JP2017154444A - 熱変色性筆記具 - Google Patents

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Abstract

【課題】熱変色性筆記具において、熱変色インクの吐出量の低下を抑制し、かつ、良好に適量の熱変色インクを吐出させ、しかも、従来の棒状可動子を配置したときの顕著な目詰まりなどによる流量の低下や流出しないなどの問題も発生しない。【解決手段】口プラ14若しくは先軸の内孔後端に、コイルスプリング係止部15を設ける。口プラ又は先軸とホルダーとの連接によって形成される流動体誘導孔10には、コイルスプリングの前部がホルダー内孔部に納まり、その後部がホルダー後部から突出して係止部で係止されるようにコイルスプリングを配置する。コイルスプリングはボールと接触する小径のスプリング部分とコイルスプリング係止部に接触する大径のスプリング部分との二つのほぼ円筒形スプリングが連なった形状を呈する。【選択図】 図2

Description

本発明は、マイクロカプセル顔料を含む熱変色インクを塗布液として収容して紙面などの被塗布面に塗布するための熱変色性筆記具に関する。
従来、特許文献1に示されるように、熱変色インクを塗布液として内部に収容し、熱変色インクが吐出される吐出口が先端に設けられたボールハウスを有するホルダー(チップ)と、ボールハウス内に収容されると共に先方に付勢されて一部が前記吐出口から外部に臨んだボール(球状塗布体)とを備えた熱変色性筆記具がある。
前記ボールは、ボールハウス内の内向きの先端縁に対して当接・離脱する方向に移動自在に収容され、かつ、当接・離脱することにより前記吐出口を閉止・開放するものである。そして、ボールハウスの後端には、ボールが被塗布面に押し当てられてボールが後方に移動したときにボールの後面を受けるボール受座が形成されている。このボール受座の横断面視略中心部には、軸本体からの熱変色インクをボールハウスに誘導するインク誘導孔が設けられている。さらに、インク誘導孔内には、ボールの後面に当接すると共にスプリングにより弾発されボールを先方に付勢する棒状の可動子(付勢手段)が挿通している。
以上のような構成を有する従来の熱変色性筆記具によれば、使用者は、ボールを被塗布面に押し当てることによって、吐出口を開放させると共にボール受座にボールの後面を接触させてボールを回転させながら、被塗布面の所定箇所に熱変色インクを塗布することができるようになっている。
特開2009−148968
ところで、前記従来の熱変色性筆記具の付勢手段において、例えば棒状の可動子が一体化して一端に有するスプリングでの付勢手段では、部品点数は少なくなるが、一端を棒状にするといった複雑なスプリングとなるのでそれ自体のコスト高になり、かつ、単位時間あたりの生産量も少ないという弊害が生じる。また、棒状可動子の先端部分は流動体誘導孔に配置されてボールの後端部を押すことになり、当然該棒状可動子の先端径はボール後端部が臨んでいるボール受座の中心孔に入る大きさ(径)でなければならない。特にボール径の大きいボールペンチップを採用した場合には、棒状の可動子部分は流動体誘導孔の径に比べてかなり細い線材(径)となり、それ自体がたわみ、ボールを押す荷重が変化し、またバラツキも多く、使用感やまた吐出口を閉止・開放するという機能まで支障をきたすことがある。一方、棒状の可動子部分を太くすれば、前記の弊害は解消されるが、当然棒状の可動子の先端部分だけは、ボール受座の中心にある中心孔に入る大きさ(径)に加工しなければならず、そのようなスプリングの製造はさらに複雑となり、また流動体誘導孔に太い棒状の可動子部分が配置されるので、流動体誘導孔と棒状可動子の隙間が狭くなり、すなわち、流動体誘導孔の流路が狭くなることになり、流動体の流通が悪くなり、円滑な塗布ができなくなる恐れがある。特にこれらの問題は、熱変色インクが従来からの筆記具用インクより粒子径が大きいマイクロカプセル顔料を含んだものであったりする場合、その顔料が沈降や付着したりして、目詰まりなどが発生する。
