JP2017155492A - 自動車用ロックシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】キャビン部のドアがロックされるとともに荷室部のドアがアンロックされた状態を容易に実現することのできる自動車用ロックシステムを提供する。【解決手段】このシステムは、車内空間が仕切り部によって運転席を含むキャビン部と荷室部とに仕切られた自動車に適用される。ワイヤレスキーは、荷室部のドアをアンロックした状態にする際に操作される荷室スイッチを有し、同荷室スイッチの操作時には荷室信号を出力する。自動車には荷室信号を受信する制御装置が搭載されている。制御装置は、荷室信号を受信したときには、荷室部のドアをアンロックした状態にするとともにキャビン部のドアをロックした状態にする。【選択図】図2

Description

本発明は、車内空間が運転席を含む部分とそれ以外の部分とに仕切られた自動車のドアのロックおよびアンロックを切り替える自動車用ロックシステムに関するものである。
従来、荷物を配送する配送車や乗客を送迎するマイクロバスなど、車内空間が仕切り部によって運転席を含む部分(キャビン部)と荷物や乗客を載せる部分(荷室部)とに仕切られた自動車が実用されている。
また近年、ユーザーが携帯するワイヤレスキーを用いて、自動車のドアのロックおよびアンロックを切り替えるロックシステムが多用されている。このロックシステムでは、自動車のドアのロックおよびアンロックを切り替える際にユーザーによって操作されるスイッチ(第1スイッチ)がワイヤレスキーに設けられる一方、同第1スイッチの操作時にワイヤレスキーから出力される信号を受信して全てのドアのロックおよびアンロックを一律に切り替える機器が自動車に搭載されている。
また、ワイヤレスキーに、荷室部のドアをアンロック状態にするためのスイッチ(第2スイッチ)を設けることも多用されている(例えば特許文献1参照)。こうしたロックシステムによれば、第2スイッチの操作を通じて、荷物の積み卸しや乗客の乗降に際して荷物室のドアをアンロック状態にすることが可能になる。
特開2010−133181号公報
ここで、上述した自動車では、荷室部における荷物の積み卸しや乗客の乗降に際して運転者が一時的に運転席から離れるときに、セキュリティ上の理由から、荷室部をアンロック状態にするとともにキャビン部をロック状態にしたいといった要求がある。そして、こうしたロック状態とアンロック状態とを実現するためには、第1スイッチを操作して全てのドアを一旦ロック状態にした後に、第2スイッチを操作して荷室部をアンロック状態にするといった操作が必要になる。こうした操作は煩雑であるばかりか、第2スイッチを操作する前に実行するべき第1スイッチの操作を忘れてしまい、キャビン部がアンロック状態のままになってしまうおそれがある。
本発明は、そうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、キャビン部のドアがロックされるとともに荷室部のドアがアンロックされた状態を容易に実現することのできる自動車用ロックシステムを提供することにある。
上記課題を解決するための自動車用ロックシステムは、車内空間を、運転席を含むキャビン部と同キャビン部以外の部分である荷室部とに仕切る仕切り部を有する自動車に適用され、前記荷室部のドアをアンロックした状態にする際に操作される荷室スイッチを有して、同荷室スイッチの操作時には荷室信号を出力するワイヤレスキーと、前記自動車に搭載されて前記荷室信号を受信するものであり、同荷室信号を受信したときには前記荷室部のドアをアンロックした状態にするとともに前記キャビン部のドアをロックした状態にする制御部と、を備える。
上記システムによれば、荷室部のドアをアンロック状態にするべくワイヤレスキーの荷室スイッチが操作されると、常に、荷室部のドアがアンロックされた状態になるとともにキャビン部のドアがロックされた状態になる。したがって、荷室スイッチを1回操作するといった単純な操作を通じて、キャビン部のドアがロックされるとともに荷室部のドアがアンロックされた状態を容易に実現することができる。
上記自動車用ロックシステムにおいて、前記荷室部は複数のドアを有してなり、
前記制御部は、前記荷室信号を受信したときに、前記荷室スイッチの操作が継続される時間が短いときと長いときとで前記複数のドアのうちの異なるドアをアンロックした状態にするものであることが好ましい。
