JP2017152648A - 半導体装置 - Google Patents

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一道 津村
Kazumichi Tsumura
一道 津村
東 和幸
Kazuyuki Azuma
和幸 東
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Abstract

【課題】TSVを用いた多段チップ積層体構造において最上段と最下段の半導体チップの電位差を低減した半導体装置を提供する。【解決手段】本実施形態の半導体装置は、第1基板と、前記第1基板上に積層され、互いに貫通電極によって電気的に接続された複数の半導体チップと、前記複数の半導体チップの外側に配置され、前記複数の半導体チップのうち最上段に位置する半導体チップの電源系の接続部と前記第1基板の接続部とを接続する第1金属物と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、半導体装置に関する。
NAND型フラッシュメモリ等の高容量を要求されるデバイスにおいて、半導体チップ
を多段に積層して樹脂封止する方法が提案されている。各半導体チップは信号取り出しの
伝達速度をより高速化するためにTSV(Through Silicon VIA)方
式による積層方式が注目されている。
特開2012−004432号公報
本発明が解決しようとする課題は、TSVを用いた多段チップ積層体構造において最上
段と最下段の半導体チップの電位差を低減した半導体装置を提供することである。
実施形態の半導体装置は、第1基板と、前記第1基板上に積層され、互いに貫通電極に
よって電気的に接続された複数の半導体チップと、前記複数の半導体チップの外側に配置
され、前記複数の半導体チップのうち最上段に位置する半導体チップの電源系の接続部と
前記第1基板の接続部とを接続する第1金属物と、を備える。
第1の実施形態に係る半導体装置の構成を示す断面図。 第1の実施形態に係る半導体装置のその他の構成を示す断面図。 第1の実施形態に係る半導体装置の貫通電極の詳細を示す断面図。 第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法の第1工程を説明する図。 第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法の第2工程を説明する図。 第2の実施形態に係る半導体装置の構成を示す断面図。 第2の実施形態に係る変形例の半導体装置の構成を示す断面図。 第2の実施形態に係る変形例の半導体装置の製造方法の第1工程を説明する図。 第2の実施形態に係る変形例の半導体装置の製造方法の第2工程を説明する図。
(第1の実施形態)
以下、第1の実施形態に係る半導体装置について図1〜図5を参照して説明する。なお
、以下の図面の記載において、同一の部分には同一の符号で表している。ただし、図面は
厚さと平面寸法との関係、比率等は現実のものとは異なり、模式的なものである。
図1は、第1の実施形態に係る半導体装置の構成を示す断面図である。図1に示すよう
に本実施形態に係る半導体装置は実装基板1の上に複数の半導体チップ2−1〜2−nが
積層され、全体がモールド樹脂10で封止された構造を有する。半導体チップをまとめて
チップ積層体2とする。なお、図1においてチップ積層体2の中段のチップは省略してあ
る。
チップ積層体2を構成する半導体チップ2−1〜2−n間にはモールド樹脂10とは異
なるアンダーフィル樹脂(図示しない)が充填される。なお、アンダーフィル樹脂は半導
体チップ2−1〜2−n間の隙間を埋めるためのものであり、必ずしも必要ではない。
チップ積層体2の最下段の半導体チップ2−1にはデータ入出力回路チップ4が搭載さ
れる。チップ積層体2の最上段に位置する半導体チップ2−nには実装基板1と電気的に
接続されるワイヤ5との接続部9を有する。なお、最上段という言葉は、複数の半導体チ
ップ2−1〜2−nが積層した後の実装基板1上の配置位置を基準にしたものであり積層
順とは必ずしも一致しない。最下段も同様である。
