JP2017154416A - 液体噴射ヘッドおよび液体噴射装置 - Google Patents

液体噴射ヘッドおよび液体噴射装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ヘッドを掴んだ指に液体が付着し難くする。
【解決手段】液体を噴射するノズルNが設けられる噴射面を備えたヘッド本体21と、噴射面とは反対側の面に設けられ、液体収容部からの液体をヘッド本体21内の流路に中継する中継部40と、中継部40の周囲に設けられ、中継部40から漏れた液体を案内する案内経路50と、ヘッド本体21内の回路基板26に設けられ、ヘッド本体21の側面のうちの第1側面に配置されるコネクター264と、案内経路50に連通して設けられ、ヘッド本体21の側面のうちの第1側面とは異なる第2側面に、液体を排出するための排出経路54と、排出経路54に設けられ、排出経路54の底面から突出する突出部60と、を具備する。
【選択図】図2

Description

本発明は、インク等の液体を媒体に噴射する技術に関する。
インクジェットプリンターなどの液体噴射装置では、カートリッジや供給チューブから中継部(インク導入針等)を介してインク等の液体を導入し、ノズルから噴射する液体噴射ヘッドを備える。中継部では、カートリッジや供給チューブの装着不良や故障によって液体漏れが発生する場合がある。このため、液体噴射ヘッドに設けられている回路基板やそのコネクターに、中継部から漏れ出した液体が付着しないように様々な工夫がされている。例えば特許文献1の液体噴射ヘッドには、インク導入針の周囲に起立壁が形成され、その起立壁の内部において電子部品に干渉しない位置に液体の排出口が設けられている。さらに、コネクターが配置される側面とは別の側面側に、起立壁の一部を切り欠いた排出経路が形成されている。これによれば、排出口から排出仕切れずに起立壁内に溜まった液体を、コネクターに付着させずに液体噴射ヘッドの側面から排出させることができる。
特開2013−233722号公報
しかしながら、中継部から漏れた液体を液体噴射ヘッドの側面に排出させる構成では、液体噴射ヘッドの側面を指で掴んだときに、排出経路に付着しているインクに指が触れる可能性が高くなる。液体が付着した指で、液体噴射ヘッドをキャリッジに取り付けたり、コネクターに配線を取り付けたりする作業等を行うと、指に付着した液体が回路基板やコネクターに付着してしまう虞がある。以上の事情を考慮して、本発明は、液体が指に付着し難くすることを目的とする。
以上の課題を解決するために、本発明の液体噴射ヘッドは、液体を噴射するノズルが設けられる噴射面を備えたヘッド本体と、噴射面とは反対側の面に設けられ、液体収容部からの液体をヘッド本体内の流路に中継する中継部と、中継部の周囲に設けられ、中継部から漏れた液体を案内する案内経路と、ヘッド本体内の回路基板に設けられ、ヘッド本体の側面のうちの第1側面に配置されるコネクターと、案内経路に連通して設けられ、ヘッド本体の側面のうちの第1側面とは異なる第2側面に、液体を排出するための排出経路と、排出経路に設けられ、排出経路の底面から突出する突出部と、を具備する。以上の構成によれば、突出部を排出経路に設けることにより、ヘッド本体の側面を指で掴んでも、指が突出部に触れるので、排出経路の液体に指が触れに難くなる。これにより、液体が指に付着し難くすることができる。
本発明の好適な態様において、突出部は、第2側面に沿って配置され、第2側面のうち案内経路とは反対側の縁部まで延出している。以上の構成によれば、突出部が第2側面の縁部まで延びていない場合に比較して、排出経路の液体が他の側面に回り込み難くなる。
本発明の好適な態様において、排出経路を構成する壁部の側面と突出部の側面とのいずれか一方または両方に、液体を案内する溝が形成されている。以上の構成によれば、排出経路を通る液体は、指が触れ難い側面に形成された溝で案内されるので、指が触れ易い表面に液体が回り込み難くすることができる。
本発明の好適な態様において、案内経路の底面には、中継部から排出経路に向けて液体を案内する溝またはリブが設けられている。以上の構成によれば、溝またはリブを形成しない場合に比較して、中継部から漏れた液体を排出経路に導き易い。
本発明の好適な態様において、ヘッド本体は、往復動するキャリッジに搭載可能であり、ヘッド本体の中継部には、キャリッジが往復動する方向の端部に、案内経路に連通する連通部が設けられている。以上の構成によれば、キャリッジの往復動による慣性力を利用して、中継部の連通部から液体を案内経路に排出させ易くすることができる。
