JP2017154539A - 車輪ストッパ及びそれを備えた車輪付作業機械 - Google Patents

車輪ストッパ及びそれを備えた車輪付作業機械 Download PDF

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Abstract

【課題】車輪ストッパにおいて、車輪を確実にロックして予期せぬ移動を防止する。【解決手段】車輪2が回転可能に設けられたベース部3にストッパブラケット11を設け、水平状態を保ったままベース部3(ストッパブラケット11)に対して上下移動して静止位置Aと開放位置Bとに切換可能なストッパプレート12を設ける。車輪2に周方向に複数の突起13aを配置する。ストッパプレート12に静止位置Aにあるときに突起13aに係合し、車輪2を回転不能にする係合用開口12bを設ける。【選択図】図1

Description

本発明は、溶接機などの車輪付作業機械の車輪を回転不能にする車輪ストッパ及びそれを備えた車輪付作業機械に関する。
従来より、溶接機や発電機や高圧洗浄機のような車輪付作業機械は車輪を有するので、使用現場によって車輪止めが義務付けられている場合がある。また、傾斜地でトラック荷台から車輪付作業機械を降ろす際に車輪止めがないと車輪付作業機械が動きクレーンワイヤーが突っ張ったままとなるため、フックを外すことができない。また、車載時に荷張りが確実になるまでの間、機械を仮止めしておきたいというニーズがある。このため、リース業者は車輪付作業機械を貸し出す際に別置きの輪止めをセットで貸し出すことがあるが、この輪止めを紛失してしまうことが多い上に、別置きの輪止めでは、荷台側で使用したものを、車輪付作業機械を降ろす地面でも使用することとなり作業性が悪い。
そこで、例えば、特許文献1のような、基部フレームに回動可能に設けた係合部材の係合溝を車輪側に設けた係合ピンに係合する車輪止め構造が知られている。
また、特許文献2のように、支軸の軸心に貫通させたロック操作部材の下端を、車輪の周方向に形成された凹凸部にバネ付勢又は自重により係止力を常時与えるようにした係合片の回動端に連結したロック付キャスターが知られている。
特許第4724129号公報 特開平10−35205号公報
しかしながら、特許文献1のものでは、係合部材を回動させて、車輪に設けた1本の係合ピンに係合部材の係合溝を掛けるようにしているので、係合部材の支持軸穴と支持軸の寸法差を減らして係合部材のガタツキを減らす必要がある。このため、錆や変形の影響を受けやすいという問題がある。また1本の係合部材の支持軸で車輪の回転力を受ける必要があるので、係合部材の支持軸及びその周辺にそれなりの強度が必要となる。さらに係合部材のカギ形状の係合溝を引っ掛ける仕組みのため、係合部材のカギ形状部が変形しやすいという問題もある。また、係合溝を有する係合部材を回動構造で基部フレームに設けているので、解除状態を安定させるためには、ロック状態と反対側に自重がかかる位置まで係合部材を回動させる必要がある。このため、回動範囲に広い空間が必要となる。さらに、特許文献1のような回動構造では係合部材の自重の一部は回動軸で支持されて全てを利用することはできないため、ロック動作が不安定となると共に、車軸の長手方向のぐらつきに弱い。
また特許文献2のものでは、係合部分が目視できないので、位置がずれた状態でロック操作し、ロック板が不完全な状態で留まった場合、ロックしたつもりでもロックされていない状態となる可能性がある。車輪付作業機械の車輪止めが義務付けられている作業現場において、ロック状態かロック不完全状態かの判別が一目ではつきにくいというのは問題がある。
また、従来から使用されている車輪側面の係止穴にロックピンをバネで押し出すような構造では、ロックピンの摺動部が錆びて動かなくなる場合や、バネがへたる場合もある。
さらにブレーキをソリッドゴムの車輪に押し付けて回転不能にするような構成では、ソリッドゴムが変形したままとなってしまう上に、構造が複雑で高価な上、部品交換が難しいという問題もある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、車輪を確実にロックして予期せぬ移動を防止することにある。
