JP2017144845A - 操舵制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】操舵角の操舵角指令値への追従性能を維持した操舵制御装置を提供する。【解決手段】転舵角指令値演算部54は、基本アシスト制御量Tas*から補償成分Tc*を減算した値を基礎として演算される第1のアシスト成分Ta1*、操舵トルクTh、およびADAS指令角θa*を加算することにより、転舵角指令値θt*を演算する。転舵角フィードバック制御部55は、転舵角指令値θt*に基づく角度フィードバック制御を実行することにより、第2のアシスト成分Ta2*を演算する。アシスト指令値演算部43は第1のアシスト成分Ta1*および第2のアシスト成分Ta2*の和であるアシスト指令値Ta*を出力する。補償制御演算部52は操舵角θsに対してヒステリシス特性を有する補償成分Tc*を演算する。補償制御演算部52は、ADAS有効フラグを取り込んだとき、通常時に演算される制御ゲインよりも絶対値の小さい制御ゲインを演算する。【選択図】図2

Description

本発明は、操舵制御装置に関する。
車両の操舵機構にモータの動力を付与することにより、運転者のステアリング操作を補助する電動パワーステアリング装置(EPS)が知られている。たとえば、特許文献1に記載のEPSは、操舵トルクに基づき操舵角指令値を演算し、演算した操舵角指令値に操舵角を近付けるべくフィードバック制御を行うことで運転者の操舵による制御量を演算している。
また、操舵角指令値は、各種の補償制御を行うことにより、運転者が感じる操舵感がより好ましいものとなるように演算されている。たとえば、運転者がステアリングホイールの切り込み操作を行う際と、切り戻し操作を行う際とで、運転者にとって好ましい操舵感は異なる。このため、操舵角の変化に対してヒステリシス特性を有する補償成分を演算して、操舵角指令値を補償することにより、運転者が感じる操舵感がより好ましいものとなるように制御されている。たとえば、運転者が切り戻し操作を行うとき、ステアリングホイールが中立位置へ復帰しやすくするために、より大きな操舵角指令値が演算される。
ところで、近年の車両には、ADAS(Advanced Driver Assistance Systems:先進運転支援システム)などの運転者の運転を支援するシステムが搭載されている。このような車両のEPSには、運転者の操舵感の向上や精度の高い運転支援を行うために、運転者の操舵による制御量と運転支援による制御量との和に基づいてモータを制御するものがある。
特開2014−40178号公報
ところで、運転支援により操舵機構の操舵角が変更されたとき、ステアリングホイールの粘性や慣性によってトーションバーが捩れてしまうため、運転者の操舵による制御量や各種の補償制御によって演算されるヒステリシス特性を有する補償成分も変化してしまう。このとき、ヒステリシス特性を有する補償成分は、運転支援に基づいた操舵角指令値に対する操舵角の角度追従性を低下させる要因となる。
本発明の目的は、操舵角の操舵角指令値への追従性能を維持した操舵制御装置を提供することにある。
上記目的を達成しうる操舵制御装置は、モータを駆動源として操舵機構に動力を付与する動力伝達装置を、転舵輪の転舵角の目標値となる第1の指令値および運転支援のために外部で生成される第2の指令値に基づいて制御する操舵制御装置において、前記操舵機構の操舵シャフトに付与される操舵トルクに基づいて、動力の基礎成分を演算する第1の演算部と、前記操舵シャフトの回転角に基づいて、前記基礎成分に対する第1の補償成分を演算する補償成分演算部と、前記操舵トルク、前記基礎成分、および前記第1の補償成分に基づき、前記第1の指令値の基本となる転舵角指令値を演算して、前記転舵角指令値に基づく角度フィードバック制御を実行することにより、前記基礎成分に対する第2の補償成分を演算する第2の演算部と、前記基礎成分および前記第1の補償成分に基づき演算される値に前記第2の補償成分を加算することにより前記第1の指令値を演算する第3の演算部と、前記第2の指令値を前記第1の指令値または前記第1の指令値に基づく前記モータを制御するための制御量に反映させる第4の演算部と、を備えている。前記補償成分演算部は、運転支援が実行される旨判定された場合、前記基礎成分に対する前記第1の補償成分の影響を低減する。
