JP2017154589A - 収納ボックスセットおよび荷台スペースの利用方法 - Google Patents

収納ボックスセットおよび荷台スペースの利用方法 Download PDF

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【課題】荷台スペースに荷物を容易にかつ整然と収納することができ、ビジネスやレジャーのTPOに合わせたフレキシブルな収納機能を奏することが可能な荷台スペース用の収納器具を提供する。【解決手段】収納ボックスセット1は、荷台スペースの左右に設置される左右対称で二個一対のサイド収納ボックス2a,2bと、それらのサイド収納ボックス2a,2bの間に設置される略直方体状のセンター収納ボックス3とを有している。また、それらのサイド収納ボックス2a,2bおよびセンター収納ボックス3には、それぞれ、同一の高さの水平面Fを形成可能な蓋体6,6,7が設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、荷物の収納の目的で、商用車等として使用されるワンボックス系車両や、乗用車等として使用されるワゴン系車両の後部座席後方の荷台スペースに設置される収納ボックスセット、および、ワンボックス系車両やワゴン系車両の荷台スペースの有効な利用方法に関するものである。
ワンボックス系車両や、ワゴン系車両の後部座席後方の荷台スペースは、比較的に容積が大きいにもかかわらず、仕切り等がなされていない上、タイヤハウスが内側に突出していることもあって、荷物を整然と収納することができない。殊に、収納する荷物が、直方体状ではなく不定形のものであると、安定した状態に積み上げることができないため、荷台スペースの上側の空間が無駄なものとなってしまう。
それゆえ、そのようなワンボックス系車両やワゴン系車両等の荷台スペースを有効に利用して荷物を整然と収納するための部材として、複数の棒状フレーム要素を継手金具によって組み立てたラックフレームと、それらのラックフレームに複数段に設けられた棚板とからなる車両搭載用組立式ラックが知られている(特許文献1)。
特開平7−132776号公報
しかしながら、上記特許文献1の如き車両搭載用組立式ラックは、組み立てに多大な手間および時間が掛かる、という不具合がある。その上、一旦、組み立てて荷台スペースに設置してしまうと、大きな荷物を積み込む際には、その車両搭載用組立式ラック自体が邪魔になってしまう、という不具合もある。すなわち、特許文献1の車両搭載用組立式ラックは、ビジネスやレジャーのTPOに合わせて様々な形状、大きさを有する物品を収納する、というフレキシブルな収納機能を奏することができなかった。
本発明の目的は、上記従来の荷台スペースの収納器具が有する問題点を解消し、荷台スペースに荷物を容易にかつ整然と収納することができ、ビジネスやレジャーのTPOに合わせたフレキシブルな収納機能を奏することが可能な荷台スペース用の収納器具を提供すること、および、荷台スペースの有効な利用方法を提供することにある。
本発明の内、請求項1に記載された発明は、ワゴン、バンタイプ等の自動車の荷台スペースに設置するための複数の収納ボックスからなる収納ボックスセットであって、前記荷台スペースの左右に設置される左右対称で二個一対のサイド収納ボックスと、それらのサイド収納ボックスの間に設置される略直方体状のセンター収納ボックスとを有しており、それらのサイド収納ボックスおよびセンター収納ボックスが、それぞれ、同一の高さの水平面を形成可能な蓋体を設けたものであることを特徴とするものである。なお、本発明でいう自動車とは、荷物を載せるための空間が後部座席と連続したワンボックス、ワゴン、バンタイプの自動車のことである。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載された発明において、前記サイド収納ボックスが、自動車のタイヤハウスの後面とリアドアとの隙間に嵌合可能な膨出部を有するものであることを特徴とするものである。
請求甲3に記載された発明は、請求項1、または請求項2に記載された発明において、前記サイド収納ボックスが、自動車のタイヤハウスを嵌め込み可能な凹部を有するものであることを特徴とするものである。
請求項4に記載された発明は、請求項1〜3のいずれかに記載された発明において、前記サイド収納ボックスおよび前記センター収納ボックスが、それぞれ、上面を開口した扁平な柱状の箱本体に、蓋体を観音開き可能に取り付けたものであることを特徴とするものである。
