JP2017146186A - ガラス合紙の異物検出方法、ガラス合紙の製造方法、及びガラス板の梱包方法 - Google Patents

ガラス合紙の異物検出方法、ガラス合紙の製造方法、及びガラス板の梱包方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2017146186A
JP2017146186A JP2016027817A JP2016027817A JP2017146186A JP 2017146186 A JP2017146186 A JP 2017146186A JP 2016027817 A JP2016027817 A JP 2016027817A JP 2016027817 A JP2016027817 A JP 2016027817A JP 2017146186 A JP2017146186 A JP 2017146186A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass
interleaving paper
foreign matter
glass interleaving
paper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016027817A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6523187B2 (ja
Inventor
剛直 嶋村
Takenao Shimamura
剛直 嶋村
木村 宏
Hiroshi Kimura
宏 木村
義忠 石井
Yoshitada Ishii
義忠 石井
大介 北山
Daisuke Kitayama
大介 北山
英也 内藤
Hideya Naito
英也 内藤
幸恵 鈴木
Yukie Suzuki
幸恵 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokushu Tokai Paper Co Ltd
AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
Tokushu Tokai Paper Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Glass Co Ltd, Tokushu Tokai Paper Co Ltd filed Critical Asahi Glass Co Ltd
Priority to JP2016027817A priority Critical patent/JP6523187B2/ja
Publication of JP2017146186A publication Critical patent/JP2017146186A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6523187B2 publication Critical patent/JP6523187B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)

Abstract

【課題】ガラス合紙に含まれる撥水性の異物を検出することができるガラス合紙の異物検出方法、ガラス合紙の製造方法、及びガラス板の梱包方法を提供する。【解決手段】ガラス合紙の異物検出方法は、ガラス合紙に、ガラス合紙を着色させる色材を含む水溶性の塗料を塗布する塗布工程と、ガラス合紙に含まれる撥水性の異物と、ガラス合紙の異物を除く領域との着色の有無を検出する検出工程と、を含む。【選択図】図1

