JP2017144254A - 洗濯機システム - Google Patents

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知隆 八木
近藤 信二
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信二 近藤
萩原 久
Hisashi Hagiwara
久 萩原
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Abstract

【課題】洗濯機に時計の運針機能を持たせることなく、使用者に対して洗濯運転の予約設定を時刻指定で行うインタフェースを提供すること。【解決手段】サーバ300は、現在時刻を運針し続けるための時刻管理部303cと、洗濯機に各種設定を送信するコマンドを生成するコマンド生成部303bと、通信ネットワークを介して通信するための通信手段301を備え、洗濯機1は、洗濯の運転予約動作を制御する運転予約制御部と、ネットワーク200を介して通信するための通信手段22を備え、コマンド生成部303bは、使用者が設定した設定時刻を時刻管理部303cで運針している現在時刻と比較することで、現在時刻からの差分の時間情報に変換し、洗濯機1の通信手段22を介して洗濯機1に送信され、洗濯機1の運転予約制御部23eは、現在時刻からの差分の時間情報を基に運転予約動作を実行する。【選択図】図3

Description

本発明は、洗濯機の運転設定を、通信ネットワークを介して外部機器で実施する洗濯機システムに関し、特に、時計機能を持たない洗濯機に対して、洗濯運転の終了時刻を指定しての運転設定を設定可能とした洗濯機システムに関する。
近年の洗濯機においては、低価格な夜間電力料金の利用の為や、使用者の留守中に洗濯を実施し使用者の帰宅時に洗濯完了を行う為などを目的として、洗濯動作の予約機能があるものが一般的である。洗濯動作の予約機能の設定に際しては、所望の洗濯運転設定を行った後、その洗濯運転の開始を遅らせて動作することを洗濯機に指示することとなる。洗濯運転の開始を遅らせる動作を設定するためには、運転を終了する予定の時刻、もしくは運転を開始する予定の時刻を使用者に指定させるのが、使用者の利便性としては好ましい。
時刻によって設定させる為には、洗濯機の機能として時計機能を備えることが必要であるのは当然である。近年の洗濯機においては、省エネルギー化を図る為、洗濯運転を行っていない時には電力を消費しないようにするために、洗濯機の制御回路への商用電源からの電力供給をカットするように構成するのが一般的である。単純な洗濯機構成では、電力供給が行われていない期間に時計を運針し続けることができず、結果として時計機能を維持することができない。
商用電源からの電力供給をカットしている際に電力供給を行う目的で電池を搭載することも可能だが、電池切れ時の電池交換などが必要になる。電池の交換が必要になるわけだが、電池は洗濯機内部の電気系統に接続されており、水を利用する洗濯機の商品特性として防水構造などが取られているために使用者が簡便に電池交換することは困難である。
これに対して、例えば、特許文献1及び2には、洗濯機における時計機能を実現しつつ省エネルギ化を図るために、蓄電池や電気二重層キャパシタなどを備え、使用者によって洗濯機の起動操作を行って電源オン状態となった場合にそれら蓄電池や電気二重層キャパシタに充電を行い、洗濯機がオフ状態の際にはそれら蓄電池や電気二重層キャパシタから電力を供給して時計の運針処理を実行し続ける洗濯機が開示されている。
この洗濯機の構成によれば、時計機能を備えた洗濯機において、待機時消費電力を0とすることができ、電池交換なしで半永久的に時計機能を保持できる洗濯機を提供することができる。
特開2005−251273号公報 特開2006−246794号公報
しかるに特許文献1及び2に開示された従来の構成では、充電可能なバックアップ電源を構成するデバイスと、そのデバイスの充電及び時計の運針処理のための電力供給を行うための切替スイッチなどのデバイスの追加が必要であって洗濯機のコストが上がる。さらに、洗濯機を長期間動作させずに放置するとバックアップ電源が放電してしまい、時計の
運針機能に対する電力供給が行えなくなる。
従って本発明は、バックアップ電源による時計の運針機能を洗濯機に保持させることなく、使用者に対して洗濯運転の予約設定を時刻指定で行うことが可能な洗濯機システムを提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の洗濯機システムは、通信ネットワークを介して通信可能な洗濯機及び洗濯機情報サーバを備えた洗濯機システムであって、前記洗濯機情報サーバは、現在時刻を運針し続けるための時刻管理部と、前記洗濯機に各種設定を送信するコマンドを生成するコマンド生成部と、使用者に対して洗濯機の操作設定を行うための画面情報を生成する画面情報生成部と、前記通信ネットワークを介して通信するための通信手段を備え、前記洗濯機は、洗濯の運転予約動作を制御する運転予約制御部と、前記洗濯機に投入された衣類の量を検知する布量検知部と、運転予約動作を開始するための操作を受け付ける操作手段と、前記通信ネットワークを介して通信するための通信手段を備え、前記画面情報生成部は、使用者に対して運転予約を行う運転コース及び運転終了時刻を指定して設定するための運転予約設定画面情報を前記運転コースに応じて設定可能な運転終了時間帯を生成し、前記コマンド生成部は、前記運転予約設定画面情報を基に設定された設定時刻を前記時刻管理部で運針している現在時刻と比較することで現在時刻からの差分の時間情報に変換した情報を含んだ運転予約コマンドを生成し、前記運転予約コマンドは、前記洗濯機情報サーバの前記通信手段と、前記洗濯機の前記通信手段とを介して前記洗濯機に送信され、前記洗濯機の前記運転予約制御部は、前記操作手段への運転予約動作を開始するための操作を受け付けた後に、前記布量検知部によって検知された衣類の量と前記運転予約コマンド中の現在時刻からの差分の時間情報を基に前記運転予約動作を実行するようにしたものである。
これにより、洗濯機情報サーバでの時計機能を利用することで、洗濯機自体には時計機能が無くても、使用者に対して運転予約設定を時刻指定で実施させることができ、布量に応じた適切なコース運転を実施するための運転時間を算出し、待機時間経過の判定を行い、運転予約動作を終了することができる。
本発明の洗濯機システムは、洗濯機に時計の運針機能を持たせることなく、使用者に対して洗濯運転の予約設定を時刻指定で行うインタフェースを提供することが出来る。
本発明の実施の形態1における洗濯機システムの概略構成図 同洗濯工程の概念図 同洗濯機システムの構成図 同洗濯機情報サーバ上の洗剤データベースを示す図 同洗濯機情報サーバ上の使用者情報データベースを示す図 同洗濯機システムのフローチャート 同洗濯機システムのフローチャート 同洗濯機システムのフローチャート 同洗濯機システムのフローチャート 同洗濯機システムのフローチャート 同洗濯機システムのフローチャート 同洗濯機システムのフローチャート 同洗濯機での洗剤・柔軟剤投入量表示を表す図 同洗濯機での洗剤・柔軟剤投入量表示を表す図 同洗濯機での洗剤・柔軟剤投入量表示を表す図 同洗濯機での洗剤・柔軟剤投入量表示を表す図 同情報端末での通信指示画面を表す図 同情報端末での機器操作メニュー画面を表す図 同情報端末での洗剤・柔軟剤設定メュー画面を表す図 同情報端末での洗剤選択画面を表す図 同情報端末での洗剤関連画面を表す図 同情報端末での柔軟剤選択画面を表す図 同情報端末でのコース選択画面を表す図 同情報端末での運転予約設定画面を表す図 同情報端末での予約時刻設定画面を表す図 同情報端末での警告画面を表す図 同洗濯機システムでの運転予約設定のフローチャート 同洗濯機システムでの運転予約設定のフローチャート 同洗濯機システムでの運転予約動作のフローチャート
本発明は、通信ネットワークを介して通信可能な洗濯機及び洗濯機情報サーバを備えた洗濯機システムであって、
前記洗濯機情報サーバは、
現在時刻を運針し続けるための時刻管理部と、
前記洗濯機に各種設定を送信するコマンドを生成するコマンド生成部と、
使用者に対して洗濯機の操作設定を行うための画面情報を生成する画面情報生成部と、
前記通信ネットワークを介して通信するための通信手段を備え、
前記洗濯機は、
洗濯の運転予約動作を制御する運転予約制御部と、
前記洗濯機に投入された衣類の量を検知する布量検知部と、
運転予約動作を開始するための操作を受け付ける操作手段と、
前記通信ネットワークを介して通信するための通信手段を備え、
前記画面情報生成部は、使用者に対して運転予約を行う運転コース及び運転終了時刻を指定して設定するための運転予約設定画面情報を前記運転コースに応じて設定可能な運転終了時間帯を生成し、
前記コマンド生成部は、前記運転予約設定画面情報を基に設定された設定時刻を前記時刻管理部で運針している現在時刻と比較することで現在時刻からの差分の時間情報に変換した情報を含んだ運転予約コマンドを生成し、
前記運転予約コマンドは、前記洗濯機情報サーバの前記通信手段と、前記洗濯機の前記通信手段とを介して前記洗濯機に送信され、
前記洗濯機の前記運転予約制御部は、前記操作手段への運転予約動作を開始するための操作を受け付けた後に、前記布量検知部によって検知された衣類の量と前記運転予約コマンド中の現在時刻からの差分の時間情報を基に前記運転予約動作を実行することとしている。
