JP2017149007A - 液体供給ユニット - Google Patents
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Abstract
【課題】従来の液体供給ユニットでは、コストを軽減することが困難である。
【解決手段】凹部を有するケースと、前記凹部を覆った状態で前記ケースに接合された可撓性部材と、前記可撓性部材の前記ケース側とは反対側に配置され、前記可撓性部材を覆った状態で前記ケースに接合された蓋と、前記可撓性部材と前記蓋との間に配置され、且つ前記蓋に固定され、前記可撓性部材を前記ケースから前記蓋に向かう向きに付勢する付勢部材と、を備え、前記凹部と前記可撓性部材とによって囲まれた領域が、液体収容部として構成され、前記ケースには、前記液体収容部内の液体を外部に供給可能な液体供給部が設けられた、液体供給ユニットであって、前記可撓性部材は、前記蓋側に固定部を有し、前記付勢部材は、挿入部を有し、前記付勢部材の前記挿入部が、前記可撓性部材の前記固定部に挿入された、ことを特徴とする液体供給ユニット。
【選択図】図5
【解決手段】凹部を有するケースと、前記凹部を覆った状態で前記ケースに接合された可撓性部材と、前記可撓性部材の前記ケース側とは反対側に配置され、前記可撓性部材を覆った状態で前記ケースに接合された蓋と、前記可撓性部材と前記蓋との間に配置され、且つ前記蓋に固定され、前記可撓性部材を前記ケースから前記蓋に向かう向きに付勢する付勢部材と、を備え、前記凹部と前記可撓性部材とによって囲まれた領域が、液体収容部として構成され、前記ケースには、前記液体収容部内の液体を外部に供給可能な液体供給部が設けられた、液体供給ユニットであって、前記可撓性部材は、前記蓋側に固定部を有し、前記付勢部材は、挿入部を有し、前記付勢部材の前記挿入部が、前記可撓性部材の前記固定部に挿入された、ことを特徴とする液体供給ユニット。
【選択図】図5
Description
本発明は、液体供給ユニット等に関する。
従来、液体噴射装置の一例として、インクジェットプリンターが知られている。インクジェットプリンターでは、印刷用紙などの印刷媒体に、噴射ヘッドから液体の一例であるインクを吐出させることによって、印刷媒体への印刷を行うことができる。このようなインクジェットプリンターでは、液体供給ユニットの一例であるインクカートリッジに収容されたインクを噴射ヘッドに供給する形態が知られている。このようなインクカートリッジでは、従来、容器状のケースに可撓性を有するシート状の部材(フィルム)を溶着して構成される液体収容室(インク収容室)にインクが収容される形態がある(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載されたインクカートリッジでは、液体収容室内に配置された円錐状のばね部材から受圧板を介してシート状のフィルムに付勢力を付与する構成が採用されている。このインクカートリッジでは、液体収容部内のインクが消費されると、液体収容部内の圧力が低下し、液体収容部の容積が収縮する。このとき、ばね部材が圧縮されて受圧板が容器状のケースの底部に近づく向きに変位する。受圧板の変位により、シート状のフィルムが容器状のケースの底部に近づく向きに変形することによって、液体収容部の容積が収縮する。
特許文献1に記載されたインクカートリッジでは、ばね部材や受圧板が液体収容室内に収容されている。この構成では、ばね部材や受圧板は、液体収容室内のインクに浸される。このため、ばね部材や受圧板の材料として、インクに対する耐性に配慮した材料を選定する必要がある。これは、ばね部材、受圧板、及びインクが相互に影響を及ぼすことによってばね部材や、受圧板、インクが変質してしまうことを避けるためである。このように、特許文献1に記載されたインクカートリッジでは、材料の選定に際して検証が必要であったり、材料の選択の自由度が制限されたりする。よって、従来の液体供給ユニットでは、コストを軽減することが困難であるという課題がある。
本発明は、少なくとも上述の課題を解決することができるものであり、以下の形態又は適用例として実現され得る。
[適用例1]凹部を有するケースと、前記凹部を覆った状態で前記ケースに接合された可撓性部材と、前記可撓性部材の前記ケース側とは反対側に配置され、前記可撓性部材を覆った状態で前記ケースに接合された蓋と、前記可撓性部材と前記蓋との間に配置され、且つ前記蓋に固定され、前記可撓性部材を前記ケースから前記蓋に向かう向きに付勢する付勢部材と、を備え、前記凹部と前記可撓性部材とによって囲まれた領域が、液体収容部として構成され、前記ケースには、前記液体収容部内の液体を外部に供給可能な液体供給部が設けられた、液体供給ユニットであって、前記可撓性部材は、前記蓋側に固定部を有し、前記付勢部材は、挿入部を有し、前記付勢部材の前記挿入部が、前記可撓性部材の前記固定部に挿入された、ことを特徴とする液体供給ユニット。
この液体供給ユニットでは、液体収容部に収容された液体が液体供給部から液体収容部の外部に供給されると、可撓性部材が凹部側に向かって変形しようとする。つまり、液体収容部に収容された液体が液体供給部から液体収容部の外部に供給されると、液体収容部の容積が収縮しようとする。ここで、この液体供給ユニットでは、付勢部材が可撓性部材と蓋との間に配置されている。そして、付勢部材の挿入部が可撓性部材に設けられた固定部に挿入されることによって、付勢部材と可撓性部材とが連結される。これにより、液体収容部の容積が収縮しようとするとき、可撓性部材が付勢部材によって蓋側に向かって引っ張られる。これにより、液体収容部内に負圧を与えることができる。この液体供給ユニットでは、付勢部材が液体収容部の外側に配置されている。つまり、この液体供給ユニットでは、付勢部材が液体収容部内の液体に浸されることがない。この結果、付勢部材の材料の選択の自由度が増す。また、付勢部材と可撓性部材との連結を、可撓性部材に設けられた固定部に付勢部材の挿入部を挿入するといった簡易な構成によって実現することができる。
[適用例2]上記の液体供給ユニットであって、前記可撓性部材は、前記凹部を覆った状態で前記ケースに接合された第1の可撓性部材と、前記第1の可撓性部材の少なくとも一部に接合された第2の可撓性部材と、を有し、前記固定部は、前記第1の可撓性部材と前記第2の可撓性部材とによって形成されたポケット又はループによって構成される、ことを特徴とする液体供給ユニット。
この液体供給ユニットでは、第1の可撓性部材の少なくとも一部に第2の可撓性部材を接合するといった簡易な構成によって、固定部をポケット又はループとして構成することができる。ポケットやループは、例えば、第1の可撓性部材に、第2の可撓性部材を部分的に接合することによって形成できる。ポケットは、例えば、可撓性部材を同じ大きさの2つの可撓性部材によって構成し、その一部を貼りあわせることによって形成することもできる。
[適用例3]上記の液体供給ユニットであって、前記付勢部材は、前記挿入部と、前記蓋に固定される被固定部と、前記挿入部と前記被固定部とをつなぐばね部と、を含む、ことを特徴とする液体供給ユニット。
この液体供給ユニットでは、挿入部と被固定部とばね部とを含む簡易な構成で付勢部材を構成することができる。
[適用例4]上記の液体供給ユニットであって、前記付勢部材は板ばねの構成を有し、前記付勢部材において、前記挿入部が前記板ばねの一端側に位置し、前記被固定部が前記板ばねの他端側に位置する、ことを特徴とする液体供給ユニット。
この液体供給ユニットでは、簡易な板ばねの構成で付勢部材を構成することができる。
