JP2017154376A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2017154376A
JP2017154376A JP2016039663A JP2016039663A JP2017154376A JP 2017154376 A JP2017154376 A JP 2017154376A JP 2016039663 A JP2016039663 A JP 2016039663A JP 2016039663 A JP2016039663 A JP 2016039663A JP 2017154376 A JP2017154376 A JP 2017154376A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
memory
control unit
image forming
printing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016039663A
Other languages
English (en)
Inventor
雅則 田口
Masanori Taguchi
雅則 田口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Document Solutions Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Document Solutions Inc filed Critical Kyocera Document Solutions Inc
Priority to JP2016039663A priority Critical patent/JP2017154376A/ja
Publication of JP2017154376A publication Critical patent/JP2017154376A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Record Information Processing For Printing (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

【課題】後処理機器をサポートする記憶デバイスを搭載していない場合であっても、用紙ジャムなどの発生に伴って印刷が再開される際、部の先頭からの印刷を行うこと。
【解決手段】システム制御部192により、パネル部173を介し束排出の保障有りが設定された場合、たとえば印刷ジョブ(ジョブ)のデータサイズとメモリー容量管理部188が管理しているRAM185(メモリー)の残容量とを確認し、画像処理部187での画像処理による印刷データのサイズを、RAM185(メモリー)の残容量より小さくなるように指定し、印刷処理が中断した際、RAM185(メモリー)に記憶させた印刷データに基づき、画像形成部120に対して部の先頭からの印刷を行わせる。
【選択図】図2

Description

本発明は、印刷物の束排出が可能な後処理機器に対して印刷出力する画像形成装置に関する。
たとえば、プリンター、多機能プリンター、複合機などのMFP(Multifunction Peripheral)である画像形成装置においては、たとえば印刷機能、コピー機能、FAX(Facsimile)機能、ネットワーク経由でのデータ送受信機能などが搭載されている。また、画像形成装置においては、たとえば印刷出力と連携し、ステープル、紙折り、穴あけパンチなどの後処理を行うフィニッシャーなどの後処理機器の追加が可能である。
ところで、フィニッシャーを使用することで、複数部数に対するステープルなどの後処理を容易に行える。ところが、たとえば画像形成装置からフィニッシャー側への用紙の排出中などに用紙ジャムなどが発生すると、画像形成装置側での印刷処理が中断する。
この場合、感電や他の電子部品などへの損傷を考慮し、一旦、画像形成装置側の電源をオフにして用紙ジャムの発生した用紙を取り除く必要がある。なお、用紙ジャムの発生した用紙を取り除き、再度、電源をオンすることで、印刷が再開される。ところが、たとえば用紙ジャムの発生した用紙とともに、中間トレイに搬送された印刷済みの用紙が取り除かれていると、印刷中の部の先頭からの印刷のし直しが必要となる。
このような不具合を解消するものとして、特許文献1では、電源オフによって印刷を中断したジョブを大容量記憶デバイスに記憶しておき、電源オンによる継続印刷の場合は部の先頭からの印刷を行う画像形成装置を提案している。
特開2005−329677号公報
上述した画像形成装置では、大容量記憶デバイスにジョブを記憶しているので、用紙ジャムなどが発生し印刷が中断しても、部の先頭からの印刷を行うことができ、ステープルなどの後処理を指定通りに行うことができる。
