JP2017151787A - デバイス制御装置、デバイス制御方法及びデバイス制御システム - Google Patents
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Abstract
Description
[デバイス制御システムSの概要]
図1は、第1の実施形態のデバイス制御システムSの概要について説明するための図である。デバイス制御システムSは、デバイス制御装置1と、通信端末2(2a,2b)と、デバイス3(3a,3b,3c)と、ルータ4を有する。デバイス制御装置1、通信端末2及びルータ4は、有線通信回線又は無線通信回線を介してネットワークNに接続されている。
図3は、デバイス制御装置1の構成を示す図である。デバイス制御装置1は、通信部11と、記憶部12と、制御部13とを有する。
デバイス種別は、デバイス3が有する機能の種別を示す情報であり、ライト、エアコン、レコーダー、監視カメラ又は時計等の種別を特定するために用いられる。通信端末2にインストールされている、デバイス3を制御するためのアプリケーションソフトは、デバイス種別ごとに作成されている。
メーカー名は、各デバイス3の製造者名であり、デバイスIDとメーカー名との組み合わせにより、デバイス3が特定される。
アドレスは、デバイス3に第2制御情報を送信する宛先を示す情報であり、例えばグローバルIPアドレス又はMACアドレスのようにデバイス3に固有の情報である。ルータ4にグローバルIPアドレスが割り当てられており、デバイス制御装置1が、ユーザに関連付けてルータ4のアドレスを記憶している場合、第1制御情報に含まれるアドレスは、ローカルIPアドレスであってもよい。
制御内容情報は、デバイスIDで指定されたデバイス3をどのように制御するかを示す情報である。例えば、図4におけるユーザIDが「0001」、アプリIDが「エアコンアプリ」、デバイスIDが「AA0001」の第1制御情報においては、エアコンの温度を25℃に設定するという制御内容が示されている。制御内容情報は、デバイス3の型名によらず、デバイス種別ごとに定められた形式となっている。したがって、アプリケーションソフトの開発者は、デバイス3の型名を意識することなく、共通のAPIを用いてアプリケーションソフトを開発できる。
デバイス特定部132は、第1制御情報に基づいて制御対象デバイスを特定する。デバイス特定部132は、第1制御情報に含まれているユーザIDに対応するユーザのユーザ情報DBを参照し、第1制御情報に含まれているデバイス特定情報に対応するデバイスIDを有するデバイス3を、制御対象デバイスとして特定する。デバイス特定部132は、特定したデバイス3の型名を情報生成部133に通知し、特定したデバイス3のアドレスを送信部134に通知する。
図9は、ユーザが、通信端末2を用いて制御する対象となるデバイス3を新たに登録する際の手順について説明するための図である。図9(a)は、デバイス制御サービスを利用するためのログイン画面である。ユーザは、予め設定されたユーザIDを入力することにより、制御対象デバイスを新たに追加したり、設定内容を変更したりすることができる。
図10は、デバイス制御装置1がデバイス3を制御する際の動作シーケンスを示す図である。まず、ユーザが、通信端末2において、制御対象デバイスを制御するためのアプリケーションソフトを起動すると(S11)、通信端末2は、ユーザが入力した制御内容を取得する(S12)。通信端末2は、取得した制御内容を含む第1制御情報を生成し、ネットワークNを介してデバイス制御装置1に第1制御情報を送信する(S13)。
以上の手順により、ユーザは、通信端末2を操作することにより所望のデバイス3を制御したり、デバイス3の状態を確認したりすることができる。
図6においては、第1制御情報に含まれるデバイス特定情報としてデバイスIDが用いられる例について説明したが、これに限らない。ユーザ情報DBにおいて、ユーザが所有しているデバイス種別ごとに、ユーザが所有している同一種別のデバイス3のうち、何番目のデバイス3であるかを示すシリアル番号がデバイス3の型名に関連付けられていれば、第1制御情報におけるデバイス特定情報は、シリアル番号であってもよい。シリアル番号は、例えば、図9(d)に示した「リビング」、「玄関」等のように、デバイス3の設置場所を示す情報に関連付けられており、デバイス制御装置1に登録された順番に割り当てられた番号である。
上記の説明においては、1台の通信端末2がデバイス3を制御する場合について説明したが、複数の通信端末2がデバイス3を制御できるようにしてもよい。例えば、デバイス制御システムSは、通信端末2bが、通信端末2aの通信料金と合算して通信料金を支払う対象になっている家族の通信端末2であれば、通信端末2aにおいて登録されたデバイス3を、通信端末2bを用いて制御できるようにしてもよい。