これにより、洗濯機情報サーバでの時計機能を利用することで、洗濯機自体には時計機能が無くても、使用者に対して運転予約設定を時刻指定で実施させることができ、布量に応じた適切なコース運転を実施するための運転時間を算出し、待機時間経過の判定を行い、運転予約動作を終了することができる。
さらに、本発明は、前記通信ネットワークを介して通信可能な情報端末を備え、
前記情報端末は、
前記洗濯機情報サーバの前記画面情報生成部によって生成された前記運転予約設定画面を
表示する報知手段と、
前記報知手段で表示された前記運転予約設定画面にて使用者に運転予約設定を実施させるための操作手段と、
前記洗濯機の通信手段を介して前記洗濯機と通信するための第1通信手段と、
前記洗濯機情報サーバの通信手段を介して前記洗濯機情報サーバと通信するための第2通信手段とを備え、
前記情報端末は、
前記第2通信手段により前記洗濯機情報サーバより前記運転予約設定画面情報を受信し、前記第2通信手段により前記操作手段により選択された運転予約時刻の情報を前記洗濯機情報サーバに送信し、前記第2通信手段により前記運転予約コマンドを洗濯機情報サーバより受信した後、前記第1通信手段により前記運転予約コマンドを前記洗濯機に送信することとしている。
これにより、洗濯機情報サーバと洗濯機が直接通信を行うことなく情報のやりとりが実現できる。また、情報端末の報知手段により、より情報量の多い運転予約設定画面を表示することにより、より簡便かつわかりやすくに運転予約設定を行う事が出来る。
さらに、本発明は、前記洗濯機情報サーバは、使用者毎の前回の運転予約を設定した際の時刻情報を記憶する使用者情報記憶手段を備え、前記運転予約設定画面情報の生成時に前記前回の運転予約を設定した際の時刻情報を追加し、使用者に前記前回の運転予約を設定した際の時刻を再利用する手段を提供することとしている。
これにより、使用者が頻繁に利用する運転予約の時刻をより簡便に設定することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における洗濯機システムの概略構成図である。このシステムは、電気機器である洗濯機1と情報端末10とサーバ300(洗濯機情報サーバ)とを備える。
RFID(Radio Frequency IDentification)またはNFC(Near Field Communication)によってリーダ/ライタと通信可能な機器である。洗濯機1は、洗濯機1に搭載されたループアンテナ27を介して近距離無線通信を利用して情報端末10と通信する。洗濯機1の洗濯運転とは、衣類を洗剤水に浸し洗濯槽を回転することで汚れを落とす洗い運転、洗剤水で浸った衣類を水ですすぐすすぎ運転、水を含んだ衣類を脱水する脱水運転、温風をあてて衣類を乾燥させる乾燥運転の少なくとも1つを含んだ形で構成されている。そして、この各運転は、更に各種工程を行う。例えば、洗い運転であれば、布量判定工程、洗剤量表示工程、給水工程、押し洗い工程、もみ洗い工程・・・といった具合である。
図2は、本発明の実施の形態1における洗濯工程の概念図である。この洗濯運転は、各運転(洗い、すすぎ、脱水、乾燥)を実施する運転である。
情報端末10は、例えば携帯電話機などの通信装置から構成され、ループアンテナ106が搭載されている。情報端末10は、ループアンテナ106を介して近距離無線通信を利用して洗濯機1と通信するとともに、ネットワーク200を介してサーバ300と通信可能に接続されている。情報端末10は、洗濯機1のRFID又はNFCと通信可能なリ
ーダ/ライタを備える機器であればどのような機器であってもよいが、可搬性のある機器がより好ましい。
サーバ300は、公知のサーバコンピュータ等から構成され、ネットワーク200を介して情報端末10と通信可能に接続されている。
図3は、本発明の実施の形態1における洗濯機システムの構成図である。
情報端末10は、第1通信手段101、第2通信手段102、報知手段103、操作手段104、制御手段105及びループアンテナ106を備える。
第1通信手段101は、ループアンテナ106を介して近距離無線通信を利用して洗濯機1と通信する。
ループアンテナ106は、近接無線通信を行うためのアンテナである。本実施の形態では、近接無線通信として、例えば13.56MHz帯を用いる高周波数帯域のRFID又はNFCを想定しているが、この周波数帯に限定されることはない。近接無線通信の周波数帯は、90MHz〜1GHzのUHF帯であってもよく、2GHz帯を越える周波数帯であってもよい。
近接無線通信は、通信距離が短く、通信を行う2つの無線通信機器のループアンテナ同士を接近させる必要がある。無線通信機器のループアンテナが実装されている面には、ループアンテナの位置を表すマークが付されており、使用者は2つの無線通信機器のマーク同士を接近させて、2つの無線通信機器間で通信を行わせる。携帯電話機に内蔵されるRFIDはループアンテナへの給電の出力を上げることができないため、例えば数mm単位でのループアンテナ同士の位置合わせが必要であり、互いのループアンテナを正確に接近させる必要がある。
情報端末10の第1通信手段によりループアンテナ106に電流を流すと、ループアンテナ106を通る磁束が発生する。ループアンテナ106と、洗濯機1のループアンテナ27が十分に接近している場合、ループアンテナ106を通る磁束が洗濯機1のループアンテナ27を通過する。これにより、ループアンテナ27とループアンテナ106が磁気的に結合する。情報端末10の第1通信手段がループアンテナ106の電流を変化させれば、ループアンテナ106を通る磁束が変化し、ループアンテナ27を通る磁束もそれに応じて変化し、洗濯機1の通信手段22によりその変化を検知することで、情報端末10から洗濯機1への情報の送信が行われる。
また、洗濯機1の通信手段22によりループアンテナ27の給電点の負荷インピーダンスを変化させることにより、ループアンテナ27を通る磁束が変化する。この磁束の変化はループアンテナ106のループアンテナに流れる電流の変化となるため、この電流の変化を情報端末10の第1通信手段が検知することで、洗濯機1から情報端末10への情報の送信が行われる。
上記のように洗濯機1と情報端末10の送受信は、ループアンテナ106とループアンテナ27との磁気的な結合によって実現されており、かつ磁気的な結合のための磁束の発生は情報端末10のループアンテナ106への給電によって実現されていて、その給電の出力を上げることができないため、ループアンテナ106とループアンテナ27を接近させることが必要となるわけである。
なお、本実施の形態では、第1通信手段101は、ループアンテナ106を介して近距
離無線通信を利用して洗濯機1と通信しているが、本発明は特にこれに限定されず、近距離無線通信以外の電波又は光などを用いた他の無線通信を利用してもよい。
第2通信手段102は、ネットワーク200を利用してサーバ300と通信する。
なお、ネットワーク200は、例えば移動体通信網である。
報知手段103は、使用者に洗濯機1で利用する洗剤もしくは柔軟剤を選択・設定するための画面や、設定された洗剤もしくは柔軟剤に関する情報を洗濯機1に送信させることを使用者に指示する通信指示画面、運転予約設定するための画面等を表示する。
操作手段104は、例えばタッチパネル又は操作キーなどで構成され、使用者による入力操作を受け付け、報知手段103で表示される洗剤もしくは柔軟剤を選択・設定する画面や運転予約設定するための画面での入力操作に利用される。
制御手段105は、情報端末10全体を制御し、表示制御部105a、第1通信制御部105b及び第2通信制御部105cを備える。
表示制御部105aは、報知手段103に表示する表示画面を切り替える。例えば、洗剤もしくは柔軟剤を選択・設定するための画面での選択・設定終了後に、通信指示画面に切り換えるといった具合である。第1通信制御部105bは、第1通信手段101を制御する。第2通信制御部105cは、第2通信手段102を制御する。
本実施の形態において、通信指示画面は、第1通信手段101と洗濯機1とが通信するために、情報端末10のループアンテナ106と洗濯機1のループアンテナ27とを近接させることを使用者に指示するための画面である。第1通信手段101は、第1通信手段101と洗濯機1とが通信可能な距離に近接された後、洗剤もしくは柔軟剤に関する情報を洗濯機1に送信する。
第2通信手段102は、サーバ300が決定した表示する画面情報を受信する。表示する画面情報とは、例えば、使用者に洗濯機1で利用する洗剤もしくは柔軟剤を選択・設定させるための画面に出力される画面であったり、既に選択された洗剤もしくは柔軟剤の設定を画面に出力する画面であったり、使用者に洗濯機1と情報端末10を近接させることを指示する画面であったり、使用者に洗濯機1の運転予約設定を行わせるための画面である。第2通信手段102は、さらに、サーバ300が決定した洗濯機1に送信すべき情報を受信する。洗濯機1に送信すべき情報とは、使用者が選択した洗剤もしくは柔軟剤に対応した、洗濯機1の制御及び表示に利用する情報であったり、洗濯機1の運転予約設定を行うための情報である。
洗濯機1は、洗濯機本来の機能である洗い、すすぎ、脱水、乾燥などを行う洗い・すすぎ・脱水・乾燥手段21(以下、洗濯手段21と記載する)、通信手段22、制御手段23、記憶手段24、操作手段25、表示手段26及びループアンテナ27を備える。
