JP2017144464A - ダイカスト装置及びダイカスト成形品の製造方法 - Google Patents

ダイカスト装置及びダイカスト成形品の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】1台の装置で2色成形品の成形ができ、構成が簡素化できるダイカスト装置及びダイカスト成形品の製造方法の提供。
【解決手段】金型における固定型41が固定される固定盤と、金型における可動型51が固定される可動盤5と、前記固定盤及び可動盤5と列状に並べて配置された第1の射出機構31と、第1の射出機構31と交差するように配置された第2の射出機構32とを具備するダイカスト装置1。第1の射出機構31に対応する第1の炉体11及び第2の射出機構32に対応する第2の炉体12を備え、第1の炉体11及び第2の炉体12の少なくとも一方は、第1の射出機構31と第2の射出機構32との間に配置されており、好ましくは、前記金型は、略直方体形状をなしていて、第1の射出機構31における射出口316が接続され面と第2の射出機構32における射出口326が接続される面とは、異なる面である、ダイカスト装置。
【選択図】図2

Description

本発明は、2色成形品の製造に適するダイカスト装置及びダイカスト成形品の製造方法に関する。
従来、異なる金属材料同士を組み合わせて接合し、一体化した成形品を作製する場合、インサート成形が行われている。インサート成形は、例えば、一方の材料でダイカストによってインサート部品を成形し、このインサート部品に対して、その周りに他方の材料を射出してダイカストによって一体化する成形方法である。
まず、このような成形方法に用いられるダイカスト装置を図10を参照して説明する。図10は、一般的な横形コールドチャンバーダイカスト装置を模式的に示す構成図である。
ダイカスト装置10は、ベースフレーム20、射出機構30、固定盤40、可動盤50、トグル装置60、型締めシリンダ70、押出し機構80、リンクハウジング90及び炉体(図示を省略する)を備えている。
ベースフレーム20上には、射出機構30、固定盤40及び可動盤50等の各部材が設けられている。射出機構30は、射出シリンダ301、アキュームレータ302、プランジャーロッド303、このプランジャーロッド303の先端側に設けられたプランジャーチップ304、射出スリーブ305を備えている。
射出シリンダ301は、畜圧された油圧を供給制御するアキュームレータ302に接続されている。このアキュームレータ302の油圧による射出シリンダ301の作動によって、プランジャーロッド303、射出スリーブ305内に挿通されるプランジャーチップ304が前進及び後退して往復動作する。
固定盤40は、リンクハウジング90とタイバー901によって連結されており、可動盤50は、タイバー901によって図示上、左右方向に移動可能に支持されている。また、可動盤50は、トグル装置60の伸縮動作により、固定盤40に対して、接離するように移動する。これら固定盤40及び可動盤50には、固定型401と可動型501とからなる金型が固定される。
固定盤40には、金型の固定型401が固定され、可動盤50には、可動型501が固定され、固定型401及び可動型501内には、キャビティCtが形成されるようになっている。
型締めシリンダ70は、トグル装置60を作動させて、可動盤50を固定盤40側に駆動させ、固定型401に可動型501を押圧させて型締め状態にする機能を有している。また、押出し機構80は、可動型501から成形品を取り出す機能を有している。なお、炉体は、アルミニウム合金等の金属溶湯を貯留するものである。
以上のように構成されるダイカスト装置の概略の動作について説明する。型締め状態において、溶湯をラドルを用いて、炉体からスリーブ304内に注湯する。次いで、プランジャーチップ304を前進させて溶湯を金型のキャビティCtに射出充填する。その後、型締めシリンダ70により可動盤50を固定盤40側から離れるように駆動させ、金型を開き、押出し機構80を作動させて成形品を取り出す。このような一連の動作により、成形品を作製することができる。