[適用例5]上記の液体供給ユニットであって、前記付勢部材はコイルばねの構成を有し、前記コイルばねに、前記挿入部と、前記蓋部に固定される被固定部と、が設けられている、ことを特徴とする液体供給ユニット。
この液体供給ユニットでは、簡易なコイルばねの構成で付勢部材を構成することができる。
液体噴射装置の一例であるインクジェットプリンター(以下、プリンターと呼ぶ)を含む液体噴射システムを例に、実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、各図面において、それぞれの構成を認識可能な程度の大きさにするために、構成や部材の縮尺が異なっていることがある。
本実施形態における液体噴射システム1は、図1に示すように、液体噴射装置の一例であるプリンター5と、液体供給ユニットの一例であるカートリッジ7と、を有している。カートリッジ7は、液体の一例であるインクを収容可能である。液体噴射システム1は、複数(2又は2を超える数)のカートリッジ7を有している。なお、本実施形態では、プリンター5に6つのカートリッジ7が搭載されている。液体噴射システム1は、液体の一例であるインクによって、印刷用紙などの印刷媒体Pに印刷を行うことができる。なお、プリンター5に搭載可能なカートリッジ7の個数は、6つに限定されず、1つ以上の任意の個数が採用され得る。
ここで、液体噴射システムは、液体噴射装置と液体供給ユニットとを含む装置である。液体噴射システムという表現は、液体供給ユニットを搭載した液体噴射装置と、液体供給ユニットを含まない液体噴射装置とを互いに明確に区別するときに適用される。他方で、液体噴射システムから液体供給ユニットを除いた装置が、液体噴射装置になる。しかしながら、液体噴射装置という表現は、液体供給ユニットが搭載された液体噴射装置と、液体供給ユニットを除いた液体噴射装置とを厳格に区別するもではない。つまり、液体噴射装置は、液体供給ユニットが搭載された液体噴射装置と、液体供給ユニットを除いた液体噴射装置とを包含した概念であり、どちらに対しても適用され得る。
ただし、本明細書では、特にことわりがない限り、液体噴射装置は、液体供給ユニットを除いた液体噴射装置をさす。また、本明細書において、液体噴射システムは、液体噴射装置と液体供給ユニットとを含む概念であり、液体供給ユニットを除いた液体噴射装置には適用されない。なお、上記の定義は、液体噴射システムという表現と、液体供給ユニットが搭載された液体噴射装置という表現との混在を否定するものではない。このため、以下においては、液体供給ユニットが搭載された液体噴射装置という表現と、液体噴射システムという表現とが混在することがある。
上記の定義によれば、本実施形態における液体噴射システム1は、カートリッジ7が搭載されたプリンター5である。また、プリンター5は、液体噴射システム1からカートリッジ7を除いた装置に該当する。図1には、相互に直交する座標軸であるXYZ軸が付されている。これ以降に示す図についても必要に応じてXYZ軸が付されている。この場合、各図におけるXYZ軸は、図1におけるXYZ軸に対応する。図1には、X軸とY軸とによって規定されるXY平面に液体噴射システム1を配置した状態が図示されている。本実施形態では、XY平面を水平な平面に一致させた状態で液体噴射システム1をXY平面に配置したときの状態が、液体噴射システム1の使用状態である。水平面に一致させたXY平面に液体噴射システム1を配置したときの液体噴射システム1の姿勢を、液体噴射システム1の使用姿勢と呼ぶ。
以下において、液体噴射システム1の構成部品やユニットを示す図や説明にX軸、Y軸、及びZ軸が表記されている場合には、その構成部品やユニットを液体噴射システム1に組み込んだ(搭載した)状態でのX軸、Y軸、及びZ軸を意味する。また、液体噴射システム1の使用姿勢における各構成部品やユニットの姿勢を、それらの構成部品やユニットの使用姿勢と呼ぶ。そして、以下において、液体噴射システム1や、その構成部品、ユニット等の説明では、特にことわりがないときには、それぞれの使用姿勢での説明とする。
Z軸は、XY平面に直交する軸である。液体噴射システム1の使用状態において、Z軸方向が鉛直上方向となる。そして、液体噴射システム1の使用状態では、図1において、−Z軸方向が鉛直下方向である。なお、XYZ軸のそれぞれにおいて、矢印の向きが+(正)の方向を示し、矢印の向きとは反対の向きが−(負)の方向を示している。なお、上述した6つのカートリッジ7は、X軸に沿って並んでいる。このためX軸方向は、6つのカートリッジ7が配列する方向であるとも定義され得る。
プリンター5は、キャリッジ9と、印刷ヘッド11と、ホルダー12と、を有している。キャリッジ9は、X軸に沿って往復移動可能に構成されている。印刷ヘッド11と、ホルダー12とは、キャリッジ9に搭載されている。液体噴射ヘッドの一例である印刷ヘッド11は、キャリッジ9の−Z軸方向に位置している。ホルダー12は、キャリッジ9のZ軸方向に位置している。ホルダー12は、複数のカートリッジ7を装着可能に構成されている。カートリッジ7は、ホルダー12に着脱可能に搭載される。キャリッジ9は、タイミングベルト13に接続されている。キャリッジ9には、モーター14からの動力がタイミングベルト13を介して伝達される。これにより、キャリッジ9は、X軸に沿って往復移動することができる。
また、プリンター5では、搬送モーター(図示せず)からの動力が搬送ローラー15に伝達される。搬送ローラー15は、X軸に沿って延在している。プリンター5では、搬送モーターからの動力で搬送ローラー15を回転させることによって、印刷媒体PをY軸方向に搬送することができる。
印刷ヘッド11には、ホルダー12に装着されたカートリッジ7内のインクが供給される。印刷ヘッド11には、印刷媒体P側に向いて開口したノズル開口(図示せず)が形成されている。カートリッジ7から印刷ヘッド11に供給されたインクは、印刷ヘッド11のノズル開口から印刷媒体Pに向けてインク滴として吐出される。
プリンター5は、さらに、上述した各機構を制御するための制御部16を備えている。印刷ヘッド11は、フレキシブルケーブル17を介して制御部16に接続されている。上記の構成を有する液体噴射システム1では、印刷媒体PをY軸方向に搬送させ、且つキャリッジ9をX軸に沿って往復移動させながら、印刷ヘッド11に所定の位置でインク滴を吐出させることによって、印刷媒体Pに印刷が行われる。
ここで、X軸に沿う方向は、X軸と完全に平行な方向に限定されず、X軸に直交する方向を除いて、誤差や公差等により傾いた方向も含む。同様に、Y軸に沿う方向は、Y軸と完全に平行な方向に限定されず、Y軸に直交する方向を除いて、誤差や公差等により傾いた方向も含む。Z軸に沿う方向は、Z軸と完全に平行な方向に限定されず、Z軸に直交する方向を除いて、誤差や公差等により傾いた方向も含む。つまり、任意の軸や面に沿う方向は、これらの任意の軸や面に完全に平行な方向に限定されず、これらの任意の軸や面に直交する方向を除いて、誤差や公差等により傾いた方向も含む。
ホルダー12は、図2に示すように、凹部21を有している。カートリッジ7は、ホルダー12の凹部21内に装着される。本実施形態では、凹部21内に6つのカートリッジ7が収容され得る。なお、図2では、構成をわかりやすく示すため、6つのカートリッジ7のうちの1つのカートリッジ7が凹部21内に装着された状態が図示されている。本実施形態では、凹部21内に装着される6つのカートリッジ7は、相互に隙間をあけた状態で凹部21内に収容される。凹部21内には、凹部21内に装着される6つのカートリッジ7のそれぞれに対応する装着位置が規定されている。6つの装着位置は、凹部21内において、X軸に沿って並んでいる。つまり、6つのカートリッジ7は、X軸に沿って並んだ状態で凹部21内に収容される。
