JP2017148157A - 医用画像診断装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】架台の内部の空気を効率よく架台の外部に排気することができる医用画像診断装置を提供する。
【解決手段】本発明の一実施形態に係る医用画像診断装置は、被検体を挿入するための開口が設けられたカバーを有する架台と、前記カバーにより形成される内部空間に設けられて前記架台に支持され、前記被検体を挿入するための開口の周りを回転する回転体と、前記回転体の回転により前記内部空間に生じた気流を、前記回転体の回転中心から遠ざかるよう導くように、前記カバーの内側面に設けられた突条部と、を備えたものである。
【選択図】 図1

Description

本発明の実施形態は、医用画像診断装置に関する。
医用画像診断装置の架台の内部に収容された構成部材が発生する熱は、架台の内部に蓄積されて、架台の内部に収容された構成部材に対して悪影響を及ぼしてしまう場合がある。架台の内部で発生した熱を除去する方法としては、冷却器を用いる方法や、架台の内部の空気を外部に排気する方法などが考えられる。
架台の内部の空気を外部に排気する方法としては、たとえば架台カバーにファンを設け、このファンによって架台の内部の空気を架台外部に排気する方法が考えられる。しかし、この方法で排気性能を高めようと試みると、大型のファンを用いたり多数のファンを用いたりしなくてはならず、多大な騒音や振動が発生してしまう。
また、X線CT(Computed Tomography)装置などの、架台の内部に回転体が設けられた医用画像診断装置では、架台の内部の空気を外部に排気する他の方法として、回転体にフィンを設ける方法が考えられる。この場合、回転体とともにフィンが回転することにより、フィンにより押された空気によって気流が生み出される。架台カバーに排気口を設けておけば、このフィンによって生まれた気流を利用して、架台内部の空気を排気口から架台外部に排気することができる。
一方で、架台の内部に回転体が設けられた医用画像診断装置は、最近、架台の小型化および回転体の回転速度の高速化を目指した開発が行われている。しかし、回転体とともに回転するフィンによって気流を生じさせるためには、フィンの高さを確保する必要がある。このため、回転体にフィンを設ける方法では、装置の大型化を招いてしまう。また、回転体に設けられたフィンは、回転体の回転を妨げる空気抵抗となってしまい、回転体の回転速度の高速化に悪影響を及ぼしてしまう。
特開2002−65659号公報
本発明が解決しようとする課題は、架台の内部の空気を効率よく架台の外部に排気することができる医用画像診断装置を提供することである。
本発明の一実施形態に係る医用画像診断装置は、上述した課題を解決するために、被検体を挿入するための開口が設けられたカバーを有する架台と、前記カバーにより形成される内部空間に設けられて前記架台に支持され、前記被検体を挿入するための開口の周りを回転する回転体と、前記回転体の回転により前記内部空間に生じた気流を、前記回転体の回転中心から遠ざかるよう導くように、前記カバーの内側面に設けられた突条部と、を備えたものである。
本発明の第1実施形態に係るX線CT装置の一構成例を示す正面図。 本発明の第1実施形態に係るX線CT装置の一構成例を示す斜視図。 回転体の一構成例を示す斜視図。 図1のIV−IV線断面図。 本発明の第1実施形態に係るX線CT装置の気流の様子の一例を示す説明図。 (a)は前面回転カバーの内側面の斜視図、(b)は内側面を架台の内部空間から見た正面図。 (a)は突条部の形状の第1例を示す図、(b)は突条部の形状の第2例を示す図、(c)は突条部の形状の第3例を示す図、(d)は突条部の形状の第4例を示す図、(e)は突条部の形状の第5例を示す図。 (a)はファンの近傍に設けられた整流板の一例を示す説明図、(b)は整流板の他の例を示す説明図。 (a)は本発明の第2実施形態に係る医用画像診断装置の一例を示す外観図、(b)は本発明の第2実施形態に係る医用画像診断装置の他の例を示す外観図。
本発明に係る医用画像診断装置の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。
本発明の一実施形態に係る医用画像診断装置は、X線CT(Computed Tomography)装置などの架台の内部に回転体を備えたものであり、回転体の回転により生じた気流を回転中心から遠ざかるように導くための突条部が、架台の固定部の内側面に設けられたものである。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係るX線CT装置10の一構成例を示す正面図である。なお、本実施形態では、本発明に係る医用画像診断装置として、X線CT装置を用いる場合の一例について示す。
