JP2017155179A - 油性インクジェットインクセット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】吐出口列を2列以上有するインクジェットヘッド用の、2種以上の液体組成物からなる油性インクジェットインクセットであって、前記2種以上の液体組成物の少なくとも1種が油性インクジェットインクであり、前記2種以上の液体組成物の初留点が各々独立に280℃以上であり、前記2種以上の液体組成物において各液体組成物間の比重差がいずれも0.005以上0.012以下である、油性インクジェットインクセットである。
【選択図】なし
Description
一方、油性インクは、インク中の色材が紙中へ浸透するために高い印刷濃度を得ることが困難であり、また、通常は色材を固着させる成分を含有していないために、記録媒体の表面に色材が留まると、容易に脱落や転移が発生するという課題を有する。
そのため、従来は、インク同士が混ざり合わないように、1つのインクジェットヘッドには、1色のインクを吐出する印刷システムが、一般的に採用されていた。
また、このような問題は、2種以上のインクを用いた場合に限らず、インクとインク以外の液体(例えば処理液)を用いた場合にも起こりうる。また、インクとして、顔料を含むインクに限らず、染料を含むインクを用いた場合にも起こりうる。
<1>吐出口列を2列以上有するインクジェットヘッド用の、2種以上の液体組成物からなる油性インクジェットインクセットであって、
前記2種以上の液体組成物の少なくとも1種が油性インクジェットインクであり、
前記2種以上の液体組成物の初留点が各々独立に280℃以上であり、
前記2種以上の液体組成物において各液体組成物間の比重差がいずれも0.005以上0.012以下である、
油性インクジェットインクセット。
<3>前記2種以上の液体組成物の80%留出温度が各々独立に300〜350℃である、<1>又は<2>に記載の油性インクジェットインクセット。
前記2種以上の液体組成物の少なくとも1つが油性インクジェットインクであり、
前記2種以上の液体組成物の初留点が各々独立に280℃以上であり、
前記2種以上の液体組成物において各液体組成物間の比重差がいずれも0.005以上0.012以下である、
印刷物の製造方法。
本発明の実施形態の油性インクジェットインクセットは、2種以上の液体組成物からなる油性インクジェットインクセットであって、前記2種以上の液体組成物の少なくとも1種が油性インクジェットインク(以下、「油性インク」と称する場合もある)であり、前記2種以上の液体組成物の初留点が各々独立に280℃以上であり、前記2種以上の液体組成物において各液体組成物間の比重差がいずれも0.005以上0.012以下である、油性インクジェットインクセットである。
なお、2種以上の液体組成物とは、相互に異なる2種以上の液体組成物を意味する。ここで、「相互に異なる」とは、含まれる成分が相互に異なる場合に限らず、例えば、成分の種類は同じであるが、少なくとも一部の成分の含有量が異なる場合も包含される。
吐出口列を2列以上有するインクジェットヘッドの一例を図1に示す。図1において、インクジェットヘッドは、2列の吐出口列を1つのノズルプレートの面上に備えている。
以下、図1をより詳細に説明する。図1において、インクジェットヘッドユニット3は、記録媒体Pの搬送方向(すなわち主走査方向と直行する方向)に2列の吐出口列が配置されたライン型の複数のインクジェットヘッド110a〜110f、112a〜112f及び114a〜114fを有する。インクジェットヘッド110a〜110fはそれぞれ、1つのノズルプレートに2つの吐出口列121及び123を有する。同様にインクジェットヘッド112a〜112fはそれぞれ、1つのノズルプレートに2つの吐出口列を有し、インクジェットヘッド114a〜114fはそれぞれ、1つのノズルプレートに2つの吐出口列を有する。
図1において、吐出口列121及び123はそれぞれ、千鳥状に配置された複数列からなっている。インクジェットヘッド112a〜112f及び114a〜114fの2つの吐出口列も、吐出口列121及び123と同様の構造を有している。このように、インクジェットヘッドにおいて、1つの吐出口列が、例えば千鳥状に配置された複数列からなるものであってもよいが、これに限定されない。