洗濯手段21とは、洗い、すすぎ、脱水、乾燥の各機能を実現するものであり、洗濯槽を回すモータ、給水量を調整する給水弁、排水するための排水弁、洗濯水(洗剤水、すすぎ水)を循環させるための循環ポンプ、風呂水を洗濯機1に引き入れるために使用するパスポンプ、乾燥させるために温風を発生させるヒータ、ポンプを循環させる送付ファンなどから構成される。
通信手段22とは、ループアンテナ27を介して近接無線通信により双方向で種々の情報を情報端末10と送信及び受信する。ループアンテナ27は、近接無線通信を行うため
のアンテナである。なお、通信手段22が受信部と送信部の一例に相当する。
制御手段23とは、マイクロコンピュータであり、洗濯機1を機能させるために予め作成されたプログラムとデータ等を格納するメモリ(図示せず)を備えている。また、制御手段23は、工程管理部23a、水位決定部23b、応答内容決定部23c、布量検知部23d及び運転予約制御部23eを備える。 工程管理部23aは、各運転(洗い、すすぎ、脱水、乾燥)において実施する工程を管理するともに、洗濯手段21を制御する。洗濯手段21を制御するとは、洗濯槽の揺れを検知しながらモータの回転を制御したり、洗濯槽に給水された水位を検知して給水弁を開閉させたり、排水弁を開閉させたり、温風の温度を検知しながらヒータをON/OFFさせたりすることである。
制御手段23は、洗濯手段21を制御して、洗濯機に投入された衣類の量を検知する布量検知部23dを備える。布量検知部23dは、衣類が投入された洗濯槽を回すモータを一定トルクで駆動するように洗濯手段21を制御し、洗濯槽の回転数を監視することで洗濯槽に投入された衣類の量を検知する。なお、布量検知の方式は特に上記方式に限定されるものではなく、洗濯機1に投入された衣類の量を検知することが出来れば良い。給水時の洗濯槽内の水位の変位速度を見る方式でも、洗濯槽を指示する機構部品に備わった重量計を利用する方式であっても良い。
制御手段23は、洗濯動作時の洗濯槽内に給水する水位を決定する水位決定部23bを備える。水位決定部23bは、布量検知部23dによる衣類の量によって水位を決定する。布量が多い場合には水位を高めにし、少ない場合には水位を低めにする。こうすることで、洗濯機1に投入された衣類に応じ、不必要に水を利用することなく、必要な洗浄性能、すすぎ性能を得ることが出来る。さらに水位決定部23bは、操作手段25によって使用者により水位設定を指示されている場合には、その水位設定に従う。
応答内容決定部23cは、情報端末10から通信手段22を経由して、洗濯機特定情報の問い合わせを受けた際に、その問い合わせに対する応答内容を決定する処理部である。洗濯機1の現在の状態など、洗濯機1の情報を問い合わせる信号を受信した時に、その問合せ信号に対する応答内容を決定する処理部である。
制御手段23は、さらに、洗濯の運転予約動作を実施するための制御を行う運転予約制御部23eを備える。運転予約制御部23eは、表示手段26と操作手段25とによって使用者が設定した運転終了までの時間と、運転予定の洗濯工程の所用時間とから、運転を開始するまで待機すべき時間を算出し、待機時間経過後に洗濯手段21などを制御手段23が制御開始するように制御する。
記憶手段24は、洗濯機特定情報記憶手段24a、洗剤量表示データ記憶手段24b、柔軟剤量表示データ記憶手段24c、すすぎ回数設定記憶手段24dを備える。
洗濯機特定情報記憶手段24aには、洗濯機1を特定するための洗濯機特定情報、例えば洗濯機1の型番号及びシリアルナンバー等を予め記憶する。なお、洗濯機特定情報は、製造時等に予め記憶される。
洗剤量表示データ記憶手段24bには、情報端末10で使用者が指定した洗剤に対して、洗濯機1での洗濯時に、水位決定部23bで決定された水位にもとづいて投入すべき洗剤量を決定するための情報を記憶する。
柔軟剤量表示データ記憶手段24cには、情報端末10で使用者が指定した柔軟剤に対して、洗濯機1での洗濯時に、水位決定部23bで決定された水位にもとづいて投入すべ
き柔軟剤量を決定するための情報を記憶する。
すすぎ回数設定記憶手段24dには、洗濯機1が洗濯時にすすぎを何回実施するかを記憶する。工程管理部23aは、すすぎ回数設定記憶手段24dに記憶された情報に基づき、図2に記載されたすすぎ運転において、すすぎを何回実施するかを決定し、洗濯手段21を制御する。
操作手段25は、例えば操作ボタンなどで構成され、使用者による入力操作を受け付ける。
表示手段26は、例えば7セグLEDで構成され、水位設定、洗い時間、すすぎ回数、脱水時間、洗剤量表示、柔軟剤量表示、残り時間及び予約時刻などをデジタル表示する。ここで、操作手段25を操作ボタン、表示手段26を7セグLEDにも対応での表示としたが、これに限定されるものではない。
表示手段26を液晶パネルで構成しても良いし、操作手段25をタッチパネルで構成しても良い。表示手段26をドットマトリクス方式の液晶パネルで構成し、操作手段25の一部もしくは全てをこの液晶パネルと組み合わせたタッチパネルで構成すれば、使用者に対して文章や写真、図などを使って情報を提供しつつ、選択肢を提示するためのボタンを液晶パネルで図として表示し、当該ボタン領域の使用者による選択をタッチパネルで検出することができる。これにより、より直感的でわかりやすい情報提供及び操作手段とすることができる。
サーバ300は、通信手段301、記憶手段302及び制御手段303を備える。
通信手段301は、ネットワーク200を利用して情報端末10と通信する。
記憶手段302は、情報端末10に表示されるメニュー画面を洗濯機1の製品ごとに記憶する。さらに記憶手段302には、情報端末10に表示される洗剤及び柔軟剤の種類と、その種類毎の基準の布量に対して投入すべき洗剤及び柔軟剤の量と、洗剤の種類毎に洗剤の特性によって推奨されるすすぎ回数の情報とを記憶する。
記憶手段302は、さらに、使用者毎の各種設定情報を記録した使用者情報データベースを記憶する使用者情報記憶手段302aを備える。
制御手段303は、CPU等から構成され、通信手段301の動作を制御するとともに、通信手段301を介して受信した情報及び記憶手段302で記憶された情報を基に、情報端末10に通信手段301を介して送信すべき情報を生成する。
制御手段303は、情報端末10の報知手段103で表示する為の画面情報を生成する画面情報生成部303a、洗濯機1に各種設定を通知・設定するためのコマンドを生成するコマンド生成部303b及び現在時刻を管理する時刻管理部303cを備える。
次に本発明の実施の形態における電気機器の動作を説明する。図6〜12は、本発明の実施の形態1における洗濯機システムのフローチャートである。図6〜9は、使用者によって、洗剤および、もしくは柔軟剤を選択・設定する動作を説明するためのものであり、図10は設定された洗剤および、もしくは柔軟剤の設定に対する洗濯機の動作を説明するためのものである。
図6について説明する。
まず、ステップS601において、情報端末10の制御手段105は、洗濯機1を制御するための画面を報知手段103に表示するためのアプリケーションを起動する。このとき、操作手段104は、使用者による当該アプリケーションの起動指示を受け付ける。制御手段105は、受け付けられた起動指示に基づいてアプリケーションを起動する。
次に、ステップS602において、表示制御部105aは、使用者情報を使用者に入力させるための画面を表示する。使用者情報とは、使用者を特定するためのID番号と、パスワードからなる情報であり、本ステップ以前に使用者によって設定され、サーバ300に記録されている情報である。情報端末10の報知手段103によってID番号とパスワードを入力する画面を表示し、操作手段104を介して使用者がID番号とパスワードを入力する。
次に、ステップS603において、情報端末10はサーバ300に、入力されたID番号とパスワードを送信する。
サーバ300はステップS631において、送信されたID番号とパスワードを受信し、次のステップS632において予めサーバ300に記録されているID番号とパスワードと、ステップS631で受信したものとを比較し一致するか否かによって、予め登録された使用者か否かを認証し、その結果をステップS633にて情報端末10に送信する。
情報端末10はステップS604にて使用者に対する認証結果を受信し、ステップS605にて認証結果がOKであった場合にはステップS606へ、認証がなされなかった場合にはステップS602へ戻り、使用者情報入力画面を再表示して再度正しいID番号とパスワードを使用者に入力させる。
次にステップS606で、第1通信手段101と洗濯機1とが通信するために第1通信手段101と洗濯機1とを近接させることを使用者に指示するための通信指示画面を表示するように報知手段103を制御する。報知手段103は、通信指示画面を表示する。なお、より具体的には、通信指示画面は、情報端末10のループアンテナ106と、洗濯機1のループアンテナ27とを近接させることを使用者に指示するための画面である。また、通信指示画面は、情報端末10が備える記憶手段(不図示)に予め記憶されており、表示制御部105aは、記憶手段から通信指示画面を読み出して表示する。
図17は、本発明の実施の形態1における情報端末での通信指示画面を表す図である。