また、図2は、本発明の第1実施形態に係るX線CT装置10の一構成例を示す斜視図である。
X線CT装置10は、X線CT画像データを収集するための撮像系を有する架台11と、架台11により収集されたX線CT画像データにもとづいてX線CT画像を生成するコンソール12とを有する。コンソール12は、ユーザの操作に対応した操作入力信号を出力する入力回路と、各種情報を表示するディスプレイと、架台11の統括制御や画像処理を行なうプロセッサとを有する。
架台11は、被検体を挿入するための開口20が設けられたカバーを有する。より具体的には、図2に示すように、架台11は、開口20の前面側を形成する前面回転カバー21を含む前面カバー22と、開口20の背面側を形成する背面回転カバー23を含み前面カバー22と離間して対向配置された背面カバー24と、開口20の円筒形空洞部を形成するボアカバー25と、前面カバー22と背面カバー24の外周どうしを接続する側面カバー26と、を有する。なお、以下の説明では、鉛直上向きをy方向正の向き、背面から前面に向かう向きをz方向正の向きとする場合の例について示す。
前面回転カバー21の内側面21iには、突条部31が設けられる。また、側面カバー26の上部には、カバーの内部空間の空気を外部に排気するためのファン32が設けられるとよい。ファン32としては、たとえば電動ファンを用いることができる。なお、図2には、ファン32が4個設けられる場合の例を示したが、ファン32の個数は1−3個または5個以上であってもよい。
架台11は、カバーにより形成された内部空間に、開口20の周りに回転自在に回転体40を支持する。また、図1に示すように、前面回転カバー21は、少なくとも、回転体40の回転軸に直交する面内において回転体40の回転軌跡(図1のハッチング参照)を覆うサイズを有する。
突条部31は、少なくとも、回転体40の回転軸に直交する面内における回転体の回転軌跡の内周縁41に対応する内周縁側位置から回転軌跡の外周縁42に対応する外周縁側位置まで横断するように延設される。
なお、以下の説明では、突条部31が、内側面21iの内周縁51から内側面21iの外周縁52まで横断するように8個設けられる場合の例について示すが、個数は8個に限られず、1−7個または9個以上であってもよい。また、突条部31の形状は、回転体40の回転により生じた気流を回転中心から遠ざかるように導く形状であればよい。このため、たとえば突条部31が複数個設けられる場合は、突条部31の全てが同一形状または相似形状であってもよいし、複数の突条部31のなかに異なる形状のものが含まれていてもよい。たとえば、ファン32に最も近い位置に設けられて気流をほぼ直接にファン32に届けることができる突条部31の高さを他の突条部31の高さよりも高くしてもよい。
突条部31は、回転体40の回転によりカバーの内部空間に生じた気流を、回転体40の回転中心から遠ざかるよう導くように設けられる。図1には、回転体40の回転方向vに沿って内部空間に生じた気流を回転体40の回転中心から遠ざかるよう導くように、突条部31の外周縁52における位置よりも突条部31の内周縁51における位置が回転方向vの手前側に位置するように内側面21iに設けられる場合の例について示した。
図3は、回転体40の一構成例を示す斜視図である。回転体40は、底面43と、側壁面44とを有する。なお、図3において、内側面21iの突条部31は図示を省略してある。
回転体40の底面43は、回転軸に直交し、開口20に対応する開口が中心に設けられる。側壁面44は、底面43の外周縁に沿って立設される。側壁面44は、たとえばX線源、X線検出器およびDAS(Data Acquisition System)などのX線CT装置10の撮像系を含む内部機器45を一体として保持する。
図4は、図1のIV−IV線断面図である。図4に示すように、ボアカバー25は、防水性および通気性を有する部材25aと、防水性を有しX線透過性の高い部材25bと、により形成される。
ボアカバー25は、造影剤や血液、内部機器45から漏れたオイルなどを遮断するよう、マイラー(登録商標)などの防水性を有する部材を用いて形成することが好ましい。本実施形態に係るボアカバー25は、さらに、少なくとも一部が、ゴアテックス(登録商標)などの防水性および通気性を有する部材25aにより形成される。この部材25aは、X線源から照射されるX線に影響のない位置に設けられることが好ましい。カバーの内部空間は、ファン32による強制排気によって外気に対して負圧となるため、部材25aにファンを設けずとも、開口20の空気は通気性を有する部材25aを介して内部空間へと吸気される。図4に示すように、部材25aから吸気された空気は、回転体40の側壁面44に設けられた内部機器45で発生した熱などを伴って突条部31によって回転中心から遠ざかるように導かれ、架台11のカバー上部に設けられたファン32から外部へ排気される。