凹部21内には、ホルダー12の底部22に、6つの液体導入部23が設けられている。6つの液体導入部23は、それぞれ、装着位置ごとに設けられている。つまり、6つの液体導入部23は、それぞれ、凹部21内に装着される6つのカートリッジ7のそれぞれに対応して設けられている。このため、6つの液体導入部23は、凹部21内において、X軸に沿って並んでいる。そして、ホルダー12に装着される6つのカートリッジ7は、凹部21内において、X軸に沿って並ぶ。液体導入部23は、印刷ヘッド11に連通している。カートリッジ7に収容されたインクは、液体導入部23からプリンター5に供給される。つまり、カートリッジ7に収容されたインクは、液体導入部23を介して印刷ヘッド11(図1)に供給される。
ホルダー12は、側壁25と、側壁26と、側壁27と、側壁28と、を有している。側壁25と、側壁26と、側壁27と、側壁28とは、それぞれ、底部22に交差しており、底部22からZ軸方向に突出している。
側壁25と側壁26とは、液体導入部23を挟んでX軸に沿って対向している。側壁25は、液体導入部23よりも−X軸方向に位置している。また、側壁26は、液体導入部23よりもX軸方向に位置している。側壁27と側壁28とは、液体導入部23を挟んでY軸に沿って対向している。側壁27は、液体導入部23よりも−Y軸方向に位置している。また、側壁28は、液体導入部23よりもY軸方向に位置している。底部22は、側壁25と、側壁26と、側壁27と、側壁28とによって囲まれている。これにより、凹部21が区画されている。
なお、底部22、及び側壁25〜側壁28は、それぞれ、平坦な壁に限られず、凹凸を含んでいたり、曲面を含んでいたりしてもよい。また、側壁25〜側壁28は、底部22に対し直交している必要はなく、底部22に対し交差していればよい。また、2つの面が交差するとは、2つの面が互いに平行でない位置関係であることを示す。2つの面が互いに直接に接触している場合のほか、直接に接触しておらず互いに離れている位置関係でも、一方の面の延長と他方の面の延長とが交差する関係である場合も交差すると表現する。交差する2つの面がなす角は、直角、鈍角、鋭角のいずれでもよい。
液体導入部23は、図2中のA−A線における断面図である図3に示すように、流路43と、筒状部44と、フィルター45と、パッキン46と、を含む。流路43は、カートリッジ7から供給されたインクの通路であり、底部22を貫通する開口として設けられている。筒状部44は、底部22に設けられており、底部22からZ軸方向に向かって凸となる向きに突出している。筒状部44は、凹部21の内側において、流路43を囲んでいる。フィルター45は、筒状部44に被せられており、流路43の凹部21の内側における開口を筒状部44側から覆っている。パッキン46は、底部22に設けられており、凹部21の内側において、筒状部44を囲んでいる。パッキン46は、例えば、ゴムやエラストマーなどの弾性を有する材料で構成されている。
カートリッジ7は、図4に示すように、ケース61を有している。ケース61は、カートリッジ7の外殻を構成している。ケース61は、第1ケース62と、蓋の一例である第2ケース63と、を含む。本実施形態では、第1ケース62と第2ケース63とによってカートリッジ7の外殻が構成される。ケース61には、液体供給部64が設けられている。カートリッジ7内のインクは、液体供給部64を介してホルダー12の液体導入部23(図3)に供給される。
第1ケース62は、図5に示すように、第1壁71と、第2壁72と、第3壁73と、第4壁74と、第5壁75と、第6壁76と、第7壁77と、を有している。第2壁72〜第7壁77は、それぞれ、第1壁71に交差している。第2壁72〜第7壁77は、それぞれ、第1壁71から−X軸方向に、すなわち第1壁71から第2ケース63側に向かって突出している。
第2壁72と第3壁73とは、第1壁71をZ軸に沿って挟んで互いに対峙する位置に設けられている。第4壁74と第5壁75とは、第1壁71をY軸に沿って挟んで互いに対峙する位置に設けられている。第4壁74及び第5壁75は、それぞれ、第3壁73に交差している。また、第4壁74は、第3壁73側とは反対側において、第2壁72に交差している。
第6壁76は、Z軸に沿って第5壁75の第2壁72側、すなわち第5壁75の第3壁73側とは反対側において、第5壁75に交差している。第7壁77は、第6壁76の第5壁75側とは反対側において、第6壁76に交差している。また、第7壁77は、第2壁72の第4壁74側とは反対側において、第2壁72に交差している。第6壁76は、第5壁75及び第2壁72のそれぞれに対して傾斜している。第6壁76は、第3壁73側から第2壁72側に近づくにつれて第4壁74に近づく向きに傾斜している。なお、第1壁71〜第7壁77は、それぞれ、平坦な壁に限られず、凹凸を含んでいたり、曲面を含んでいたりしてもよい。また、第1壁71〜第7壁77のうちで相互に交差する2つの壁の間に、第1壁71〜第7壁77とは異なる壁が介在していてもよい。
上記の構成により、第1壁71は、第2壁72〜第7壁77によって囲まれている。第2壁72〜第7壁77は、第1壁71から−X軸方向に突出している。このため、第1ケース62は、第1壁71を底部として、第2壁72〜第7壁77によって凹状に構成されている。第1壁71〜第7壁77によって、凹部78が構成されている。凹部78は、X軸方向に凹となる向きに構成されている。凹部78は、−X軸方向に、すなわち第2ケース63側に向かって開口している。凹部78は、後述するシート部材107によって塞がれる。そして、シート部材107によって塞がれた凹部78内にインクが収容される。このため、凹部78が、インクの収容部として機能する。なお、以下において、凹部78の内側の面は、内面79と表記されることがある。
第1ケース62には、図6に示すように、凹部78の輪郭に沿った接合部81が設けられている。なお、図6では、構成をわかりやすく示すため、接合部81にハッチングが施されている。また、第2壁72には、液体供給部64が設けられている。第2壁72には、凹部78の内側と第1ケース62の外側との間を貫通する供給孔85が設けられている。凹部78内に収容されたインクは、供給孔85を介してカートリッジ7の外に排出される。また、第2壁72の凹部78側とは反対側、すなわち第2壁72の外側には、供給孔85を囲む囲壁86が設けられている。囲壁86は、第2壁72から第3壁73側とは反対側(−Z軸方向)に向かって突出している。囲壁86は、供給孔85を外側から囲んでいる。
液体供給部64は、第2壁72を貫通して凹部78内に通じる供給孔85と、第2壁72から−Z軸方向に突出して供給孔85を囲む囲壁86と、サポート部材91と、フォーム92と、フィルター93と、を含む。サポート部材91及びフォーム92は、囲壁86によって囲まれた領域内に設けられた凹部95内に収められている。そして、フィルター93は、囲壁86によって囲まれた領域内に設けられており、凹部95を第2壁72の外側から覆っている。フィルター93としては、例えば、プレス加工などでフィルム材に貫通孔をあけたものや、PALL社製のMMM膜などの非対称膜、織布のような対称膜などを採用することができる。
なお、本実施形態では、第1ケース62に液体供給部64が設けられている。しかしながら、カートリッジ7の構成は、これに限定されない。カートリッジ7の構成としては、第2ケース63に液体供給部64を設けた構成や、液体供給部64を第1ケース62と第2ケース63とに跨って設けた構成も採用され得る。