また、質量の小さなスプリングをホルダー内に配置した場合、組立の際ホルダー後端からスプリングを落とし込んだ場合、質量が小さいため、流動体誘導孔の内壁の切削跡や流動体誘導孔に段差がある場合スプリングの先端が引っかかってしまうことがあり、ボールを付勢するという機能が損なわれる。そして先に述べたように、スプリングの外周はボール受座の中心にある中心孔に入る大きさ(径)でなければならなく、このようなホルダーの流動体誘導孔の内径に比べて非常に細い径のスプリングをホルダー内に配置すると、スプリングがくの字(図9参照)や波状(図8参照)に曲がり、ボールを押す荷重が変化し、またバラツキも多く、使用感やまた吐出口を閉止・開放するという機能まで支障をきたすことがある。 また、通常の鋼材で作成されたスプリングであれば、質量の小さいスプリングはその大きさも小さく、ホルダー内に配置するような微小のスプリングは製造も容易でなく、かつ取扱いも容易でなく、ひいては、製造コスト高となる。本発明は、前記従来の熱変色性筆記具の問題点に鑑みてなされたものであって、簡単な構造でしかも、各部品の製造も容易で、かつ、塗布液の吐出口の閉止・開放という機能を損なわず、良好に流動性塗布材を吐出させる熱変色性筆記具を提供することを課題とする。
本発明は、前記課題を解決するために以下の構成を有する。
塗布体となるボールを抱持するボールハウスを先端に有するホルダーが口プラもしくは先軸を介して塗布液である熱変色インクを収容する軸本体に連接され、前記ボールを前方に付勢するコイルスプリングが内蔵されている熱変色性筆記具において、前記口プラもしくは先軸の内孔後端には、前記コイルスプリングの係止部が設けられ、前記口プラもしくは先軸と前記ホルダーとの連接によって形成される流動体誘導孔には、該コイルスプリングの前部が前記ホルダー内孔部に納まりその後部がホルダー後部より臨出して該係止部で係止されるようにコイルスプリングが配置され、かつ該コイルスプリングはボールと接触する小径のスプリング部分と前記コイルスプリング係止部に接触する大径のスプリング部分との二つの略円筒形スプリングが連なった形状を有することを特徴とする熱変色性筆記具である。
本発明の熱変色性筆記具は、熱変色インクを内部に収容した軸本体と該軸本体からの熱変色インクが流出される吐出口が先端に設けられたボールハウスを有するホルダーとが口プラもしくは先軸を介して接続されている。前記ボールハウス内には回転自在に保持されると共に一部が前記吐出口から外部に臨んで塗布体となるボールが嵌入されている。前記ボールは前記吐出口の周囲の内壁に対して当接・離脱する方向に移動自在に収容され当接・離脱することにより前記吐出口を閉止・開放するものである。前記ボールの一部を被塗膜面に押し当てることによって前記吐出口との隙間から熱変色インクを吐出させて被塗膜面に塗布する。口プラもしくは先軸と前記ホルダーの接続により形成される流動体誘導孔にはボールを付勢するコイルスプリングが内蔵され、そのコイルスプリングの前部が前記ホルダー内孔部に納まりその後部がホルダー後部より臨出して口プラもしくは先軸の内孔に設けられた係止部で係止されるようにコイルスプリングが配置される。また、このコイルスプリングはボールと接触する小径のスプリング部分と前記コイルスプリング係止部に接触する大径のスプリング部分との二つの略円筒形スプリングが連なった形状を有するのが特徴である。
本発明によれば、ボールハウス内の内向きの先端縁に対して当接・離脱する方向に収容されているボールを付勢するコイルスプリングが、その前部はホルダー内部に納まり後端はホルダーより臨出して、口プラまたは先軸の内孔に設けられた係止部で係止されている。また前記コイルスプリングは、ボール後端と接触する小径のスプリング部分の外径が、口プラもしくは先軸の内孔に設けられた係止部で係止されている大径のスプリング部分の外径より小さく、小径のスプリング部分と大径のスプリング部分という2つの略円筒形が連なったコイル状スプリングである。従って、小径のスプリング部分の先端がボール後端を押してボール受座の中心にある中心孔に入り、ボールハウス内の内向きの先端縁に対してボールが当接・離脱する方向に収容されて、そのボールの移動量に対して必要充分な略円筒形の小径のスプリングが形成されれば良く、その後方は略円筒形の大径のスプリングで良い。しかも、コイルスプリングの後端は、ホルダー後端より臨出して、口プラまたは先軸で係止させているので、従来例のようにホルダー内に配置してしまうスプリングより微細なスプリングでなく、スプリングの設計自由度が大きくなり、製造が容易で、またこれらの組立作業も容易となる。また、小径のスプリングと大径のスプリングという2つの略円筒形が連なったスプリングであるため、ホルダーの座の後方の流動体誘導孔内では、その大部分は、大径のスプリング部分が配置されているので、流動体誘導孔内でスプリングがくの字状(図9参照)になったり、波状(図8参照)になったりすることがないため、ボールを押す荷重の変化やバラツキがなく、使用感が安定し、吐出口を閉止・開放するという機能も確実に動作される。