一方、2色成形を行う射出成形機において、2つの射出ユニット(射出機構)を設け、固定ダイプレート(固定盤)に2つの固定側金型(固定型)を搭載し、可動ダイプレート(固定盤)に、回転テーブルに保持された2つの可動側金型(可動型)を搭載したものが提案されている(特許文献1参照)。
また、可動型を回転させて、2色の樹脂成形品を成形するための具体的な成形方法が知られている(特許文献2参照)。
特開2008−119848号公報 特開2010−105211号公報
しかしながら、上記のようなインサート成形では、一方のインサート部品と他方の部品とを別々の工程で成形するため効率が悪く、また、インサート部品と他方の部品とを成形するための金型が各々別個に必要であり、コストが高くなるという問題が生じる。さらに、インサート部品と他方の部品との接合部の接合力が低いという課題も発生する。
また、特許文献1及び特許文献2に示されたものは、主として2色の樹脂成形品を成形するための射出成形機に係り、ダイカスト成形品を成形するものではない。さらに、1次成形品及び2次成形品を成形するための2つの金型が必要であり、コストが高くなるとともに射出成形機の構成が複雑化する虞がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、1台の装置で2色成形品を成形することができるとともに構成が簡素化できるダイカスト装置及びダイカスト成形品の製造方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載のダイカスト装置は、金型における固定型が固定される固定盤と、金型における可動型が固定される可動盤と、前記固定盤及び可動盤と列状に並べて配置された第1の射出機構と、この第1の射出機構と交差するように配置された第2の射出機構と、を具備することを特徴とする。
かかる発明によれば、1台のダイカスト装置で2色成形品を成形することができる。
請求項2に記載のダイカスト装置は、請求項1に記載のダイカスト装置において、前記第1の射出機構に対応する第1の炉体及び前記第2の射出機構に対応する第2の炉体を備え、前記第1の炉体及び第2の炉体の少なくとも一方は、第1の射出機構と第2の射出機構との間に配置されていることを特徴とする。
請求項3に記載のダイカスト装置は、請求項1又は請求項2に記載のダイカスト装置において、前記金型は、略直方体形状をなしていて、第1の射出機構における射出口が接続され面と第2の射出機構における射出口が接続される面とは、異なる面であることを特徴とする。
請求項4に記載のダイカスト装置は、請求項1乃至請求項3のいずれか一に記載のダイカスト装置において、前記第2の射出機構によりパーティング射出が行われることをことを特徴とする。
請求項5に記載のダイカスト装置は、請求項1乃至請求項4のいずれか一に記載のダイカスト装置において、前記交差は、略直交する交差であることを特徴とする。
請求項6に記載のダイカスト成形品の製造方法は、第1の射出機構と第2の射出機構とを有し、金型のキャビティ内に突没する仕切り用の可動子を備えるダイカスト装置において、可動子がキャビティ内に突出した状態で1色目の溶湯をキャビティ内に充填する一次成形工程と、この一次成形工程の後に、キャビティ内に突出した可動子を没入する工程と、次いで、2色目の溶湯をキャビティ内に充填する二次成形工程と、キャビティ内の成形品を取り出す工程と、を具備することを特徴とする。
本発明によれば、1台の装置で2色成形品を成形することができるとともに構成が簡素化できるダイカスト装置及びダイカスト成形品の製造方法を提供することが可能となる。
本発明の実施形態に係るダイカスト装置を示す正面図である。 同ダイカスト装置を示す平面図である。 金型を模式的に示す正面図である。 金型を模式的に示す背面図である。 金型における固定型を模式的に示す背面図である。 本発明の実施形態に係るダイカスト成形品の製造工程において、型締め状態を示す説明図ある。 同一次成形工程を示す説明図ある。 同二次成形工程を示す説明図ある。 同型開き・取り出し工程を示す説明図ある。 一般的なダイカスト装置を模式的に示す構成図である。
以下、本発明の実施形態に係るダイカスト装置及びダイカスト成形品の製造方法について図1乃至図9を参照して説明する。図1は、ダイカスト装置を示す正面図であり、図2は、ダイカスト装置を示す平面図である。図3乃至図5は金型を模式的に示し、図3は、正面図、図4は、背面図、図5は、固定型の背面図である。また、図6乃至図9は、ダイカスト成形品の製造工程を示す説明図であり、金型及び成形品の状態を示している。なお、既述の図10に示すダイカスト装置と同一又は相当部分には、同一部分名を用いて詳細な説明を省略する場合がある。
