JP2017143693A - 車両の充電システム及び充電制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】利便性を確保しつつ、安全性を考慮した充電を行うことの可能な車両の充電システムを提供する。【解決手段】充電システム1は、充電器10と、充電制御装置20とを備える。充電器10は、充電ケーブル13を介して電力を供給する。充電制御装置20は、充電器10から送信されるCPLT信号に基づいてバッテリ27への充電を制御する。充電制御装置20は、CPLT信号の分圧レベルが正常範囲に収まっている場合、バッテリ27への充電を通常通りに行う通常充電制御を実行し、CPLT信号の分圧レベルが正常範囲に収まっておらず、且つ正常範囲からずれた注意範囲に収まっている場合、通常充電制御よりも充電量が制限された状態でバッテリ27への充電を行う制限充電制御を実行し、CPLT信号の分圧レベルが正常範囲及び注意範囲のいずれにも収まっていない場合、充電中止制御を実行する。【選択図】図1

Description

本発明は、外部電源から供給される電力に基づいて車両のバッテリを充電する車両の充電システム、及び当該充電システムに用いられる充電制御装置に関する。
環境に配慮した車両として、電気自動車やハイブリッド車等が知られている。これらの車両は、走行駆動力を発生する電動機と、その電動機に供給される電力を蓄えるバッテリとを搭載している。ハイブリッド車は、電動機とともに内燃機関をさらに動力源として搭載した車両である。電気自動車では、充電ケーブルを介して充電装置と接続することにより、バッテリを充電することが可能となっている。また、ハイブリッド車にも、同様に充電装置によりバッテリを充電することの可能な車両がある。このようなハイブリッド車は、特に「プラグインハイブリッド車」と称されることがある。
このような車両に用いられる充電システムに関しては、SAE(Society Automotive Engineers)、ISO(International Organization for Standardization)、IEC(International Electrotechnical Commission)等で規格の標準化が進められている。従来、この種の充電システムとしては、特許文献1に記載のシステムがある。
特許文献1に記載の充電システムは、車両に搭載される充電制御装置と、充電ケーブルに一体的に設けられるケーブル側装置とを備えている。ケーブル側装置は、車両の充電ケーブル差込口に充電ケーブルが接続されることに基づいてCPLT(Control Pilot)信号を生成して出力する。CPLT信号は、充電ケーブルを介して充電制御装置の入力端子に入力される。CPLT信号の基準電圧レベルは、例えば「12[V]」に設定される。充電制御装置は、CPLT信号を分圧する第1〜第4抵抗器を備えている。以下、第1〜第4抵抗器により分圧されたCPLT信号の電圧レベルを「CPLT信号の分圧レベル」とも称する。
充電制御装置は、車両の充電ケーブル差込口に充電ケーブルが差し込まれた際、第1抵抗器によるCPLT信号の分圧レベルを基準分圧レベルとして検出して記憶する。その後、充電制御装置は、CPLT信号を第1抵抗器及び第2抵抗器により分圧することで、CPLT信号の分圧レベルを「12[V]」から「9[V」」に低下させる。ケーブル側装置は、CPLT信号の分圧レベルが「9[V]」に低下したことを検出すると、充電ケーブル差込口に充電ケーブルが差し込まれたと判断する。
充電制御装置は、CPLT信号の分圧レベルを「9[V]」に低下させた後、記憶された基準分圧レベルが所定値以上であるか否かを判断する。充電制御装置は、基準分圧レベルが所定値以上の場合には、更に第3抵抗器によりCPLT信号を分圧することにより、CPLT信号の分圧レベルを「9[V]」から「6[V]」に低下させる。ケーブル側装置は、CPLT信号の分圧レベルが「6[V]」に低下することに基づいて車両のバッテリへの充電を開始する。
ところで、充電ケーブル差込口及び充電ケーブルのそれぞれのコネクタが摩耗すると、それらの接触抵抗が増加する懸念がある。この場合、充電制御装置に入力されるCPLT信号の電圧レベルが低下するため、例えば第1〜第3抵抗器によりCPLT信号を分圧した際に、CPLT信号の分圧レベルが「6[V]」よりも小さくなる可能性がある。結果的に、ケーブル側装置が車両のバッテリへの充電を開始しないおそれがある。
そこで、特許文献1に記載の充電制御装置は、基準分圧レベルが所定値未満である場合には、充電ケーブル差込口及び充電ケーブルの接触抵抗が増加していると判断し、第3抵抗器に加え、更に第4抵抗器を用いることにより、CPLT信号の分圧レベルを「6[V]」に調整する。これにより、充電ケーブル差込口及び充電ケーブルの接触抵抗が増加した場合でも、ケーブル側装置から車両のバッテリへの充電を開始することができる。
特開2010−142088号公報
特許文献1に記載の充電システムでは、例えばCPLT信号の異常によりCPLT信号の初期電圧レベルが低下した場合でも、第1〜第4抵抗器によりCPLT信号の分圧レベルが調整されることにより、ケーブル側装置から車両のバッテリへの充電が開始されるおそれがある。このようにCPLT信号に異常が生じている場合には、ケーブル側装置や充電制御装置に何らかの異常が生じている可能性があるため、安全性の観点からすると、バッテリへの充電を行わないことが望ましいと言える。
一方、CPLT信号の分圧レベルが正常範囲から外れた場合にバッテリへの充電を一律に禁止するという方法も考えられるが、このような方法を採用した場合、CPLT信号の分圧レベルが正常範囲から極僅かに外れた場合でも、バッテリへの充電を行うことができない。そのため、充電システムの利便性が大きく損なわれることになりかねない。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、利便性を確保しつつ、安全性を考慮した充電を行うことの可能な車両の充電システム及び充電制御装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、車両(2)の充電システム(1)は、充電器(10)と、充電制御装置(20)とを備える。充電器は、充電ケーブル(13)を介して電力を供給する。充電制御装置は、充電ケーブルを介して供給される電力に基づいてバッテリ(27)への充電が可能な車両に設けられ、充電器から送信される通知信号に基づいてバッテリへの充電を制御する。充電制御装置は、通知信号の電圧レベルを所定の分圧レベルに分圧する分圧抵抗器(R205,R207)を備える。充電制御装置は、通知信号の分圧レベルが正常範囲に収まっている場合には、バッテリへの充電を通常通りに行う通常充電制御を実行し、通知信号の分圧レベルが正常範囲に収まっておらず、且つ正常範囲からずれた注意範囲に収まっている場合には、通常充電制御よりも充電量が制限された状態でバッテリへの充電を行う制限充電制御を実行し、通知信号の分圧レベルが正常範囲及び注意範囲のいずれにも収まっていない場合には、バッテリへの充電を中止する充電中止制御を実行する。