また、前記コイルスプリングの係止部が口プラもしくは先軸の中心軸線に沿って複数の縦リブの後端に形成されることからなることが好適である。
また、前記コイルスプリングが小径のスプリング部分から大径のスプリング部分の一部まではスプリング線間を密着させて形成されていること又は、前記コイルスプリングが小径のスプリング部分のスプリング線間に隙間を有し、小径のスプリング部分の後端から大径のスプリング部分の一部まではスプリング線間を密着させて形成されていることからなることが好適である。
前記コイルスプリングが、小径のスプリング部分から大径のスプリング部分の一部までスプリングが密着して形成されているので、ボールを付勢するスプリングの荷重は、大径のスプリングに支配され、適切なボールを付勢する荷重が設定しやすくなる。又は、前記コイルスプリングが、小径のスプリング部分はそのスプリングの線間に隙間を有し、小径のスプリング部分の後端から大径のスプリング部分の一部まで、スプリングを密着させて形成されている。軸本体から流入する熱変色インクが流動体誘導孔を通る。ボール受座の中心孔に入っているボール後端を押す小径のスプリング部分は、線間に隙間があるので、その部分のスプリングの外側はもちろんスプリングの内部からの流動体の流通が可能となり、マイクロカプセル顔料を含んだ熱変色インクには特に有効である。また、スプリングが、外径が小さい小径スプリング部分の後端から外径が大きい大径スプリング部分の一部まで、スプリングを密着させて形成されているので、スプリングの小径部分が大径部分に陥没してしまうことがなく、ボールを付勢する荷重も安定する。
また、前記のスプリングの質量が、少なくともボールより大きいことからなることが好適である。
前記コイルスプリングが、質量の大きいことを特徴とする熱変色性筆記具であれば、これらを組み立てる際、ホルダーの後端からスプリングを落とし込んだ場合、質量が大きいため、流動体誘導孔の内壁の切削跡や流動体誘導孔に段差がある場合スプリングの先端が引っかかってしまうことがなく、ボールを付勢するという機能が確実に発揮される。そして、少なくとも、前記スプリングの質量がボールより大きいと、先に述べた組立の際の流動体誘導孔の内壁に引っかかることがないのはもちろんのことで、さらに、ボールにスプリングがぶつかり、充分に押すため、ボールハウス内でボールが斜めに押されたりして、吐出口に隙間が生じることがなく、ボールハウス内の内向きの先端縁に、確実に配置されることになる。なお、この際ホルダー先端からボールが脱落しないようにするには、先端のカシメも必要充分な強度にすれば良い。
また、前記軸本体が可撓性に富んだ塗布液タンクであることを特徴としている。ここで挙げる可撓性とは手の力によって比較的容易に軸筒が変形できることが好適である。
可撓性を持たせることで熱変色インクである塗布液の流出しにくくなった場合でも、軸を押圧されて撓むことにより加圧作用が働くため、内部の熱変色インクをボールハウスに供給することを可能にできる。
また、前記熱変色インクがマイクロカプセル顔料を含み、かつ、該熱変色インクを撹拌するための撹拌部材を前記軸本体内に収めたことが好適である。
前記熱変色インクがマイクロカプセル顔料を含み、かつ、該熱変色インクを撹拌するための撹拌部材を前記軸本体内に必要とする場合において、マイクロカプセル顔料が沈降してボール受座の周囲に付着したとしても、縦溝の開口面積は回避体によって減少することはなく、それと共にインク誘導孔からも熱変色インクの供給が行われるため、付着物が速やかに除去されるようになる。よって、熱変色インクの誘導経路が目詰まりして熱変色インクが流通しなくなることはない。
また、前記軸本体がゴム弾性材料からなる摩擦部材を備えないことが好適である。軸本体がゴム弾性材料からなる摩擦部材を有しない軸本体2とすることで長期間未使用であっても軸本体2の表面への埃等の汚れの付着を防ぎ、また汚れが付着しても容易に取り除くことができる。ゴム弾性材料とは熱可塑性エラストマー等に代表される粘弾性材料のことを示す。
また、ボールは球径0.8mm以上とすることでより顕著な効果を得ることができる。