上記の目的を達成するために、この発明では、ストッパプレートの自重を利用して車輪を回転不能にするようにした。
具体的には、第1の発明では、車輪を回転不能にする車輪ストッパを前提とし、
上記車輪ストッパは、
上記車輪が回転可能に設けられた車輪支持部と、
水平状態を保ったまま上記車輪支持部に対して上下移動して静止位置と開放位置とに切換可能なストッパプレートと、
上記車輪に周方向に複数配置された係合部と、
上記ストッパプレートに設けられ、上記静止位置にあるときに上記係合部に係合し、上記車輪を回転不能にする被係合部とを備えている。
上記の構成によると、ストッパプレートは、上下に移動するので、その自重全てを利用して確実にロック及びロック解除操作を行うことができる。また、自重を利用するのでバネを用いない構造とすることができ、構造が簡単となり、バネのへたりなどによる動作不良が避けられる。さらにストッパプレートの上下移動なので、例えば、ロック時又はロック解除時に見え隠れする表示によりロック状態又はロック解除状態の判別が可能となる。なお、車輪支持部は、車輪の回転軸を支持する部材が取り付けられるベース部などを意味する。
第2の発明では、車輪を回転不能にする車輪ストッパを前提とし、
上記車輪ストッパは、
ストッパプレートと、
上記車輪が回転可能に設けられた車輪支持部と、
上記ストッパプレート又は上記車輪支持部若しくは車輪支持部に設けられた部品の一方に設けられ、上記ストッパプレートを静止位置又は開放位置に切り換えるための少なくとも一対のガイド溝と、
上記ストッパプレート又は上記車輪支持部若しくは車輪支持部に設けられた部品の他方に設けられ、上記少なくとも一対のガイド溝にそれぞれ嵌まり込む少なくとも一対のガイドピンと、
上記車輪に周方向に複数配置された係合部と、
上記ストッパプレートに設けられ、上記静止位置にあるときに上記係合部に係合し、上記車輪を回転不能にする被係合部とを備えている。
上記の構成によると、複数のガイドピンで車輪の回転力を受けるため、ピン1本辺りの荷重を減らすことができる。また、ストッパプレートのスライド構造であるので、回動構造に比べてロック及びロック解除の作動範囲を狭くでき、設置スペースが少なくて済むと共に、ガイド溝とガイドピンの間の寸法にある程度余裕を持たせることができるので、錆や変形による動作不良を起こしにくい。
第3の発明では、第2の発明において、
上記ガイド溝は、静止位置と開放位置とで上下方向に高低差があり、該高低差により、上記ストッパプレートの静止位置と開放位置とが切換可能に構成されている。
上記の構成によると、高低差を設けることで、ストッパプレートの上下移動だけで確実にロック状態又はロック解除状態の切換が可能となる。ストッパプレートの上下移動なので、例えば、ロック時又はロック解除時に見え隠れする表示によりロック状態又はロック解除状態の判別が可能となる。
第4の発明では、第2又は第3のいずれか1つの発明において、
上記少なくとも一対のガイド溝は、それぞれ同じ形又は相似形をしている。
上記の構成によると、簡単な構成でストッパプレートを所定の軌道に規制しながら滑らかに動かすことができる。
第5の発明では、第1から第4のいずれか1つの発明において、
上記ストッパプレートには、上記静止位置にあることを示すロック表示があり、該ロック表示は、上記開放位置では、上記車輪支持部又は該車輪支持部に固定された部材により隠れ、上記静止位置では、上記車輪支持部又は該車輪支持部に固定された部材に隠れないように構成されている。
上記の構成によると、ロック表示により、ロック状態又はロック解除状態の状態判断が極めて容易となり、簡単な構成でロックし忘れを防ぐことができる。
第6の発明では、第1から第5のいずれか1つの発明において、
上記車輪支持部又は該車輪支持部に固定された部材には、上記係合部と上記被係合部とが係合したことを視認可能な視認用開口が形成されている。
上記の構成によると、視認可能な視認用開口により、係合部と被係合部とが係合したことを直接確認でき不完全なロックを避けられると共に、安心感が得られる。