図5は、本発明の第1実施形態に係るX線CT装置10の気流の様子の一例を示す説明図である。
図5に示すように、ボアカバー25から吸気された空気は、回転体40の回転により生じた気流に乗って、回転体40の回転により生じた気流に乗って、回転体40の側壁面44に設けられた内部機器45で発生した熱などを伴って突条部31に沿って回転中心から遠ざかるように導かれる。突条部31に沿って回転体40の側壁面44と側面カバー26との間隙に導かれた空気は、回転体40の側壁面44の回転により生じた気流に乗って、回転体40の回転方向vと同一の方向に動く。そして、ファン32は、この回転体40の側壁面44と側面カバー26との間隙で流動する空気を外部に排気する。
このため、回転体40の内部を含むカバーの内部空間に熱が滞留することがなく、効率よく熱を外部に排出することができる。
次に、突条部31の形状について説明する。
図6(a)は前面回転カバー21の内側面21iの斜視図であり、(b)は内側面21iを架台11の内部空間から見た正面図である。
図6(a)および(b)に示したように、以下の説明では、回転方向vをz軸に対する右ねじの逆方向とする。また、前面回転カバー21をxy面内に投影した場合における径方向をr方向、径方向rおよび回転方向vに直交し内側面21iから内部空間側へ突出する向きを高さ方向hの正の向きと定義する。また、外周縁52から内周縁51に向かう向きをr方向正の向きと定義する。
図7(a)―(e)は、突条部31の形状例を説明するための図である。なお、図7(a)―(e)は、v軸、r軸およびh軸を直交3軸にとる場合の図である。
上述した通り、突条部31は、回転体40の回転によりカバーの内部空間に生じた気流を、回転体40の回転中心から遠ざかるよう導くように設けられればよく、たとえば内側面21iの内周縁51から内側面21iの外周縁52まで横断するように設けられる。
図7(a)は、突条部31の形状の第1例を示す図である。この第1例は、図1、図2、図5、図6(b)に示した例と同様に、突条部31が、外周縁52における位置よりも内周縁51における位置が回転方向vの手前側に位置するとともに、突条部31と内側面21iの交線が曲線となる形状を有する場合の例である。このように、突条部31の外周縁52における位置よりも突条部31の内周縁51における位置が回転方向vの手前側に位置することにより、内側面21iの近傍の回転方向vに沿った気流は、突条部31によって効率よく回転中心から遠ざかるように、外周縁52へと導かれる。
また、突条部31は、図7(b)および(c)に示した第2例および第3例のように、径方向rに沿って設けられてもよい。このとき、突条部31のvh断面の内側面21iの設置面を除く外周形状は、図7(b)に示すように曲線であってもよいし、図7(c)に示すように矩形であってもよいし、他の形状であってもよい。
また、図7(d)に示した第4例のように、突条部31の気流に対向する側の側面と内側面21iとがなす角を90度未満とすることで、気流を受け止める効率をより向上させることができる。また、図7(e)に示した第5例のように、突条部31の気流に対向する側の側面とvh平面との交線が、高さ方向hの正の方向に進むに従ってv方向負の方向に進む曲線となるようにすることでも、気流を受け止める効率をより向上させることができる。
図7(a)―(e)に示した例の他にも、突条部31は様々な形状を取り得る。たとえば、突条部31の高さは、内周縁51と外周縁52とで異なる高さであってもよく、たとえば突条部31は、内周縁51から外周縁52に向かって低い形状や高い形状としてもよい。
図8(a)は、ファン32の近傍に設けられた整流板61の一例を示す説明図であり、(b)は整流板61の他の例を示す説明図である。
ファン32の近傍を流れる空気は、回転体40の側壁面44と側面カバー26との間隙(図8(a)、(b)の「カバー内側」参照)を流れる空気である。この間隙の空気は、側壁面44の回転に促されて流動する。このため、この間隙の空気の流速は、側壁面44に近いほど早く、ファン32に近いほど遅くなる。したがって、この間隙では、側面カバー26から側壁面44に向かう負圧が生じ、空気はファン32へは向かいづらくなる。
