JP2017144788A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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    • B60C13/02Arrangement of grooves or ribs

Abstract

【課題】空冷による放熱の効果的な促進による空気入りタイヤの耐久性の向上。【解決手段】空気入りタイヤ1は、タイヤサイド部3の表面に、タイヤ周方向に間隔dRpを空けて設けられた複数の突起11を備え、タイヤサイド部3の表面から突起11の頂面12までの距離である突起11の厚さtRpは、頂面12のタイヤ周方向の寸法である突起11の幅hRpよりも小さく、突起11の幅hRpは10mm以上であり、間隔dRpは、突起11の厚さtRpの3倍以上10倍以下である。【選択図】図3

Description

本発明は、空気入りタイヤに関する。
特許文献1,2には、空冷のための複数の突起がタイヤサイド部に形成されたランフラットタイヤが開示されている。これらの突起は、タイヤの回転に伴うタイヤサイド部表面の空気流の乱流化を意図している。乱流化によって、タイヤサイド部表面近傍における空気流の速度勾配が大きくなり、放熱性が向上する。
国際公開第WO2007/032405号 国際公開第WO2008/114668号
特許文献1,2には、タイヤサイド部表面近傍の空気流の乱流化以外の手法による放熱性向上は、教示されていない。
本発明は、空冷による放熱を効果的に促進することで、空気入りタイヤの耐久性を向上することを課題とする。
本発明者は、タイヤサイド部表面近傍の空気流の速度勾配の最大化について、種々検討した。物体(例えば平板)が流体の流れの中に配置された場合、流体の粘性によって物体表面近傍では流体の速度が急激に低下することが知られている。流体の速度が急変する領域(境界層)の外側に、流体の速度が粘性の影響を受けない領域が形成される。境界層の厚さは物体の前縁から下流側に向けて増大する。物体の前縁付近の境界層は層流であるが(層流境界層)、下流側に向け、遷移領域を経て、乱流となる(乱流境界層)。本発明者は、層流境界層では流体の速度勾配が大きいため物体から流体への放熱効率が高いことに着目し、本発明を完成した。つまり、本発明者は、層流境界層における高い放熱性を、空気入りタイヤの空冷に適用することを着想した。本発明は、かかる新たな着想に基づく。
本発明は、タイヤサイド部の表面に、タイヤ周方向に間隔を空けて設けられた複数の突起を備え、前記タイヤサイド部の前記表面から前記突起の頂面までの距離である前記突起の厚さは、前記頂面のタイヤ周方向の寸法である前記突起の幅よりも小さく、前記突起の前記幅は10mm以上であり、前記間隔は、前記突起の厚さの3倍以上10倍以下である、空気入りタイヤを提供する。
突起は厚さが幅よりも小さい形状を有し、空気入りタイヤの回転時に、突起の頂面近傍の空気流は層流となる。層流(層流境界)の空気流は速度勾配が大きいため、突起の頂面の空冷による放熱が効果的に促進される。また、突起の幅は10mm以上に設定しているので、層流を形成することによる突起の放熱面積が十分に確保される。
しかも、複数の突起を、該突起の厚さの3倍以上10倍以下の間隔を空けてタイヤ周方向に複数設けている。すなわち、複数の突起間の間隔を適切に構成することによって、突起の頂面を層流で通過した空気流を突起間のタイヤサイド部の表面に衝突させることができる。これによって、突起の表面における層流による空冷に加えて、突起間においては、空気流の衝突で生じた乱流によって空冷が実現される。
突起間の間隔が3倍より小さいと、突起間の距離が不足するので、突起の頂面を通過した空気流を突起間に導入させ難く、突起間の冷却性向上効果が弱まる。突起間の間隔が10倍より大きいと、突起間の距離が過度に長くなり、突起の頂面を通過した空気流が衝突する領域と該領域にタイヤ回転方向の後側に隣接する突起との間に、冷却性の向上効果を得られない領域が生じるため、突起間の冷却性向上効果が弱まる。