本実施形態のダイカスト装置は、1台のダイカスト装置に2つの射出機構を設け、1つの金型を用いて2色成形品を製造する構成を基本的な構成としている。
図1及び図2に示すように、ダイカスト装置1は、ベースフレーム2、第1の射出機構31、第2の射出機構32、固定盤4、可動盤5、トグル装置6、型締めシリンダ7、押出し機構8、リンクハウジング9、第1の炉体11及び第2の炉体12を備えている。
ベースフレーム2上には、第1の射出機構31、固定盤4、可動盤5、トグル装置6及び型締めシリンダ7等の各部材が列状に並べて配置されている。つまり、図2に示すように前記各部材が直線状の列状に配置されている。また、第1の射出機構31の近傍には、第1の給湯器13が配置されている。この第1の給湯器13は、ロボットアームを有し、その先端側にはラドルが設けられている。さらに、第1の給湯器13に対応して第1の炉体11が配置されている。
一方、固定盤4、可動盤5等の各部材と列状に並べて配置された第1の射出機構31と略直交して交差するように第2の射出機構32が配置されている。また、第2の射出機構32の近傍には、第2の給湯器14が配置され、この第2の給湯器14に対応して第2の炉体12が配置されている。このように第2の炉体12は、第1の射出機構31と、この第1の射出機構31と略直交して交差する第2の射出機構32との間のスペースに配置されている。なお、この場合、第1の炉体11を第1の射出機構31と第2の射出機構32との間に配置するようにしてもよい。
第1の射出機構31及び第2の射出機構32は、それぞれ射出シリンダ311、321、アキュームレータ312、322、プランジャーロッド313、323、このプランジャーロッド313、323の先端側に設けられたプランジャーチップ314、324、射出スリーブ315、325を備えている。
各射出シリンダ311、321は、アキュームレータ312、322に接続されている。このアキュームレータ312、322の油圧による射出シリンダ311、321の作動によって、プランジャーロッド313、323が動作し、射出スリーブ315、325内に挿通されるプランジャーチップ314、324が前進及び後退して往復動作する。
このように第1の射出機構31及び第2の射出機構32は、同様な動作を実行するようになっている。
既述のダイカスト装置10と同様に、固定盤4は、リンクハウジング9とタイバー91によって連結されており、可動盤5は、タイバー91によって図示上、左右方向に移動可能に支持されている。また、可動盤5は、トグル装置6の伸縮動作により、固定盤4に対して、接離するように移動する。これら固定盤4及び可動盤5には、固定型41と可動型51とからなる金型が固定される。
固定盤4には、金型の固定型41が固定され、可動盤5には、可動型51が固定され、固定型41及び可動型51内には、図示しないキャビティCtが形成されるようになっている。
型締めシリンダ7は、トグル装置6を作動させて、可動盤5を固定盤4側に駆動させ、固定型41に可動型51を押圧させて型締め状態にする機能を有している。また、押出し機構8は、可動型51から成形品を取り出す機能を有している。
第1の給湯器13及び第2の給湯器14は、射出機構31、32の射出スリーブ315、325に、ラドルによって第1の炉体11及び第2の炉体12から金属溶湯を供給するものである。
なお、ダイカスト装置1の正面側には、操作盤15が配設されている。操作盤15には、キーボード等が設けられおり、この操作盤15を操作することにより、図示を省略する制御盤に搭載された制御回路を動作させ、ダイカスト装置1の全体の動作を制御する。
以上のような構成において、第1の射出機構31における射出口316、すなわち、溶湯を金型側に注湯するための射出口316及び第2の射出機構32における射出口326は、金型の方向に向けられて配置されている。具体的には、第1の射出機構31における射出口316は、金型である固定型41の背面側に接続され、第2の射出機構32における射出口326は、金型の側面側、つまり、固定型41と可動型51とのパーティングラインの部位に接続されるようになっている。