本発明に係わる熱変色性筆記具は、口プラとホルダーとの連接によって形成される流動体誘導孔が大きく、また、この流動体誘導孔に配置される特定の形状のコイルスプリングは外径の大きい大径のスプリング部分が大部分を占めるので、流動体誘導孔10内でスプリングがくの字状(図9)になったり、波状(図8)になったりすることがない。そのため、ボールを押す荷重に変化やバラツキがなく、使用感が安定している。また吐出口を閉止・開放するという機能も確実に作動する。また、流動体誘導孔内の塗布液の流通も良好で、粘度の高い塗布液や、粒径の比較的大きいマイクロカプセル顔料を含んだ塗布液の場合でも、従来例の棒状の可動子を配置した、特に太い棒状の可動子を配置したときの顕著な目詰まりなどによる流量の低下や流出しないなどの問題も発生しない。また、流動体誘導孔の内壁の切削跡や流動体誘導孔に段差がある場合、本願発明に係わるスプリングは質量が大きいため、組み立て時にスプリングの先端が引っかかってしまうことがないため、従来のようなスプリングの先端が引っかかってボールを付勢するという機能が損なわれることがなくボールを付勢するという機能が確実に発揮される。
実施例1の熱変色性筆記具の縦断面図である。 実施例2の熱変色性筆記具の先端部の拡大縦断面図であって、吐出口が閉止している状態を示す図である。 実施例1の熱変色性筆記具の先端部の拡大縦断面図であって、吐出口が開放している状態を示す図である。 実施例2の熱変色性筆記具の先端部の拡大縦断面図であって、吐出口が閉止している状態を示す図である。 実施例2の熱変色性筆記具の先端部の拡大縦断面図であって、吐出口が開放している状態を示す図である。 実施例3の熱変色性筆記具の先端部の拡大縦断面図であって、吐出口が閉止している状態を示す図である。 実施例3の熱変色性筆記具の先端部の拡大縦断面図であって、吐出口が開放している状態を示す図である。 スプリングが波状にまがっている図である。 ホルダー内壁に引っかかりその後座の裏側にスプリングが引っかかってボールを弾発していない状態を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の熱変色性筆記具の実施例を説明する。
図1〜3により説明する。図1は、熱変色性筆記具の縦断面図である。図2および図3は、同熱変色性筆記具の先端部の拡大縦断面図であって、図2は吐出口が閉止している状態を示す図、図3は吐出口が開放している状態を示す図である。熱変色性筆記具8は、図1〜図3に示すように、塗布液を内部に収容した軸本体2と、軸本体2の先端部に取り付けられた口プラ14と、軸本体2からの塗布液が流出される吐出口4a1が先端に設けられたボールハウス4aを有し、かつ、口プラ14内に装入されたホルダー4と、ボールハウス4a内に回転自在に保持されると共に一部が吐出口4a1から外部に臨んで塗布面となる球径0.8mm〜1.6mmとしたボール6とを備え、ボール6は吐出口4a1の周囲の内壁に対して当接・離脱する方向に移動自在に収容され当接・離脱することにより吐出口4a1を閉止・開放するものであり、ボール6の一部を被塗布面に押し当てられることによって、吐出口4a1との隙間から塗布液を吐出させて被塗布面に塗布するものである。また、ボールハウス4aの後端には、ボール6の一部が被塗布面に押し当てられてボール6が後方に移動したときに、その後面を受けるボール受座4a2が設けられている。さらに、ボール受座4a2の横断面視略中心部には、軸本体2からの塗布液が流動体誘導孔10を通じてボールハウス4aに流れる中心孔4bがあり、中心孔4bの内壁には、塗布液の流れ方向に沿って形成された複数の縦溝4cが中心孔4bを中心に配設されている。そして、中心孔4bに臨むボール6の後端に当接する付勢手段であるコイル状スプリング12aがホルダー4内部の流動体誘導孔10内に配置されホルダー4後端より臨出して、口プラ14で係止されている。軸本体2の塗布液内には攪拌部材16が収容されている。
以下、各部の構成を詳細に説明する。軸本体2は、略円筒形状を呈するものであって、軸本体2先端部に向けてやや先細りに形成されたテーパー部2aと、このテーパー部2aの先端から連続的に形成されて、開口した円筒部2bとを有する。また、軸本体2は、可撓性に富んだ塗布液の収容タンクであって、押圧することにより内部の塗布液をボールハウス4aに供給するものである。軸本体2は、ポリプロピレン等の軟質プラスチック、ポリ塩化ビニール等の半硬質プラスチックで形成されることが望ましい。また軸本体2の外周には汚れを防ぐためにゴム弾性材料からなる摩擦部材を備えないことが望ましい。