本発明の好適な態様において、排出経路は、連通部が設けられている方向に配置される。以上の構成によれば、キャリッジの往復動による慣性力を利用して、案内経路の液体を排出経路に排出させ易くすることができる。
本発明の好適な態様において、液体収容部には、液体を貯留する複数の液体容器が設けられ、中継部には、複数の液体容器の各々に対応する複数の中継部材が設けられ、複数の液体容器には、液体の貯留量が異なるものが含まれており、中継部において連通部が設けられている端部側には、複数の中継部材のうち、複数の液体容器の中で最も貯留量の多い液体容器の液体を中継する中継部材が位置する。以上の構成によれば、貯留量が多い液体容器から大量の液体が漏れ出しても、連通部が設けられている端部側に近いので、他の液体容器に影響を与えずに、液体を連通部から案内経路に排出させ易くすることができる。
本発明の好適な態様に係る液体噴射装置は、以上の各態様に係る液体噴射ヘッドを具備する。液体噴射装置は、例えば印刷用紙等の媒体にインクを噴射するプリンターであるが、本発明に係る液体噴射装置の用途は印刷に限定されない。
第1実施形態に係る液体噴射装置の構成図である。 液体噴射ヘッドの外観斜視図である。 液体噴射ヘッドの分解斜視図である。 図3のIV−IV線断面図である。 液体噴射ヘッドを上方から見た平面図である。 排出経路の構成を説明するための図であって、図3のQ部の拡大図である。 図6のVII−VII線断面図である。 第1実施形態の作用説明図である。 第1実施形態の第1変形例における排出経路の概略断面図である。 第1実施形態の第2変形例における排出経路の概略断面図である。 第1実施形態の第3変形例における排出経路の外観斜視図である。 第1実施形態の第4変形例における排出経路の外観斜視図である。 第1実施形態の第5変形例における排出経路の外観斜視図である。 第2実施形態に係る液体噴射ヘッドを上方から見た平面図である。 第3実施形態に係る液体噴射ヘッドを上方から見た平面図である。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係る液体噴射装置10の部分的な構成図である。第1実施形態の液体噴射装置10は、液体の例示であるインクを印刷用紙等の媒体11に噴射するインクジェット方式の印刷装置である。図1に示す液体噴射装置10は、制御装置12と搬送機構14とメンテナンスユニット16とキャリッジ18と液体噴射ヘッド20とを具備する。制御装置12は、液体噴射装置10の各要素を統括的に制御する。
搬送機構14は、制御装置12による制御のもとで媒体11をY方向(副走査方向)に搬送する。キャリッジ18は、制御装置12による制御のもとでX方向(主走査方向)に往復する。媒体11の搬送とキャリッジ18の往復とに並行して液体噴射ヘッド20が媒体11にインクを噴射することで媒体11の表面に所望の画像が形成される。なお、X-Y平面(媒体11の表面に平行な平面)に垂直な方向を以下ではZ方向と表記する。液体噴射ヘッド20によるインクの噴射方向(鉛直方向の下向き)がZ方向に相当する。
キャリッジ18には、複数種のインクを別々に貯留する複数の液体容器(カートリッジ)C1〜C4を収容する液体収容部(カートリッジホルダー)182が設けられている。インクは、顔料や染料等の色材を含有する液体(カラーインク)であり、例えばシアン(C)、マゼンタ(M),イエロー(Y)、ブラック(K)の合計4色の液体である。なお、樹脂材料をインクに含有させることも可能である。本実施形態の液体容器C1〜C4にはそれぞれ、シアン(C)、マゼンタ(M),イエロー(Y)、ブラック(K)のインクが収容される。キャリッジ18の液体収容部182の下方に液体噴射ヘッド20が装着される。
液体噴射ヘッド20は、液体容器C1〜C4から供給される各色のインクを制御装置12による制御のもとで媒体11に噴射する。図1に示す液体噴射ヘッド20の噴射面(媒体11との対向面)には、4つのインクノズル列L1〜L4が配置される。図1では、キャリッジ18がメンテナンスユニット16上に移動したときに、メンテナンスユニット16に対向する液体噴射ヘッド20のインクノズル列L1〜L4を破線で示している。各インクノズル列L1〜L4は、Y方向に沿って直線状に配列された複数のノズルNの集合である。なお、インクノズル列L1〜L4の各々を複数列(例えば千鳥配列またはスタガ配列)とすることも可能である。
インクノズル列L1のノズルNからは、液体容器C1から供給されるシアン(C)のインクが噴射され、インクノズル列L2のノズルNからは、液体容器C2から供給されるマゼンタ(M)のインクが噴射される。インクノズル列L3のノズルNからは、液体容器C3から供給されるイエロー(Y)のインクが噴射され、インクノズル列L4のノズルNからは、液体容器C4から供給されるブラック(K)のインクが噴射される。
