JP2014031986A - 冷蔵庫及びこの冷蔵庫の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】庫内部品構造を取り付ける際の作業工数や作業ばらつきを抑制できる冷蔵庫を得る。
【解決手段】庫内部品が取り付けられる庫内部品取付構造10を断熱箱体1aに備えた冷蔵庫1であって、内箱3には、外箱2側へ突出し、内箱貫通穴3bが形成された内箱凸部3aを備え、庫内部品取付構造10は、内箱凸部3aが挿入されるブッシュ凹部12、内箱貫通穴3bを貫通して貯蔵室側に突出するブッシュ凸部13、及び、庫内部品を保持する保持用凹部14を備え、ブッシュ凹部12の外周部が内箱3に接触するブッシュ11と、内箱凸部3aに挿入されて、ブッシュ11と共に内箱3を挟持し、ブッシュ凸部13が挿入される挿入部17が形成されたブッシュ固定具16と、を備え、庫内部品取付構造10は、少なくともブッシュ凹部12の内周部と内箱凸部3aの外周部との間において位置決めされる。
【選択図】図3

Description

本発明は、冷蔵庫に関し、特に、貯蔵室に設けられる庫内部品が取り付けられる庫内部品取付構造を備えた冷蔵庫及びこの冷蔵庫の製造方法に関する。
従来の冷蔵庫の外郭は、断熱箱体で構成されている。この断熱箱体は、外箱、内箱、及びこれらの間の空間に充填された発泡断熱材を備えている。近年では、省エネルギー性の向上や容量増加等の市場要望に応えるため、従来の発泡断熱材より熱伝導率の低い真空断熱材を外箱と内箱との間の空間に配置し、省エネルギー性の向上や断熱箱体の壁面厚さ(断熱厚さ)の削減を実現している。真空断熱材を備えた断熱箱体は、真空断熱材側面が例えば外箱側面に接するように断熱箱体内に設置され、外箱と内箱との間の空間に発泡断熱材を充填発泡することで形成される。
このような断熱箱体の内部(内箱の内周側空間)は、冷蔵庫として食品を収納するために、冷蔵室、冷凍室、野菜室及び製氷室等、用途ごとに温度帯の異なるいくつかの貯蔵室に分かれている。また断熱箱体には、その内部に、例えば冷蔵室内をさらに区画する食品棚等のような庫内部品が設けられたものもある。このような庫内部品が設けられる従来の断熱箱体には、庫内部品を保持するために、庫内部品を取り付ける庫内部品取付構造が内箱に設けられている。
このような従来の冷蔵庫に設けられた庫内部品取付構造としては、例えば「冷凍室2や冷蔵室3において、その両側面には多数のピン穴8が設けられている。…これらピン穴8にはピン9が着脱可能であり、これら両側面の対向する複数のピン穴8にピン9を装着することにより、これら装着されたピン9が棚板7の支持部材となる。…内箱34には、図9のピン穴8の縦一列毎にくぼみ部34aが設けられ、これらくぼみ部34aの夫々にピン穴8毎に開口部34bが設けられている。そして、これらくぼみ部34a毎にピン支え板49が嵌め込まれている。このピン支え板49はピン穴8が一列に形成された凸部49aを複数個有し、これら凸部49aのつけ根の下部に、爪部49bが形成されている。…ピン支え板49は、その凸部49aが夫々内箱34のくぼみ部34aの夫々の開口部34bに挿入されるようにして、くぼみ部34aに嵌まり込んでいる。このような状態では、爪部49bとピン支え板49本体との間に内箱34の開口部34bの縁部が差し込まれてピン支え板49がくぼみ部34aに仮止めされており、ピン支え板49の裏面にシール材50が貼り付けられていて、上記のようにピン支え板49が内箱34のくぼみ部34aに嵌め込まれると、このシール材50がこのくぼみ部34aの凸部49aが挿入された開口部34bを塞ぐ。外箱46(図11)と内箱34を組み立てて、内箱34のくぼみ部34aにピン支え板49を取り付けて発泡性の断熱材45を充填すると、ピン支え板49の凸部49aが断熱材45の中に食い込み、ピン支え板49は内箱34のくぼみ部34aに完全に固定されるが、このとき、シール材50により、断熱材45は、それが発泡したとき、外に洩れることがない。」(特許文献1参照)というものが提案されている。
また、従来の冷蔵庫に設けられた庫内部品取付構造としては、例えば、「外箱2と、内箱3と、これら外箱2及び内箱3との間の空間部16に充填された真空断熱材17とを有する冷蔵庫に設けられる棚ストッパー8を、内箱3の空間部16側に設けた棚ストッパー取付部材10に庫内側からビス9にて螺合することにより、内箱3に取り付ける。棚ストッパー取付部材10は、ネジ受部12における螺合部14のほぼ全てが、内箱3に形成された貫通孔13を通して庫内側に突出して形成されている。」(特許文献2参照)というものが提案されている。また、特許文献2には、内箱と外箱との間の空間に発泡断熱材を発泡充填させる前に、内箱と棚ストッパー取付部材とを接着剤で接着する構成も開示されている。