本発明の空気入りタイヤによれば、回転時に、タイヤサイド部の表面に形成された突起の頂面の空気流が層流となり、これに加えて突起間の空気流が乱流となるので、空冷による放熱が効果的に促進され、耐久性が向上する。
本発明の第1実施形態に係る空気入りタイヤの子午線断面図。 本発明の第1実施形態に係る空気入りタイヤの部分側面図。 図2の部分拡大図。 突起の模式的な斜視図。 突起の端面図。 先端角度を説明するための突起の部分端面図。 空気流の経路を説明するための突起の平面図。 空気流の経路を説明するための突起の端面図。 突起及び突起間の空気流の経路を説明するための模式図。 境界層を説明するための突起の端面図。 境界層を説明するための突起の端面図。 第1実施形態と異なる前辺部の傾斜角度を有する突起を備える空気入りタイヤの部分側面図。 図12の部分拡大図。 平面視での突起の形状の代案を示す図。 平面視での突起の形状の代案を示す図。 平面視での突起の形状の代案を示す図。 端面視での突起の形状の代案を示す図。 端面視での突起の形状の代案を示す図。 端面視での突起の形状の代案を示す図。 端面視での突起の形状の代案を示す図。 端面視での突起の形状の代案を示す図。 端面視での突起の形状の代案を示す図。 本発明の第2実施形態に係る突起の模式的な斜視図。 図17の突起の端面図。 図17の突起及び突起間の空気流の経路を説明するための模式図。 端面視での突起の形状の代案を示す図。 端面視での突起の形状の代案を示す図。 端面視での突起の形状の代案を示す図。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係るゴム製の空気入りタイヤ(以下、タイヤという)1を示す。本実施形態のタイヤ1はサイズ245/40R18のランフラットタイヤである。本発明は、異なるサイズのタイヤにも適用できる。また、本発明は、ランフラットタイヤの範疇に含まれないタイヤにも適用できる。タイヤ1は、回転方向が指定されている。指定された回転方向を図3に矢印RDで示す。
タイヤ1は、トレッド部2、一対のタイヤサイド部3、及び一対のビード部4を備える。個々のビード部4は、タイヤサイド部3のタイヤ径方向の内側端部(トレッド部2とは反対側の端部)に設けられている。一対のビード部4間には、カーカス5が設けられている。カーカス5と、タイヤ1の最内周面のインナーライナー6との間には、補強ゴム7が配置されている。カーカス5とトレッド部2の踏面との間には、ベルト層8が設けられている。言い換えれば、トレッド部2では、カーカス5のタイヤ径方向外側にベルト層8が設けられている。
図2及び図3を参照すると、タイヤサイド部3の表面には、複数の突起11がタイヤ周方向に間隔をあけて設けられている。本実施形態では、これらの突起11の形状、寸法、及び姿勢は同じである。図1では、リム(図示せず)の最外周位置P1からトレッド部2のタイヤ径方向の最も外側の位置までの距離(タイヤ高さ)が符号THで示されている。突起11は、リムの最外周位置P1からタイヤ高さTHの0.05倍以上0.7倍以下の範囲に設けることができる。
本明細書では、タイヤ幅方向から見た突起11の形状に関して「平面視」又はそれに類する用語を使用する場合があり、後述する内端面15側から見た突起11の形状に関して「端面視」又はそれに類する用語を使用する場合がある。
図4及び図5を参照すると、突起11は、本実施形態ではタイヤサイド部3の表面に沿って拡がる平坦面である頂面12を備える。また、突起11は、タイヤ周方向に対向する一対の側面、すなわち前側面13と後側面14とを備える。前側面13はタイヤ回転方向RDの前方側に位置し、後側面14はタイヤ回転方向RDの後方側に位置する。さらに、突起11は、タイヤ径方向に対向する一対の端面、すなわちタイヤ径方向内側の内端面15と、タイヤ径方向外側の外端面16とを有する。後に詳述するように、本実施形態における前側面13は、タイヤサイド部3の表面及び頂面12に対して傾斜した平坦面である。本実施形態における後側面14、内端面15、及び外端面16は、タイヤサイド部3の表面に対して概ね垂直に延びる平坦面である。