請求項5に記載された発明は、ワゴン、バンタイプ等の自動車の荷台スペースの利用方法であって、荷台スペースのタイヤハウスとウインドウとの間の高さ位置に水平面を形成し、その水平面によって荷台スペースに上下2段の収納スペースを形成することを特徴とするものである。
請求項6に記載された発明は、請求項5に記載された発明において、蓋体を設けた複数の収納ボックスを、荷台スペースの略全面に亘って略隙間なく敷き詰め、それらの収納ボックスの蓋体によって、荷台スペースのタイヤハウスとウインドウとの間の高さ位置に前記水平面を形成することを特徴とするものである。
請求項1の収納ボックスセットによれば、サイド収納ボックスおよびセンター収納ボックスの内部に荷物を収納することができる上、それらのサイド収納ボックスおよびセンター収納ボックスの蓋体によって同一の高さの水平面が形成されるため、当該水平面の上側にも、荷台スペースの床面上と同様に、自由に荷物を戴置することが可能となる。したがって、請求項1の収納ボックスセットによれば、荷台スペースの上側の空間を無駄にすることなく、有効に利用して、荷物を整然と収納することができる。また、請求項1の収納ボックスセットは、荷台スペース内に単純に戴置するだけのものであるので、荷台スペース内に特に大きな物品を収納する場合等には、大きな力を必要とすることなく、サイド収納ボックスとセンター収納ボックスとを別々に容易に外に出すことができる。したがって、請求項1の収納ボックスセットによれば、ビジネスやレジャーのTPOに合わせてフレキシブルに荷物を収納することが可能となる。
請求項2の収納ボックスセットは、サイド収納ボックスが自動車のタイヤハウスの後面と車両のリアドアとの隙間に嵌合可能な膨出部を有するものであるため、所謂“空きスペース”を形成することなく、荷台スペースをより有効に利用することができる。また、自動車の内壁面と、サイド収納ボックスとの間の隙間が小さくなるため、自動車の走行時におけるサイド収納ボックスのがたつきを低減させることができる。
請求項3の収納ボックスセットは、サイド収納ボックスが自動車のタイヤハウスを嵌め込み可能な凹部を有するものであるため、荷台スペースのタイヤハウス周辺の“空きスペース”をより低減させることができ、荷台スペース内に非常に効率的に荷物を収納することが可能となる。
請求項4の収納ボックスセットは、サイド収納ボックスおよびセンター収納ボックスが、それぞれ、上面を開口した扁平な柱状の箱本体に、蓋体を観音開き可能に取り付けたものであるため、蓋体が各収納ボックスの壁面で支えられた状態となるので、蓋体によって形成された水平面上に、荷重の大きな荷物を収納することができきる。
請求項5の荷台スペースの利用方法は、荷台スペースのタイヤハウスとウインドウとの間の高さ位置に水平面を形成し、その水平面によって荷台スペースに上下2段の収納スペースを形成するものであるので、形成された水平面の下側に荷物を収納することができるとともに、形成された水平面の上側にも、荷台スペースの床面上と同様に、自由に荷物を戴置することが可能となる。したがって、請求項5の荷台スペースの利用方法によれば、荷台スペースの上側の空間を無駄にすることなく、有効に利用して、物品を整然と収納することができる。
請求項6の荷台スペースの利用方法は、蓋体を設けた複数の収納ボックスを、荷台スペースの略全面に亘って略隙間なく敷き詰め、それらの収納ボックスの蓋体によって、荷台スペースのタイヤハウスとサイドウインドウとの間の高さ位置に水平面を形成するものであるので、荷台スペース内に特に大きな荷物を収納する場合等には、大きな力を必要とすることなく、複数の収納ボックスを別々に容易に外に出すことができる。したがって、請求項6の荷台スペースの利用方法によれば、ビジネスやレジャーのTPOに合わせてフレキシブルに荷物を収納することが可能となる。
自動車の荷台スペースに収納ボックスセットを設置した状態を示す説明図(斜視図)である。 自動車の荷台スペースに収納ボックスセットを設置した状態を示す説明図(側面図)である。 自動車の荷台スペースに収納ボックスセットを設置した状態を示す説明図(平面図)である。 サイド収納ボックス(a)およびセンター収納ボックス(b)を示す説明図である。 サイド収納ボックスの変更例を示す説明図である(aは平面図であり、bは側面図である)。
<収納ボックスセットの構造>
以下、本発明に係る収納ボックスセットの一実施形態について、図面に基づいて詳細に説明する。図1〜3は、収納ボックスセット1を、自動車の荷台スペースに設置した状態を示したものである。収納ボックスセット1は、自動車Vの荷台スペースの左右に配置される2つのサイド収納ボックス2a,2bと、それらのサイド収納ボックス2a,2bの間に設置されるセンター収納ボックス3と、サイド収納ボックス2a,2bおよびセンター収納ボックス3の前方に設置される6個の補助収納ボックス4a〜4fとによって構成されている。なお、左右両側に位置した4つの補助収納ボックス4a,4c,4d,4fは同一の形状を有しており、中央に位置した2つの補助収納ボックス4b,4eとセンター収納ボックス3とは同一の形状を有している。