また、カートリッジ7は、図5に示すように、弁ユニット101と、付勢部材104と、シート部材107と、を有している。可撓性部材の一例であるシート部材107は、合成樹脂(例えば、ナイロンや、ポリプロピレン等)で構成され、可撓性を有する。シート部材107は、第1ケース62の第2ケース63側に設けられている。シート部材107は、第1ケース62の凹部78を−X軸方向から塞ぐことが可能な大きさ及び形状を有している。シート部材107は、第1ケース62の接合部81に接合されている。本実施形態では、シート部材107は、溶着によって接合部81に接合されている。これにより、第1ケース62の凹部78が、シート部材107によって塞がれている。凹部78とシート部材107とによって囲まれた領域は、液体収容部109と呼ばれる。
そして、シート部材107によって塞がれた凹部78内、すなわち液体収容部109内にインクが収容される。このため、本実施形態では、シート部材107が液体収容部109の内壁の一部を構成している。また、第1ケース62も、液体収容部109の内壁の一部を構成している。上述したように、シート部材107は、可撓性を有している。このため、液体収容部109の容積を変化させることができる。シート部材107は、液体収容部109の容積の変化に追従し易いよう、あらかじめ凹部78の内面79に沿って押し伸ばされた状態で第1ケース62に接合されている。なお、液体収容部109に収容されたインクは、液体供給部64を介してホルダー12の液体導入部23(図3)に供給される。
弁ユニット101は、図5に示すように、凹部78の内側に設けられている。シート部材107は、凹部78を弁ユニット101ごと覆っている。シート部材107の弁ユニット101に重なる部位には、通気孔114が形成されている。通気孔114は、弁ユニット101によって塞がれている。また、第2ケース63には、大気連通孔113が設けられている。そして、シート部材107と第2ケース63との間の空間は、大気連通孔113を介してカートリッジ7の外側と連通している。このため、シート部材107と第2ケース63との間の空間には、大気が介在している。そして、シート部材107と第2ケース63との間の空間に介在する大気は、通気孔114を介して弁ユニット101に吸入され得る。なお、シート部材107と第2ケース63との間の空間は、大気室115(後述する)と呼ばれる。大気連通孔113は、大気室115に通じている。
付勢部材104は、図5に示すように、YZ平面に沿って延伸する板状の外観を有しており、シート部材107と第2ケース63との間に設けられている。付勢部材104は、シート部材107の第2ケース63側に設けられており、液体収容部109の外側に配置されている。付勢部材104は、可撓性を有し、且つ弾性が高い材料、すなわちばね性に富んだ材料で構成されている。付勢部材104の材料としては、例えば、ステンレス鋼板や冷間圧延鋼板などの金属、ナイロンや、ポリプロピレン、PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)などの合成樹脂等が採用され得る。
付勢部材104は、3つの挿入部121と、2つの被固定部122と、を有している。3つの挿入部121は、Y軸に沿って並んでいる。2つの被固定部122もY軸に沿って並んでいる。以下において、3つの挿入部121を個別に識別する場合に、3つの挿入部121は、それぞれ、挿入部121A、挿入部121B、及び挿入部121Cと表記される。また、2つの被固定部122を個別に識別する場合に、2つの被固定部122は、それぞれ、被固定部122A、及び被固定部122Bと表記される。
挿入部121A、挿入部121B、及び挿入部121Cは、Y軸方向にこの順に並んでいる。被固定部122A、及び被固定部122Bは、Y軸方向にこの順に並んでいる。つまり、挿入部121Cが挿入部121BよりもY軸方向に位置し、挿入部121Bが挿入部121AよりもY軸方向に位置している。また、被固定部122Bが被固定部122AよりもY軸方向に位置している。3つの挿入部121は、2つの被固定部122の間に位置している。つまり、3つの挿入部121は、被固定部122Aと被固定部122Bとの間に位置している。
付勢部材104において、挿入部121と被固定部122とは、ばね部123を介してつながっている。ばね部123は、板状の外観を有しており、高い弾性(ばね性とも表現される)を有している。本実施形態では、ばね部123は、板ばねの一例であり、ばねとして機能する。このため、付勢部材104は、挿入部121が板ばねの一端側に位置し、被固定部122が板ばねの他端側に位置する構成を有している。これにより、簡易な板ばねの構成で付勢部材104を構成することができる。
付勢部材104は、付勢部材104に負荷が作用していない状態で、YZ平面に沿って平板状に延伸している。付勢部材104は、2つのばね部123を有している。以下において、2つのばね部123を個別に識別する場合に、2つのばね部123は、それぞれ、ばね部123A及びばね部123Bと表記される。ばね部123Aは、挿入部121Aと挿入部121Bとをつないでいる。また、ばね部123Bは、挿入部121Cと挿入部121Bとをつないでいる。上記の構成により、本実施形態では、挿入部121と被固定部122とばね部123とを含む簡易な構成で付勢部材を構成することができる。
カートリッジ7において、付勢部材104は、第2ケース63に固定されている。付勢部材104のうち被固定部122が第2ケース63に固定されている。このため、付勢部材104は、第2ケース63から脱落しない。なお、被固定部122の第2ケース63への固定は、例えば、接着や、溶着、カシメ、圧入、ねじ止め等、種々の固定方法が採用され得る。
ここで、付勢部材104のうち被固定部122を除く他の部分は、第2ケース63に固定されていない。従って、付勢部材104のばね部123は、第2ケース63から離間する方向に変形可能になっている。これにより、付勢部材104のうち挿入部121は、第2ケース63から離間する方向に変位可能である。挿入部121が第2ケース63から離間する方向、すなわち第2ケース63に対してX軸方向に変位すると、ばね部123が弾性変形する。このため、挿入部121が第2ケース63から離間する方向、すなわち第2ケース63に対してX軸方向に変位すると、挿入部121には、第2ケース63に近づく方向にばね力すなわち付勢力が作用する。
シート部材107には、3つの固定部125が設けられている。3つの固定部125は、シート部材107の第2ケース63側に設けられている。3つの固定部125は、Y軸に沿って並んでいる。以下において、3つの固定部125を個別に識別する場合に、3つの固定部125は、それぞれ、固定部125A、固定部125B、及び固定部125Cと表記される。
3つの固定部125は、それぞれ、付勢部材104の3つの挿入部121のそれぞれに対向する位置に設けられている。そして、3つの固定部125は、それぞれ、付勢部材104の挿入部121を挿入可能に構成されている。本実施形態では、付勢部材104の挿入部121Aがシート部材107の固定部125Aに挿入され、挿入部121Bが固定部125Bに挿入され、挿入部121Cが固定部125Cに挿入されている。これにより、付勢部材104とシート部材107とが連結されている。
上記の構成により、シート部材107は、付勢部材104によって、第2ケース63に近づく方向に、すなわち−X軸方向に付勢されている。換言すれば、シート部材107は、付勢部材104によって、第2ケース63に近づく方向に引っ張られている。