図1は、実施形態におけるインクジェットヘッドの一例を説明するものである。実施形態において、インクジェットヘッドは、図1に示されるようなインクジェットヘッドユニットに備えられていてもよいが、これに限定されない。
一方、吐出口列を2列以上有するインクジェットヘッドから2種以上の液体を吐出した場合、クリーニング動作において、ノズルプレート上の2列以上の吐出口列を1つのワイパーで拭くと、2種以上の液体がノズルプレート上で混合して凝集物を生成し、ノズル近傍に凝集物が蓄積して吐出不良を引き起こす場合がある。実施形態のインクジェットインクセットを用いた場合、吐出口列を2列以上有する1つのインクジェットヘッドから2種以上の液体組成物を吐出した場合でも、このようなクリーニング動作による、吐出口付近での凝集物の蓄積を低減させることが可能となる。このため、インクジェットヘッドを長期間放置した後でも良好な吐出安定性を得ることができる。
液体組成物の初留点は、290℃以上であることがより好ましく。例えば、油性インクジェットインクセットに含まれる液体組成物の1種以上またはすべての液体組成物の初留点が290℃以上であることが好ましい。
また、液体組成物の初留点は、裏抜けの抑制の観点から、350℃以下であることが好ましく、340℃以下であることがより好ましく、320℃以下であることがさらに好ましい。
具体的には、熱分析装置としてTHERMO PLUS EVO2 差動型示差熱天秤 TG8121(株式会社リガク)を用い、セルとして、アルミニウム製液体試料パンおよび試料蓋(株式会社リガク製Item No.8580)を用いて行うことができる。測定サンプルは、試料蓋に細い針を使用してピンホール(実測値でφ150〜160μm)を開け、試料パンにサンプルを約10mg入れて、サンプルシーラー(株式会社リガク製Item No.8395D1)を用いて圧接してシールすることで作製することができる。
油性インクジェットインクセットに含まれる2種以上の液体組成物間の比重差がいずれも0.005以上0.012以下であるとは、油性インクジェットインクセットに含まれるすべての液体組成物中において、もっとも比重が高い液体組成物ともっとも比重が低い液体組成物との比重の差が0.005以上0.012以下であることを意味する。例えば、油性インクジェットインクセットが、液体組成物A及びBの2種の液体組成物からなる場合には、液体組成物A及びBの比重差が0.005以上0.012以下であることを意味し、また、油性インクジェットインクセットが、液体組成物A、B及びCの3種の液体組成物からなる場合には、液体組成物A及びBの比重差、液体組成物A及びCの比重差、及び液体組成物B及びCの比重差が、いずれも0.005以上0.012以下であることを意味する。
なお、液体組成物間の吐出速度の差が著しく大きい場合には、吐出速度が速い方の液体において、サテライトによる着弾不良が起きやすく、サテライト汚れによる画像不良が発生しやすい。一方、吐出速度が遅い方の液体においても、吐出速度が遅すぎることにより着弾位置精度が低下しやすく、画像不良を起こしやすい。
各液体組成物間の比重差は、サテライト汚れの低減の点から、0.005以上0.009以下であることがより好ましい。
液体組成物の比重は、23℃で測定した値であり、例えば、ポータブル密度比重計DA−130(京都電子工業株式会社製)にて測定することができる。
液体組成物の80%留出温度は、例えば、310℃〜340℃であってもよい。例えば、油性インクジェットインクセットに含まれる液体組成物の1種以上またはすべての液体組成物の80%留出温度が310℃〜340℃であってもよい。
液体組成物の初留点を容易に280℃以上にする観点からは、例えば、液体組成物に含まれるすべての非水系溶剤において、沸点又は初留点は、280℃以上であることが好ましく、290℃以上であることがより好ましい。
なお、沸点が280℃以上の非水系溶剤には、沸点を示さず280〜500℃で分解する非水系溶剤も含まれる。また、沸点が290℃以上の非水系溶剤には、沸点を示さず290〜500℃で分解する非水系溶剤も含まれる。
