JP2017144176A - 連結構造および什器 - Google Patents

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Abstract

【課題】部材間の連結の緩みを生じにくくする。【解決手段】接続部14と連結部材12とを連結する連結構造30は、接続部14に設けられ、連結部材12に向かって開口する被挿入部31と、連結部材12に設けられ、被挿入部31に挿入された挿入部32と、挿入部32に設けられた受け部33と、接続部14に設けられ、接続部14の外部から受け部33に向かって進退可能に接続部14に支持され、受け部33に当接するねじ34と、を備える。ねじ34は、受け部33に向かって進出することで、連結部材12に、接続部14に向かって押し付ける力を付与する。【選択図】図3

Description

本発明は、連結構造および什器に関する。
オフィスや公共施設などの執務空間で使用される什器には、例えば、執務者が作業平面として活用することが可能な作業面が設けられた天板付き什器がある。天板付き什器は、平板状の天板(上部構造体)と、天板の下面を支持する下部構造体と、を備える。下部構造体は、床面上に互いに離間して設けられた一対の脚体と、脚体の上端部同士を連結する連結杆と、を有する。このような天板付き什器において、什器全体としての剛性を向上させるため、脚体と連結杆とを強固に連結することが必要とされている。
部材同士を連結する手段として、特許文献1には、側面に長手方向に沿って側面係止溝が設けられた横杆と、端部に鍔部が設けられた連結杆と、を連結する構成が開示されている。この構成においては、横杆の側面係止溝にナットを嵌合させ、ボルトを連結杆の鍔部に形成された挿通孔を貫通させて側面係止溝のナットに螺合させることで、横杆と連結杆とが互いに連結されている。
特許第4133239号公報
しかしながら、特許文献1に開示された構成では、組立上の特性から鍔部の挿通孔とボルトの外周との間に隙間が形成されている。このため、経年による螺合の緩みなどの要因によってガタが生じて、横杆と連結杆との連結に緩みが生じる可能性がある。
本発明は、上記の事情を鑑みてなされたものであり、部材間の連結の緩みを生じにくくすることが可能な連結構造を提供することを目的とする。
本発明の第一の態様によれば、連結構造は、第一部材と第二部材とを連結する連結構造であって、前記第一部材に設けられ、前記第二部材に向かって開口する被挿入部と、前記第二部材に設けられ、前記被挿入部に挿入された挿入部と、前記挿入部に設けられた受け部と、前記第一部材に設けられ、前記第一部材の外部から前記受け部に向かって進退可能に前記第一部材に支持され、前記受け部に当接するねじと、を備える。前記ねじは、前記受け部に向かって進出することで、前記第二部材に、前記第一部材に向かって押し付ける力を付与する。
このような連結構造によれば、受け部に当接するねじが、第一部材の外部から受け部に向かって進出することで、第二部材に、第一部材に向かって押し付ける力を付与するので、第一部材と第二部材との間の連結の緩みを生じにくくすることができる。
上記の連結構造において、前記ねじは、進出方向として、前記被挿入部に対する前記挿入部の挿入方向に斜交し、かつ前記挿入方向の分力を有する方向に進出可能であり、前記受け部は、前記挿入方向に直交し、前記ねじが当接された受け面を有していてもよい。
このような連結構造によれば、ねじは、被挿入部に対する挿入部の挿入方向に斜交し、かつ挿入方向の分力を有する方向に進出可能であるので、挿入部の挿入方向を避けて、挿入部の挿入方向に対して傾いた方向からねじを操作することができる。このため、第一部材と第二部材とを連結する際の作業性を向上させることができる。
上記の連結構造において、前記ねじは、進出方向として、前記被挿入部に対する前記挿入部の挿入方向に直交する方向に進出可能であり、前記受け部は、前記進出方向に向かうに従って前記挿入方向とは反対の方向に向かうように傾斜し、前記ねじが当接された受け面を有していてもよい。
このような連結構造によれば、ねじは、被挿入部に対する挿入部の挿入方向に直交する方向に進出可能であるので、挿入部の挿入方向を避けて、挿入部の挿入方向に直交する方向からねじを操作することができる。このため、第一部材と第二部材とを連結する際の作業性を向上させることができる。
上記の連結構造において、前記第一部材および前記第二部材は、軸方向に延びる軸部材であり、前記第一部材と前記第二部材とは、前記軸方向に連結されていてもよい。