図4(a)は、右側(自動車Vの後方から見た場合の右側)のサイド収納ボックス2bを示したものである。サイド収納ボックス2bは、箱本体9が略直方体形状に形成されており、幅×奥行き×高さ=490mm×390mm×390mmの大きさを有している。また、片側(外側)の側面が、外側へ膨出した状態になっており、当該膨出部分5の幅(図3におけるa)が、設置される自動車VのタイヤハウスHの突出幅と略同一になっている。さらに、サイド収納ボックス2bの箱本体9の正面板9a、背面板9b、および片方の側面板(内側の側面板)9cは、一定の大きさの矩形(130mm×130mm)の合成樹脂製パネルpを金具によって結合させることによって所定の大きさの矩形の平板状に形成されている。一方、サイド収納ボックス2bの底板(図示せず)は、合成樹脂によって一枚の板状に一体成形されたものである。さらに、サイド収納ボックス2bの背面板9dの上端縁には、合成樹脂によって一枚の板状に一体成形された蓋体6が、蝶番によって観音開き可能に装着されている。なお、左側(自動車Vの後方から見た場合の左側)のサイド収納ボックス2aは、右側のサイド収納ボックス2bと左右対称に形成されている。
一方、図4(b)は、センター収納ボックス3を示したものである。センター収納ボックス3は、箱本体10が略直方体状に形成されており、幅×奥行き×高さ=260mm×390mm×390mmの大きさを有している。当該センター収納ボックス3の箱本体10の正面板10a、背面板10b、左右の側面板10c,10c、および底面板(図示せず)は、上記したサイド収納ボックス2bの正面板9a等と同様に、一定の大きさの矩形の合成樹脂製パネルpを金具によって結合させることによって所定の大きさの矩形の平板状に形成されている。さらに、センター収納ボックス3の背面板10dの上端線には、一定の大きさの矩形の合成樹脂製パネルpを金具によって結合させることによって所定の大きさの矩形(略長方形)の平板状に形成された蓋体7が、蝶番によって観音開き可能に装着されている。
また、左右の補助収納ボックス4a,4c,4d,4fは、箱本体11が略立方体状に形成されており、幅×奥行き×高さ=390mm×390mm×390mmの大きさを有している。当該補助収納ボックスの箱木体11の正面板、背面板、左右の側面板、および底面板は、上記したサイド収納ボックス2bの正面板9a等と同様に、一定の大きさの矩形の合成樹脂製パネルpを金具によって結合させることによって所定の大きさの矩形(略正方形)の平板状に形成されている。さらに、補助収納ボックス4a,4c,4d,4fの背面板の上端縁にも、合成樹脂製パネルpを金具によって結合させることによって所定の大きさの矩形(略正方形)の平板状に形成された蓋体8が、蝶番によって観普開き可能に装着されている。
<収納ボックスセットの使用方法>
上記の如く構成された収納ボックスセット1は、図1の如く、各サイド収納ボックス2a,2bが、それぞれ、自動車VのタイヤハウスHの後面と車両のリアドアDとの隙間に膨出部5を嵌合させた状態で、自動車Vの荷台スペースの左右に設置され、それらの各サイド収納ボックス2a,2bの間に、センター収納ボックス3が前後に縦長になるように設置される。そして、それらのサイド収納ボックス2a,2b、センター収納ボックス3の前方に、補助収納ボックス4a〜4fが設置される。その際には、各サイド収納ボックス2a,2bの蓋体6,6、センター収納ボックス3の蓋体7、および補助収納ボックス4a〜4fの蓋体8,8・・を、奥方に位置させる。
そのように各収納ボックスが設置された収納ボックスセット1においては、各サイド収納ボックス2a,2bの蓋体6,6、センター収納ボックス3の蓋体7、および補助収納ボックス4a〜4fの蓋体8,8・・がすべて閉じられると、それらの蓋体によって、荷台スペースのタイヤハウスHとウインドウ(サイドウインドウおよびリアウインドウ)Wとの間の高さ位置(図2におけるA)において水平面Fが形成される。そのため、それらの蓋体からなる水平面Fの上にも荷物を載置することが可能となる。