口プラ14の外周面形状は、先端に向けて先細るテーパー形状を呈しているテーパー部14a、テーパー部14a後端の外径よりも小さい外径の円筒部14cからなり、その間に段部14bがある。また、円筒部14c後部の内周面には、中心軸線に沿って複数の縦リブ14c1が設けられその後端がコイルスプリング係止部15となる。この口プラ14は、その段部14bが軸本体2の先端円筒部2bの前端面に当たるまで圧入されて軸本体2に組み付けられる。
ホルダー4は、前後両端で開口し、かつ、先端部が先細る略円筒形形状を呈するものであって、その後端が、口プラ14の縦リブ14c1の先端に当接するまで口プラ14内に圧入され、かつ、その前側半分が外部に露出した状態で口プラ14に接続されている。
ボールハウス4aは、横断面形状が円形の孔であって、ボール6の周りを塗布液が流通可能な程度にボール6との間にクリアランスを有するものである。また、ボールハウス4aの先端開口となる吐出口1は、一般にかしめ部と称されるものであって、ボール6がボールハウス4a内に挿入された後に、ボール6の直径よりも小さい口径となるようにかしめられており、これによってボール6は、回転・移動可能な状態でボールハウス4a内に閉じこめられ保持される。なお、ボールハウス4aとボール6とのクリアランスは、使用する塗布液によって適宜変更可能である。ボール受座4a2は、ホルダー4の内壁から内側に向けて突出したものであり、後方に行くに従いその内径が小さくなるすり鉢状の斜面である。中心孔4bは、横断面視で円形形状を呈した孔であり、複数の縦溝4cは、中心孔4bの周方向に所定の間隔をあけて、中心孔4bの内壁に各々が凹形状を呈して例えば5箇所設けられている。
付勢手段12は、コイルスプリング12aで、ボール6の後端と当接する部分のスプリングの外径が、口プラ14の縦リブ14c1の先端に当接する部分のスプリングの外径より小さく、小径のスプリング部分12a1と大径のスプリング部分12a2という2つの略円筒形が連なったスプリングである。そして、小径のスプリング部分12a1は、中心孔4bの径より小さく、また長さは、ボール6を突出口4a1の周囲の内壁に対して当接・離脱する方向に移動自在にさせる必要充分な長さで設定されている。そして小径のスプリング部分12a1の後部に連なる大径のスプリング部分12a2は、小径のスプリング部分12a1より長く、かつ、スプリングの外径が大きい。そして大径のスプリング部分12a2の外径はホルダー4内の流動体誘導孔10の径に対して、少なくとも、50%以上の外径を有し、好ましくは、70%が望ましい。この様な設定であれば、スプリング12が大きいために、流動体誘導孔10内で、くの字(図9)または波状(図8)のように曲がることがないので、ボールを押す荷重変化が製品によって差異がないため、設計値どおりの荷重となり、使用感がよく、吐出口を確実に閉止・開放する。
付勢手段12の一例として、コイルスプリング12dを線径0.12mmとし総巻き数44、材質としてオーステナイト系ステンレスを使用した。またボール6は直径1mmの超硬ボールを使用した。これらを組み立てる際、組立の際ホルダー後端からスプリングを落とし込んだ場合、質量が大きいため、流動体誘導孔10の内壁の切削跡や流動体誘導孔10に段差がある場合スプリングの先端が引っかかってしまうことがなく、ボールを付勢するという機能が確実に行われる。そして、スプリングの質量がボールより大きいため、ボール6にスプリング12dがぶつかり、充分に押すため、ボールハウス内でボールが斜めに押されたりして、吐出口に隙間が生じることがなく、ボールハウス内の内向きの先端縁に、確実に配置される。なお、この際、先端のカシメを必要充分に強度に設定したため、ホルダー先端からボールが脱落しなかった。