また、上記課題を解決するために、充電制御装置(20)は、充電器(10)の充電ケーブル(13)を介して供給される電力に基づいてバッテリ(27)への充電が可能な車両(2)に設けられ、充電器から送信される通知信号に基づいてバッテリへの充電を制御する。充電制御装置は、バッテリの充電を制御する制御部(200)と、通知信号の電圧レベルを検出する電圧検出部(203)とを備える。制御部は、通知信号の電圧レベルが正常範囲に収まっている場合には、バッテリへの充電を通常通り行う通常充電制御を実行し、通知信号の電圧レベルが正常範囲に収まっておらず、且つ注意範囲に収まっている場合には、通常充電制御よりもバッテリへの充電量が制限されるようにバッテリへの充電を行う制限充電制御を実行し、通知信号の電圧レベルが正常範囲及び注意範囲のいずれにも収まっていない場合には、バッテリへの充電を中止する充電中止制御を実行する。
この構成によれば、通知信号の分圧レベルが正常範囲に収まっていない場合でも、通知信号の分圧レベルが注意範囲に収まっていれば、バッテリへの充電が行われる。そのため、正常範囲に収まっていない場合に一律にバッテリへの充電を禁止するシステムと比較すると、利便性を向上させることができる。また、通知信号の分圧レベルが正常範囲に収まっておらず、且つ注意範囲に収まっている場合、すなわち通知信号の分圧レベルが正常範囲から若干外れているような注意すべき状況である場合には、充電量が制限された状態でバッテリへの充電が行われる。さらに、通知信号の分圧レベルが正常範囲及び注意範囲のいずれにも収まっていない場合、すなわち通知信号の分圧レベルが異常である場合には、バッテリへの充電が中止される。このように、通知信号の異常レベルに応じてバッテリへの充電が段階的に制限されるため、安全性を考慮した充電を行うことが可能となる。
なお、上記手段、及び特許請求の範囲に記載の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
本発明によれば、利便性を確保しつつ、安全性を考慮した充電を行うことができる。
実施形態の車両の充電システムの構成を示すブロック図である。 実施形態の充電制御装置により実行される処理の手順を示すフローチャートである。 実施形態の充電システムにおけるCPLT信号の分圧レベルの推移例を示すタイミングチャートである。
以下、車両の充電システム及び充電制御装置の一実施形態について説明する。
図1に示されるように、本実施形態の充電システム1は、車両2とは別に設けられる充電器10と、車両2に搭載される充電制御装置20とを備えている。車両2は、電動機を動力源として走行することの可能な電気自動車やプラグインハイブリッド車等の電動車両である。
充電器10は、例えば公共に設置される充電スタンドである。充電器10は、充電器本体11、プラグ12、及び充電ケーブル13を備えている。
プラグ12は、外部の電力系統に電気的に接続されるコネクタである。プラグ12は、電源線120及びGND線121を介して充電器本体11に電気的に接続されている。電源線120は、電力系統から充電器本体11に交流電力を供給するための配線である。GND線121は、充電器本体11の接地電位を確保するための配線である。
充電器本体11は、発振器110、抵抗器R111、電圧検出回路112、リレー113、電源装置114、インバンド(Inband)通信回路115、及び判断制御回路116等を備えている。
発振器110は、抵抗器R111、CPLT線130、及びGND線131にそれぞれ接続されている。発振器110は、電力系統から充電器本体11に供給される電力に基づいて、電圧レベル「12[V]」の固定幅の直流信号をCPLT(Control Pilot)信号として生成して出力する。直流信号は、周波数「0[Hz]」のPWM(Pulse Width Modulation)信号に相当する。また、発振器110は、判断制御回路116から指令を受けると、直流信号に代えて、電圧レベル「±12[V]」の固定幅を有する周波数「1[kHz]」のPWM信号をCPLT信号として生成して出力する。すなわち、発振器110は、判断制御回路116からの指令に基づいて発振を開始する。本実施形態では、このCPLT信号が通知信号に相当する。また、「12[V]」がCPLT信号の基準電圧レベルに相当する。
抵抗器R111は、電気抵抗値が「1[kΩ]」の適宜の抵抗素子により構成されている。抵抗器R111は、発振器110の後段に接続されている。抵抗器R111は、後述する充電制御装置20を構成する抵抗器R205,R207等と共に、CPLT信号の電圧レベルを分圧する。以下、抵抗器R111,R205,R207等により分圧されたCPLT信号の電圧レベルを「分圧レベル」とも称する。
電圧検出回路112は、適宜の電圧レベル検出回路により構成されている。電圧検出回路112は、抵抗器R111の後段に接続されている。電圧検出回路112は、発振器110から出力されるCPLT信号の抵抗器R111の後段における分圧レベルを検出し、検出したCPLT信号の分圧レベルを、判断制御回路116に出力する。
リレー113は、公知のリレーと同一の構造を有している。リレー113は、電源線132上に設けられている。リレー113は、判断制御回路116により、そのオン/オフが制御される。
電源装置114は、プラグ12から電源線120を介して供給される交流電力を、車両2に供給することの可能な充電電力に変換する。例えば、充電器10が直流電力を充電電力として車両2に供給するものであれば、電源装置114は、プラグ12を介して電力系統から供給される交流電力を直流電力に変換し、変換した直流電力を電源線132を介して車両2に供給する装置となる。この場合、電源装置114は、判断制御回路116により制御される。なお、充電器10が交流電力を充電電力として車両2に供給するものであれば、電源装置114は、電力系統から供給される交流電力をそのまま電源線132を介して車両2に供給する。この場合、電源装置114には何らの機器も存在しておらず、電源装置114は、電力系統から供給される交流電力をそのまま車両2に流すものとなる。