ところで、画像形成装置によっては、フィニッシャーをサポートするHDD(Hard Disc Drive)又はSSD(Solid State Drive)などの記憶デバイスを搭載していない機種がある。このような画像形成装置では、RAM(Random Access Memory)などのメモリーの容量の制約から、ジョブの全ての印刷データを記憶させておくことができない。この場合、印刷に必要なページの印刷データをメモリーに記憶させておき、印刷が完了したら、そのページの印刷データを消去し、次の印刷に必要なページの印刷データをメモリーに記憶させて印刷する、という手順が繰り返される。
このようなことから、フィニッシャーをサポートする上述した記憶デバイスを搭載していない画像形成装置では、用紙ジャムなどの発生に伴って印刷が再開される際、中間トレイに搬送された印刷済みの用紙が取り除かれていると、印刷中の部の先頭からの印刷を行うことができないという問題がある。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、上記問題点を解消することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の画像形成装置は、印刷物の束排出が可能な後処理機器に対して前記印刷物を出力する画像形成装置であって、メモリーと、ジョブに対して画像処理したデータを前記メモリーに記憶させる画像処理部と、印刷処理を行う画像形成部と、前記後処理機器での後処理に必要な部数の指定に従い、前記画像形成部に対して印刷処理を制御するシステム制御部とを備え、前記システム制御部は、前記画像処理によるデータのサイズを指定し、前記メモリーが記憶したデータに基づき、前記画像形成部に対して印刷を行わせることを特徴とする。
また、前記束排出の保障有り又は保障無しを設定するパネル部と、前記メモリーの残容量を管理するメモリー容量管理部とを備え、前記システム制御部は、前記束排出の保障有りが設定された場合、前記ジョブのデータサイズと前記メモリーの残容量とを確認し、前記画像処理によるデータのサイズを、前記メモリーの残容量より小さくなるように指定し、前記印刷処理が中断した際、前記メモリーに記憶させたデータに基づき、前記画像形成部に対して部の先頭からの印刷を行わせることを特徴とする。
また、前記束排出の保障有り又は保障無しを設定するパネル部と、前記メモリーの残容量を管理するメモリー容量管理部とを備え、前記システム制御部は、前記束排出の保障有りが設定された場合、前記ジョブのデータサイズと前記メモリーの残容量とを確認し、前記画像処理によるデータのサイズを、前記メモリーの残容量に応じて指定し、前記印刷処理が中断した際、前記メモリーに記憶させたデータに基づき、前記画像形成部に対して部の先頭からの印刷を行わせることを特徴とする。
本発明の画像形成装置では、システム制御部により、画像処理部での画像処理によるデータのサイズを指定し、メモリーが記憶したデータに基づき、画像形成部に対して印刷を行わせることができる。
本発明の画像形成装置によれば、システム制御部により、画像処理部での画像処理によるデータのサイズを指定し、メモリーが記憶したデータに基づき、画像形成部に対して印刷を行わせるので、後処理機器をサポートする記憶デバイスを搭載していない場合であっても、用紙ジャムなどの発生に伴って印刷が再開される際、部の先頭からの印刷を行うことができる。
本発明の画像形成装置の一実施形態を説明するための図である。 図1のMFPの内部構成の一例を示す図である。 図2のシステム制御部による印刷制御について説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の画像形成装置の一実施形態を、図1〜図3を参照しながら説明する。なお、以下の説明においての画像形成装置の一例としては、たとえば印刷機能、コピー機能、FAX(Facsimile)機能、ネットワーク経由でのデータ送受信機能などを搭載した複合的な周辺機器であるMFP(Multifunction Peripheral)であるものとする。また、以下に説明するMFPは、後述のフィニッシャーをサポートするHDD(Hard Disc Drive)又はSSD(Solid State Drive)などの記憶デバイスを搭載していないものとする。
まず、図1に示すように、MFP100には、印刷出力と連携した後処理を行うフィニッシャー200が連結されている。フィニッシャー200の本体210には、搬送ローラー部211〜212、後処理部220、メイントレイ222が設けられている。搬送ローラー部211は、MFP100側から排出された後述の用紙111を引き込む。搬送ローラー部212は、搬送ローラー部211が引き込んだ用紙111を搬送路210aに沿って後処理部220側に搬送する。