図8においては、提示部136が、使用可能なアプリケーションソフトを提示した後に、ユーザが選択したアプリケーションソフトを用いて使用できるデバイス3を提示する例を示したが、アプリケーションソフト及びデバイス3の提示方法はこれに限らない。提示部136は、ユーザが選択した種別のサービスにおいて使用可能なデバイス3の一覧を提示した後に、ユーザが選択したデバイス3の制御に使用可能なアプリケーションソフトの一覧を提示してもよい。また、提示部136は、ユーザが選択した種別のサービスにおいて使用可能なアプリケーションソフトとデバイス3との組み合わせ一覧を提示してもよい。
以上説明したように、デバイス制御システムSにおいては、ユーザが、利用したいサービス種別を入力すると、提示部136が、サービス種別のサービスに使用可能な一以上のアプリケーションソフト、及び一以上のアプリケーションソフトのそれぞれを用いて提供を受けられるサービスにおいて使用可能な一以上のデバイス3を提示する。このようにすることで、ユーザが通信端末2を用いてデバイス3を制御するようにしたいと考えた場合に、どのようなアプリケーションソフトとデバイス3を購入すればよいかを容易に把握できるので、ユーザがサービスを利用しやすくなる。
図13は、第2の実施形態のデバイス制御システムSについて説明するための図である。第2の実施形態においては、サーバ5a及びサーバ5bのように、他のサービス提供者のサーバを介してデバイス3を制御するという点で、第1の実施形態と異なる。サーバ5a及びサーバ5bは、例えば、デバイス3のメーカーが、自社のデバイス3を制御するサービスを提供するためのデバイスサーバであり、制御対象デバイスに、第2制御情報に基づく制御信号を送信する。この場合、情報生成部133は、通信端末2から第1制御情報を受信すると、第1制御情報に含まれている制御内容に基づいて、サーバ5に制御対象デバイスを制御させるための第2制御情報を生成する。そして、送信部134は、情報生成部133が生成した第2制御情報を、デバイスサーバとしてのサーバ5に送信する。
以上説明したように、第2の実施形態のデバイス制御装置1は、デバイス3を制御する他のサーバ5のAPIに対応する第2制御情報を生成する。このようにすることで、ユーザが、既にサーバ5を介してデバイス3を制御するサービスの提供を受けている場合であっても、通信端末2にインストールされた任意のアプリケーションソフトを用いてデバイス3を制御することができる。
図14は、第3の実施形態のデバイス制御システムSについて説明するための図である。第3の実施形態においては、制御対象デバイスがユーザの自宅にある電気機器ではなく、企業等が情報を配信するサーバ6であるという点で、第1の実施形態と異なる。
本実施形態におけるデバイス制御システムSは、第1制御情報に基づいて、第1制御情報に含まれるコンテンツを送信する先のサーバ6を特定し、サーバ6に対応する形式の第2制御情報をサーバ6に送信する。このようにすることで、サーバ6を運用する企業等は、サーバ6にアクセスするためのインタフェースを広く一般に公開する必要がなく、デバイス制御装置1の運用者にのみ公開すればよい。その結果、サーバ6を運用する企業がインタフェースを公開する手間がかからない。
2 通信端末
3 デバイス
4 ルータ
5 サーバ
11 通信部
12 記憶部
13 制御部
121 ユーザ記憶部
122 API記憶部
123 提示情報記憶部
131 取得部
132 デバイス特定部
133 情報生成部
134 送信部
135 抽出部
136 提示部
137 設定部
S デバイス制御システム
Claims (9)
- 通信端末のユーザが前記通信端末を用いてネットワークを介してデバイスを利用可能にするサービスにおける制御対象デバイスの種別を示すサービス種別を取得する取得部と、
前記取得部が取得したサービス種別のサービスに使用可能な一以上のアプリケーションソフトと、前記一以上のアプリケーションソフトのそれぞれを用いて提供を受けられるサービスにおいて使用可能な一以上のデバイスとを抽出する抽出部と、
前記抽出部で抽出された前記一以上のアプリケーションソフトと、前記一以上のデバイスとを提示する提示部と、
前記提示部によって提示された前記一以上のアプリケーションソフトのうちユーザが選択したアプリケーションソフトを前記通信端末で利用可能に設定する設定部と、
前記設定部によって設定されたアプリケーションソフトを実行した通信端末から取得した、前記取得部が取得したサービス種別に対応するデバイスを制御するための第1制御情報に基づいて、前記第1制御情報に基づいて特定される制御対象デバイスを制御するための第2制御情報を送信する送信部と、