各半導体チップ2−1〜2−nは例えばNAND型フラッシュメモリ等のメモリチップ
を含む。各半導体チップ2−1〜2−nはシリコン基板に限定されず、シリコン以外のS
iCやGaNなどの基板を用いても良い。
各半導体チップ2−1〜2−nにはそれぞれ貫通電極(Through Silico
n Via:TSV)3を有し、貫通電極3を通して電位や信号を伝える。動作電圧やグ
ラウンド電圧といった所定の電位を供給する貫通電極3を電源電極3a、信号を伝える貫
通電極3を信号電極3bとする。各半導体チップ2−1〜2−nは貫通電極3を介して、
それぞれ接続される。
図1に示すように、各半導体チップ2−1〜2−nに存在する貫通電極3は、例えば半
導体チップ2−1〜2−nの中央に集まる。なお、電源電極3aの本数は、全体の貫通電
極3の本数のうちの6割程度である。例えば全体の貫通電極3の本数が1200本の場合
、電源電極3aは600〜700本程度である。
全ての半導体チップ2−1〜2−nは共通のデータ入出力回路チップ4と並列に接続さ
れる(バス接続)。つまり、貫通電極3によってチップ積層方向に形成される共通のデー
タバスに対して、複数の半導体チップ2−1〜2−nのデータ入出力線が並列接続してい
る。
本実施形態における半導体チップ2−1〜2−nの数(n個)は例えば、32個や48
個等の多段チップ積層体構造が考えられるが半導体チップの数はこれに限定されない。
実装基板1は、例えば、図1において、下面である第1の面1aと、上面である第2の
面1bを有している。実装基板1の第1の面1aには外部接続端子6が形成されている。
半導体装置をBGAパッケージとして使用する場合、外部接続端子6ははんだボール、は
んだメッキ、Auメッキ等を有する突起端子で構成される。半導体装置をLGAパッケー
ジとして使用する場合には、外部接続端子6は金属ランドが設けられる。
実装基板1の第2の面1bには内部接続端子7が設けられる。内部接続端子7は例えば
はんだボール8等を介してチップ積層体2の最下段の半導体チップ2−1裏面の電極パッ
ド(図示しない)に接続される。内部接続端子7はチップ積層体2との接続時に接続部(
接続パッド)として機能するものであり、実装基板1の配線網(図示しない)を介して外
部接続端子6と電気的に接続されている。
実装基板1の第2の面1b上に位置するチップ積層体2、入出力回路チップ4、ワイヤ
5、内部接続端子7及びはんだボール8は全体がモールド樹脂10で覆われる。
ワイヤ5はチップ積層体2の最上段に位置する半導体チップ2−nの電源電極3aに接
続された接続部9と、実装基板1の第2の面1b上の電源系の接続部としてのパッド12
とを電気的に接続する。そのため半導体チップ2−nは、電源電極3aをチップ端部の接
続部9にまで配線した構造を有する。すなわち、電源電極3aをチップ端部にまで配線す
ることで、ワイヤ5との接続部9を半導体チップ2−nの中央部ではなく端部にすること
ができる。ここで、半導体チップ2−n以外の他の半導体チップは電源電極3aをチップ
端部の接続部9にまで配線した構造でなくてもかまわない。したがって、チップ面積を有
効に活用することが可能となる。ワイヤ5との接続部9は半導体チップ上に少なくとも1
つあればよい。ワイヤ5は少なくとも1本あればよいが、その本数は限定されない。ワイ
ヤ5は例えばAu、Cu、Al等の材料を含む。
なお、本実施形態において、チップ積層体2の最上段のチップ2−nの接続部9と実装
基板1との接続はワイヤボンディングに限らず、電気的に接続が可能なその他の方法なら
ば可能である。例えば図2に示すように、モールド樹脂10によってチップ積層体2全体
を封止した後に半導体チップ2―nと実装基板1とが繋がるようにVIAホールを開け、
その中にメッキ等の金属を流し込むことで半導体チップ2―nと実装基板1とを電気的に
接続したVIAメッキを形成してもよい。よって、チップ積層体2の最上段のチップ2−
nの接続部9と実装基板1とは、ワイヤやVIAメッキなどの金属物を介して接続されて
いる。金属物は、チップ積層体の外側に配置され、一端がチップ積層体2の最上段のチッ
プ2−nの接続部9に接続され、他端が実装基板1のパッド12と接続されている。