ここで挙げる塗布液である熱変色インクとは、常温(例えば25℃)で所定の色彩(第1色)を維持し、所定温度(例えば65℃)まで昇温させると別の色彩(第2色)へと変化し、その後、所定温度(例えば−10℃)まで冷却させると、再び元の色彩(第1色)へと復帰する性質を有するインクを言う。一般的には第2色を無色とし、第1色(例えば赤)で筆記した描線を昇温させて無色とする構成でもよい。従って、描線が筆記された紙面等に対して摩擦体9によって擦過して摩擦熱を生じさせ、それによって描線を無色に変化させる。なお、当然のことながら第2色は、無色以外の有色でもよい。詳細に述べると、熱変色インクの色材となる熱変色性マイクロカプセル顔料としては、少なくともロイコ色素、顕色剤、変色温度調整剤を含む熱変色性組成物を、マイクロカプセル化したものが挙げられる。可逆熱変色性マイクロカプセル顔料は、粒子径の平均値が0.1〜5.0μm、好ましくは0.5〜2μmの範囲にあることが好ましい。可逆熱変色性マイクロカプセル顔料は、インク組成物全量に対し、好ましくは4〜30重量%配合することが好ましい。なお、平均粒子径の測定は、粒子径測定器N4Plus(COULTER社製)を用いて測定した。測定時には試料がN4Plusの推奨濃度に到達するまで水で希釈して、25℃の温度条件で測定した。
用いることができるロイコ色素としては、電子供与性染料で、発色剤としての機能するものであれば、特に限定されものではない。具体的には、発色特性に優れるインクを得る点から、トリフェニルメタン系、スピロピラン系、フルオラン系、ジフェニルメタン系、ローダミンラクタム系、インドリルフタリド系、ロイコオーラミン系等従来公知のものが、単独(1種)で又は2種以上を混合して(以下、単に「少なくとも1種」という)用いることができる。
具体的には、6−(ジメチルアミノ)−3,3−ビス[4−(ジメチルアミノ)フェニル]−1(3H)−イソベンゾフラノン、3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−6−ジメチルアミノフタリド、3−(4−ジエチルアミノフェニル)−3−(1−エチル−2−メチルインドール−3−イル)フタリド、3−(4−ジエチルアミノ−2−エトキシフェニル)−3−(1−エチル−2−メチルインドール−3−イル)−4−アザフタリド、1,3−ジメチル−6−ジエチルアミノフルオラン、2−クロロ−3−メチル−6−ジメチルアミノフルオラン、3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−キシリジノフルオラン、2−(2−クロロアニリノ)−6−ジブチルアミノフルオラン、3,6−ジメトキシフルオラン、3,6−ジ−n−ブトキシフルオラン、1,2−ベンツ−6−ジエチルアミノフルオラン、1,2−ベンツ−6−ジブチルアミノフルオラン、1,2−ベンツ−6−エチルイソアミルアミノフルオラン、2−メチル−6−(N−p−トリル−N−エチルアミノ)フルオラン、2−(N−フェニル−N-−メチルアミノ)−6−(N−p−トリル−N−エチルアミノ)フルオラン、2−(3’−トリフルオロメチルアニリノ)−6−ジエチルアミノフルオラン、3−クロロ−6−シクロヘキシルアミノフルオラン、2−メチル−6−シクロヘキシルアミノフルオラン、3−ジ(n−ブチル)アミノ−6−メトキシ−7−アニリノフルオラン、3,6−ビス(ジフェニルアミノ)フルオラン、メチル−3’,6’−ビスジフェニルアミノフルオラン、クロロ−3’,6’−ビスジフェニルアミノフルオラン、3−メトキシ−4−ドデコキシスチリノキノリン、などが挙げられ、これらは、少なくとも1種用いることができる。これらのロイコ色素は、ラクトン骨格、ピリジン骨格、キナゾリン骨格、ビスキナゾリン骨格等を有するものであり、これらの骨格(環)が開環することで発色を発現するものである。好ましくは、熱により有色から無色となるロイコ色素の使用が望ましい。
用いることができる顕色剤は、上記ロイコ色素を発色させる能力を有する成分となるものであり、例えば、フェノール樹脂系化合物、サリチル酸系金属塩化物、サリチル酸樹脂系金属塩化合物、固体酸系化合物等が挙げられる。具体的には、o−クレゾール、ターシャリーブチルカテコール、ノニルフェノール、n−オクチルフェノール、n−ドデシルフェノール、n−ステアリルフェノール、p−クロロフェノール、p−ブロモフェノール、o−フェニルフェノール、ヘキサフルオロビスフェノール、p−ヒドロキシ安息香酸n−ブチル、p−ヒドロキシ安息香酸n−オクチル、レゾルシン、没食子酸ドデシル、2,2−ビス(4'−ヒドロキシフェニル)プロパン、4,4−ジヒドロキシジフェニルスルホン、1,1−ビス(4'−ヒドロキシフェニル)エタン、2,2−ビス(4'−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)プロパン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)スルフィド、1−フェニル−1,1−ビス( 