JP2017153847A - 脳外科用バーホールキャップ - Google Patents
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Description
(1)柱状の軸部と、前記軸部の後端に接続しており前記軸部の直径よりも大きな直径を有する板状の蓋部と、前記軸部の外周面のうち先端側に位置しており前記先端および前記後端を貫く前記軸部の中心軸に対して垂直な方向に延びている凸部と、前記軸部の前記先端に位置している凹部と、前記蓋部の表面から前記軸部の前記先端にわたって位置している切り欠き部と、を備え、可撓性を有する、脳外科用バーホールキャップ。
(2)前記軸部は、略円柱状である、前記(1)に記載の脳外科用バーホールキャップ。
(3)前記中心軸に垂直な方向から見たとき、前記凸部は、曲線状である、前記(1)または(2)に記載の脳外科用バーホールキャップ。
(4)前記中心軸に垂直な方向から見たとき、前記凸部は、円弧状である、前記(1)〜(3)のいずれかに記載の脳外科用バーホールキャップ。
(5)頭蓋骨に形成されているバーホールに取り付けたとき、前記凸部は、前記バーホールの内周面に接触する、前記(1)〜(4)のいずれかに記載の脳外科用バーホールキャップ。
(6)前記軸部の前記外周面のうち前記凸部よりも前記後端側に位置しており前記中心軸に対して垂直な方向に延びている少なくとも1つの他の凸部をさらに備える、前記(1)〜(5)のいずれかに記載の脳外科用バーホールキャップ。
(7)前記凹部の底部は、前記中心軸に平行な方向における前記軸部の中央部よりも前記後端側に位置している、前記(1)〜(6)のいずれかに記載の脳外科用バーホールキャップ。
(8)前記切り欠き部を1つ備える、前記(1)〜(7)のいずれかに記載の脳外科用バーホールキャップ。
(9)前記蓋部の表面視において、前記切り欠き部の先端部は、曲線状である、前記(1)〜(8)のいずれかに記載の脳外科用バーホールキャップ。
(10)前記蓋部の表面視において、前記切り欠き部の先端部は、前記中心軸よりも前記切り欠き部の開口側に位置している、前記(1)〜(9)のいずれかに記載の脳外科用バーホールキャップ。
(11)前記軸部、前記蓋部および前記凸部が一体に成形されている、前記(1)〜(10)のいずれかに記載の脳外科用バーホールキャップ。
(12)超高分子量ポリエチレン樹脂、ポリメタクリル酸メチル樹脂、ポリエーテルエーテルケトン樹脂、純チタンおよびチタン合金から選ばれる1種からなる、前記(1)〜(11)のいずれかに記載の脳外科用バーホールキャップ。
軸部2は、バーホール101内に挿入される柱状の部位である。軸部2は、略円柱状であるのがよい。このような構成によれば、バーホール101内に軸部2を挿入するときの挿入性を向上させることができる。略円柱状とは、円柱状のみならず、楕円柱状をも含む概念である。本実施形態の軸部2は、図2に示すように、円柱状である。なお、円柱状とは、厳密な意味での円柱に限定されるものではなく、若干の凹凸や湾曲をも含む概念である。本実施形態の軸部2は、その先端2a側および後端2b側における外周面21に凹曲面状の部位22を含んでいる。
蓋部3は、バーホール101を覆う部位であり、軸部2の後端2bに接続している板状の部位である。本実施形態の蓋部3は、図2に示すように、中心軸Sに垂直な方向から見たとき、凸曲線状である。また、本実施形態の蓋部3は、図3に示すように、表面視において略円形状である。表面視とは、蓋部3の表面31側から蓋部3を見た状態を意味するものとする。
凸部4は、バーホール100に対するキャップ1の固定性を向上させる部位である。凸部4は、図2に示すように、軸部2の外周面21のうち先端2a側に位置しており、中心軸Sに対して垂直な方向に延びている。中心軸Sに対して垂直とは、中心軸Sに対して実質的に垂直であればよく、中心軸Sに対して若干傾斜していてもよいことを意味するものとする。
凹部5は、キャップ1に可撓性を付与する部位であり、軸部2の先端2aに位置している。
切り欠き部6は、凹部5と同様に、キャップ1に可撓性を付与する部位であり、蓋部3の表面31から軸部2の先端2aにわたって位置している。また、切り欠き部6は、医療用チューブの挿通孔としても機能する。すなわち、図4(b)に示すように、バーホール101にキャップ1を取り付けたとき、切り欠き部6は、蓋部3の表面31と軸部2の先端2aとの間を貫通し、頭蓋骨100の内部103と連通する孔になる。それゆえ、切り欠き部6を介して医療用チューブを内部103に挿通させることができる。このとき、上述した凹部5も医療用チューブの挿通性を向上させる部位として機能する。