前辺部17は頂面12と前側面13とが互いに交わる部分であり、後辺部18は頂面12と後側面14とが互いに交わる部分である。内辺部19は頂面12と内端面15とが互いに交わる部分であり、外辺部20は頂面12と外端面16とが互いに交わる部分である。前辺部17、後辺部18、内辺部19、及び外辺部20は、本実施形態のように鋭いないしは明瞭なエッジであってもよいが、端面視である程度湾曲した形状を有していてもよい。本実施形態では、前辺部17、後辺部18、内辺部19、及び外辺部20の平面視での形状は、いずれも直線状である。しかし、これらの平面視での形状は、円弧及び楕円弧を含む曲線状であってもよく、複数の直線から構成された折れ線であってもよく、直線と曲線の組み合わせであってもよい。
図3を参照すると、前辺部17は、平面視において、前辺部17を通るタイヤ径方向に延びる直線に対して傾斜している。言い換えれば、前辺部17はタイヤ径方向に対して傾斜している。前辺部17のタイヤ径方向に対する傾斜角度a1は、前辺部17のタイヤ回転方向RDで最前方側の位置を通り、かつタイヤ径方向に延びる基準直線Lsと、前辺部17が延びる方向(本実施形態では直線である前辺部17自体)とがなす角度(平面視で時計回りを正とする)として定義される。
本実施形態における前辺部17は、平面視で右上がりに延びている。図12及び図13に示すように、突起11は前辺部17が平面視で右下がりに延びる形状であってもよい。本実施形態の後辺部18は、平面視で前辺部17と概ね平行に延びている。また、本実施形態の内辺部19と外辺部20は、平面視で互いに平行に延びている。
図3を参照すると、符号Rはタイヤ半径を示し、符号Rpは突起11のタイヤ径方向の任意の位置のタイヤ回転中心からの距離を示す。また、図3の符号Rpcは突起11の中心pc(例えば平面視での頂面12の図心)のタイヤ回転中心からの距離を示す。さらに、図3の符号hRpは、タイヤ径方向の任意の位置における、突起11のタイヤ周方向の寸法、すなわち突起11の幅を示す。また、図3の符号hRpcは突起の中心pcにおける、突起11の幅を示している。符号dRpは、タイヤ径方向の任意の位置における、周方向に間隔を空けて隣接する突起11間の間隔を示している。
図5を併せて参照すると、本実施形態では、符号tRpは、突起11のタイヤ径方向の任意の位置における突起11の最大厚みを示しており、符号t1Rpは後辺部18における突起11の厚みを示している。本実施形態では、突起11の厚みは、突起11のタイヤ径方向で一様である。また、本実施形態では、突起11の厚みは前側面13(前辺部17)から後側面14(後辺部18)まで一定である。つまり、突起11の厚みは突起11のタイヤ周方向でも一様である。すなわち、本実施形態では、突起11のタイヤ径方向の任意の位置における、最大厚みtRpと、後辺部18における突起11の厚みt1Rpとは、等しい。
ここで、タイヤ径方向の任意の位置において、周方向に隣接する突起11間の間隔dRpは、該位置における突起11の後辺部18における突起11の厚みt1Rpの3倍以上10倍以下に設定されている。
図5及び図6を参照すると、端面視では、前辺部17において突起11の頂面12と前側面13とがある角度(先端角度a2)をなしている。本実施形態における前側面13は、頂面12と前側面13とが前辺部17に向けて間隔が狭まるテーパ形状となるような傾斜を有している。言い換えれば、前側面13の傾斜は、端面視において、前側面13の下端が前辺部17よりもタイヤ回転方向RDの後方側に位置するように設定されている。前側面13がこのような傾斜を有することで、本実施形態の突起11の先端角度a2は鋭角(45°)である。先端角度a2の具体的な定義は後述する。
図7から図9を参照すると、タイヤ1を装着した車両の走行時には、矢印AF0で概念的に示すように、前辺部17側から突起11に流入する空気流がタイヤサイド部3の表面近傍に生じる。図7を参照すると、タイヤサイド部3の表面の特定の位置P2における空気流AF0は、位置P2を通るタイヤ径方向に延びる直線に対して引いた垂線(水平線Lh)に対する角度(流入角度afl)を有する。本発明者が行った解析によると、タイヤサイド245/40R18、突起11の中心Pcのタイヤ回転中心からの距離Rpcが550mm、車両の走行速度80km/hという条件下では、流入角度aflは12°である。また、走行速度が40〜120km/hの範囲で変化すると、流入角度aflには±1°程度の変化がある。実際の使用時には、走行速度に加え、向かい風、車両の構造等を含む種々の要因による影響があるので、前述の条件下における流入角度aflは12±10°程度とみなせる。