特開平5−180557号公報(段落[0034],[0065],[0066]、図1,9,11,12,13) 特開平6−213559号公報(要約、段落[0030]、図1)
しかしながら、庫内部品取付構造を有する従来の冷蔵庫においては、以下のような問題点があった。
例えば、特許文献1に記載の冷蔵庫は、庫内部品取付構造を断熱箱体に設ける際、シール材を内箱の外箱側側面に貼り付ける作業が必要となる。このため、特許文献1に記載の冷蔵庫は、断熱箱体への庫内部品取付構造の取り付け作業が煩雑になるという問題点があった。特に、ベルトコンベア等で断熱箱体を搬送しながら作業を行うライン作業において断熱箱体にシール材を貼り付ける場合、シール材の貼り付け作業性が悪化し、さらに取り付け作業が繁雑になってしまう。また、ライン作業において断熱箱体にシール材を貼り付ける場合、作業者の熟練度に応じてシール材の位置決め精度にばらつきが生じてしまう。このため、シール材の位置決め精度が悪いと、外箱と内箱との間の空間に発泡断熱材を充填発泡する工程において、発泡断熱材の発泡圧力によってシール材が押し出され、発泡断熱材が漏れ出してしまうという問題点もあった。
また、特許文献2に記載の冷蔵庫は、内箱の貫通孔にネジ受部を嵌め込むことによって、棚ストッパー取付部材を内箱に取り付ける構成となっている。このため、棚ストッパー取付部材が外れてしまい、発泡断熱材の発泡充填課程において発泡断熱材が漏れ出してしまうという問題点があった。また、特許文献2には、接着剤によって棚ストッパー取付部材を内箱に貼り付ける構成も開示されているが、接着剤によって棚ストッパー取付部材を内箱に貼り付ける場合、接着剤の乾燥に時間がかかり、作業工数が増加してしまうという問題点があった。また、接着剤によって棚ストッパー取付部材を内箱に貼り付ける構成においては、作業者によって接着剤の塗布精度にばらつきが生じてしまうため、接着剤の塗布量が少ない場合、発泡断熱材の発泡充填課程において発泡断熱材が漏れ出してしまうという問題点が依然として解消できない。また、特許文献2に記載の冷蔵庫は、棚ストッパー取付部材のネジ受部の螺合部にビスを螺合することにより、庫内部品(特許文献2では棚ストッパー)を取り付ける構成となっている。このため、特許文献2に記載の冷蔵庫は、庫内部品の取付時に貯蔵室内にねじきりによるバリが残ってしまうという問題点や、庫内部品の取付工数が増大してしまうという問題点もあった。
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたもので、第一の目的は、庫内部品取付構造を簡素な構造にし、庫内部品構造を取り付ける際の作業工数や作業ばらつきを抑制できる冷蔵庫、及びこの冷蔵庫の製造方法を得ることである。
また、第二の目的は、真空断熱材への傷付きを防止しつつ、断熱箱体の壁面厚さ(断熱厚さ)を薄くすることができる冷蔵庫、及びこの冷蔵庫の製造方法を得ることである。
本発明に係る冷蔵庫は、内箱、外箱、及び、前記内箱と前記外箱との間の空間に少なくとも発泡断熱材を有し、前記内箱の内周側に貯蔵室が形成された断熱箱体と、前記内箱に設けられ、前記貯蔵室に設けられる庫内部品が取り付けられる少なくとも1つの庫内部品取付構造と、を備えた冷蔵庫であって、前記内箱には前記外箱側へ突出した内箱凸部が形成され、該内箱凸部には内箱貫通穴が形成され、前記庫内部品取付構造は、前記内箱凸部が挿入されるブッシュ凹部、前記内箱貫通穴を貫通して前記貯蔵室側に突出するブッシュ凸部、及び、該ブッシュ凸部の先端部側に開口し、庫内部品を保持する保持用凹部を備え、前記ブッシュ凹部の外周部が前記内箱の前記外箱側の面に接触するブッシュと、前記断熱箱体の前記貯蔵室側から前記内箱凸部に挿入されて、前記ブッシュと共に前記内箱を挟持し、前記ブッシュ凸部が挿入される挿入部が形成されたブッシュ固定具と、を備え、前記ブッシュと前記ブッシュ固定具とによって前記内箱を挟持した状態においては、前記庫内部品取付構造は、少なくとも前記ブッシュ凹部の内周部と前記内箱凸部の外周部との間において位置決めされるものである。