後処理部220は、ステープル、紙折り、穴あけパンチなどの後処理を行う。また、後処理部220は、MFP100側で印刷した後述の用紙111を順次収容する中間トレイ221を有している。それぞれの中間トレイ221には、たとえば1部毎に先頭ページから最終ページまでの印刷済みの用紙111である印刷物が収容される。そして、たとえばステープル処理された用紙111はメイントレイ222に束排出される。すなわち、束排出とは、たとえば印刷する枚数が20ページで、部数がたとえば5部である場合、5つの中間トレイ221のそれぞれに1ページから20ページまでの印刷済みの用紙111が収容され、それぞれの中間トレイ221でステープル処理された後、1部ずつ排出されることである。この場合、1ページから20ページまでが1束とされる。
一方、MFP100の本体101の内部には、給紙部110、画像形成部120、搬送部150などが搭載されている。なお、符号160は用紙給紙部を示している。
給紙部110は、用紙サイズや用紙タイプの異なる様々な用紙111を収容できる複数の給紙カセット112a〜112dを収容する。なお、用紙タイプとしては、普通紙、OHPシート、プレプリント、再生紙、薄紙、厚紙、上質紙などを使用できる。また、それぞれの給紙カセット112a〜112dは、用紙111を持ち上げるリフト板113と、リフト板113の一端部側を押し上げる押し上げ部材114とを有している。押し上げ部材114がリフト板113の一端部側を押し上げると、用紙111の一端部側が本体101側の繰り出しローラー155に当接する。そして、繰り出しローラー155が用紙111を、それぞれの給紙カセット112a〜112dに設けられた共有搬送路110aに1枚ずつ繰り出す。
画像形成部120は、プリンター部120Aと定着部130とを有している。プリンター部120Aは、図示しない感光体ドラム、現像装置、帯電装置、露光装置などを有する、画像形成ユニット(M)121、画像形成ユニット(C)122、画像形成ユニット(Y)123、画像形成ユニット(B)124を備えている。画像形成ユニット(M)121はマゼンタ用であり、画像形成ユニット(C)122はシアン用であり、画像形成ユニット(Y)123はイエロー用であり、画像形成ユニット(B)124はブラック用である。
また、プリンター部120Aは、1次転写ローラー125a〜125d、駆動ローラー126、従動ローラー127、中間転写ベルト128、2次転写ローラー129を有している。画像形成ユニット(M)121、画像形成ユニット(C)122、画像形成ユニット(Y)123、画像形成ユニット(B)124は、印刷データに基づき、帯電、露光及び現像の工程により図示しない感光体ドラム上にトナー像を形成する。また、1次転写ローラー125a〜125dは、図示しない感光体ドラム上のトナー像を、駆動ローラー126及び従動ローラー127に張架されている中間転写ベルト128上に転写する。また、2次転写ローラー129は、用紙111の裏面側から圧接し、用紙111の表面側に中間転写ベルト128上のトナー画像を転写する。
定着部130は、加熱ローラー131と加圧ローラー132とを有している。加熱ローラー131は、図示しない熱源制御部によって制御される熱源からの熱を用紙111に与える。加圧ローラー132は、用紙111を加熱ローラー131側に押しつける。そして、定着部130は、駆動ローラー126と2次転写ローラー129とにより、トナー画像が転写された用紙111に対し、加圧ローラー132による圧と加熱ローラー131による熱を加える。これにより、用紙111にトナー画像が定着される。
搬送部150は、搬送ローラー部151〜154を有している。なお、それぞれの搬送ローラー部151〜154は、駆動ローラーと従動ローラーとを有している。搬送ローラー部151〜154は、共有搬送路110aから排紙トレイ161まで延びる搬送路150a上に配置されている。なお、搬送ローラー部151〜152の間に、上述した画像形成部120が配置されている。そして、たとえばステープル処理が設定された場合、搬送ローラー部151〜154の駆動により、用紙111を共有搬送路110aから搬送路150aに沿って搬送し、フィニッシャー200側に排出する。また、用紙111が搬送路150aに沿って搬送される際、画像形成部120の2次転写ローラー129によりトナー画像が転写され、定着部130の加熱ローラー131及び加圧ローラー132によりトナー画像が定着される。
次に、図2を参照し、MFP100の制御系の構成の一例について説明する。MFP100は、スキャナー部170、画像形成部120、FAX部171、I/F(インターフェース)172、パネル部173、HDD174を制御する制御部180を備えている。