このような連結構造によれば、軸方向に延びる軸部材同士を軸方向に連結することができるので、軸方向に所望の寸法を有する連結体を構成することができる。
本発明の第二の態様によれば、什器は、上部構造体と、前記上部構造体を支持する下部構造体と、を備える。前記下部構造体は、支持構造として、上記の連結構造により連結された連結体を有する。
このような什器によれば、上部構造体を支持する下部構造体は、上記の連結構造により連結された連結体を有するので、上部構造体の寸法や重量などに応じて連結体の構成を変更することで、適切に上部構造体を支持することができる。
上記の連結構造によれば、部材間の連結の緩みを生じにくくすることができる。
本発明の一実施形態に係る什器を示す斜視図である。 前記什器の下部構造体を示す平面図である。 図2のIII−III線における断面図である。 本実施形態に係る連結構造を示す図である。 本発明の第二実施形態に係る連結構造を示す図である。 前記連結構造において部材が連結した状態を示す図である。 本発明の第三実施形態に係る連結構造を示す図である。 前記連結構造において部材が連結した状態を示す図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る什器1を示す斜視図である。図2は、什器1の下部構造体10を示す平面図である。本実施形態では、什器1が天板付き什器である場合を例として説明するが、これに限定されるものではない。
図1および図2に示すように、什器1は、上部構造体20と、上部構造体20を支持する下部構造体10と、を備える。
上部構造体20は、平面視で長方形の板状に形成された天板21を有する。天板21は、上面に作業面21tを有する。
下部構造体10は、床面F上に、天板21の長辺方向(以下、この方向を幅方向と適宜称する。)に間隔を空けて配置された一対の脚部材11、11と、一対の脚部材11、11を幅方向に互いに連結する連結部材(第二部材)12と、を有する。本実施形態では、連結部材12は二つ設けられている。二つの連結部材12、12は、天板21の短辺方向(以下、この方向を前後方向と適宜称する。)に離間して並列に配置されている。
各脚部材11は、前後方向に離間して床面Fに立設された一対の支柱部11A、11Aと、一対の支柱部11A、11Aの上部同士を互いに連結し、天板21を支持する支持部11Bと、を有する。一対の支柱部11A、11Aは、床面Fから上方に向かうに従って互いに近づくように延びて設けられている。各支柱部11Aの下端部には、天板21の高さおよびレベルの調整を行うアジャスター13が設けられている。支持部11Bは、前後方向に延びて形成され、その両端に一対の支柱部11A、11Aがそれぞれ連結されている。このような構成により、脚部材11は、幅方向から見て略逆U字状に形成されている。
各脚部材11には、連結部材12と連結するため、支持部11Bから幅方向の内側に延びる接続部(第一部材)14が設けられている。接続部14は、二つの連結部材12、12に対応するように、前後方向に離間して並列に二つ設けられている。
各接続部14の前後方向の外側の側面には、前後方向に延びる第一補助部材15の一端が固定されている。また、第一補助部材15の他端は、支柱部11Aの上端部から幅方向の内側に突出するように設けられた第二補助部材16に連結されている。第一補助部材15および第二補助部材16により、下部構造体10の強度を補強している。
連結部材12と接続部14とは、本実施形態に係る連結構造30により互いに連結されている。本実施形態において、連結部材12および接続部14は、軸方向として幅方向に延びる軸部材であり、軸方向に互いに連結されている。よって、下部構造体10は、連結構造30により連結された、連結部材12および接続部14からなる連結体19を有している。連結体19は、下部構造体10において支持構造として機能する。
図3は、図2のIII−III線における断面図である。図4は、連結構造30を示す図である。図3は、連結部材12と接続部14とが連結された状態を示しており、図4は、連結部材12と接続部14との連結が解除された状態を示している。
図3および図4に示すように、連結構造30は、被挿入部31と、挿入部32と、受け部33と、ねじ34と、を備える。
被挿入部31は、接続部14に設けられ、連結部材12に向かって開口している。本実施形態では、接続部14は、幅方向に延びる角管状に形成されている。接続部14の内部空間は、幅方向に延びて形成され、内側部分14aにより規定されている。また、接続部14の内部空間は、接続部14において連結部材12に対向する端面に形成された開口14bと連通している。内側部分14aと開口14bとにより、被挿入部31が構成されている。