図17に示す通信指示画面G1では、例えば「対応家電にタッチしてください」というメッセージが表示される。通信指示画面G1は、情報端末10を洗濯機1に近接させるように使用者を誘導する画面である。情報端末10の報知手段103に通信指示画面G1が表示されると、使用者は、情報端末10と洗濯機1とが近接無線通信により通信可能な距離になるように、情報端末10のループアンテナ106と、洗濯機1のループアンテナ27とを近接させる。
使用者によって情報端末10のループアンテナ106と洗濯機1のループアンテナ27を近接させることによって通信が可能となる近接無線通信を利用することは、通信に際して使用者の操作が必要になるが、通信対象を明確に使用者が選択しているという特徴がある。これにより、使用者が複数の操作対象となる機器を所有している場合でも、操作対象となる機器を指定することが直感的に行える。
次に、ステップS607において、第1通信制御部105bは、報知手段103に通信
指示画面が表示された後、洗濯機1を特定するための洗濯機特定情報を要求する要求情報を洗濯機1へ送信するように第1通信手段101を制御する。第1通信手段101は、報知手段103に通信指示画面が表示された後、要求情報を洗濯機1へ送信する。なお、第1通信手段101は、報知手段103に通信指示画面が表示されたことに連動して、洗濯機1へ要求情報の送信を開始する。
次に、ステップS671において、洗濯機1の通信手段22は、第1通信手段101と洗濯機1とが通信可能な距離に近接された後、情報端末10の第1通信手段101によって送信された要求情報を受信する。
次に、ステップS672において、洗濯機1の応答内容決定部23cは、洗濯機特定情報記憶手段24aから洗濯機特定情報を読み出す。
次に、ステップS673において、応答内容決定部23cは、洗濯機特定情報を情報端末10へ送信するよう通信手段22を制御する。通信手段22は、洗濯機特定情報を情報端末10へ送信する。なお、要求情報には、情報端末10を特定するためのアドレス情報が含まれており、通信手段22は、要求情報に含まれるアドレス情報に基づいて洗濯機特定情報を情報端末10へ送信する。
なお、応答内容決定部23cは、洗濯機特定情報とともに洗濯機1の使用履歴及びエラー情報などの状態情報を情報端末10へ送信してもよい。エラー情報は、例えば洗濯手段21でモータやヒータなどの負荷の状態や、水位センサ、温度センサのセンシング情報を監視することによって検知される。
次に、ステップS608において、情報端末10の第1通信手段101は、洗濯機1の通信手段22によって送信された洗濯機特定情報を受信する。
ステップS608以降の処理については、図7を使って説明する。
ステップS701において、第2通信制御部105cは、第1通信手段101によって受信された洗濯機特定情報をサーバ300へ送信するように第2通信手段102を制御する。第2通信手段102は、第1通信手段101によって受信された洗濯機特定情報をサーバ300へ送信する。洗濯機1によって送信される洗濯機特定情報は、サーバ300を特定するためのアドレス情報とともに送信され、第2通信手段102は、洗濯機特定情報とともに送信されるアドレス情報に基づいて洗濯機特定情報をサーバ300へ送信する。
なお、本実施の形態では、洗濯機1によって送信される洗濯機特定情報とともにサーバ300を特定するためのアドレス情報が送信されるが、本発明は特にこれに限定されず、情報端末10がサーバ300を特定するためのアドレス情報を記憶していてもよい。
次に、ステップS711において、サーバ300の通信手段301は、情報端末10の第2通信手段102によって送信された洗濯機特定情報を受信する。
次に、ステップS712において、制御手段303は、洗濯機特定情報によって特定される洗濯機1に応じたメニュー画面情報を作成する。ここで、制御手段303は、洗濯機特定情報によって特定される洗濯機1に応じたメニュー画面を記憶手段302から読み出す。
次に、ステップS713において、通信手段301は、洗濯機1に固有のメニュー画面を表示させるためのメニュー画面情報を情報端末10へ送信する。
次に、ステップS702において、情報端末10の第2通信手段102は、サーバ300の通信手段301によって送信されたメニュー画面情報を受信する。
次に、ステップS703において、表示制御部105aは、第2通信手段102によって受信されたメニュー画面情報に基づいて表示画面をメニュー画面に切り替える。報知手段103は、第2通信手段102によって受信されたメニュー画面情報に基づいてメニュー画面を表示する。
上記において、電気機器のメニュー画面の表示に関して、情報端末10から電気機器に対して要求情報を送信し、その要求に電気機器から応答を送信仕返すことで電気機器を特定する方法を説明したが、この方法に限定されるものではない。例えば、情報端末10は、図6のステップS605で使用者の認証が終了した後に、サーバ300に対して利用可能な電気機器ごとに固有のメニュー画面のリスト情報を取得して、そのリストを報知手段103に表示する。操作手段104を介して使用している電気機器を使用者が選択することによって、どのリストが選択されたかが、情報端末10からサーバ300へ送信される。これによって、情報端末10の第2通信手段102は、サーバ300の通信手段301によって送信されたメニュー画面情報を受信し(ステップS702)、表示制御部105aは、第2通信手段102によって受信されたメニュー画面情報に基づいて表示画面をメニュー画面に切り替える(ステップS703)のようにしてもよい。こうすれば、メニュー画面を表示するために、情報端末10と洗濯機1とを通信させることなくメニュー画面を表示することができる。
メニュー画面が表示されている間、操作手段104は、メニュー画面に表示されている項目の使用者による選択を受け付け、選択された項目に応じた画面の表示、及び選択された項目に応じた洗濯機1の制御が行われる。
図18は、本発明の実施の形態1における情報端末での機器操作メニュー画面を表す図である。
図18に示すメニュー画面G2には、洗濯機1の製品名及び製品番号を表す製品名501、洗濯機1の省エネルギー状態に関する情報を表示するためのエコ情報表示ボタン502、洗濯機1のサポート情報を表示するためのサポート情報表示ボタン503、洗濯運転の予約設定を行うための運転予約ボタン504、及び洗濯機の洗剤及び柔軟剤情報を設定するための設定表示ボタン505が表示される。
エコ情報表示ボタン502、サポート情報表示ボタン503、運転予約ボタン504及び設定表示ボタン505は、操作手段104を介して選択可能である。エコ情報表示ボタン502が選択されると、洗濯機1の消費電力などの省エネルギーに関する情報を表す画面が表示される。サポート情報表示ボタン503が選択されると、洗濯機1をサポートするための情報を表す画面が表示される。
なお、メニュー画面G2に表示される項目は、図18に示す項目に限定されず、種々の項目を表示することが可能である。
図7のフローチャートの説明を再開する。ステップS704にて、図18のメニュー画面G2において設定表示ボタン505が受付けられた場合、次のステップS705にて情報端末10には設定説明画面を表示する。設定説明画面は特に図示しないが、使用者に対して、洗剤及び柔軟剤を設定する方法について説明文を記載した説明画面であり、説明内容確認後に、使用者により次ステップへの移行を受付けるためのボタンを有している。
ステップS704にて設定指示受付けが実施されず、ステップS709にて運転予約指示が受付けられた場合には、ステップ(H)へ進み、運転予約の設定を実施する。これは図18のメニュー画面G2において運転予約ボタン504が選択された場合に対応する。ステップ(H)以降については後述する。
ステップS705の後、上記次ステップへの移行を使用者からの指示として受付けると(ステップS706)、ステップS707にてサーバ300に設定画面情報の要求を送信する。
サーバ300では、ステップS771にて情報端末10からの設定画面情報要求を受信した後、ステップS772にて使用者毎に記憶手段302に記憶している洗剤及び柔軟剤に関する設定内容を読み出し、情報端末10に表示すべき設定画面情報を作成し、ステップS773にて情報端末に送信する。
図5は、本発明の実施の形態1における洗濯機情報サーバ上の使用者情報データベースを示す図であり、使用者毎に使用者情報記憶手段302aに記憶している使用者情報データベースの例である。使用者毎に1行で表されており、使用者を特定するための使用者特定情報、洗濯機を特定するための洗濯機特定情報、設定されている洗剤、柔軟剤及びすすぎ回数の設定、さらに前回に設定した運転終了予約時刻がそれぞれ記憶されている。例えば使用者Aに対しては、以下が記憶されている。洗濯機特定情報がNA−VX4200L−W−00000001の洗濯機が登録されており、運転終了予約設定を行ったことがあってその時刻が朝の7時である。また、洗剤は洗剤Aを、柔軟剤は柔軟剤Aを、すすぎ回数は2回が設定値として記憶されている。使用者の特定は、図6のフローチャートのステップS602で使用者が入力した使用者を特定する為のID番号によってなされる。
情報端末10は、ステップS708にてサーバ300から送信された設定画面情報にもとづき、設定画面を表示する。
図19は、本発明の実施の形態1における情報端末での洗剤・柔軟剤設定メュー画面を表す図である。
図19に示す画面G4は、使用者が過去に設定した洗剤の銘柄を表示し、かつ選択されると洗剤の銘柄を選択する画面を呼び出すボタン701と、同様に柔軟剤の銘柄を表示し、選択されると柔軟剤の銘柄を選択する画面を呼び出すボタン703と、洗濯運転時にすすぎを何回実施するかの設定を表示する表示702と、それらの洗剤および柔軟剤に関連する情報を洗濯機1に設定するための処理を実行するためのボタン704とを備えている。
