容を示すフローチャート。 レーザスキャナから鉛直方向にスキャンラインを発振する場合の速度依存性を示す図。 円形の物体を点群より抽出する際に必要な点群数を示す図。 レーザスキャナから鉛直方向にスキャンラインを発振して3次元オブジェクトを抽出した場合の再現率及び適合率を実測した結果を示す図。 レーザスキャナから鉛直方向に対し斜め方向にスキャンラインを発振して取得した点群同士から、新たな点群を創り出し3次元オブジェクト化する場合の速度依存性を示す図。 レーザスキャナから鉛直方向に対し斜め方向にスキャンラインを発振てし取得した点群同士から、新たな点群を創り出し3次元オブジェクト化した場合の再現率及び適合率を実測した結果を示す図。
以下、図面を参照してこの発明に係わる実施形態を説明する。
[第1の実施形態]
(構成)
図1は、この発明の一実施形態に係る設備状態検出方法を実施するための検出装置の概略構成図である。この検出装置は、検査車両MBに搭載されるもので、3次元レーザスキャナ1と、カメラ2と、GPS(Global Positioning System)受信機3と、慣性計測装置としてのIMU4と、走行距離計としてのオドメータ5と、記憶媒体10と、演算装置11とを備えている。検出装置は、検査車両MBの走行中に、3次元レーザスキャナ1、カメラ2、GPS受信機3、IMU4およびオドメータ5により周囲の3次元測量を行い、これらのデータを点群データ保存装置としての記憶媒体10に格納することで、ポール6やケーブル7、クロージャ8等の屋外構造物の表面上の点の3次元(XYZ)座標を点群データとして取得する。
図2は、この発明の一実施形態に係る設備状態検出方法を実現するための検出装置の詳細な構成を示すブロック図である。上記3次元レーザスキャナ1、カメラ2、GPS受信機3、IMU4およびオドメータ5から出力された計測データは、それぞれ屋外構造物までの3次元距離データ、画像データ、車両の位置座標データ、車両の加速度データおよび車両の走行距離データとして、計測時刻に関連付けられて記憶媒体10に格納される。
演算装置11は、中央処理ユニット(Central Processing Unit:CPU)および演算用メモリを備え、この実施形態を実施するために必要な機能として、抽出処理部12と、GIS(Geographic Information System)部13と、傾斜角・たわみ算出部14と、ケーブル地上高算出部15とを備えている。なお、これらの機能部は、いずれも図示しないプログラムメモリに格納されたプログラムを上記CPUに実行させることにより実現される。
抽出処理部10は、上記記憶媒体10に格納された点群データをもとに3次元オブジェクトを生成する。GIS部13は、上記生成された3次元オブジェクトを、上記記憶媒体10に格納された画像データと共に、地図データ上に重畳することにより、3次元地図データを作成する。傾斜角・たわみ算出部14は、上記作成された3次元地図データの持つ座標情報をもとに、検出対象がポール6であればその傾斜角およびたわみを算出する。ケーブル地上高算出部15は、検出対象がケーブル7であれば、その最低地上高を算出する。そして、これらの算出部14,15は、算出したポール6の傾斜角およびたわみと、ケーブル7の最低地上高を、上記GIS部13により作成された3次元地図データに併せて重畳する。
(動作)
次に、以上のように構成された装置の動作を説明する。
図3のステップS1〜S6は、抽出処理部12における3次元オブジェクトの抽出処理の概要を示すフローチャートである。また、図4のステップS11〜S18は、ポール6を3次元オブジェクトとして抽出して、ポール6の中心座標、傾斜角とたわみを算出する処理手順と処理内容を示すフローチャートである。図5のステップS31〜S38は、ケーブル7を3次元オブジェクトとして抽出する処理手順と処理内容を示すフローチャートである。図6のステップS51〜S54は、クロージャ8を3次元オブジェクトとして抽出する処理手順と処理内容を示すフローチャートである。
(1)動作の概要
MMSを構成する各計測部1,2,3,4,5によりそれぞれ計測された、屋外構造物までの3次元距離データ、画像データ、車両の位置座標データ、車両の加速度データおよび車両の走行距離データの点群データを、抽出処理部12により3次元オブジェクトに変換し、GIS部13により地図上に重畳することにより3次元地図データを作成する。そして、前記作成した3次元地図から3次元オブジェクトの座標情報を抽出し、既存の設備データベース上の設備の位置情報を、それら設備名称等から突合することにより更新する。
このようにすることで、電柱や信号柱等のポール6間距離を現地に向かうことなく測定したり、画像データから被撮影対象の周辺状況を現地に向かうことなく参照したりすることが可能となる。また、従来から保有している設備管理データに記載のポール名称等と突合することにより、位置情報等の各種設備情報における更新が容易にかつ正確に可能となる。