インバンド通信回路115は、CPLT信号よりも高い周波数を有する通信信号をCPLT信号に重畳することにより、CPLT信号に含まれる情報よりも多くの情報を充電器10と充電制御装置20との間で送受信する、いわゆるインバンド通信を行う。インバンド通信は、例えばISOやIEC等において「Vehicle to Grid-Communication Interface」という規格名で国際標準として規格されている。インバンド通信は、充電器10及び充電制御装置20のそれぞれの状態量の授受や、充電実施及び中止の要求のやり取り等のHigh Level Communication(HLC)を実施する。
充電ケーブル13は、CPLT線130、GND線131、電源線132、及び充電器側コネクタ133により構成されている。CPLT線130は、CPLT信号用の信号線である。GND線131は、充電器10の接地電位に接続される配線である。電源線132は、車両2に充電電力を供給するための配線である。充電器側コネクタ133は、車両2に設けられた車両側コネクタ25に接続される部分である。
充電器側コネクタ133が車両側コネクタ25に接続されると、充電ケーブル13のCPLT線130は、車両2に設けられた信号線22に接続される。信号線22は、充電制御装置20の端子201aに接続されている。すなわち、CPLT信号は、充電制御装置20の端子201aに入力される。
充電器側コネクタ133が車両側コネクタ25に接続されると、充電ケーブル13のGND線131は、車両2に設けられた信号線23に接続される。信号線23は、充電制御装置20の端子201bに接続されている。充電制御装置20は、端子201bを介して充電器10の接地電位を検出する。
充電器側コネクタ133が車両側コネクタ25に接続されると、充電ケーブル13の電源線132は、車両2内に設けられた電源線24に接続される。電源線24は、車両2に搭載された充電回路26を介してバッテリ27に接続されている。
充電回路26は、充電ケーブル13から電源線24を介して供給される電力をバッテリ27の充電に適した電力に変換してバッテリ27を充電する。例えば、充電ケーブル13から充電回路26に交流電力が供給されている場合には、充電回路26は、充電ケーブル13から供給される交流電力を、バッテリ27の充電に適した直流電力に変換してバッテリ27を充電する。なお、バッテリ27の充電に適した直流電力が充電ケーブル13から充電回路26に供給されている場合には、充電回路26は、充電ケーブル13から供給される直流電力をそのままバッテリ27に充電する。
バッテリ27は、充放電の可能な二次電池である。バッテリ27に充電される電力は、例えば車両2の走行用の動力源として用いられる電動機に供給される。
判断制御回路116は、適宜の電子回路により構成されている。判断制御回路116は、車両2への充電を実現するために充電器10全般の制御を司る。例えば、判断制御回路116は、電圧検出回路112により検出されるCPLT信号の分圧レベルに基づく充電ケーブル13の接続状態の検知や充電制御状態の認知の他、発振器110及び電源装置114の制御、インバンド通信回路115の制御に基づく充電制御装置20との通信等を実現する。
具体的には、判断制御回路116は、電圧検出回路112により検出されるCPLT信号の分圧レベルが第1電圧レベル帯に収まる場合、「充電器側コネクタ133及び車両側コネクタ25が電気的に接続されていない非接続状態である」と判断する。第1電圧レベル帯は、例えば「11[V]以上であり、13[V]以下の電圧範囲」に設定される。
判断制御回路116は、電圧検出回路112により検出されるCPLT信号の分圧レベルが第2電圧レベル帯に収まる場合、「充電器側コネクタ133及び車両側コネクタ25が電気的に接続された接続状態である」と判断する。第2電圧レベル帯は、例えば「8[V]以上であり、10[V]以下の電圧範囲」に設定される。
判断制御回路116は、電圧検出回路112により検出されるCPLT信号の分圧レベルが第3電圧レベル帯に収まる場合、充電器10と充電制御装置20との間が電気的(物理的)に接続されただけでなく、通信による接続、すなわちインバンド通信のリンクの確立を充電制御装置20が認識したと判断する。第3電圧レベル帯は、例えば「5[V]以上であり、7[V]以下の電圧範囲」に設定される。判断制御回路116は、インバンド通信のリンクの確立が通知されたと判断すると、インバンド通信を行いつつ充電準備を行う。また、車両2では、充電制御装置20によりバッテリ27の充電を行うための準備が行われる。充電器10及び車両2の双方の準備が完了すると、バッテリ27の充電のための電力供給が開始される。
充電制御装置20は、周知のCPU200、端子201a,201b,電圧検出回路203、ローパスフィルタ(LPF)204、インバンド通信回路206、及び各種素子等を有して構成されている。充電制御装置20は、車両2の車体の適宜の部位に接地されている。充電制御装置20は、端子201aにおける電圧レベルが「0[V]」から「12[V]」に変化すると起動する。
電圧検出回路203は、CPLT信号が発振した場合でも、その電圧をピークホールドすることによりCPLT信号の電圧レベルを検出することの可能な回路である。電圧検出回路203によりピークホールドされた電圧は、CPU200のポートaに入力されてA/D変換され、CPU200により検出される。ポートaに入力される電圧は、CPU200の入力ポートの仕様や入力可能電圧範囲に応じて、電圧検出回路203にて適切に分圧される。CPU200は、電圧検出回路203の既知の分圧比に基づいてCPLT信号の分圧レベルを算出する。また、電圧検出回路203の入力はハイ・インピーダンスで構成されており、CPLT信号の分圧レベルにほとんど影響を与えることはない。本実施形態では、電圧検出回路203が電圧検出部に相当する。また、CPU200が制御部に相当する。
ローパスフィルタ204は、CPLT線130,22を流れるCPLT信号に重畳されている高周波のインバンド通信信号を逓減させる回路である。これにより、純粋なCPLT信号、すなわちPWM信号がダイオードD202を介してCPU200のポートbに入力される。また、PWM信号が電圧検出回路203に入力され、電圧検出回路203により分圧された信号電圧がホールドされてCPU20のポートaに入力される。