Description

本発明は、ガラス合紙の異物検出方法、ガラス合紙の製造方法、及びガラス板の梱包方法に関する。
建築用ガラス板、自動車用ガラス板、プラズマディスプレイ用ガラス板や液晶ディスプレイ用ガラス板などのFPD(Flat Panel Display)用のガラス板は、保管中や搬送中に、表面に疵が入る、表面が雰囲気中の汚染物質により汚染される等で、製品欠陥が生じることがある。
特に、FPD用のガラス板(ガラス基板)は、表面に微細な電気配線(以下、配線とも言う)、電極、電気回路、隔壁等の素子が形成されるので、表面に僅かな疵や汚染が有っても、断線等の不良の原因となる。そのため、これらの用途に用いられるガラス板には、高い表面の清浄性が要求される。
一般的に、ガラス板は、梱包用のパレット等に積層された状態で、保管、搬送される。
このときガラス板の間に、いわゆるガラス合紙を介在させることにより、隣接するガラス板の表面同士を分離し、ガラス板の表面の疵や雰囲気中の汚染物質による汚染を防止している。
しかしながら、ガラス板間にガラス合紙を介在させる方法では、ガラス合紙とガラス板の表面とが、直接、接触する。そのため、ガラス合紙の表面に存在する樹脂など各種の成分(異物)などがガラス板の表面に転写される。表面に異物が多く存在するガラス合紙を使用した場合には、ガラス板に、紙肌模様や焼けや汚れ等の問題が生じ易い。また、ガラス板の表面に形成された微細な配線が断線する等の不良の原因となる。
このような異物は、洗浄を行っても、ガラス板の表面から完全に除去するのは困難である。
上記問題を解決する方法として、例えば、特許文献1には、トリポリリン酸ナトリウムを0.1重量%以上含むガラス合紙が開示されている。
また、特許文献2には、四硼酸ナトリウムを50mg/m以上含有するガラス合紙が開示されている。
さらに、特許文献3には、高級飽和脂肪酸の含有率を0.08質量%以下としたガラス合紙を用いて、ガラス板を梱包したガラス板梱包体が開示されている。
特開平6−316432号公報 特開平7−101483号公報 国際公開第2011/118502号
特許文献1から3のガラス合紙を使用することにより、ガラス板に付着する異物の量を減少させることは可能である。しかしながら、ガラス合紙は、原料の品質に依存するため、製造ロットによって品質にばらつきがあり、ガラス合紙に異物が多く含まれる場合がある。
また、従来において、このような異物の少ないガラス合紙を選別する方法もなかったため、異物の少ないガラス合紙のみを使用することは現実的には困難であった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、ガラス合紙に含まれる異物を検出できるガラス合紙の異物検出方法、ガラス合紙の異物検出方法を含むガラス合紙の製造方法、及びガラス板の梱包方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様によるガラス合紙の異物検出方法は、ガラス合紙に、前記ガラス合紙を着色させる色材を含む水溶性の塗料を塗布する塗布工程と、前記ガラス合紙に含まれる撥水性の異物と、前記ガラス合紙の前記異物を除く領域との着色の有無を検出する検出工程と、を含む。
本発明の別の一態様によるガラス合紙の製造方法は、ガラス合紙用原料から製紙されたガラス合紙を準備する準備工程と、前記ガラス合紙の異物を、上述の異物検出方法によって検出する異物検出工程と、前記異物検出工程によって検出された異物を前記ガラス合紙から除去する除去工程と、を含む。
本発明の一態様に係るガラス合紙の異物検出方法によれば、ガラス合紙の異物を容易に検出することができる。
本発明の別の一態様に係るガラス合紙の製造方法によれば、ガラス合紙の異物を低減することができる。
ガラス合紙の異物検出装置の全体構成図である。 検出部の概略構成図である。 ガラス合紙を製紙する抄紙機の概略構成図ある。 異物検出装置と異物除去装置の概略構成図である。 別の態様の異物検出装置と異物除去装置の概略構成図である。 ガラス合紙を複数枚のガラス板の間に介在させて梱包容器に積載する工程を示した説明図である。
以下、添付図面にしたがって本発明の一実施形態について説明する。本発明は以下の一実施形態により説明される。本発明の範囲を逸脱すること無く、多くの手法により変更を行うことができ、本実施形態以外の他の実施形態を利用することができる。したがって、本発明の範囲内における全ての変更が特許請求の範囲に含まれる。
ここで、図中、同一の記号で示される部分は、同様の機能を有する同様の要素である。また、本明細書中で、数値範囲を“ 〜 ”を用いて表す場合は、“ 〜 ”で示される上限、下限の数値も数値範囲に含むものとする。
以下、添付図面に従って本発明の一実施形態を説明する。
上述のように、ガラス合紙に含まれる異物がガラス板に転写して、ガラス板の表面を汚染し、ガラス板の表面に形成される配線の断線等の不良の原因となっていた。その要因について本願発明者が検討したところ、製造過程で、ケイ素原子を有する有機化合物(例えば、シリコーン)、樹脂(ナイロン、ポリプロピレン、ポリアミド)、無機物(シリカ、アルミ塩、タルク、粘土)等の異物がガラス合紙に混入しており、その中で、特に撥水性の異物がその原因であることを見出した。
そこで、ガラス合紙に、ガラス合紙を着色させる色材を含む水溶性の塗料を塗布することで、親水性であるガラス合紙は着色され、一方で、水溶性の塗料では撥水性の異物は着色されないことに着目し、ガラス合紙に含まれる異物を検出できる発明を完成するに至った。ここで撥水性とは、異物の表面張力が、水溶性の塗料の表面張力より小さいこと意味する。
〔ガラス合紙の異物検出装置、及び異物検出方法〕
図1には、本発明の一実施形態のガラス合紙の異物検出装置の全体構成図が示されている。図2には、検出部の一部拡大図が示されている。