挿入部32は、連結部材12に設けられ、被挿入部31に挿入されている。図4において、符号Diは、被挿入部31に対する挿入部32の挿入方向を示し、符号Doは、挿入方向Diの反対方向(被挿入部31から挿入部32を引き抜く方向)を示している。本実施形態では、連結部材12は、幅方向に延びる角管状に形成されている。連結部材12において接続部14に対向する端部12aには、端部12aから接続部14に向かって幅方向に突出する突出部17が設けられている。突出部17は、幅方向から見て略逆U字状の断面を有する。すなわち、突出部17は、幅方向に延びる平板状に形成された上部17aと、上部17aの前後方向の両端部から下方に延びる平板状に形成された側部17b、17bと、有する。突出部17において接続部14に対向する側とは幅方向に反対側の部分は、連結部材12の内部に収容されており、上部17aが連結部材12の上部壁12tと当接した状態で連結部材12に固定されている。また、突出部17は、被挿入部31に対して幅方向に挿入可能な寸法に構成されている。この突出部17により、挿入部32が構成されている。
受け部33は、挿入部32に設けられている。本実施形態では、受け部33は、突出部17の上部17aから下方に突出する平板状に形成されている。また、受け部33は、被挿入部31に対する挿入部32の挿入方向Diに直交し、ねじ34が当接された受け面33sを有する。なお、本実施形態では、被挿入部31に対する挿入部32の挿入方向Diは、幅方向に平行な方向である。また、受け面33sは、受け部33において連結部材12に対向する面である。
ねじ34は、接続部14に設けられ、接続部14の外部から受け部33に向かって進退可能に接続部14に支持され、受け部33に当接している。図4において、符号Dfは、ねじ34の進出方向を示し、符号Dbは、ねじ34の退出方向(進出方向Dfの反対方向)を示している。ここで、ねじ34が接続部14の外部から受け部33に向かって進退する場合、必ずしもねじ34が接続部14の外部に配置された状態から受け部33に向かって進退する必要はない。ねじ34は、接続部14の外部から受け部33に向かう方向に沿って進退可能であればよく、接続部14の外部からねじ34にアクセス可能であれば、ねじ34は接続部14の内部から受け部33に向かって進退してもよい。また、本実施形態では、ねじ34は、進出方向Dfとして、被挿入部31に対する挿入部32の挿入方向Diに斜交し、かつ幅方向の分力を有する方向に進出可能である。
ねじ34は、接続部14の内側部分14aの下面14u上に設けられたねじ支持部18により支持されている。ねじ支持部18は、内側部分14aの下面14uに固定された固定部18aと、固定部18aから延びる板状に形成された傾斜部18bと、傾斜部18bに支持され、ねじ34と螺合するナット18cと、を有する。傾斜部18bは、前後方向から見てねじ34の進出方向Dfに沿って固定部18aから上方に延びる第一部分18biと、前後方向から見てねじ34の進出方向Dfに直交する方向に沿って第一部分18biの上端部から下方に延びる第二部分18bjと、を有する。ナット18cは、ナット18cのねじ穴の軸線とねじ34の進出方向Dfとが一致するように、傾斜部18bの第二部分18bjに固定されている。傾斜部18bの第二部分18bjには、ナット18cのねじ穴と同軸に貫通孔が形成されており、ねじ34がこの貫通孔を挿通してナット18cと螺合することができる。
接続部14において傾斜部18bの下側に当たる部分には、開口14cが形成されている。このため、ねじ34は、接続部14の開口14cを挿通してナット18cに螺合することができる。このような構成により、ねじ34は、接続部14の外部から受け部33に向かって進退可能に接続部14に支持されている。
ここで、連結構造30の動作について説明する。まず、挿入部32を被挿入部31に挿入し、連結部材12と接続部14とを当接させる。この状態では、挿入部32に設けられた受け部33は、被挿入部31に設けられたねじ34およびねじ支持部18よりも幅方向の外側に配置されている。続いて、ナット18cに螺合したねじ34を受け部33に向かって進出させて、ねじ34が受け部33の受け面33sと当接する。さらに、ねじ34を受け部33に向かって進出させると、ねじ34は受け部33を押圧する。これにより、受け部33を介して、連結部材12に、接続部14に向かって押し付ける力が付与される。したがって、連結構造30では、接続部14と連結部材12と間の連結の緩みを生じにくくすることができる。