スキャナー部170は、イメージセンサ(図示省略)によって読み取られる、図示しない原稿の画像をデジタルの画像データに変換し、制御部180に入力するデバイスである。画像形成部120は、制御部180から出力される印刷データに基づき、用紙111上に画像を印刷するデバイスである。FAX部171は、制御部180から出力されるデータを、電話回線を通じ相手方となるファクシミリへと送信し、また、相手方ファクシミリからのデータを受信して制御部180に入力するデバイスである。
I/F172は、社内LAN(Local Area Network)やインターネットなどのネットワークを介し、他のユーザー端末、コンテンツサーバー、ウェブサーバーなどとの通信を受け持つネットワークインターフェースカードなどのデバイスである。パネル部173は、MFP100の印刷機能、コピー機能、FAX機能、ネットワーク経由でのデータ送受信機能や、各種設定のための表示を行うタッチパネルなどのデバイスである。また、パネル部173は、フィニッシャー200のステープル、紙折り、穴あけパンチなどの後処理の設定のための表示を行う。また、パネル部173は、たとえばステープル処理に伴う印刷出力において、部数の設定のための表示を行う。また、パネル部173は、印刷出力において、束排出の保障有り又は保障無しを設定するための表示を行う。なお、束排出の保障(以下、束保障という)とは、用紙ジャムなどによってMFP100側での印刷処理が中断しても、束の先頭から印刷を再開できることを保障することである。HDD174は、MFP100の種々の機能を提供するためのアプリケーションプログラムなどを記憶している記憶デバイスである。
制御部180は、画像形成プログラムや制御プログラムなどを実行してMFP100全体の動作を制御するプロセッサーである。制御部180は、スキャナー制御部181、画像形成制御部182、FAX制御部183、通信制御部184、RAM(Random Access Memory)185、ROM(Read−Only Memory)186、画像処理部187、メモリー容量管理部188、搬送ローラー制御部189、パネル操作制御部190、HDD制御部191、システム制御部192を備えている。また、これらは、データバス193に接続されている。
スキャナー制御部181は、スキャナー部170の読み取り動作を制御する。画像形成制御部182は、画像形成部120の印刷動作を制御する。FAX制御部183は、FAX部171によるデータの送受信動作を制御する。通信制御部184は、I/F172を介し、図示しないネットワーク経由でのデータなどの送受信の制御を行う。
RAM185は、プログラムを実行するためのワークメモリーである。また、RAM185は、画像処理部187によって画像処理された印刷データを記憶する。ROM186には、各部の動作チェックなどを行う制御プログラムが記憶されている。画像処理部187は、たとえば印刷ジョブに対する画像処理(ラスタライズ)を行う。なお、画像処理部187は、コピージョブやFAXジョブなどに対しても、画像処理(ラスタライズ)を行う。また、画像処理部187は、画像処理(ラスタライズ)したデータをRAM185に記憶させる。
メモリー容量管理部188は、RAM185のメモリー残容量(未使用領域の容量)を管理する。また、メモリー容量管理部188は、管理しているRAM185のメモリー残容量を、システム制御部192に通知する。搬送ローラー制御部189は、搬送部150の駆動を制御する。
パネル操作制御部190は、パネル部173の表示動作を制御する。また、パネル操作制御部190は、パネル部173を介し、印刷、コピー、FAX、ネットワーク経由でのデータ送受信などの開始などを受け付け、システム制御部192に通知する。また、パネル操作制御部190は、パネル部173を介し、フィニッシャー200のステープル、紙折り、穴あけパンチなどの後処理の設定を受け付け、システム制御部192に通知する。また、パネル操作制御部190は、パネル部173を介し、ステープル処理に伴う印刷出力において、部数の設定を受け付け、システム制御部192に通知する。また、パネル操作制御部190は、パネル部173を介し、印刷出力において、束保障をするかしないかの設定を受け付け、システム制御部192に通知する。HDD制御部191は、HDD174に対するデータの読み出し及び書き込みなどを制御する。