上記システムによれば、荷室スイッチの操作を通じて荷室部のドアをアンロック状態にする際に、荷室スイッチの操作を継続する時間を調節することによって、荷室部に設けられた複数のドアのうちのいずれかを選択的にアンロック状態にすることができる。そのため、使用しないドアが不要にアンロック状態になることを抑えることができ、荷室部の安全性を高めることができる。
上記自動車用ロックシステムにおいて、前記荷室部は複数のドアを有してなり、前記制御部は、前記荷室信号を受信したときに前記荷室部のドアをアンロックした状態にする操作として、前記荷室スイッチの操作が継続される時間に応じて、前記複数のドアの一部をアンロック状態にする操作および前記複数のドアの全てをアンロック状態にする操作の一方を選択して実行するものであることが好ましい。
上記システムによれば、荷室スイッチの操作を継続する時間を調節することにより、例えば特定の荷物を荷室部から降ろす場合には一部のドアをアンロック状態にする一方で多量の荷物を積み卸しする場合には全てのドアをアンロック状態にするなどといったように、荷室部の複数のドアを、そのときどきの状況に応じて高い自由度でアンロック状態にすることができる。
上記自動車用ロックシステムにおいて、前記ワイヤレスキーは、前記キャビン部のドアをロックした状態およびアンロックした状態の一方にする際に操作されるキャビンスイッチを有して、同キャビンスイッチの操作時にはキャビン信号を出力するものであり、前記制御部は、前記キャビン信号を受信したときには、前記キャビン部のドアおよび前記荷室部のドアの全てを一律に、ロックした状態およびアンロックした状態の一方にするものであることが好ましい。
上記システムによれば、キャビンスイッチの操作を通じて、キャビン部のドアおよび荷室部のドアの全てを一律に、ロックされた状態にしたりアンロックされた状態にしたりすることができる。
本発明によれば、キャビン部のドアがロックされるとともに荷室部のドアがアンロックされた状態を容易に実現することができる。
自動車用ロックシステムの一実施形態の概略構成を示す略図。 操作されるスイッチと各ドアの操作態様との関係を示す表。 他の実施形態の自動車用ロックシステムにおいて操作されるスイッチと各ドアの操作態様との関係を示す表。 他の実施形態の自動車用ロックシステムにおいて操作されるスイッチと各ドアの操作態様との関係を示す表。
以下、自動車用ロックシステムの一実施形態について説明する。
図1に示すように、自動車10は、車内空間を前方側(図1における左側)の部分であるキャビン部11と後方側(図1における右側)の部分である荷室部12とに仕切る隔壁13を有している。この自動車10は、キャビン部11に運転席14および助手席15が設けられており、荷室部12に荷物を積載して運搬する。
キャビン部11には、運転者の乗降に際して開閉される運転席ドア21と、助手席に対する乗員の乗降に際して開閉される助手席ドア22とが設けられている。また、荷室部12には、荷物の積み卸しに際して開閉される複数(本実施形態では3つ)のドア23,24,25が設けられている。詳しくは、荷室部12における運転席14側の側部には運転席側スライドドア23が設けられており、荷室部12における助手席15側の側部には助手席側スライドドア24が設けられており、荷室部12における後部にはバックドア25が設けられている。
自動車10における全てのドア21〜25の近傍にはそれぞれ、対応するドアをロックした状態(ロック状態)およびアンロックした状態(アンロック状態)の一方にするべく駆動されるロック機構16と、同ロック機構16を駆動するドア駆動部17とが設けられている。なお、ドア駆動部17は、ロック機構16に連結されたモータや同モータへの電力の供給態様を切り替えるリレーなどによって構成されている。
本実施形態の自動車用ロックシステムは、ユーザーに携帯されるワイヤレスキー30を備えている。ワイヤレスキー30は、ユーザーによって操作されるロックスイッチ31、アンロックスイッチ32、および荷室スイッチ33を有している。また、ワイヤレスキー30は無線通信用の電波(信号)を出力する通信装置を内蔵しており、この通信装置はスイッチ31〜33が操作されたときに、その操作されたスイッチに対応する信号を出力する。
ロックスイッチ31は全てのドア21〜25をロック状態にする際にユーザーによって操作されるスイッチであり、同ロックスイッチ31の操作時には、ワイヤレスキー30(詳しくは、その通信装置)からキャビン信号としての全ロック信号SLが出力される。