この構成によれば、運転支援が実行される旨判定された場合、補償成分演算部が、基礎成分に対する第1の補償成分の影響を低減することにより、第2の演算部は、第1の補償成分の影響が低減された転舵角指令値を用いて角度フィードバック制御を実行する。このため、第2の指令値に基づいて運転支援が実行された場合であっても、第1の補償成分の影響が低減されることにより、転舵角指令値の転舵角への追従性能が維持される。第1の補償成分と第2の指令値とが干渉しにくくなるためである。
上記の操舵制御装置において、前記第2の演算部は、前記第1の補償成分を漸減的に低減することが好ましい。
この構成によれば、第1の補償成分が急激に変化することにより、第2の演算部の角度フィードバック制御が収束しにくくなることを抑制できる。すなわち、転舵角指令値の転舵角への追従性能が維持される。
上記の操舵制御装置において、前記第1の補償成分は、前記操舵シャフトの回転角の変化に対して、ヒステリシス特性を有することが好ましい。
この構成によれば、操舵機構の操舵シャフトの回転角の変化に対して、ヒステリシス特性を有する操舵感を運転者に与えることができる。
上記の操舵制御装置において、前記第2の指令値が閾値以上変化したとき、運転支援が実行される旨判定する判定部を設けてもよい。
上記の操舵制御装置において、運転支援のために外部に設けられる装置から、運転支援を実行する旨のフラグを受け取ったとき、運転支援が実行される旨判定する判定部を設けることが好ましい。
これらの構成によれば、操舵制御装置に設けられる判定部は、第2の指令値が閾値以上変化したとき、または運転支援を実行する旨のフラグを受け取ったとき、運転支援が実行される旨判定する。これにより、判定部は、運転支援が実行される旨を精度良く判定できる。
上記の操舵制御装置において、前記第2の指令値は、前記転舵輪の転舵角の目標値となる運転支援のための角度指令値であり、前記第2の演算部は、前記基礎成分から前記第1の補償成分を減算した値と前記操舵トルクとの和であるトルク指令値に基づいて、前記転舵角指令値の基本である基本転舵角指令値を演算し、当該基本転舵角指令値に前記角度指令値を加算することにより、前記転舵角指令値を演算し、当該転舵角指令値に基づく角度フィードバック制御を実行することにより前記第2の補償成分を演算することが好ましい。
この構成によれば、第2の演算部は、基本転舵角指令値に角度指令値を加算することにより転舵角指令値を演算し、当該転舵角指令値に基づいて角度フィードバック制御を実行することにより、第2の補償成分を演算する。運転支援のための指令値を反映(加味)した第2の補償成分を演算できる。そして、この第2の補償成分と基礎成分とを加算することにより、第1の指令値が演算される。
上記の操舵制御装置において、前記第1の補償成分は、前記操舵シャフトの回転角の変化に対してヒステリシス特性を有するヒステリシス制御量であり、前記補償成分演算部は、前記第2の指令値に基づいて演算されるゲインと、当該ゲインを前記第1の補償成分の基本成分に乗算することにより、前記第1の補償成分を演算し、前記補償成分演算部は、運転支援が実行される旨判定された場合、前記ゲインを低減することにより、前記基礎成分に対する前記第1の補償成分の影響を低減することが好ましい。
この構成によれば、運転支援が実行される旨判定された場合、補償成分演算部はゲインを低減することによって、基礎成分に対する第1の補償成分の影響を低減することができる。第1の補償成分と第2の指令値とが干渉しにくくなる分、転舵角指令値の転舵角への追従性能が維持される。
本発明の操舵制御装置によれば、操舵角の操舵角指令値への追従性能を維持できる。
電動パワーステアリング装置(EPS)の概略構成図。 本実施形態のEPSにおける制御ブロック図。 基本アシスト制御演算の概要を示す説明図。 転舵角指令値演算部の概略構成図。 補償成分演算部の概略構成図。
以下、操舵制御装置をステアリング装置に適用した一実施形態について説明する。
図1に示すように、EPS1は運転者のステアリングホイール10の操作に基づいて転舵輪15を転舵させる操舵機構2、運転者のステアリング操作を補助するアシスト機構3、およびアシスト機構3を制御するECU(電子制御装置)40を備えている。