メンテナンスユニット16は、例えばX方向においてキャリッジ18のホームポジション(待機位置)となる非印字領域Hに配置される。メンテナンスユニット16は、キャリッジ18が非印字領域Hにあるときに、液体噴射ヘッド20のメンテナンスを行う。メンテナンスユニット16は、キャップ162と排出流路164と吸収材166を備える。キャップ162は、液体噴射ヘッド20の噴射面Aに当接してノズルNを封止する。メンテナンスユニット16は、例えばノズルNの目詰まり防止のために、キャップ162で噴射面Aを封止し、図示しない吸引ポンプでノズルNから増粘インクや気泡を吸引してキャップ162に排出させる。
排出流路164は、後述する液体噴射ヘッド20の排出経路54からのインクを吸収材166に排出するための流路である。キャップ162は、液体噴射ヘッド20の噴射面Aに対応する位置に設けられ、排出流路164は液体噴射ヘッド20の排出経路54に対応する位置に設けられる。図2に示すように、本実施形態の液体噴射ヘッド20の排出経路54は、Y方向の正側と負側にあるので、それに対応して排出経路54もY方向の正側と負側にそれぞれ配置される。なお、排出流路164と吸収材166の作用については後述する。
図2は液体噴射ヘッド20の外観斜視図であり、図3は液体噴射ヘッド20の分解斜視図である。図4は、図3のIV−IV線断面図(Y-Z平面に平行な断面)である。図2および図3に示すように、本実施形態における液体噴射ヘッド20は、ヘッド本体21を備える。ヘッド本体21は、上側ケース部材22と下側ケース部材23とからなるケース部材内に、各構成部品を収容して形成されている。上側ケース部材22と下側ケース部材23は、例えば樹脂材料の射出成型で一体的に形成される。上側ケース部材22と下側ケース部材23は、複数のねじ24で固定される。
図3および図4に示すように、上側ケース部材22の下側には空間S1が形成されている。下側ケース部材23の上側には空間S2が形成されており、下側ケース部材23の下側には空間S3が形成されている。上側ケース部材22の空間S1は、下側ケース部材23の空間S2と連通している。上側ケース部材22の空間S1には、流路部材221、222、223が積層されている。流路部材221、222、223内にはインクの流路(図示省略)が設けられている。流路部材222内の流路の途中には、フィルター(図示省略)が設けられている。なお、図3では、流路部材221、222、223を省略している。
下側ケース部材23の空間S2には、上方からシール部材25と回路基板26と流路部材27とが順次積層されている。下側ケース部材23の空間S3には、複数の液体噴射部(ヘッドチップ)28が収容されており、下側ケース部材23の空間S3は固定板29によって下方から閉じられる。
回路基板26は、制御装置12から送られる駆動信号やその他の制御信号等を中継する基板である。回路基板26には、各液体噴射部28の配線基板282に電気的に接続される端子部262が形成されると共に、制御装置12との接続のためのコネクター264やその他の電子部品等を実装している。本実施形態の回路基板26には、4つの液体噴射部28の配線基板282に対応する4つの端子部262が回路基板26の上面(Z方向の負側の表面)に形成されている。また、コネクター264にはFFC(フレキシブルフラットケーブル)等の配線部材が接続され、回路基板26は、FFCを介して制御装置12から駆動信号を受信するようになっている。本実施形態の回路基板26のコネクター264は、下側ケース部材23の側壁234のX方向の正側と負側の両方に、側壁234の開口から露出するように配置されている。
流路部材27は、インクの流路が形成される平板状の部材である。シール部材25の周縁は、環状に上下に厚みを増した環状シール部として機能する。下側ケース部材23と流路部材27にはそれぞれ、上方に突出した複数の流路232、272が形成されている。各流路232はそれぞれ、流路部材27と回路基板26に形成された貫通孔を通り、シール部材の貫通孔252を介して流路部材221、222、223の流路に連通されている。各流路272はそれぞれ、回路基板26に形成された貫通孔を通り、シール部材の貫通孔252を介して、流路部材221、222、223の流路に連通されている。各液体噴射部28には、各流路232、272を介してインクが導入される。