液体組成物の80%留出温度を300〜350℃にする観点からは、例えば、液体組成物は、沸点又は初留点が300〜350℃の非水系溶剤を少なくとも1種含むことが好ましい。なお、沸点が300〜350℃の非水系溶剤には、沸点を示さず300〜350℃で分解する非水系溶剤も含まれる。また、液体組成物は、蒸留終点が350℃以下の非水系溶剤が80%以上で構成されていることが好ましい。
実施形態において、油性インクジェットインクセットを構成する2種以上の液体組成物の少なくとも1種は油性インクジェットインクである。
油性インクジェットインクは、一般に、顔料または染料などの色材及び非水系溶剤を含む。以下、実施形態の油性インクジェットインクに含まれ得る成分について説明するが、下記は本発明を限定するものではない。また、例えば、下記に説明される以外の成分が油性インクジェットインクに含まれていてもよい。
実施形態において、油性インクジェットインクは、色材として顔料または染料を含んでいてもよい。
これらの染料は単独で用いてもよいし、2種以上組み合わせて用いてもよい。
アゾ顔料としては、溶性アゾレーキ顔料、不溶性アゾ顔料及び縮合アゾ顔料等が挙げられる。フタロシアニン顔料としては、金属フタロシアニン顔料及び無金属フタロシアニン顔料等が挙げられる。多環式顔料としては、キナクリドン系顔料、ペリレン系顔料、ペリノン系顔料、イソインドリン系顔料、イソインドリノン系顔料、ジオキシサジン系顔料、チオインジゴ系顔料、アンスラキノン系顔料、キノフタロン系顔料、金属錯体顔料及びジケトピロロピロール(DPP)等が挙げられる。
無機顔料としては、代表的にはカーボンブラック及び酸化チタン等が挙げられる。
これらの顔料は単独で用いてもよいし、2種以上組み合わせて用いてもよい。
実施形態において、油性インクジェットインクが顔料を含む場合、油性インク中における顔料の分散を良好にするために、顔料分散剤を含有することが好ましい。
顔料分散剤としては、顔料を非水系溶剤に安定して分散できるものであれば特に限定されないが、例えば、水酸基含有カルボン酸エステル、長鎖ポリアミノアマイドと高分子量酸エステルの塩、高分子量ポリカルボン酸の塩、長鎖ポリアミノアマイドと極性酸エステルの塩、高分子量不飽和酸エステル、ビニルピロリドンと長鎖アルケンとの共重合体、変性ポリウレタン、変性ポリアクリレート、ポリエーテルエステル型アニオン系活性剤、ポリオキシエチレンアルキルリン酸エステル、ポリエステルポリアミン等が好ましく用いられる。
実施形態において、油性インクジェットインクが顔料を含む場合、油性インクジェットインク中における顔料の分散を良好にするために、顔料誘導体(「シナジスト」と称される場合もある)を含有してもよい。
顔料誘導体としては、顔料骨格に極性官能基が導入されたものであればよい。
顔料誘導体の好ましい例としては、フタロシアニン系、アゾ系、アントラキノン系、キナクリドン系等の顔料の骨格に、カルボキシル基、スルホン酸基、アミノ基、ニトロ基、酸アミド基、カルボニル基、カルバモイル基、フタルイミド基、スルホニル基等の官能基を付加したもの、及びその塩等が挙げられる。具体的には、銅フタロシアニンブルーにアルキルアミノメチル基等を導入した塩基性フタロシアニン顔料誘導体、スルホン酸基、その金属塩またはアルキルアミン塩等を導入した酸性フタロシアニン顔料誘導体、フタルイミド基等を導入した中性銅フタロシアニン顔料誘導体、両末端ベンゼン環の片側だけに官能基が導入された非対称型ジスアゾイエロー顔料誘導体、脂肪族アミンと反応させたSchiff塩基型ジスアゾイエロー顔料誘導体等が挙げられる。また、キナクリドン顔料誘導体、アントラキノン顔料誘導体等の縮合多環顔料誘導体は、フタロシアニン顔料誘導体に導入されるものと同様の官能基を導入したものを好ましく挙げることができる。これらは単独で、または組み合わせて用いることができる。
実施形態の油性インクジェットインクは、非水系溶剤として、非極性有機溶剤及び極性有機溶剤の何れも使用してもよい。これらは、単独で使用してもよく、組み合わせて使用することもできる。
なお、本発明において、非水系溶剤としては、1気圧20℃において同容量の水と均一に混合しない非水溶性有機溶剤を用いることが好ましい。