操舵機構2は、ステアリングホイール10およびステアリングホイール10と一体回転するステアリングシャフト11を備えている。ステアリングシャフト11は、ステアリングホイール10と連結されたコラムシャフト11a、コラムシャフト11aの下端部に連結されたインターミディエイトシャフト11b、およびインターミディエイトシャフト11bの下端部に連結されたピニオンシャフト11cを有している。ピニオンシャフト11cの下端部はラックアンドピニオン機構13を介して転舵シャフトであるラックシャフト12に連結されている。したがって、操舵機構2では、ステアリングシャフト11の回転運動は、ピニオンシャフト11cの先端に設けられたピニオンギヤと、ラックシャフト12に設けられたラックからなるラックアンドピニオン機構13を介してラックシャフト12の軸方向(図1の左右方向)の往復直線運動に変換される。当該往復直線運動は、ラックシャフト12の両端にそれぞれ連結されたタイロッド14を介して左右の転舵輪15にそれぞれ伝達されることにより、転舵輪15の転舵角θtが変化し、車両の進行方向が変更される。
アシスト機構3は、ステアリングシャフト11にアシスト力を付与するモータ20を備えている。モータ20の回転軸21は、減速機構22を介してコラムシャフト11aに連結されている。減速機構22はモータ20の回転を減速し、当該減速した回転力をコラムシャフト11aに伝達する。すなわち、ステアリングシャフト11にモータ20の回転力(モータトルク)がアシスト力として付与されることにより、運転者のステアリング操作が補助される。モータ20としては、たとえば、3相(U,V,W)の駆動電力に基づいて回転する3相ブラシレスモータが採用されている。
ECU40は、車両に設けられる各種のセンサの検出結果に基づいてモータ20を制御する。各種のセンサとしては、たとえばトルクセンサ30、回転角センサ31、および車速センサ32がある。たとえばトルクセンサ30はコラムシャフト11aに設けられ、回転角センサ31はモータ20に設けられている。トルクセンサ30は、運転者のステアリング操作に伴って生じる、ステアリングシャフト11に付与される操舵トルクThを検出する。回転角センサ31は、回転軸21の回転角θmを検出する。車速センサ32は、車両の走行速度である車速Vを検出する。ECU40は各センサの出力に基づいて、目標のアシスト力を設定し、実際のアシスト力が目標のアシスト力となるように、モータ20に供給される電流を制御する。
次に、ECU40の構成を詳細に説明する。
図2に示すように、ECU40は、モータ制御信号を生成するマイコン(マイクロコンピュータ)41と、そのモータ制御信号に基づいてモータ20に駆動電力を供給する駆動回路42とを備えている。
なお、以下に示す制御ブロックは、マイコン41が実行するコンピュータプログラムにより実現されるものである。そして、マイコン41は、所定のサンプリング周期で各種の状態量を検出し、所定の周期ごとに以下の各制御ブロックに示される演算処理を実行することにより、モータ制御信号を生成する。
詳述すると、マイコン41は、操舵トルクThおよび車速Vに基づいて、モータ20に発生させるべきアシストトルク、すなわち目標アシスト力(動力)に対応したアシスト指令値Ta*を演算するアシスト指令値演算部43と、アシスト指令値Ta*に対応した電流指令値I*を演算する電流指令値演算部44とを備えている。また、マイコン41は、電流指令値I*に実電流値Iを追従させるべく、電流偏差dIに基づく電流フィードバック制御を実行することにより、駆動回路42に出力されるモータ制御信号を生成するモータ制御信号生成部45を有している。
電流指令値演算部44は、電流指令値I*としてd/q座標系のq軸電流指令値を演算する(d軸電流指令値は例えばゼロに設定されている)。モータ制御信号生成部45は、電流指令値I*とともに、電流センサ46により実電流値Iとして検出される三相の相電流値(Iu,Iv,Iw)、および回転角センサ31により検出される回転角θmを取り込む。そして、電流指令値演算部44は、その各相電流値を回転角θmに従う回転座標としてのd/q座標に写像し、このd/q座標系において電流フィードバック制御を実行することにより、そのモータ制御信号を生成する。
つぎに、アシスト指令値演算部について詳細に説明する。
図2に示すように、アシスト指令値演算部43は、アシスト指令値Ta*の基礎成分として基本アシスト制御量Tas*を演算する基本アシスト制御部51を備えている。また、アシスト指令値演算部43は、基本アシスト制御量Tas*の補償値である補償成分Tc*を演算する補償制御演算部52を有している。また、アシスト指令値演算部43は、減算器53、転舵角指令値演算部54、および転舵角フィードバック制御部55を有している。
図3に示すように、基本アシスト制御部51は、入力される操舵トルクThの絶対値が大きいほど、また車速Vが小さいほど、より大きな絶対値を有する基本アシスト制御量Tas*を演算する。なお、基本アシスト制御部51は、第1の演算部である。