引き続き図7から図9を参照すると、空気流AF0は前辺部17から突起11に流入し、この流入時に2つの空気流に分断される。図7に最も明瞭に示すように、一方の空気流AF1は、前側面13から頂面12に乗り上がり、前辺部17から後辺部18に向けて頂面12に沿って流れる(主たる空気流)。他方の空気流AF2は、前側面13に沿ってタイヤ径方向外側へ流れる(従たる空気流)。図12及び図13に示すように前辺部17が平面視で右下がりの場合、空気流AF2は前側面13に沿ってタイヤ径方向内側へ流れる。
図10を併せて参照すると、突起11の頂面12に沿って流れる空気流AF1は層流となっている。つまり、突起11の頂面12近傍には層流境界層LBが形成される。図10において、符号Vaは空気流AF0,空気流AF1のタイヤサイド部3の表面近傍と突起11の頂面12近傍での速度勾配を概念的に示している。層流である空気流AF1は速度勾配が大きいので、突起11の頂面12から空気流AF1へ高効率で放熱がなされる。言い換えれば、突起11の頂面12の空気流AF1が層流となることで、空冷による放熱が効果的に促進される。効果的に空冷することで、タイヤ1の耐久性が向上する。
図9において矢印AF4で示すように、突起11の空気流AF0に対する背面側(すなわち後側面14側)には、空気流の澱みが生じている。この澱みは、周囲の空気流に対して相対的に流量が少ないため、周囲の空気流は、澱みにおける空気流AF4を補うように引き付けられる。このため、矢印AF3で示すように、頂面12を通過して後辺部18から下流側へ流れる空気流は、突起11の背面側の澱み(空気流AF4)によって引き付けられて、頂面12からタイヤサイド部3の表面に向かって落下する。空気流AF3はタイヤサイド部3の表面に衝突する。その結果、隣接する突起11,11間では、タイヤサイド部3の表面近傍の領域TAの空気流は乱流となる。この領域TAでは、空気流の乱流化による速度勾配の増大によって、タイヤサイド部3の表面からの放熱が促進される。
また、領域TAに衝突した空気流AF3は、タイヤ回転方向RDの後側に隣接する次の突起11に向かう。ここで、本実施形態では、タイヤ径方向の任意の位置において、周方向に隣接する突起11間の間隔dRpは、該位置における突起11の後辺部18の厚みt1Rpの3倍以上10倍以下に設定されている。これによって、突起11の頂面12を層流で通過した空気流AF1を突起11間のタイヤサイド部3の表面に衝突させることができるとともに、空気流AF5をタイヤ回転方向RDの後側に隣接する突起11に至らせることができる。したがって、突起11の頂面12における空気流AF1の層流による空冷に加えて、突起11間においては、空気流AF3の衝突で生じた乱流によって空冷が実現される。
突起11間の間隔dRpが突起11の後辺部18における厚みt1Rpの3倍より小さいと、突起11間の距離が不足するので、突起11から流出した空気流AF3を突起11間に衝突させにくくなり、突起11間の冷却性向上効果が弱まる。一方、突起11間の間隔dRpが突起11の後辺部18における厚さt1Rpの10倍より大きいと、突起11間の距離が過度に長くなり、突起11の頂面12を通過した空気流AF3が衝突する領域TAと、領域TAにタイヤ回転方向RDの後側に隣接する突起11との間に、冷却性の向上効果を得られない領域が生じるため、突起11間の冷却性向上効果が弱まる。
以上のように、本実施形態のタイヤ1では、突起11の頂面12の空気流AF1の層流化と、突起11,11間の空気流AF3の乱流化の両方によってタイヤ1の放熱性を向上している。
後に詳述するように、タイヤ回転中心からの距離Rpにおける突起11の幅hRp(図3参照)は、突起11の頂面12の後辺部18まで層流境界層LBとなるように設定することが好ましい。しかし、図11に概念的に示すように、突起11の幅hRpは、突起11の頂面12の後辺部18側で、速度境界層が遷移領域TRや乱流境界層TBとなるような比較的長い寸法にすることも許容される。このような場合でも、突起11の頂面12のうち層流境界層LBが形成される領域では、大きな速度勾配により放熱性向上の利点が得られる。