ガラス合紙の異物検出装置10は、合紙ロール50からガラス合紙52を給紙する給紙部12と、塗料をガラス合紙52に塗布する塗布部14と、ガラス合紙52に含まれる異物を検出する検出部16と、異物の検出を終えたガラス合紙52をロール状の合紙ロール54に巻き取る巻取り部18とを、備えている。
給紙部12はガラス合紙52の給紙工程を構成する。給紙部12には、巻回軸20を中心に回転自在に支持する回転支持部22が設けられている。合紙ロール50が巻回軸20にセットされる。巻回軸20を回転させることにより、合紙ロール50からガラス合紙52が巻きほどかれ、ガラス合紙52が塗布部14へと搬送される。
ガラス合紙52を塗布部14に案内するため、給紙部12と塗布部14との間にガイド部材24が設けられている。ガイド部材24により、ガラス合紙52を適切な経路に沿って搬送できる。なお、給紙部12から給紙されたガラス合紙52は、搬送コンベア34により塗布部14から検出部16へと搬送される。図1においては、巻きほどかれたガラス合紙52の下面側を支持するガイド部材24とガラス合紙52の上面側を支持して搬送コンベア34に誘導するガイド部材24とが示されている。
塗布部14は塗布工程を構成する。塗布部14には、塗布装置としてロールコーター26が設けられている。ロールコーター26は、塗料が貯留されているタンク28と、塗料が供給されるピックアップローラ30と、ガラス合紙52に塗料を塗布するコーティングローラ32とを備えている。塗料がタンク28からピックアップローラ30に滴下され、ピックアップローラ30からコーティングローラ32に塗料が供給される。ピックアップローラ30を介することによりコーティングローラ32にムラが少なく塗料が供給できる。コーティングローラ32と搬送コンベア34との間をガラス合紙52が通過する際に、コーティングローラ32から塗料がガラス合紙52に塗布される。
本実施形態では、塗布装置としてロールコーター26を示したが、これに限定されず、バーコーター、エアナイフコーター、スピンコーター、スプレーコーター、ディッブコーター等を使用することができる。
本実施形態では、塗料として、ガラス合紙52を着色させる色材を含む水溶性の塗料が使用される。ガラス合紙52が親水性であるので、改質剤色材を含む水溶性の塗料がガラス合紙52に浸透し、ガラス合紙52が着色される。
一方、ガラス合紙52には、製造過程で、撥水性の異物、例えば、ケイ素原子を有する有機化合物(シリコーン)、樹脂(ナイロン、ポリプロピレン、ポリアミド)、無機物(シリカ、アルミ塩、タルク、粘度)等の異物が含まれている。この異物は、撥水性であるので、色材を含む水溶性の塗料によっては、着色されない。
上述のように、ガラス合紙52を着色させる色材を含む水溶性の塗料をガラス合紙52の全面に塗布することで、ガラス合紙52には、色材で着色されない撥水性の異物の部分と色材で着色される領域とが形成される。
水溶性の塗料とは、溶媒が水、又は主成分が水とする塗料を意味する。ここで色材とは、ガラス合紙を着色させることができれば、特に限定されない。
塗布部14には、搬送コンベア34に対してロールコーター26の反対側に配置された液受け部36とポンプ38とを備えている。液受け部36は、ロールコーター26から塗布された塗料で、ガラス合紙52に塗布されなかった塗料を回収する。液受け部36で回収された塗料がポンプ38により送液される。
塗布部14の下流に検出部16が設けられている。この検出部16は検出工程を構成する。検出部16には、カメラ等の撮像手段40と、撮像手段40を支持する支持フレーム42とを備えている。撮像手段40はPC(パーソナルコンピュータ)44と電気的に接続されている。PC44は撮像手段40に対する入出力装置として機能する。PC44は、キーボード(不図示)を介して各種コマンドを撮像手段40に送り、また、PC44は、撮像手段40で撮像された画像データをモニター(不図示)に表示する。
塗布部14で塗料が塗布されたガラス合紙52が、搬送コンベア34により検出部16に搬送される。本実施形態では、検出部16の撮像手段40によりガラス合紙52の少なくとも一方面を撮像する。撮像手段40で撮像された画像データに基づいて、ガラス合紙52が着色された領域と、着色されていない領域とを、着色の有無に基づいて検出する。
異物のないガラス合紙52は色材により着色され、撥水性の異物が存在する部分は着色されない。つまり、撥水性の異物の部分は着色されないので、着色される前のガラス合紙52の色が示される。着色の有無を利用することによりガラス合紙52に含まれる異物を、目視、又は撮像手段40で検出することができる。例えば、撮像手段40で撮像された画像データをPC44に送り、PC44で画像処理することにより、異物の有無を判断することができる。また、さらに異物の数を計数してもよく、異物の数により品質レベルを判断することができる。
色材で着色されたガラス合紙52の色は、色材で着色される前のガラス合紙52の色に対して、L表色系で1.5以上の色差を有することが好ましい。つまり、色材で着色されたガラス合紙52と、色材で着色されなかった異物の領域(着色前のガラス合紙52)との色差が1.5以上であることを意味する。色差を1.5以上とすることにより、着色の有無を目視で判断することができる。また、撮像手段40を利用する場合は、撮像手段40に画像データに基づいて、PC44により色を識別することができる。
ここで、色差とは、L表色系における色度座標で示される2つの色のLの値の差を用いて表される値であって、以下式で求めることができる。
ΔE=((ΔL+(Δa+(Δb1/2
本実施形態では、着色される前のガラス合紙52の色と、色材で着色されたガラス合紙52の色との色差が1.5以上である。L表色系における色度座標は、公知の色差計で測定することができる。オフラインで測定するような場合には携帯型の色差計(コニカミノルタ社製:CR-300)を使用してもよい。