また、本発明に係る冷蔵庫の製造方法は、前記ブッシュと前記ブッシュ固定具とによって前記内箱を挟持する第1工程と、該第1工程の後、前記内箱と前記外箱とを組み合わせ、前記内箱と前記外箱との間の空間に前記発泡断熱材を充填する第2工程と、を備えたものである。
本発明に係る冷蔵庫は、内箱の外箱側の面にブッシュを配置し、該ブッシュと貯蔵室側に設けられたブッシュ固定具とによって内箱を挟持することにより、庫内部品取付構造を断熱箱体に取り付けることができる。このため、本発明に係る冷蔵庫は、例えばライン作業等でベルトコンベア上を内箱が流れていたとしても、庫内部品取付構造を内箱へ容易に取付けることができ、作業工数を従来よりも抑制することができる。また、本発明に係る冷蔵庫の庫内部品取付構造は、少なくともブッシュ凹部の内周部と内箱凸部の外周部との間において位置決めされる。このため、本発明に係る冷蔵庫は、どの作業者が取り付けても位置決め精度よく庫内部品取付構造を内箱に取り付けることができ、庫内部品取付構造を取り付ける際の作業ばらつきを抑制できるため、品質の安定化を図ることができる。
本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の断熱箱体を示す正面図である。 本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の断熱箱体に設けられた庫内部品取付構造近辺(図1のA部近辺)を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の断熱箱体に設けられた庫内部品取付構造の取り付け方法を示す斜視図である。 図2のZ−Z断面図である。 本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の庫内部品の一例である食品棚を示す側面図である。 本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の庫内部品の一例である食品棚の取付方向を示す斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る冷蔵庫の断熱箱体に設けられた庫内部品取付構造近辺を示す縦断面図である。 本発明の実施の形態2に係る冷蔵庫の断熱箱体に設けられた庫内部品取付構造近辺を示す横断面図である。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の断熱箱体を示す正面図である。図2は、この冷蔵庫の断熱箱体に設けられた庫内部品取付構造近辺(図1のA部近辺)を示す斜視図である。図3は、この冷蔵庫の断熱箱体に設けられた庫内部品取付構造の取り付け方法を示す斜視図である。また、図4は、図2のZ−Z断面図である。
本実施の形態1に係る冷蔵庫1は、該冷蔵庫1の外郭となる断熱箱体1aを備えている。この断熱箱体1aは、主に断熱箱体1aの外周面を形成する外箱2と、主に断熱箱体1aの内周面を形成する内箱3と、を組み合わせることにより構成されている。そして、断熱箱体1aは、外箱2の内周側と内箱3の外周側との間の断熱材充填空間4に、発泡断熱材5が充填されている(図4参照)。外箱2と内箱3は、この発泡断熱材5によって結合されている。
このように構成された断熱箱体1aは、その内部(つまり内箱3の内周側)に、貯蔵室が前方に開口して形成される。また、本実施の形態1に係る断熱箱体1aは、その内部空間が複数の仕切り1bで区画され、冷蔵室30、冷凍室31、野菜室32及び製氷室33など使用者の利用形態にあわせて温度帯の異なるいくつかの貯蔵室が形成されている。また、貯蔵室内(例えば冷蔵室30内)には、貯蔵室内をさらに区画する食品棚40が設けられている。断熱箱体1aの壁面(より詳しくは側面)には庫内部品取付構造10が設けられており、この食品棚40は、これら庫内部品取付構造10に取り付けられている。
なお、断熱箱体1a前方の開口部は、各貯蔵室毎に、観音開き式や引き出し式の扉(図示せず)によって閉塞されている。また、引き出し式の扉には、該扉と共に前後方向に移動するかご状の収納ケースが設けられることが多い。
(庫内部品取付構造の詳細構成)
続いて、図2〜図4を用いて、食品棚40が取り付けられる上記の庫内部品取付構造10の詳細構成について説明する。
内箱3には、外箱2側に例えば略四角形状に突出した(換言すると、貯蔵室側から見て凹形状に形成され、外箱2側からみて凸形状に形成された)内箱凸部3aが形成されている。また、この内箱凸部3aの例えば略中央部には、内箱貫通穴3bが形成されている。各庫内部品取付構造10は、内箱凸部3a近傍に設けられてその大部分が内箱3の壁面よりも外箱2側に埋設されるものであり、ブッシュ11及びブッシュ固定具16を備えている。