脂肪族炭化水素溶剤及び脂環式炭化水素溶剤としては、パラフィン系、イソパラフィン系、ナフテン系等の非水系溶剤を挙げることができ、市販品としては、70−S、80−S、90−S、100−S、120−S、150−S、260−S、350−S、No.350(いずれも三光化学工業株式会社製の商品名)、AFソルベント5号、AFソルベント6号(いずれもJX日鉱日石エネルギー株式会社製の商品名)等を好ましく挙げることができる。
芳香族炭化水素溶剤としては、グレードアルケンL、グレードアルケン200P(いずれもJX日鉱日石エネルギー株式会社製の商品名)等を好ましく挙げることができる。
石油系炭化水素溶剤の蒸留初留点は、280℃以上であることが好ましく、290℃以上であることがより好ましい。蒸留初留点はJIS K0066「化学製品の蒸留試験方法」に従って測定することができる。
脂肪酸エステル系溶剤、二塩基酸エステル系溶剤、高級アルコール系溶剤、高級脂肪酸系溶剤等の極性有機溶剤の沸点は、280℃以上であることが好ましく、290℃以上であることがより好ましい。
なお、沸点が280℃以上の非水系溶剤には、沸点を示さず280℃以上で分解する非水系溶剤も含まれる。また、沸点が290℃以上の非水系溶剤には、沸点を示さず290℃以上で分解する非水系溶剤も含まれる。
また、油性インクジェットインクには、例えば、非水溶性有機溶剤とともに、使用する非水溶性有機溶剤と単一相を形成できる範囲で非水溶性有機溶剤以外の有機溶剤、例えばテトラエチレングリコールモノブチルエーテル等の1分子中の炭素数が12以上のグリコールエーテル系溶剤等を含ませてもよい。非水溶性有機溶剤以外の有機溶剤の沸点は、280℃以上であることが好ましく、290℃以上であることがより好ましい。なお、非水溶性有機溶剤以外の有機溶剤であって沸点が280℃以上のものには、沸点を示さず280℃以上で分解するものも含まれる。また、非水溶性有機溶剤以外の有機溶剤であって沸点が290℃以上のものには、沸点を示さず290℃以上で分解するものも含まれる。
これらの非水溶性有機溶剤以外の有機溶剤を含ませる場合は、インク中の含有量としては50質量%以下であることが好ましく、35質量%以下であることがより好ましく、10質量%未満であることがよりいっそう好ましい。
実施形態において、油性インクジェットインクセットを構成する2種以上液体組成物の少なくとも1種が処理液であってもよい。
処理液は、同一インクジェットヘッドの他の吐出口列から吐出されるインクによって形成される画像を改善する目的で用いられてもよい。あるいは、処理液は、吐出されるインクジェットヘッドとは異なるインクジェットヘッドから吐出されるインクの画像に対する処理液であってもよい。また、その両方を目的としていてもよい。
複数の処理液を備え、その複数の処理液を組合せることで作用する場合では、複数の処理液が同一のインクジェットヘッド内の別の吐出口から吐出されていてもよいし、別のインクジェットヘッドから吐出されていてもよい。
例えば、図1に示すインクジェットヘッド110a〜110fそれぞれからインクと処理液とを吐出する場合、処理液が前処理液の場合には、上流側の吐出口列121から処理液が吐出される構成としてもよく、処理液が後処理液の場合には、下流側の吐出口123から処理液が吐出される構成としてもよい。
α,β−不飽和カルボニル化合物は、インクの種類(インクに含まれる成分)にもよるが、印刷媒体上でインクを増粘させて色材を印刷媒体の表面に留める作用が働くことがあるので、印刷濃度を高めるために用いることができる。
一級アミン化合物及び二級アミン化合物は、インクの種類(インクに含まれる成分)にもよるが、印刷媒体上でインクと混合して反応すると架橋構造が形成されゲル化が生じ、色材の凝集が促進されて印刷媒体の表面に留める作用が働くことがあるので、印刷濃度を向上させるために用いることができる。
これら反応性官能基を含む化合物は、インクの種類(インクに含まれる成分)にもよるが、印刷媒体上でインク滴を凝集させて印刷媒体への浸透を抑制する作用が働くことがあるので、裏抜けを抑制して印刷濃度を高めるために用いることができる。
多価金属イオンを含む化合物は、インクの種類(インクに含まれる成分)にもよるが、印刷媒体上でインク成分とキレート結合すなわちキレート環を形成してゲル化し、印刷媒体への浸透を抑制する作用や印刷媒体に定着させる作用が働くことがあるので、裏抜けを抑制して印刷濃度を高めたり、優れた耐擦過性を得るために用いることができる。