インバンド通信回路206は、充電器10のインバンド通信回路115とインバンド通信を行う回路である。インバンド通信回路206の通信制御、データ送信指示、及び受信データの読み取りは、CPU200のポートdを介して行われる。ポートdは、シリアル通信に対応したポートである。但し、CPU200が有する図中のポートのうち、ポートdのみが1つの信号ポートではなく、複数の信号ポートで構成されているポート群である。複数の信号ポートには、例えば送信、受信、チップセレクトの他、インバンド通信回路206を制御するための信号ポートが含まれている。
図1に示されるように、充電器側コネクタ133が車両側コネクタ25に接続されると、「発振器110→抵抗器R111→充電ケーブル13(CPLT線130)→充電器側コネクタ133→車両側コネクタ25→信号線22→端子201a→ダイオードD202→抵抗器R205→接地電位(GND)」の第1経路が構成される。なお、ダイオードD202の電圧降下は、「0.6[V]」である。抵抗器R205の電気抵抗値は、「2.74[kΩ]」である。この場合、充電制御装置20の端子201aにおける電圧レベルVcpltは、以下の式f1から「8.95[V]」となる。
cplt=2.74[kΩ]/(1[kΩ]+2.74[kΩ])
×(12[V]−0.6[V])+0.6[V]
=8.95[V] (f1)
本実施形態では、この抵抗器R205により生成されるCPLT信号の分圧レベルが、第1分圧レベルに相当する。また、抵抗器R205が、第1分圧抵抗器に相当する。
このCPLT信号の分圧レベルは、電圧検出回路203を介してCPU200のポートaに入力される。この場合、CPU200により検出される分圧レベルが、「8[V]〜10[V]」に設定された第2電圧レベル帯に収まるため、CPU200は、「充電器側コネクタ133及び車両側コネクタ25が電気的に接続された接続状態である」と判断する。
同様に、充電器10の電圧検出回路112により検出されるCPLT信号の分圧レベルも第2電圧レベル帯に収まることから、充電器10の判断制御回路116も、「充電器側コネクタ133及び車両側コネクタ25が電気的に接続された接続状態である」と判断する。
上述のように、判断制御回路116は、「充電器側コネクタ133及び車両側コネクタ25が電気的に接続された接続状態である」と判断すると、CPLT信号を発振させる指令を発振器110に対して出力する。これにより、充電制御装置20のCPU200のポートaに第2電圧レベル帯に収まるCPLT信号の分圧レベルが入力され、且つポートbに入力されるCPLT信号が発振することになる。CPU200は、第2電圧レベル帯に収まるCPLT信号の分圧レベルのポートaへの入力、及びポートbに入力されるCPLT信号の発振を検出すると、「充電器側コネクタ133及び車両側コネクタ25が電気的に接続された接続状態である」ことを充電器10の判断制御回路116が確認したと判断する。この段階で、CPU200及び充電器10の判断制御回路116が共に「充電器側コネクタ133及び車両側コネクタ25が電気的に接続された接続状態である」ことを認識するだけでなく、相手側もそれを認識していることを確認した状態となる。
CPLT信号が発振した際、CPU200は、ポートbのインプットキャプチャ機能により、CPLT信号に基づくPWM信号の入力を検出する。具体的には、CPU200は、ポートbに入力される信号に含まれる連続する立ち上がり時期を検出し、連続する立ち上がり時期の時間間隔を計時することによりPWM信号の周期を検出する。また、CPU200は、立ち上がり時期、及び立ち下がり時期の時間間隔を計時することにより、PWM信号の信号幅を検出する。CPU200は、検出されたPWM信号の周期及び信号幅に基づいて、PWM信号のデューティ比を算出する。
CPU200は、PWM信号のデューティ比が所定のデューティ比である場合には、充電器10とのインバンド通信を開始する。具体的には、CPU200は、ポートdを介してインバンド通信回路206を制御し、充電器10と充電制御装置20とが通信で接続されていることを双方が認識することの可能な通信を充電器10のインバンド通信回路115に対して行うことにより、インバンド通信のリンクを確立させる。
一方、CPU200は、トランジスタTr208のゲート電極に接続されるポートcを有している。CPU200は、ポートbに入力されるCPLT信号の発振の有無に基づいて、「充電器側コネクタ133及び車両側コネクタ25が電気的に接続された接続状態である」ことを充電器10が確認したと判断することができていない状況では、ポートcの電圧レベルを論理L(ロー)レベルに設定している。この場合、トランジスタTr208はオフ状態になっているため、抵抗器R207が接地電位に電気的に接続されていない。
CPU200は、インバンド通信のリンクが確立すると、ポートcの電圧レベルを論理H(ハイ)レベルに設定する。これにより、トランジスタTr208がオン状態になると、抵抗器R207が接地電位に電気的に接続される。このとき、「発振器110→抵抗器R111→充電ケーブル13(CPLT線130)→充電器側コネクタ133→車両側コネクタ25→信号線22→端子201a→ダイオードD202→{(抵抗器R205→接地電位)と、(抵抗器R207→トランジスタTr208→接地電位)との並列回路」という第2経路が構成される。抵抗器R207の電気抵抗は、「1.3[kΩ]」である。すなわち、抵抗器R205及び抵抗器R207の合成抵抗は、「1.134[kΩ]」となる。よって、充電制御装置20の端子201aにおける電圧レベルVcpltは、以下の式f2から「6.46[V]」となる。
cplt=1.134 [kΩ]/(1[kΩ]+1.134[kΩ])
×(12[V]−0.6[V])+0.6[V]
=6.46[V] (f2)
本実施形態では、この抵抗器R205,R207により生成される分圧レベルが第2分圧レベルに相当する。また、抵抗器R207が、第2分圧抵抗器に相当する。
この場合、充電器10の電圧検出回路112により検出されるCPLT信号の分圧レベルが、「5[V]〜7[V]」に設定された第3電圧レベル帯に収まる。そのため、判断制御回路116は、インバンド通信のリンクが確立したと判断する。また、充電制御装置20のCPU200でも、電圧検出回路203により検出されるCPLT信号の分圧レベルが第3電圧レベル帯に収まることから、インバンド通信のリンクの確立を充電器10の判断制御回路116に通知できたと判断する。