図8は画面G4での処理のフローチャートである。
ステップS801で洗濯機1に洗剤および柔軟剤に関連する情報を洗濯機1に設定するためのボタン704が選択されると、図9のフローチャートで説明する処理へと移行する(ステップ(C))。ステップS801にて設定転送の指示を受け付けず、洗剤設定を変更する場合(ステップS801のNO)、ステップS802に進む。ステップS802で洗剤の銘柄を選択するためにボタン701が選択されると、図10のフローチャートで説明する処理へと移行する(ステップ(D))。ステップS802にて、洗剤設定を変更せず、柔軟剤設定を変更する場合(ステップS802のNO)、ステップS803に進む。ステップS803で柔軟剤の銘柄を選択するためのボタン703が選択されると、柔軟剤の銘柄を選択するための処理へと移行する(ステップ(E))。本実施の形態において、
ステップ(E)は洗剤の銘柄を選択する際の処理ステップ(D)とほぼ同様なので、ステップ(D)を援用する。
図10を使って、洗剤の銘柄を設定する一連の処理について説明する。
情報端末10は、ステップS1001において、洗剤設定画面を表示するための要求を送信する。
サーバ300は、ステップS1011で洗剤設定画面の要求を情報端末10から受信すると、ステップS1012で洗剤設定画面情報を生成する。洗剤設定画面情報は、記憶手段302に記録された洗剤銘柄のデータベースと、使用者毎に記録された選択中の洗剤銘柄設定のデータベースの情報から生成される。
図4は、本発明の実施の形態1における洗濯機情報サーバ上の洗剤データベースを示す図である。各洗剤には、洗剤名称と、基準水量に対して洗剤を投入すべき投入量の係数、及び当該洗剤銘柄に対して推奨されているすすぎ回数とが記録されている。このデータベースがサーバ300に記録されているため、洗剤が新規に発売された場合であっても、サーバ300のデータベースを修正することで、洗濯機システム全体として簡便に対応することができる。
洗濯動作の際に投入すべき洗剤の量について説明する。洗濯時に投入すべき洗剤量は、多すぎると泡が大量に発生して洗濯機からあふれでるおそれがある。また、排水時に排水口からあふれでるおそれもある。また、泡が大量に発生した状態で脱水を行うと、脱水時にかかるモータの負荷が増大するという課題もある。逆に洗剤量が少なすぎると、適切な洗浄性能を得ることができないという課題がある。
上記のような課題を回避するために洗剤は適切な量を投入する必要があるが、適切な量は洗剤を投入する際の洗濯機内の水量によって異なる。ドラム式の洗濯機の場合は使用する水量が少ないので特に洗剤を多く投入すると過大な泡の発生が起こりうる。多くの洗剤のパッケージには適切な投入量を示す表示が記載されているが、それはある基準の水量を仮定し、その水量に対して適切な量を重量で表示している。ただし重量で表示しても毎回の洗濯時に重量を計測するのは簡便とは言えないため、洗剤にスプーンなどの計量器を同梱し、当該計量器での杯数も併せて表示するのが一般的である。ここで異なる種類の洗剤について、同梱される計量器の大きさは当然異なるので、基準の水量が同じであっても、杯数の表示は洗剤によって異なる事となる。
図4の基準水量に対する洗剤投入量係数とは、この杯数の表示を洗濯機で洗剤毎に適切に行うための係数であり、基準の水量に対して、洗剤に同梱した計量器にて何杯の投入が適切かを示す。図4の例で言えば、洗剤Aに対する基準水量に対する洗剤投入量係数は100となっており、これは基準の水量に対して、洗剤に同梱した計量器にて100/100=1杯の投入が適切であることを示している。一方、洗剤Cの係数は、80であることから、80/100=0.8杯の投入が適切であることを示している。
なお、図4は洗剤に対するデータベースの例であり、本実施例では柔軟剤に対しても同様のデータベースを持つこととする(図示せず。なお、推奨すすぎ回数の情報は柔軟剤のデータベースには不要である)。
サーバ300はステップS1013にて、ステップS1012で生成した洗剤設定画面情報を情報端末10に送信する。
情報端末はステップS1002にて洗剤設定画面情報を受信した後、ステップS1003にて表示する。
図20は本発明の実施の形態1における情報端末での洗剤選択画面を表す図である。画面G5上には、サーバ300に記憶された各洗剤銘柄の洗剤名称と、当該洗剤を選択するためのボタンが表示される。洗剤Aを選択する際には、ボタン801、洗剤Bを選択する際にはボタン802を情報端末10の操作手段を使って選択することとなる。本例の画面G5では、洗剤選択用のボタンの中でボタン801だけが塗りつぶされており、これにより使用者が現在選択している洗剤が洗剤Aであることを示している。
図10のフローチャートでステップS1004にて使用者が他のボタンを選択した場合には、ステップ1005に移行し、洗剤選択表示を変更する。例えば、使用者が画面G5にてボタン802を選択すると、ボタン801は他の洗剤と同様の表示となり、変わってボタン802が塗りつぶされた表示となる。
なお、使用者が使用する洗剤が画面G5に無かった場合には、ボタン803を選択する。ボタン804はサーバ300に記憶された使用者の洗剤に関する情報を初期設定に戻す場合に選択する。
図20中の画面G5にてボタン805を選択すると、画面G5での洗剤設定操作が終了し、洗剤が決定されたことを意味する。図10のフローチャートのステップS1006での洗剤決定操作が有る場合として、次のステップS1007へ移行することと同じである。なお、ステップS1006にて特に洗剤決定操作が実施されなかった場合には、ステップS1004へ戻り、洗剤設定画面の表示と、使用者による操作を受付ける処理を継続することとなる。
情報端末10はステップS1007で選択された洗剤を特定する情報をサーバ300に送信し、サーバ300はステップS1071にてそれを受信する。ステップS1072にてその洗剤情報を記憶手段302中の使用者毎の洗剤・柔軟剤関連設定データベースに記憶し、ステップS1073にて選択された洗剤に関連して情報端末10で表示すべき情報を送信する。情報端末10はステップS1008にてその情報を受信し、ステップS1009にてその情報を表示する。
図21は、本発明の実施の形態1における情報端末での洗剤関連画面を表す図である。図21の画面G6には、洗剤メーカが推奨しているすすぎ回数が1回となっていることを表示する表示901と、使用者にすすぎ回数を推奨の1回にするか否かを問いかける表示902とが有る。さらに、使用者に選択すべきボタンとしてすすぎ1回設定用のボタン904と2回設定用のボタン903とを備えている。
図11は使用者が選択した洗剤がすすぎ1回推奨だった場合の処理フローチャートである。
すすぎ1回推奨洗剤は、泡切れが良い洗剤であり、通常の洗濯運転では2回のすすぎ工程が必要な洗剤が主流であるのに対し、すすぎを1回だけ実施すれば、洗い時の洗浄液をすすぐことが可能とされているものである。洗濯機1は2回のすすぎ工程が必要な多くの洗剤に合わせてすすぎ工程を2回繰り返すことを基本動作としている。図2の洗濯工程の図の例で言えば、すすぎ運転のところで、すすぎ回数分繰り返しとなっているところを、2回実施することとなる。これに対し、すすぎ1回推奨洗剤では、すすぎ回数繰り返しのところを1回の実施とすることが推奨されることとなる。
そこで、すすぎ1回推奨洗剤を使用者が選択した場合、使用者に推奨すすぎ回数を表示し、すすぎを何回実施するかを選択するための画面をステップS1009にて洗剤に関連して情報端末10で表示すべき情報として表示する。
図21の画面G6表示の後、ステップS1101にて、使用者によるすすぎ回数選択がされるまで待機し続ける。
情報端末10で使用者によりすすぎ回数が選択されると、ステップS1102にて選択されたすすぎ回数情報をサーバ300に送信する。
サーバ300はステップS1121にてすすぎ回数の選択情報を受信した後、ステップS1122にて記憶手段302中の使用者毎の洗剤・柔軟剤関連設定データベースの中で、すすぎ回数の情報を更新して記憶し、すすぎ回数情報の受信が完了したことを通知するための送信をステップS1123で実施する。情報端末10では、ステップS1103にてサーバ300からのすすぎ回数情報の受信完了通知を受信した後、図7のフローチャートのS707の処理へと移行する。
次に、図8のフローチャートにおいて、S803にて柔軟剤の設定変更を受付けた場合の処理を説明する。基本的な処理のフローは図10で説明した洗剤の設定フローと同様なので省略する。図22は、本発明の実施の形態1における情報端末での柔軟剤選択画面を表す図であり、柔軟剤の設定変更を受付けた後に、情報端末10上に表示される柔軟剤を選択して、設定を変更するための画面の一例である。
画面G7には、洗剤に対する図20の画面G5と同様に、サーバ300に記憶された各柔軟剤銘柄の柔軟剤名称と、当該柔軟剤を選択するためのボタンが表示される。柔軟剤Aを選択する際には、ボタン1001、柔軟剤Bを選択する際にはボタン1002を情報端末10の操作手段を使って選択することとなる。本例の画面G7では、柔軟剤選択用のボタンの中でボタン1001だけが塗りつぶされており、これにより使用者が現在選択している柔軟剤が柔軟剤Aであることを示している。使用者が他のボタンを選択した場合には、柔軟剤選択表示を変更する。例えば、使用者が画面G7にてボタン1002を選択すると、ボタン1001は他の柔軟剤と同様の表示となり、変わってボタン1002が塗りつぶされた表示となる。