また、接続部14および突出部17には、連結構造30により連結された連結部材12および接続部14を天板21の下面21uに固定するボルト22を挿通するための貫通孔が形成されている。上述した連結構造30により連結部材12および接続部14が互いに連結された状態で、ボルト22により連結部材12(突出部17)および接続部14を天板21に共締めすることで、什器1の全体として剛性をより向上させることができる。加えて、連結構造30により連結部材12および接続部14が互いに連結された状態では、接続部14の貫通孔の位置と突出部17の貫通孔との位置が互いに一致しているため、位置合わせの手間を省いて、ボルト22による連結部材12および接続部14の天板21への固定作業を容易に行うことができる。
本実施形態に係る連結構造30は、接続部14に設けられ、連結部材12に向かって開口する被挿入部31と、連結部材12に設けられ、被挿入部31に挿入された挿入部32と、挿入部32に設けられた受け部33と、接続部14に設けられ、接続部14の外部から受け部33に向かって進退可能に接続部14に支持され、受け部33に当接するねじ34と、を備える。ねじ34は、受け部33に向かって進出することで、連結部材12に、接続部14に向かって押し付ける力を付与する。
上述した構成によれば、受け部33に当接するねじ34が、接続部14の外部から受け部33に向かって進出することで、連結部材12に、接続部14に向かって押し付ける力を付与するので、ねじ34および受け部33という簡易な構成で、接続部14と連結部材12との間の連結の緩みを生じにくくすることができる。
また、ねじ34は、進出方向Dfとして、被挿入部31に対する挿入部32の挿入方向Diに斜交し、かつ挿入方向Diの分力を有する方向に進出可能であり、受け部33は、挿入部32の挿入方向Diに直交し、ねじ34が当接された受け面33sを有する。
上述した構成によれば、ねじ34は、被挿入部31に対する挿入部32の挿入方向Diに斜交する方向に進出可能であるので、挿入部32の挿入方向Diを避けて、挿入部32の挿入方向Diに対して傾いた方向からねじ34を操作することができる。このため、挿入部32の挿入方向Diと重なってねじ34を操作する場合に比べて、接続部14と連結部材12とを連結する際の作業性を向上させることができる。
また、接続部14および連結部材12は、軸方向として幅方向に延びる軸部材であり、接続部14と連結部材12とは、軸方向に連結されている。
上述した構成によれば、軸方向として幅方向に延びる接続部14および連結部材12を互いに軸方向に連結することができるので、軸方向に所望の寸法を有する連結体19を構成することができる。
本実施形態に係る什器は、上部構造体20と、上部構造体20を支持する下部構造体10と、を備える。下部構造体10は、支持構造として、連結構造30により連結された連結体19を有する。
上述した構成によれば、上部構造体20を支持する下部構造体10は、連結構造30により連結された連結体19を有するので、上部構造体20の寸法や重量などに応じて連結体19の構成を変更することで、適切に上部構造体20を支持することができる。
なお、本実施形態におけるねじ支持部18の構成は一例であり、これに限らない。ねじ34を接続部14の外部から受け部33に向かって進退可能に支持可能な構成であれば、特に限定されない。
(第二実施形態)
次に、本発明の第二実施形態に係る連結構造50について、図5および図6を参照して説明する。図5は、連結構造50を示す図である。図5は、連結構造50において部材の連結が解除された状態を示している。図6は、連結構造50において部材が連結した状態を示す図である。図5および図6に示すように、連結構造50は、連結部材(第一部材)42と接続部(第二部材)44とを連結している。
第一実施形態に係る連結構造30では、接続部14に被挿入部31が設けられ、連結部材12に挿入部32が設けられていたが、これに限らない。本実施形態に係る連結構造50では、接続部44に挿入部52が設けられ、連結部材42に被挿入部51が設けられている。なお、第一実施形態に係る連結構造30と同様の構成を有する部分については、その詳細な説明を省略する。