アンロックスイッチ32は、全てのドア21〜25をアンロック状態にする際にユーザーによって操作されるスイッチであり、このアンロックスイッチ32の操作時にはワイヤレスキー30からキャビン信号としての全アンロック信号SUが出力される。
荷室スイッチ33は荷室部12のドア23,24,25をアンロック状態にする際にユーザーによって操作されるスイッチであり、同荷室スイッチ33の操作時には、ワイヤレスキー30から荷室信号SLUが出力される。
自動車10には制御部としての制御装置18が設けられている。この制御装置18は、ワイヤレスキー30から出力される信号(全ロック信号SL、全アンロック信号SU、荷室信号SLU)を受信する通信装置を内蔵している。制御装置18は、受信した信号をもとに各種の演算を実行するとともに、その演算結果に基づき各ドア駆動部17を駆動して各ロック機構16を作動させることにより、各ドア21〜25をロック状態およびアンロック状態の一方にする。このように本実施形態の自動車用ロックシステムでは、ユーザーによるワイヤレスキー30の操作に応じて、各ドア21〜25がロック状態およびアンロック状態の一方になる。
以下、本実施形態の自動車用ロックシステムの動作態様について詳しく説明する。
図2に示すように、ロックスイッチ31が操作された場合には、全てのドア21〜25が一律にロックした状態にされる。詳しくは、ロックスイッチ31が操作されると、ワイヤレスキー30から全ロック信号SLが出力される。そして、制御装置18は、全ロック信号SLを受信すると、全てのドア21〜25がロック状態になるように、各ドア駆動部17を駆動してロック機構16を作動させる。これにより、全てのドア21〜25がロックした状態になる。
一方、アンロックスイッチ32が操作された場合には、全てのドア21〜25が一律にアンロックした状態にされる。詳しくは、アンロックスイッチ32が操作されると、ワイヤレスキー30から全アンロック信号SUが出力される。そして制御装置18は、全アンロック信号SUを受信すると、全てのドア21〜25がアンロック状態になるように、各ドア駆動部17を駆動してロック機構16を作動させる。これにより、全てのドア21〜25がアンロックした状態になる。
他方、荷室スイッチ33が操作された場合には、キャビン部11のドア(運転席ドア21および助手席ドア22)がロックした状態にされるとともに、荷室部12のドア(運転席側スライドドア23、助手席側スライドドア24、およびバックドア25)がアンロックした状態にされる。詳しくは、荷室スイッチ33が操作されると、ワイヤレスキー30から荷室信号SLUが出力されるとともに、同荷室信号SLUが制御装置18によって受信される。このときキャビン部11のドア21,22がロック状態になるように、それらドア21,22に対応するドア駆動部17が制御装置18によって駆動される。また、このときには荷室部12のドア23,24,25がアンロック状態になるように、それらドア23,24,25に対応するドア駆動部17が制御装置18によって駆動される。そして、こうした各ドア駆動部17の駆動を通じて各ロック機構16が作動して、キャビン部11のドア21,22がロックした状態になるとともに、荷室部12のドア23,24,25がアンロックした状態になる。
以下、本実施形態の自動車用ロックシステムによる作用効果について説明する。
本実施形態によれば、荷室部12のドア23,24,25をアンロック状態にするべくユーザーがワイヤレスキー30の荷室スイッチ33を操作すると、常に、荷室部12のドア23,24,25の全てがアンロックされた状態になるとともに、キャビン部11のドア21,22が共にロックされた状態になる。
そのため、荷室スイッチ33を1回操作するといった単純な操作を通じて、キャビン部11のドア21,22をロック状態にすることを忘れることなく、それらドア21,22がロックされるとともに荷室部12のドア23,24,25がアンロックされた状態を容易に実現することができる。
これにより、荷物の積み卸しを行うべくユーザーによって荷室スイッチ33が操作された場合に、キャビン部11のドア21,22を確実にアンロック状態にすることができるため、キャビン部11への不審者の侵入を困難にして、車上狙いや乗り逃げなどの犯罪に対する自動車10の安全性を高めることができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、以下に記載する効果が得られる。