前述した突起11への流入時の空気流AF0の空気流AF1,AF2への分断を生じさせるためには、突起11の厚さ、特に前辺部17の部分における厚さが突起11の幅hp(幅hpが一定でない場合は最小幅)よりも小さいことが好ましい。
前述のように突起11へ流入する空気流AF0は流入角度aflを有する。空気流AF0の空気流AF1,AF2への分断を生じさせるためには、平面視での突起11の前辺部17の傾斜角度a1を、前辺部17に対する空気流AF0の進入角度が90°とならないように設定する必要がある。言い換えれば、平面視において、空気流AF0に対して突起11の前辺部17を傾ける必要がある。
図3を参照すると、本実施形態(例えば図3参照)のように、前辺部17が平面視で右上がりである場合、前辺部17は、前辺部17に流入する空気流AF0に対して45°で交差するように設定するのがより好ましい。この場合、上述したように、空気流AF0の流入角度aflは12±10°程度とみなせるので、前辺部17の傾斜角度a1は、以下の式(1)で規定される範囲内に設定することが好ましい。
Figure 2017144788
図13を参照すると、前辺部17が右下がりである場合、前辺部17の傾斜角度a1は、前辺部17に流入する空気流AF0に対して45°で交差するように設定するのが好ましく、以下の式(2)で規定される範囲内に設定することが好ましい。
Figure 2017144788
要するに、前辺部17の傾斜角度a1は、式(1)又は(2)を満たすように設定することが好ましい。
図5及び図6を参照すると、突起11への流入時の空気流AF0の空気流AF1,AF2への分断を生じさせるためには、突起11の先端角度a2は過度に大きく設定しないことが好ましい。具体的には、先端角度a2は100°以下に設定することが好ましい。より好ましくは、先端角度a2は、鋭角、つまり90°未満に設定される。先端角度a2が過度に小さいことは、前辺部17付近における突起11の強度低下の原因となるので好ましくない。そのため、先端角度a2は、特に45°以上65°以下の範囲に設定することが好ましい。
図3を参照すると、タイヤ径方向の任意の位置における突起11の幅hRpが過度に狭いと、頂面12近傍の層流境界層LBによる突起11からの放熱面積が不足し、層流による放熱促進効果が十分に得られない。そのため、突起11の幅hRpは10mm以上に設定することが好ましい。
引き続き図3を参照すると、タイヤ径方向の任意の位置における突起11の幅hRpは、以下の式(3)を満たすように設定することが好ましい。以下の説明における数式はすべてSI単位系を使用している。
Figure 2017144788
R:タイヤ半径R
Rp:突起上の任意の位置のタイヤ回転中心からの距離
hRp:タイヤ回転中心からの距離Rpにおける突起の幅
幅hRpが小さすぎると速度勾配が増大する領域を十分に確保できず十分な冷却効果が得られない。式(3)における下限値10は、層流による放熱促進効果を確保するための必要最小限の放熱面積に対応している。
幅hRpが大きすぎると突起11上で速度境界層が過度に成長してしまい速度勾配が小さくなり放熱性が悪化する。式(3)における上限値50は、かかる観点から規定されている。以下、上限値を50に設定した理由を説明する。
平板上における速度境界層の発達、すなわち層流境界層LBから乱流境界層TBへの遷移は以下の式(4)で表されることが知られている。
Figure 2017144788
x:層流境界層から乱流境界層への遷移が生じる平板先端からの距離
U:流入速度
ν:流体の動粘性係数
主流の乱れの影響や、遷移領域付近では境界層がある程度成長することで速度勾配が低下することを考えると、十分な冷却効果を得るために必要な突起11の幅hRpの最大値hRp_maxは、式(4)の距離xの1/2程度と考えられる。従って、突起11の最大幅hRp_maxは、以下の式(5)で表される。