本実施形態では、付勢部材104は、挿入部121と、被固定部122と、ばね部123とを、1つの板材から一体で成形することによって形成されている。しかしながら、付勢部材104の構成は、これに限定されない。付勢部材104としては、例えば、相互に別体で形成された挿入部121と、被固定部122と、ばね部123とを、溶接や、溶着、接着、カシメ、ねじ止めなどによって一体に形成した構成も採用され得る。
付勢部材104において、2つのばね部123は、図7に示すように、それぞれ、第1ばね部127と、第2ばね部128とに区分され得る。以下において、2つの第1ばね部127を個別に識別する場合に、2つの第1ばね部127は、それぞれ、第1ばね部127A及び第1ばね部127Bと表記される。また、2つの第2ばね部128を個別に識別する場合に、2つの第2ばね部128は、それぞれ、第2ばね部128A及び第2ばね部128Bと表記される。なお、図7では、付勢部材104をX軸方向に平面視したときの図が示されている。
本実施形態では、説明の便宜上、図7に、3つの挿入部121と、2つの被固定部122と、2つの第1ばね部127と、2つの第2ばね部128と、を相互に区画する方法の一例が図示されている。図7に示す例では、3つの挿入部121と、2つの被固定部122と、2つの第1ばね部127と、2つの第2ばね部128と、を相互に区画する仮想線129が図示されている。しかし、付勢部材104を複数の部分に区画する例は、図7に示す例に限定されない。付勢部材104を複数の部分に区画する仮想線129の数や位置は任意に設定され得る。
第1ばね部127は、付勢部材104のZ軸方向の端部に位置しており、Y軸に沿って延在している。第1ばね部127Aは、挿入部121Aと挿入部121Bとの間に位置しており、挿入部121Aと挿入部121Bとをつないでいる。第1ばね部127Bは、挿入部121Bと挿入部121Cとの間に位置しており、挿入部121Bと挿入部121Cとをつないでいる。
第2ばね部128は、第1ばね部127の−Z軸方向に位置している。第2ばね部128Aは、第1ばね部127Aと被固定部122Aとをつないでいる。第2ばね部128Aは、挿入部121Aと挿入部121Bとの間において第1ばね部127Aの−Z軸方向の端部につながっている。第2ばね部128Aは、第1ばね部127Aにつながっている部分を起点として、挿入部121Aよりも−Z軸方向の位置で挿入部121Aの外側を回ってから被固定部122Aにつながっている。
第2ばね部128Bは、第1ばね部127Bと被固定部122Bとをつないでいる。第2ばね部128Bは、挿入部121Bと挿入部121Cとの間において第1ばね部127Bの−Z軸方向の端部につながっている。第2ばね部128Bは、第1ばね部127Bにつながっている部分を起点として、挿入部121Cよりも−Z軸方向の位置で挿入部121Cの外側を回ってから被固定部122Bにつながっている。
上記の構成により、挿入部121Aと挿入部121Bと被固定部122Aとが、ばね部123Aによって相互につながっている。挿入部121Aと挿入部121Bとがばね部123Aの一端側に位置し、被固定部122Aがばね部123Aの他端側に位置している。同様に、挿入部121Bと挿入部121Cと被固定部122Bとが、ばね部123Bによって相互につながっている。挿入部121Bと挿入部121Cとがばね部123Bの一端側に位置し、被固定部122Bがばね部123Bの他端側に位置している。
シート部材107は、図8に示すように、第1の可撓性部材の一例である主シート141と、第2の可撓性部材の一例である固定シート142と、を含む。シート部材107は、主シート141に固定シート142が接合された構成を有している。主シート141に固定シート142が接合された構造が、固定部125である。つまり、固定部125は、主シート141に固定シート142が接合された構造を表す概念である。本実施形態では、シート部材107が、3つの固定シート142を含む。以下において、3つの固定シート142を個別に識別する場合に、3つの固定シート142は、それぞれ、固定シート142A、固定シート142B、及び固定シート142Cと表記される。3つの固定シート142は、Y軸に沿って並んでいる。
主シート141や固定シート142は、合成樹脂(例えば、ナイロンや、ポリプロピレン等)で構成され得る。主シート141の材料と、固定シート142の材料とは、互いに同じであっても、互いに異なっていてもよい。また、主シート141と固定シート142との接合は、例えば、接着や、溶着、種々の接合方法が採用され得る。本実施形態では、固定シート142は、溶着によって主シート141に接合されている。そして、溶着による接合という観点から、主シート141と固定シート142とが互いに同じ材料で構成されている。
シート部材107では、図9に示すように、主シート141と固定シート142とが重なり合う領域内に接合領域143が設けられている。接合領域143は、固定シート142の周縁のうちZ軸方向の端縁144を除く縁に沿って設けられている。接合領域143と端縁144とによって囲まれる内側の領域では、固定シート142は主シート141に接合されていない。よって、固定部125は、固定シート142の端縁144において開口する袋状の構成を有している。この構成により、付勢部材104の挿入部121を袋状の固定部125に挿入することができる。挿入部121が固定部125に挿入されると、図10に示すように、付勢部材104とシート部材107とが連結される。なお、袋状の固定部125は、ポケットの一例である。
上記の構成を有するカートリッジ7は、図11に示すように、ホルダー12に装着された状態において、囲壁86がパッキン46に当接し、囲壁86によって囲まれた領域内に筒状部44が挿入される。つまり、囲壁86は、筒状部44よりも外側から流路43を囲む。そして、囲壁86によって囲まれた領域内において、フィルター93がフィルター45に接触する。これにより、液体収容部109内のインクは、供給孔85(図6)からフォーム92(図6)及びフィルター93(図6)を経て、フィルター45から流路43に供給され得る。
このとき、囲壁86は、筒状部44よりも外側から流路43を囲んだ状態で、パッキン46に当接している。これにより、囲壁86とパッキン46とによって囲まれた空間の気密性が高められる。このため、インクがカートリッジ7から流路43に供給されるときに、筒状部44に囲まれた領域の外側にこぼれたインクがパッキン46と囲壁86とによってせき止められる。
インクがカートリッジ7から流路43に供給されることによって液体収容部109内のインクが減少すると、弁ユニット101(図5)が開状態となり、通気孔114が開放される。このため、カートリッジ7の外側の大気が大気連通孔113、及び通気孔114を通って液体収容部109の内部に流入し得る。そして、大気が液体収容部109に流入することによって、液体収容部109の圧力低下が軽減されると、弁ユニット101が閉状態となる。これにより、通気孔114が弁ユニット101によって塞がれる。このような動作により、液体収容部109の圧力が、印刷ヘッド11にインクを供給するのに適した適切な圧力範囲に維持され得る。
本実施形態でのカートリッジ7におけるインクの流れと、大気の流れについて説明する。カートリッジ7において、インク161は、カートリッジ7の構造を模式的に示す断面図である図12に示すように、第1ケース62とシート部材107とによって区画される液体収容部109に収容されている。前述したように、シート部材107は、付勢部材104によって第2ケース63側に向かって付勢されている。弁ユニット101は、液体収容部109内に設けられている。弁ユニット101は、カバーバルブ163と、レバーバルブ165と、ばね部材167と、を含む。