減算器53は、基本アシスト制御部51が演算する基本アシスト制御量Tas*から、補償制御演算部52が演算する補償成分Tc*を減算する。アシスト指令値演算部43は、これら基本アシスト制御量Tas*から補償成分Tc*を減算した値を基礎として、第1のアシスト成分Ta1*を演算する。
転舵角指令値演算部54は、第1のアシスト成分Ta1*の他、操舵トルクThを取り込む。転舵角指令値演算部54は、これら第1のアシスト成分Ta1*および操舵トルクThに基づいて、転舵角指令値θt*を演算する。転舵角指令値θt*は転舵角θtの目標値に対応する。
ところで、ECU40は、その外部に設けられるADAS指令角演算部70からADAS制御を行うための指令値であるADAS指令角θa*を取り込む。ADAS指令角演算部70は、操舵トルクTh、車速V、および外部検出手段71から得られる外部情報Eに基づいて、ADAS指令角θa*を演算する。外部検出手段71としてはたとえばカメラなどが用いられ、車両周辺の環境情報などを含む外部情報Eが検出される。なお、ADAS制御としては、たとえばレーンキーピングアシスト制御などが挙げられる。また、ADAS指令角θa*は、第2の指令値である。
また、ADAS指令角演算部70は、ADAS制御を実行しているときADAS有効フラグを生成し、ADAS制御を実行していないときADAS無効フラグを生成する。
図4に示すように、転舵角指令値演算部54は、第1のアシスト成分Ta1*、操舵トルクTh、およびADAS指令角θa*を取り込む。転舵角指令値演算部54は、第1のアシスト成分Ta1*および操舵トルクThの加算値をトルク指令値T*とするとき、トルク指令値T*に応じた基本転舵角指令値θts*の演算をモデル化した理想モデルを有している。
転舵角指令値演算部54は、トルク指令値演算部60と、基本転舵角指令値演算部62と、加算器63とを有している。
トルク指令値演算部60は、第1のアシスト成分Ta1*および操舵トルクThに基づいて、ステアリングシャフト11に伝達される入力トルクに対応したトルク指令値T*を演算する。トルク指令値演算部60には、第1のアシスト成分Ta1*および操舵トルクThを加算することにより、トルク指令値T*を演算する加算器61が設けられている。
基本転舵角指令値演算部62は、トルク指令値T*に基づいて、転舵輪15の転舵角θtの回転角指令値である転舵角指令値θt*の基礎成分として、基本転舵角指令値θts*を演算する。基本転舵角指令値演算部62は、トルク指令値T*に示された入力トルクに応じて回転するステアリングシャフト11の理想モデル(入力・回転角モデル)に基づいて、基本転舵角指令値θts*を演算する。この入力・回転角モデルは、ステアリングシャフト11の回転角に基づくバネ項、ステアリングシャフト11の回転角速度に基づく粘性項、およびバネ項及び粘性項の各制御出力であるバネ成分及び粘性成分を入力トルク(トルク指令値T*)から減じた値に基づく慣性項により表される。基本転舵角指令値演算部62は、これら各次元(角度、速度、および角速度)の指令値に基づいて各種の補償値を演算し、これら各種の補償値に基づいて補償された基本転舵角指令値θts*を演算する。
加算器63は、基本転舵角指令値演算部62により演算された基本転舵角指令値θts*、およびADAS指令角演算部70により演算されるADAS指令角θa*を加算することにより、転舵角指令値θt*を演算する。すなわち、基本転舵角指令値θts*にADAS指令角θa*を加算することにより、基本転舵角指令値θts*にADAS指令角θa*を反映(加味)した転舵角指令値θt*が演算される。なお、加算器63は、第4の演算部である。
図2に示すように、マイコン41には、回転角θmに基づいて転舵角θtを演算する転舵角演算部56が設けられている。ところで、図1に示すように、モータ20が減速機構22を介してステアリングシャフト11(コラムシャフト11a)に機械的に連結されているため、回転角θmとステアリングシャフト11の回転角(操舵角θs)との間には相関関係がある。従って、回転角θmと転舵角θtとの間にも相関関係がある。このため、図2に示すように、転舵角演算部56は、回転角θmに基づいて回転角θmから転舵輪15の実際の転舵角θtを演算できる。転舵角演算部56は、演算した転舵角θtを転舵角フィードバック制御部55に出力する。