Figure 2017144788
突起11への流体の流入速度Uは、突起11のタイヤ径方向の任意の位置のタイヤ回転中心からの距離Rpとタイヤ角速度の積として表される(U=Rpω)。また、車両速度Vはタイヤ半径Rとタイヤ角速度の積として表される(V=Rω)。従って、以下の式(6)の関係が成立する。
Figure 2017144788
空気の動粘性係数νについて、以下の式(7)が成立する。
Figure 2017144788
式(6),(7)を式(5)に代入することで、以下の式(8)が得られる。
Figure 2017144788
車両速度Vとして80km/hを想定すると、式(8)よりhRp_maxは以下となる。
Figure 2017144788
タイヤ1の発熱がより顕著となる高速走行時、具体的には車両速度Vとして160km/hまでを考慮すると、式(8)よりhRp_maxは以下となる。
Figure 2017144788
このように、高速走行時(車両速度Vとして160km/h以下)であっても、突起11の頂面12の幅方向全体で層流境界層LBが形成されるためには、式(3)の上限値は50となる。
図12から図14Cは、突起11の平面視での形状の種々の代案を示す。
図12及び図13の突起11は、前述のように平面視で右下がりに延びる前辺部17を有する。
図14Aの突起11の後辺部18は、傾斜角度の異なる2本の直線により構成された平面視での形状を有する。
図14B,14Cの突起11は、前辺部17が右上がりに延びるのに対し、後辺部18が右下がりに延びる平面視での形状を有する。特に、図14Cの突起11は、等脚台形状の平面視での形状を有する。
図15Aから図16Bは、突起11の前側面13の端面視での形状に関する種々の代案を示す。
図15Aから図15Dに示す突起11の前側面13は、端面視で、1個の窪み23を構成している。
図15Aの突起11の前側面13は、2個の平坦面24a,24bによって構成されている。端面視では、平坦面24aは右下がりで、平坦面24bは右上がりである。これらの平坦面24a,24bによって、端面視で三角形の窪み23が形成されている。
図15Bの突起11の前側面13は、半円状の断面形状を有する曲面により構成されている。この曲面によって、端面視で半円状の窪み23が形成されている。
図15Cの突起11の前側面13は、端面視で右下がりの平坦面25aと、円弧状の断面形状を有する曲面25bにより構成されている。平坦面25aが突起11の頂面12側に位置し、曲面25bがタイヤサイド部3の表面側に位置している。平坦面25aと曲面25bとによって、窪み23が形成されている。
図15Dの突起11の前側面13は、3個の平坦面26a,26b,26cによって構成されている。端面視では、突起11の頂面12側の平坦面26aは右下がりで、タイヤサイド部3の表面側の平坦面26cは右上がりで、中央の平坦面26bはタイヤ幅方向に延びている。これらの平坦面26a〜26cによって多角形状の窪み23が形成されている。
図16A及び図16Bに示す突起11の前側面13は、端面視で、タイヤ幅方向に隣接して配置された2個の窪み23A,23Bを構成している。
図16Aの突起11の前側面13は、4個の平坦面27a〜27dによって構成されている。端面視では、突起11の頂面12側の平坦面27aは右下がりであり、タイヤサイド部3の表面に向けて、右上がりの平坦面27b、右下がりの平坦面27c、及び右上がりの平坦面27dが順に配置されている。平坦面27a,27bによって突起11の頂面12側に三角形状の断面形状を有する1個の窪み23Aが形成され、この窪み23Aのタイヤサイド部3の表面側に隣接して、同様に三角形状の断面形状を有する1個の窪み23Bが平坦面27c,27dによって形成されている。
図16Bの突起11の前側面13は、半円状の断面形状を有する2個の曲面28a,28bによって構成されている。突起11の頂面12側の曲面28aによって、半円状の断面形状を有する1個の窪み23Aが形成され、この窪み23Aのタイヤサイド部3の表面側に隣接して、同様に半円状の断面形状を有する1個の窪み23Bが曲面28bによって形成されている。