システム制御部192は、各部の連携動作などを制御する。システム制御部192は、主に、パネル操作制御部190からの通知に基づき、フィニッシャー200のステープル、紙折り、穴あけパンチなどの後処理を制御する。また、システム制御部192は、パネル操作制御部190からの、印刷出力において、束保障をするとした通知に基づき、画像処理部187に対して印刷データのサイズを小さくするように制御する。この場合、システム制御部192は、メモリー容量管理部188が管理しているRAM185のメモリー残容量に基づき、画像処理部187に対して印刷データのサイズを指定する。なお、システム制御部192は、メモリー容量管理部188が管理しているRAM185のメモリー残容量に応じたサイズとなるように、画像処理部187に対して印刷データのサイズを指定してもよい。また、印刷データのサイズは、たとえば解像度に関わるものである。具体的には、例えば、システム制御部192は、RAM185のメモリー残容量未満となる印刷データのサイズの内、最も大きなサイズを指定しても良い。
次に、図3を参照し、システム制御部192による印刷制御について説明する。なお、以下においては、印刷処理された用紙111に対し、フィニッシャー200によりステープル処理が行われる場合として説明する。また、以下においては、用紙ジャムなどの発生に伴って印刷が再開される際、中間トレイ221に搬送された印刷済みの用紙111が取り除かれている場合として説明する。
(ステップS101)
システム制御部192は、ステープル処理開始かどうかを判断する。
この場合、システム制御部192は、パネル操作制御部190からのステープルの設定の通知を受け取るまで待ち(ステップS101:No)、パネル操作制御部190からのステープルの設定の通知を受け取ると、ステープル処理開始と判断し(ステップS101:Yes)、ステップS102に移行する。
(ステップS102)
システム制御部192は、部数の設定が有るかどうかを判断する。
この場合、システム制御部192は、パネル操作制御部190からの部数の設定の通知を受け取るまで待ち(ステップS102:No)、パネル操作制御部190からの部数の通知を受け取ると、部数の設定が有ると判断し(ステップS102:Yes)、ステップS103に移行する。
(ステップS103)
システム制御部192は、束保障が設定されたかどうかを判断する。
この場合、システム制御部192は、パネル操作制御部190からの束保障の設定の通知が有れば束保障が設定されたと判断し(ステップS103:Yes)、ステップS110に移行する。
これに対し、システム制御部192は、パネル操作制御部190からの束保障の設定の通知が無ければ束保障が設定されていないと判断し(ステップS103:No)、ステップS104に移行する。
(ステップS104)
システム制御部192は、いずれかの給紙カセット112a〜112dからの給紙を開始させる。なお、システム制御部192は、給紙カセット112a〜112dの指定があれば、指定された給紙カセット112a〜112dからの給紙を開始させる。
(ステップS105)
システム制御部192は、用紙ジャムが発生したかどうかを判断する。
この場合、システム制御部192は、搬送ローラー制御部189からの用紙ジャムの発生の通知が無ければ用紙ジャムが発生していないと判断し(ステップS105:No)、ステップS107に移行する。
これに対し、システム制御部192は、搬送ローラー制御部189からの用紙ジャムの発生の通知が有れば用紙ジャムが発生したと判断し(ステップS105:Yes)、ステップS106に移行する。
(ステップS106)
システム制御部192は、用紙ジャムの発生した用紙111が取り除かれた後、搬送ローラー制御部189からの用紙ジャムの発生無しの通知を受け取ると、画像形成制御部182を介し、画像形成部120に対して用紙ジャムの発生したページからの印刷を開始させる。
(ステップS107)
システム制御部192は、nページ目の印刷が完了したかどうかを判断する。
この場合、システム制御部192は、画像形成制御部182からのnページ目の印刷が完了したことを示す通知が無ければnページ目の印刷が完了していないと判断し(ステップS107:No)、ステップS105に戻る。
これに対し、システム制御部192は、画像形成制御部182からのnページ目の印刷が完了したことを示す通知が有ればnページ目の印刷が完了したと判断し(ステップS107:Yes)、ステップS108に移行する。
ここで、たとえば部数がたとえば5部であり、印刷する枚数がたとえば20ページであるとき、たとえば1ページ目が5部分印刷されると、画像形成制御部182が1ページ目の印刷が完了したことを示す通知をシステム制御部192に通知する。
(ステップS108)
システム制御部192は、RAM185に記憶されている1ページ目の印刷データを消去する。
ここで、システム制御部192は、束保障の設定が無ければ、印刷する枚数が20ページであっても、RAM185にたとえば1ページ毎の印刷データを記憶させる。すなわち、フィニッシャー200をサポートするHDD又はSSDなどの記憶デバイスを搭載していない場合、印刷データの記憶はRAM185の空き領域となる。ただし、RAM185の記憶容量は、装置の制約上、HDD又はSSDなどに比べて小さい。