次に半導体チップ2−1〜2−n間を電気的に接続する貫通電極3の詳細について説明
する。
図3は図1に示した半導体チップ2−1〜2−nの、中央部の領域Aを示す拡大図であ
る。図3の貫通電極3は電源電極3a及び信号電極3bのいずれかを含み、いずれの電極
も構成は同じである。図3に示すように、貫通電極3は第1電極(表電極)30と第2電
極(裏電極)31とに接続される。半導体チップ2−1〜2−(n−1)の第1電極30
と、その一つ上段に位置する半導体チップ2−2〜2−nの第2電極31とは互いにバン
プ32等を介して接続されている。バンプ32は例えばはんだボール等である。なお、貫
通電極3の形状はこれに限定されず、貫通電極3と第2電極31とが一体化する場合も考
えられる。
次に本実施形態に係る半導体装置の製造方法について説明する。
図4〜図5は本実施形態に係る半導体装置の製造方法を製造工程順に示す断面図である
実装基板1と、貫通電極3があらかじめ形成された半導体チップ2−1〜2−nを用意
する。貫通電極3の形成は、例えばBSV(Back Side VIA)方式のウエハ
プロセスによって行なわれる。図4(a)に示すように、実装基板1の第2の面1b上に
ある内部接続端子7上に、あらかじめ裏面に入出力回路チップ4が搭載された半導体チッ
プ2−1の電極パッドをリフロープロセスによってはんだ8等で接着させる。
次に、同様に半導体チップ2−2をリフロープロセスによってはんだ等で半導体チップ
2−1上に接着させる。この時、半導体チップ2−2にある貫通電極3の第2電極31と
半導体チップ2−1にある貫通電極の第1電極30とが電気的に接続される(図4(b)
)。この工程を繰り返し、半導体チップn枚を実装基板1上に搭載させる。このようにし
てチップ積層体2が形成される(図4(c))。なお、最上段の半導体チップ2−nの上
面には電源電極3aと電気的に接続された接続部9が形成されている。
次に、チップ積層体2を構成する半導体チップ間等にアンダーフィル樹脂(図示しない
)を充填させる。この工程によりチップ間にボイド等が形成することを抑制することがで
きる。
次に、図5(a)に示すようにチップ積層体2の最上段に位置する半導体チップ2−n
の接続部9と、実装基板1の電源系のパッド12とをワイヤ5等によって接続する。
次に、図5(b)に示すように、図示しない金属の金型等を用いて、実装基板1の第2
の面1b上に位置するチップ積層体2やワイヤ5等を一括してモールド樹脂10で封止す
る。
封止後、実装基板1及びモールド樹脂10を切断し、チップ積層体ごとに分断する。分
断された半導体装置の実装基板1の第1の面1aに外部接続端子6を形成する。なお、分
断する方法は、金型を用いる方法、刃物を用いる方法、ブレードダイシングにより行う方
法等特に限定されない。
上記のようにして本実施形態の半導体装置が完成する。
本実施形態に係る半導体装置によれば、多段のチップ積層構造として、貫通電極によっ
て接続された複数の半導体チップを用いるため、各半導体チップにおいて、電源を半導体
チップ内の所望の位置から供給できるため、複数の半導体チップ同士をワイヤで接続した
場合と比較して、電圧降下を抑制することができる。また、貫通電極によって接続されて
いるため、信号入出力の負荷容量を抑えることができ、高速化やより段数の多いチップ積
層構造を実現できる。さらに、チップ積層体の最上段に位置する半導体チップの電源電極
と実装基板とを金属物によって接続することで、より段数の多いチップ積層構造であって
もチップ最上段の電圧降下をさらに抑制することができる。その結果、チップ最上段へ所
望の電圧が供給されないことによる半導体装置の誤作動を低減することが可能となる。ま
た、最上段のチップへ電圧を供給するために半導体装置の高電圧化が問題となっていたが
、本実施形態では、さらなる低電圧化が可能となる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について、図6〜図9を参照しながら説明する。
第2の実施形態は、中段や下段の半導体チップもワイヤボンディングによって実装基板
と電気的に接続されるものである。以下の形成方法の説明では、第1の実施形態と異なる