下側ケース部材23の下端には、各液体噴射部28を収容する空間を形成する筒状の枠体236が下方(Z方向の正側)に突出して形成されている。本実施形態では、4つのインクノズル列L1〜L4に対応する4つの液体噴射部28が、媒体11の搬送方向とは垂直なX方向(主走査方向)に沿って枠体236内に並設されている。各液体噴射部28の下面には、各インクノズル列L1〜L4の複数のノズルNが形成されるノズル板(図示省略)が設けられている。各液体噴射部28は、相異なるノズルNに対応する圧力室および圧電素子の複数組(図示省略)を包含する。各液体噴射部28には、配線基板282が実装される。各液体噴射部28の配線基板282は、回路基板26の端子部262に接続される。制御装置12から回路基板26と配線基板282を介して供給される駆動信号に応じて各圧電素子は振動する。圧電素子を振動させて圧力室内の圧力を変動させることで、圧力室内に充填されたインクがノズル板の各ノズルNから噴射される。
固定板29は、平板状の部材である。固定板29には、各液体噴射部28のノズル板に対応する形状(X方向に長尺な矩形状)の4つの開口部292が液体噴射部28毎に形成されている。開口部292の内側にノズル板が位置する状態で、各液体噴射部28が固定板29の上面(Z方向の負側の表面)に例えば接着剤で固定される。これにより、インクノズル列L1〜L4の各々が、それぞれの開口部292内に配置される。なお、液体噴射ヘッド20は、固定板29を設けない構成でもよい。本実施形態では、固定板29を設けた場合を例示したが、これに限られず、固定板29を設けない構成でもよい。固定板29を設ける場合は、固定板29の下面(Z方向の負側の表面)が噴射面Aとなり、固定板29を設けない場合は、ノズル板の下面(Z方向の負側の表面)が噴射面Aとなる。
図5は、液体噴射ヘッド20を上方(Z方向)から見た平面図である。図3乃至図5に示すように、上側ケース部材22の上面(噴射面Aとは反対側の面)には、液体容器C1〜C4からインクを上側ケース部材22内の流路に中継する中継部40が設けられている。中継部40は、上側ケース部材22の上面に立設される複数のインク導入針(中継部材)42とこれらのインク導入針42の周囲を包囲する囲繞壁44とを具備する。本実施形態においては4色の液体容器C1〜C4に対応して合計4本のインク導入針42が、媒体11の搬送方向とは垂直なX方向(主走査方向)に沿って並設されている。
インク導入針42は、液体容器C1〜C4内に挿入される中空針状の部材である。インク導入針42の先端部には導入孔43が開口されている。導入孔43は、流路部材221、222、223内の流路に連通している。導入孔43は、液体容器C1〜C4内のインクを、流路部材221、222、223内の流路を介して、下側ケース部材23の流路232と流路部材27の272から各液体噴射部28に導入する。
中継部40は、囲繞壁44の内側に設けられたリブ45により、X方向に並ぶ合計4つのカートリッジ配置領域46に区画されており、これらのカートリッジ配置領域46にインク導入針42が1本ずつ立設されている。また、これらのカートリッジ配置領域46には、液体容器C1〜C4がそれぞれ取り付けられる。
中継部40の周囲には、中継部40から漏れたインクを案内する案内経路50が設けられている。図5では、案内経路50をハッチングで示している。中継部40の囲繞壁44には、案内経路50に連通する連通部47が形成されている。本実施形態の連通部47は、囲繞壁44に形成された開口である。中継部40に連通部47を形成することで、中継部40から漏れ出すインクは、連通部47を介して案内経路50に排出され易くなる。
本実施形態の案内経路50は、上側ケース部材22の上面と上側ケース部材22の側壁224の内面と囲繞壁44の外面とで囲まれた空間で構成される。より詳細には図2に示すように、本実施形態の側壁224は案内経路50の底面Bよりも上方に延出する延出部225を有しており、この延出部225の内面と囲繞壁44の外面と上側ケース部材22の上面とに囲まれた空間によって案内経路50を形成している。これによれば、上側ケース部材22の上面のうち、延出部225の内面と囲繞壁44の外面とで囲まれた部分が、案内経路50の底面Bとなる。
なお、上述した構成に限られず、上側ケース部材22の上面に形成した溝で案内経路50を構成してもよい。この場合は、側壁224に延出部225を設けても、設けなくてもよい。この場合には、案内経路50を構成する溝の底面が、案内経路50の底面Bとなる。本実施形態のように、案内経路50を構成する側壁224の延出部225を設けることで、側壁224の延出部225を設けない場合よりも多くのインクを、案内経路50の空間に収容できる。