カバーバルブ163には、大気導入口171が設けられている。大気導入口171は、カバーバルブ163を貫通している。大気導入口171は、カートリッジ7内において、液体収容部109の内部と、液体収容部109の外部にある大気室115とを連通させる連通路として機能する。レバーバルブ165は、カバーバルブ163の第2ケース63側とは反対側に設けられている。レバーバルブ165は、弁部173と、レバー部175と、を含む。弁部173は、カバーバルブ163の大気導入口171に重なっている。
レバー部175は、弁部173から、シート部材107と第1壁71の内面79との間の領域内に延在している。ばね部材167は、レバーバルブ165のカバーバルブ163側とは反対側に設けられている。ばね部材167は、レバーバルブ165の弁部173をカバーバルブ163側に向かって付勢している。これにより、カバーバルブ163の大気導入口171が、弁部173によって塞がれている。以下において、大気導入口171が弁部173によって塞がれている状態は、弁ユニット101が閉状態であると表現される。なお、図12に示される弁ユニット101は閉状態である。
液体収容部109内のインク161が消費されていくと、シート部材107は、図13に示すように、第1壁71の内面79側に向かって変位する。シート部材107が第1壁71の内面79側に向かって変位すると、シート部材107を介して付勢部材104がレバー部175を第1壁71の内面79側に向かって押す。これにより、弁部173の姿勢が変化し、弁部173とカバーバルブ163との間に隙間が発生する。これにより、大気導入口171と液体収容部109とが連通する。以下において、弁部173とカバーバルブ163との間に隙間が発生することによって、大気導入口171と液体収容部109とが連通する状態は、弁ユニット101が開状態であると表現される。弁ユニット101が開状態になると、液体収容部109の外側にある大気室115の大気が大気導入口171を通って液体収容部109の内部に流入する。なお、図13に示される弁ユニット101は開状態である。
前述したように、シート部材107は、付勢部材104によって第2ケース63側に向かって付勢されている。このため、大気が大気導入口171を通って液体収容部109の内部に流入すると、シート部材107は、図12に示すように、付勢部材104からの付勢力によって第2ケース63側に向かって変位する。つまり、大気が大気導入口171を通って液体収容部109の内部に流入することによって、図13に示す状態に比較して、液体収容部109の容積が増大する。これにより、大気圧よりも低い圧力(負圧)状態にある液体収容部109内の負圧が軽減する(大気圧に近づく)。そして、液体収容部109にある程度の大気が導入されると、シート部材107がレバー部175から離れる。これにより、弁部173が大気導入口171を塞ぐ。すなわち、弁ユニット101が閉状態となる。このように、液体収容部109のインク161の消費に伴って、液体収容部109内の負圧が大きくなると一次的にレバーバルブ165が開状態になることで液体収容部109内の圧力を適切な圧力範囲に維持することが可能となる。
カートリッジ7では、液体収容部109に収容されたインクが液体供給部64から液体収容部109の外部に供給されると、シート部材107が凹部78側に向かって変形しようとする。つまり、液体収容部109に収容されたインクが液体供給部64から液体収容部109の外部に供給されると、液体収容部109の容積が収縮しようとする。ここで、カートリッジ7では、付勢部材104がシート部材107と第2ケース63との間に配置されている。そして、付勢部材104の挿入部121がシート部材107に設けられた固定部125に挿入されることによって、付勢部材104とシート部材107とが連結される。これにより、液体収容部109の容積が収縮しようとするとき、シート部材107が付勢部材104によって第2ケース63側に向かって引っ張られる。これにより、液体収容部109内に負圧を与えることができる。また、カートリッジ7では、付勢部材104が液体収容部109の外側に配置されている。つまり、カートリッジ7では、付勢部材104が液体収容部109内のインクに浸されることがない。この結果、付勢部材104の材料の選択の自由度が増す。また、付勢部材104とシート部材107との連結を、シート部材107に設けられた固定部125に付勢部材104の挿入部121を挿入するといった簡易な構成によって実現することができる。
また、カートリッジ7では、主シート141の少なくとも一部に固定シート142を接合するといった簡易な構成によって、固定部125をポケットとして構成することができる。ポケットは、例えば、主シート141に、固定シート142を部分的に接合することによって形成できる。ポケットは、例えば、シート部材107を同じ大きさの2つの主シート141によって構成し、その一部を貼りあわせることによって形成することもできる。
(変形例1)
付勢部材104において、挿入部121の数や被固定部122の数、ばね部123の数は、上記実施形態における数に限定されない。挿入部121の数や被固定部122の数、ばね部123の数は、任意の数が採用され得る。
付勢部材104において、挿入部121の数や被固定部122の数、ばね部123の数は、上記実施形態における数に限定されない。挿入部121の数や被固定部122の数、ばね部123の数は、任意の数が採用され得る。
(変形例2)
シート部材107において、固定部125の数は、3つに限定されない。シート部材107における固定部125の数は、3つを下回る数や、3つを超える数の任意の数が採用され得る。
シート部材107において、固定部125の数は、3つに限定されない。シート部材107における固定部125の数は、3つを下回る数や、3つを超える数の任意の数が採用され得る。
(変形例3)
上記実施形態において、固定シート142の形状は、四角形に限定されない。固定シート142の形状としては、例えば、曲線や円弧を含む形状や、三角形、多角形、円形等、種々の形状が採用され得る。
上記実施形態において、固定シート142の形状は、四角形に限定されない。固定シート142の形状としては、例えば、曲線や円弧を含む形状や、三角形、多角形、円形等、種々の形状が採用され得る。
(変形例4)
上記実施形態や変形例において、接合領域143の形態は、直線状に限定されない。接合領域143の形態としては、例えば、曲線状や円弧状等、種々の形態が採用され得る。
上記実施形態や変形例において、接合領域143の形態は、直線状に限定されない。接合領域143の形態としては、例えば、曲線状や円弧状等、種々の形態が採用され得る。
(変形例5)
上記実施形態や変形例において、接合領域143が固定シート142の外縁に重なっている形態に限定されない。接合領域143の形態としては、固定シート142の外縁よりも内側に位置する形態も採用され得る。
上記実施形態や変形例において、接合領域143が固定シート142の外縁に重なっている形態に限定されない。接合領域143の形態としては、固定シート142の外縁よりも内側に位置する形態も採用され得る。
(変形例6)