判断制御回路116は、インバンド通信のリンクが確立されたと判断すると、充電制御装置20とインバンド通信を行いつつ、充電電力を供給するための準備を行う。具体的には、判断制御回路116は、リレー113のオンや、電源装置114の制御を行うことにより、充電器10から車両2に充電電力を供給するための準備を行う。充電電力を供給するための準備とは、例えば充電器10から車両2に直流電力を供給する場合であれば、判断制御回路116は、インバンド通信により充電制御装置20からバッテリ27の電圧値の情報を取得し、取得した電圧値と同等の電圧値となるように、車両2に供給される直流電力を昇圧させる昇圧制御等である。また、車両2では、充電制御装置20によりバッテリ27の充電を行うための準備が行われる。
充電器10の判断制御回路116及び車両2の充電制御装置20は、自身の充電準備が完了し、且つインバンド通信により相手側の充電準備が完了したことを認識すると、充電を開始する。すなわち、充電器10及び車両2の双方の準備が完了すると、充電器10から車両2への電力の供給が開始される。この場合、充電制御装置20は、基本的には、バッテリ27が満充電状態となるまで、すなわちバッテリ27の充電率を示すSOC(State of Charge:充電率)が「100[%]」となるまでバッテリ27への充電を行う。なお、SOCは、バッテリ27の充電率を「0[%]」から「100[%]」の範囲で数値化したものである。以下、バッテリ27が満充電状態となるまで行われる充電制御を「通常充電制御」とも称する。
充電制御装置20のCPU200は、充電中、CPLT信号の分圧レベルを常時監視している。CPU200は、CPLT信号の分圧レベルが第3電圧レベル帯から外れた場合には異常を検知して、充電を中止する。
ところで、充電器10の発振器110の出力が何らかの理由により低下すると、CPLT信号の分圧レベルが変動し、第1〜第3電圧レベル帯のいずれにも収まらなくなる可能性がある。この場合、充電制御装置20は、異常を検知して充電制御を中止してしまう可能性がある。以下、その具体例について説明する。
例えば、発振器110の出力が「11[V]」に低下した場合、充電制御装置20の端子201aにおける電圧レベルVcpltは、以下の式f3から「8.22[V]」となる。
cplt=2.74[kΩ]/(1[kΩ]+2.74[kΩ])
×(11[V]−0.6[V])+0.6[V]
=8.22[V] (f3)
この場合、充電制御装置20の電圧検出回路203により検出されるCPLT信号の分圧レベルが第2電圧レベル帯に収まるため、CPU200は、「充電器側コネクタ133及び車両側コネクタ25が電気的に接続された接続状態である」ことを正常に認識する。
一方、充電器10の電圧検出回路112により検出されるCPLT信号の分圧レベルも同様に第2電圧レベル帯に収まるため、判断制御回路116も、「充電器側コネクタ133及び車両側コネクタ25が電気的に接続された接続状態である」ことを正常に認識する。そのため、判断制御回路116は、発振器110を作動させることで、CPLT信号を発振させる。
充電制御装置20のCPU200は、ポートbを介してCPLT信号の発振を検出すると、インバンド通信回路206を制御することにより、充電器10と充電制御装置20との間で通信が確立されていることを双方が認識するための通信を充電器10のインバンド通信回路115と開始し、インバンド通信のリンクを確立させる。
その後、CPU200は、インバンド通信のリンクの確立を確認すると、ポートcにおける電圧レベルを論理ハイレベルに設定することにより、トランジスタTr208をオンさせ、抵抗器R207を接地電位に電気的に接続する。
このとき、発振器110の出力が更に低下し、出力されるCPLT信号のPWM信号の振幅が「−8.5[V]〜8.5[V]」の電圧範囲まで低下すると、充電制御装置20の端子201aにおける電圧レベルVcpltは、以下の式f4から「4.79[V]」となる。
cplt=1.134[kΩ])/(1[kΩ]+1.134[kΩ])
×(8.5[V]−0.6[V])+0.6[V]
=4.79[V] (f4)
このように、CPLT信号の分圧レベルが低下して第3電圧レベル帯から外れると、充電制御装置20のCPU200は、異常を検知して、充電制御を中止してしまう。なお、第1〜第3電圧レベル帯は、国際基準により定められている。したがって、CPLT信号が第1〜第3電圧レベル帯から外れた場合に異常を検知するという構成は、通常用いられている構成である。
上記の式f4は、発振器110の出力が大幅に低下する極端な例であるが、この出力低下に加え、充電器側コネクタ133、若しくは車両側コネクタ25の摩耗により、それらの接触部分での接触抵抗が大きくなると、発振器110の出力がそれほど低下していない場合でも、CPLT信号の分圧レベルが第3電圧レベル帯から外れるおそれがある。例えば、充電器側コネクタ133と車両側コネクタ25との接触部分に「0.5[kΩ]」という極めて大きい抵抗が発生し、且つ発振器110から出力されるPWM信号の振幅が「−10.8[V]〜10.8[V]」まで低下したような状況を考える。このような状況では、充電制御装置20の端子201aにおける電圧レベルVcpltは、以下の式f5から「4.99[V]」となる。
cplt=(1.134[kΩ])/(1[kΩ]+0.5[kΩ]
+1.134[kΩ])×(10.8[V]−0.6[V])
+0.6[V]
=4.99[V] (f5)
このような状況で充電制御装置20が充電制御を停止した場合、仮に充電器10が公共の充電スタンドであれば、別の充電スタンドが現在の充電スタンドから離れた場所にしか存在しないと、別の充電スタンドまで車両2を走行せざるを得なくなる。しかしながら、バッテリ27の電池容量が極めて少ない場合、走行中にバッテリ27の充電電力が枯渇し、車両2が道路の真ん中で立ち往生してしまう等の不都合が生じる可能性がある。このことから、極力充電できることが望ましく、式f5のようにほんの僅かに規格範囲を外れただけで充電できなくなることは、利便性を大きく悪化させる要因となる。但し、安全性の観点からすると、異常を検知した場合には充電を制限することが必要である。
そこで、本実施形態の充電システム1では、国際標準規格で定められているCPLT信号の分圧レベルの範囲、すなわち第1〜第3電圧レベル帯に対して所定のマージンを持たせた注意範囲が設定されている。