突起11の前側面13は、端面視で、タイヤ幅方向に隣接した配置された3個以上の窪みを構成してもよい。
図15Aから図16Bに示すような前側面13の窪みの形状、寸法、個数を適切に設定することで、突起11の頂面12に沿って流れる空気流AF1と、突起11の前側面13に沿って流れる空気流AF2の流量比率を調節することができる。
図5、図15Aから図16Bを参照すると、前辺部17において突起11の頂面12と前側面13とがなす角度、すなわち突起11の先端角度a2は、端面視において、頂面12に対応する直線Ltと、前側面13の前辺部17近傍の部分に対応する直線Lfsとがなす角度として定義される。
直線Ltは、頂面12のうち厚みが最大厚みtRpとなる位置P3を通り、かつタイヤサイド部3の表面に沿って延びる直線として定義される。図5、図15Aから図16Bを参照すると、いずれも頂面12がタイヤサイド部3の表面に沿って延びる平坦面であるので、端面視において頂面12自体を延長して得られる直線が直線Ltである。
図5を参照すると、前側面13が単一の平坦面から構成されている場合、端面視で前側面13自体を延長して得られる直線が直線Lfsである。図15Aから図15Dを参照すると、前側面13が単一の窪み23を構成している場合、端面視において前辺部17と窪み23の最も窪んだ位置とを接続する直線が、直線Lfsである。図16A及び図16Bを参照すると、複数(これらの例では2個)の窪み23A,23Bを構成している場合、端面視において、前辺部17と最も頂面12側に位置する窪み23Aの最も窪んだ位置とを接続する直線が、直線Lfsである。
(第2実施形態)
図17から図19は、本発明の第2実施形態を示す。本実施形態では、突起11の形状と、周方向に隣接する突起11間の間隔dRpが異なっている点を除いて第1実施形態と同様である。
図17を参照すると、本実施形態の突起11の頂面12は、タイヤ回転方向RDの後側の端部領域に、下り勾配面部12aが形成されている。下り勾配面部12aは、タイヤ回転方向RDの後側に向かうにつれてタイヤサイド部3の表面に向かって下り勾配となり、厚さが漸減するように構成されている。
図18は、図17の突起11のタイヤ径方向の任意の位置における周方向に沿った断面を示している。図18を参照して、h1Rpは、下り勾配面部12aのタイヤ周方向の寸法、すなわち下り勾配面部12aの幅を示している。t1Rpは、後辺部18における突起11の厚さを示している。ΔtRpは、突起11の最大厚さtRpと後辺部18における突起11の厚さt1Rpとの差であり、下り勾配面部12aによる突起11の厚み低減寸法を示している。
図19に模式的に示すように、突起11の頂面12を通過する空気流AF1は、突起11の下り勾配面部12aに沿って流れるので、タイヤサイド部3の表面に向かって下り勾配となる。この結果、突起11の背面側の空気流AF4による引き付け作用と相まって、第1実施形態に比して、隣接する突起11間におけるタイヤサイド部3の表面のうち、より上流側に衝突することになる。
すなわち、突起11間の間隔dRpを短縮しても、空気流AF3による乱流効果を実現できる。これによって、突起11間の間隔dRpを短縮して、突起11の形成数を増大させ、又は突起11の頂面12の幅hRpを長くすることができ、この場合、突起11の頂面12における層流による放熱面積を更に増大させることができる。
下り勾配面部12aの幅h1Rpは、少なくとも5mmに設定されることが好ましい。h1Rpが5mmより短いと、空気流AF1が下り勾配面部12aに沿って流れる領域が短いために、タイヤサイド部3の表面に向って下り勾配で流れる効果が弱まる。
下り勾配面部12aを設ける場合には、隣接する突起11間の間隔dRpを、例えば、以下の式(11)及び式(12)に基づいて、下り勾配面部12aのΔtRp及びh1Rpと突起11の後辺部18における厚みt1Rpから設定することが好ましい。
Figure 2017144788
dRp:タイヤ回転中心からの距離Rpにおける突起11間の距離
t1Rp:タイヤ回転中心からの距離Rpにおける突起11の後辺部18における厚み
t’:図18の断面視における、下り勾配面部12aの傾き
Figure 2017144788