転舵角フィードバック制御部55は、転舵角θtを転舵角指令値θt*に追従させるべく、それらの偏差に基づく転舵角フィードバック制御を実行することにより第2のアシスト成分Ta2*を演算する。なお、フィードバック制御としては、たとえば比例・積分・微分制御(PID制御)が行われる。なお、第2のアシスト成分Ta2*は、第2の補償成分である。また、転舵角フィードバック制御部55は、第2の演算部である。転舵角フィードバック制御部55は、演算した第2のアシスト成分Ta2*を加算器57に出力する。
加算器57は、第1のアシスト成分Ta1*および第2のアシスト成分Ta2*を加算することにより、アシスト指令値Ta*(Ta*=Ta1*+Ta2*)を演算する。なお、加算器57は第3の演算部である。また、アシスト指令値Ta*は、第1の指令値である。
また、補償制御演算部52は、回転角θmに基づいてステアリングホイール10の実際の操舵角θsを演算する操舵角演算部80を有している。操舵角演算部80は、回転角θmとステアリングシャフト11の回転角との相対関係を利用して、操舵角θsを演算する(図1参照)。
補償制御演算部52は、操舵角θsに基づいて補償成分Tc*を演算する補償成分演算部90を有している。補償成分演算部90は、演算した補償成分Tc*を減算器53に出力する。なお、補償成分Tc*は正負の両方の値を有する。そして、減算器53は、第1のアシスト成分Ta1*から補償成分Tc*を減算する。第1のアシスト成分Ta1*から補償成分Tc*が減算されると、その分だけアシスト指令値Ta*が減少する。すなわち、補償成分Tc*の減算分だけ、ステアリングシャフト11に付与されるアシスト力が減少する。これによりステアリングホイール10の操作に必要な操舵トルクThが補償成分Tc*の減算分だけ増加するため、補償成分Tc*に応じた操舵感を運転者に与えることができる。
ところで、運転者の操舵感は、ステアリングホイール10に対して切り込み操作を行う際と、切り戻し操作を行う際とで相違する。このため、補償制御演算部52では、切り戻し操作に対応する補償成分と、切り込み操作に対応する補償成分とを共に考慮して、補償成分Tc*を演算する。なお、補償成分Tc*は、第1の補償成分である。
図5に示すように、補償成分演算部90は、ヒステリシス制御量演算部91、制御ゲイン演算部92、および乗算器93を有している。補償成分演算部90は、一例として、運転者がステアリング操作する際の操舵感をより好ましいものとするためのヒステリシス制御を実行する。なお、補償成分演算部90は、ADAS有効・無効フラグに基づいて、運転支援が実行される旨判定する判定部でもある。
ヒステリシス制御量演算部91は、操舵角θsに基づいて補償成分Tc*の基礎成分であるヒステリシス制御量Tch*を演算する。具体的には、ヒステリシス制御量演算部91は、操舵角演算部80により演算される操舵角θsに基づいて、操舵方向を特定する。そして、ヒステリシス制御量演算部91は、ステアリングホイール10が切り戻し状態にあるか、切り込み状態にあるかを判定する。また、ヒステリシス制御量演算部91は、ステアリングホイール10の切り戻し操作に対応した切り戻しマップと、ステアリングホイール10の切り込み操作に対応した切り込みマップと、を有している。これらの切り戻しマップと切り込みマップとは、操舵角θsとヒステリシス制御量Tch*との関係を表している。ヒステリシス制御量演算部91は、ステアリングホイール10が切り戻し状態にある場合、切り戻しマップを用いて、操舵角θsに基づいたヒステリシス制御量Tch*を演算する。また、ヒステリシス制御量演算部91は、ステアリングホイール10が切り込み状態にある場合、切り込みマップを用いて、操舵角θsに基づいたヒステリシス制御量Tch*を演算する。
また、制御ゲイン演算部92は、車速VおよびADAS有効・無効フラグに基づいて、制御ゲインGを演算する。制御ゲイン演算部92は、ADAS無効フラグを取り込んだとき、通常通り制御ゲインGを演算し、ADAS有効フラグを取り込んだとき、通常時に演算される制御ゲインGよりも絶対値の小さい制御ゲインGを演算する。なお、制御ゲイン演算部92は、ADAS無効フラグを取り込んだとき、通常時に演算される制御ゲインGから絶対値の小さい制御ゲインGへと漸減的(徐々)に低減することが好ましい。制御ゲインGが急激に変化することにより、補償成分Tc*が急激に変化し、転舵角フィードバック制御部55の転舵角フィードバック制御が収束しにくくなることを抑制できる。