本実施形態では、第1電圧レベル帯の正常範囲が「11[V]以上であり、13[V]以下の範囲」に設定されているのに対して、第1電圧レベル帯の注意範囲は、「13[V]を超えており、13.25[V]以下の範囲」と、「10.75[V]以上であり、11[V]未満の範囲」とに設定されている。また、第2電圧レベル帯の正常範囲が「8[V]以上であり、10[V]以下の範囲」に設定されているのに対して、第2電圧レベル帯の注意範囲は、「10[V]を超えており、10.25[V]以下の範囲」と、「7.75[V]以上であり、8[V]未満の範囲」とに設定されている。さらに、第3電圧レベル帯の正常範囲が「5[V]以上であり、7[V]以下の範囲」に設定されているのに対して、第3レベル帯の注意範囲は、「7[V]を超えており、7.25[V]以下の範囲」と、「4.75[V]以上であり、5[V]未満の範囲」とに設定されている。
CPLT信号の分圧レベルが第1〜第3電圧レベル帯の注意範囲となった場合には、CPU200は制限充電制御を実行する。制限充電制御は、バッテリ27の充電を満充電まで行う通常充電制御に対して、通常充電制御よりも充電量が制限された状態でバッテリ27への充電を行う制御である。具体的には、CPU200は、公共の充電スタンド位置情報を有するナビゲーションシステムにより現在地から最も近い充電スタンド(充電器)までの距離を演算するとともに、演算された距離を走行可能な電池への充電率を示す目標SOCを演算する。CPU200は、充電器10から車両2へのバッテリ27への充電が開始された後、バッテリ27の実際のSOCが目標SOCに達した際に、充電器10から車両2への充電を完了する。すなわち、CPLT信号の分圧レベルが第1〜第3電圧レベル帯の注意範囲となった場合には、現在の充電器10に何らかの異常が生じていると判断して、別の充電器まで走行可能な電力量まで充電することを意味する。
CPU200は、目標SOCを、例えば以下の式f6により演算する。
目標SOC[%]=(充電器までの距離[km]/見込み走行速度[km/h])
×見込み走行速度での走行時の消費電力[kW]
/電池容量[kWh]×100 (f6)
例えば、別スタンドまでの距離を「10[km]」、見込み走行速度を「50[km/h]」、見込み走行速度での走行時の消費電力を「30[kW]」、電池容量を「12[kWh]」とすると、目標SOCは「50[%]」になる。
目標SOCまで充電が行われ、且つ充電が終了すると、車両2の充電制御装置20は、トランジスタTr208をオフすることにより、CPLT信号の分圧レベルを第3電圧レベル帯から第2電圧レベル帯へと変化させる。これにより、充電器10の判断制御回路116が、電圧検出回路112により、CPLT信号の分圧レベルが第2電圧レベル帯に変化したことを検知すると、電源装置114を制御して車両2への電力供給を中止する。この際、車両2のCPU200は、運転者が車両2を走行させようとして車両2を軌道させた際に、ナビゲーションシステム等の画面に、電池容量が一杯になるまで充電したのではないため、別の充電器での充電を促すような注意事項を表示する。
以上のように、CPLT信号の分圧レベルが第1〜第3電圧レベル帯の正常範囲を外れた場合でも、別の充電器まで走行可能な充電がバッテリ27に対して行われるため、CPLT信号の分圧レベルが第1〜第3電圧レベル帯の正常範囲を僅かに外れただけで車両2が走行できなくなるような事態を回避することができる。また、充電が最小限に留められるため、安全性を担保することもできる。すなわち、利便性と安全性とが両立された充電システム1を実現することができる。
以上のように構成された充電制御装置20の動作について、図2及び図3を参照して説明する。図2は、充電制御装置20のCPU200により実行される処理の手順を示すフローチャートである。図3は、CPLT信号の分圧レベルの推移例を示すタイミングチャートである。
図3に示されるように、時刻t11で充電器10にプラグ12を介して電力が供給されると、発振器110が「12[V]」の固定幅の直流信号をCPLT信号として生成して出力する。その後、時刻t12で充電器側コネクタ133が車両側コネクタ25に接続されると、上述した第1経路が構成される結果、充電制御装置20の端子201aの電圧レベルが「0[V]」から「9[V]」に変化する。充電制御装置20の端子201aの電圧レベルが「0[V]」から「9[V]」に変化することで、CPU200が起動し、図2に示される処理がCPU200により実行される。
一方、充電器10の判断制御回路116は、CPLT信号の分圧レベルが第2電圧レベル帯に収まることから、「充電器側コネクタ133及び車両側コネクタ25が電気的に接続された接続状態である」と判断する。そのため、判断制御回路116は、CPLT信号の電圧レベルを発振される指令を発振器110に出力する。これにより、CPLT信号は、図3に示されるように、時刻t13において発振を開始する。
CPU200は、図2に示される処理を開始すると、まず、ステップS10の処理として、CPLT信号の発振を検出したか否かを判断する。具体的には、CPU200は、ポートbに入力される信号の発振の有無を繰り返し判断し、発振があると判断するまで待機する。
CPU200は、CPLT信号の発振を検出した場合には、ステップS10の処理で肯定判断し、続くステップS11の処理として、CPLT信号の分圧レベルが第2電圧レベル帯の正常範囲である「11[V]以上であり、13[V]以下の範囲」に収まっているか否かを判断する。CPU200は、CPLT信号の分圧レベルが第2電圧レベル帯の正常範囲に収まっている場合には、ステップS13の処理を行う。すなわち、CPU200は、CPLT信号の発振の検出に基づいてインバンド通信が実行された場合、充電器10とのインバンド通信のリンクが確立したと判断するまで待機する。CPU200は、インバンド通信のリンクが確立した場合には、ステップS13の処理で肯定判断し、ステップS14の処理を実行する。
CPU200は、ステップS14の処理として、ポートcにおける電圧レベルを論理ハイレベルに設定することにより、トランジスタTr208をオンさせる。これにより、上述の第2経路が構成される結果、図3に示されるように、時刻t14でトランジスタTr208がオンされたとすると、CPLT信号の分圧レベル、すなわち充電制御装置20の端子201aの電圧レベルが、およそ「6[V]」に変化する。これにより、その後の時刻t15において、充電器10からバッテリ27への充電が開始される。