次に、図3乃至図5を参照して金型について説明する。金型は略直方体形状をなし、固定盤4に固定される固定型41と可動盤5に固定される可動型51とから構成されている。固定型41の背面側には、射出充填孔41aが形成されており、また、固定型41と可動型51とのパーティングラインの部位には、射出充填孔41bが形成されている。
つまり、射出充填孔41a及び射出充填孔41bは、金型に対して同一面には形成されておらず、異なる面(固定型41の背面、側面(パーティングライン))に形成されている。したがって、第1の射出機構31及び第2の射出機構32を効率的に配置することが可能となる。
この射出充填孔41aには、第1の射出機構31における射出口316が接続され、射出充填孔41bには、第2の射出機構32における射出口326が接続される。これにより、溶湯が金型内のキャビティCtに射出、充填されるようになっている。
次に、図6乃至図9を参照してダイカスト成形品の製造工程について説明する。各図において、(a)は金型の状態を示す正面図であり、(b)は可動型との関係で成形品を示す斜視図である。
本実施形態では、説明上、ハート形マークの成形品を例としており、略中央部を境に異なる金属材料同士、例えば、純アルミニウム材とアルミニウムダイカスト材であるADC12(JIS規格)を接合して2色成形品を作製する場合を示している。
したがって、第1の炉体11には、溶湯としてADC12が貯留されており、第1の射出機構31からADC12が射出され、第2の炉体12には、溶湯として純アルミニウム材が貯留されており、第2の射出機構32から純アルミニウム材が射出される。因みに、純アルミニウム材は、熱伝導性が高く放熱部品に適し、ADC12は、機械的強度が高いという特性を有している。
(型締め状態)
図6に示すように、型締めシリンダ7によりトグル装置6を作動させて、固定型41に可動型51を押圧させて型締めとした状態である。金型内には、ハート形マークのキャビティCtが形成されるが、可動型51のキャビティCt内には、その中央部を境に約半分の部分に突没する仕切り用の可動子Mが配設されている。したがって、この型締め状態においては、可動子MがキャビティCt内に突出した状態となっていて、キャビティCtは可動子Mが突出していない残余の領域となっている。
固定型41と可動型51とのパーティングラインに形成された射出充填孔41bは、スプルーやゲート等の溶湯の流入通路Pbを介してキャビティCtに接続されている。また、同様に、固定型41に形成された射出充填孔41aは、流入通路Paを介してキャビティCtに接続されている。
(一次成形)
図6に示す状態から、図7に示すように1色目(純アルミニウム材)を成形する。この場合、第2の射出機構32の射出口326が射出充填孔41bに接続されており、射出口326から純アルミニウム材の溶湯が射出され、キャビティCtに充填される。これによりハート形マークの成形品Gの約半分(図示上、左側)が成形され、凝固されて1色目の成形が完了する。
次いで、図に示すように、可動子Mを没入して2色目(ADC12)の成形に備えるためのキャビティCtを形成する。
この1色目の成形は、パーティング射出により行われるようになっている。つまり、固定型41と可動型51とのパーティングラインに形成された射出充填孔41bに、第2の射出機構32の射出口326が接続されて射出成形が行われる。このパーティング射出により溶湯が流れる抵抗を軽減することができ、溶湯の温度低下を抑制することが可能となる。
(二次成形)
図8に示すように、2色目(ADC12)を成形する。この場合、第1の射出機構31の射出口316が射出充填孔41aに接続されており、射出口316からADC12の溶湯が射出され、キャビティCtに充填される。これによりハート形マークの成形品Gの約半分(図示上、右側)が成形され、凝固されて2色目の成形が完了する。この状態においては、1色目(純アルミニウム材)と2色目(ADC12)とが強固に接合されて一体化されてハート形マークの2色ダイカスト成形品Gが作製される。
(型開き・取り出し)