案内経路50は、中継部40から漏れたインクをヘッド本体21の側面に排出するための排出経路54に連通している。排出経路54は、回路基板26のコネクター264が設けられる側面とは異なる側面に設けられる。すなわち、コネクター264が設けられる側面を第1側面とし、排出経路54が設けられる側面を第2側面とすれば、第1側面は第2側面と異なる側面である。具体的には図5に示すように本実施形態の排出経路54は、上側ケース部材22の側壁224のY方向の正側と負側の両方に設けられている。これに対して、コネクター264は、下側ケース部材23の側壁234のX方向の正側と負側の両方に設けられている。このように、排出経路54をコネクター264が設けられる側面とは別の側面に配置することで、排出経路54から排出されるインクが、コネクター264に付着することを避けることができる。
ここで、本実施形態の排出経路54の構成について説明する。本実施形態の各排出経路54は同様の構成であるため、ここではY方向の正側の排出経路54を代表して説明する。図6は、排出経路54の構成を説明するための図であって、図3のQ部の拡大図である。図7は、図6に示すVII−VII線断面図(X-Y平面に平行な断面)である。図6および図7に示すように、本実施形態の排出経路54は、上側ケース部材22の側壁224を開口して形成される。具体的には、排出経路54は、案内経路50の連通する水平方向(Y方向)の流路P1と、この流路P1に連通して、側壁に沿って下方に延びる垂直方向(Z方向)の流路P2とにより構成される。
側壁224が開口するX方向の正側と負側の端部がZ方向に沿って屈曲しており、この屈曲して形成される壁部226の内面が流路P1と流路P2の側面を構成している。図7に示すように、X方向の負側の壁部226はY方向の正側に屈曲しており、X方向の正側の壁部226はY方向の負側に屈曲している。なお、これらの壁部226は共に、同方向(Y方向の正側のみまたはY方向の負側のみ)に屈曲していてもよい。
排出経路54の流路P1の底面D1は、上側ケース部材22の上面の一部、すなわち上側ケース部材22の上面のうち両端の壁部226に囲まれた面である。排出経路54の流路P2の底面D2は、上側ケース部材22の側面の一部、すなわち上側ケース部材22の側面のうち両端の壁部226に囲まれた面である。本実施形態では、排出経路54の流路P1の底面D1と案内経路50の底面Bとの両方を上側ケース部材22の上面で構成して、同じ高さにした場合を例示しているが、これに限られず、排出経路54の流路P1の底面D1を、案内経路50の底面Bより低くしてインクが排出され易くしてもよい。排出経路54の流路P2の下端には、流路P2のY方向の幅を狭めるように流路P2の底面D2からY方向の正側に突出する段部228が形成されている。段部228を設けることで、流路P2の底面D2を伝って流れ落ちるときに、段部228が邪魔となってインクの流れの勢いを抑制できる等の効果もある。ただし、段部228は設けなくてもよい。
このように、排出経路54で中継部40から漏れたインクを、ヘッド本体21のコネクター264が配置される側面とは別の側面に沿って流す構成では、排出経路54から垂れ流れるインクがコネクター264に直接付着することは避けられる。ところが、排出経路54の底面D1、D2にインクが付着するので、組み立て作業等において、ヘッド本体21の側面を指で掴んだときに、指にインクが付着する可能性が高くなる。インクが付着した指でコネクター264等に触れると、コネクター264等にインクが付着してしまう虞がある。
そこで、本実施形態では、排出経路54の底面D1、D2から突出する突出部60を、排出経路54に設けて、指が突出部60に触れるようにすることで、排出経路54のインクが指に付着し難くなるようにしている。図6および図7に示すように、本実施形態の突出部60は、排出経路54の流路P2の底面D2(第2側面)にZ方向の負側から正側(上下方向)に延出して配置される。突出部60のZ方向の負側の端部は、案内経路50の底面Bの高さよりも高くなるように延出している。突出部60のZ方向の正側の端部は、流路P2の底面D2のうち案内経路50とは反対側の下端の縁部(段部228の下端の縁部)まで延出している。
このような突出部60を排出経路54に設けることにより、ヘッド本体21の側面を指で掴んでも、指が突出部60に触れるので、排出経路54のインクに指が触れに難くなる。これにより、インクが指に付着し難くすることができる。特に、コネクター264に配線するときに、ヘッド本体21を指で掴む際には、コネクター264が配置される側面(X方向の側面)とは垂直な方向の側面(Y方向の側面)を指で掴む可能性が高い。このように、指で掴む可能性が高い側面に排出経路54が設けられている本実施形態では、特に排出経路54に指が触れる可能性が高くなるので、突出部60を形成してインクが指に付着しないようにできる効果は格別に顕著となる。