JP2017147801A5 - - Google Patents

Description

本発明は、モータと、カバーと、制御部と、コネクタケースと、第１環状シール部材と、締結部とを備える。カバーは、カップ状であり、筒部がモータのハウジングに取り付けられており、底部がコネクタ挿通孔を有している。制御部は、カバー内に設けられており、モータのコイルの通電を制御する。コネクタケースは、カバー内でコネクタ挿通孔を塞ぐように設けられている蓋部、および、蓋部からコネクタ挿通孔を通じてカバー外まで突き出しているコネクタ部を有する。第１環状シール部材は、カバーと蓋部との間に設けられている。締結部は、カバーの底部とコネクタケースの蓋部とを締結している。

ここで、コネクタ部がコネクタ挿通孔に挿入されている方向をコネクタ挿入方向とする。コネクタ挿通孔は、コネクタ挿入方向から見たとき、コネクタ部の輪郭よりも大きく、かつ、コネクタ挿通孔の内壁面が締結部よりもコネクタ部の輪郭の近くに位置するように形成されている。

Claims (6)

1. 電動パワーステアリング装置に用いられる駆動装置であって、
   モータ（１１）と、
   カップ状であり、筒部（４３）が前記モータのハウジング（１７）に取り付けられており、底部（４４）がコネクタ挿通孔（４６、６１）を有しているカバー（４１）と、
   前記カバー内に設けられており、前記モータのコイル（１９）の通電を制御する制御部（１２）と、
   前記カバー内で前記コネクタ挿通孔を塞ぐように設けられている蓋部（４７）、および、前記蓋部から前記コネクタ挿通孔を通じて前記カバー外まで突き出しているコネクタ部（４８）を有するコネクタケース（４２）と、
   前記カバーと前記蓋部との間に設けられている第１環状シール部材（５６）と、
   前記底部と前記蓋部とを締結している締結部（５５）と、
   を備え、
   前記コネクタ部が前記コネクタ挿通孔に挿入されている方向をコネクタ挿入方向とすると、
   前記コネクタ挿通孔は、前記コネクタ挿入方向から見たとき、前記コネクタ部の輪郭よりも大きく、且つ、前記コネクタ挿通孔の内壁面が前記締結部よりも前記コネクタ部の輪郭の近くに位置するように形成されている駆動装置。
2. 前記コネクタ挿通孔は、前記コネクタ挿入方向から見たとき、前記コネクタ挿通孔の内壁面と前記コネクタ部の輪郭との隙間が５ｍｍ以内となるように形成されている請求項１に記載の駆動装置。
3. 前記コネクタ挿通孔（４６）は、前記コネクタ挿入方向から見たとき、前記コネクタ挿通孔の内壁面と前記コネクタ部の輪郭との隙間が３ｍｍ以内となるように形成されている請求項１に記載の駆動装置。
4. 前記コネクタ挿通孔（６１）は、前記コネクタ挿入方向から見たとき、前記コネクタ挿通孔の内壁面と前記コネクタ部の輪郭との隙間が前記回転軸心まわりにおいて一定となるように形成されている請求項１〜３のいずれか一項に記載の駆動装置。
5. 前記ハウジングは、前記制御部側に位置する第１フレームエンド（２８）と、前記制御部とは反対側に位置する第２フレームエンド（２９）とを有し、
   前記筒部と前記第１フレームエンドとの間に設けられている第２環状シール部材（４５）をさらに備える請求項１〜４のいずれか一項に記載の駆動装置。
6. 前記モータの巻線から延び出しているリード線（２１）は、前記第１フレームエンドを貫通するように設けられている請求項５に記載の駆動装置。