図9に示すように、型締めシリンダ7によってトグル装置6を作動させ、可動盤5を固定盤4側から離すように駆動させ、固定型41と可動型51とを離型し型開きを行う。次いで、押出し機構8を動作させて2色ダイカスト成形品Gを取り出す。
取り出した2色ダイカスト成形品Gには、スプルーやゲート等の溶湯の流入通路Pa、Pbに対応した不要部分gがあるので、この不要部分gを切断加工することによりハート形マークの2色ダイカスト成形品Gが完成する。
なお、仕切り用の可動子Mの構成を変え、一次成形の工程においては、第1の射出機構31から射出し、二次成形の工程においては、第2の射出機構32から射出して2色ダイカスト成形品Gを成形するようにしてもよい。2つの射出機構の射出順序は、成形品に応じて適宜変更することができる。
以上のように本実施形態によれば、1台の装置で2色成形品Gを成形できるとともに構成が簡素化できるダイカスト装置1を提供することができる。
また、第1の炉体11及び第2の炉体12の少なくとも一方は、第1の射出機構31と第2の射出機構32との間のスペースに配置されているので、配置スペースの効率化が期待できる。
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限定されることなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。また、上記実施形態は、一例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、2色ダイカスト成形品としては、ヒートシンク等の放熱部品に適用できる。格別適用成形品が限定されるものではない。また、ダイカスト成形品を構成する金属材料としては、純アルミニウム、アルミニウム合金、亜鉛合金やマグネシウム合金等が特性に応じて適用できる。
1・・・ダイカスト装置
2・・・ベースフレーム
4・・・固定盤
5・・・可動盤
6・・・トグル装置
7・・・型締めシリンダ
8・・・押出し機構
9・・・リンクハウジング
11・・・第1の炉体
12・・・第2の炉体
13・・・第1の給湯器
14・・・第2の給湯器
31・・・第1の射出機構
32・・・第2の射出機構
41・・・固定型
51・・・可動型

Claims (6)

  1. 金型における固定型が固定される固定盤と、
    金型における可動型が固定される可動盤と、
    前記固定盤及び可動盤と列状に並べて配置された第1の射出機構と、
    この第1の射出機構と交差するように配置された第2の射出機構と、
    を具備することを特徴とするダイカスト装置。
  2. 前記第1の射出機構に対応する第1の炉体及び前記第2の射出機構に対応する第2の炉体を備え、
    前記第1の炉体及び第2の炉体の少なくとも一方は、第1の射出機構と第2の射出機構との間に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のダイカスト装置。
  3. 前記金型は、略直方体形状をなしていて、第1の射出機構における射出口が接続され面と第2の射出機構における射出口が接続される面とは、異なる面であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のダイカスト装置。
  4. 前記第2の射出機構によりパーティング射出が行われることをことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一に記載のダイカスト装置。
  5. 前記交差は、略直交する交差であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一に記載のダイカスト装置。
  6. 第1の射出機構と第2の射出機構とを有し、金型のキャビティ内に突没する仕切り用の可動子を備えるダイカスト装置において、
    可動子がキャビティ内に突出した状態で1色目の溶湯をキャビティ内に充填する一次成形工程と、
    この一次成形工程の後に、キャビティ内に突出した可動子を没入する工程と、
    次いで、2色目の溶湯をキャビティ内に充填する二次成形工程と、
    キャビティ内の成形品を取り出す工程と、
    を具備することを特徴とするダイカスト成形品の製造方法。
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