ブッシュ11は、内箱3の外箱2側の面に接触するように設けられるものである。このブッシュ11の内箱3と対向する面には、内箱凸部3aが挿入されるブッシュ凹部12が形成されている。このブッシュ凹部12の内周部の形状は、内箱凸部3aの外周部の形状と略同様に形成されている。このため、ブッシュ凹部12に内箱凸部3aを挿入することで、貯蔵室の上下方向及び前後方向にブッシュ11を位置決めすることができる。
また、ブッシュ11の内箱3と対向する面には、ブッシュ凹部12内から内箱3側へ突出するブッシュ凸部13が形成されている。このブッシュ凸部13は、ブッシュ凹部12に内箱凸部3aを挿入した際に、内箱凸部3aの内箱貫通穴3bに挿入されるものである。ブッシュ凹部12に内箱凸部3aを挿入し、ブッシュ凹部12の外周部を内箱凸部3aの外周側となる内箱3に接触させた状態においては、ブッシュ凸部13の先端部は、内箱3の壁面からわずかに突出した状態となる。このブッシュ凸部13には、ブッシュ凸部13の先端部側に開口した(つまり、貯蔵室側に開口した)保持用凹部14が形成されている。保持用凹部14は、庫内取付部品の取付部(例えば、後述のホルダー19)を保持する(くわえ込む)ものである。このため、保持用凹部14の開口形状、つまり、ブッシュ凸部13の突出方向と垂直な保持用凹部14の断面形状は、庫内取付部品の取付部(例えば、後述のホルダー19)の形状に対応した形状(例えば横長の直方体形状)となっている。
また、ブッシュ11は、ブッシュ凸部13の先端部に、後述するブッシュ固定具16の切り欠き18に係合する係合爪15が形成されている。また、ブッシュ11は、ブッシュ凹部12の外周部に、内箱凸部3aの外周側となる内箱3に接触するフランジ11aが形成されている。フランジ11aを形成することにより、ブッシュ11と内箱3の密着性がより向上するため、断熱材充填空間4に発泡断熱材5を充填する際、ブッシュ11と内箱3との間から貯蔵室側へ発泡断熱材5が漏れ出すことをより抑制することができる。
ブッシュ固定具16は貯蔵室側から内箱凸部3a内に挿入されるものであり、ブッシュ固定具16の外周部の形状は内箱凸部3aの内周部の形状と略同様な形状となっている。このため、ブッシュ固定具16を内箱凸部3aに挿入することで、貯蔵室の上下方向及び前後方向にブッシュ固定具16を位置決めすることができる。また、ブッシュ固定具16の例えば略中央部には、ブッシュ11のブッシュ凸部13が挿入される貫通穴が形成された挿入部17が形成されている。この挿入部17の貯蔵室側の端部には、ブッシュ11の係合爪15が係合する、換言すると、ブッシュ11の係合爪15が引っ掛かる切り欠き18が形成されている。つまり、挿入部17にブッシュ11のブッシュ凸部13を挿入し、ブッシュ11の係合爪15をブッシュ固定具16の切り欠き18に係合することにより、ブッシュ11とブッシュ固定具16とが内箱3(より詳しくは、内箱凸部3aの先端面)を挟持し、ブッシュ凹部12の外周部が内箱凸部3aの外周側となる内箱3に接触するようにブッシュ11を内箱3に固定することができる。ブッシュ11とブッシュ固定具16とで内箱3を挟持した状態においては、ブッシュ11のブッシュ凸部13の先端部とブッシュ固定具16の挿入部17の貯蔵室側端部とが、略同位置となっている。
なお、上述のように、ブッシュ11と内箱凸部3aとの間においてブッシュ11が位置決めされている。このため、ブッシュ固定具16と内箱凸部3aとの間においてブッシュ固定具16を位置決めする必要は必ずしもなく、ブッシュ固定具16の外周部の形状を内箱凸部3aの形状よりも小さく形成してもよい。このようにブッシュ固定具16を形成しても、ブッシュ11を精度良く内箱3に取り付けることができる。
(庫内部品の取付方法)
続いて、庫内部品取付構造10に取り付けられる庫内部品である食品棚40の詳細構成について説明する。
図5は、本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の庫内部品の一例である食品棚を示す側面図である。また、図6はこの食品棚の取付方向を示す斜視図である。
以下、これら図5,6と上述の図2〜図4を用いて、食品棚40の詳細構成について説明する。