これらのアニオン性官能基を含む高分子化合物は、インクの種類(インクに含まれる成分)にもよるが、印刷媒体上でインク成分と反応しゲル化することで色材の印刷媒体への浸透が抑制される作用が働くことがあるので、印刷濃度の低下や裏抜けを防止するために用いることができる。
これらのカチオン性官能基を含む高分子化合物は、インクの種類(インクに含まれる成分)にもよるが、印刷媒体上でインク成分と反応しゲル化することで色材の印刷媒体への浸透が抑制される作用が働くことがあるので、印刷濃度の低下や裏抜けを防止するために用いることができる。
これらの固体樹脂粒子は、インクの種類(インクに含まれる成分)にもよるが、印刷物に皮膜を形成する作用が働くことがあるので、印刷物の耐擦過性を高めるために用いることができる。また、固体樹脂粒子は、後処理液に用いることが好ましい。
これら体質顔料は、インクの種類(インクに含まれる成分)にもよるが、印刷媒体の表面を目止めして色材の浸透が抑制される作用が働くことがあるので、印刷濃度を向上させ、裏抜けを低減するとともに滲みを抑制するために用いることができる。また、体質顔料は、前処理液に用いることもできるし、後処理液に用いることもできる。
これらの架橋剤は、インクの種類(インクに含まれる成分)にもよるが、印刷物に皮膜を形成する作用が働くことがあるので、印刷物の耐擦過性や耐候性を高めるために用いることができる。架橋剤は、前処理液に用いることもできるし、後処理液に用いることもできる。
実施形態の印刷物の製造方法は、吐出口列を2列以上有するインクジェットヘッドから2種以上の液体組成物を記録媒体に吐出することを含む印刷物の製造方法であって、前記2種以上の液体組成物の少なくとも1つが油性インクジェットインクであり、前記2種以上の液体組成物の初留点が各々独立に280℃以上であり、前記2種以上の液体組成物において各液体組成物間の比重差がいずれも0.005以上0.012以下である、印刷物の製造方法である。
実施形態の印刷物の製造方法においては、油性インクジェットインクセットとして、上述の油性インクジェットインクセットを用いることができる。
実施形態において、記録媒体は、特に限定されるものではなく、普通紙、コート紙、特殊紙等の印刷用紙、布、無機質シート、フィルム、OHPシート等、これらを基材として裏面に粘着層を設けた粘着シート等を用いることができる。これらの中でも、インクの浸透性の観点から、普通紙、コート紙等の印刷用紙を好ましく用いることができる。
実施形態の印刷物の製造方法において用いられる、吐出口列を2列以上有するインクジェットヘッドについては、上記油性インクジェットインクセットの説明において記載したとおりである。例えば、図1中に示されるインクジェットヘッドを用いてもよいが、これに限定されない。
実施形態の印刷物の製造方法において用いることができるインクジェット印刷装置の一例を、図を用いて説明する。しかし、本発明はこれに限定されない。
搬送部2は、インクジェットヘッドユニット3に対向して設けられた搬送ベルト21と、搬送ベルト21を周回駆動させる駆動ローラ22と、駆動ローラ22に従動する従動ローラ23,24,25とを備える。
搬送ベルト21は、駆動ローラ22および従動ローラ23,24,25に掛け渡され、印刷時において、駆動ローラ22の駆動により無端移動し、左側に設けられた図示しない給紙台から供給される用紙を保持して搬送する。
搬送部2は、印刷時における位置である印刷位置と、その下方の退避位置との間で移動可能に構成されている。搬送部2の退避位置への移動は、インクジェットヘッドユニット3のクリーニング(メンテナンス)を行う際に、メンテナンスユニット4を搬送部2とインクジェットヘッドユニット3との間に移動させるために行われる。
ワイパ432の上端部は、メンテナンス位置において、インクジェットヘッドド31のノズルプレートよりも高くなるように配置されている。これにより、ワイパ432は、前後方向に移動されてインクジェットヘッドド31と接すると、弾性変形されてノズルプレートを摺動する。