第7の発明では、第1から第6のいずれか1つの発明において、
上記係合部は、上記車輪に設けられた円板から半径方向外側に突出する突起であり、
上記被係合部は、上記ストッパプレートに設けられ、上記突起の移動を規制する形状を有する。
上記の構成によると、車輪に設けた円板から延びる係合部にストッパプレートに設けた被係合部が係合して移動を規制するので、車輪が確実に回り止めされる。突起の移動を規制する形状としては、特に限定されず、例えば、一対の棒状部材でもよいし、一対の棒状部材の先端が連続したU字状部材でもよい。
第8の発明では、第7の発明において、
上記被係合部は、上記ストッパプレートに設けられ、上記突起が挿入される係合用開口である。
上記の構成によると、車輪の周方向に離散的に設けた突起がストッパプレートの開口に挿入されてその移動を規制され、車輪の回り止めをするので、簡単な構成で確実にロック状態又はロック解除状態の切換が可能となる。
第9の発明では、第1から第6のいずれか1つの発明において、
上記係合部は、車輪に周方向に離散的に設けた車幅方向に延びる複数のピンよりなり、
上記被係合部は、上記ストッパプレートに設けられ、上記複数のピンのいずれかに係合する係合溝よりなる。
上記の構成によると、車輪の周方向に離散的に設けたピンがストッパプレートの係合溝に挿入されてその移動を規制され、車輪の回り止めをするので、簡単な構成で確実にロック状態又はロック解除状態の切換が可能となる。
第10の発明の車輪付作業機械は、第1から第9のいずれか1つの発明の車輪ストッパを備えている。
上記の構成によると、簡単かつ確実に車輪を回転不能にすることができる商品性の高い車輪付作業機械が得られる。
以上説明したように、本発明によれば、ストッパプレートに、静止位置にあるときに車輪の周方向に複数配置された係合部に係合して車輪を回転不能にする被係合部を設けたことにより、ストッパプレートの自重を利用して確実にロック及びロック解除操作を行うことができるので、車輪を確実にロックして予期せぬ移動を防止することができる。
本発明の実施形態に係る車輪ストッパを拡大して示す側面図である。 本発明の実施形態に係る溶接機を一部拡大して示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る溶接機を示す側面図である。 本発明の実施形態に係る溶接機を示す底面図である。 ストッパブラケットを拡大して示す斜視図である。 ストッパプレートを拡大して示す斜視図である。 静止位置にある車輪ストッパを拡大して示す側面図である。 開放位置にある車輪ストッパを拡大して示す側面図である。 実施形態の変形例1に係る、静止位置にある車輪ストッパを拡大して示す側面図である。 実施形態の変形例1に係る、開放位置にある車輪ストッパを拡大して示す側面図である。 実施形態の変形例2に係るストッパプレートを拡大して示す概略図である。 実施形態の変形例2に係る別のストッパプレートを拡大して示す概略図である。 実施形態の変形例3に係るストッパプレートを拡大して示す概略図である。 実施形態の変形例4に係るストッパプレート及び係合プレートを拡大して示す概略図である。 その他の実施形態に係るストッパプレートを拡大して示す概略図である。 その他の実施形態に係る別のストッパプレートを拡大して示す概略図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
−溶接機の構成−
図2〜図4は本発明の実施形態の車輪ストッパ10を有する車輪付作業機械としての溶接機1を示し、この溶接機1は、例えば、4つの車輪2が設けられる、車輪支持部としてのベース部3と、このベース部3に支持される溶接機本体4とを有する。詳しくは図示しないが、例えば、溶接機本体4には、エンジンと、このエンジンに駆動される発電装置とが内蔵されている。
この溶接機1は、車輪2を回転不能にする車輪ストッパ10を備え、本実施形態の車輪ストッパ10は、1つの車輪2を回転不能にするためのものであり、例えば、1台の溶接機1に2つ設けられている。なお、1つの車輪ストッパ10で溶接機1を移動不能にできる場合には、1台に1つのみ設けてもよい。