食品棚40は、貯蔵室内をさらに区画するものであり、棚板42を備えている。また、本実施の形態1に係る食品棚40は、庫内部品取付構造10の保持用凹部14に挿入されるホルダー19も備えている。そして、棚板42は、ホルダー19に取り付けられる構成となっている。
ホルダー19は、上述のように、庫内部品取付構造10の保持用凹部14に挿入されるものである。このホルダー19の幅及び高さは保持用凹部14の幅及び高さよりも小さく形成されている。このため、保持用凹部14にホルダー19を挿入した後もホルダー19は自由度をもっており、力を加えればホルダー19は保持用凹部14内で摺動可能となっている。つまり、ホルダー19は、保持用凹部14に摺動自在に保持されるものである。ホルダー19が保持用凹部14に保持された状態では、ホルダー19は、その貯蔵室側先端部が庫内部品取付構造10よりも貯蔵室側に突出した状態となる。ホルダー19は、例えば金属製の板材で形成されており、貯蔵室側先端部に、後述のピン41bが挿入される例えば2個のピン穴20が上下方向に貫通して形成されている。
棚板42は、上述のように貯蔵室内をさらに区画するものであり、略直方体の平板形状に形成されている。この棚板42の下方には、ホルダー19に取り付けられる脚部41が形成されている。本実施の形態1では、内箱3の両側面に2つずつ設けられた庫内部品取付構造10によって、食品棚40が保持される。つまり、これら4つの庫内部品取付構造10の保持用凹部14に挿入されたホルダー19によって、棚板42は保持される。このため、本実施の形態1に係る棚板42には、上記4つの庫内部品取付構造10と対応する位置(つまり4箇所)に、脚部41が形成されている。これら脚部41のそれぞれは、脚部カバー41aとピン41bとを備えている。脚部カバー41aは、棚板42の例えば下面から下方に延設されており、外側(対向する内箱3の側面側)が凹んだ形状となっている。ピン41bは、ホルダー19のピン穴20に挿入されるものである。本実施の形態1では、ピン穴20の数に対応して、2つのピン41bが設けられている。これらピン41bは、脚部カバー41aの内箱3と対向する面側、つまり脚部カバー41aの凹部側に設けられている。
図6に示すように、棚板42を上部から下方に移動させ、ホルダー19のピン穴20に上方からピン41bを挿入することにより、棚板42は、ホルダー19と前後左右方向にて結合され、ホルダー19を介して庫内部品取付構造10に保持される。このとき、庫内部品取付構造10、ホルダー19及びピン41bは脚部カバー41aで覆われることとなる。このため、庫内部品取付構造10、ホルダー19及びピン41bが冷蔵庫1の使用者から見えなくなるので、意匠性に優れた食品棚40を有する冷蔵庫1を得ることができる。
ここで、断熱箱体1aは、外箱2及び内箱3の部品精度や、発泡断熱材5の発泡工程において外箱2及び内箱3にかかる圧力等により、各断熱箱体1a毎に寸法がばらつく場合がある。このため、食品棚40のように内箱3の両側面に設けられた庫内部品取付構造10によって保持される庫内部品は、断熱箱体1aの寸法のばらつきによっては、貯蔵室に取り付けることが困難になる場合がある。しかしながら、本実施の形態1のようにホルダー19を介して棚板42を取り付けることにより、各断熱箱体1a毎に寸法がばらつく場合でも、ホルダー19が庫内部品取付構造10の保持用凹部14内で摺動して断熱箱体1aの寸法ばらつきを吸収できるので、貯蔵室に確実に食品棚40を取り付けることができる。
(断熱箱体の製造方法)
続いて、断熱箱体1aの製造方法について説明する。
断熱箱体1aを製造する際、まず、内箱3に庫内部品取付構造10を取り付ける(第1工程)。具体的には、外箱2側から、ブッシュ11のブッシュ凸部13を内箱凸部3aの内箱貫通穴3bに挿入して、ブッシュ11のブッシュ凹部12に内箱3の内箱凸部3aを挿入する。一方、貯蔵室側からは、内箱凸部3a内にブッシュ固定具16を挿入し、ブッシュ固定具16の挿入部17にブッシュ11のブッシュ凸部13を挿入する。これにより、ブッシュ11の係合爪15がブッシュ固定具16の切り欠き18に係合し、ブッシュ11をブッシュ固定具16で保持することができる。換言すると、ブッシュ11とブッシュ固定具16とで、内箱3(より詳しくは、内箱凸部3aの先端面)を挟持することができる。