上記実施形態や変形例において、1つの固定シート142において接合領域143が一連している形態に限定されない。接合領域143の形態としては、図14に示すように、部分的に接合されない領域181を含んだ形態も採用され得る。この場合、シート部材107において、3つの固定部125のうちすべての固定部125の接合領域143に領域181が含まれる構成や、1つの固定部125の接合領域143だけに領域181が含まれる構成、2つの固定部125の接合領域143だけに領域181が含まれる構成のいずれも採用され得る。付勢部材104とシート部材107とを連結することができれば、接合領域143において、領域181の位置や大きさは限定されず、任意の位置や大きさが採用され得る。また、1つの固定部125の接合領域143に含まれる領域181の個数は、1つに限定されず、2つや2つを超える個数も採用され得る。
上記実施形態や変形例において、1つの固定シート142において接合領域143が一連している形態に限定されない。接合領域143の形態としては、図14に示すように、部分的に接合されない領域181を含んだ形態も採用され得る。この場合、シート部材107において、3つの固定部125のうちすべての固定部125の接合領域143に領域181が含まれる構成や、1つの固定部125の接合領域143だけに領域181が含まれる構成、2つの固定部125の接合領域143だけに領域181が含まれる構成のいずれも採用され得る。付勢部材104とシート部材107とを連結することができれば、接合領域143において、領域181の位置や大きさは限定されず、任意の位置や大きさが採用され得る。また、1つの固定部125の接合領域143に含まれる領域181の個数は、1つに限定されず、2つや2つを超える個数も採用され得る。
(変形例7)
接合領域143に領域181が含まれる形態の一例として、図15に示すループの形態が挙げられる。ループの形態では、接合領域143が、接合領域143Aと接合領域143Bとに区分され得る。固定シート142において、Z軸に沿って端縁144と対峙する部分に領域181が設定されている。このため、接合領域143Aと接合領域143Bとが領域181を挟んで互いに分離している。これにより、ループの形態を有する固定部125が構成される。
接合領域143に領域181が含まれる形態の一例として、図15に示すループの形態が挙げられる。ループの形態では、接合領域143が、接合領域143Aと接合領域143Bとに区分され得る。固定シート142において、Z軸に沿って端縁144と対峙する部分に領域181が設定されている。このため、接合領域143Aと接合領域143Bとが領域181を挟んで互いに分離している。これにより、ループの形態を有する固定部125が構成される。
(変形例8)
上記実施形態において、付勢部材104のばね部123として板ばねが採用されている。しかしながら、付勢部材104のばね部123は、板ばねに限定されない。付勢部材104のばね部123としては例えば、コイルばねも採用され得る。コイルばねで構成されたばね部123を有する付勢部材185を変形例8として説明する。変形例8において、上記実施形態と同様の構成については、上記実施形態と同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
上記実施形態において、付勢部材104のばね部123として板ばねが採用されている。しかしながら、付勢部材104のばね部123は、板ばねに限定されない。付勢部材104のばね部123としては例えば、コイルばねも採用され得る。コイルばねで構成されたばね部123を有する付勢部材185を変形例8として説明する。変形例8において、上記実施形態と同様の構成については、上記実施形態と同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
付勢部材185では、図16に示すように、コイルばねで構成されたばね部123の一端側に挿入部121が設けられ、ばね部123の他端側に被固定部122が設けられている。コイルばねで構成されたばね部123の一端側に挿入部121を設け、ばね部123の他端側に被固定部122を設けることによって、付勢部材185をコイルばねで構成することができる。変形例8においても、シート部材107が付勢部材185によって、第2ケース63に近づく方向に、すなわち−X軸方向に付勢されている。換言すれば、シート部材107は、付勢部材185によって、第2ケース63に近づく方向に引っ張られている。変形例8においても、上記実施形態と同様の効果が得られる。
(変形例9)
変形例8において、付勢部材185のばね部123としては例えば、円錐コイルばねも採用され得る。円錐コイルばねで構成されたばね部123を有する付勢部材186を変形例9として説明する。変形例9において、上記実施形態と同様の構成については、上記実施形態と同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
変形例8において、付勢部材185のばね部123としては例えば、円錐コイルばねも採用され得る。円錐コイルばねで構成されたばね部123を有する付勢部材186を変形例9として説明する。変形例9において、上記実施形態と同様の構成については、上記実施形態と同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
付勢部材186では、図17に示すように、円錐コイルばねで構成されたばね部123の一端側に挿入部121が設けられ、ばね部123の他端側に被固定部122が設けられている。円錐コイルばねで構成されたばね部123の一端側に挿入部121を設け、ばね部123の他端側に被固定部122を設けることによって、付勢部材186を円錐コイルばねで構成することができる。変形例9においても、シート部材107が付勢部材186によって、第2ケース63に近づく方向に、すなわち−X軸方向に付勢されている。換言すれば、シート部材107は、付勢部材186によって、第2ケース63に近づく方向に引っ張られている。
変形例9においても、上記実施形態と同様の効果が得られる。さらに、変形例9では、ばね部123が円錐コイルばねで構成されるので、ばね部123を縮めた状態で付勢部材186のX軸に沿った高さを低く抑えやすい。この結果、カートリッジ7を小型化しやすい。
なお、変形例9では、円錐コイルばねの端部のうち外径が大きい側の端部に挿入部121を設けることが好ましい。この構成によれば、円錐コイルばねのうち外径が大きい側の部分を固定部125に挿入することができるので、シート部材107を広い領域で付勢することができる。換言すれば、広い領域で引っ張ることができる。これにより、シート部材107を広げた状態で引っ張ることができるので、液体収容部109内を効率よく負圧にしやすい。
本発明は、インクジェットプリンター及びそのインクカートリッジに限らず、インク以外の他の液体を噴射する任意の印刷装置及びそのカートリッジにも適用することができる。例えば、以下のような各種の印刷装置及びそのカートリッジに適用可能である。
(1)ファクシミリ装置等の画像記録装置。(2)液晶ディスプレイ等の画像表示装置用のカラーフィルターの製造に用いられる色材を噴射する印刷装置。(3)有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイや、面発光ディスプレイ(Field Emission Display、FED)等の電極形成に用いられる電極材を噴射する印刷装置。(4)バイオチップ製造に用いられる生体有機物を含む液体を噴射する印刷装置。(5)精密ピペットとしての試料印刷装置。(6)潤滑油の印刷装置。(7)樹脂液の印刷装置。(8)時計やカメラ等の精密機械にピンポイントで潤滑油を噴射する印刷装置。(9)光通信素子等に用いられる微小半球レンズ(光学レンズ)などを形成するために紫外線硬化樹脂液等の透明樹脂液を基板上に噴射する印刷装置。(10)基板などをエッチングするために酸性又はアルカリ性のエッチング液を噴射する印刷装置。(11)他の任意の微小量の液滴を吐出させる液体噴射ヘッドを備える印刷装置。