(1)荷室スイッチ33を1回操作するといった単純な操作を通じて、キャビン部11のドア21,22が共にロックされるとともに荷室部12のドア23,24,25の全てがアンロックされた状態を容易に実現することができる。
(2)ロックスイッチ31の操作を通じて、全てのドア21〜25を一律にロックされた状態にすることができる。また、アンロックスイッチ32の操作を通じて、全てのドア21〜25を一律にアンロックされた状態にすることができる。
なお、上記実施形態は、以下のように変更して実施してもよい。
・荷室スイッチ33が操作された場合に、その操作が継続される時間(操作継続時間)が短いときと長いときとで、荷室部12のドア23,24,25のうちの異なるドアをアンロック状態にするようにしてもよい。なお、荷室スイッチ33の操作継続時間は、制御装置18に受信される荷室信号SLUに基づいて把握することができる。
そうした自動車用ロックシステムの動作態様の一例を図3に示す。図3に示す例では、荷室スイッチ33が短い時間だけ操作された場合(操作継続時間<所定時間T)には、運転席ドア21、助手席ドア22および助手席側スライドドア24がロックした状態になるとともに、運転席側スライドドア23およびバックドア25がアンロックした状態になる。一方、荷室スイッチ33が比較的長い時間にわたり操作された場合(操作継続時間≧所定時間T)には、運転席ドア21、助手席ドア22および運転席側スライドドア23がロックした状態になるとともに、助手席側スライドドア24およびバックドア25がアンロックした状態になる。
こうしたシステムによれば、荷室スイッチ33の操作を通じて荷室部12のドアをアンロック状態にする際に、荷室スイッチ33の操作継続時間を調節することによって、荷室部12に設けられた複数のドア23,24,25のうちのいずれかを選択的にアンロック状態にすることができる。そのため、使用しないドアが不要にアンロック状態になることを抑えることができ、荷室部12からの荷物の盗難や荷室部12への不審者の侵入を困難にするなど、荷室部12の安全性を高めることができる。図3に示す例では、荷室スイッチ33が操作された場合に、運転席側スライドドア23と助手席側スライドドア24とが同時にアンロック状態になることがない。そのため、荷物の積み卸しに利用するスライドドア(各スライドドア23,24の一方)をアンロック状態にする一方で、荷物の積み卸しに利用しないスライドドア(各スライドドア23,24の他方)をロック状態にすることができる。これにより、荷物の積み卸しに利用しないスライドドアを介した荷室部12内の荷物の盗難を困難にすることができる。なお、こうしたシステムにおいても、荷室スイッチ33が操作された場合には、常に、キャビン部11のドア21,22は共にロック状態になるとともに、荷室部12のドア23,24,25のうちのいずれかがアンロック状態になる。そのため、上記(1)に記載の効果は得られる。
・荷室スイッチ33が操作された場合に、制御装置18により、同荷室スイッチ33の操作継続時間に応じて荷室部12のドア23,24,25の一部をアンロック状態にする操作、および荷室部12のドア23,24,25の全てをアンロック状態にする操作の一方を選択して実行するようにしてもよい。そうした自動車用ロックシステムの動作態様の一例を図4に示す。図4に示す例では、荷室スイッチ33が短い時間だけ操作された場合(操作継続時間<所定時間T)には、運転席ドア21、助手席ドア22、助手席側スライドドア24およびバックドア25がロックした状態になるとともに、運転席側スライドドア23がアンロックした状態になる。また、荷室スイッチ33が比較的長い時間にわたり操作された場合(操作継続時間≧所定時間T)には、キャビン部11のドア21,22がロックした状態になるとともに、荷室部12の全てのドア(運転席側スライドドア23、助手席側スライドドア24およびバックドア25)がアンロックした状態になる。
こうしたシステムによれば、荷室部12のドア23,24,25を、そのときどきの状況に応じて高い自由度でアンロック状態にすることができる。図4に示す例では、特定の荷物を荷室部12から降ろす場合には荷室部12の3つのドアのうちの運転席側スライドドア23のみをアンロック状態にする一方で、多量の荷物を積み卸しする場合には荷室部12の全てのドア23,24,25をアンロック状態にすることができる。なお、こうしたシステムにおいても、荷室スイッチ33が操作された場合には、常に、キャビン部11のドア21,22は共にロック状態になるとともに、荷室部12のドア23,24,25のうちの少なくとも1つはアンロック状態になる。そのため、上記(1)に記載の効果は得られる。