そこで、図8(a)に示すように、この間隙においてファン32の近傍を通過する気流をファン32に導くように、ファン32の近傍に整流板61を設けるとよい。整流板61を設けることにより、ファン32はより効率よく内気を外部へ排気することができる。
また、図8(a)に示すように、整流板61の形状をファン32から遠ざかるほど回転方向vの手前側に位置する形状とすることにより、ファン32の近傍を通過する気流を整流板61によって効率よくファン32に導くことができる。さらに、整流板61が複数設けられる場合は、互いに異なる形状であってもよい(たとえば図8(b)参照)。
本実施形態に係る医用画像診断装置の一例としてのX線CT装置10によれば、突条部31が、高速に回転する回転体40の回転によりカバーの内部空間に生じた気流を回転体40の回転中心から遠ざかるよう導くことにより、架台11の内部の空気を効率よく架台11の外部に排気することができる。このため、X線CT装置10によれば、熱排気性能を向上させることができ、内部機器45が受ける熱的影響を低減することができる。
また、X線CT装置10は、突条部31による熱排気性能の向上に伴い、突条部31がない場合に比べて電動ファンの数を大幅に削減することができる。このため、X線CT装置10によれば、熱排気性能を高めつつ電動ファンによる騒音を低減することができる。
本実施形態に係るX線CT装置10の突条部31は、回転体40の回転中心から遠ざかるよう導くように気流を制御する形状であればよい。このため、架台11の固定部の一部である前面回転カバー21の内側面21iに設けられた突条部31の高さは、回転体40にフィンを取り付ける場合におけるフィンの高さに比べ、非常に低くすることができる。したがって、本実施形態に係るX線CT装置10は、回転体40にフィンを取り付ける場合に比べ、容易に小型化することができる。
また、回転体40にフィンを設けると、当該フィンが回転体40の回転を妨げる空気抵抗となってしまうのに対し、本実施形態に係るX線CT装置10は、回転体40にフィンを取り付けることなく、固定部に気流制御用の突条部31を設けている。このため、突条部31は、回転体40の回転を妨げることがない。したがって、突条部31を備えたX線CT装置10は、回転体40の回転速度を容易に高速化することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明に係る医用画像診断装置の第2実施形態について説明する。
図9(a)は、本発明の第2実施形態に係る医用画像診断装置10Aの一例を示す外観図である。また、図9(b)は、本発明の第2実施形態に係る医用画像診断装置10Aの他の例を示す外観図である。
この第2実施形態に係る医用画像診断装置10Aは、PET(Positron Emission Tomography)−CT装置やSPECT(Single Photon Emission Computed Tomography)−CT装置などの、X線CT装置との複合装置を構成する点のみが第1実施形態に示す医用画像診断装置と異なる。
図9(a)に示すように、医用画像診断装置10Aは、第1実施形態に示したX線CT装置10の架台11と、核医学診断装置の架台71を有する。核医学診断装置の架台71は、被検体を挿入するための開口80を有する。また、架台71は、核医学画像データを収集するための撮像系を有する。
また、本実施形態に係る医用画像診断装置10Aは、さらにコンソール12A、寝台81、被検体Pを載置するための天板82、および天板駆動装置83を有する。
X線CT装置10の架台11と、核医学診断装置の架台71とは、寝台81を挟んで対向する位置に設けられてもよいし(図9(a)参照)、寝台81の片側に並べてもよい(図9(b)参照)。
コンソール12Aは、ユーザの操作に対応した操作入力信号を出力する入力回路と、各種情報を表示するディスプレイと、架台11、架台71および天板駆動装置83の統括制御や画像処理を行なうプロセッサとを有する。たとえば、コンソール12Aは、架台11により収集されたX線CT画像データにもとづいてX線CT画像を生成するとともに、架台71により収集された核医学画像データにもとづいて核医学画像を生成する。
天板駆動装置83は、コンソール12Aにより制御されて、天板82をy軸にそって昇降動させるとともに、開口20のX線照射場や開口80のガンマ線検出場へ、z軸に沿って天板82を移送する。
本実施形態に係る医用画像診断装置10Aによっても、第1実施形態に係るX医用画像診断装置の一例としてのX線CT装置10と同様の効果を奏する。また、本実施形態に係る核医学診断装置の架台71を含む医用画像診断装置10Aは、容易に同一被検体Pの同一部位に関するX線投影データおよびガンマ線投影データを得ることができる。