を有するデバイス制御装置。 - 前記提示部は、前記取得部が取得したサービス種別のサービスに使用可能な一以上のアプリケーションソフトの一覧を提示するとともに、前記一以上のアプリケーションソフトのそれぞれを用いて使用可能な前記一以上のデバイスの一覧を、前記一以上のアプリケーションソフトのそれぞれに関連付けて提示する、
請求項1に記載のデバイス制御装置。 - 前記提示部は、提示した前記一以上のアプリケーションソフトからユーザが選択したアプリケーションソフトに関連付けて、前記取得部が取得したサービス種別において使用することが不可欠の第1種デバイスと、前記取得部が取得したサービス種別以外のサービスにおいて使用される第2種デバイスとを、それぞれ異なる態様で提示する、
請求項2に記載のデバイス制御装置。 - 前記通信端末のユーザのユーザ識別情報と、前記通信端末から制御可能なデバイスのデバイス識別情報とを関連付けて記憶する記憶部をさらに有し、
前記提示部は、所定のユーザグループに属するユーザのユーザ識別情報に関連付けて前記デバイス識別情報が記憶されているデバイスを、他のデバイスよりも高い優先順位で提示する、
請求項1から3のいずれか1項に記載のデバイス制御装置。 - 前記提示部は、前記一以上のアプリケーションソフト及び前記一以上のデバイスを提示した後に、前記取得部が、前記通信端末のユーザにより選択されたアプリケーションソフト及びデバイスの購入を要求する情報を取得すると、前記ユーザにより選択されたアプリケーションソフトを前記通信端末に送信するとともに、前記ユーザにより選択されたデバイスを発送するための処理を実行する、
請求項1から3のいずれか1項に記載のデバイス制御装置。 - 前記通信端末のユーザのユーザ識別情報と、前記通信端末から制御可能なデバイスのデバイス識別情報と、を関連付けて記憶する記憶部をさらに有し、
前記提示部は、発送する前記デバイスの前記デバイス識別情報と、前記デバイスを購入する前記ユーザのユーザ識別情報とを関連付けて前記記憶部に記憶させる、
請求項5に記載のデバイス制御装置。 - 前記取得部は、前記通信端末のユーザが所有するデバイスを特定するためのデバイス特定情報を取得し、
前記提示部は、前記取得部が、前記デバイス特定情報を取得したことに応じて、前記デバイス特定情報に対応するデバイスを使用可能な一以上のアプリケーションソフトを提示する、
請求項1から6のいずれか1項に記載のデバイス制御装置。 - 通信端末において入力された、前記通信端末のユーザが前記通信端末を用いてネットワークを介してデバイスを利用可能にするサービスにおける制御対象デバイスの種別を示すサービス種別を取得するステップと、
取得したサービス種別のサービスに使用可能な一以上のアプリケーションソフトと、前記一以上のアプリケーションソフトのそれぞれを用いて提供を受けられるサービスにおいて使用可能な一以上のデバイスとを抽出するステップと、
抽出した前記一以上のアプリケーションソフトと、前記一以上のデバイスとを提示するステップと、
提示した前記一以上のアプリケーションソフトのうちユーザが選択したアプリケーションソフトを前記通信端末で利用可能にするステップと、
利用可能に設定したアプリケーションソフトを実行した前記通信端末から取得した、所定のサービス種別に対応するデバイスを制御するための第1制御情報に基づいて、前記第1制御情報に基づいて特定される制御対象デバイスを制御するための第2制御情報を送信するステップと、
を有するデバイス制御方法。 - 通信端末と、前記通信端末と通信可能なデバイス制御装置とを備えるデバイス制御システムであって、
前記通信端末は、
所定のサービス種別に対応するデバイスを制御するためのアプリケーションソフトを記憶する記憶部と、
前記アプリケーションソフトを実行することにより第1制御情報を前記デバイス制御装置に送信する制御部と、
を有し、
前記デバイス制御装置は、
通信端末において入力された、前記通信端末のユーザが前記通信端末を用いてネットワークを介してデバイスを利用可能にするサービスにおける制御対象デバイスの種別を示すサービス種別を取得する取得部と、
前記取得部が取得したサービス種別のサービスに使用可能な一以上のアプリケーションソフトと、前記一以上のアプリケーションソフトのそれぞれを用いて提供を受けられるサービスにおいて使用可能な一以上のデバイスとを抽出する抽出部と、
前記抽出部で抽出された前記一以上のアプリケーションソフトと、前記一以上のデバイスとを提示する提示部と、
前記提示部によって提示された前記一以上のアプリケーションソフトのうちユーザが選択したアプリケーションソフトを前記通信端末で利用可能に設定する設定部と、
設定部によって設定されたアプリケーションソフトを実行した通信端末から取得した前記第1制御情報に基づいて特定される制御対象デバイスを制御するための第2制御情報を送信する送信部と、
を有するデバイス制御システム。
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