なお、本実施形態の突出部60は、排出経路54の流路P2の底面D2に沿って配置され、その下端の縁部まで延出している場合を例示したが、これに限られず、流路P2の底面D2の縁部まで延出していなくてもよい。これによっても、指にインクが付着し難くできる。ただし、突出部60が本実施形態のように、排出経路54の流路P2の下端の縁部まで延出していると、縁部まで延出していない場合に比較して、インクが縁部まで他の部分に回り込むことを抑制できる。特に、本実施形態のように、流路P2の底面D2からY方向の正側に突出する段部228が形成されていると、突出部60が段部228の縁部まで延出していなければ、段部228から排出経路54以外の部分に回り込む虞がある。この点、本実施形態では、突出部60が段部228の縁部まで延出しているので、排出経路54以外の部分に回り込み難くすることができる。
図8は、本実施形態の液体噴射ヘッド20の排出経路54からのインクをメンテナンスユニット16に排出する場合の作用を説明するための断面図である。なお、図8では、キャップ162を駆動する機構等は省略している。図8に示すように、液体噴射ヘッド20を搭載したキャリッジ18は、非印字領域Hのメンテナンスユニット16の上に移動すると、排出経路54の直下に排出流路164が配置される。液体噴射ヘッド20がキャリッジ18に搭載されると、排出流路164の壁部226がキャリッジ18の内壁184に当接して、排出流路164の流路P1、P2のY方向の開口が閉じられる。これにより、排出流路164の流路P1、P2を流れるインクが他の部分に回り込まないようにすることができる。排出流路164の流路P2の下端は排出流路164が連通しており、排出流路164の下端は、吸収材166に連通している。このため、案内経路50からのインクは、排出流路164の流路P1、P2から排出流路164を介して、吸収材166に排出させて吸収させることができる。なお、排出経路54からのインクをメンテナンスユニット16に排出する際に、ノズルNをキャップ162で封止しておいてもよく、封止しなくてもよい。
(第1実施形態の第1変形例)
図9は、第1実施形態の第1変形例に係る液体噴射ヘッド20の排出経路54の概略断面図であり、図7に相当する。以下に例示する各変形例において作用や機能が同様である要素については、図2乃至図8の説明で使用した符号を流用して各々の詳細な説明を適宜に省略する。図9に示すように、排出経路54を構成する壁部226の側面と突出部60の側面との両方に、インクを案内する溝62を形成してもよい。これにより、排出経路54を通るインクは、指が触れ難い壁部226の側面と突出部60の側面に形成された溝62で案内されるので、指が触れ易い壁部226と突出部60表面にインクが回り込み難くすることができる。なお、インクを案内する溝62は、壁部226の側面と突出部60の側面とのいずれか一方に形成するようにしてもよい。
(第1実施形態の第2変形例)
図10は、第1実施形態の第2変形例に係る液体噴射ヘッド20の排出経路54の概略断面図であり、図7に相当する。図9では、突出部60の側面にインクを案内する溝62を形成した場合を例示したが、図10に示すように、突出部60の内部にインクを案内する孔64を形成してもよい。これにより、排出経路54を通るインクは、指が触れ難い突出部60の内部に形成された孔64で案内されるので、指が触れ易い突出部60の表面にインクが回り込み難くすることができる。
(第1実施形態の第3変形例)
図11は、第1実施形態の第3変形例に係る液体噴射ヘッド20の排出経路54の外観斜視図であり、図6に相当する。図6の突出部60は、排出流路164の流路P2の底面D2(第2側面)のみに形成した場合を例示したが、図11の突出部60は、排出流路164の流路P2の底面D2のみならず、排出経路54の流路P1の底面D1(上側ケース部材22の上面)にも形成したものである。すなわち図11の突出部60は、排出経路54の流路P1の底面D1から流路P2の底面D2まで連続するように形成されている。このように、流路P1の底面D1から流路P2の底面D2の両方に渡って突出部60を形成することにより、流路P2の底面D2のみに突出部60を形成する場合に比較して、突出部60の強度を高めることができる。
(第1実施形態の第4変形例)
図12は、第1実施形態の第4変形例に係る液体噴射ヘッド20の排出経路54の外観斜視図であり、図6に相当する。図6の突出部60は、排出流路164の流路P2の底面D2のみに形成した場合を例示したが、図12の突出部60は、排出経路54の流路P1の底面D1のみに形成したものである。このように、突出部60を、排出経路54の流路P1の底面D1のみに形成しても、ヘッド本体21を指で掴んだときにインクが付着し難くすることができる。なお、図12の突出部60は、排出経路54の流路P1の底面D1からZ方向の負側に突出していて、且つ流路P2の底面D2からY方向の正側にも突出している場合を例示したが、これに限られない。例えば図12の突出部60は、排出経路54の流路P1の底面D1からZ方向の負側に突出していれば、必ずしも排出流路164の流路P2の底面D2からY方向の正側に突出していなくてもよい。