このとき、ブッシュ11と内箱凸部3aとの間においてブッシュ11を位置決めでき、ブッシュ固定具16と内箱凸部3aとの間においてブッシュ固定具16を位置決めできるので、庫内部品取付構造10の位置決めが簡単である。また、ブッシュ11とブッシュ固定具16とで内箱3(より詳しくは、内箱凸部3aの先端面)を挟持することにより、ブッシュ凹部12の外周部(より詳しくはフランジ11a)が内箱凸部3aの外周側となる内箱3に接触する。つまり、本実施の形態1に係る庫内部品取付構造10は、ブッシュ11とブッシュ固定具16を係合させるだけでブッシュ11と内箱3との間の密着性を確保できる。このため、本実施の形態1に係る庫内部品取付構造10は、従来とは異なり、ブッシュ11と内箱3との間の密着性を確保するために、シール材の貼り付けや接着剤の塗布が不要となっている。したがって、本実施の形態1に係る庫内部品取付構造10は、作業者の作業ばらつきに影響されずにブッシュ11と内箱3との間の密着性を確保できるので、後述の発泡断熱材5の充填工程において、安定して発泡断熱材5の漏れを防止できる。
なお、上記の庫内部品取付構造10の取付作業は、停止した作業台上で行ってもよいし、ベルトコンベア等で内箱3を搬送しながら行うライン作業中であってもよい。
内箱3に庫内部品取付構造10を取り付けた後、内箱3と外箱2とを組み合わせる。そして、外箱2の内周側と内箱3の外周側との間の断熱材充填空間4に発泡断熱材5の原料を注入して発泡させ、断熱材充填空間4に発泡断熱材5を充填する(第2工程)。上記のように、本実施の形態1に係る庫内部品取付構造10は、作業者の作業ばらつきに影響されずにブッシュ11と内箱3との間の密着性を確保できるので、当該発泡断熱材5の充填工程において、安定して発泡断熱材5の漏れを防止できる。
以上のように、本実施の形態1のように構成された冷蔵庫1は、ブッシュ11とブッシュ固定具16を係合させるだけで、内箱3に庫内部品取付構造10を容易に取り付けることができる。このため、庫内部品取付構造10の取付け作業の効率をあげることが可能となり、庫内部品取付構造10の取付作業工数を従来よりも抑制することができる。したがって、ベルトコンベア等で内箱3を搬送しながら内箱3に庫内部品取付構造10の取り付けを行う場合でも、当該取付作業のサイクルタイムを縮めることができる。また、冷蔵庫1の製造に必要な人員を削減することも可能になる。
また、本実施の形態1に係る冷蔵庫1は、ブッシュ11とブッシュ固定具16を係合させるだけで、庫内部品取付構造10の位置決めを容易に行うことができる。このため、本実施の形態1に係る冷蔵庫1は、作業者の作業ばらつきに影響されず、冷蔵庫1の品質の安定化を図ることができる。また、本実施の形態1に係る冷蔵庫1は、ブッシュ11とブッシュ固定具16を係合させるだけでブッシュ11と内箱3との間の密着性を確保できるので、作業者の作業ばらつきに影響されずに安定して発泡断熱材5の漏れを防止でき、冷蔵庫1の品質の安定化を図ることができる。
また、本実施の形態1に係る冷蔵庫は、食品棚40のように内箱3の両側面に設けられた庫内部品取付構造10によって保持される庫内部品を取り付ける際、ホルダー19を介して棚板42を取り付ける。このため、本実施の形態1に係る冷蔵庫は、各断熱箱体1a毎に寸法がばらつく場合でも、ホルダー19が庫内部品取付構造10の保持用凹部14内で摺動して断熱箱体1aの寸法ばらつきを吸収できるので、貯蔵室に確実に食品棚40を取り付けることができる(棚板42の掛かり代を適切に維持することができる)。
なお、本実施の形態1では、食品棚40を庫内部品の一例として説明したが、庫内部品取付構造10に取り付けられる庫内部品は食品棚40に限定されるものではない。例えば、前後方向に移動自在な食品棚を貯蔵室内に設ける場合や、貯蔵室の前面開口部を引き出し式の扉で閉塞する場合、食品棚の側部を摺動自在に支持するレールや、引き出し式扉から下方に延設されたアーム部(又は当該アーム部に設けられたローラー)を摺動自在に支持するレールが貯蔵室内に設けられる。例えば、これらレールにピン等を設け、当該ピンを庫内部品取付構造10の保持用凹部14に挿入し、これらレールを庫内部品取付構造10に取り付けてもよい。また、前後方向に移動自在な食品棚を貯蔵室内に設ける場合や、貯蔵室の前面開口部を引き出し式の扉で閉塞する場合、これら食品棚や引き出し式扉の前方への飛び出し量を規制するため、貯蔵室内にストッパーを設ける場合もある。例えば、当該ストッパーにピン等を設け、当該ピンを庫内部品取付構造10の保持用凹部14に挿入し、当該ストッパーを庫内部品取付構造10に取り付けてもよい。
実施の形態2.