次に、検出部16が、光源装置を有する場合について説明する。図2は、検出部16の概略構成図である。検出部16は、撮像手段40と光源装置60とを備えている。光源装置60は、ガラス合紙52と対向する位置に反射凹曲面を有する反射部62と、反射凹曲面に光出射面が対向するように配置された発光ダイオード素子64と、を備えている。
発光ダイオード素子64に電流が印加されると、発光ダイオード素子64の光出射面から反射部62の反射凹曲面に光が照射される。反射部62の反射凹曲面により光が反射され、反射された光がガラス合紙52を照射する。ガラス合紙52で反射された光が、反射部62の形成された開口部66を介して、撮像手段40で撮像される。
着色されたガラス合紙52と、着色されていない異物の部分とでは、光に対する反射率が異なる。特に、着色されたガラス合紙52からの反射光は、着色されていない異物の部分からの反射光より光度が小さくなる。ガラス合紙52からの反射光の光度を検出することにより、異物を検出することができる。反射光を検出することの方が色差を検出するよりも容易であるため好ましい。本実施形態では、ガラス合紙52からの反射光を撮像手段40で撮像したが、反射光の違いを目視でも判断できるので、目視で異物を検出することができる。撮像手段40で撮像された画像データをPC44に送り、PC44で画像処理することにより異物を検出してもよい。
なお、撮像手段40で撮像された画像を使用する場合、予め反射光の光度の閾値をPC44で決めることで、異物からの反射光と、着色されたガラス合紙52からの反射光とを容易に検出することができる。つまり、異物を容易に検出することができる。
巻取り部18は、巻取り工程を構成する。巻取り部18には、巻回軸46を中心に回転自在に支持する回転支持部48が設けられている。検出部16で検出を終えたガラス合紙52は、搬送コンベア34で下流に搬送され、ガイド部材24により、巻取り部18に案内される。ガラス合紙52の先端部が、巻取り部18の巻回軸46に固定される。巻回軸46にモーター(不図示)の動力が伝達されて、ガラス合紙52をロール状の合紙ロール54に巻き取る。これでガラス合紙52の異物の検出を終える。
次に、ガラス合紙52の異物検出装置10の利用方法について説明する。合紙ロール50を準備し、合紙ロール50を給紙部12にセットし、給紙部12から塗布部14に搬送し、ガラス合紙52の塗料を塗布し、塗料の塗布されたガラス合紙52を検出部16で、ガラス合紙52に含まれる撥水性の異物と、ガラス合紙52の異物を除く領域との着色の有無を検出することで異物を検出する。
合紙ロール50のガラス合紙52の全てについて異物を検出する必要はない。例えば、合紙ロール50の先端から数メートル分のガラス合紙52を、検出部16で異物の検出をする。ガラス合紙52から異物が多く検出された場合、この合紙ロール50をガラス合紙52として使用するのを中止する。また、この合紙ロール50を含む同じ製造ロットの合紙ロールをガラス合紙52として使用するのを中止する。異物の多い合紙ロール50を使用しないことで、ガラス板に異物が転写することを回避することが可能となる。結果、ガラス板に不良が発生することを抑制することができる。
(着色前のガラス合紙)
本実施形態に使用されるガラス合紙としては、クラフトパルプ(KP)、サルファイトパルプ(SP)、ソーダパルプ(AP)等の化学パルプ;セミケミカルパルプ(SCP)、ケミグランドウッドパルプ(CGP)等の半化学パルプ;砕木パルプ(GP)、サーモメカニカルパルプ(TMP、BCTMP)、リファイナーグランドウッドパルプ(RGP)等の機械パルプ;楮、三椏、麻、ケナフ等を原料とする非木材繊維パルプ;合成パルプ;等、各種の原料からなるガラス合紙を利用することができる。さらに、本実施形態に使用されるガラス合紙は、これらの混合物を原料とするものでもよく、セルロース等を含有するものを原料としてもよい。
また、これらの原料は、古紙であっても、バージンパルプ(Virgin pulp)であっても、古紙とバージンパルプとの混合物であってもよい。中でも、バージンパルプが好ましい。
(水溶性の塗料)
水溶性の塗料として、溶媒が水である塗料を使用することができる。または、溶媒が水を主成分する塗料を使用することができる。水を主成分する溶媒として、水の他に撥水性の異物が着色されない程度に有機溶剤を含ませた混合溶媒を使用することができる。有機溶剤としては、メタノール、エタノール、アセトン、グリコールなどが挙げられる。
(色材)
色材としては染料、及び顔料を挙げることができる。
染料として、アゾ系、フタロシアニン系、アントラキノン系、ピラロゾン系、ポリメチン系等の公知の染料が挙げられる。
顔料として、アゾ系、フタロシアニン系などの有機顔料やチタン、カーボン、酸化鉄などの無機顔料等の公知の顔料が挙げられる。
〔ガラス合紙の製造方法〕
本実施形態のガラス合紙の製造方法は、ガラス合紙を準備する準備工程と、ガラス合紙の異物を、上述のガラス合紙の異物検出方法によって検出する異物検出工程と、異物検出工程によって検出された異物をガラス合紙から除去する除去工程と、を少なく備えている。
図3は、ガラス合紙を製紙する抄紙機100の概略構成図ある。準備工程で準備されるガラス合紙は、例えば、抄紙機100によって抄紙されたものである。
図3に示すように、ガラス合紙用原料液(パルプを水で希釈した液体)は、ヘッドボックス112から、ワイヤパート114に設置された下ワイヤ116の上に、シート状に供給される。下ワイヤ116に供給された紙原料液は、次いで、下ワイヤ116と上ワイヤ118とによって挟み込まれることにより、均一の厚さに広げられ、かつ脱水されて、湿紙(紙)となる。