図4に示すように、前後の左右一対の車輪2は、1本の回転軸2aの両端にそれぞれ独立して回転可能に支持されている。前後の回転軸2aは、それぞれベース部3に取り付けた支持ブラケット3aに設けられている。これにより、溶接機1全体が手押し等により移動可能となっている。
本実施形態では、ベース部3の、例えば前側の左右一対の車輪2の部分に、図5に示すストッパブラケット11がそれぞれ設けられている。ストッパブラケット11は、例えば、鋼板をプレス成形して形成されたものであり、このストッパブラケット11には、例えば、ベース部3にボルト等により、取り付けるための取付用貫通孔11aが設けられている。そして、ストッパブラケット11に設けた一対のピン用貫通孔11bには、例えばボルト及びナットの組み合わせよりなるガイドピン11c(図1参照)がそれぞれ設けられている。このガイドピン11cは、ボルト及びナットの組み合わせではなく、例えば一対のピン用貫通孔11bに溶接した棒状突起で構成してもよい。また、中央には、前後に延びる2つの長孔よりなる視認用開口11dが形成されている。
そして、このガイドピン11cには、図6に示すストッパプレート12が上下にスライド移動可能に取り付けられている。具体的には、ストッパプレート12は、水平状態を保ったままストッパブラケット11に対して上下移動して図1及び図7に示す静止位置Aと、図8に示す開放位置Bとに切換可能となっている。本実施形態では、ベース部3そのものではなく、このベース部3に取り付けたストッパブラケット11にガイドピン11cを設けているが、ベース部3自体のストッパブラケットに対応する部位にガイドピン11cを設けてもよい。
そして、ストッパプレート12には、このストッパプレート12を静止位置A又は開放位置Bに切り換えるための一対のガイド溝14が形成されている。本実施形態では、一対のガイド溝14は、前後水平に同じ形のものがガイドピン11cの間隔に合わせて設けられている。例えば、ガイドピン11cが上下に異なる位置に設けられていれば、ガイド溝14も同様に上下に異なる位置に設ければよい。さらに後述するように、ガイド溝14の形状をそれぞれ相似形としてもよいし、ガイド溝14を3つ以上設けてもよい。本実施形態では、ガイド溝14は、静止位置Aと開放位置Bとで上下方向に高低差があるように形成されている。具体的には、上下に長い静止部14aと水平に延びる移行部14bと上下に短い開放部14cとからなる。ガイド溝14の形状はこれに限定されず、少なくとも静止部14aと開放部14cとの高低差が確保されている必要があり、移行部14bは水平である必要がなく、例えば山型であってもよい。この高低差により、ストッパプレート12の静止位置Aと開放位置Bとが切換可能に構成されている。また、同形状の一対のガイド溝14がストッパプレート12に設けられていることで、ストッパプレート12は水平状態を保ったまま上下に移動しやすくなっている。
一方、前側一対の車輪2には、図1、図2等に示すように、円板状の係合プレート13が例えばボルト等により、固定されている。係合プレート13外周の周方向には、係合部としての突起13aが複数配置されている。本実施形態では、例えば15個の突起13aが設けられている。この突起13aの個数はこれに限定されず、例えば10個などに減らしてもよいし、15個よりも多くしてもよい。一方、ストッパプレート12には、図6に示すように、例えば上端側がストッパブラケット11の反対側へ折り曲げられた折曲部12aが形成されている。この折曲部12aには、静止位置Aにあるときに突起13aに係合し、車輪2を回転不能にする被係合部としての係合用開口12bが例えば3つ形成されている。係合用開口12bの構成はこれに限定されず、例えば、係合プレート13に合わせた曲面状の折曲部12aに複数並べるようにしてもよい。