実施の形態1では、外箱2と内箱3との間に発泡断熱材5が充填された断熱箱体1aを備え、当該断熱箱体1aに庫内部品取付構造10を設けた冷蔵庫1について説明した。これに限らず、外箱2と内箱3との間に真空断熱材及び発泡断熱材5が充填された断熱箱体1aを備えた冷蔵庫にも、庫内部品取付構造10を設けることができる。なお、本実施の形態2で特に記述しない構成については実施の形態1と同様とし、同一の機能や構成については同一の符号を用いて述べることとする。
図7は、本発明の実施の形態2に係る冷蔵庫の断熱箱体に設けられた庫内部品取付構造近辺を示す縦断面図である。また、図8は、この冷蔵庫の断熱箱体に設けられた庫内部品取付構造近辺を示す横断面図である。なお、図7は、図2のZ−Z断面の位置に相当する図面であり、図8は、図2のY−Y断面の位置に相当する図面である。
本実施の形態2に係る冷蔵庫1の断熱箱体1aは、主に断熱箱体1aの外周面を形成する外箱2と、外箱2の内周側と内箱3の外周側との間の断熱材充填空間4に充填された真空断熱材6及び発泡断熱材5と、を備えている。真空断熱材6は、外箱2の内側側面に、両面テープ、ホットボンド等の手段により接着固定されている。外箱2の内周側と内箱3の外周側との間に発泡断熱材5の原料を注入し、真空断熱材6が配置されていない範囲においては断熱材充填空間4全体で当該原料を発泡させ、真空断熱材6が配置されている範囲においては真空断熱材6と内箱3との間の発泡断熱材充填空間5aで当該原料を発泡させ、これらの空間に発泡断熱材5を充填することにより、外箱2と内箱3は結合される。
また、本実施の形態2に係る断熱箱体1aは、外箱2の内側側面に、冷凍サイクルにおける凝縮工程を担う凝縮配管(図示せず)がアルミテープ等で貼り付けられている。このため、凝縮配管と対向する範囲に設置される真空断熱材6には、当該真空断熱材6が凝縮配管を跨ぐように、凹溝状の凝縮配管逃がし部8が形成されている。
また、本実施の形態2に係る断熱箱体1aは、断熱箱体1aの壁面厚さ(断熱厚さ)を最小限に抑えるため、熱伝導率の低い真空断熱材6の厚さを極力増加させている。このため、発泡断熱材充填空間5aの発泡断熱材流路幅7(真空断熱材6と内箱3との間の間隔)を、発泡断熱材5の流動性を確保できる最低限の幅に抑えている。これにより、断熱箱体1aの断熱性能を維持又は向上させつつ断熱箱体1aの壁面厚さ(断熱厚さ)を薄くし、冷蔵庫1の内容積拡大や省エネルギー性能の向上を実現している。
上記のように構成された断熱箱体1aにおいて、真空断熱材6が配置された範囲に庫内部品取付構造10を設けようとした場合、庫内部品取付構造10のブッシュ11は、発泡断熱材充填空間5a(真空断熱材6と内箱3との間)に埋設されることとなる。このため、本実施の形態2に係るブッシュ11は、内箱3から外箱2側へ突出する部分の厚さ(以下、断熱側の厚さと称する)を発泡断熱材充填空間5aの発泡断熱材流路幅7以下にしている。また、上述のように、本実施の形態2に係る断熱箱体1aは、熱伝導率の低い真空断熱材6の厚さを極力増加させているために、発泡断熱材流路幅7を発泡断熱材5の流動性を確保できる最低限の幅に抑えている。このため、本実施の形態2に係る断熱箱体1aにおいて、真空断熱材6が配置された範囲に庫内部品取付構造10を設けようとした場合、真空断熱材6とブッシュ11とが接触する場合もある。したがって、本実施の形態2では、ブッシュ11の真空断熱材6と対向する面を平面形状としている。
以上のように、本実施の形態2のように構成された冷蔵庫1は、ブッシュ11の断熱側の厚さを発泡断熱材充填空間5aの発泡断熱材流路幅7以下まで狭め、ブッシュ11の真空断熱材6と対向する面を平面形状としている。このため、本実施の形態2に係る冷蔵庫1は、真空断熱材6とブッシュ11とが接触した場合でも、真空断熱材6が破損して真空断熱材6の真空度が低下すること、つまり、真空断熱材6の断熱性能が低下して断熱箱体1aの断熱性能が低下することを防止できる。したがって、本実施の形態2に係る冷蔵庫1は、断熱箱体1aの壁面厚さ(断熱厚さ)を最小限に抑えることができ、冷蔵庫1と同幅の従来の冷蔵庫と比較して内容積の拡充を図ることができる。