部分を説明し、同様な部分は省略する。
図6は第2の実施形態に係る半導体装置の構成を示す断面図である。図6に示すように
、本実施形態の半導体装置は、実装基板1上にx個の半導体チップ2−1〜2−Xとy個
の半導体チップ2−1〜2−Yとz個の半導体チップ2−1〜2−Zが積層されている。
x個の半導体チップの積層体をチップ積層体2Xとし、y個の半導体チップ積層体をチッ
プ積層体2Yとし、z個のチップ積層体を2Zとする。x、y、zは同じ数でも良いし、
異なっていても良い。x、y、zは例えば12や16であるがこれに限定されない。本実
施形態は第1の実施形態よりも多段のチップ積層構造に適している。
各チップ積層体2X、2Y、2Zの最上段の半導体チップ2―X、2−Y、2−Zはそれぞれがチップ上面にワイヤ5等によって実装基板1と電気的に接続される接続部9
を有する。そのため、各チップ積層体2X、2Y、2Zは接続部9上に半導体チップが重
ならないように斜め上方に積層している。斜め上方に積層することで、接続部9の上方が
露出し、接続部9と実装基板1上のパッド12とのワイヤボンディングが容易になる。な
お、各チップ積層体2X、2Y、2Zの最上段に位置する半導体チップ2−Z、2−Y、
2―Xは、本実施形態の半導体装置内に含まれる全体の半導体チップのうち、上段、中段
、下段に位置する半導体チップとすることができる。
各チップ積層体2X、2Y、2Zの間は、隣接する半導体チップにCu等の再配線パタ
ーンを組み込むことで、対応する貫通電極3同士を電気的に接続させている。
本実施形態において、ワイヤ5は少なくともチップ積層体の数以上の本数が考えられる
。例えばチップ積層体が3つの場合、ワイヤは少なくとも3本あればよい。積層体の数は
問わない。
本実施形態の半導体装置の製造方法については、チップ積層体2Xを積層した後、チッ
プ積層体2Y及びチップ積層体2Zを下段のチップ積層体2X及び2Yにおけるワイヤ5
との接続部9とは重なり合わない状態で積層すること以外は第1の実施形態と同様なため
省略する。
次に、本実施形態の変形例について、図7〜図9を参照しながら説明する。
変形例は、チップ積層体2X、2Y、2Zの最上段に位置する半導体チップのさらに上
段に基板11を配置したものである。基板11は例えばインターポーザー基板である。第
1及び第2の実施形態ではチップ積層体の最上段の半導体チップには、チップ端部に位置
する接続部9まで電源系の電極が配線されていたが、変形例ではインターポーザー基板1
1を用いるため全てのチップは同様な構成をとることが可能となる。
図7は変形例に係る半導体装置の構成を示す断面図である。図7に示すように変形例で
は各インターポーザー基板11a〜cが各半導体チップの大きさより大きい。そのため第
2の実施形態と異なりチップ積層体2X、2Y、2Zを直上に積層させることが可能とな
る。そのため、変形例では半導体装置のパッケージサイズを小さくすることができる。
インターポーザー基板11には図示しない配線網があり、インターポーザー基板端部に
は、各半導体チップの電源電極3aと電気的に接続された電源系の接続部9を有する。ボ
ンディングワイヤ5は、インターポーザー基板11上の接続部9と実装基板1とを電気的
に接続する。
インターポーザー基板11上の接続部9は少なくとも1つであり、ワイヤ5の本数も接
続部9に対応した数となる。
次に本実施形態の変形例の製造方法について図8〜図9を用いて説明する。
変形例の半導体装置の製造方法は、第1及び第2実施形態で示した方法と同様に製造す
ることが可能である。それについては説明を省略する。
また、上記以外の製造方法を用いることも可能である。その場合、例えば図8(a)、
(b)に示すように、インターポーザー基板11aの上面を裏面とし、その表面上に貫通
電極3があらかじめ形成された各半導体チップを、チップ積層体2Xの最上段となる半導
体チップ2−Xから順に接着させる。次いで入出力回路チップ4を搭載させ、図示しない
アンダーフィル樹脂によって各半導体チップを一括して接着し、チップ積層体2Xを得る
チップ積層体2Xを上下逆さにし、あらかじめ内部接続端子7が形成された実装基板1
上にはんだボール8等によってチップ積層体2Xを接着させる(c)。この時チップ積層