図1等に示すように、ストッパプレート12には、静止位置Aにあることを示すロック表示12cが設けられている。このロック表示12cの設け方は、シール貼付でもよいし、塗装でもよいし、プレス時に凹凸を設ける方法でもよい。このロック表示12cは、図8に示す開放位置Bではストッパブラケット11により隠れ、図7に示す静止位置Aではストッパブラケット11に隠れないように構成されている。
また、ストッパプレート12には、プラスチックなどで構成された摺動部12dが設けられている。この摺動部12dを設けることで、ストッパブラケット11に対して滑りをよくしてストッパプレート12の自重による上下動をしやすくすると共に、ストッパプレート12のガタツキを抑えている。また、摺動部12dを設けることで、ストッパブラケット11とストッパプレート12の隙間を大きくできるので、ゴミ詰まりが発生しにくい。
一方、図1に示すように、ストッパブラケット11には、静止位置Aからロックを解除する方向及び開放位置Bからロック状態にする方向を示す操作表示11eが設けられている。この操作表示11eの設け方は、シール貼付でもよいし、塗装でもよいし、プレス時に凹凸を設ける方法でもよい。この操作表示11eは、側方から見やすい位置に設けられている。
−車輪ストッパの作動−
図1及び図7に示すように、溶接機1の前側一対の車輪ストッパ10が静止位置Aとなることで、溶接機1が移動不能となっている。
この静止位置Aでは、一対のガイドピン11cがそれぞれガイド溝14の上下に長い静止部14aの上端位置となるようにストッパプレート12が自重により下降し、突起13aに係合用開口12bが係合している。このとき、ストッパブラケット11に設けた視認用開口11dから突起13aと係合用開口12bとが係合したことを直接確認できるので、不完全なロックが避けられると共に、安心感が得られる。また、ロック機構の異常も視認できるので、ロックしたつもりでもロックされていない最も危険な状態を回避できる。
さらに、ロック表示12cが露出しているので、ロック状態であることの判断が極めて容易であり、簡単な構成でロックし忘れを防ぐことができる。静止位置Aでは、2本のガイドピン11cで車輪2の回転力を受けるため、ガイドピン11c1本辺りの荷重を減らすことができる。
次いで、ロックを解除するには、まず、ロックを解除したときに溶接機1が急に動き出さないような措置をとる。
次いで、操作表示11eに表示されている矢印の方向にストッパプレート12を持ち上げてガイドピン11cを静止部14aの下端まで移動させた後、移行部14bを通して前後にストッパプレート12を移動させ、開放部14cの下端に移動したときに手を離してストッパプレート12を自重により下降させる。すると、図8に示すように、ガイドピン11cが開放部14cの上端にくる。視認用開口11dからは、突起13aと係合用開口12bとの係合が解除されたことを直接確認できる。ロック表示12cは、ストッパブラケット11に隠れて見えなくなるので、ロック状態ではないことを容易に判断することができる。
次いで、左右反対側のストッパプレート12も同様に静止位置Aから開放位置Bに変更することで溶接機1の移動が可能となる。
このように、本実施形態では、ストッパプレート12の自重全てを利用して確実にロック及びロック解除操作を行うことができる。また、ガイドピン11cとガイド溝14の隙間を比較的緩くしていると共にストッパプレート12の自重を用いているので、バネなどの付勢部材を用いる場合に比べて構造が簡単となり、錆、変形等による動作不良が起きにくい。
また、ガイド溝14において静止部14aと開放部14cとで高低差を設けることで、ストッパプレート12の上下移動だけで確実にロック状態又はロック解除状態の切換が可能となる。
また、一対のガイド溝14は、それぞれ同じ形をしているので、簡単な構成でストッパプレート12を所定の軌道に規制しながら水平を保ったまま上下に滑らかに動かすことができる。
また、このようなガイド溝14を用いた構成では、特許文献1のように係合部材を回動させるような場合に比べてロック及びロック解除間の切換作動範囲を狭くできるので、設置スペースが少なくて済む。