1 冷蔵庫、1a 断熱箱体、1b 仕切り、2 外箱、3 内箱、3a 内箱凸部、3b 内箱貫通穴、4 断熱材充填空間、5 発泡断熱材、5a 発泡断熱材充填空間、6 真空断熱材、7 発泡断熱材流路幅、8 凝縮配管逃がし部、10 庫内部品取付構造、11 ブッシュ、11a フランジ、12 ブッシュ凹部、13 ブッシュ凸部、14 保持用凹部、15 係合爪、16 ブッシュ固定具、17 挿入部、18 切り欠き、19 ホルダー、20 ピン穴、30 冷蔵室、31 冷凍室、32 野菜室、33 製氷室、40 食品棚、41 脚部、41a 脚部カバー、41b ピン、42 棚板。

Claims (4)

  1. 内箱、外箱、及び、前記内箱と前記外箱との間の空間に少なくとも発泡断熱材を有し、前記内箱の内周側に貯蔵室が形成された断熱箱体と、
    前記内箱に設けられ、前記貯蔵室に設けられる庫内部品が取り付けられる少なくとも1つの庫内部品取付構造と、
    を備えた冷蔵庫であって、
    前記内箱には前記外箱側へ突出した内箱凸部が形成され、該内箱凸部には内箱貫通穴が形成され、
    前記庫内部品取付構造は、
    前記内箱凸部が挿入されるブッシュ凹部、前記内箱貫通穴を貫通して前記貯蔵室側に突出するブッシュ凸部、及び、該ブッシュ凸部の先端部側に開口し、庫内部品を保持する保持用凹部を備え、前記ブッシュ凹部の外周部が前記内箱の前記外箱側の面に接触するブッシュと、
    前記断熱箱体の前記貯蔵室側から前記内箱凸部に挿入されて、前記ブッシュと共に前記内箱を挟持し、前記ブッシュ凸部が挿入される挿入部が形成されたブッシュ固定具と、
    を備え、
    前記ブッシュと前記ブッシュ固定具とによって前記内箱を挟持した状態においては、
    前記庫内部品取付構造は、少なくとも前記ブッシュ凹部の内周部と前記内箱凸部の外周部との間において位置決めされることを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記内箱と前記外箱との間の空間には、前記外箱側に真空断熱材が設けられ、
    前記ブッシュは、その前記内箱と前記外箱との間に配置される部分が前記真空断熱材と前記内箱との間に配置され、
    前記ブッシュの前記真空断熱材と対向する面が平面形状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記庫内部品は、前記断熱箱体の両側面側に設けられた前記庫内部品取付構造に保持される食品棚であり、
    前記食品棚は、
    前記貯蔵室を区画する棚板と、
    該棚板から下方に延設された脚部カバーと、
    該脚部カバーの前記内箱と対向する側に形成されたピンと、
    前記ブッシュの前記保持用凹部に摺動自在に保持されて前記貯蔵室側に突出し、前記ピンが挿入されるピン穴が形成されたホルダーと、
    を備え、
    前記ピンが前記ホルダーの前記ピン穴に挿入されて前記食品棚が前記庫内部品取付構造に取り付けられた状態においては、前記ピン、前記ホルダー及び前記庫内部品取付構造が前記脚部カバーによって覆われていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の冷蔵庫の製造方法であって、
    前記ブッシュと前記ブッシュ固定具とによって前記内箱を挟持する第1工程と、
    該第1工程の後、前記内箱と前記外箱とを組み合わせ、前記内箱と前記外箱との間の空間に前記発泡断熱材を充填する第2工程と、
    を備えたことを特徴とする冷蔵庫の製造方法。
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