JP2017150719A - 冷却貯蔵庫の扉装置 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明の実施形態1を図1ないし図7に基づいて説明する。この実施形態では、扉装置11を備えるワイドスルー形式の横型冷蔵庫10について例示する。なお、以下の説明では、図1の紙面手前側を前側とし、紙面右側を右側、紙面左側を左側とする。
断熱扉20は左右対称形状に形成されており、図3及び図4等に示すように、ステンレス鋼板等の金属製の外装板22と、中央に膨出部26Aを設けた合成樹脂製の内装板26とを組み付けることで外殻体21が形成され、この外殻体21内に、発泡樹脂からなる断熱材28が充填された構造となっている(図5参照)。なお、発泡樹脂としては、発泡ウレタン等を例示することができる。外装板22は、長方形状をなす底面部23と、底面部23から立ち上がる側壁部24とを有し、浅底の箱状をなす。底面部23は、断熱扉20の前面を構成する部位とされる。また、側壁部24のうち、底面部23の一方の長辺側から立ち上がる対向縁部24Aと、短辺側から立ち上がる上側縁部24Cとが互いに直交する形で断熱扉20の内側角部20Aを構成するとともに、上側縁部24Cと、底面部23の他方の長辺側から立ち上がる右側縁部24Bとが互いに直交する形で断熱扉20の外側角部20Bを構成している(図5参照)。以下の説明では、右側に位置する断熱扉20について説明して、左側に位置する断熱扉20についての説明を省略する。
まず、外装板22を、底面部23を下にした姿勢で作業台に載置する。そして、外装板22の内側に、保持部材85が組み付けられた配管80を取り付ける。すると、配管80は、保持部材85によって、外装板22における底面部23の内面21Aとの間に離間距離Cを有して保持される(図7の(a)参照)。なお、保持部材85が配管80を保持する態様は、保持部材85が常時に外装板22の底面部23に当接して、配管80を支持するものであってもよく、初期状態では、保持部材85が外装板22の底面部23とが当接しないものの、配管80の中間部80Cが鉛直方向下方に変位した際に、外装板22の底面部23に当接して、配管80を支持するものであってもよい。その後、外装板22の裏面側に内装板26を組み付けて、中空状の外殻体21を形成する。なお、内装板26は、外装板22に組み付けられた状態で、保持部材85と離間していてもよく、保持部材85と当接していてもよい。
本実施形態の扉装置11は以上のような構造であって、左右の断熱扉20が閉じられると、各断熱扉20の庫内側の面に装着されたパッキン30、より詳細には、揺動支点側の縦縁に配された縦向きのパッキン30と、上下の横縁に配された横向きのパッキン30とが、貯蔵室12Bの前面開口部12Aの口縁の全周に亘って密着する。
一方、左右の断熱扉20の揺動端側の間では、図4に示すように、左右のセンタシール40の第2マグネット室42同士が、シール本体41の辺部44と、第2取付部45Bを先端に設けた脚片47を弾性変形させつつ、磁気吸引力により密着することによりシールされる。また、両センタシール40に突出形成されたリップ部48の先端部48A同士が重なり合い、上記した両第2マグネット室42同士が密着した部分における庫内側が、両リップ部48によって覆われる。
この実施形態では、上記のように、両第2マグネット室42同士が密着した部分の庫内側が両リップ部48で覆われて、脚片47に冷熱が伝わり難くなっていることに加え、ヒータ53に通電されることで、取付部材50さらには第2取付部45Bを介して脚片47が加熱されることにより、脚片47の表面で結露することが抑制される。
開扉する場合は、左右の断熱扉20を揃って開いてもよいし、左右の断熱扉20を1枚ずつ開くことも可能である。
以上説明したように、本実施形態の冷蔵庫10の扉装置11は、断熱箱体からなる冷蔵庫本体12に設けられた前面開口部12Aには、左右一対の断熱扉20,20が観音開き式の揺動開閉可能に設けられ、一対の断熱扉20,20における互いに対向した対向縁部24Aには、閉扉時において互いに密着可能な密着部42を有するセンタシール40が配設されたものにおいて、断熱扉20は、外殻を構成する外殻体21を備え、外殻体21の対向縁部24Aには、センタシール40を加熱するべく結露防止用のヒータ53が配設され、外殻体21の内部には、ヒータ53を外部電源に接続するためのリード線55が配索される配管80が配され、配管80は、板厚方向に貫通する貫通孔86を有する板状の保持部材85によって、貫通孔86に挿通された状態で外殻体21の内面21Aから離間して保持され、さらに、外殻体21の内部には、配管80が保持部材85に保持された状態で断熱材28が充填されている。
次いで、本発明の実施形態2を、図8から図10を参照しつつ説明する。本実施形態では、実施形態1とは保持部材の構成が相違するものについて例示する。なお、上記した実施形態と同様の構造、作用及び効果について重複する説明は省略する。
次いで、外殻体に対して配管を配設するための関連技術1を、図11を参照しつつ説明する。なお、上記実施形態と同一機能を有する部位、部材については、同一符号を付すことで説明を省略または簡略化し、それぞれ主に特徴的構造について説明する。
次いで、外殻体に対して配管を配設するための関連技術2を、図12及び図13を参照しつつ説明する。なお、上記実施形態と同一機能を有する部位、部材については、同一符号を付すことで説明を省略または簡略化し、それぞれ主に特徴的構造について説明する。
次いで、外殻体に対して配管を配設するための関連技術3を、図14及び図15を参照しつつ説明する。なお、上記実施形態と同一機能を有する部位、部材については、同一符号を付すことで説明を省略または簡略化し、それぞれ主に特徴的構造について説明する。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
Claims (4)
- 断熱箱体からなる貯蔵庫本体に設けられた前面開口部には、左右一対の断熱扉が観音開き式の揺動開閉可能に設けられ、前記一対の断熱扉における互いに対向した対向縁部には、閉扉時において互いに密着可能な密着部を有するセンタシールが配設されたものにおいて、
前記断熱扉は、外殻を構成する外殻体を備え、
前記外殻体の前記対向縁部には、前記センタシールを加熱するべく結露防止用のヒータが配設され、
前記外殻体の内部には、前記ヒータを外部電源に接続するためのリード線が配索される配管が配され、
前記配管は、板厚方向に貫通する貫通孔を有する板状の保持部材によって、前記貫通孔に挿通された状態で前記外殻体の内面から離間して保持され、
さらに、前記外殻体の内部には、前記配管が前記保持部材に保持された状態で断熱材が充填されていることを特徴とする冷却貯蔵庫の扉装置。 - 前記保持部材は、円環状をなすことを特徴とする請求項1に記載の冷却貯蔵庫の扉装置。
- 前記保持部材には、前記配管の外周面に当接する複数の弾性片が前記貫通孔の孔縁に配されている請求項1又は請求項2に記載の冷却貯蔵庫の扉装置。
- 前記外殻体には、前記対向縁部に沿って延在する取付部材を介して前記センタシール及び前記ヒータが取り付けられるとともに、前記対向縁部とは反対側に位置する側縁部両側に、前記断熱扉を回動可能に支持するための一対のヒンジ部が配設され、
前記配管は、湾曲する形をなし、その一端部が前記取付部材の延在方向における中央位置に接続されるとともに、その他端部が前記一対のヒンジ部のうちいずれか一方の前記ヒンジ部に対して接続され、
前記保持部材は、前記配管の中間部を保持していることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の冷却貯蔵庫の扉装置。
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