(2)ケーブル7の最低地上高の算出
MMSによって取得した設備の点群データを3次元オブジェクトに変換し、地図上に重畳した3次元地図を利用して、ケーブル地上高算出部15により対象となるケーブル7の最低地上高を現地に向かうことなく測定することが可能となる。この手法は点群データの最下点を採用せず、3次元オブジェクト化する際に点群データのつながりを予測して滑らかに結ぶ手法をとるため、真の最下点を採用することができ、より正確な高さ測定を実現することが可能となる。また、地上高不足であった場合の地点を現地に向かうことなく把握することが可能となり、容易に点検計画および設備改修計画を立案することが可能となる。
(3)ポール6の傾斜角およびたわみの算出
MMSによって取得した設備の点群データを3次元オブジェクトに変換し、地図上に重畳した3次元地図を利用して、傾斜角・たわみ算出部14により、対象となる電柱や信号柱等のポール6の傾斜角及びたわみを現地に向かうことなく測定することが可能となる。また、傾斜角及びたわみの大きいポール6を現地に向かうことなく把握することが可能となり、容易に点検計画および設備改修計画を立案することが可能となる。さらに、傾斜角の経年変化が起こっているポール6についても、一定期間の間隔で測定されたデータに基づいて容易に把握することが可能となり、点検計画および設備改修計画を容易に立案することが可能となる。
すなわち、この発明の第1の実施形態では、既存の設備管理データベースがなくても点群データより3次元オブジェクトを抽出することを可能とし、この3次元オブジェクトより設備の状態を検出するようにしている。加えて、MMSによる点群データの取得時に、MMSの走行速度を低速としたり、秒間あたりの照射点の数が多い、高価なレーザスキャナではなくとも3次元オブジェクトが精度よく抽出するようにしている。
具体的には、点群を取得した時間情報からレーザスキャナの走査線ごとにクラスタ化したものをスキャンラインとして取扱い、同一スキャンライン上の点群データの有する位置情報(XYZ座標)から、照射された物体の形状を推測する。この形状の推測から、先ずポール状の物体を選別し、さらに電柱や信号柱の外形上の特徴に基づいて、3次元オブジェクトに変換する。
そして、当該3次元オブジェクトが電柱であった場合は、隣り合う2本の電柱の3次元オブジェクトから、電線や電話線等のケーブル7に対応する3次元オブジェクトを抽出するための点群データの範囲(3次元のXYZ座標範囲)を絞り込み、電柱の外形上の特徴に基づいて当該ケーブルに対応する3次元オブジェクトに変換する。
続いて、隣り合う2本のポール6,6の3次元オブジェクトおよびケーブル7の3次元オブジェクトから、クロージャ8に対応する3次元オブジェクトを検出するための点群データの範囲(3次元のXYZ座標範囲)を絞り込み、クロージャ8の外形上の特徴に基づいて当該クロージャ8に対応する3次元オブジェクトに変換する。
以上のように、MMSによる点群データからポール6、ケーブル7、クロージャ8等の管理対象設備を検出する。
さらに、前記変換されたポール6に対応する3次元オブジェクトより、当該ポールの最下点から鉛直上方に伸ばした垂線と、ポールの最下点から任意の高さまでの中心点を結んだ鉛直上方の中心線がなす角度を算出し、当該ポール6の状態「ポールの傾斜角」として検出する。また、前記ポール6の傾斜角とポール6の中心点との距離を算出し、当該ポール6の状態「ポールのたわみ」として検出する。
さらに、前記変換されたケーブル7に対応する3次元オブジェクトからケーブル7の最下点と地表面との差分を算出し、当該ケーブル7の状態「ケーブル地上高」として検出する。
加えて、ポール6の最下点に位置する中心座標と隣接するポール6の中心座標から差分を算出し当該ポール6間の状態「ポール間の距離」とする。
さらに、3次元オブジェクトの有する位置情報とMMSに搭載しているカメラ2にて撮影した画像データの有する位置情報とを連携することで、当該3次元オブジェクトのMMSにて走行した時点で撮影した画像データを参照するようにしたものである。
従って、MMSを利用して電柱や信号柱等のポール6、電線や電話線等のケーブル7、クロージャ8等の設備の実際の状態(ポール6の傾斜角及びたわみ、ケーブル7の地上高等)を正確に検出することが可能となり、それら設備の状態を判定することができる。また、MMSの走行速度を低速にする必要がないため、他の車両における交通の妨げにもならない。加えて、レーザスキャナ1の発振周期が小さくても3次元オブジェクトの抽出が可能であるため、安価なレーザスキャナ1でも当該方法が実現できるため、費用の低減が可能である。