連結部材42は、連結部材12と同様に、幅方向に延びる角管状に形成されている。連結部材42において、内部空間を規定する内側部分42aと、内部空間に連通し、接続部44に対向する端面に形成された開口42bと、により被挿入部51が構成されている。また、連結部材42は、突出部17の代わりに、ねじ支持部48が設けられている点で、連結部材12と異なっている。ねじ支持部48は、ねじ支持部18と同様の構成を有する。ねじ支持部48は、ねじ支持部18に対して幅方向に向きを反転させた状態で、連結部材42の内側部分42aの下面42u上に設けられている。
接続部44は、幅方向から見て突出部17と同様の断面を有して、支持部11Bから幅方向の内側に延びて設けられている。接続部44は、被挿入部51に対して幅方向に挿入可能な寸法に構成されている。この接続部44により、挿入部52が構成されている。
挿入部52には、受け部33と同様の構成を有する受け部53が挿入部52に設けられている。連結部材42には、ねじ34と同様の構成を有するねじ54が設けられている。
このように構成された連結構造50においても、第一実施形態に係る連結構造30と同様に連結部材42と接続部44とを連結することができ、連結構造30と同様の効果を得ることができる。
(第三実施形態)
次に、本発明の第三実施形態に係る連結構造70について、図7および図8を参照して説明する。図7は、連結構造70を示す図である。図7は、連結構造70において部材の連結が解除された状態を示している。図8は、連結構造70において部材が連結した状態を示す図である。図7および図8に示すように、連結構造70は、連結部材(第一部材)62と接続部(第二部材)64とを連結している。
第一実施形態に係る連結構造30では、ねじ34は、被挿入部31に対する挿入部32の挿入方向Diに斜交する方向に進出して、挿入方向Diに直交する受け面33sに当接していたが、これに限らない。本実施形態に係る連結構造70では、ねじ74は挿入方向Diに直交する方向に進出し、受け面73sは挿入方向Diに対して傾斜している。なお、第一実施形態に係る連結構造30と同様の構成を有する部分については、その詳細な説明を省略する。
連結部材62は、連結部材12と同様に、幅方向に延びる角管状に形成されている。連結部材62において、内部空間を規定する内側部分62aと、内部空間に連通し、接続部64に対向する端面に形成された開口62bと、により被挿入部71が構成されている。
接続部64は、接続部14と同様に、支持部11Bから幅方向の内側に延びる角管状に形成されている。接続部64において連結部材62に対向する端部64aには、端部64aから連結部材62に向かって幅方向に突出する突出部67が設けられている。突出部67は、幅方向から見て突出部17と同様の断面を有する。突出部67において連結部材62に対向する側とは幅方向に反対側の部分は、接続部64の内部に収容されており、突出部67の上部67aが接続部64の上部壁と当接した状態で接続部64に固定されている。また、突出部67は、被挿入部71に対して幅方向に挿入可能な寸法に構成されている。この突出部67により、挿入部72が構成されている。
受け部73は、挿入部72に設けられている。また、ねじ74は、連結部材62に設けられ、連結部材62の外部から受け部73に向かって進退可能に連結部材62に支持され、受け部73に当接している。
本実施形態では、ねじ74は、進出方向Dfとして、被挿入部71に対する挿入部72の挿入方向Diに直交する方向に進出可能である。ねじ74は、連結部材62の内側部分62aの下面62uに固定されたナット68により支持されている。ナット68は、ナット68のねじ穴の軸線とねじ74の進出方向Dfとが一致するように、内側部分62aに配置されている。連結部材62には、ナット68のねじ穴の軸線と同軸に貫通孔が形成されており、ねじ74がこの貫通孔を挿通してナット68と螺合することができる。
また、受け部73は、突出部67の上部67aから下方に突出するように設けられている。受け部73は、ねじ74の進出方向Dfに向かうに従って挿入部72の挿入方向Diとは反対の方向に向かうように傾斜し、ねじ74が当接された受け面73sを有する。受け面73sは、接続部64を向く面である。
ここで、連結構造70の動作について説明する。まず、挿入部72を被挿入部71に挿入し、連結部材62と接続部64とを当接させる。この状態では、挿入部72に設けられた受け部73は、被挿入部71に設けられたねじ74およびナット68よりもやや幅方向の内側に配置されている。続いて、ナット68に螺合したねじ74を受け部73に向かって進出させて、ねじ74が受け部73の受け面73sと当接する。さらに、ねじ74を受け部73に向かって進出させると、ねじ74は受け部73を押圧する。これにより、受け部73を介して、接続部64に、連結部材62に向かって押し付ける力が付与される。したがって、連結構造70では、連結部材62と接続部64と間の連結の緩みを生じにくくすることができる。