なお、使用者が使用する柔軟剤が画面G7に無かった場合には、ボタン1003を選択する。ボタン1004はサーバ300に記憶された使用者の柔軟剤に関する情報を初期設定に戻す場合に選択する。
図22中の画面G7にてボタン1005を選択すると、画面G7での柔軟剤設定操作が終了し、洗剤が決定されたことを意味する。
次に、図9を使って、使用者によって設定された洗剤及び柔軟剤設定、洗剤に関連して決定したすすぎ回数の設定を、洗濯機1に設定する処理を説明する。この処理は、図8のステップステップS801で洗濯機1への洗剤及び柔軟剤関連の設定を転送することを受付けた場合に実施される。言い換えれば、図19の画面G4にてボタン704を選択した場合の処理である。
まず、情報端末10は、洗濯機1に設定を実施するために送信すべき設定コマンドを生成することをサーバ300に要求するために送信をS901にて行う。
サーバ300はステップS911にて設定コマンドを生成する要求を受信すると、ステ
ップS912にて設定コマンドを生成する。設定コマンドには、使用者が選択した洗剤銘柄に対する投入量の係数、洗剤を選択した際に追加で選択したすすぎ回数設定、使用者が選択した柔軟剤銘柄に対する投入量の係数を表すパラメータが含まれる。次にS913にてステップS912にて生成した設定コマンドを情報端末10に送信する。
情報端末10はS902にて設定コマンドを受信した後、ステップS903にて使用者に洗濯機1と情報端末10を近づけて通信が可能となるように指示する画面を表示する。その後、情報端末10は洗濯機1に設定コマンドを送信する。
洗濯機1はステップS941にて設定コマンドを受信すると、ステップS942にてコマンドに含まれている情報を記憶手段24にて記憶する。使用者が選択した洗剤銘柄に対する投入量の係数は洗剤量表示データ記憶手段24bに、洗剤を選択した際に追加で選択したすすぎ回数設定はすすぎ回数設定記憶手段24dに、使用者が選択した柔軟剤銘柄に対する投入量の係数は柔軟剤量表示データ記憶手段24cに記憶する。次にS943にて設定コマンドの受信が完了したことを通知するための送信を情報端末10に対して実施する。
情報端末10はステップS905にて洗濯機1からコマンド受信完了通知を受信した後、使用者に対して設定が完了したことを通知する画面を表示(ステップS906)する。これにより、使用者による洗剤および柔軟剤に関連する情報を洗濯機1に設定する処理が終了する。
なお、記憶手段302中の使用者毎の洗剤・柔軟剤関連設定データベースに記憶するのを、使用者によって洗剤もしく柔軟剤を選択した直後及びもしくはすすぎ回数を選択した直後の情報端末10からサーバ300への通信の直後としているが、これに限定されるものではない。例えば、使用者が設定した洗剤、柔軟剤の選択を終えて、洗濯機1への設定を行うことを選択した後の情報端末10からサーバ300への通信後でも良い。もしくは、洗濯機1への設定が完了した通知を情報端末10からサーバ300へ送信するフローを追加し、洗濯機1への設定が完了したことをサーバ300が通知を受けた後で、サーバ300の記憶手段302中の使用者毎の洗剤・柔軟剤関連設定データベースに記憶するのでも良い。使用者が洗濯機1へ設定を行ったことにより洗剤および柔軟剤の設定が更新されるので、洗濯機1とサーバ300の使用者毎の洗剤及び柔軟剤の設定が一致した状態とすることができる。
なお、洗濯機1の洗剤量表示データ記憶手段24b及び柔軟剤量表示データ記憶手段24c、すすぎ回数設定記憶手段24dの情報の更新は、情報端末10から洗濯機1への通信を行った後に実施するとしたが、洗濯機1の操作手段25と表示手段26を使って使用者によって変更することが可能としても良い。これにより、情報端末10が利用不可能な場合でも、洗剤及び柔軟剤のデータを、洗剤も柔軟剤も未選択で、すすぎ回数を2回というように出荷初期状態へ戻すことが出来る。
次に図12を使って、洗濯機1に設定された洗剤および柔軟剤に関連する情報を洗濯動作時に利用する処理を説明する。
使用者により洗濯機1の電源が投入されて処理が開始される。
まずステップS1201で、洗濯機1での洗濯動作について使用者が表示手段26と操作手段25を使用して設定を行うための処理が行われる。洗濯動作に関する設定の具体的な例としては、洗濯動作を大きく変更するコースの指定、設定されたコースでの洗いを行う時間の指定、すすぎ回数の指定、脱水時間の指定、乾燥工程の有無や時間の指定、洗濯
時に利用する水量を決定するための水位の指定などがある。
ステップS1202で使用者により運転開始を、洗濯機1の操作手段25により指示された場合は、次のステップS1203にて布量を判定するための工程を実施する。布量の判定動作は、制御手段23の布量検知部23dにより洗濯手段21を制御することで実施される。
ステップS1203の布量判定工程の実施が終了すると、次にステップS1204にて水位の指定がされているか否かによって処理を分岐する。水位指定が使用者により運転開始受付け前のステップS1201にて実施されていた場合は、ステップS1205へすすみ、指定された水位を洗濯運転中の水位設定とする。水位指定がされていなかった場合には、ステップS1206へすすみ、ステップS1203で判定した洗濯機1に投入された布量によって、水位を決定する。布量が少なかった場合には水位を低くし、多かった場合には水位を高めることで、必要な洗浄及びすすぎ性能を確保しつつ、使用する水量を最小限に抑制するように水位を決定する。
次にステップS1207にて、洗剤量表示データ記憶手段24bに、使用者によって指定された洗剤に対する洗剤量情報が記憶されているかによって処理を分岐する。情報が記憶されている場合も、されていない場合にも、さらに、柔軟剤量表示データ記憶手段24cに使用者によって指定された柔軟剤に対する柔軟剤量情報が記憶されているかによって処理を分岐する(ステップS1208及びステップS1209)。結果として、洗剤量情報と柔軟剤量情報ともに記憶されていた場合には、ステップS1211にて洗剤および柔軟剤の投入量を表示する表示D1を洗濯機1の表示手段26に表示する。洗剤量情報はあって柔軟剤情報は無い場合はステップS1210にて表示D2を洗濯機1の表示手段26に表示する。洗剤量情報は無くて柔軟剤量情報がある場合はステップS1212にて表示D3を洗濯機1の表示手段26に表示する。洗剤量情報と柔軟剤量情報ともに記憶されていなかった場合には、ステップS1213にて表示D4を洗濯機1の表示手段26に表示する。
投入量表示(ステップS1210〜ステップS1213)を所定時間実施した後、ステップS1214にて洗い、すすぎなどの実際の洗濯運転を実施する。全工程が終わると、運転を終了する。
ステップS1210からステップS1213の投入量表示について図13から16を用いて説明する。図13〜16は、本発明の実施の形態1における洗濯機での洗剤・柔軟剤投入量表示を表す図である。なお、これらの表示は洗濯機1の表示手段26によって行われる。
ステップS1211の表示D1の例が図13である。洗剤が使用者によって指定されているため、指定洗剤に対する表示であることを示す表示1301と共に、投入すべき洗剤量を表示1302にて表示している。投入すべき洗剤量は、ステップS1205もしくはステップS1206で決定された水位設定から、洗濯時に利用する水量を算出して基準水量に対する比率を求め、それに対して洗剤量表示データ記憶手段24bに記憶されている基準水量に対する洗剤投入量係数を掛け合わせることで求めることができる。
柔軟剤に対しても同様に、指定柔軟剤に対する表示であることを示す表示1303と共に、投入すべき柔軟剤量を表示1304にて表示している。投入すべき柔軟剤量は、洗剤量の場合と同様に求めることができる。
ステップS1210の表示D2の例が図14である。洗剤は使用者によって指定されて
いるため、図13と同様に、指定洗剤に対する表示であることを表示1401により示しつつ、投入すべき洗剤量を表示している。柔軟剤について使用者によって指定されておらず、かつ洗濯において柔軟剤の投入は必須では無いため、柔軟剤の投入量の表示は特に実施しない。
ステップS1212の表示D3の例が図15である。洗剤が使用者によって指定されていないが、通常洗濯において洗剤は必ず投入されると想定されるため、多くの洗剤で有効な洗剤投入量を表示するが、図13の表示1301に相当する指定洗剤に対する表示は行わない。柔軟剤表示に関しては図13の場合と同様である。
ステップS1213の表示D4の例が図16である。図15と同様に、洗剤が使用者によって指定されていないが、通常洗濯において洗剤は必ず投入されると想定されるため、多くの洗剤で有効な洗剤投入量を表示するが、図13の表示1301に相当する指定洗剤に対する表示は行わない。柔軟剤に関しては、図14の表示と同様に投入量表示を行わない。
図27から図29のフローチャートを使って、運転予約設定と、運転予約動作の動作について説明する。図27〜29は、本発明の実施の形態1における洗濯機システムでの運転予約設定のフローチャートである。