以上説明した少なくとも1つの実施形態によれば、架台11の内部の空気を効率よく架台11の外部に排気することができる。
なお、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…X線CT装置(医用画像診断装置)
10A…複合装置(医用画像診断装置)
11…架台
20…開口
21i…内側面
22…前面カバー
24…背面カバー
25…ボアカバー
25a…通気性部材
26…側面カバー
31…突条部
32…ファン
40…回転体
41…回転体内周縁
42…回転体外周縁
43…回転体底面
44…回転体側壁面
45…内部機器
51…内側面内周縁
52…内側面外周縁
61…整流板
71…核医学診断装置の架台
80…核医学診断装置の開口
81…寝台
82…天板
v…回転方向

Claims (10)

  1. 被検体を挿入するための開口が設けられたカバーを有する架台と、
    前記カバーにより形成される内部空間に設けられて前記架台に支持され、前記被検体を挿入するための開口の周りを回転する回転体と、
    前記回転体の回転により前記内部空間に生じた気流を、前記回転体の回転中心から遠ざかるよう導くように、前記カバーの内側面に設けられた突条部と、
    を備えた医用画像診断装置。
  2. 前記突条部は、
    前記回転体の回転により前記内部空間に生じた気流を前記回転体の回転中心から遠ざかるよう導くように、少なくとも前記回転体の回転軸に直交する面内における前記回転体の回転軌跡の内周縁に対応する前記カバーの内側面内の内周縁側位置から前記回転軌跡の外周縁に対応する前記カバーの内側面内の外周縁側位置まで横断するように延設された、
    請求項1記載の医用画像診断装置。
  3. 前記回転体は、
    所定の回転方向に回転し、
    前記突条部は、
    前記回転体の回転により前記所定の回転方向に沿って前記内部空間に生じた気流を、前記回転体の回転中心から遠ざかるよう導くように、前記外周縁側位置よりも前記内周縁側位置が前記回転方向の手前側に位置するように前記内側面に設けられた、
    請求項2記載の医用画像診断装置。
  4. 前記架台の上部に設けられ、前記内部空間の空気を前記架台の外部に排気するファン、
    をさらに備えた請求項1ないし3のいずれか1項に記載の医用画像診断装置。
  5. 前記内部空間に生じた気流のうち前記ファンの近傍を通過する気流を前記ファンに導くように前記ファンの近傍に設けられた整流板、
    をさらに備えた請求項4記載の医用画像診断装置。
  6. 前記カバーは、
    前記被検体を挿入するための開口を形成するボアカバーを有し、
    前記ボアカバーは、
    少なくとも一部が通気性を有する部材により形成され、前記被検体を挿入するための開口の空気がこの通気性を有する部材を介して前記内部空間へと吸気される、
    請求項1ないし5のいずれか1項に記載の医用画像診断装置。
  7. 前記カバーは、
    前記突条部が設けられ開口を有する前面カバーと、前面カバーに離間して対向配置され開口を有する背面カバーと、前記前面カバーと前記背面カバーの外周どうしを接続する側面カバーと、前記前面カバーと前記背面カバーの開口を接続して前記被検体を挿入するための開口を形成するボアカバーと、
    を有する、
    請求項1ないし6のいずれか1項に記載の医用画像診断装置。
  8. 前記回転体は、
    前記回転体に直交し中心に前記被検体を挿入するための開口に対応する開口が設けられた底面と、
    前記底面の外周縁に沿って前記底面に立設され、内部機器の少なくとも一部を一体として保持する側壁面と、
    を有する請求項1ないし7のいずれか1項に記載の医用画像診断装置。
  9. 前記回転体は、
    X線撮像系を一体として保持し、
    前記X線撮像系は、
    X線CT画像データを収集する、
    請求項1ないし8のいずれか1項に記載の医用画像診断装置。
  10. 請求項1ないし9のいずれか1項に記載の前記架台、前記回転体および前記突条部を備え、X線CT画像データを収集するX線CT装置と、
    前記被検体を挿入するための前記X線CT装置とは異なる開口を有し、核医学画像データを収集する核医学診断装置と、
    前記被検体を載置し、前記X線CT装置の前記被検体を挿入するための開口と、前記核医学診断装置の前記被検体を挿入するための開口と、の両方に前記被検体を移送可能な天板を有する寝台と、
    を備えた請求項1ないし9のいずれか1項に記載の医用画像診断装置。
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