図2に示されるように、CPU200は、ステップS14に続くステップS15の処理として、CPLT信号の分圧レベルが第3電圧レベル帯の正常範囲である「8[V]以上であり、10[V]以下の範囲」に収まっているか否かを判断する。CPU200は、CPLT信号の分圧レベルが第3電圧レベル帯の正常範囲に収まっている場合には、ステップS16の処理を実行する。すなわち、CPU200は、バッテリ27への充電が完了したか否かを判断する。バッテリ27への充電が完了したか否かは、バッテリ27の満充電を検出した場合や、充電システム1上に何らかの異常を検出した場合等の条件により、他の処理によって判断される。CPU200は、バッテリ27への充電が完了してないと判断した場合には、ステップS16の処理に戻り、充電が完了したと判断するまでステップS16の処理を繰り返し実行する。CPU200は、バッテリ27への充電が完了したと判断すると、ステップS16の処理で肯定判断し、一連の処理を終了する。
CPU200は、ステップS11の処理において否定判断した場合、すなわちCPLT信号の分圧レベルが第2電圧レベル帯の正常範囲に収まっていない場合には、ステップS17の処理を実行する。すなわち、CPU200は、CPLT信号の分圧レベルが第2電圧レベル帯の注意範囲である「10[V]を超えており、10.25[V]以下の範囲」、あるいは「7.75[V]以上であり、8[V]未満の範囲」に収まっているか否かを判断する。CPU200は、CPLT信号の分圧レベルが第2電圧レベル帯の注意範囲に収まっている場合には、ステップS17の処理で肯定判断し、ステップS18の処理として、制限充電制御を実行する。具体的には、CPU200は、式f6に基づいて目標SOCを演算する。
CPU200は、ステップS18の処理に続いてステップS13〜S14の処理を実行した後、ステップS15の処理として、CPLT信号の分圧レベルが第3電圧レベル帯の正常範囲に収まっているか否かを判断する。ここで、CPU200は、CPLT信号の分圧レベルが第3電圧レベル帯の正常範囲に収まっている場合には、ステップS15の処理で肯定判断し、ステップS16の処理として、バッテリ27の充電が完了したか否かを判断する。この場合、CPU200は、バッテリ27のSOCが、ステップS18で設定された目標SOCに達することをもって、バッテリ27の充電が完了したと判断する。CPU200は、バッテリ27の充電が完了したと判断した場合、すなわちステップS16の処理で肯定判断した場合には、一連の処理を終了する。
CPU200は、ステップS11の処理で肯定判断した後、あるいはステップS18の処理を実行した後、ステップS15の処理で否定判断した場合には、すなわちCPLT信号の分圧レベルが第3電圧レベル帯の正常範囲に収まっていない場合には、ステップS19の処理を実行する。具体的には、CPU200は、CPLT信号の分圧レベルが第3電圧レベル帯の注意範囲である「10[V]を超えており、10.25[V]以下の範囲」、あるいは「7.75[V]以上であり、8[V]未満の範囲」に収まっているか否かを判断する。CPU200は、CPLT信号の分圧レベルが第3電圧レベル帯の注意範囲に収まっている場合には、ステップS20の処理として、制限充電制御を実行する。具体的には、CPU200は、式f6に基づいて目標SOCを演算する。その後、CPU200は、ステップS16の処理として、バッテリ27の充電が完了したか否かを判断する。この場合、CPU200は、バッテリ27のSOCが、ステップS20で設定された目標SOCに達することをもって、バッテリ27の充電が完了したと判断する。CPU200は、バッテリ27の充電が完了したと判断した場合、すなわちステップS16の処理で肯定判断した場合には、一連の処理を終了する。
CPU200は、ステップS17の処理で否定判断した場合、すなわちCPLT信号の分圧レベルが第2電圧レベル帯の正常範囲及び注意範囲のいずれにも収まっていない場合には、ステップS21の処理として、充電中止制御を行う。この場合、CPU200は、CPLT信号の分圧レベルを第2電圧レベル帯から第3電圧レベル帯へ変化させる処理を行わないことにより、充電器10から車両2への充電を開始させない。
CPU200は、ステップS19の処理で否定判断した場合、すなわちCPLT信号の分圧レベルが第3電圧レベル帯の正常範囲及び注意範囲のいずれにも収まっていない場合には、ステップS21の処理として、充電中止制御を行う。この場合、CPU200は、CPLT信号の分圧レベルを第3電圧レベル帯から第2電圧レベル帯へと戻す処理を行うことにより、充電器10から車両2への充電を中止する。
以上説明した本実施形態の車両2の充電システム1によれば、以下の(1)〜(4)に示される作用及び効果を得ることができる。
(1)充電制御装置20は、CPLT信号の分圧レベルが第2電圧レベル帯及び第3電圧レベル帯の正常範囲に収まっている場合には、ステップS16の処理を通常通り行う。すなわち、充電制御装置20は通常充電制御を行う。これに対し、充電制御装置20は、CPLT信号の分圧レベルが第2電圧レベル帯及び第3電圧レベル帯の正常範囲に収まっておらず、且つCPLT信号の分圧レベルが第2電圧レベル帯及び第3電圧レベル帯の注意範囲に収まっている場合には、ステップS18、あるいはステップS20の処理を実行することにより、制限充電制御を行う。さらに、充電制御装置20は、CPLT信号の分圧レベルが第2電圧レベル帯及び第3電圧レベル帯の正常範囲及び注意範囲のいずれにも収まっていない場合には、ステップS21を実行することにより、バッテリ27への充電を中止する充電中止制御を行う。
これにより、CPLT信号の分圧レベルが正常範囲に収まっていない場合でも、CPLT信号の分圧レベルが注意範囲に収まっていれば、バッテリ27への充電が行われる。そのため、CPLT信号の分圧レベルが正常範囲に収まっていない場合に一律にバッテリ27への充電を禁止するシステムと比較すると、利便性を向上させることができる。また、CPLT信号の分圧レベルが正常範囲に収まっておらず、且つ注意範囲に収まっている場合、すなわちCPLT信号の分圧レベルが正常範囲から若干外れているような注意すべき状況である場合には、充電量が制限された状態でバッテリ27への充電が行われる。さらに、CPLT信号の分圧レベルが正常範囲及び注意範囲のいずれにも収まっていない場合、すなわち通知信号の分圧レベルが異常であると考えられる場合には、バッテリ27への充電が中止される。このように、CPLT信号の異常レベルに応じてバッテリ27への充電が段階的に制限されるため、安全性を考慮した充電を行うことが可能となる。
(2)充電制御装置20は、制限充電制御として、現在使用している充電器10とは別の充電器まで走行可能な充電量だけバッテリ27への充電を行う。これにより、最寄りの別の充電器まで車両を走行させて再度バッテリ27の充電を行うことができる。そのため、利便性を向上させることができる。