体2Xの最下段の半導体チップ2−1裏面の電極パッドと内部接続端子7が接着するよう
に搭載させる。同様の方法でチップ積層体2Yを形成し、チップ積層体2X上にチップ積
層体2Yを搭載させる。その後チップ積層体2Y上にチップ積層体2Zを搭載させる(図
9)。ワイヤボンディング及びモールドは第1の実施形態と同様に行えばよい。
本実施形態に係る半導体装置によれば、第1の実施形態と同様の効果を有するほか、第
1の実施形態と比較して、全体の半導体チップのうち中段や下段の半導体チップへの電圧
供給があるため、半導体チップ間の電位差をさらに小さくすることが可能となる。そのた
め半導体装置を低電圧化することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したも
のであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その
他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の
省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や
要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる
1 実装基板
2、2X、2Y、2Z チップ積層体
2−1〜2−n、2−1〜2−X、2−1〜2−Y、2−1〜2−Z 半導体チップ
3 貫通電極
3a 電源電極
3b 信号電極
4 データ入出力回路チップ
5 ボンディングワイヤ
6 外部接続端子
7 内部接続端子
8 はんだボール
9 接続部
10 モールド樹脂
11 インターポーザー基板
12 パッド

Claims (7)

  1. 第1基板と、
    前記第1基板上に積層され、互いに貫通電極によって電気的に接続された複数の半導体
    チップと、
    前記複数の半導体チップの外側に配置され、前記複数の半導体チップのうち最上段に位
    置する半導体チップの電源系の接続部と前記第1基板の接続部とを接続する第1金属物と

    を備えた半導体装置。
  2. 前記複数の半導体チップの外側に配置され、前記複数の半導体チップのうち最上段に位
    置する半導体チップを除いた少なくとも1つの半導体チップの電源系の接続部と前記第1
    基板の接続部とを接続する第2金属物と、
    を更に備えた請求項1に記載の半導体装置。
  3. 第1基板と、
    複数の半導体チップが積層されたチップ積層体であって、前記第1基板上に積層された
    第1チップ積層体と、
    複数の半導体チップが積層されたチップ積層体であって、前記第1チップ積層体上に積
    層された第2チップ積層体と、
    前記第1及び第2チップ積層体の外側に配置され、前記第1及び第2チップ積層体のそ
    れぞれの最上段に位置する半導体チップの接続部と第1基板の接続部とをそれぞれ接続す
    る金属物と、
    を備えた半導体装置。
  4. 前記第2チップ積層体は前記第1チップ積層体の斜め上方に積層されることを特徴とす
    る請求項3に記載の半導体装置。
  5. 第1基板と、
    前記第1基板上に積層された第1チップ積層体と、
    前記第1チップ積層体上に積層された第2チップ積層体と、
    を備え、
    前記第1及び第2チップ積層体は複数の半導体チップとこれら複数の半導体チップに対
    し前記第1基板とは反対側に積層された第2基板をそれぞれ有しており、
    前記第2基板の接続部と前記第1基板の接続部とがそれぞれ前記第1及び第2チップ積
    層体の外側に配置された金属物を介して接続されることを特徴とする半導体装置。
  6. 前記第2基板の接続部は前記第2基板の端部に設けられることを特徴とする請求項5に
    記載の半導体装置。
  7. 前記第2チップ積層体は前記第1チップ積層体の直上に積層されることを特徴とする請
    求項5または6に記載の半導体装置。
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