ΔtRp:タイヤ回転中心からの距離Rpにおける下り勾配面部12aによる厚み低減寸法
h1Rp:タイヤ回転中心からの距離Rpにおける下り勾配面部12aのタイヤ周方向長さ
式(11)及び式(12)によれば、下り勾配面部12aの傾きt’が大きいほど(すなわちタイヤサイド部3に向かって下り勾配代が増大するほど)、隣接する突起11間の間隔dRpを小さく設定することができる。すなわち、下り勾配面部12aの傾きt’が大きいほど、突起11の頂面12を通過して後辺部18から下流側へ流れる空気流AF3は、よりタイヤサイド部3側に向かうようになり、この場合には、突起間11の間隔dRpを短縮しても、空気流AF3を突起11間のタイヤサイド部3の表面に衝突させやすい。
また、突起11の後辺部18における厚みt1Rpが小さいほど、隣接する突起11間の間隔dRpを小さく設定することができる。空気流AF3の突起11から下流側へ流れる位置がよりタイヤサイド部3側に近づくため、突起11間のタイヤサイド部3に衝突させやすくなるので、間隔dRpを短縮できる。
なお、例えば、突起11の後辺部18における厚みt1Rpを2.0mmとし、下り勾配面部12aの傾きt’を0.1とした場合に、突起11間の間隔dRpは、式(11)から4mm〜18mmに設定でき、より好ましくは8mm〜12mmに設定できる。換言すれば、第2実施形態における、突起11間の間隔dRpは、突起の後辺部18における厚みt1Rpに対して、2倍以上9倍以下に設定でき、より好ましくは4倍以上6倍以下に設定でき、特に間隔dRpの上限値に関して、第1実施形態よりも短縮できる。
図20Aから図20Cは、第2実施形態に係る突起11の頂面12の端面視での形状の種々の代案を示す。図20Aの突起11は、端面視において翼断面形状の頂面12を有する。図20Bの突起11は、端面視において円弧状の頂面12を有する。図20Cの突起11は、端面視において翼断面形状でも円弧状でもない曲線状の頂面12を有する。
この場合、端面視で頂面12のうち最大厚みtRpとなる位置P3を通り、かつタイヤサイド部3の表面に沿って延びる直線が直線Ltとなる。なお、第1実施形態で説明した、図20Aから図20Cの頂面12の形状のうちのいずれか1個と、図15Aから図16Bの前側面13の形状のいずれかを組み合わせて1個の突起11を構成してもよい。
1 タイヤ
2 トレッド部
3 タイヤサイド部
4 ビード部
5 カーカス
6 インナーライナー
7 補強ゴム
8 ベルト層
11 突起
12 頂面
12a 下り勾配面部
13 前側面
14 後側面
15 内端面
16 外端面
17 前辺部
18 後辺部
19 内辺部
20 外辺部
23,23A,23B 窪み
24a,24b,25a,26a〜26c,27a〜27d 平坦面
25b,28a,28b 曲面
RD 回転方向
P1 リムの最外周位置
P2 タイヤサイド部の表面の特定の点
P3 頂面の厚みが最も大きい位置
Ls 基準直線
Lt,Lfs 直線
Lh 水平線
AF0,AF1,AF2,AF3,AF4,AF5 空気流
Va 空気流の速度
LB 層流境界層
TR 遷移領域
TB 乱流境界層
TA 乱流の領域

Claims (3)

  1. タイヤサイド部の表面に、タイヤ周方向に間隔を空けて設けられた複数の突起を備え、
    前記タイヤサイド部の前記表面から前記突起の頂面までの距離である前記突起の厚さは、前記頂面のタイヤ周方向の寸法である前記突起の幅よりも小さく、
    前記突起の前記幅は10mm以上であり、
    前記間隔は、前記突起の厚さの3倍以上10倍以下である、空気入りタイヤ。
  2. 前記突起の頂面は、タイヤ回転方向の後側の端部領域に、タイヤ回転方向の後側に向かうにつれて前記タイヤサイド部の表面に向かって下り勾配となり、厚さが漸減する下り勾配面部を有しており、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記下り勾配面部のタイヤ周方向長さは、タイヤ回転方向の前側に向かって少なくとも5mmである、請求項2に記載の空気入りタイヤ。
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