ワイヤパート114の下ワイヤ116および上ワイヤ118は、無端帯状に形成された透過膜である。具体的には、プラスチックまたは金属材料で作られた網、もしくは、天然繊維または合成繊維からなるフェルト製の無端帯である。
下ワイヤ116および上ワイヤ118は、複数のローラに掛け渡されて、図示を省略するモーターの駆動力を、複数のローラの中の駆動ローラに伝達することにより、所定の速度で周回移動されている。
ワイヤパート114で形成された湿紙は、プレスローラ、無端帯状のフェルト、およびプレスローラ対等を有するプレスパート120に搬送され、ここで、さらなる脱水とプレスとが、同時に行われる。
プレスパート120を通過した湿紙は、複数本のローラで構成されるドライヤパート124に搬送され、ドライヤパート124を通過中に、例えば約120℃の雰囲気で乾燥される。
ドライヤパート124で乾燥された紙は、カレンダーパート126に搬送され、カレンダーロールによる挟持搬送等によってカレンダー処理を施されて、表裏面が平滑化される。なお、必要に応じて、ドライヤパート124とカレンダーパート126との間にコータパートを設け、平滑化された紙の表面に塗料等を塗布してもよい。
カレンダーパート126においてカレンダー処理を施された紙は、ガラス合紙としてリール128に巻き取られ、ロール状(以下、ジャンボロール130とする)にされる。
ジャンボロール130とされたガラス合紙は、通常、例えば、ガラス合紙は、製品に応じた幅に切断されて、巻き取られ、8000〜10000m程度の所定長の長尺なガラス合紙を巻回した合紙ロール50とされる。すなわち、通常、ガラス合紙は、ジャンボロール130から小分けされる。
ガラス合紙は、ジャンボロール130から送り出され、カッタ134によって所定幅に切断(長手方向に切断)され、ワインダ136によって巻き取られる。ジャンボロール130から送り出したガラス合紙が、所定の長さになった時点で、カッタ134によって所定長さに切断(幅方向に切断)されて、所定の幅で、長尺なガラス合紙を巻回してなる合紙ロール50とされる。
図4は、ガラス合紙に含まれる異物を検出する異物検出装置10とガラス合紙から異物を除去する異物除去装置200の概略構成図ある。なお、図1に示した異物検出装置10の構成と同様の構成には同一符号を付して説明を省略する場合がある。
ガラス合紙の製造方法において、異物検出装置10の塗布部14と検出部16とが異物検出工程を構成する。
製紙された合紙ロール50を給紙部12にセットして準備し(準備工程)、給紙部12から塗布部14に搬送し、ガラス合紙52に塗料を塗布し、塗料の塗布されたガラス合紙52を検出部16で、ガラス合紙52に含まれる撥水性の異物と、ガラス合紙52の異物を除く領域との着色の有無を検出することで異物を検出する。
異物除去装置200は、PC44に電気的に接続されたコントローラ210と、コントローラ210と電気的に接続された打ち抜き加工装置220と、を備えている。異物除去装置200が異物除去工程を構成する。異物の検出を終えたガラス合紙52が、搬送コンベア34により異物除去装置200に搬送される。
撮像手段40で撮像された画像から、ガラス合紙52の異物の位置をPC44により算出する。算出された位置情報がコントローラ210に送られる。コントローラ210は、異物の位置情報に基づいて、打ち抜き加工装置220の動作を制御する。打ち抜き加工装置220は、コントローラ210の制御にしたがって、ガラス合紙52の異物を打ち抜く。異物除去装置200により、異物がガラス合紙52から打ち抜き除去される。
異物が除去されたガラス合紙52が搬送コンベア34により、巻取り部18に搬送される。ガラス合紙52は、巻取り部18で、ロール状の合紙ロール54に巻き取られる。
図5は、別の態様のガラス合紙に含まれる異物を検出する異物検出装置10とガラス合紙から異物を除去する異物除去装置200の概略構成図ある。なお、図1、及び図4に示した異物検出装置10、及び異物除去装置200の構成と同様の構成には同一符号を付して説明を省略する場合がある。
製紙された合紙ロール50を給紙部12にセットして準備し、給紙部12から塗布部14に搬送し、ガラス合紙52に塗料を塗布し、塗料の塗布されたガラス合紙52を検出部16で、ガラス合紙52に含まれる撥水性の異物と、ガラス合紙52の異物を除く領域との着色の有無を検出することで異物を検出する。
異物除去装置200は、PC44に電気的に接続されたコントローラ210と、コントローラ210と電気的に接続された切断加工装置230と、を備えている。異物除去装置200が異物除去工程を構成する。異物の検出を終えたガラス合紙52が、搬送コンベア34により異物除去装置200に搬送される。
撮像手段40で撮像された画像から、ガラス合紙52の異物の位置をPC44により算出する。算出された位置情報がコントローラ210に送られる。コントローラ210は、異物の位置情報に基づいて、切断加工装置230の動作を制御する。切断加工装置230は、コントローラ210の制御にしたがって、ガラス合紙52の異物を含む領域のガラス合紙52を幅方向に切断する。異物除去装置200により、異物がガラス合紙52から切断除去される。
本実施形態では、検出部16の下流にガラス合紙52の回収部240が設けられている。回収部240は、異物が除去されたガラス合紙52を収納する第一ストッカー242と、異物を含むガラス合紙52を収納する第二ストッカー244とを備えている。
異物が除去されたガラス合紙52と異物を含むガラス合紙52とが搬送コンベア34により、回収部240に搬送される。異物が除去されたガラス合紙52が第一ストッカー242に収納され、物を含むガラス合紙52第二ストッカー244に収納される。
本実施形態のガラス合紙の製造方法によれば、異物検出工程で異物を検出し、異物除去工程で検出された撥水性の異物をガラス合紙から除去しているので、撥水性の異物を含まないガラス合紙を製造することができる。