・ロックスイッチ31の操作時やアンロックスイッチ32の操作時における各ロック機構16の作動態様は任意に変更することができる。また、アンロックスイッチ32を省略するとともに、ロックスイッチ31が操作される度に各ドア21〜25がロック状態およびアンロック状態の一方から他方に切り替えられるようにしてもよい。
・上記実施形態の自動車用ロックシステムは、ワイヤレスキー30にロックスイッチ31やアンロックスイッチ32が設けられないシステムにも、その構成を適宜変更したうえで適用することができる。こうしたシステムにおいては、荷室部12のドア23,24,25のいずれかがアンロックされた状態で荷室スイッチ33が操作された場合に、荷室部12のドア23,24,25の全てをロック状態にするようにしてもよい。
・上記実施形態の自動車用ロックシステムは、車両内部が仕切り部によってキャビン部と荷室部とに仕切られる自動車であれば、コンビニエンスストア等の小売店に荷物を配送する配送車や、宅配車、現金輸送車、マイクロバスなど、任意の自動車に適用することができる。なお、上記仕切り部としては、自動車のボディの一部をなす鋼板からなる隔壁を採用したり、車内に固定される板状(あるいはシート状)の間仕切り部材を採用したりすることができる。こうしたシステムにおいても、荷室部における荷物の積み卸し(あるいは乗客の乗降)に際して運転手が一時的に運転席から離れる際に、荷室スイッチを一回操作することによって、容易に荷室部をアンロック状態にするとともにキャビン部をロック状態にすることができる。
10…自動車、11…キャビン部、12…荷室部、13…仕切り部としての隔壁、14…運転席、15…助手席、16…ロック機構、17…ドア駆動部、18…制御装置、21…運転席ドア、22…助手席ドア、23…運転席側スライドドア、24…助手席側スライドドア、25…バックドア、30…ワイヤレスキー、31…キャビンスイッチとしてのロックスイッチ、32…キャビンスイッチとしてのアンロックスイッチ、33…荷室スイッチ。

Claims (4)

  1. 車内空間を、運転席を含むキャビン部と同キャビン部以外の部分である荷室部とに仕切る仕切り部を有する自動車に適用され、
    前記荷室部のドアをアンロックした状態にする際に操作される荷室スイッチを有して、同荷室スイッチの操作時には荷室信号を出力するワイヤレスキーと、
    前記自動車に搭載されて前記荷室信号を受信するものであり、同荷室信号を受信したときには前記荷室部のドアをアンロックした状態にするとともに前記キャビン部のドアをロックした状態にする制御部と、を備える自動車用ロックシステム。
  2. 請求項1に記載の自動車用ロックシステムにおいて、
    前記荷室部は複数のドアを有してなり、
    前記制御部は、前記荷室信号を受信したときに、前記荷室スイッチの操作が継続される時間が短いときと長いときとで前記複数のドアのうちの異なるドアをアンロックした状態にするものであることを特徴とする自動車用ロックシステム。
  3. 請求項1に記載の自動車用ロックシステムにおいて、
    前記荷室部は複数のドアを有してなり、
    前記制御部は、前記荷室信号を受信したときに前記荷室部のドアをアンロックした状態にする操作として、前記荷室スイッチの操作が継続される時間に応じて、前記複数のドアの一部をアンロック状態にする操作および前記複数のドアの全てをアンロック状態にする操作の一方を選択して実行するものであることを特徴とする自動車用ロックシステム。
  4. 請求項1〜3のうちのいずれか1項に記載の自動車用ロックシステムにおいて、
    前記ワイヤレスキーは、前記キャビン部のドアをロックした状態およびアンロックした状態の一方にする際に操作されるキャビンスイッチを有して、同キャビンスイッチの操作時にはキャビン信号を出力するものであり、
    前記制御部は、前記キャビン信号を受信したときには、前記キャビン部のドアおよび前記荷室部のドアの全てを一律に、ロックした状態およびアンロックした状態の一方にするものであることを特徴とする自動車用ロックシステム。
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