(第1実施形態の第5変形例)
図13は、第1実施形態の第5変形例に係る液体噴射ヘッド20の排出経路54の外観斜視図であり、図6に相当する。図6では、排出流路164に1つの突出部60を形成した場合を例示したが、これに限られず、排出流路164に複数の突出部60を形成してもよい。図13の排出流路164には、流路P2の底面D2に、2つの突出部60を並列に形成している。なお、突出部60の数は、3つ以上であってもよい。突出部60の数が多いほど、排出経路54のインクが指に付着し難くなる。
<第2実施形態>
本発明の第2実施形態について説明する。以下に例示する各形態において作用や機能が第1実施形態と同様である要素については、第1実施形態の説明で使用した符号を流用して各々の詳細な説明を適宜に省略する。図14は、本発明の第2実施形態に係る液体噴射ヘッド20を上方から見た平面図であり、図5に対応するものである。第2実施形態では、図14に示すように、案内経路50の底面Bに、中継部40から排出経路54に向けてインクを案内する溝56を更に設けたものである。図14の溝56は、中継部40の周囲に形成される周囲溝562と、周囲溝562に連通してY方向の正側と負側の両方の排出経路54に延びる排出溝564からなる。第2実施形態の構成によれば、中継部40から漏れたインクは、周囲溝562と排出溝564に案内されて、Y方向の正側と負側のいずれかまたは両方の排出経路54から排出される。したがって、このような溝56を形成しない場合に比較して、中継部40から漏れたインクを排出経路54に導き易い。なお、案内経路50の底面Bに溝56を形成する代わりに、リブを形成するようにしてもよい。ただし、溝56の方が、リブよりもインクの流れを阻害し難い点で好ましい。
<第3実施形態>
本発明の第3実施形態について説明する。図15は、本発明の第3実施形態に係る液体噴射ヘッド20を上方から見た平面図であり、図5に対応するものである。図5では、中継部40の連通部47と排出経路54をY方向に設けた場合を例示したが、これに限られない。例えば図15に示すように、キャリッジ18の往復動するX方向の端部に、中継部40の連通部47を設けると共に、連通部47を設けられる方向に排出経路54を設けるようにしてもよい。
第3実施形態では、図15に示すように、中継部40の連通部47を、囲繞壁44のうちX方向の負側の端部に形成し、同じ方向に排出経路54を設けたものである。図15の構成では、下側ケース部材の側壁234のうちのY方向の正側と負側にコネクター264が配置される。図15の構成によれば、キャリッジ18の往復動による慣性力を利用して、中継部40の連通部47からインクを案内経路50に排出させ易くすることができ、そのインクを更に案内経路50から排出経路54に排出させ易くすることができる。なお、図15では、中継部40の連通部47と排出経路54をX方向の負側に配置した場合を例示したが、これに限られず、中継部40の連通部47と排出経路54をX方向の正側に配置してもよく、またX方向の負側と正側の両方に配置してもよい。
また、上述した実施形態では、液体容器C1〜C4はインクの貯留量が同じ場合について説明したが、これに限られず、液体容器C1〜C4はインクの貯留量が異なるものが含まれていてもよい。この場合、例えば図15の中継部40において、連通部47が設けられている端部側には、液体容器C1〜C4のうち最もインクの貯留量の多い液体容器のインク導入針42を配置するようにしてもよい。例えばブラック(K)の液体容器C4が最もインクの貯留量が多い場合には、例えば図15において、連通部47が設けられている端部側、すなわちX方向の負側のインク導入針42には、ブラック(K)の液体容器C4を装着してもよい。これによれば、貯留量が多い液体容器から大量のインクが漏れ出しても、連通部47が設けられている端部側に近いので、他の液体容器に影響を与えずに、インクを連通部47から案内経路50に排出させ易くすることができる。なお、貯留量が多い液体容器ほど破損などによってインク漏れが発生すると、多くのインクが漏れ出すため、貯留量が多い液体容器のインク導入針42ほど、連通部47が設けられている端部側に近い配置するようにしてもよい。