ワイパ駆動モータ421が駆動されると、ワイパ駆動モータ421の回転駆動力が、出力ギヤ421a、駆動ベルト422、駆動プーリ423a,423bを伝達して、ネジ歯車424a,424bを回転させる。この結果、ワイパ432が、ネジ歯車424a,424bに螺合されている取付台431とともに後方へと移動する。ワイパ432の上部がインクジェットヘッドと接触する位置まで移動すると、ワイパ432はインクジェットヘッド31に押圧されて弾性変形する。この状態でさらにワイパ432が後方へ移動すると、ワイパ432の後面が、インクジェットヘッドのノズルプレートを摺動する。
表1〜6に記載される成分を混合し、ビーズミル(シンマルエンタープライズ製「ダイノーミル マルチラボ」、直径0.5mmのジルコニアビーズを使用)により60分間分散した。その後、得られた混合物を、孔径5μmのメンブレンフィルターに通して、油性インクジェットインクK1〜K17、C1〜C12、M1及びY1、油性処理液1を調製した。
油性インクジェットインクK1〜K17、C1〜C12、M1及びY1、油性処理液1は、それぞれ表1〜6中では、インクK1〜K17、C1〜C12、M1及びY1、処理液1として示される。
各油性インクジェットインクの比重はポータブル密度比重計DA−130(京都電子工業株式会社製)にて23℃で測定した。
各油性インクジェットインクの初留点は、熱分析(TG)装置において、油性インクジェットインクの温度を23℃から500℃まで15℃/分で昇温させたときに、重量減少が始まった時点の温度とした。
熱分析装置としてTHERMO PLUS EVO2 差動型示差熱天秤 TG8121(株式会社リガク)を用い、セルとして、アルミニウム製液体試料パンおよび試料蓋(株式会社リガク製Item No.8580)を用いた。測定サンプルは、試料蓋に細い針を使用してピンホール(実測値でφ150〜160μm)を開け、試料パンにサンプルを約10mg入れて、サンプルシーラー(株式会社リガク製Item No.8395D1)を用いて圧接してシールすることで作製した。
各油性インクジェットインクの80%留出温度は、熱分析(TG)装置において、液体組成物の温度を23℃から500℃まで15℃/分で昇温させたときの重量減少率を100%とした場合の、80%減少した時点の温度とした。熱分析装置、セル、サンプル作製方法は、上記の初留点測定と同じである。
調製した油性インクジェットインクK1〜K17、C1〜C12、M1及びY1、処理液1を用いて、表6〜10に示す2種の液体の組合せを、実施例1〜28及び比較例1〜9のインクセットとした。これらのインクセットについて、下記の評価を行った。結果を表7〜11に示す。表7〜11において、油性インクジェットインクK1〜K17、C1〜C12、M1及びY1、油性処理液1は、それぞれ、K1〜K17、C1〜C12、M1及びY1、処理液1として示される。
インクジェットヘッドとして図1中のインクジェットヘッドと同じ構造を有するインクジェットヘッドにインクを供給する経路を接続し、インクジェットヘッドに各実施例及び比較例のインクセットを導入し、記録媒体として普通紙(理想用紙IJ、理想科学工業株式会社製)に、ベタ画像(1画素あたり30pl/300×300dpi)となるようにインクを吐出して、吐出が正常であることを確認した。その後、インクジェットヘッドを室温で3か月間放置した。3か月放置後に、インクジェットヘッドをインクジェットプリンター(オルフィスEX9050、理想科学工業株式会社製)に取り付け、クリーニング動作を実施した後、第一の液体により形成されるベタ画像と第二の液体により形成されるベタ画像が重なり合ったベタ画像(1画素あたり各30pl/300×300dpi)を500枚印刷し、画像に白線(吐出不良)があるかどうかを、確認した。
なお、クリーニング動作として、インクジェットヘッドへインクを供給する経路を加圧することによりインクジェットヘッドの吐出口からインクを押し出し(所謂パージ)、その後、ワイパーによってインクジェットヘッド表面を拭き取る動作を行った。
評価基準は下記の通りである。
B:500枚中、白線が発生したものが5枚超10枚以下
C:500枚中、白線が発生したものが11枚以上