乗算器93は、ヒステリシス制御量Tch*および制御ゲインGを乗算することにより、補償成分Tc*を演算する。乗算器93は、演算された補償成分Tc*を減算器53へと出力する。このため、制御ゲイン演算部92がADAS有効フラグを取り込んだとき、乗算器93により、より絶対値の小さい補償成分Tc*が演算される。このため、減算器53により演算される第1のアシスト成分Ta1*のうち、基本アシスト制御量Tas*に対する補償成分Tc*の割合が小さくなる。
また、制御ゲイン演算部92がADAS無効フラグを取り込んだとき、通常通りの補償成分Tc*が演算される。アシスト指令値Ta*は、転舵角フィードバック制御の実行により得られる第2のアシスト成分Ta2*と、ステアリングホイール10の操舵角θsの変化に対してヒステリシス特性を有する補償成分Tc*とを考慮して演算される。このため、操舵角θsの変化に対してヒステリシス特性を有する操舵感を運転者に与えることができる。
本実施形態の作用および効果を説明する。
(1)ADAS制御が実行されているとき、ヒステリシス制御も実行すると、転舵角指令値θt*と転舵角θtとの角度フィードバック制御が収束しにくくなり、転舵角θtの転舵角指令値θt*への追従性能が低下してしまう。具体的には、ADAS制御を実行中に転舵角θtを転舵角指令値θt*へと近付けるべく角度フィードバック制御を行う際、操舵感を向上させるためにヒステリシス制御を実行すると、補償成分Tc*が加算される分、転舵角指令値θt*は大きくなったり小さくなったりする。そして、転舵角フィードバック制御部55は、転舵角θtを、本来(ヒステリシス制御を行っていない場合)の転舵角指令値とずれた転舵角指令値θt*に近付けるべく角度フィードバック制御を実行する。そして、本来とずれた転舵角指令値θt*に転舵角θtが近付いたとしても、ADAS制御が要求する転舵角θtとずれているため、ADAS指令角演算部70は本来の転舵角指令値θt*に転舵角θtを近付けるべく再度ADAS指令角θa*を演算することとなる。このため、ADAS制御を実行している場合に、ヒステリシス制御を実行すると、転舵角θtの転舵角指令値θt*への追従性能が低下してしまう。
この点、本実施形態では、ADAS制御が実行されているとき、補償成分演算部90にADAS有効フラグが入力されることにより、補償成分演算部90によって演算される補償成分Tc*の絶対値が小さくなるので、その分、補償成分Tc*が転舵角指令値θt*に与える影響が小さくなる。補償成分Tc*の絶対値が小さくなる分、転舵角指令値θt*における補償成分Tc*の占める割合が小さくなるためである。これにより、補償成分Tc*とADAS指令角θa*とが干渉しにくくなる。このため、ADAS制御を実行している場合に、ヒステリシス制御を実行したとしても、ヒステリシス制御を実行していない場合の転舵角指令値とヒステリシス制御を実行している場合の転舵角指令値θt*との差が小さくなり、転舵角θtの転舵角指令値θt*への追従性能が維持される。
(2)運転者がほとんど操舵しておらずADAS制御が優位な場合には、ヒステリシス制御を干渉しないようにヒステリシス制御の影響を低減し、運転者が操舵していることでADAS制御よりも運転者の操舵が優位な場合には、ヒステリシス制御によって運転者のステアリング操作の操舵感を良好なものとできる。このため、ADAS制御を実行しつつも、ヒステリシス制御を継続することが容易である。
なお、本実施形態は次のように変更してもよい。以下の他の実施形態は、技術的に矛盾しない範囲において、互いに組み合わせることができる。
・本実施形態では、転舵輪15の転舵角θtを用いてフィードバック制御をすることにより、第2のアシスト成分を演算したが、これに限らない。たとえば、転舵輪15の舵角に換算可能な回転軸の回転角として、ピニオンシャフト11cの回転角であるピニオン角を用いてもよいし、インターミディエイトシャフト11bやモータ20の回転軸21の回転角を用いてもよい。
・本実施形態では、補償制御演算部52は、ヒステリシス制御を実行したが、これに限らない。たとえば、ダンピング制御を実行するようにしてもよい。たとえば、ADAS制御によりステアリングホイール10を微調整(小刻みに振動)する状況において、ダンピング制御が行われることによってステアリングホイール10の微調整が行われなくなることを抑制できる。