4'−ヒドロキシフェニル)エタン、1,1−ビス(4'−ヒドロキシフェニル)−3−メチルブタン、1,1−ビス(4'−ヒドロキシフェニル)−2−メチルプロパン、1,1−ビス(4'−ヒドロキシフェニル)n−ヘキサン、1,1−ビス(4'−ヒドロキシフェニル)n−ヘプタン、1,1−ビス(4'−ヒドロキシフェニル)n−オクタン、1,1−ビス(4'−ヒドロキシフェニル)n−ノナン、1,1−ビス(4'−ヒドロキシフェニル)n−デカン、1,1−ビス(4'−ヒドロキシフェニル)n−ドデカン、2,2−ビス(4'−ヒドロキシフェニル)ブタン、2,2−ビス(4'−ヒドロキシフェニル)エチルプロピオネート、2,2−ビス(4'−ヒドロキシフェニル)−4−メチルペンタン、2,2−ビス(4'−ヒドロキシフェニル)ヘキサフルオロプロパン、2,2−ビス(4'−ヒドロキシフェニル)n−ヘプタン、2,2−ビス(4'−ヒドロキシフェニル)n−ノナンなどの少なくとも1種が挙げられる。
用いる顕色剤の使用量は、所望される色彩濃度に応じて任意に選択すればよく、特に限定されるものではないが、通常、前記したロイコ色素1質量部に対して、0.1〜100質量部程度の範囲内で選択するのが好適である。
変色温度調整剤は、前記ロイコ色素と顕色剤の呈色において変色温度をコントロールする物質であり、従来公知のものが使用可能である。例えば、アルコール類、エステル類、ケトン類、エーテル類、酸アミド類、アゾメチン類、脂肪酸類、炭化水素類などが挙げられる。
具体的には、ビス(4−ヒドロキシフェニル)フェニルメタンジカプリレート(C7H15)、ビス(4−ヒドロキシフェニル)フェニルメタンジラウレート(C11H23)、ビス(4−ヒドロキシフェニル)フェニルメタンジミリステート(C13H27)、ビス(4−ヒドロキシフェニル)フェニルエタンジミリステート(C13H27)、ビス(4−ヒドロキシフェニル)フェニルメタンジパルミテート(C15H30)、ビス(4−ヒドロキシフェニル)フェニルメタンジベヘネート(C21H43)、ビス(4−ヒドロキシフェニル)フェニルエチルヘキシリデンジミリステート(C13H27)等の少なくとも1種が挙げられる。
以上のような各部構成を有する実施例1の熱変色性筆記具8においては、次のようにして塗布液が紙面などの被塗布面に塗布される。まず、使用者が、軸本体2を持ってホルダー4が下向きになるように熱変色性筆記具を立てた状態でボール6の一部を紙面などに押し当てると、ボール6は圧縮コイルスプリング12aの弾発力に抗してボール受座4a2に当接するまで後方に移動する。この時、軸本体2内の塗布液は、口プラ14とホルダー4とによって形成される流動体誘導孔10を通って中心孔4b内に流下する。なお、必要に応じて軸本体2をスクイズ(押圧)して軸本体2内の塗布液をボールハウス4a内へ押し出すようにしてもよい。そして、ボール6より中心孔4bの開口が塞がれるが、中心孔4bに達した塗布液は、縦溝4cの開口からボールハウス4a内に流入し、さらにボール6とボールハウス4aとのクリアランスをぬけて、ボール6の転動に伴い吐出口4a1とボール6との隙間から吐出される。この際、わずかに吐出口4a1から臨んで紙面などに接するボール6の一部またはホルダー4の先端が塗布面となって、吐出された塗布液は紙面などに塗布される。そしてボール6を紙面などから離すと、ボール6はスプリング12aの弾発力で、吐出口を閉止する。
以上のように構成され使用される熱変色性筆記具8によれば、吐出口4a1をボール6によって開放・閉止させるためのコイルスプリング12aが、ボール後端からホルダー内部を通りホルダー後端より臨出して、口プラもしくは先軸に設けられたで係止部15に係止されていて、また前記コイル状のスプリングは、ボール後端と接触する部分の外径が、前記係止部15の外径より小さく、いわゆる小径スプリング部分と大径スプリング部分からなる2つの略円筒形のスプリングが連なったスプリングである。また、通常大径スプリング部分が小径スプリング部分より長い。本発明に係わるコイルスプリングは、従来ホルダー内に配置してしまうような微細なスプリングではなく、スプリングの設定自由度が大きいので例えばボールを弾発する荷重を適切に設定することができ、またスプリングそのものの製造が容易で、また、これらの部品を組み込む熱変色性筆記具の組立作業も容易となる。