そして、車輪2の周方向に離散的に設けた突起13aがストッパプレート12の係合用開口12bに挿入され、係合用開口12bを形成する部分で突起13a突起の移動を規制して車輪2の回り止めをするようにしたので、簡単な構成で確実にロック状態又はロック解除状態の切換が可能となる。
また、ストッパプレート12の上下移動によりロック又はロック解除の切換を行うので、例えば、静止位置A又は開放位置Bに見え隠れするロック表示12cによりロック状態又はロック解除状態の判別が極めて容易となっている。
そして、本実施形態の車輪ストッパ10により、予期せぬ溶接機1の移動を確実に防ぐことができる上、ロック状態を視認できる安価な車輪止めを実現可能となった。また、車輪ストッパ10の大部分を車輪2の外側に設けているので、異常が判りやすく、部品交換が容易であるため、メンテナンス性に極めて優れている。さらに、本実施形態の車輪ストッパ10は、車輪2から前後方向及び幅方向に出っ張る量が少なく、フォークリフトでの運搬に支障を与えない。また、溶接機1の出荷用に使用されるような専用パレットも変更することなく従来のものを使用できる。
以上説明したように、本発明によれば、車輪2を確実にロックして予期せぬ移動を防止することができる。また本実施形態によると、簡単かつ確実に車輪2を移動不能にできる商品性の高い溶接機1が得られる。
−変形例1−
図9及び図10は本発明の実施形態の変形例1を示し、ストッパプレート112及びストッパブラケット111の構成が異なる点で上記実施形態と異なる。なお、以下の各変形例では、図1〜図8と同じ部分については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
すなわち、本変形例では、上記実施形態とは逆にストッパプレート112側に一対のガイドピン11cが固定され、ストッパブラケット111側に一対のガイド溝114が設けられている。それに伴ってガイド溝114の形状が上記実施形態とは異なっており、ほぼ180°回転させたような形状となっている。
具体的には、ガイド溝114は、上下に長い静止部114aと水平に延びる移行部114bと上下に短い開放部114cとからなる。本変形例においても、少なくとも静止部114aと開放部114cとの高低差が確保されている必要がある。このような高低差により、ストッパプレート112の静止位置Aと開放位置Bとが切換可能に構成されていればよい。
そして、図9に示す静止位置Aでは、ストッパプレート112が自重により下降して一対のガイドピン11cがそれぞれ静止部114aの下端にあり、係合用開口12bが突起13aに係合することで、車輪2が回転不能となる。
そして、ストッパプレート112を上記実施形態と同様に手で動かし、図10に示すように、ガイドピン11cが開放部114cの下端にくるようにする。これで、係合用開口12bから突起13aが外れる開放位置Bとなる。
このように、本変形例においても、同形状の一対のガイド溝114がストッパブラケット111に設けられていることで、ストッパプレート112は水平状態を保ったまま上下に移動しやすくなっている。
−変形例2−
図11は本発明の実施形態の変形例2を示し、非係合部の構成が異なる点で上記実施形態と異なる。
本変形例では、係合部は上記実施形態と同様に車輪2に設けられた円板から半径方向外側に突出する突起13aであるが、この突起13aは、ストッパプレート212側に車幅方向に突設した一対の静止部材212bの間に位置し、その移動が規制されるようになっている。
すなわち、ストッパプレート212が下降して静止位置Aにあるときに、この一対の静止部材212bが突起13aの移動を規制することで車輪2を回転不能にするようになっている。この静止部材212bは、図11に示すようにストッパプレート212に固定したピンで構成してもよいし、上記実施形態のように、一対のボルトで形成してもよい。
また、図12に示すストッパプレート312のように、1本の丸棒をU字状に折り曲げて一対の棒状部材側をストッパプレート312に固定したような静止部材312bを有していてもよい。
本変形例でも、車輪2の周方向に離散的に設けた突起13aがストッパプレート212,312に設けた一対の棒状部材に移動を規制されて車輪2が回り止めされるので、簡単な構成で確実にロック状態又はロック解除状態の切換が可能となる。