したがって、収納ボックスセット1を利用すれば、各サイド収納ボックス2a,2b、センター収納ボックス3、および補助収納ボックス4a〜4fの内部に荷物を収納することが可能になるのと同時に、それらの各収納ボックスの蓋体(すなわち、蓋体6,蓋体7,蓋体8,8・・)からなる水平面Fの上にも荷物を載置することができるようになるため、収納ボックスセット1を使用しない場合に比べて、多くの荷物を整然と収納することが可能となる。さらに、各サイド収納ボックス2a,2bが、膨出部5,5を自動車VのタイヤハウスHの後面と車両のリアドアDとの隙間に嵌め込んだ状態で、センター収納ボックス3とともに、左右に隙間が形成されないように設置されるので、自動車Vの走行中に各収納ボックスががたついたりしない。
また、各収納ボックスの蓋体(すなわち、蓋体6,蓋体7,蓋体8,8・・)からなる水平面Fは、荷台スペースのタイヤハウスHとウインドウ(サイドウインドウおよびリアウインドウ)Wとの間の高さ位置(図2におけるA)にした状態となるので、自動車Vの使用者が、荷物の出し入れを行い易い上、自動車Vの走行中に蓋体からなる水平面Fの上の荷物が転動した場合でも、ウインドウWが破損する事態が起こりにくい。
<収納ボックスセットの効果>
収納ボックスセット1は、上記の如く、荷台スペースの左右に配置される左右対称で二個一対のサイド収納ボックス2a,2bと、それらのサイド収納ボックス2a,2bの間に設置される略直方体状のセンター収納ボックス3とを有しており、それらのサイド収納ボックス2a,2bおよびセンター収納ボックス3が、それぞれ、同一の高さの水平面Fを形成可能な蓋体6,6,7を設けたものである。したがって、収納ボックスセット1によれば、サイド収納ボックス2a,2bおよびセンター収納ボックス3の内部に荷物を収納することができる上、それらのサイド収納ボックス2a,2bおよびセンター収納ボックス3の蓋体6,6,7によって形成された水平面Fの上側にも、荷台スペースの床面上と同様に、自由に荷物を戴置することが可能となる。したがって、収納ボックスセット1によれば、荷台スペースの上側の空間を無駄にすることなく、有効に利用して、荷物を整然と収納することができる。また、収納ボックスセット1は、荷台スペース内に単純に戴置するだけのものであるので、荷台スペース内に特に大きな物品を収納する場合等には、大きな力を必要とすることなく、サイド収納ボックス2a,2bとセンター収納ボックス3とを別々に容易に外に出すことができる。したがって、収納ボックスセット1によれば、ビジネスやレジャーのTPOに合わせてフレキシブルに荷物を収納することができる。
また、収納ボックスセット1は、サイド収納ボックス2a,2bが、自動車VのタイヤハウスHの後面とリアドアDとの隙間に嵌合可能な膨出部5を有するものであるため、“空きスペース”を形成することなく、荷台スペースをより有効に利用することができる。また、自動車の内壁面と、サイド収納ボックス2a,2bとの間の隙間が小さくなるため、自動車の走行時におけるサイド収納ボックス2a,2bのがたつきを低減させることができる。
また、収納ボックスセット1は、サイド収納ボックス2a,2bが、上面を開口した扁平な柱状の箱本体9に、蓋体6を観音開き可能に取り付けたものであるとともに、センター収納ボックス3が、上面を開口した扁平な柱状の箱本体10に、蓋体7を観音開き可能に取り付けたものであるため、蓋体6,6,7が各収納ボックス2a,2b,3の壁面で支えられた状態となり頑丈であるので、蓋体6,6,7によって形成された水平面Fの上に、荷重の大きな物品を収納することができる。
<収納ボックスセットの変更例>
本発明に係る収納ボックスセットの構成は、上記実施形態の態様に何ら限定されるものではなく、サイド収納ボックス、センター収納ボックス、補助収納ボックス、蓋体等の構成を、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で必要に応じて適宜変更することができる。また、本発明に係る荷台スペースの利用方法の構成は、上記実施形態の態様に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で必要に応じて適宜変更することができる。
たとえば、本発明に係る収納ボックスセットは、上記実施形態の如く、サイド収納ボックスが自動車のタイヤハウスの後面とリアドアとの隙間に嵌合可能な膨出部を有するものに限定されず、図5の如く、サイド収納ボックス2a’,2b’が自動車のタイヤハウスを嵌め込み可能な凹部12をも有するものや、サイド収納ボックスがタイヤハウスを嵌め込み可能な凹部のみを有するもの等に変更することも可能である。かかる構成を採用した場合には、荷台スペースのタイヤハウス周辺の“空きスペース”をより低減させることができ、荷台スペース内に非常に効率的に荷物を収納することが可能となる。