また、ホルダーの座の後方の流動体誘導孔10内では、大径のスプリング部分が大部分を占めるので、流動体誘導孔10内でスプリングがくの字状(図9)になったり、波状(図8)になったりすることがないため、ボールを押す荷重に変化やバラツキがなく、使用感が安定している。また吐出口を閉止・開放するという機能も確実に作動する。また、流動体誘導孔10内の塗布液の流通も良好で、粘度の高い塗布液や、修正液のように顔料を含んだ塗布液の場合でも、従来例の棒状の可動子を配置した、特に太い棒状の可動子を配置したときの顕著な目詰まりなどによる流量の低下などの問題もない。
次に実施例2の熱変色性筆記具について図4および図5にもとづいて説明する。実施例2における熱変色性筆記具の先端部の拡大縦断面図であって、図4は吐出口が閉止している状態を示す図、図5は吐出口が開放している状態を示す図である。この実施例2は、実施例1と基本的には同じであるがコイルスプリングの部分が異なる。実施例2のコイルスプリング12bが小径スプリング部分12b1と大径スプリング部分の一部12b2まで、スプリングを密着させて形成されている。この実施例2の熱変色性筆記具においてはボールを付勢するコイルスプリングの荷重は、大径のスプリング部分に支配され、適切なボールを付勢する荷重が設定しやすくなる。
図6及び図7は、実施例3における熱変色性筆記具の先端部の拡大縦断面図であって、図6は吐出口が閉止している状態を示す図、図7は吐出口が開放している状態を示す図である。実施例1と基本構成は同じであるがスプリングの部分が異なる。コイルスプリング12cが小径スプリングの部分12c1および大径スプリング部分12c2はそのスプリングの線間に隙間を有しているが、小径スプリング部分12c1の後端から大径スプリング部分12c2の前端部のスプリングの線間が密着させて形成されている。 この場合軸本体から流通した塗布液が流動体誘導孔10を通り、ボール受座の中心にある中心孔に入っている小径スプリング部分12c1は、線間に隙間があるので、その部分のスプリングの外側からも内側からも塗布液が流通し易くなり、粘度の高い液や、顔料が分散された塗布液には特に有効である。また、スプリングが、小径スプリング部分12c1の後端から大径スプリング部分12c2の一部までスプリングを密着して形成されているので、小径スプリング部分12c1が大径スプリング部分12c2に陥没してしまうことがなく、ボールを付勢する荷重も安定する。
以上の実施例1〜3によれば、簡単な構造でしかも、各部品の製造も容易で、かつ、吐出口の閉止・開放という機能を損なわず、良好な塗布液の吐出が図れる。なお、以上の実施例1〜3は、本発明の熱変色性筆記具の好適な実施の態様であり、本発明の技術的範囲は、これらの実施例になんら限定されるものではない。
2 軸本体
4 ホルダー
4a ボールハウス
4a1 吐出口
4b 中心孔
4c 縦溝
6 ボール
8 熱変色性筆記具
10 流動体誘導孔
12 付勢手段
12a 圧縮コイルスプリング
12b 圧縮コイルスプリング
12c 圧縮コイルスプリング
12d 圧縮コイルスプリング
14 口プラ
15 コイルスプリング係止部
16 撹拌部材

Claims (3)

  1. 塗布体となるボールを抱持するボールハウスを先端に有するホルダーが口プラもしくは先軸を介して熱変色インクを収容する軸本体に連接され、前記ボールを前方に付勢するコイルスプリングが内蔵されている熱変色性筆記具において、前記口プラもしくは先軸の内孔後端には、前記コイルスプリングの係止部が設けられ、前記口プラもしくは先軸と前記ホルダーとの連接によって形成される流動体誘導孔には、コイルスプリングの前部が前記ホルダー内孔部に納まりその後部がホルダー後部より臨出して該係止部で係止されるように前記コイルスプリングが配置され、かつ該コイルスプリングはボールと接触する小径のスプリング部分と前記コイルスプリング係止部に接触する大径のスプリング部分との二つの略円筒形スプリングが連なった形状を有することを特徴とする熱変色性筆記具。
  2. 前記のコイルスプリングの質量が、少なくともボールより大きいことからなる請求項1記載の熱変色性筆記具。
  3. 前記軸本体は、可撓性に富んだ塗布液タンクであることを特徴とする請求項1又は2に記載の熱変色性筆記具。
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