図27のステップ(H)以降は、図7のフローチャートの説明で情報端末10のメニュー画面から運転予約の指示を受付けた場合に実行されるステップである。まずステップS2701にて、運転予約時に洗濯機1で実行される運転コースを選択するための画面の要求を情報端末10からサーバ300に対して送信する。サーバ300はステップS2721にて上記の運転コース選択画面の要求を受信すると、ステップS2722にて洗濯機1で運転予約で実行可能な運転コースを選択するためのコース選択画面情報を生成し、次のステップS2723にて上記コース選択画面情報を情報端末10に送信する。
情報端末10はステップS2702にてコース選択画面情報を受信した後、ステップS2703にてコース選択画面を表示する。
図23は、本発明の実施の形態1における情報端末でのコース選択画面を表す図であり、サーバ300で生成されたコース選択画面情報を基に情報端末10で表示されるコース選択画面の一例である。大きく分類して、洗い、すすぎ、脱水を実施する洗濯のみのコースを選択する為のボタン1101、ボタン1102、ボタン1103と、洗濯の後に乾燥運転を引き続き運転するコースを選択する為のボタン1104、ボタン1105、ボタン1106とがある。それぞれのボタンを情報端末10の操作手段104を通じて使用者が選択することにより、コースが選択されることとなる。
コースは使用者の利用目的に応じて洗濯機1の工程動作を大きく変更するための手段であり、例えばボタン1102のナイトコースは、夜間に洗濯運転する際に、騒音のレベルを低減させる為に脱水時のモータ回転数を低く抑えて、その変わりに脱水の時間を長くして洗い、すすぎでぬれた衣類の脱水性能を維持するコースである。ボタン1103の毛布コースは、大きなひとかたまりの洗濯物を洗濯する為に、すすぎ性能向上の為に高めの水位ですすぎを実施し、脱水時のアンバランスの発生を抑える為に脱水時の回転数の上昇を時間をかけて実施するコースであったりする。それぞれの運転コースは洗濯機1の工程動作が大きく変わるため、運転に要する時間もそれぞれ変化することとなる。特に、洗いから脱水までの工程と比較して乾燥工程には特に長い運転時間を要する。
図27のフローチャートの説明に戻る。ステップS2703の画面表示の後、情報端末
10上でステップS2704でコースが選択されると、次のステップS2705にて情報端末10は選択されたコースの情報をサーバ300に送信する。
サーバ300はステップS2751にて情報端末10からの選択されたコース情報を受信した後、ステップS2752にて運転予約を設定可能な時間帯情報を生成する。運転予約は、運転を終了する時刻を設定され、設定された運転終了時刻から各コースの運転時間分を減算したことによって得られる運転開始時刻まで運転を待機し、運転開始時刻から運転を開始することで実行される。すなわち、運転終了する時刻は、現在の時刻から各コースの運転時間に応じる時間分の時間帯については設定することができないこととなる。各コースは運転時間が異なるので、設定することができない時間帯は各コースごとの運転時間と、時刻管理部303cで管理している現在時刻情報とから算出する。
次にステップS2753でサーバ300は制御手段303により、使用者情報記憶手段302aに記憶されている使用者情報データベース中の当該使用者が当該洗濯機に対して設定した前回運転終了予約時刻を読み出し、次にステップS2754でサーバ300は画面情報生成部303aにより、ステップS2752で生成した設定可能時間帯情報、ステップS2753で読み出してきた前回設定時刻情報を基基に運転予約設定画面情報を生成し、次のステップS2755で情報端末10に生成した運転予約設定画面情報を送信する。
情報端末10では、ステップS2706にてサーバ300から運転予約設定画面情報を受信し、次のステップS2707にて運転予約設定画面を表示する。
図24は、本発明の実施の形態1における情報端末での運転予約設定画面を表す図であり、ステップS2707にて表示される運転予約設定画面の一例である。画面G9中には、ステップS2752で生成された設定可能時間帯情報を示す表示1201と、運転終了時刻を指定するためのボタン1202と、ステップS2753で読み出された前回運転終了予約時刻を今回の運転予約設定の予約時刻として設定する為のボタン1203と、運転予約設定を確定させる為のボタン1204とがある。運転終了時刻を指定するためのボタン1202上には、暫定的に選択されている予約時刻が表示されている。ボタン1202を選択して予約時刻を変更したり、ボタン1203を選択して今回の運転予約設定の時刻を前回運転終了予約時刻に変更した際には、それぞれに変更に応じてボタン1202上の暫定的に選択されている予約時刻も変更される。暫定的に選択されている予約時刻は、ボタン1204を選択されることで確定される。
図27のフローチャートの説明に戻る。ステップS2707での運転予約設定画面の表示の後、ステップS2708で前回運転終了予約時刻を今回の運転予約設定の予約時刻として設定する操作が行われた場合はステップS2709へ移行する。当該操作は図24でボタン1203が選択されることに対応する。
ステップS2709では、前回運転終了予約時刻が、ステップS2753にて生成された設定可能時間帯の範囲内か否かによって処理を分岐する。設定可能時間帯の範囲内であれば、ステップS2710へ移行して暫定的に設定されている予約時刻を前回運転終了予約時刻に変更する。範囲外であればステップS2711へ移行して、設定可能な時間帯外であることを警告する画面を情報端末10の報知手段103によって表示する。図26は、本発明の実施の形態1における情報端末での警告画面を表す図であり、ステップS2711で表示する警告画面の一例である。画面G11には、図24の画面G9と同等の表示の上に警告メッセージである表示1401が重ねて表示され、使用者に警告メッセージを提示する。警告メッセージの表示後、一定時間後には運転予約設定画面での操作処理を継続するため、ステップS2708へと戻る。
ステップS2708で前回設定時刻の選択操作が行われなかった場合には、ステップS2712へ移行し、暫定的に選択された時刻を変更する指示が行われたか否かによって処理が分岐する。ステップS2712で時刻を変更する指示が行われた場合とは、図24の例ではボタン1202が選択されることに対応する。この場合は、情報端末10の報知手段103と操作手段104を使って、予約時刻を変更するための画面表示、及び操作により設定時刻を変更するための処理ステップS2713を実行する。
図25は、本発明の実施の形態1における情報端末での予約時刻設定画面を表す図であり、ステップS2713で実施する予約時刻設定を変更するための画面の一例である。画面G10には、暫定的に選択されている時刻のうち、時間に対応する表示1302と、分に対応する表示1305とで時刻を表示しており、予約時刻の時間を増やすボタン1301と減らすボタン1303と、予約時刻の分を増やすボタン1304と、減らすボタン1306とが配置されている。さらに、本画面G10にて操作した結果の時刻設定を無効化するためのボタン1307と、時刻設定を反映させるためのボタン1308も配置されている。ボタン1307を選択すると、ボタン1301、ボタン1303、ボタン1304、ボタン1306によって変更じた予約時刻の変更を無効化して元の運転予約設定画面に戻る。ボタン1308を選択すると、表示1302と表示1305で表示されている予約時刻を運転予約設定画面で暫定的に選択されている予約時刻に反映して運転予約設定画面に戻る。
ステップS2712で設定時刻変更指示がなされていない場合にはステップS2714へ移行し、運転予約設定を実施する指示がされたか否かによって処理を分岐する。運転予約設定を実施する指示が無ければ、ステップS2708以降の運転予約設定画面での操作処理を継続する。運転予約設定を実施する指示が有った場合には、ステップ(I)以降の処理を実施する。
ステップ(I)以降の処理を図28のフローチャートを使って説明する。
情報端末10はステップS2801にて、運転予約設定画面において設定された運転予約の時刻情報をサーバ300に送信する。
サーバ300はステップS2811にて運転予約の時刻情報を受信すると、次のステップS2812にて、その時刻情報で、使用者情報記憶手段302aに記録された使用者情報データベース中の、当該使用者特定情報と当該センタ機特定情報とで特定される情報のうち、前回運転終了予約時刻を更新する。これにより、次回の運転予約設定時に、前回の設定時間として今回設定された時刻情報を利用することができる。
ステップS2812の後、ステップS2813でサーバ300はコマンド生成部303bにより、洗濯機1に運転予約設定を行う為の設定コマンドを生成する。設定コマンドには、少なくともステップS2721で受信した選択されたコースを特定するための情報と、そのコースの運転を現在時刻から何分後に終了するかの情報とが含まれる。運転を現在時刻から何分後に終了するかの情報は、ステップS2811で受信した運転を終了する設定時刻から時刻管理部303cで管理している現在時刻との差分によって算出される。
次にステップS2814にて、生成された運転予約設定の為の設定コマンドを情報端末10に送信する。
情報端末10ではステップS2802にて運転予約設定の為の設定コマンドを受信すると、ステップS2803にて使用者に洗濯機1と情報端末10を近づけて通信が可能とな
るように指示する画面を表示する。その後、情報端末10は洗濯機1に設定コマンドを送信する。