また、本発明に係る荷台スペースの利用方法は、上記実施形態の如く、複数の収納ボックスの蓋体のみによって同一の高さの水平面を形成するものに限定されず、合成樹脂やスチール製のラックや棚、およびそれらに固定される合成樹脂やスチール製の平板等を利用して同一の高さの水平面の少なくとも一部を形成するものでも良い。
さらに、収納ボックスセットを構成するサイド収納ボックスおよびセンター収納ボックスは、上記実施形態の如く、一定の大きさの矩形の合成樹脂製パネルを結合させたものに限定されず、蓋体以外の筐体が合成樹脂等によって一体的に形成されたもの等でも良い。また、蓋体は、筐体に対して観音開き状に設けられたものに限定されず、筐体の上端の周縁に戴置される(筐体の上端の周縁と嵌合した状態で戴置される)物等でも良い。
加えて、サイド収納ボックスおよびセンター収納ボックスの幅、奥行きや高さは、特に限定されず、自動車の荷台スペースの大きさに合わせて適宜変更することができる。また、収納ボックスセットは、上記実施形態の如く、サイド収納ボックスの奥行きとセンター収納ボックスの奥行きとが同一であるものに限定されず、サイド収納ボックス、センター収納ボックスの内のいずれかの奥行きが長いものでも良い。
また、本発明に係る収納ボックスセットは、上記実施形態の如く、2つのサイド収納ボックス、単一のセンター収納ボックス、および3つの補助収納ボックスからなるものに限定されず、サイド収納ボックスの間に設置されるセンター収納ボックスが複数であるものでも良いし、補助収納ボックスがないものや、2個以下あるいは4個以上の補助収納ボックスを有するもの(たとえば、補助収納ボックスが3個一列であるもの)でも良い。
一方、本発明に係る荷台スペースの利用方法は、上記実施形態の如く、複数の収納ボックスの蓋体のみによって同一の高さの水平面を形成するものに限定されず、必要に応じて蓋体の上面に、合成樹脂製あるいはスチール製の平板材(たとえば、蓋体の高さの荷台スペースの水平断面と略同一の大きさを有しており、車両の前後方向に沿った線で2つ折りや3つ折り等の複数の片に折り曲げることができるもの)を戴置することも可能である。
本発明に係る収納ボックスセットは、上記の如く優れた効果を奏するものであるので、ワンボックス系車両やワゴン系車両の後部座席後方の荷台スペースを有効に利用可能な収納器具として好適に用いることができる。
1・・収納ボックスセット
2a,2b・・サイド収納ボックス
3・・センター収納ボックス
5・・膨出部
6,7,8・・蓋板
12・・凹部
V・・自動車
W・・ウインドウ

Claims (6)

  1. ワゴン、バンタイプ等の自動車の荷台スペースに設置するための複数の収納ボックスからなる収納ボックスセットであって、
    前記荷台スペースの左右に配置される左右対称で二個一対のサイド収納ボックスと、
    それらのサイド収納ボックスの間に設置される略直方体状のセンター収納ボックスとを有しており、
    それらのサイド収納ボックスおよびセンター収納ボックスが、それぞれ、同一の高さの水平面を形成可能な蓋板を設けたものであることを特徴とする収納ボックスセット。
  2. 前記サイド収納ボックスが、
    自動車のタイヤハウスの後面とリアドアとの隙間に嵌合可能な膨出部を有するものであることを特徴とする請求項1に記載の収納ボックスセット。
  3. 前記サイド収納ボックスが、
    自動車のタイヤハウスを嵌め込み可能な凹部を有するものであることを特徴とする請求項1、または請求項2に記載の収納ボックスセット。
  4. 前記サイド収納ボックスおよび前記センター収納ボックスが、それぞれ、上面を開口した扁平な柱状の箱本体に、蓋体を観音開き可能に取り付けたものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の収納ボックスセット。
  5. ワゴン、バンタイプ等の自動車の荷台スペースの利用方法であって、
    荷台スペースのタイヤハウスとウインドウとの間の高さ位置に水平面を形成し、その水平面によって荷台スペースに上下2段の収納スペースを形成することを特徴とする自動車の荷台スペースの利用方法。
  6. 蓋体を設けた複数の収納ボックスを、荷台スペースの略全面に亘って略隙間なく敷き詰め、それらの収納ボックスの蓋体によって、荷台スペースのタイヤハウスとウインドウとの間の高さ位置に前記水平面を形成することを特徴とする請求項5に記載の自動車の荷台スペースの利用方法。
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