(1)ファクシミリ装置等の画像記録装置。(2)液晶ディスプレイ等の画像表示装置用のカラーフィルターの製造に用いられる色材を噴射する印刷装置。(3)有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイや、面発光ディスプレイ(Field Emission Display、FED)等の電極形成に用いられる電極材を噴射する印刷装置。(4)バイオチップ製造に用いられる生体有機物を含む液体を噴射する印刷装置。(5)精密ピペットとしての試料印刷装置。(6)潤滑油の印刷装置。(7)樹脂液の印刷装置。(8)時計やカメラ等の精密機械にピンポイントで潤滑油を噴射する印刷装置。(9)光通信素子等に用いられる微小半球レンズ(光学レンズ)などを形成するために紫外線硬化樹脂液等の透明樹脂液を基板上に噴射する印刷装置。(10)基板などをエッチングするために酸性又はアルカリ性のエッチング液を噴射する印刷装置。(11)他の任意の微小量の液滴を吐出させる液体噴射ヘッドを備える印刷装置。
なお、「液滴」とは、印刷装置から吐出される液体の状態をいい、粒状、涙状、糸状に尾を引くものも含むものとする。また、「液体」とは、印刷装置が噴射させることができるような材料であれば良い。例えば、「液体」は、物質が液相であるときの状態の材料であれば良く、粘性の高い又は低い液状態の材料、及び、ゾル、ゲル水、その他の無機溶剤、有機溶剤、溶液、液状樹脂、液状金属(金属融液)のような液状態の材料も「液体」に含まれる。また、物質の一状態としての液体のみならず、顔料や金属粒子などの固形物からなる機能材料の粒子が溶媒に溶解、分散または混合されたものなども「液体」に含まれる。上記のような「液体」を、「液状体」とも表現することができる。液体や液状体の代表的な例としては上記実施形態で説明したようなインクや液晶等が挙げられる。ここで、インクとは一般的な水性インクおよび油性インク並びにジェルインク、ホットメルトインク等の各種の液体状組成物を包含するものとする。
なお、本発明は、上述の実施形態や実施例に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態、実施例中の技術的特徴は、上述の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
1…液体噴射システム、5…プリンター、7…カートリッジ、9…キャリッジ、11…印刷ヘッド、12…ホルダー、13…タイミングベルト、14…モーター、15…搬送ローラー、16…制御部、17…フレキシブルケーブル、21…凹部、22…底部、23…液体導入部、25…側壁、26…側壁、27…側壁、28…側壁、43…流路、44…筒状部、45…フィルター、46…パッキン、61…ケース、62…第1ケース、63…第2ケース、64…液体供給部、71…第1壁、72…第2壁、73…第3壁、74…第4壁、75…第5壁、76…第6壁、77…第7壁、78…凹部、79…内面、81…接合部、85…供給孔、86…囲壁、91…サポート部材、92…フォーム、93…フィルター、95…凹部、101…弁ユニット、104…付勢部材、107…シート部材、109…液体収容部、114…通気孔、113…大気連通孔、115…大気室、121,121A,121B,121C…挿入部、122,122A,122B…被固定部、123,123A,123B…ばね部、125,125A,125B,125C…固定部、127,127A,127B…第1ばね部、128,128A,128B…第2ばね部、129…仮想線、141…主シート、142,142A,142B,142C…固定シート、143…接合領域、144…端縁、161…インク、163…カバーバルブ、165…レバーバルブ、167…ばね部材、171…大気導入口、173…弁部、175…レバー部、181…領域、185…付勢部材、186…付勢部材、P…印刷媒体。
Claims (5)
- 凹部を有するケースと、
前記凹部を覆った状態で前記ケースに接合された可撓性部材と、
前記可撓性部材の前記ケース側とは反対側に配置され、前記可撓性部材を覆った状態で前記ケースに接合された蓋と、
前記可撓性部材と前記蓋との間に配置され、且つ前記蓋に固定され、前記可撓性部材を前記ケースから前記蓋に向かう向きに付勢する付勢部材と、を備え、
前記凹部と前記可撓性部材とによって囲まれた領域が、液体収容部として構成され、
前記ケースには、前記液体収容部内の液体を外部に供給可能な液体供給部が設けられた、液体供給ユニットであって、
前記可撓性部材は、前記蓋側に固定部を有し、
前記付勢部材は、挿入部を有し、
前記付勢部材の前記挿入部が、前記可撓性部材の前記固定部に挿入された、
ことを特徴とする液体供給ユニット。 - 請求項1に記載の液体供給ユニットにおいて、
前記可撓性部材は、前記凹部を覆った状態で前記ケースに接合された第1の可撓性部材と、前記第1の可撓性部材の少なくとも一部に接合された第2の可撓性部材と、を有し、
前記固定部は、前記第1の可撓性部材と前記第2の可撓性部材とによって形成されたポケット又はループによって構成される、
ことを特徴とする液体供給ユニット。 - 請求項1又は2に記載の液体供給ユニットにおいて、
前記付勢部材は、前記挿入部と、前記蓋に固定される被固定部と、前記挿入部と前記被固定部とをつなぐばね部と、を含む、
ことを特徴とする液体供給ユニット。 - 請求項3に記載の液体供給ユニットにおいて、
前記付勢部材は板ばねの構成を有し、
前記付勢部材において、前記挿入部が前記板ばねの一端側に位置し、前記被固定部が前記板ばねの他端側に位置する、
ことを特徴とする液体供給ユニット。 - 請求項1又は2に記載の液体供給ユニットにおいて、
前記付勢部材はコイルばねの構成を有し、
前記コイルばねに、前記挿入部と、前記蓋部に固定される被固定部と、が設けられている、
ことを特徴とする液体供給ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016032754A JP2017149007A (ja) | 2016-02-24 | 2016-02-24 | 液体供給ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016032754A JP2017149007A (ja) | 2016-02-24 | 2016-02-24 | 液体供給ユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017149007A true JP2017149007A (ja) | 2017-08-31 |
Family
ID=59740230
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016032754A Pending JP2017149007A (ja) | 2016-02-24 | 2016-02-24 | 液体供給ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017149007A (ja) |
-
2016
- 2016-02-24 JP JP2016032754A patent/JP2017149007A/ja active Pending
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