洗濯機1はステップS2841にて設定コマンドを受信すると、ステップS2842にて設定コマンドで指示された設定内容を洗濯機1の設定に反映させ、表示手段26を介して使用者に報知する。例えば、選択しているコースの表示を設定コマンドで指示されたコースのものに変更し、さらに運転予約の設定が行われたことを表示する。次にステップS2843にて設定コマンドの受信が完了したことを通知するための送信を情報端末10に対して実施する。運転予約の設定の後の、洗濯機1での運転予約動作の実施については、ステップ(J)以降として後述する。
情報端末10はステップS2805にて洗濯機1からコマンド受信完了通知を受信した後、使用者に対して設定が完了したことを通知する画面を表示(ステップS2806)する。これにより、使用者による運転予約設定情報を洗濯機1に設定する処理が終了する。
図29のフローチャートを使って、洗濯機1での運転予約動作について説明する。
図28のステップS2842で洗濯機1に予約設定が反映された状態となるが、実際の予約動作はステップS2842の時点では開始されておらず、ステップS2902にて運転開始を受付けないかぎりは、予約動作を行わない。ステップS2902で使用者により洗濯機1の操作手段25を操作して予約動作の運転開始を受付けると、次のステップS2903にて布量を判定するための工程を実施する。布量の判定動作は、制御手段23の布量検知部23dにより洗濯手段21を制御することで実施される。
次のステップS2904で運転予約制御部23eは、布量の判定結果により、布量に応じた適切なコース運転を実施するための運転時間を算出する。布量に応じた適切なコース運転の例としては、布量が多い場合には、洗い時間を長くして洗浄性能を確保したり、使用する水量を多くすることから給水や排水にかかる時間が長くこと、乾燥時間が長くなることを反映させることなどがあげられる。
次のステップS2905で運転予約制御部23eは、ステップS2841で受信した設定コマンドで指定されていた、運転を何分後に終了するかの設定時間から、ステップS2904で算出したコース運転の運転時間を減算し、運転を開始すべきタイミングまでに待機すべき時間を算出する。
その後、洗濯機1の運転予約制御部23eはステップS2906で、ステップS2905で算出した待機時間経過の判定を行う。待機時間経過後、洗濯機1ではステップS2907で洗濯運転を実施することで、運転予約動作を終了する。
なお、使用者が指定した時刻に対し、ステップS2813での時間情報への変換からステップS2902での予約運転開始受付けまでにかかる時間だけずれが生じるおそれがある。これに対しては、サーバ300から情報端末10を介して洗濯機1への設定コマンドの送信までの時間と、洗濯機1での設定コマンド受信からステップS2902での予約運転開始受付けまでの時間とに分けて対策が可能である。
前者のサーバ300から洗濯機1へのコマンド送信にかかる時間では、情報端末10から洗濯機1への通信は、使用者による情報端末10を洗濯機1へ近づけるという操作が必要であり、この操作にかかる時間が大部分を占める。そのため、ステップS2804での設定コマンド送信に対して、一定時間以上の時間経過を検知してタイムアウト処理を実施することにより時間の大幅なずれを回避することができる。
後者の洗濯機1でのコマンド受信から予約運転開始受付けまでの時間に対しては、使用者による運転開始の指示が行われずにステップS2902の判定を繰り返す時間が大部分を占める。そのため、ステップS2902の判定を一定時間以上経過したことを検知してタイムアウト処理を実施することにより時間の大幅なずれを回避することができる。もしくは、ステップS2902での判定を繰り返した時間を制御手段23のタイマーなどによる計時機能で計測し、運転を何分後に終了するかの設定時間を補正することで回避することが出来る。
タイムアウト処理によると、洗濯機1での運転予約動作は行われないことになるが、再度情報端末での設定操作を行えば良い。
上記実施の形態で説明した構成及び動作シーケンスによって、本発明の洗濯機システムでは、洗濯機1には時計機能をもたずして、使用者に運転予約を運転終了する時刻を指定するというわかりやすい操作により実現することができる。
なお、本実施の形態において、情報端末10と洗濯機1の間の通信をループアンテナを介した近距離無線通信としたが、これに限定されるものではない。Wi−Fiなどの無線LANによって複数端末間の通信が可能な方式で情報端末10と洗濯機1間の通信を行っても良いし、赤外線通信などの1対1の通信方式を利用しても良い。
なお、情報端末10がネットワーク200に接続する通信もWi−Fiなどの無線LANとしても良い。
以上のように、本発明の洗濯機システムは、ネットワークに接続された洗濯機と、情報端末と、洗濯機情報サーバとを備え、情報端末は運転予約の時刻設定を行うための設定操作インタフェースを提供して設定された運転予約の時刻設定をネットワークを介して洗濯機情報サーバに送信し、洗濯機情報サーバにて時刻の設定を洗濯機情報サーバの時計情報を利用して時間情報に変換して洗濯機に設定するコマンドを生成し、そのコマンドを洗濯機に送信することにより所望の時刻に対する運転予約動作を洗濯機で行うようにしたものである。これにより、洗濯機に時計の運針機能を持たせることなく、使用者に対して洗濯運転の予約設定を時刻指定で行うインタフェースを提供することが出来る。
以上のように、本発明にかかる洗濯機システムは、洗濯機の運転設定を通信ネットワークを介して外部機器で実施することにより、特に、時計機能を持たない洗濯機に対して、洗濯運転の終了時刻を指定しての運転設定を設定可能とする。洗濯機システムの他にも、食器洗い乾燥機システムなどの各種洗浄装置にも適用することができる。
1 洗濯機
10 情報端末
21 洗濯手段(洗い・すすぎ・脱水・乾燥手段)
22 通信手段
23 制御手段
23a 工程管理部
23b 水位決定部
23c 応答内容決定部
23d 布量検知部
23e 運転予約制御部
24 記憶手段
24a 洗濯機特定情報記憶手段
24b 洗剤量表示データ記憶手段
24c 柔軟剤量表示データ記憶手段
24d すすぎ回数設定記憶手段
25 操作手段
26 表示手段
27 ループアンテナ
101 第1通信手段
102 第2通信手段
103 報知手段
104 操作手段
105 制御手段
105a 表示制御部
105b 第1通信制御部
105c 第2通信制御部
106 ループアンテナ
200 ネットワーク
300 サーバ(洗濯機情報サーバ)
301 通信手段
302 記憶手段
302a 使用者情報記憶手段
303 制御手段
303a 画面情報生成部
303b コマンド生成部
303c 時刻管理部

Claims (3)

  1. 通信ネットワークを介して通信可能な洗濯機及び洗濯機情報サーバを備えた洗濯機システムであって、
    前記洗濯機情報サーバは、
    現在時刻を運針し続けるための時刻管理部と、
    前記洗濯機に各種設定を送信するコマンドを生成するコマンド生成部と、
    使用者に対して洗濯機の操作設定を行うための画面情報を生成する画面情報生成部と、
    前記通信ネットワークを介して通信するための通信手段を備え、
    前記洗濯機は、
    洗濯の運転予約動作を制御する運転予約制御部と、
    前記通信ネットワークを介して通信するための通信手段を備え、
    前記画面情報生成部は、使用者に対して運転予約を時刻を指定して設定するための運転予約設定画面情報を生成し、
    前記コマンド生成部は、前記運転予約設定画面情報を基に設定された設定時刻を前記時刻管理部で運針している現在時刻と比較することで現在時刻からの差分の時間情報に変換した情報を含んだ運転予約コマンドを生成し、
    前記運転予約コマンドは、前記洗濯機情報サーバの前記通信手段と、前記洗濯機の前記通信手段とを介して前記洗濯機に送信され、
    前記洗濯機の前記運転予約制御部は、前記運転予約コマンド中の現在時刻からの差分の時間情報を基に運転予約動作を実行することを特徴とする洗濯機システム。
  2. 前記通信ネットワークを介して通信可能な情報端末を備え、
    前記情報端末は、
    前記洗濯機情報サーバの前記画面情報生成部によって生成された前記運転予約設定画面を表示する報知手段と、
    前記報知手段で表示された前記運転予約設定画面にて使用者に運転予約設定を実施させるための操作手段と、
    前記洗濯機の通信手段を介して前記洗濯機と通信するための第1通信手段と、
    前記洗濯機情報サーバの通信手段を介して前記洗濯機情報サーバと通信するための第2通信手段とを備え、
    前記情報端末は、
    前記第2通信手段により前記洗濯機情報サーバより前記運転予約設定画面情報を受信し、前記第2通信手段により前記操作手段により選択された運転予約時刻の情報を前記洗濯機情報サーバに送信し、前記第2通信手段により前記運転予約コマンドを洗濯機情報サーバより受信した後、前記第1通信手段により前記運転予約コマンドを前記洗濯機に送信することを特徴とする請求項1に記載の洗濯機システム。
  3. 前記洗濯機情報サーバは、使用者毎の前回の運転予約を設定した際の時刻情報を記憶する使用者情報記憶手段を備え、前記運転予約設定画面情報の生成時に前記前回の運転予約を設定した際の時刻情報を追加し、使用者に前記前回の運転予約を設定した際の時刻を再利用する手段を提供することを特徴とする請求項1または2に記載の洗濯機システム。
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