なお、第2実施形態および第3実施形態においても、第1実施形態の各変形例を適用することができ、これにより、第2実施形態および第3実施形態においても、第1実施形態の各変形例と同様の効果を得られる。
<他の変形例>
以上に例示した各実施形態は多様に変形され得る。具体的な変形の態様を以下に例示する。以下の例示から任意に選択された2以上の態様は、相互に矛盾しない範囲で適宜に併合され得る。
(1)前述の各形態では、液体容器C1〜C4がキャリッジ18に装填される所謂オンキャリッジタイプの構成を例示したが、これに限られず、液体容器C1〜C4が液体噴射装置10の本体に装填される所謂オフキャリッジタイプの構成に液体噴射ヘッド20を適用してもよい。
(2)上述した各実施形態で例示した液体噴射装置は、印刷に専用される機器のほか、ファクシミリ装置やコピー機等の各種の機器に採用され得る。もっとも、本発明の液体噴射装置の用途は印刷に限定されない。例えば、色材の溶液を噴射する液体噴射装置は、液晶表示装置のカラーフィルターを形成する製造装置として利用される。また、導電材料の溶液を噴射する液体噴射装置は、配線基板の配線や電極を形成する製造装置として利用される。
10…液体噴射装置、11…媒体、12…制御装置、14…搬送機構、16…メンテナンスユニット、162…キャップ、164…排出流路、166…吸収材、18…キャリッジ、184…内壁、20…液体噴射ヘッド、21…ヘッド本体、22…上側ケース部材、221、222、223…流路部材、224…側壁、225…延出部、226…壁部、228…段部、23…下側ケース部材、232…流路、234…側壁、236…枠体、24…ねじ、25…シール部材、252…貫通孔、26…回路基板、262…端子部、264…コネクター、27…流路部材、272…流路、28…液体噴射部、282…配線基板、29…固定板、292…開口部、40…中継部、42…インク導入針、43…導入孔、44…囲繞壁、45…リブ、46…カートリッジ配置領域、47…連通部、50…案内経路、54…排出経路、56…溝、562…周囲溝、564…排出溝、60…突出部、64…孔、A…噴射面、B…底面、C1〜C4…液体容器、D1、D2…底面、H…非印字領域、L1〜L4…インクノズル列、N…ノズル、P1、P2…流路、S1、S2、S3…空間。

Claims (8)

  1. 液体を噴射するノズルが設けられる噴射面を備えたヘッド本体と、
    前記噴射面とは反対側の面に設けられ、液体収容部からの液体を前記ヘッド本体内の流路に中継する中継部と、
    前記中継部の周囲に設けられ、前記中継部から漏れた前記液体を案内する案内経路と、
    前記ヘッド本体内の回路基板に設けられ、前記ヘッド本体の側面のうちの第1側面に配置されるコネクターと、
    前記案内経路に連通して設けられ、前記ヘッド本体の側面のうちの前記第1側面とは異なる第2側面に、前記液体を排出するための排出経路と、
    前記排出経路に設けられ、前記排出経路の底面から突出する突出部と、を具備する
    液体噴射ヘッド。
  2. 前記突出部は、前記第2側面に沿って配置され、前記第2側面のうち前記案内経路とは反対側の縁部まで延出している
    請求項1の液体噴射ヘッド。
  3. 前記排出経路を構成する壁部の側壁と前記突出部の側壁とのいずれか一方または両方に、前記液体を案内する溝が形成されている
    請求項1または請求項2の液体噴射ヘッド。
  4. 前記案内経路の底面には、前記中継部から前記排出経路に向けて前記液体を案内する溝またはリブが設けられている
    請求項1から請求項3の何れかの液体噴射ヘッド。
  5. 前記ヘッド本体は、往復動するキャリッジに搭載可能であり、
    前記ヘッド本体の前記中継部には、前記キャリッジが往復動する方向の端部に、前記案内経路に連通する連通部が設けられている
    請求項1から請求項4の何れかの液体噴射ヘッド。
  6. 前記排出経路は、前記連通部が設けられている方向に配置される
    請求項5の液体噴射ヘッド。
  7. 前記液体収容部には、前記液体を貯留する複数の液体容器が設けられ、
    前記中継部には、前記複数の液体容器の各々に対応する複数の中継部材が設けられ、
    前記複数の液体容器には、前記液体の貯留量が異なるものが含まれており、
    前記中継部において前記連通部が設けられている端部側には、前記複数の中継部材のうち、前記複数の液体容器の中で最も貯留量の多い前記液体容器の前記液体を中継する中継部材が位置する
    請求項5または請求項6の液体噴射ヘッド。
  8. 請求項1から請求項7の何れかの液体噴射ヘッドを具備する
    液体噴射装置。
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