図4,5の異物検出装置10において、塗布部14と検出部16との間に乾燥部(不図示)を設けることができる。塗布部14でガラス合紙52に塗布された塗料を乾燥部で乾燥することにより、検出部16での異物の検出精度を上げることができる。
乾燥部に適用される乾燥方式について特に制限はなく、熱風による乾燥方式、赤外線などの輻射熱による乾燥方式等、種々の乾燥方式を採用することができる。
〔ガラス板の梱包方法〕
本実施形態のガラス板の梱包方法は、ロット毎に管理されたガラス合紙用原料から製紙されたガラス合紙を準備する準備工程と、ガラス合紙の異物を、上述の異物検出方法によって検出する異物検出工程と、異物検出工程によって異物を検出しなかったロットのガラス合紙を選択する選別工程と、選択されたガラス合紙を複数枚のガラス板の間に介在させて複数枚のガラス板を梱包容器に積載する積載工程と、を含んでいる。
本実施形態のガラス板の梱包方法では、まず、ロット毎に管理されたガラス合紙用原料から製紙されたガラス合紙を準備する。ガラス合紙は、図3に示す抄紙機100により製紙され、ジャンボロール130に巻き取られている。
ロット毎に管理するとは、連続して処理される単位であるロットに対し管理番号(ロット番号ともいう)を付して管理する方法である。基本的にはロット単位で、製造条件が同じで、同程度の品質を示すと考えられる。この管理番号により製品の追跡が可能とされている。
ロット毎に管理されたガラス合紙用原料から製紙されたガラス合紙を準備する場合、ガラス合紙用原料と完成品であるガラス合紙とが関連付けられて管理される。例えば、ある管理番号を付されたガラス合紙用原料から、ガラス合紙を追跡でき、また、ガラス合紙からガラス合紙用原料を追跡できる。
次に、抄紙機100により製造されたガラス合紙52に対して、図1に示す異物検出装置10により撥水性の異物が含まれるかを検出する。ガラス板の梱包方法において、異物検出装置10の塗布部14と検出部16とが異物検出工程を構成する。
異物検出装置10がガラス合紙52に対して異物を検出しなかった場合、ガラス合紙52からガラス合紙用原料のロットを追跡する。異物を検出しなかったロットのガラス合紙原料から製紙されたガラス合紙52を特定し、後述する積載工程で使用するためのガラス合紙52として選択する。このガラス合紙52の選択が選別工程を構成する。
ガラス合紙52の選択は、ガラス合紙用原料に付された管理番号に基づいて行うことができ、機械的、又は手動的に実行することができる。
図6は、ガラス合紙を複数枚のガラス板の間に介在させて梱包容器に積載する工程を示した説明図である。
本実施形態における梱包容器として、ガラス板Gを縦積みするパレット252を例示することができる。図6(A)の側面図に示すように、パレット252は、公知のガラス板梱包用の梱包容器であり、基台254と、基台254の上面に立設された傾斜台256と、基台254の上面に載置された載置台258とを有する。
傾斜台256の水平方向の一面(ガラス板Gとの接触面=背面)は、鉛直方向に対して傾斜している(以下、傾斜面とも言う)。この傾斜面の角度は、積層されたガラス板Gが安定して積載、保管および搬送できる角度であればよく、通常、水平方向に対して85°以下であり、例えば、85°〜70°が好ましい。
また、載置台258の上面は、水平方向に対して傾斜台256に向かって下降するように傾斜する。図示例においては、一例として、載置台258の上面は、傾斜台256の傾斜面に対して90°となるように構成される。
選択されたガラス合紙52と複数枚のガラス板Gとを準備する。まお、ガラス板Gに対応する大きさに合紙ロールから切り離されて、ガラス合紙52となる。選別工程で選択されたガラス合紙52は、上述の着色されたガラス合紙であることが好ましい。
図6(B)に示すように、ガラス合紙52を複数枚のガラス板Gの間に介在させて、複数枚のガラス板Gが、載置台258の上面に載置され、かつ、傾斜台256の傾斜面に立て掛けられた状態で積載される。
ガラス合紙52は、ガラス板Gよりも大きなサイズであり、ガラス板Gの全面を覆うように、ガラス板Gの間に介在される。
なお、積層されたガラス板Gと傾斜台256との間にも、同様にガラス合紙52を介在させてもよく、また、最前面のガラス板Gの表面を同様にガラス合紙52で覆ってもよい。
上記のようにして、ガラス板梱包体250が形成される。必要に応じて、さらに、最前面のガラス板G(又はガラス合紙52)に当て板を当接して、帯状体を掛け渡して傾斜台256に固定してもよく、また、全てのガラス板Gを覆うようにカバーを掛けてもよい。
なお、本発明のガラス板梱包体は、図6に示すガラス板梱包体250のようにガラス板Gを立て掛けて積層(いわゆる縦積み)するものに限定はされない。ガラス板梱包体は、例えば、実用新案登録第3165973号公報に示される板状体収納容器のように、ガラス板Gを水平に積層(いわゆる平積み)することができるパレットを使用したものであってもよい。
10…異物検出装置、12…給紙部、14…塗布部、16…検出部、18…巻取り部、20…巻回軸、22…回転支持部、24…ガイド部材、26…ロールコーター、28…タンク、30…ピックアップローラ、32…コーティングローラ、34…搬送コンベア、36…液受け部、38…ポンプ、40…撮像手段、42…支持フレーム、44…PC、46…巻回軸、48…回転支持部、50…合紙ロール、52…ガラス合紙、54…合紙ロール、60…光源装置、62…反射部、64…発光ダイオード素子、66…開口部、100…抄紙機、200…異物除去装置、210…コントローラ、220…打ち抜き加工装置、230…切断加工装置、240…回収部、242…第一ストッカー、244…第二ストッカー、250…ガラス板梱包体、252…パレット、254…基台、256…傾斜台、258…載置台、G…ガラス板