・本実施形態では、制御ゲイン演算部92がADAS有効フラグを受け取ったとき、通常時に演算される制御ゲインGよりも絶対値の小さい制御ゲインGを演算したが、これに限らない。たとえば、制御ゲイン演算部92は、ADAS有効フラグを取り込んだとき、制御ゲインGの値を「0」と演算するようにしてもよい。この場合、補償成分Tc*も「0」になり、第1のアシスト成分Ta1*は、基本アシスト制御量Tas*となる。
・本実施形態では、ADAS指令角演算部70は補償成分演算部90にADAS有効・無効フラグを出力したが、これに限らない。たとえば、ADAS指令角演算部70は、補償成分演算部90にADAS指令角θa*を出力するようにしてもよい。この場合、ADAS指令角θa*が有意な値を有している場合や、ADAS指令角θa*が閾値以上変化したときに、運転支援が実行された旨判定するようにしてもよい。また、ADAS指令角演算部70は補償成分演算部90に、ADAS有効・無効フラグのうちの一方を出力するようにしてもよい。
・本実施形態では、転舵角演算部56は、回転角センサ31により検出されるモータ20の回転角θmに基づいて、転舵角θtを検出したが、これに限らない。たとえば、転舵角θtを実測するセンサを設けて、転舵角θtを実測してもよい。また、回転角θmに基づいて操舵角θsを演算したが、操舵角θsを検出するセンサを設けて、操舵角θsを実測してもよい。
・本実施形態では、補償成分演算部90は、運転支援が実行される旨判定する判定部として機能したが、これに限らない。たとえば、アシスト指令値演算部43に運転支援が実行される旨判定する判定部が設けられ、判定部が生成する判定結果を補償成分演算部90が受け取るようにしてもよい。
・本実施形態では、アシスト指令値演算部43に減算器53が設けられたが、加算器であってもよい。なお、減算器53の代わりに加算器が設けられる場合、補償成分Tc*の正負の符号が反転する。
・本実施形態では、ECU40に位相補償制御部を設けなかったが、設けてもよい。この場合、基本アシスト制御部51には、補償された操舵トルクが入力される。
・本実施形態では、ADAS指令角演算部70により演算されるADAS指令角θa*は転舵角指令値演算部54に入力され、加算器63によって基本転舵角指令値θts*に加算されることで、転舵角指令値θt*を演算したが、これに限らない。たとえば、ADAS指令角演算部70により演算されるADAS指令角θa*をトルク値に変換して、加算器57において第1のアシスト成分Ta1*と第2のアシスト成分とともに加算してもよい。すなわち、この場合、第1のアシスト成分Ta1*、第2のアシスト成分Ta2*、およびADAS指令角θa*をトルク値に変換したものの和で表されるアシスト指令値Ta*が、電流指令値演算部44において電流指令値I*に変換され、モータ制御信号生成部45において電流フィードバック制御に用いられる。なお、この場合、加算器57は第4の演算部として機能する。
また、たとえば、ADAS指令角演算部70により演算されるADAS指令角θa*を電流値に変換して、モータ制御信号生成部45に入力してもよい。モータ制御信号生成部45は、ADAS指令角θa*を電流値に変換したものと、電流指令値演算部44から入力される電流指令値I*との和を用いて、実電流値Iとの間で電流フィードバック制御を行う。なお、この場合、モータ制御信号生成部45は第4の演算部として機能する。
・本実施形態では、コラムアシスト型のEPS1に具体化したが、これに限らない。たとえば、ピニオンアシスト型のEPSやラックアシスト型のEPSであってもよい。また、ステアリング操作に連動するラックシャフト12の直線運動を、モータ20の回転力を利用して補助する電動パワーステアリング装置を例に挙げたが、ステアバイワイヤ(SBW)に具体化してもよいし、後輪操舵装置あるいは4輪操舵装置に具体化してもよい。
1…EPS、2…操舵機構、3…アシスト機構、10…ステアリングホイール、11…ステアリングシャフト(操舵シャフト)、11a…コラムシャフト、11b…インターミディエイトシャフト、11c…ピニオンシャフト、12…ラックシャフト、13…ラックアンドピニオン機構、14…タイロッド、15…転舵輪、20…モータ、21…回転軸、22…減速機構、30…トルクセンサ、31…回転角センサ、32…車速センサ、40…ECU、41…マイコン、42…駆動回路、43…アシスト指令値演算部、44…電流指令値演算部、45…モータ制御信号生成部、46…電流センサ、51…基本アシスト制御部(第1の演算部)、52…補償制御演算部、53…減算器、54…転舵角指令値演算部、55…転舵角フィードバック制御部(第2の演算部)、56…転舵角演算部、57…加算器(第3の演算部)、60…トルク指令値演算部、61…加算器、62…基本転舵角指令値演算部、63…加算器(第4の演算部)、70…ADAS指令角演算部、71…外部検出手段、80…操舵角演算部、90…補償成分演算部、91…ヒステリシス制御量演算部、92…制御ゲイン演算部、93…乗算器、Th…操舵トルク、V…車速、E…外部情報、I…実電流値、I*…電流指令値、dI…電流偏差、G…制御ゲイン(ゲイン)、Tas*…基本アシスト制御量、T*…トルク指令値、Ta1*…第1のアシスト成分、Ta2*…第2のアシスト成分、Ta*…アシスト指令値(第1の指令値)、Tc*…補償成分、Tch*…ヒステリシス制御量、θm…回転角、θts*…基本転舵角指令値、θt*…転舵角指令値、θt…転舵角、θa*…ADAS指令角(第2の指令値)。

Claims (7)

  1. モータを駆動源として操舵機構に動力を付与する動力伝達装置を、転舵輪の転舵角の目標値となる第1の指令値および運転支援のために外部で生成される第2の指令値に基づいて制御する操舵制御装置において、
    前記操舵機構の操舵シャフトに付与される操舵トルクに基づいて、前記動力の基礎成分を演算する第1の演算部と、
    前記操舵シャフトの回転角に基づいて、前記基礎成分に対する第1の補償成分を演算する補償成分演算部と、
    前記操舵トルク、前記基礎成分、および前記第1の補償成分に基づき、前記第1の指令値の基本となる転舵角指令値を演算して、前記転舵角指令値に基づく角度フィードバック制御を実行することにより、前記基礎成分に対する第2の補償成分を演算する第2の演算部と、
    前記基礎成分および前記第1の補償成分に基づき演算される値に前記第2の補償成分を加算することにより前記第1の指令値を演算する第3の演算部と、
    前記第2の指令値を前記第1の指令値または前記第1の指令値に基づく前記モータを制御するための制御量に反映させる第4の演算部と、を備え、
    前記補償成分演算部は、運転支援が実行される旨判定された場合、前記基礎成分に対する前記第1の補償成分の影響を低減する操舵制御装置。
  2. 請求項1に記載の操舵制御装置において、
    前記第2の演算部は、前記第1の補償成分を漸減的に低減する操舵制御装置。
  3. 請求項1または2に記載の操舵制御装置において、
    前記第1の補償成分は、前記操舵シャフトの回転角の変化に対して、ヒステリシス特性を有する操舵制御装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の操舵制御装置において、
    前記第2の指令値が閾値以上変化したとき、運転支援が実行される旨判定する判定部を有する操舵制御装置。
  5. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の操舵制御装置において、
    運転支援のために外部に設けられる装置から、運転支援を実行する旨のフラグを受け取ったとき、運転支援が実行される旨判定する判定部を有する操舵制御装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の操舵制御装置において、
    前記第2の指令値は、前記転舵輪の転舵角の目標値となる運転支援のための角度指令値であり、
    前記第2の演算部は、前記基礎成分から前記第1の補償成分を減算した値と前記操舵トルクとの和であるトルク指令値に基づいて、前記転舵角指令値の基本である基本転舵角指令値を演算し、当該基本転舵角指令値に前記角度指令値を加算することにより、前記転舵角指令値を演算し、当該転舵角指令値に基づく角度フィードバック制御を実行することにより前記第2の補償成分を演算する操舵制御装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の操舵制御装置において、
    前記第1の補償成分は、前記操舵シャフトの回転角の変化に対してヒステリシス特性を有するヒステリシス制御量であり、
    前記補償成分演算部は、前記第2の指令値に基づいて演算されるゲインと、当該ゲインを前記第1の補償成分の基本成分に乗算することにより、前記第1の補償成分を演算し、
    前記補償成分演算部は、運転支援が実行される旨判定された場合、前記ゲインを低減することにより、前記基礎成分に対する前記第1の補償成分の影響を低減する操舵制御装置。
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