−変形例3−
図13は本発明の実施形態の変形例3を示し、被係合部の構成が異なる点で上記変形例2と異なる。
この変形例においては、被係合部としての静止部材412bがコの字状に折り曲げられた折曲部材よりなり、連結部側が溶接等によりストッパプレート412に固定されている。この静止部材412bの一対のアーム状部分がストッパプレート412の静止位置Aにおいて突起13aの移動を規制することで車輪2を回転不能にするようになっている。
本変形例でも、ストッパプレート412の静止位置Aにおいて簡単かつ確実に車輪2が回転不能となる。
−変形例4−
図14は本発明の実施形態の変形例4を示し、係合部及び被係合部の構成が異なる点で上記実施形態と異なる。
すなわち、本変形例では、係合部は、車輪2に取り付けた円板状の係合プレート513の周方向に離散的に設けた車幅方向に延びるピン513aよりなる。例えばこのピン513aは、車輪2に略等間隔に同一円周上に合計6個設けられているが、この本数に制限されない。
被係合部は、ストッパプレート512に設けられ、2本のピン513aに係合する係合溝512bよりなる。
本変形例によると、車輪2の周方向に離散的に設けたピン513aがストッパプレート512の係合溝512bに挿入されて移動を規制され、車輪2の回り止めをするので、簡単な構成で確実にロック状態又はロック解除状態の切換が可能となる。
(その他の実施形態)
本発明は、上記実施形態について、以下のような構成としてもよい。
すなわち、図15及び図16に示すように、一対のガイド溝14は、それぞれ相似形をしていてもよい。具体的には、図15に示すように、このストッパプレート612では、一対のガイド溝14,614が全く同一ではなく、一部異なる形状を有している。すなわち、一方のガイド溝614は、上記実施形態のガイド溝14と静止部14a及び移行部14bの形状は同じであるが、開放部614cの形状が異なる。上記実施形態と同じ形の一方のガイド溝14の開放部14cは、静止部14aよりも短いが、他方のガイド溝614の開放部614cは、静止部14aと同等の長さとなっている。このように構成することで、開放位置Bにおいてストッパプレート612が若干斜めに傾くようになっている。同様に図16に示すストッパプレート712では、一方のガイド溝714の非動部714cが短く、ほぼ移行部14bから立ち上がらないような形状(全体としてL字状)となっている。この場合でも、開放位置Bにおいてストッパプレート712が若干斜めに傾くようになっている。このような一対のガイド溝が前後で類似の形状(異なる形状)である場合であっても、簡単な構成でストッパプレート12を所定の軌道に規制しながら滑らかに動かすことができる。
上記実施形態では、車輪付作業機械は、4輪の溶接機1としたが、これに限定されず、3つの車輪2や5つ以上の車輪2を有してもよいし、車輪付でエンジン内蔵の高圧洗浄機、発電機などでもよい。
上記実施形態では、1つの車輪ストッパ10につき一対のガイドピン11cに一対のガイド溝14を設けているが、3組以上のガイドピン11c及びガイド溝14を設けてもよい。
また、ストッパブラケット11や係合プレート13を後付け可能な構成とすれば、従来の保有機に後付け可能とすることができる。
上記実施形態では、ストッパプレートの移動は、自重のみを利用しているが、バネを補助的に設けてもよい。
なお、以上の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物や用途の範囲を制限することを意図するものではない。
1 溶接機(車輪付作業機械)
2 車輪
2a 回転軸
3 ベース部(車輪支持部)
3a 支持ブラケット
4 溶接機本体
10 車輪ストッパ
11,111 ストッパブラケット(車輪支持部に設けられた部品)
11a 取付用貫通孔
11b ピン用貫通孔
11c ガイドピン
11d 視認用開口
11e 操作表示
12,112,212,312,412,512,612,712 ストッパプレート
12a 折曲部