インクジェットヘッドとして図1中に示されるインクジェットヘッドと同じ構造を有するインクジェットヘッドにインクを供給する経路を接続し、インクジェットヘッドに各実施例及び比較例のインクセットを導入し、インクジェットヘッドをインクジェットプリンター(オルフィスEX9050、理想科学工業株式会社製)に取り付け、記録媒体として普通紙(理想用紙IJ、理想科学工業株式会社製)に、第一の液体により形成されるベタ画像と第二の液体により形成されるベタ画像が重なり合ったベタ画像(1画素あたり各30pl/300×300dpi)を1枚印刷し、ベタ画像の端部を目視で観察し、サテライト汚れの評価を行った。飛翔中に主滴から分離した複数の微小液滴(サテライト)が、記録媒体上に、主滴の着弾位置からずれた位置に着弾することで生じたサテライト汚れの有無及びその程度を、下記の評価基準に従って、評価した。
B:サテライト汚れが目視で確認できるものの、程度が小さくざらつきが目立たない
C:サテライト汚れが目視で観察され、印字面のざらつきが顕著である
インクジェットヘッドとして図1中に示されるインクジェットヘッドと同じ構造を有するインクジェットヘッドにインクを供給する経路を接続し、インクジェットヘッドに各実施例及び比較例のインクセットを導入し、記録媒体として普通紙(理想用紙IJ、理想科学工業株式会社製)に、ベタ画像(1画素あたり30pl/300×300dpi)となるようにインクを吐出して、吐出が正常であることを確認した。その後、インクジェットヘッドを室温で1日放置した。1日放置後、インクジェットヘッドをインクジェットプリンター(オルフィスEX9050、理想科学工業株式会社製)に取り付け、クリーニング動作を実施せずに、第一の液体により形成される細線と第二の液体により形成される細線が重なり合った細線チャート(1画素あたり各6pl/300×300dpiで1mm間隔で30列印字したもの)を1枚印刷し、形成された細線での吐出状態を評価した。
評価基準は下記の通りである。
B:1列目には遅れまたは乱れがみられるが、2〜5列目で正常に印字されている
C:5列目でも、遅れまたは乱れがみられる
インクジェットヘッドとして図1中に示されるインクジェットヘッドと同じ構造を有するインクジェットヘッドにインクを供給する経路を接続し、各実施例及び比較例のインクセットを導入し、インクジェットヘッドをインクジェットプリンター(オルフィスEX9050、理想科学工業株式会社製)に取り付け、記録媒体として普通紙(理想用紙IJ、理想科学工業株式会社製)に、第一の液体により形成されるベタ画像と第二の液体により形成されるベタ画像が重なり合ったベタ画像(1画素あたり各30pl/300×300dpi)を印刷し裏抜けを目視評価した。評価基準は下記のとおりである。
A:裏抜けが目立たない
B:裏抜けがあるが、許容できる
C:許容できないほどの裏抜けがみられる
2 搬送部
3 インクジェットヘッドユニット
110a〜110f、112a〜112f、114a〜114f、31 インクジェットヘッド
121、123 吐出口列
4 メンテナンスユニット
Claims (4)
- 吐出口列を2列以上有するインクジェットヘッド用の、2種以上の液体組成物からなる油性インクジェットインクセットであって、
前記2種以上の液体組成物の少なくとも1種が油性インクジェットインクであり、
前記2種以上の液体組成物の初留点が各々独立に280℃以上であり、
前記2種以上の液体組成物において各液体組成物間の比重差がいずれも0.005以上0.012以下である、
油性インクジェットインクセット。 - 前記2種以上の液体組成物の80%留出温度が各々独立に300〜350℃である、請求項1に記載の油性インクジェットインクセット。
- 前記2種以上の液体の比重が各々独立に0.890以下である、請求項1又は2に記載の油性インクジェットインクセット。
- 吐出口列を2列以上有するインクジェットヘッドから2種以上の液体組成物を記録媒体に吐出することを含む印刷物の製造方法であって、
前記2種以上の液体組成物の少なくとも1つが油性インクジェットインクであり、
前記2種以上の液体組成物の初留点が各々独立に280℃以上であり、
前記2種以上の液体組成物において各液体組成物間の比重差がいずれも0.005以上0.012以下である、
印刷物の製造方法。
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