本実施形態に係る連結構造70においても、上述した第一実施形態に係る連結構造30と同様の効果が得られる。
また、連結構造70では、ねじ74は、進出方向Dfとして、被挿入部71に対する挿入部72の挿入方向Diに直交する方向に進出可能であり、受け部73は、ねじ74の進出方向Dfに向かうに従って挿入部72の挿入方向Diとは反対の方向に向かうように傾斜し、ねじ74が当接された受け面73sを有する。
上述した構成によれば、ねじ74は、被挿入部71に対する挿入部72の挿入方向Diに直交する方向に進出可能であるので、挿入部72の挿入方向Diを避けて、挿入部72の挿入方向Diに直交する方向からねじ74を操作することができる。このため、このため、挿入部72の挿入方向Diと重なってねじ74を操作する場合に比べて、連結部材62と接続部64とを連結する際の作業性を向上させることができる。
なお、上述した第一実施形態および第二実施形態において、連結構造のねじは、連結する部材の下方から挿入部の挿入方向に斜交する方向に進出していたが、これに限らない。ねじは、例えば、連結する部材の側方から挿入部の挿入方向に斜交する方向に進出してもよい。
また、上述した第二実施形態および第三実施形態において図示はしていないが、第二実施形態および第三実施形態に係る連結構造により連結された連結体も、第一実施形態に係る連結構造30により連結された連結体19と同様に、天板21などの上部構造体20と固定して上部構造体20を支持することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明はこれら実施形態に限定されることはない。本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、構成の付加、省略、置換、およびその他の変更が可能である。
1 什器
10 下部構造体
11 脚部材
12 連結部材(第二部材)
14 接続部(第一部材)
19 連結体
20 上部構造体
21 天板
30、50、70 連結構造
31、51、71 被挿入部
32、52、72 挿入部
33、53、73 受け部
33s、53s、73s 受け面
34、54、74 ねじ
42、62 連結部材(第一部材)
44、64 接続部(第二部材)
Df 進出方向
Di 挿入方向
F 床面

Claims (5)

  1. 第一部材と第二部材とを連結する連結構造であって、
    前記第一部材に設けられ、前記第二部材に向かって開口する被挿入部と、
    前記第二部材に設けられ、前記被挿入部に挿入された挿入部と、
    前記挿入部に設けられた受け部と、
    前記第一部材に設けられ、前記第一部材の外部から前記受け部に向かって進退可能に前記第一部材に支持され、前記受け部に当接するねじと、
    を備え、
    前記ねじは、前記受け部に向かって進出することで、前記第二部材に、前記第一部材に向かって押し付ける力を付与する
    連結構造。
  2. 請求項1に記載の連結構造であって、
    前記ねじは、進出方向として、前記被挿入部に対する前記挿入部の挿入方向に斜交し、かつ前記挿入方向の分力を有する方向に進出可能であり、
    前記受け部は、前記挿入方向に直交し、前記ねじが当接された受け面を有する
    連結構造。
  3. 請求項1に記載の連結構造であって、
    前記ねじは、進出方向として、前記被挿入部に対する前記挿入部の挿入方向に直交する方向に進出可能であり、
    前記受け部は、前記進出方向に向かうに従って前記挿入方向とは反対の方向に向かうように傾斜し、前記ねじが当接された受け面を有する
    連結構造。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の連結構造であって、
    前記第一部材および前記第二部材は、軸方向に延びる軸部材であり、
    前記第一部材と前記第二部材とは、前記軸方向に連結されている
    連結構造。
  5. 上部構造体と、
    前記上部構造体を支持する下部構造体と、
    を備え、
    前記下部構造体は、支持構造として、請求項1から4のいずれか一項に記載の連結構造により連結された連結体を有する
    什器。
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