その他の構成は、上述した一実施形態に係るキャップ1と同様であるので、説明を省略する。
1’ 脳外科用バーホールキャップ
2 軸部
2a 先端
2b 後端
2c 中央部
21 外周面
22 部位
3 蓋部
31 表面
32 裏面
32a 部位
4 凸部
41 頂部
5 凹部
51 底部
6 切り欠き部
61 先端部
62 開口
7 他の凸部
100 頭蓋骨
101 バーホール
102 表面
103 内部
Claims (12)
- 柱状の軸部と、
前記軸部の後端に接続しており前記軸部の直径よりも大きな直径を有する板状の蓋部と、
前記軸部の外周面のうち先端側に位置しており前記先端および前記後端を貫く前記軸部の中心軸に対して垂直な方向に延びている凸部と、
前記軸部の前記先端に位置している凹部と、
前記蓋部の表面から前記軸部の前記先端にわたって位置している切り欠き部と、を備え、
可撓性を有する、脳外科用バーホールキャップ。 - 前記軸部は、略円柱状である、請求項1に記載の脳外科用バーホールキャップ。
- 前記中心軸に垂直な方向から見たとき、前記凸部は、曲線状である、請求項1または2に記載の脳外科用バーホールキャップ。
- 前記中心軸に垂直な方向から見たとき、前記凸部は、円弧状である、請求項1〜3のいずれかに記載の脳外科用バーホールキャップ。
- 頭蓋骨に形成されているバーホールに取り付けたとき、前記凸部は、前記バーホールの内周面に接触する、請求項1〜4のいずれかに記載の脳外科用バーホールキャップ。
- 前記軸部の前記外周面のうち前記凸部よりも前記後端側に位置しており前記中心軸に対して垂直な方向に延びている少なくとも1つの他の凸部をさらに備える、請求項1〜5のいずれかに記載の脳外科用バーホールキャップ。
- 前記凹部の底部は、前記中心軸に平行な方向における前記軸部の中央部よりも前記後端側に位置している、請求項1〜6のいずれかに記載の脳外科用バーホールキャップ。
- 前記切り欠き部を1つ備える、請求項1〜7のいずれかに記載の脳外科用バーホールキャップ。
- 前記蓋部の表面視において、前記切り欠き部の先端部は、曲線状である、請求項1〜8のいずれかに記載の脳外科用バーホールキャップ。
- 前記蓋部の表面視において、前記切り欠き部の先端部は、前記中心軸よりも前記切り欠き部の開口側に位置している、請求項1〜9のいずれかに記載の脳外科用バーホールキャップ。
- 前記軸部、前記蓋部および前記凸部が一体に成形されている、請求項1〜10のいずれかに記載の脳外科用バーホールキャップ。
- 超高分子量ポリエチレン樹脂、ポリメタクリル酸メチル樹脂、ポリエーテルエーテルケトン樹脂、純チタンおよびチタン合金から選ばれる1種からなる、請求項1〜11のいずれかに記載の脳外科用バーホールキャップ。
Priority Applications (1)
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JP2016041881A JP2017153847A (ja) | 2016-03-04 | 2016-03-04 | 脳外科用バーホールキャップ |
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JP2016041881A JP2017153847A (ja) | 2016-03-04 | 2016-03-04 | 脳外科用バーホールキャップ |
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JP2016041881A Pending JP2017153847A (ja) | 2016-03-04 | 2016-03-04 | 脳外科用バーホールキャップ |
Country Status (1)
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Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2016
- 2016-03-04 JP JP2016041881A patent/JP2017153847A/ja active Pending
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