また、RAM185は、プログラムを実行するためのワークメモリーである。このため、RAM185に、20ページ分の印刷データをまとめて記憶させる領域を確保できないことが多い。この場合、システム制御部192は、たとえば印刷するページの印刷データを記憶させ、印刷が完了したら、印刷が完了した印刷データを消去して次に印刷するページの印刷データを記憶させるという処理を実行する。
(ステップS109)
システム制御部192は、束排出が完了したかどうかを判断する。
この場合、システム制御部192は、フィニッシャー200側からの束排出が完了したことを示す通知が無ければ束排出が完了していないと判断し(ステップS109:No)、ステップS105に戻る。
これに対し、システム制御部192は、フィニッシャー200側からの束排出が完了したことを示す通知が有れば束排出が完了したと判断し(ステップS109:Yes)、処理を終了する。
ここで、束排出の完了とは、フィニッシャー200によるステープル処理が5部に設定されていた場合、5部分の束排出が行われたことを意味する。
(ステップS110)
システム制御部192は、ステップS103で束保障が設定されたと判断すると、メモリー残容量を確認する。
この場合、システム制御部192は、メモリー容量管理部188が管理しているRAM185のメモリー残容量を受け取って、確認する。
(ステップS111)
システム制御部192は、印刷データのサイズを指定する。
この場合、システム制御部192は、たとえば印刷ジョブのデータサイズとRAM185のメモリー残容量とを確認し、画像処理部187に対して印刷ジョブを画像処理した際の印刷データのサイズがRAM185のメモリー残容量より小さくなるように指定する。
そして、システム制御部192は、画像処理部187が画像処理した印刷データをRAM185の空き領域に記憶させる。
(ステップS112)
システム制御部192は、いずれかの給紙カセット112a〜112dからの給紙を開始させる。なお、システム制御部192は、給紙カセット112a〜112dの指定があれば、指定された給紙カセット112a〜112dからの給紙を開始させる。
なお、画像形成部120による用紙111への印刷の際は、画像処理部187が印刷データのサイズを予め指定されているサイズに戻して、画像形成制御部182に与えてもよい。
(ステップS113)
システム制御部192は、用紙ジャムが発生したかどうかを判断する。
この場合、システム制御部192は、搬送ローラー制御部189からの用紙ジャムの発生の通知が無ければ用紙ジャムが発生していないと判断し(ステップS113:No)、ステップS115に移行する。
これに対し、システム制御部192は、搬送ローラー制御部189からの用紙ジャムの発生の通知が有れば用紙ジャムが発生したと判断し(ステップS113:Yes)、ステップS114に移行する。
(ステップS114)
システム制御部192は、用紙ジャムの発生した用紙111が取り除かれた後、搬送ローラー制御部189からの用紙ジャムの発生無しの通知を受け取ると、画像形成制御部182を介し、画像形成部120に対して部の先頭ページからの印刷を開始させる。
ここで、部の先頭ページからの印刷の開始は、用紙ジャムなどの発生に伴って印刷が再開される際、中間トレイ221に搬送された印刷済みの用紙111が取り除かれている場合である。中間トレイ221に搬送された印刷済みの用紙111が取り除かれているかどうかは、システム制御部192がフィニッシャー200側からの状態を示す通知を確認することで、判断できる。
なお、中間トレイ221に搬送された印刷済みの用紙111が取り除かれていない場合は束保障が設定されている場合であっても、用紙ジャムの発生したページからの印刷が再開される。
(ステップS115)
システム制御部192は、最終ページの印刷が完了したかどうかを判断する。
この場合、システム制御部192は、画像形成制御部182からの最終ページの印刷が完了したことを示す通知が無ければ最終ページの印刷が完了していないと判断し(ステップS115:No)、ステップS113に戻る。
これに対し、システム制御部192は、画像形成制御部182からの最終ページの印刷が完了したことを示す通知が有れば最終ページの印刷が完了したと判断し(ステップS115:Yes)、ステップS116に移行する。
ここで、たとえば部数がたとえば5部であり、印刷する枚数がたとえば20ページであるとき、20ページを1束として5部分印刷されると、画像形成制御部182が最終ページの印刷が完了したことを示す通知をシステム制御部192に通知する。
(ステップS116)
システム制御部192は、束排出が完了したかどうかを判断する。
この場合、システム制御部192は、フィニッシャー200側からの束排出が完了したことを示す通知が無ければ束排出が完了していないと判断する(ステップS116:No)。