(3)充電制御装置20は、車両側コネクタ25に充電ケーブル13が接続されることに基づいて、抵抗器R205によりCPLT信号の電圧レベルを第1分圧レベルに低下させる。そして、充電制御装置20は、第2電圧レベル帯の正常範囲及び注意範囲の比較に用いられるCPLT信号の電圧レベルとして、この第1分圧レベルを用いる。これにより、CPLT信号の第1分圧レベルに基づいてCPLT信号の異常レベルを容易に判定することができる。
(4)充電制御装置20は、バッテリ27へ充電する準備が完了した際に、抵抗器R207によりCPLT信号の電圧レベルを、第1分圧レベルよりも低い第2分圧レベルに低下させる。そして、充電制御装置20は、第3電圧レベル帯の正常範囲及び注意範囲の比較に用いられるCPLT信号の電圧レベルとして、この第2分圧レベルを用いる。これにより、CPLT信号の第2分圧レベルに基づいてCPLT信号の異常レベルを容易に判定することができる。
なお、上記実施形態は、以下の形態にて実施することもできる。
・充電制御装置20は、制限充電制御の処理内容を適宜変更してもよい。例えば、充電制御装置20は、制限充電制御として、予め定められた目標SOCまでバッテリ27を充電する制御を行ってもよい。また、充電制御装置20は、制限充電制御として、予め定められた時間だけバッテリ27への充電を行ってもよい。
・充電制御装置20が提供する手段及び/又は機能は、実体的な記憶装置に記憶されたソフトウェア及びそれを実行するコンピュータ、ソフトウェアのみ、ハードウェアのみ、あるいはそれらの組み合わせにより提供することができる。例えば充電制御装置20がハードウェアである電子回路により提供される場合、それは多数の論理回路を含むデジタル回路、またはアナログ回路により提供することができる。
・本発明は上記の具体例に限定されるものではない。すなわち、上記の具体例に、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、前述した各具体例が備える各要素及びその配置や条件等は、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。また、前述した実施形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
R205:第1分圧抵抗器
R207:第2分圧抵抗器
1:充電システム
2:車両
10:充電器
13:充電ケーブル
20:充電制御装置
27:バッテリ
200:CPU(制御部)
203:電圧検出回路(電圧検出部)

Claims (5)

  1. 充電ケーブル(13)を介して電力を供給する充電器(10)と、
    前記充電ケーブルを介して供給される電力に基づいてバッテリ(27)への充電が可能な車両(2)に設けられ、前記充電器から送信される通知信号に基づいて前記バッテリへの充電を制御する充電制御装置(20)と、を備え、
    前記充電制御装置は、
    前記通知信号の電圧レベルを所定の分圧レベルに分圧する分圧抵抗器(R205,R207)を備え、
    前記通知信号の前記分圧レベルが正常範囲に収まっている場合には、前記バッテリへの充電を通常通りに行う通常充電制御を実行し、
    前記通知信号の前記分圧レベルが前記正常範囲に収まっておらず、且つ前記正常範囲からずれた注意範囲に収まっている場合には、前記通常充電制御よりも充電量が制限された状態で前記バッテリへの充電を行う制限充電制御を実行し、
    前記通知信号の前記分圧レベルが前記正常範囲及び前記注意範囲のいずれにも収まっていない場合には、前記バッテリへの充電を中止する充電中止制御を実行する
    車両の充電システム。
  2. 前記充電制御装置は、
    前記制限充電制御として、現在使用している充電器とは別の充電器まで走行可能な充電量だけ前記バッテリへの充電を行う
    請求項1に記載の車両の充電システム。
  3. 前記分圧抵抗器(R205)は、
    前記車両側のコネクタに前記充電ケーブルが接続された際に、前記通知信号を分圧することにより前記通知信号の電圧レベルを基準電圧レベルよりも小さい分圧レベルに低下させるものであり、
    前記充電制御装置は、
    前記コネクタに前記充電ケーブルが接続されることに基づいて、前記分圧抵抗器により前記通知信号の電圧レベルを前記分圧レベルに低下させ、
    前記正常範囲及び前記注意範囲の比較に用いられる前記通知信号の電圧レベルとして、前記分圧レベルを用いる
    請求項1又は2に記載の車両の充電システム。
  4. 前記分圧抵抗器を第1分圧抵抗器とし、前記第1分圧抵抗器による前記通知信号の分圧レベルを第1分圧レベルとするとき、
    前記分圧抵抗器には、
    前記コネクタに前記充電ケーブルが接続された際に、前記通知信号を分圧することにより前記通知信号の電圧レベルを前記第1分圧レベルよりも低い第2分圧レベルに低下させる第2分圧抵抗器(207)が更に含まれ、
    前記充電制御装置は、
    前記バッテリへ充電する準備が完了した際に、前記第2分圧抵抗器により前記通知信号の電圧レベルを前記第2分圧レベルに低下させ、
    前記正常範囲及び前記注意範囲の比較に用いられる前記通知信号の電圧レベルとして、前記第2分圧レベルを用いる
    請求項3に記載の車両の充電システム。
  5. 充電器(10)の充電ケーブル(13)を介して供給される電力に基づいてバッテリ(27)への充電が可能な車両(2)に設けられ、前記充電器から送信される通知信号に基づいて前記バッテリへの充電を制御する充電制御装置(20)であって、
    前記バッテリの充電を制御する制御部(200)と、
    前記通知信号の電圧レベルを検出する電圧検出部(203)と、を備え、
    前記制御部は、
    前記通知信号の電圧レベルが正常範囲に収まっている場合には、前記バッテリへの充電を通常通り行う通常充電制御を実行し、
    前記通知信号の電圧レベルが前記正常範囲に収まっておらず、且つ注意範囲に収まっている場合には、前記通常充電制御よりも前記バッテリへの充電量が制限されるように前記バッテリへの充電を行う制限充電制御を実行し、
    前記通知信号の電圧レベルが前記正常範囲及び前記注意範囲のいずれにも収まっていない場合には、前記バッテリへの充電を中止する充電中止制御を実行する
    充電制御装置。
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