12b 係合用開口(被係合部)
12c ロック表示
12d 摺動部
13,513 係合プレート
13a 突起(係合部)
14,114,614,714 ガイド溝
14a,114a 静止部
14b,114b 移行部
14c,114c,614c,714c 開放部
212b,312b,412b 静止部材(被係合部)
512b 係合溝
513a ピン

Claims (10)

  1. 車輪を回転不能にする車輪ストッパにおいて、
    上記車輪が回転可能に設けられた車輪支持部と、
    水平状態を保ったまま上記車輪支持部に対して上下移動して静止位置と開放位置とに切換可能なストッパプレートと、
    上記車輪に周方向に複数配置された係合部と、
    上記ストッパプレートに設けられ、上記静止位置にあるときに上記係合部に係合し、上記車輪を回転不能にする被係合部とを備えている
    ことを特徴とする車輪ストッパ。
  2. 車輪を回転不能にする車輪ストッパにおいて、
    ストッパプレートと、
    上記車輪が回転可能に設けられた車輪支持部と、
    上記ストッパプレート又は上記車輪支持部若しくは車輪支持部に設けられた部品の一方に設けられ、上記ストッパプレートを静止位置又は開放位置に切り換えるための少なくとも一対のガイド溝と、
    上記ストッパプレート又は上記車輪支持部若しくは車輪支持部に設けられた部品の他方に設けられ、上記少なくとも一対のガイド溝にそれぞれ嵌まり込む少なくとも一対のガイドピンと、
    上記車輪に周方向に複数配置された係合部と、
    上記ストッパプレートに設けられ、上記静止位置にあるときに上記係合部に係合し、上記車輪を回転不能にする被係合部とを備えている
    ことを特徴とする車輪ストッパ。
  3. 請求項2に記載の車輪ストッパにおいて、
    上記ガイド溝は、静止位置と開放位置とで上下方向に高低差があり、該高低差により、上記ストッパプレートの静止位置と開放位置とが切換可能に構成されている
    ことを特徴とする車輪ストッパ。
  4. 請求項2又は3に記載の車輪ストッパにおいて、
    上記少なくとも一対のガイド溝は、それぞれ同じ形又は相似形をしている
    ことを特徴とする車輪ストッパ。
  5. 請求項1から4のいずれか1つに記載の車輪ストッパにおいて、
    上記ストッパプレートには、上記静止位置にあることを示すロック表示があり、該ロック表示は、上記開放位置では、上記車輪支持部又は該車輪支持部に固定された部材により隠れ、上記静止位置では、上記車輪支持部又は該車輪支持部に固定された部材に隠れないように構成されている
    ことを特徴とする車輪ストッパ。
  6. 請求項1から5のいずれか1つに記載の車輪ストッパにおいて、
    上記車輪支持部又は該車輪支持部に固定された部材には、上記係合部と上記被係合部とが係合したことを視認可能な視認用開口が形成されている
    ことを特徴とする車輪ストッパ。
  7. 請求項1から6のいずれか1つに記載の車輪ストッパにおいて、
    上記係合部は、上記車輪に設けられた円板から半径方向外側に突出する突起であり、
    上記被係合部は、上記ストッパプレートに設けられ、上記突起の移動を規制する形状を有する
    ことを特徴とする車輪ストッパ。
  8. 請求項7に記載の車輪ストッパにおいて、
    上記被係合部は、上記ストッパプレートに設けられ、上記突起が挿入される係合用開口である
    ことを特徴とする車輪ストッパ。
  9. 請求項1から6のいずれか1つに記載の車輪ストッパにおいて、
    上記係合部は、車輪に周方向に離散的に設けた車幅方向に延びる複数のピンよりなり、
    上記被係合部は、上記ストッパプレートに設けられ、上記複数のピンのいずれかに係合する係合溝よりなる
    ことを特徴とする車輪ストッパ。
  10. 請求項1から9のいずれか1つに記載の車輪ストッパを備えた
    ことを特徴とする車輪付作業機械。
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