Claims (9)

  1. ガラス合紙に、前記ガラス合紙を着色させる色材を含む水溶性の塗料を塗布する塗布工程と、
    前記ガラス合紙に含まれる撥水性の異物と、前記ガラス合紙の前記異物を除く領域との着色の有無を検出する検出工程と、
    を含むガラス合紙の異物検出方法。
  2. 前記色材で着色された前記ガラス合紙の色は、前記色材で着色される前の前記ガラス合紙の色に対して、L表色系で1.5以上の色差を有する請求項1に記載のガラス合紙の異物検出方法。
  3. 前記検出工程は、前記ガラス合紙に光を照射し、前記ガラス合紙で反射された光の光度によって前記着色の有無を検出する請求項1または2に記載のガラス合紙の異物検出方法。
  4. 前記検出工程は、前記ガラス合紙の少なくとも一方面を撮像手段で撮像し、前記撮像手段により撮像された画像に基づいて着色の有無を検出することを含む請求項1から3の何れかに記載のガラス合紙の異物検出方法。
  5. ガラス合紙を準備する準備工程と、
    前記ガラス合紙の異物を、請求項1から4の何れかに記載の異物検出方法によって検出する異物検出工程と、
    前記異物検出工程によって検出された異物を前記ガラス合紙から除去する除去工程と、
    を含むガラス合紙の製造方法。
  6. 前記除去工程は、前記ガラス合紙から検出された異物を打ち抜き除去すること、又は検出された異物を含む領域を前記ガラス合紙から切断除去することを含む請求項5に記載のガラス合紙の製造方法。
  7. 前記除去工程で異物が除去された前記ガラス合紙を巻き取る巻取り工程を含む請求項6に記載のガラス合紙の製造方法。
  8. 前記異物検出工程において、前記塗料を乾燥することを含む請求項5から7の何れかに記載のガラス合紙の製造方法。
  9. ロット毎に管理されたガラス合紙用原料から製紙されたガラス合紙を準備する準備工程と、
    前記ガラス合紙の異物を、請求項1から4の何れかに記載の異物検出方法によって検出する異物検出工程と、
    前記異物検出工程によって異物を検出しなかったロットの前記ガラス合紙を選択する選別工程と、
    選択された前記ガラス合紙を複数枚のガラス板の間に介在させて前記複数枚のガラス板を梱包容器に積載する積載工程と、
    を含むガラス板の梱包方法。
JP2016027817A 2016-02-17 2016-02-17 ガラス合紙の異物検出方法、ガラス合紙の製造方法、及びガラス板の梱包方法 Active JP6523187B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016027817A JP6523187B2 (ja) 2016-02-17 2016-02-17 ガラス合紙の異物検出方法、ガラス合紙の製造方法、及びガラス板の梱包方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016027817A JP6523187B2 (ja) 2016-02-17 2016-02-17 ガラス合紙の異物検出方法、ガラス合紙の製造方法、及びガラス板の梱包方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017146186A true JP2017146186A (ja) 2017-08-24
JP6523187B2 JP6523187B2 (ja) 2019-05-29

Family

ID=59683143

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016027817A Active JP6523187B2 (ja) 2016-02-17 2016-02-17 ガラス合紙の異物検出方法、ガラス合紙の製造方法、及びガラス板の梱包方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6523187B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021106635A1 (ja) * 2019-11-28 2021-06-03 住友化学株式会社 光学フィルムの製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021106635A1 (ja) * 2019-11-28 2021-06-03 住友化学株式会社 光学フィルムの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6523187B2 (ja) 2019-05-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN106946453B (zh) 玻璃夹纸、玻璃板层叠体及玻璃板包装体
JP6171327B2 (ja) ガラス合紙およびガラス板梱包体
TWI535675B (zh) Glass spaced paper and glass plate bundles
JP6653307B2 (ja) 製品の製造方法及び製品の製造装置
TWI379027B (ja)
KR101621861B1 (ko) 편광필름 검사장치
CN117183607A (zh) 印刷物、印刷物的制造方法和激光印刷用印刷介质
JP2017226479A (ja) ガラス合紙、ガラス合紙の製造方法、及びガラス板積層体
JP2021502623A (ja) 薄製品のログを製造する方法及びプラント
JP2017146186A (ja) ガラス合紙の異物検出方法、ガラス合紙の製造方法、及びガラス板の梱包方法
CN109532117B (zh) 瓦楞板设施和用于生产瓦楞板的方法
WO2017038950A1 (ja) 導光板用ガラス板の積層方法、取り出し方法、導光板用ガラス板の積層および取り出し方法、ならびにガラス導光板の製造方法
JP4202707B2 (ja) 周期欠陥発生箇所の特定方法および検査システム
JP2011247805A (ja) 箔押し検査機
JP4989452B2 (ja) 光透過性フィルムの欠陥検出装置
JP2007260815A (ja) 欠陥検出除去方法、枚葉シート状物の生産方法
JP4531619B2 (ja) 封筒糊付部検査装置
KR102676614B1 (ko) Ppf 코팅 시스템 및 그 방법
CN218486596U (zh) 一种用于复合纸板生产设备的剔除系统
TW202222567A (zh) 玻璃板用間隔紙
JP2005089062A (ja) 板状材積層束、板状材積層束の反転識別方法及びその装置
US284929A (en) wheeler
JPH04319168A (ja) 畳表の製造装置
GB2293793A (en) A printing process
JPH0627632A (ja) フイルムシート自動切断装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180801

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190410

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190422

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190425

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6523187

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200210

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250