[第2の実施形態]
この発明の第2の実施形態は、レーザスキャナ1から発振するスキャンラインを鉛直方向に対して斜め方向となる様にすることで、検査車両MBの走行速度に依らず(速度依存性の極小化)にかつ精度良く3次元オブジェクト化を可能とするものである。
図7に示す様に、検査車両MBの車速を上げるに従いスキャンラインの間隔が大きくなる。円柱の様に、円を鉛直方向に積み重ねた形状を持つ場合に点群から3次元オブジェクトを抽出するためには、図8に示す様に同一高度に3点以上ないと円の形状が定まらない。よって、スキャンラインの間隔が大きくなるという前述の現象は、3次元オブジェクトを抽出する際に、抽出が出来なくなることを示している。
当該現象を説明するために、同一箇所を速度10〜40km/hの10km/h刻みで検査車両MBを走行させ、点群を取得した結果から、上記(1)〜(3)に記載した処理によりポール6を抽出した結果を図9に示す。同図より、速度を上げるにつれて、抽出の評価手法である再現率及び適合率が低下するのが分かる。
これに対し、この発明の第2の実施形態では、図10に示す様にレーザスキャナ1から発振するスキャンラインを鉛直方向に対して斜め方向となる様に設定し、点群を取得する。また、当該点群同士が存在しない空間上に点群及びスキャンラインを創り出した後に3次元オブジェクト化する。このようにすると、図11に示す様に、再現率及び適合率が速度を上げた場合でも変化が少なく、かつ図9に示した結果と比較して高い数値となっている。
[その他の実施形態]
なお、この発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、前記各実施形態では、演算装置11を検査車両MBに搭載した場合を例にとって説明したが、演算装置11を地上の管理センタや計算センタなどに設け、検査車両MBから記憶媒体10に格納された点群データおよび画像データを通信装置によりネットワークを介して上記演算装置11へ送信し、処理するようにしてもよい。
その他、装置の構成や図3から図6に示した処理手順および処理内容についても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施可能である。
要するにこの発明は、上記各実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記各実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、各実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
1…3次元レーザスキャナ1、2…カメラ、3…GPS受信機、4…慣性計測装置としてのIMU、5…走行距離計としてのオドメータ、6…ポール、7…ケーブル、8…クロージャ、10…記憶媒体、11…演算装置、12…抽出処理部、13…GIS部、14…傾斜角・たわみ算出部、15…ケーブル地上高算出部。

Claims (7)

  1. 計測部から取得した屋外構造物の表面上の点における3次元座標を表す3次元点群データを用いて管理対象の設備の状態を検出する方法であって、
    3次元点群データより前記設備を3次元オブジェクト化する設備状態検出方法。
  2. 計測部から取得した屋外構造物の表面上の点における3次元座標を表す3次元点群データを用いて管理対象の設備の状態を検出する方法であって、
    3次元点群データより前記設備を3次元オブジェクト化してGIS(Geographic Information System)上に配置することで3次元地図を作成する設備状態検出方法。
  3. 前記作成した3次元地図から当該ポールの傾斜角及びたわみを検出する工程を、さらに備えることを特徴とする請求項2に記載の設備状態検出方法。
  4. 前記作成した3次元地図から当該ポールと隣接するポールとの距離を検出する工程を、さらに備えることを特徴とする請求項2に記載の設備状態検出方法。
  5. 前記作成した3次元地図から当該ケーブルの最低地上高を検出する工程を、さらに備えることを特徴とする請求項2に記載の設備状態検出方法。
  6. 前記作成した3次元地図から3次元オブジェクトの座標情報を抽出し、既存の設備データベース上の設備の位置情報を、それら設備名称等から突合することにより更新することを特徴とする請求項2記載の設備状態検出方法。
  7. 計測部から点群を取得する際に、レーザスキャナの発振するスキャンラインの角度を鉛直方向に対して斜め方向となる様に当該装置を配置し、当該装置にて取得した点群から新たな点群を創り出すための装置の設置方法。
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