これに対し、システム制御部192は、フィニッシャー200側からの束排出が完了したことを示す通知が有れば束排出が完了したと判断し(ステップS116:Yes)、ステップS117に移行する。
(ステップS117)
システム制御部192は、RAM185に記憶させた印刷データを消去し、処理を終了する。
このように、本実施形態では、システム制御部192により、画像処理部187での画像処理によるデータのサイズを指定し、RAM185(メモリー)が記憶したデータに基づき、画像形成部120に対して印刷を行わせる。
すなわち、システム制御部192により、パネル部173を介し束排出の保障有りが設定された場合、たとえば印刷ジョブ(ジョブ)のデータサイズとメモリー容量管理部188が管理しているRAM185(メモリー)の残容量とを確認し、画像処理部187での画像処理による印刷データのサイズを、RAM185(メモリー)の残容量より小さくなるように指定し、印刷処理が中断した際、RAM185(メモリー)に記憶させた印刷データに基づき、画像形成部120に対して部の先頭からの印刷を行わせる。
これにより、フィニッシャー(後処理機器)をサポートするHDD又はSSDなどの記憶デバイスを搭載していない場合であっても、用紙ジャムなどの発生に伴って印刷が再開される際、中間トレイ221に搬送された印刷済みの用紙111が取り除かれている場合は部の先頭からの印刷を行うことができる。
なお、システム制御部192により、画像処理部187での画像処理による印刷データのサイズを、RAM185(メモリー)の残容量に応じて指定することで、画像処理による印刷データのサイズが必要以上に小さくなることを抑制できる。
100 MFP
101 本体
110 給紙部
110a 共有搬送路
111 用紙
112a〜112d 給紙カセット
113 リフト板
114 押し上げ部材
120 画像形成部
120A プリンター部
121 画像形成ユニット(M)
122 画像形成ユニット(C)
123 画像形成ユニット(Y)
124 画像形成ユニット(B)
125a〜125d 1次転写ローラー
126 駆動ローラー
127 従動ローラー
128 中間転写ベルト
129 2次転写ローラー
130 定着部
131 加熱ローラー
132 加圧ローラー
150 搬送部
150a 搬送路
151〜154 搬送ローラー部
155 繰り出しローラー
160 用紙給紙部
161 排紙トレイ
170 スキャナー部
171 FAX部
172 I/F
173 パネル部
174 HDD
180 制御部
181 スキャナー制御部
182 画像形成制御部
183 FAX制御部
184 通信制御部
185 RAM
186 ROM
187 画像処理部
188 メモリー容量管理部
189 搬送ローラー制御部
190 パネル操作制御部
191 HDD制御部
192 システム制御部
193 データバス
200 フィニッシャー
210 本体
210a 搬送路
211〜212 搬送ローラー部
220 後処理部
221 中間トレイ
222 メイントレイ

Claims (3)

  1. 印刷物の束排出が可能な後処理機器に対して前記印刷物を出力する画像形成装置であって、
    メモリーと、
    ジョブに対して画像処理したデータを前記メモリーに記憶させる画像処理部と、
    印刷処理を行う画像形成部と、
    前記後処理機器での後処理に必要な部数の指定に従い、前記画像形成部に対して印刷処理を制御するシステム制御部とを備え、
    前記システム制御部は、
    前記画像処理によるデータのサイズを指定し、
    前記メモリーが記憶したデータに基づき、前記画像形成部に対して印刷を行わせる
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記束排出の保障有り又は保障無しを設定するパネル部と、
    前記メモリーの残容量を管理するメモリー容量管理部とを備え、
    前記システム制御部は、
    前記束排出の保障有りが設定された場合、前記ジョブのデータサイズと前記メモリーの残容量とを確認し、前記画像処理によるデータのサイズを、前記メモリーの残容量より小さくなるように指定し、
    前記印刷処理が中断した際、前記メモリーに記憶させたデータに基づき、前記画像形成部に対して部の先頭からの印刷を行わせる
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記束排出の保障有り又は保障無しを設定するパネル部と、
    前記メモリーの残容量を管理するメモリー容量管理部とを備え、
    前記システム制御部は、
    前記束排出の保障有りが設定された場合、前記ジョブのデータサイズと前記メモリーの残容量とを確認し、前記画像処理によるデータのサイズを、前記メモリーの残容量に応じて指定し、
    前記印刷処理が中断した際、前記メモリーに記憶させたデータに基づき、前記画像形成部に対して部の先頭からの印刷を行わせる
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
JP2016039663A 2016-03-02 2016-03-02 画像形成装置 Pending JP2017154376A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016039663A JP2017154376A (ja) 2016-03-02 2016-03-02 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016039663A JP2017154376A (ja) 2016-03-02 2016-03-02 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017154376A true JP2017154376A (ja) 2017-09-07

Family

ID=59807737

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016039663A Pending JP2017154376A (ja) 2016-03-02 2016-03-02 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017154376A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019030986A1 (ja) 2017-08-09 2019-02-14 住友電気工業株式会社 電力管理装置、電力管理システム、電力管理方法及び制御プログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019030986A1 (ja) 2017-08-09 2019-02-14 住友電気工業株式会社 電力管理装置、電力管理システム、電力管理方法及び制御プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9104362B2 (en) Image forming apparatus, control method, and control program
JP4925285B2 (ja) 画像形成装置
JP2019155656A (ja) 画像形成装置、画像検査装置およびプログラム
JP6365163B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成システム並びに画像形成制御方法
JP5627627B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JP2017154376A (ja) 画像形成装置
JP6414680B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JP2013080122A (ja) 画像形成装置、画像形成装置の制御方法及び画像形成装置の制御プログラム
JP4636119B2 (ja) 画像形成装置
JP6708149B2 (ja) 画像形成装置及び用紙仕分けプログラム
JP6455465B2 (ja) 画像形成装置
JP6165066B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
CN110780824B (zh) 作业管理装置、打印装置以及打印方法
JP5509042B2 (ja) 画像形成装置及び給紙制御プログラム
JP2017187668A (ja) 画像形成装置
JP7119790B2 (ja) 画像形成装置
JP4367434B2 (ja) 印字装置
JP2010167641A (ja) 画像形成装置、画像処理装置、及び画像形成システム
JP6406285B2 (ja) 画像形成装置
US20150241819A1 (en) Adjusting tone reproduction curve and belt tension to control printing errors
JP6736917B2 (ja) 画像形成装置、画像割付プログラム
JP2017032659A (ja) 画像形成装置
JP5747965B2 (ja) 画像形成装置、プログラム及び画像形成装置において実行される方法
JP2007099479A (ja) 画像形成装置および画像形成システム
JP2019098639A (ja) 画像形成装置、画像形成装置の制御方法及びプログラム